JPH11337469A - 画像解析による花粉計数方法および花粉計数装置 - Google Patents

画像解析による花粉計数方法および花粉計数装置

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JPH11337469A
JPH11337469A JP14353398A JP14353398A JPH11337469A JP H11337469 A JPH11337469 A JP H11337469A JP 14353398 A JP14353398 A JP 14353398A JP 14353398 A JP14353398 A JP 14353398A JP H11337469 A JPH11337469 A JP H11337469A
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particles
pollen
image
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autofluorescence
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JP14353398A
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Katsumi Yabusaki
克己 薮崎
Takao Nagoya
隆生 名古屋
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Kowa Co Ltd
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  • Investigating, Analyzing Materials By Fluorescence Or Luminescence (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一定量の大気中に存在する花粉のみを自動的
に定量できる方法および装置を提供する。 【解決手段】 一定量の大気中の、花粉よりも実質的に
小さい粒子を除いた粒子を観察面に固定し、観察面の蛍
光画像解析により自家蛍光を発する粒子を計数すること
を特徴とする花粉の計数方法、および、一定量の大気中
の、花粉よりも実質的に小さい粒子を除いた粒子を観察
面に固定する集塵手段と、観察面に固定された粒子の自
家蛍光画像を取得する画像取得手段と、取得された自家
蛍光画像の解析により粒子の計数を行う画像解析手段
と、解析により得られた結果を出力する出力手段とを有
する、花粉の計数装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大気中を浮遊する
花粉の計数方法および計数装置に関する。
【0002】
【従来の技術】花粉計数法は、基本的に、花粉を観察面
(あるいは測定対象物)上に固定する段階と、固定した
花粉の量を分析する段階とに分けられる。
【0003】観察面に固定する方法としては、(1)自然
落下した花粉を捕集する方法によるもの、および、(2)
インパクターにより一定量の大気を吸引し、その中の花
粉を強制的に捕集する方法によるものがある。
【0004】固定された花粉の量を分析する方法として
は、(1)顕微鏡により肉眼による識別を行う方法による
もの、(2)水晶振動子の振動の程度の変化による物質集
積を定量する方法によるもの、および、(3)赤外線また
はX線分析などにより集積した物質を定量する方法によ
るものなどがある。さらに、最近、上記の方法を用いず
に、光散乱を利用した粒径測定によるリアルタイム測定
法が開発され、これに基づく測定装置が注目されてい
る。
【0005】しかしながら、従来の方法には以下のよう
な問題点がある。すなわち、自然落下により捕集する方
法では、気象条件(特に風)により大きく結果が左右さ
れてしまうこと、大気の単位体積当たりの花粉量を求め
られないので定量にはならないことが挙げられる。肉眼
による観察では、人的労力が大きいことが挙げられる。
また、水晶振動子やX線分析を用いた方法では、集積物
を定量するので、必ずしも花粉を定量したことにならな
いことが挙げられる。さらに、光散乱を利用した方法で
も、花粉の特定を粒子の大きさのみで行っているので、
信頼性に問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、一定
量の大気中に存在する花粉のみを自動的に定量できる方
法および装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、花粉の特
性に着目し、大きさによる選別と自家蛍光の検出とを組
み合わせることにより、上記課題を解決できることを見
い出し、本発明を完成した。
【0008】すなわち、本発明の第1の要旨は、一定量
の大気中の、花粉よりも実質的に小さい粒子を除いた粒
子を観察面に固定し、観察面の蛍光画像解析により自家
蛍光を発する粒子を計数することを特徴とする花粉の計
数方法(以下、本発明方法ともいう)に存する。
【0009】本発明方法において、固定はインパクター
により行うことが好ましい。インパクターとしては、粒
径が6μm以上の粒子を分取するものが挙げられる。ま
た、計数は、自家蛍光を発する粒子の大きさ、形状、蛍
光特性およびこれらの組合せの別に行うことが好まし
い。
【0010】本発明の第2の要旨は、一定量の大気中
の、花粉よりも実質的に小さい粒子を除いた粒子を観察
面に固定する集塵手段と、観察面に固定された粒子の自
家蛍光画像を取得する画像取得手段と、取得された自家
蛍光画像の解析により粒子の計数を行う画像解析手段
と、解析により得られた結果を出力する出力手段とを有
する、花粉の計数装置(以下、本発明装置ともいう)に
存する。
【0011】本発明装置において、集塵手段はインパク
ターであることが好ましい。インパクターとしては、粒
径が6μm以上の粒子を分取するものが挙げられる。ま
た、画像解析手段は、自家蛍光を有する粒子の大きさ、
形状、蛍光特性およびこれらの組合せの別に粒子の計数
を行うことが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明方法、本発明装置の
順に説明する。 <1>本発明方法 本発明方法は、一定量の大気中の、花粉よりも実質的に
小さい粒子を除いた粒子を観察面に固定し、観察面の蛍
光画像解析により自家蛍光を発する粒子を計数すること
を特徴とする。
【0013】大気中すなわち空気中を浮遊する微粒子に
は、ディーゼル粒子、燃焼灰、土壌粒子、海塩粒子、バ
クテリア、花粉などがある。それぞれの粒子の大きさに
は広がりがあるが、花粉はこれらの粒子の中で最も大き
な部類に属する(図1)。従って、本発明方法において
は、花粉よりも実質的に小さい粒子を除いた粒子を観察
面に固定する。花粉よりも実質的に小さい粒子とは、こ
れを除くことによって、観察面に固定される粒子中の花
粉以外の粒子の割合が低下し、観察面の蛍光画像解析が
容易になるものを意味し、例えば、粒径が6μm未満の
粒子である。
【0014】一定量の大気中の、花粉よりも実質的に小
さい粒子を除いた粒子を観察面に固定する方法として
は、特に限定はないが、好ましくはインパクターを用い
る方法が挙げられる。インパクターは、図2に示すよう
に、一定量の微粒子を含んだエアロゾルを狭いノズル
(ジェットノズル)1を通して吸引し、ノズル直後のス
テージ2上に大きい粒子のみを集積させるものであり、
公知のものが使用できる。本発明方法においては、花粉
よりも実質的に小さい粒子を除くことができるように、
粒径が一定値(例えば6μm)以上の大きさの粒子のみ
を分取できるようにインパクターを設計する。このよう
なインパクターの設計は当業者に公知である。インパク
ターにより分取される粒子の大きさは、ノズル径、吸引
流速等によって決まることが知られており、例えば、下
記式により算出できる。
【0015】
【数1】 このように設計されたインパクターに一定量の大気を通
過させることにより、一定量の大気中の、花粉よりも実
質的に小さい粒子を除いた粒子が観察面に固定される。
【0016】観察面は、花粉が付着できる材料により構
成し、ステージ上に粒子を集積させる場合にはステージ
上に配置すればよい。
【0017】一定量の大気中の、花粉よりも実質的に小
さい粒子を除いた粒子を観察面に固定した後、観察面の
蛍光画像解析により自家蛍光を発する粒子を計数する。
例えば粒径が6μm以上の粒子を分取することによっ
て、ディーゼル粒子、燃焼灰、バクテリアなどのかなり
の部分は除去できる。しかし、巻き上げられた砂塵など
で、花粉程度の大きさのものは粒径を比較しただけでは
花粉と区別できないため、粒子の自家蛍光に基づき花粉
の識別を行う。すなわち、花粉やバクテリアなどの有機
物質は自家蛍光を発するが、砂塵などの無機物質は蛍光
を発しないことが報告されており、分取された粒子に励
起光(波長は、通常には、300〜500nm)を照射
し、自家蛍光(通常には、440〜650nmの波長の
範囲)を観察すれば、花粉などの有機物質の粒子と砂塵
などの無機物質の粒子との識別が可能である。そして、
自家蛍光を発する粒子の計数は、蛍光画像解析によれば
自動的に行うことが可能である。
【0018】蛍光画像解析による粒子の計数は、観察面
に固定された粒子の自家蛍光像を撮像し、得られた像を
解析することにより行うことができる。自家蛍光像の撮
像および得られた像の解析のそれぞれは公知の方法によ
って行うことできる。
【0019】また、花粉の性質は、自家蛍光を発する点
で共通するが、大きさ、形状、蛍光特性などにおいては
多様である。例えば、花粉の大きさは種によってかなり
異なる。形状は、ほとんどのものが球状をしているが、
中には、マツ花粉のような特徴的なものもある(図3
A)。日本での花粉症の主な原因となるスギ花粉は球状
で、突起(パピラ)が一つ存在する(図3B)。スギ花
粉に時期的に遅れて飛散するヒノキ花粉は、大きさがや
や小さくパピラが不明瞭であることが多いが、スギ花粉
とほぼ同じ形状である(図3C)。植物体由来の自家蛍
光はフラビンやリボフラビンなどによるものと考えられ
ている。花粉もこのような物質を含んでおり、植物の種
類によってこれらの物質の種類や含量比に違いがあれ
ば、自家蛍光の特徴が異なる。種々の花粉の自家蛍光を
観察すると、例えば、スギ花粉はかなり青みがかった緑
色であり、ヒノキ花粉は赤みがかった黄色であり、特
に、青色画像(通常には、波長440〜500nm)と
赤色画像(通常には、波長570〜650nm)とに種
差が大きく現れる。そのため、青色画像と赤色画像とか
ら得られる演算画像は蛍光特性の差を強調して表現する
のに好ましい。図4に演算画像の例を示す。この演算画
像(Ratio画像)は、各画素について青色画像(波長4
50nmに相当)を赤色画像(波長600nmに相当)
で除算し、係数(48.0)を掛けて算出した。Ratio画像は
種により強度がかなり異なる。このように花粉は、大き
さ、形状および蛍光特性が種によって異なるので、これ
らの指標およびそれらの組み合わせの別に蛍光画像解析
による粒子の計数を行うことで、花粉の種類と数を算出
することができる。すなわち、取得された花粉の自家蛍
光画像について画像解析を行って、花粉当たりの画素数
(大きさ)、花粉像の扁平率、自家蛍光特性(演算画像
における強度)などの指標を算出し、これらに基づいて
識別および計数を行う。識別に用いる指標は、測定対象
の花粉の性質に基づいて適宜選択することができる。例
えば、飛散時期が重複しているスギ花粉、ヒノキ花粉お
よびカバノキ花粉を例にとると、以下に説明するよう
に、これら三種の花粉からのヒノキ花粉の識別には自家
蛍光の特徴差を、スギ花粉とカバノキ花粉との識別には
大きさを指標とできる。
【0020】スギ花粉、ヒノキ花粉およびカバノキ花粉
について、大きさ、扁平率および自家蛍光特性を調べた
結果を図5および6に示す。図5Aは、画像における花
粉当たりの面積(画素数)である。図5Bは、花粉像の
扁平率であり、扁平率は、花粉の長径」と短径の比であ
る。図6は、自家蛍光特性を示す演算画像であり、この
演算画像(Ratio画像)は、各画素について青色画像
(波長450nmに相当)を赤色画像(波長600nm
に相当)で除算し、係数(96)を掛けて算出したものであ
る。図5Cは、得られた演算画像から得られた花粉の画
像強度を示すグラフである。この結果から、これら3種
の花粉からヒノキ花粉を識別するには、自家蛍光の特徴
差を利用するとよく、スギ花粉とカバノキ花粉とを識別
するには大きさ(面積)を利用するとよいことが分か
る。
【0021】また、スギ花粉とヒノキ花粉を1:1に混
合したものの画像解析の結果を図7に示す。抽出画像
は、係数(96)をかけた演算画像の画素強度(0〜25
5)にシキイ値90を設定し、それ以上をスギ花粉、そ
れ未満をヒノキ花粉として抽出後、二値化画像としたも
のである。明確にスギ花粉とヒノキ花粉が識別されてい
ることが分かる。
【0022】さらに多種の花粉が混在した場合でも、そ
れぞれの花粉についてこれらの指標を測定し、相違を適
切に示す指標を適宜選択し組み合わせることでそれぞれ
の花粉を識別できる。
【0023】<2>本発明装置 本発明装置は、一定量の大気中の、花粉よりも実質的に
小さい粒子を除いた粒子を観察面に固定する集塵手段
と、観察面に固定された粒子の自家蛍光画像を取得する
画像取得手段と、取得された自家蛍光画像の解析により
粒子の計数を行う画像解析手段と、解析により得られた
結果を出力する出力手段とを有する。
【0024】集塵手段は、一定量の大気中の、花粉より
も実質的に小さい粒子を除いた粒子を観察面に固定でき
る限り特に限定はなく、例えば、粒径が6μm以上の粒
子を分取するように設計されたインパクターと、真空ポ
ンプなどの吸引手段とから構成することができる。
【0025】画像取得手段は、観察面の花粉の自家蛍光
像を取得できる限り特に限定はなく、例えば、励起光を
観察面に照射する光源と、蛍光像を取得するカメラとか
ら構成することができる。
【0026】画像解析手段は、画像取得手段により取得
された画像を解析できる限り特に限定はなく、例えば、
パソコンなどの電子計算機にインストールされた画像処
理ソフトウェアにより構成することができる。
【0027】出力手段としては、ディスプレイ、プリン
ター等が挙げられる。
【0028】以下、本発明装置の構成の一例を示す図8
を参照して説明する。
【0029】集塵手段は、インパクター4(ノズルは図
示省略)とインパクター4に接続した真空ポンプ5とか
ら構成する。インパクター4のステージ6上に観察面7
を設ける。また、インパクター4への空気取り入れ口8
には、大きなゴミの侵入を防ぐため、ゴミ除去メッシュ
9を設ける。ステージ6は移動可能とし、画像取得手段
による撮像を容易にする。
【0030】画像取得手段は、照明光源10、CCDカ
メラ11および光学系12から構成する。照明光源10
は、花粉の自家蛍光の励起光を観察面7に照射できるよ
うに設ける。観察面7の自家蛍光像を取得するCCDカ
メラ11は、エリアセンサーでもよいし、ラインセンサ
ーでもよい。ラインセンサーは、多数のCCD素子が1
列につながったもので、2,000画素または4,00
0画素のものなどがあり、廉価で高解像度の画像を取得
できる。すなわち、エリアセンサーとは異なり、1列し
か受光素子がないが、照明装置10およびCCDカメラ
11と観察面7との間に配置された光学系12あるいは
観察面7をステッピングモーターなどで移動することに
より、画像を取得できる。光学系には光の波長を選択す
る手段(フィルター、分光器等)を設け、励起光の波長
および撮像する蛍光の波長を制限または調整してもよ
い。
【0031】画像解析手段は、画像取り込みボードなど
の信号取得手段を備え、画像解析ソフトウェアがインス
トールされたパソコン13から構成する。画像解析ソフ
トウェアは、画像取得手段により取得された画像を解析
し、粒子の大きさ、形状、自家蛍光の特徴などを計算
し、その粒子が花粉であるかどうか、および、花粉であ
る場合、その種類は何かなどを解析するものである。
【0032】出力手段は、ディスプレイ14から構成さ
れる。
【0033】次に、この装置の動作について説明する。
真空ポンプ5を、一定量の大気がインパクター4を通過
するように作動させる。観察面7はインパクター4から
移動し、花粉の自家蛍光の励起光が照射される。CCD
カメラ11により得られた画像はNTSC等の信号に変
換して、画像解析手段に出力される。画像取得手段から
出力された画像信号を信号取得手段により画像解析装置
が受信する。取得される画像は、波長別に取得された複
数のものでもよい。受信された画像は、画像解析ソフト
ウェアにより解析され、粒子の大きさ、形状、自家蛍光
の特徴などが計算され、その粒子が花粉であるかどう
か、および、花粉である場合、その種類は何かなどが解
析される。画像解析手段で得られた結果がディスプレイ
14に表示される。
【0034】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、粒子の大きさに基づく分取と自家蛍光に基づく識別
とを組み合わせることによって、一定量の大気中に存在
する花粉のみを自動的に定量できる。また、自家蛍光を
有する粒子の大きさ、形状、蛍光特性およびこれらの組
合せ別に粒子の計数を行うことにより、花粉の種類と数
の測定ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 大気中の微粒子とその大きさを示す図であ
る。
【図2】 インパクターの仕組みを示す模式図である。
【図3】 マツ、スギおよびヒノキの花粉の形態を示す
写真である。
【図4】 種々の花粉の自家蛍光の演算画像である。
【図5】 スギ、ヒノキおよびカバノキの花粉の性質を
示す。
【図6】 スギ、ヒノキおよびカバノキの自家蛍光特性
を示す演算画像である。
【図7】 スギとヒノキの混合花粉の自家蛍光による識
別結果を示す。
【図8】 本発明装置の構成の一例を示す模式図であ
る。
【符号の説明】
1 ノズル 2 ステージ 4 インパクター 5 真空ポンプ 6 ステージ 7 観察面 8 空気取り入れ口 9 ゴミ除去メッシュ 10 照明光源 11 CCDカメラ 12 光学系 13 パソコン 14 ディスプレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G06M 11/00 G06M 11/00 D A

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定量の大気中の、花粉よりも実質的に
    小さい粒子を除いた粒子を観察面に固定し、観察面の蛍
    光画像解析により自家蛍光を発する粒子を計数すること
    を特徴とする花粉の計数方法。
  2. 【請求項2】 固定をインパクターにより行うことを特
    徴とする請求項1に記載の計数方法。
  3. 【請求項3】 インパクターが、粒径が6μm以上の粒
    子を分取するものであることを特徴とする請求項2に記
    載の計数方法。
  4. 【請求項4】 計数を、自家蛍光を発する粒子の大き
    さ、形状、蛍光特性およびこれらの組合せの別に行うこ
    とを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の計
    数方法。
  5. 【請求項5】 一定量の大気中の、花粉よりも実質的に
    小さい粒子を除いた粒子を観察面に固定する集塵手段
    と、観察面に固定された粒子の自家蛍光画像を取得する
    画像取得手段と、取得された自家蛍光画像の解析により
    粒子の計数を行う画像解析手段と、解析により得られた
    結果を出力する出力手段とを有する、花粉の計数装置。
  6. 【請求項6】 集塵手段がインパクターであることを特
    徴とする請求項5に記載の計数装置。
  7. 【請求項7】 インパクターが、粒径が6μm以上の粒
    子を分取するものであることを特徴とする請求項6に記
    載の計数装置。
  8. 【請求項8】 画像解析手段が、自家蛍光を有する粒子
    の大きさ、形状、蛍光特性およびこれらの組合せの別に
    粒子の計数を行うことを特徴とする請求項5〜7のいず
    れか1項に記載の計数装置。
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