JPH11337356A - ナビゲーション装置 - Google Patents
ナビゲーション装置Info
- Publication number
- JPH11337356A JPH11337356A JP14350098A JP14350098A JPH11337356A JP H11337356 A JPH11337356 A JP H11337356A JP 14350098 A JP14350098 A JP 14350098A JP 14350098 A JP14350098 A JP 14350098A JP H11337356 A JPH11337356 A JP H11337356A
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- Traffic Control Systems (AREA)
Abstract
地点が必ずしも目的地に近接しているとは限らず、最適
な探索や誘導を行えない一方で、目的地そのものを目標
としてピンポイントの探索や誘導を行う場合には、デー
タ量や処理量が膨大になるという課題があった。 【解決手段】 目的地を含む地図上の特定範囲を示す範
囲データを格納する地名範囲データベース7を備え、住
所検索部9により目的地を含む範囲データを範囲データ
ベースより検索し、経路探索部11及び経路誘導部12
によりその範囲を目標にして経路の探索処理及び誘導処
理を実行する。
Description
及び誘導処理を行うナビゲーション装置に係り、特に目
的地を含む特定の範囲を目標にして経路の探索及び誘導
を行うナビゲーション装置に関するものである。
成を示すブロック図であり、図10において、100は
目的地を入力するキーボードなどの入力装置、101は
地図データベースなど経路の探索に必要な情報を格納す
る記憶装置、102は探索結果を表示するCRTや液晶
パネルなどの表示装置、103はこれらの装置を制御し
て地図探索処理を実行する演算装置である。
0より目的地が入力されると、演算装置103で記憶装
置101に格納されたデータを基に目的地までの経路の
探索が行われる。その際、経路の探索は、データ量など
の関係で、図11に示すように目的地そのものではなく
目的地の住所104で代表される1つの地点105、例
えば区役所や有名な建物などを探索の目標として行われ
る。そして、この探索結果に基づき表示装置102上で
目的地までの誘導処理が実行される。
装置は以上のように構成されているので、目的地の住所
付近で代表される1つの地点が必ずしも目的地に近接し
ているとは限らず、最適な探索や誘導を行えないなどの
課題があった。
イントの探索や誘導を行う場合には、データ量や処理量
が膨大になるという課題があった。
めになされたもので、データ量や処理量を増大させるこ
となく、より的確な探索及び誘導を行うことができるナ
ビゲーション装置を得ることを目的とする。
ション装置は、目的地を含む地図上の特定範囲を示す範
囲データを格納する範囲データベースと、目的地が入力
される入力手段と、入力された目的地を含む範囲データ
を範囲データベースより検索する検索手段と、検索され
た範囲データで示される範囲を目標にして経路の探索処
理及び誘導処理を実行する探索・誘導処理手段とを備え
たものである。
索・誘導処理手段が、検索手段により検索された範囲デ
ータで示される範囲の境界線の中で最短距離になる点を
目標にして経路の探索処理及び誘導処理を実行するもの
である。
索・誘導処理手段が、検索手段により検索された範囲デ
ータで示される範囲の境界線と探索経路の候補となる道
路との交点の中で最短距離になる点を目標にして経路の
探索処理及び誘導処理を実行するものである。
索手段により検索された範囲データで示される範囲を地
図上に表示するとともに、当該範囲に入ったとき当該範
囲を残りの部分と区別できるように地図上で表示するも
のである。
索・誘導処理手段により誘導された範囲から外側に出た
場合に、当該範囲に復帰するための経路を探索する復帰
経路探索手段を備えたものである。
図上で目的地を含む特定範囲を複数の点で指示する指示
手段と、指示手段で指示された複数の点で囲まれる範囲
を範囲データとして範囲データベースに登録する登録手
段とを備えたものである。
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1に係るナ
ビゲーション装置の構成を示すブロック図であり、図1
において、1は目的地を入力するキーボードやポインテ
ィングデバイスなどの入力手段及び指示手段としての入
力装置、2は地図データベースなど経路の探索や誘導に
必要な情報を格納する記憶装置、3は経路を誘導するた
めの表示を行うCRTや液晶パネルなどの表示装置、4
はこれらの装置を制御して経路の検索処理や誘導処理を
実行する演算装置である。
データベース6及び範囲データベースとしての地名範囲
データベース7を備える。地図データベース5は、経路
の探索や誘導に必要な地図データを格納する。地名デー
タベース6は、目的地に対応する地図データ上の概略住
所(例えば2丁目付近など)及びこの住所で代表される
1つの地点(例えば区役所や有名な建物など)の地図上
の位置データを格納する。地名範囲データベース7は、
目的地を含む地図上の特定範囲(例えば2丁目等同一住
所の範囲、同一郵便番号の範囲、同一市外局番の範囲な
ど)を示す範囲データを格納する。
しての住所検索部9、範囲表示部10、探索・誘導処理
手段としての経路探索部11及び経路誘導部12、復帰
経路探索手段としての範囲内復帰経路探索部13並びに
登録手段としての範囲登録部14を備える。地図表示部
8は、地図データベース5に格納された地図データなど
に基づき目的地を含んだ地図を表示装置3に表示する。
住所検索部9は、地名範囲データベース7に格納された
範囲データを基に指定された目的地が範囲で表示可能か
否かを判断する。範囲表示部10は、地名範囲データベ
ース7に格納された範囲データを基に目的地を含む特定
範囲を表示装置3に表示された地図上に例えば当該範囲
を点線で囲むように表示する。なお、範囲表示部10
は、目的地を範囲で表示できないときには、目的地を表
示装置3に表示された地図上に点で表示する。経路探索
部11は、上記の目的地に対応する範囲や地点を目標に
して経路を探索する。経路誘導部12は、探索された経
路を辿って目的地に到達できるように表示装置3に表示
された地図上で経路を誘導する。範囲内復帰経路探索部
13は、上記のように地図上で誘導された範囲から外側
に出た場合に、当該範囲に復帰するための経路を再探索
する。範囲登録部14は、地名範囲データベース7に範
囲データを登録する。
索の動作を図2に示すフローチャートに基づき説明す
る。ユーザより入力装置1を介して探索の指示があって
(ステップST201)、目的地が指定されると(ステ
ップST202)、住所検索部9が地名範囲データベー
ス7に格納された範囲データを基に目的地を範囲で表示
可能か否かを判断する(ステップST203)。目的地
を範囲で表示できないときには、範囲表示部10が目的
地を表示装置3に表示された地図上に点で表示する(ス
テップST204)と共に、経路探索部11が目的地に
対応する地点を目標にして経路を探索する(ステップS
T205)。一方、目的地を範囲で表示できるときに
は、範囲表示部10が目的地を表示装置3に表示された
地図上に目的地を含む範囲で表示する(ステップST2
06)と共に、経路探索部11が検索された範囲の境界
線の中で最短距離になる点を目標にして経路の探索を行
う(ステップST207)。
部11が検索された範囲の境界線の中で最短距離になる
点を目標にして経路の探索を行っているが、図3のステ
ップST307に示すように範囲の境界線と探索経路の
候補となる道路との交点の中で最短距離になる点を目標
にして経路の探索を行うようにしてもよい。
の動作を図4に示すフローチャートに基づき説明する。
図5はその際の画面表示例を示す図である。上記のよう
に探索が完了し(ステップST401)、目的地が範囲
で指定されていないとき(ステップST402)、すな
わち目的地が点で指定されているときには、経路誘導部
12が通常の誘導、すなわち図5(a)に示すように探
索された経路(道路501)を辿って目的地としての点
(住所の代表地点502)に到達できるように表示装置
3に表示された地図上で経路を誘導する(ステップST
403)。一方、図5(b)に示すように目的地が範囲
503で指定されているときには(ステップST40
2)、誘導の終了を指示されるまで(ステップST40
4)、図5(c)に示すように経路誘導部12が範囲を
目標とする誘導、すなわち探索された経路505を辿っ
て目的地としての範囲504に到達できるように表示装
置3に表示された地図上で経路を当該範囲内に入るまで
誘導する(ステップST405)。そして、表示装置3
では、図5(d)に示すように自車位置506が当該範
囲504に入ったとき、当該範囲504を範囲外と区別
できるように、例えば当該範囲を範囲外と異なる色を使
って地図上で表示する(ステップST406)。また、
当該範囲に一度入った後に、図5(e)に示すように、
自車位置507が当該範囲から外側に再び出た場合には
(ステップST407)、図5(f)に示すように範囲
内復帰経路探索部13が当該範囲に復帰するための経路
508を探索し(ステップST408)、再び上記と同
様の誘導を行う。
による動作を図6に示すフローチャート及び図7に示す
説明図に基づき説明する。すなわち、範囲内復帰経路探
索部13では、目的地を含む範囲に一度入った後に、当
該範囲から外側に再び出た場合には(ステップST60
1)、当該範囲の境界線と探索経路の候補となる道路と
の全ての交点への経路で、進行方向に向かうもの(図7
のA,B,C,D)をそれぞれ探索し、その中の最短距
離のもの(図7のB)を復帰経路とし(ステップST6
02)、それを探索経路として表示する(ステップST
603)。
ータベース7への範囲データの登録動作を図8に示すフ
ローチャート及び図9に示す説明図に基づき説明する。
入力装置1より地点登録の選択があり(ステップST8
01)、登録地点を範囲で指定されたときには(ステッ
プST802)、例えばポインティングデバイスを使っ
て図9(a)〜(c)に示すように範囲となる多角形の
各頂点Pを指示し(ステップST803)、当該範囲R
を頂点Pで囲む。このような頂点Pの指示が終了した後
(ステップST804)、当該範囲の名称やメモなどを
入力する(ステップST805)。一方、登録地点を範
囲で指定しないときには(ステップST802)、当該
地点を指定すると共に(ステップST806)、当該地
点の名称やメモなどを入力する(ステップST80
5)。
ば、目的地を含む範囲を目標にして探索及び誘導を行っ
ているので、目的地の住所付近で代表される1つの地点
(例えば区役所や有名な建物など)が必ずしも目的地に
近接していない場合であっても、より的確な探索や誘導
を行うことができるという効果が得られる。また、範囲
データの登録及びこれに対する処理を行うだけで実現で
きるので、目的地そのものを目標としてピンポイントの
探索処理を行う場合に比べ、データ量や処理量が抑える
ことができるという効果が得られる。さらに、誘導によ
り範囲に入ったとき、当該範囲を範囲外と区別できるよ
うに、例えば当該範囲を範囲外と異なる色を使って地図
上で表示しているので、ユーザにとって非常に分かり易
いという効果が得られる。さらに、当該範囲に一度入っ
た後に、当該範囲から外側に再び出た場合に当該範囲に
復帰するための経路を探索して誘導を行っているので、
目的地などの再設定の手間を省くことができるという効
果が得られる。さらに、範囲データの登録を範囲となる
多角形の各頂点を指示することで行うようにしているの
で、登録が容易であり、また登録データの大きさを小さ
くできるという効果が得られる。
地を含む地図上の特定範囲を示す範囲データを格納する
範囲データベースを設け、入力された目的地を含む範囲
データを範囲データベースより検索し、検索された範囲
データで示される範囲を目標にして経路の探索処理及び
誘導処理を実行するように構成したので、データ量や処
理量を増大させることなく、より的確な探索や誘導を行
うことができるという効果がある。
で示される範囲の境界線の中で最短距離になる点を目標
にして経路の探索処理及び誘導処理を実行するように構
成したので、さらに的確な探索や誘導を行うことができ
るという効果がある。
で示される範囲の境界線と探索経路の候補となる道路と
の交点の中で最短距離になる点を目標にして経路の探索
処理及び誘導処理を実行するように構成したので、デー
タ量及び処理量をより抑えることができる効果がある。
で示される範囲を地図上に表示するとともに、当該範囲
に入ったとき当該範囲を範囲外と区別できるように地図
上で表示するように構成したので、ユーザにとって非常
に分かり易いという効果がある。
側に出た場合に、当該範囲に復帰するための経路を探索
するように構成したので、目的地などの再設定の手間を
省くことができるという効果がある。
特定範囲を複数の点で指示し、指示された複数の点で囲
まれる範囲を範囲データとして登録するように構成した
ので、登録が容易であり、また登録データの大きさを小
さくできるという効果がある。
ン装置の構成を示すブロック図である。
路探索動作を示すフローチャートである。
路探索動作の他の例を示すフローチャートである。
導動作を示すフローチャートである。
導動作の際の画面表示例を示す図である。
囲内復帰経路探索動作を示すフローチャートである。
囲内復帰経路探索動作を説明するための図である。
囲データの登録動作を示すフローチャートである。
囲データの登録動作を説明するための図である。
ロック図である。
ータベース(範囲データベース)、9 住所検索部(検
索手段)、11 経路探索部(探索・誘導処理手段)、
12 経路誘導部(探索・誘導処理手段)、13 範囲
内復帰経路探索部(復帰経路探索手段)、14 範囲登
録部(登録手段)。
Claims (6)
- 【請求項1】 目的地を含む地図上の特定範囲を示す範
囲データを格納する範囲データベースと、 前記目的地が入力される入力手段と、 前記入力手段により入力された目的地を含む範囲データ
を前記範囲データベースより検索する検索手段と、 前記検索手段により検索された範囲データで示される範
囲を目標にして経路の探索処理及び誘導処理を実行する
探索・誘導処理手段とを備えたナビゲーション装置。 - 【請求項2】 探索・誘導処理手段が、検索手段により
検索された範囲データで示される範囲の境界線の中で最
短距離になる点を目標にして経路の探索処理及び誘導処
理を実行することを特徴とする請求項1記載のナビゲー
ション装置。 - 【請求項3】 探索・誘導処理手段が、検索手段により
検索された範囲データで示される範囲の境界線と探索経
路の候補となる道路との交点の中で最短距離になる点を
目標にして経路の探索処理及び誘導処理を実行すること
を特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置。 - 【請求項4】 検索手段により検索された範囲データで
示される範囲を地図上に表示するとともに、当該範囲に
入ったとき当該範囲を範囲外と区別できるように地図上
で表示することを特徴とする請求項1記載から請求項3
のうちのいずれか1項記載のナビゲーション装置。 - 【請求項5】 探索・誘導処理手段により誘導された範
囲から外側に出た場合に、当該範囲に復帰するための経
路を探索する復帰経路探索手段を備えたことを特徴とす
る請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載のナ
ビゲーション装置。 - 【請求項6】 地図上で目的地を含む特定範囲を複数の
点で指示する指示手段と、 前記指示手段で指示された複数の点で囲まれる範囲を範
囲データとして範囲データベースに登録する登録手段と
を備えたことを特徴とする請求項1から請求項5のうち
のいずれか1項記載のナビゲーション装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14350098A JP3976889B2 (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | ナビゲーション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14350098A JP3976889B2 (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | ナビゲーション装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11337356A true JPH11337356A (ja) | 1999-12-10 |
JP3976889B2 JP3976889B2 (ja) | 2007-09-19 |
Family
ID=15340176
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14350098A Expired - Fee Related JP3976889B2 (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | ナビゲーション装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3976889B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001229494A (ja) * | 1999-12-20 | 2001-08-24 | Navigation Technol Corp | 高度ドライバ支援システムに対するマップ・データ・アーキテクチャ・プラットフォーム |
JP2007240438A (ja) * | 2006-03-10 | 2007-09-20 | Pioneer Electronic Corp | 移動経路探索装置、その方法、そのプログラム、そのプログラムを記録した記録媒体、および、案内誘導装置 |
JP2008158292A (ja) * | 2006-12-25 | 2008-07-10 | Xanavi Informatics Corp | 地図表示装置 |
-
1998
- 1998-05-25 JP JP14350098A patent/JP3976889B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001229494A (ja) * | 1999-12-20 | 2001-08-24 | Navigation Technol Corp | 高度ドライバ支援システムに対するマップ・データ・アーキテクチャ・プラットフォーム |
JP2007240438A (ja) * | 2006-03-10 | 2007-09-20 | Pioneer Electronic Corp | 移動経路探索装置、その方法、そのプログラム、そのプログラムを記録した記録媒体、および、案内誘導装置 |
JP4724021B2 (ja) * | 2006-03-10 | 2011-07-13 | パイオニア株式会社 | 移動経路探索装置、その方法、そのプログラム、そのプログラムを記録した記録媒体、および、案内誘導装置 |
JP2008158292A (ja) * | 2006-12-25 | 2008-07-10 | Xanavi Informatics Corp | 地図表示装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3976889B2 (ja) | 2007-09-19 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070418 |
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