JPH11336626A - 自動車の燃料供給系の漏洩箇所を判定する方法 - Google Patents

自動車の燃料供給系の漏洩箇所を判定する方法

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JPH11336626A
JPH11336626A JP11577499A JP11577499A JPH11336626A JP H11336626 A JPH11336626 A JP H11336626A JP 11577499 A JP11577499 A JP 11577499A JP 11577499 A JP11577499 A JP 11577499A JP H11336626 A JPH11336626 A JP H11336626A
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JP
Japan
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valve
supply system
engine
fuel supply
leakage
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Application number
JP11577499A
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English (en)
Inventor
Thomas Hopf
ホプフ トーマス
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Adam Opel GmbH
Original Assignee
Adam Opel GmbH
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M25/00Engine-pertinent apparatus for adding non-fuel substances or small quantities of secondary fuel to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture
    • F02M25/08Engine-pertinent apparatus for adding non-fuel substances or small quantities of secondary fuel to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture adding fuel vapours drawn from engine fuel reservoir
    • F02M25/0809Judging failure of purge control system

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  • Supplying Secondary Fuel Or The Like To Fuel, Air Or Fuel-Air Mixtures (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】混入する影響要素をできる限り少なくし、比較
的簡単な手段で正確な診断結果が得られるような自動車
の燃料供給系の漏れを判定する方法と装置を提供する。 【解決手段】本発明にかかる自動車の燃料供給系の漏洩
箇所判定方法および装置においては、漏洩診断がエンジ
ンの停止時に行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は特許請求の範囲の請
求項1の前言部分に記載された方式の自動車の燃料供給
系の漏れを判定するための方法ならびにその方法を実施
するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ドイツ国特許第19502776C1号
明細書には漏れに着目してタンク排気装置を検査する方
法が記載されている。現在、当局により直径1mmの漏
洩箇所が自動的に検出されるべきことおよび将来はさら
に小さな漏洩箇所(0.5mm)も診断可能とすべきで
ことが規則により定められている。
【0003】公知の1つの漏れ検出方法は燃料供給系を
圧力(過圧または負圧)下に置き、そして圧力状態がど
のように変化するかを調べるものである。大きな漏洩箇
所が存在すると、系内の圧力が大気圧と急速に平衡する
ことが認められる。差圧の時間的変化を分析することに
より漏れの大きさを推定することも可能である。この場
合問題となるのは燃料供給系内の圧力に影響を及ぼす種
々の要素の存在である。たとえば、燃料の蒸発、タンク
の動揺、タンク壁の振動、燃料取り出し、温度変化がそ
のような影響要素であり、したがって診断結果は莫大な
費用をかけない限り実際の漏洩状態を再現し得ない。
【0004】漏洩診断の質を向上させる手段について
は、たとえば、ドイツ国特許第19502776C1号
明細書およびドイツ国特許第4108856C1号明細
書に詳細な記載がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、混入
する影響要素をできる限り少なくし、比較的簡単な手段
で正確な診断結果が得られるような自動車の燃料供給系
の漏れを判定する方法と装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の方法においては、漏れの診断は自動車のエ
ンジン停止後に実施される。こうすれば、振動はもはや
生ぜず、タンク内の液体も静止状態にありそしてタンク
からの燃料の取出しもない。したがって、漏洩診断の際
のきわめて重要なエラー源が排除され、そして非常に小
さな漏洩箇所も検出可能となる。さらにいま1つの重要
な利点は従来公知の方法に比較してはるかに長い測定時
間が利用可能となることである。
【0007】この漏洩診断は特許請求の範囲第1項に記
載されている方法により実現可能となる。その方法のさ
らに詳細な態様が特許請求の範囲第2項と第3項に記載
されている。その方法を実施するための装置が第4項に
記載されている。
【0008】
【実施例】公知のごとく、自動車の燃料供給系は少なく
とも1つのタンク、活性炭フィルターを備えた吸収容
器、タンク通気弁(エンジンへの導管内の再生弁)、燃
料ポンプならびに燃料および空気の導管を包含してい
る。通常はさらに、吸収容器と環境との間の連絡を遮断
するための弁が存在する。この弁とタンク通気弁とが閉
じられると、漏洩箇所が存在しないとすれば、燃料供給
系は完全に密閉された状態になる。
【0009】本漏洩診断の方法は診断装置(電子制御装
置、これはさらにいくつかの機能を実行することができ
る)によって制御され、その診断装置にはいくつかのエ
ンジン作動パラメータ、特にエンジンの回転数が入力さ
れる。これらのパラメータがエンジンの停止条件ならび
にエンジン静止条件を知る目的で分析評価される。エン
ジン停止直前には通常は全く特定的パラメータが存在す
る。たとえば、エンジンはアイドリング回転数で動作し
そして走行速度はゼロに等しいかまたは予め定められた
しきい値よりも小さくなる。このエンジン停止条件を求
める時には、診断装置によってタンク通気弁を制御しそ
してその弁を開く。ある特定の条件においては、排気管
(タンク通気弁がその中に存在する導管)内に別個の遮
断弁を設けそしてエンジン停止へ切換わる時にこの弁を
開くことも考慮できよう。また、この遮断弁を原則的に
タイミングを合わせて使用することも可能である。さら
にエンジン停止条件を求める時には、吸収容器と環境と
の間の導管内の弁を閉じる。こうすることによって、エ
ンジンの吸気工程による負圧が燃料供給系内に形成され
ることが保証される。ついで、エンジンが止まると、タ
ンク通気弁が閉じられる。他の場合、すなわち走行駆動
が再開される場合には、タンク通気弁は再び通常のごと
く制御されそして環境へ開かれる。この場合も、同じ
く、エンジ停止条件(たとえばエンジン回転数がゼロ)
が診断装置によって検知される。したがって、エンジン
停止時に燃料供給系内に負圧が存在することが保証され
る。 負圧は公知差圧センサーによって検知されそして
診断装置に伝達される。この負圧はタンク内の圧力と大
気圧との圧力の差から生じる。もし燃料供給系内に漏れ
があると、負圧が支配している燃料供給系内に、その漏
洩箇所を通じて空気が流入する。差圧の時間による推移
を分析することにより、漏洩箇所の大きさを演繹的に求
めることができる。この場合、タンク充填状態および燃
料気化のごとき影響要素は公知のごとく考慮されねばな
らいが、しかし他の重要なマイナスの影響要素(燃料の
取出し、振動など)は存在しない。そして十分に長い測
定時間が与えられる。負圧形成によるタンクの急性変形
は本来の漏洩診断の開始前に検討しておくことができ
る。したがって、きわめて正確な診断結果が得られる。
さらに特に有利なことは、診断開始差圧形成のために特
別なポンプが必要とされないことである。
【0010】診断装置から伝達された診断結果は電子記
録装置に保存しそしてそこから呼び出すことができる。
漏洩箇所が許容の大きさを超過していると診断された場
合にはエンジンの次回の運転開始時に運転者に警告メッ
セージが与えられる。これにより運転者は工場に修理を
依頼することになる。
【0011】診断結果が保存された後、それまで閉じら
れていた弁を環境に対して再び開きそして診断装置全体
を非作動状態に切換えることができる。
【0012】本発明の方法を実施するために必要な装置
は特許の請求の範囲第4項に記載されており、特に上記
した構成要素がエンジン静止状態の時にも電圧供給さ
れ、制御されうることを特徴とする。したがって、漏洩
診断はエンジンを停止させた後で上記した利点をもって
実施することができる。実施例を参照しての装置の詳細
な説明は省略する。なぜならば、装置の各構成要素は実
質的に従来技術の構成要素と同じものであるからであ
る。しかし本発明においては、それらの構成要素はエン
ジン静止状態において診断結果を得るために適するもの
である。負圧形成のための別個のポンプは全く不必要で
ある。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの燃料タンク、吸収容
    器、タンク通気弁、燃料ポンプと燃料導管ならびに空気
    導入管と空気導出管とを有し、燃料供給系内の圧力と大
    気圧との差から生じる差圧の推移を検出しそして差圧の
    変動量から漏洩量を推定する、自動車の燃料供給系の漏
    洩箇所判定方法において、 エンジン作動パラメータを検討することによりエンジン
    停止条件を検出する工程と、 タンク通気弁または空気導出管内に別途配設された遮断
    弁を開きそして検出されたエンジン停止条件に従って吸
    収容器と環境との間の導管内部の弁を閉じる工程と、 エンジン作動パラメータを検討することによりエンジン
    静止条件を検出する工程と、 検出されたエンジン静止条件に従ってタンク通気弁また
    は空気導出管内に別途配設された遮断弁を閉じる工程
    と、 エンジン静止時における差圧の変動を分析しそしてその
    分析に基づいて燃料漏洩量を演繹的に推定する工程と、 その診断結果を保存する工程と、包含することを特徴と
    する自動車の燃料供給系の漏洩箇所判定方法。
  2. 【請求項2】 保存された診断結果によって、次回のエ
    ンジン始動時に、限界値を超える漏洩が認められた場合
    に、警告メッセージが与えられることを特徴とする請求
    項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 吸収容器と環境との間の導管内の弁が診
    断結果保存後に開かれることを特徴とする請求項1また
    は2のいずれかに記載の方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の方法によって自動車の燃
    料供給系の漏洩箇所判定装置において、診断装置、タン
    ク通気弁、吸収容器と環境との間の導管内に配置された
    弁、燃料供給系内の圧力と大気圧との間の差圧を測定す
    る手段ならびに電子記憶装置を包含しておりこれらの手
    段にはエンジンが静止状態にある時にも電圧が供給され
    そして制御可能であることを特徴とする漏洩箇所判定装
    置。
JP11577499A 1998-04-25 1999-04-23 自動車の燃料供給系の漏洩箇所を判定する方法 Pending JPH11336626A (ja)

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DE19818697.5 1998-04-25

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