JPH11336587A - エンジンのガバナ装置 - Google Patents

エンジンのガバナ装置

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JPH11336587A
JPH11336587A JP14115998A JP14115998A JPH11336587A JP H11336587 A JPH11336587 A JP H11336587A JP 14115998 A JP14115998 A JP 14115998A JP 14115998 A JP14115998 A JP 14115998A JP H11336587 A JPH11336587 A JP H11336587A
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JP
Japan
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governor
gear
engine
carburetor
centrifugal
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Pending
Application number
JP14115998A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Shimizu
靖弘 清水
Sei Watanabe
生 渡邉
Kenji Azuma
健次 東
Yoshikazu Yamada
義和 山田
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンのガバナ装置において,クランク軸
に連動回転する遠心ガバナと気化器のスロットル弁軸と
を連結する連動機構をコンパクト化し得る簡単な構造を
提供する。 【解決手段】 クランク軸12に固着される駆動タイミ
ングギヤ39に噛合して,それよりシリンダブロック6
頭部側に配置される被動タイミングギヤ40に,該ギヤ
40よりも気化器2側に配置されるガバナギヤ51を噛
合させ,このガバナギヤ51に遠心ガバナ62を取付け
る。こうして遠心ガバナ62を駆動する専用の駆動ギヤ
を用いることなく,遠心ガバナ62の気化器2への近接
配置を可能にし,遠心ガバナ62と気化器2のスロット
ル弁軸57間の連動機構63のコンパクト化を図ること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,エンジンのクラン
ク軸に連動回転して,クランク軸の回転数の増加に応じ
て出力部材の推力を増加させる遠心ガバナと,この遠心
重錘の出力部材を,その推力の増加に応じて,エンジン
の頭部に装着された気化器のスロットル弁開度を減少さ
せるように,スロットル弁軸に連動連結する連動機構
と,この連動機構に接続されて,該機構をスロットル弁
開度の増加方向に付勢するガバナスプリングと,このガ
バナスプリングのセット荷重を調節し得るコントロール
レバーとを備えた,エンジンのガバナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かゝるエンジンのガバナ装置は,例えば
実公平3−13535号公報に開示されているように,
既にに知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のガバナ装置で
は,遠心ガバナをクランク軸の下方に配置し,これを駆
動する専用の駆動ギヤをクランク軸に固着しているた
め,エンジンの頭部に装着された気化器と遠心ガバナと
の間の距離が長く,その間を連結する連動機構が大型化
するのみならず,遠心ガバナの駆動系の部品点数が多い
という欠点がある。
【0004】本発明は,かゝる点に鑑みてなされたもの
で,遠心ガバナに対する専用の駆動ギヤを用いることな
く,遠心ガバナの気化器への近接配置を可能にして,遠
心ガバナの出力部材及び気化器のスロットル弁軸間を連
結する連動機構をコンパクトに構成し得る,前記エンジ
ンのガバナ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,本発明は,エンジンのクランク軸に連動回転して,
クランク軸の回転数の増加に応じて出力部材の推力を増
加させる遠心ガバナと,この遠心ガバナの出力部材を,
その出力の増加に応じて,エンジンのシリンダブロック
頭部に装着された気化器のスロットル弁開度を減少させ
るように,スロットル弁軸に連動連結する連動機構と,
この連動機構に接続されて,該機構をスロットル弁開度
の増加方向に付勢するガバナスプリングと,このガバナ
スプリングのセット荷重を調節し得るコントロールレバ
ーとを備えた,エンジンのガバナ装置において,クラン
ク軸に固着される駆動タイミングギヤに噛合してそれよ
りシリンダブロック頭部側に配置され,動弁カムを駆動
する被動タイミングギヤに,この被動タイミングギヤよ
りも気化器側に配置されるガバナギヤを噛合させ,この
ガバナギヤに遠心ガバナを取付けたことを第1の特徴と
する。
【0006】この特徴によれば,被動タイミングギヤが
駆動タイミングギヤよりエンジン頭部側に位置するこ
と,即ち気化器に近いこと,また被動タイミングギヤに
駆動されるガバナギヤが被動タイミングギヤよりも更に
気化器に近いことにより,ガバナギヤに取付けた遠心ガ
バナを気化器に充分に近接して配置することができる。
したがって,遠心ガバナ及び気化器のスロットル弁軸間
を連結する連動機構をコンパクトに構成することがで
き,しかも連動機構のコンパクト化により,遠心ガバナ
の出力を気化器のスロットル弁軸へ効率よく伝達するこ
とができる。また遠心ガバナを気化器に近接させるため
に,エンジンが元々備える動弁装置の駆動及び被動タイ
ミングギヤを利用するので,遠心ガバナを駆動する専用
の駆動ギヤは不要であり,部品点数の削減,延いてはコ
ストの低減にも寄与し得る。
【0007】また本発明は,上記特徴に加えて,駆動タ
イミングギヤの軸方向外方に隣接して冷却ファンをクラ
ンク軸に固着し,この冷却ファンを収容するスクロール
をガバナギヤの軸方向外方に配置したことを第2の特徴
とする。
【0008】この第2の特徴によれば,ガバナギヤとス
クロールとの干渉を回避して,冷却ファンの生起する冷
却風をスクロールから気化器及びエンジン頭部へ供給す
ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を,添付図面
に示す本発明の実施例に基づいて以下に説明する。
【0010】図1は本発明のガバナ装置付き空冷エンジ
ンを備えた動力トリマの使用状態斜視図,図2は上記エ
ンジンの縦断正面図,図3は図2の3−3線断面図,図
4は図2の4−4線断面図,図5は図2の5−5線断面
図,図6は図2の6−6線断面図,図7は図2の7−7
線断面図,図8は図6の8−8線断面図,図9は図8の
9−9線断面図である。
【0011】先ず,図1に示すように,空冷エンジンE
はハンドヘルド型に構成されて,例えば動力トリマTの
駆動部に取付けられる。動力トリマTは,その作業状態
により刃具をあらゆる方向へ向けて使用されるので,そ
の都度,エンジンEも大きく傾けられ,あるいは逆さに
され,その運転姿勢は一定しない。
【0012】図2ないし図4において,上記空冷エンジ
ンEのエンジン本体1は,ヘッド一体型のシリンダブロ
ック6と,このシリンダブロック6の下端面に接合され
るクランクケース7からなっており,そのシリンダブロ
ック6の頭部の前後に気化器2及び排気マフラ3がそれ
ぞれ取付けられ,気化器2の吸気道入口にエアクリーナ
4が装着される。またクランクケース7の下部に燃料タ
ンク5が配設される。気化器2は,エンジンEの吸気脈
動を利用して燃料タンク5から燃料を汲み上げ,余剰燃
料を該タンク5に還流させるダイヤフラムポンプを備え
ており,どのような姿勢でもエンジンEの吸気ポートに
燃料を供給し得るようになっている。
【0013】シリンダブロック6は,ピストン8を収容
する単一のシリンダ9を中心部に備え,その外周には多
数の冷却フィン10を備えている。ピストン8は,クラ
ンクケース7に支承されるクランク軸7にコンロッド1
1を介して連接される。
【0014】クランク軸12の一端には,冷却ファン2
0が固着され,この冷却ファン20と作業機用駆動軸2
3との間に遠心クラッチ22が介裝される。
【0015】エンジン本体1に,冷却ファン20を収容
するスクロール21が形成され,このスクロール21に
は,シリンダブロック6及び気化器2を覆う導風板19
が連設される。
【0016】またエンジン本体1には,排気マフラ3を
覆うマフラカバー24と,燃料タンク5の下面を覆う下
部カバー25とが取付けられる。
【0017】下部カバー25は合成樹脂製であって,エ
ンジン本体1の下面に突設された複数の取付けボス30
にボルト31により固着される。この下部カバー25
は,その中心部上面に一枚の支持壁321 を,また一端
部両側に一対の支持ボス322を備えており,前記燃料
タンク5の下部の先端に形成された短軸33が弾性グロ
メット34を介して支持壁321 の孔に嵌合して支持さ
れ,燃料タンク5の中間部両側面に突設された一対の支
持腕35が支持ボス322 にボルト36により固着され
る。
【0018】図3に示すように,下部カバー25の周壁
に冷却風入口27が設けられ,この冷却風入口27を前
記スクロール21の入口21iに連通する冷却風上流通
路26Aがエンジン本体1の下面及び燃料タンク5周り
に下部カバー25によって画成される。
【0019】前記スクロール21の出口21oに連なる
冷却風下流通路26Bは,前記導風板19及びマフラカ
バー24によってシリンダブロック6,気化器2及び排
気マフラ3の周囲に画成され,マフラカバー24に設け
られた冷却風出口21oに連通する。
【0020】而して,エンジンEの作動中,冷却ファン
20がクランク軸12により回転駆動されると,冷却フ
ァン20の吸入作用により下部カバー25の冷却風入口
27に流入した外気,即ち冷却風は,冷却風上流通路2
6Aを流れながらエンジンEのクランクケース下面を冷
却してスクロール21内に吸入されるものと,冷却風上
流通路26Aから通気間隙37を流れながらスクロール
21内に吸入されるものとに分かれる。こうしてクラン
クケース7及び燃料タンク5は冷却風により効果的に冷
却される。しかも燃料タンク5は,エンジン本体1に固
着される下部カバー25に支持されていて,エンジン本
体1に直接支持されるものではないので,エンジン本体
1から燃料タンク5への熱伝導を遮断できて,燃料タン
ク5の冷却効果を促進することができる。
【0021】次に,冷却ファン20により,スクロール
21内から冷却風下流通路26Bに圧送された冷却風
は,シリンダブロック6,気化器2及び排気マフラ3を
順次冷却して,マフラカバー24の冷却風出口21oか
ら外部へ排出される。
【0022】図2,図3及び図6に示すように,クラン
クケース7内は,クランク軸12のクランク部を収容す
る中央のクランク室13と,潤滑用オイルを貯留する左
側の油溜室14と,動弁装置38を収容する右側の動弁
室15とに区画される。
【0023】油溜室14には,クランク軸12に固着さ
れるオイルスリンガ16が配置され,このオイルスリン
ガ16の回転により貯留オイルを攪拌してオイルミスト
を生成するようになっており,そのオイルミストは,エ
ンジンEの各部の潤滑に供される。
【0024】動弁室15は,シリンダブロック6の一側
部を通ってその頭部まで延びており,この動弁室24の
上部は,シリンダブロック6の頭部に接合されるヘッド
カバー17により開閉可能になっている。この動弁室1
5に,シリンダブロック6頭部に設けられる吸気弁18
i及び排気弁18eを開閉する動弁装置38が配設され
る。
【0025】この動弁装置38は,クランク軸12に固
着される駆動タイミングギヤ39と,この駆動タイミン
グギヤ39よりシリンダブロック6の頭部側でシリンダ
ブロック6に支軸41を介して支承されて駆動タイミン
グギヤ38から2分の1の減速比で駆動される被動タイ
ミングギヤ40と,この被動タイミングギヤ40の一端
に一体に連設されたカム42と,このカム42により揺
動されるべく,シリンダブロック6に設けられたカムフ
ォロワ軸43に支持される一対のカムフォロワ44,4
5と,シリンダブロック6の頭部に揺動自在に軸支され
てそれぞれ一端を吸気弁18i及び排気弁18eの各弁
頭に当接させる一対のロッカアーム46,47と,これ
らロッカアーム46,47の他端に前記カムフォロワ4
4,45をそれぞれ連接させる一対のプッシュロッド4
8,49とを備える。
【0026】前記動弁室15には,その一側から前記気
化器2に延びる延長室50が連なっており,この延長室
50に,シリンダブロック6に支軸55を介して支承さ
れて前記被動タイミングギヤ40に噛合するガバナギヤ
51が配置される。このガバナギヤ51は,一端面を開
放したカップ型をなし,その内部に,その内壁に揺動自
在に軸支される複数の遠心重錘52と,支軸53に摺動
自在に嵌合して遠心重錘52に作動される摺動筒53と
が収容される。延長室50の側壁に,その内外に延びる
ガバナ軸54が回動可能に支承され,その内端を屈曲し
て形成した作動軸54aが前記摺動筒53の先端に当接
するように配置される。ガバナ軸54の外端に,第1ア
ーム561 と,それより短い第2アーム562 とからな
るガバナアーム56が固着され,第1アーム561 は前
記気化器2のスロットル弁軸57に固着された弁軸腕5
8にリンク59を介して連結され,第1アーム561
ガバナ軸54周りに回動することにより,気化器2のス
ロットル弁を開閉するようになっている。
【0027】一方,第2アーム562 と,固定の支持ブ
ラケット64に軸支されたコントロールレバー61との
間には,ガバナアーム56をスロットル弁の開弁方向へ
付勢するガバナスプリング60が張設され,そのガバナ
スプリング60のセット荷重をコントロールレバー61
の回動により増減し得るようになっている。
【0028】以上において,遠心重錘52及び摺動筒5
3は遠心ガバナ62を構成し,摺動筒53はこの遠心ガ
バナ62の出力部材に対応する。またガバナ軸54,ガ
バナアーム56及び弁軸腕58は,摺動筒53及びスロ
ットル弁軸57間を連結する連動機構63を構成する。
【0029】而して,エンジンEの作動中,ガバナギヤ
51の回転に伴い遠心重錘52が揺動して摺動筒53に
推力を及ぼし,この推力がガバナ軸54を介してガバナ
アーム56に伝達し,リンク59及び弁軸腕58を介し
てスロットル弁軸57にスロットル弁の閉弁方向に作用
し,この作用力と,同スロットル弁に対するガバナスプ
リング60の開弁方向付勢力との釣合いによって,スロ
ットル弁の開度が決定され,その結果,エンジンEの回
転数が設定される。したがって,作業内容に応じて,コ
ントロールレバー61の操作によりガバナスプリング6
0のセット荷重を増減すれば,作業内容に対応したエン
ジンEの設定回転数を増減することができ,動力トリマ
Tの取り扱いが容易となる。
【0030】ところで,被動タイミングギヤ40は,ク
ランク軸12から駆動される駆動タイミングギヤ39よ
りもシリンダブロック6の頭部側に配置され,上記被動
タイミングギヤ40よりも気化器2側にガバナギヤ51
が配置されることにより,ガバナギヤ51を気化器2に
充分に近接して配置することができる。したがって,ガ
バナギヤ51に内装した遠心ガバナ62と,気化器2の
スロットル弁軸57との間を連結する連動機構63をコ
ンパクトに構成することができ,それに伴い遠心ガバナ
62の出力部材たる摺動筒53から気化器2のスロット
ル弁軸57への制御力の伝達を効率よく行うことができ
る。しかも,遠心ガバナ62を気化器2に近接させるた
めに,エンジンEが元々備える動弁装置38の駆動及び
被動タイミングギヤ39,40を利用するので,遠心ガ
バナ62を駆動する専用の駆動ギヤは不要であり,構造
の簡素化を図り,コストの低減に寄与することができ
る。
【0031】本発明は,上記実施例に限定されるもので
はなく,その要旨の範囲を逸脱することなく種々の設計
変更が可能である。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の特徴によれ
ば,エンジンのクランク軸に連動回転して,クランク軸
の回転数の増加に応じて出力部材の推力を増加させる遠
心ガバナと,この遠心ガバナの出力部材を,その出力の
増加に応じて,エンジンのシリンダブロック頭部に装着
された気化器のスロットル弁開度を減少させるように,
スロットル弁軸に連動連結する連動機構と,この連動機
構に接続されて,該機構をスロットル弁開度の増加方向
に付勢するガバナスプリングと,このガバナスプリング
のセット荷重を調節し得るコントロールレバーとを備え
た,エンジンのガバナ装置において,クランク軸に固着
される駆動タイミングギヤに噛合してそれよりシリンダ
ブロック頭部側に配置され,動弁カムを駆動する被動タ
イミングギヤに,この被動タイミングギヤよりも気化器
側に配置されるガバナギヤを噛合させ,このガバナギヤ
に遠心ガバナを取付けたので,エンジンが本来備える動
弁装置の駆動及び被動タイミングギヤを利用して,遠心
ガバナを気化器に簡単に且つ充分に近接して配置するこ
とができ,したがって遠心ガバナ及び気化器のスロット
ル弁軸間を連結する連動機構のコンパクト化に寄与する
ことができ,しかも連動機構のコンパクト化により,遠
心ガバナの出力の気化器のスロットル弁軸への伝達効率
を向上させる。また遠心ガバナを駆動する専用の駆動ギ
ヤは不要であり,部品点数の削減,延いてはコストの低
減にも寄与し得る。
【0033】また本発明は,上記特徴に加えて,駆動タ
イミングギヤの軸方向外方に隣接して冷却ファンをクラ
ンク軸に固着し,この冷却ファンを収容するスクロール
をガバナギヤの軸方向外方に配置したことを第2の特徴
とする。
【0034】この第2の特徴によれば,ガバナギヤとス
クロールとの干渉を回避して,冷却ファンの生起する冷
却風をスクロールから気化器及びエンジン頭部へ供給す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施に係るガバナ装置付き空冷エンジ
ンを備えた動力トリマの使用状態斜視図。
【図2】上記エンジンの縦断正面図。
【図3】図2の3−3線断面図。
【図4】図2の4−4線断面図。
【図5】図2の5−5線断面図。
【図6】図2の6−6線断面図。
【図7】図2の7−7線断面図
【図8】図6の8−8線断面図。
【図9】図8の9−9線断面図。
【符号の説明】
E・・・・・エンジン 6・・・・・シリンダブロック 12・・・・クランク軸 20・・・・冷却フィン 24・・・・油溜室 15・・・・動弁室 20・・・・冷却ファン 21・・・・スクロール 38・・・・動弁装置 39・・・・駆動タイミングギヤ 40・・・・被動タイミングギヤ 42・・・・動弁カム 51・・・・ガバナギヤ 61・・・・コントロールレバー 63・・・・出力部材(摺動筒) 60・・・・ガバナスプリング 62・・・・遠心ガバナ 63・・・・連動機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 義和 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン(E)のクランク軸(12)に
    連動回転して,クランク軸(12)の回転数の増加に応
    じて出力部材(53)の推力を増加させる遠心ガバナ
    (62)と,この遠心ガバナ(62)の出力部材(5
    3)を,その出力の増加に応じて,エンジン(E)のシ
    リンダブロック(6)頭部に装着された気化器(2)の
    スロットル弁開度を減少させるように,スロットル弁軸
    (57)に連動連結する連動機構(63)と,この連動
    機構(63)に接続されて,該機構(63)をスロット
    ル弁開度の増加方向に付勢するガバナスプリング(6
    0)と,このガバナスプリング(60)のセット荷重を
    調節し得るコントロールレバー(61)とを備えた,エ
    ンジンのガバナ装置において,クランク軸(12)に固
    着される駆動タイミングギヤ(39)に噛合してそれよ
    りシリンダブロック(6)頭部側に配置され,動弁カム
    (42)を駆動する被動タイミングギヤ(40)に,こ
    の被動タイミングギヤ(40)よりも気化器(2)側に
    配置されるガバナギヤ(51)を噛合させ,このガバナ
    ギヤ(51)に遠心ガバナ(62)を取付けたことを特
    徴とする,エンジンのガバナ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて,駆動タイ
    ミングギヤ(39)の軸方向外方に隣接して冷却ファン
    (20)をクランク軸(12)に固着し,この冷却ファ
    ン(20)を収容するスクロール(21)をガバナギヤ
    (51)の軸方向外方に配置したことを特徴とする,エ
    ンジンのガバナ装置。
JP14115998A 1998-05-22 1998-05-22 エンジンのガバナ装置 Pending JPH11336587A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012021465A (ja) * 2010-07-14 2012-02-02 Makita Corp 作業機用エンジン及びこれを用いた作業機

Cited By (2)

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JP2012021465A (ja) * 2010-07-14 2012-02-02 Makita Corp 作業機用エンジン及びこれを用いた作業機
US8915219B2 (en) 2010-07-14 2014-12-23 Makita Corporation Working machine engine and working machine using the same

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