JPH11336468A - 隧道内の湧水排水方法 - Google Patents
隧道内の湧水排水方法Info
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- JPH11336468A JPH11336468A JP10147894A JP14789498A JPH11336468A JP H11336468 A JPH11336468 A JP H11336468A JP 10147894 A JP10147894 A JP 10147894A JP 14789498 A JP14789498 A JP 14789498A JP H11336468 A JPH11336468 A JP H11336468A
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- JP
- Japan
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- tunnel
- spring water
- pipe
- inner pipe
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- Pending
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- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Abstract
地下水圧)でも管強度はそれほど必要なく、安価な管材
で施工可能となる隧道内の湧水排水方法を提供すること
を目的としてなされたものである。 【解決手段】隧道1と該隧道内に敷設された内管2との
間に充填された充填材3層中に発生する湧水を排水する
隧道内の湧水排水方法であって、地上より隧道1及び充
填材3層を貫通し内管2の外面に達するように設けられ
た人孔4内に、充填材3層中に配管されたドレン管5に
て充填材3中の湧水を集め、その湧水を人孔4から外部
に排水する。
Description
隧道内の湧水排水方法に関するものである。
に内管を敷設し、隧道と内管との間に充填材を充填して
二次覆工する方法が知られている。このような隧道内の
内層との間に充填された充填材のクラックや内管と充填
材の微少な隙間に湧水がみたされて内管に外水圧がかか
る場合がある。この外水圧により内管が座屈破壊を起こ
す危険性がある。従来はこの外水圧に耐えることのでき
る強度を有した管を用いて内管が配管施工されている。
高外水圧下では必要な管強度が非常に大きくなり、コス
トがかかる。口径が2800mm以上となる管は陸送が
困難であり、現場打ちコンクリート仕上げとなり、水密
性、耐震性、施工性等にも問題がある。
な従来の問題点を解消するためになされたもので、外水
圧を低下させることにより、高土被り(高地下水圧)で
も管強度はそれほど必要なく、安価な管材で施工が可能
となるようにした隧道内の湧水排水方法を提供すること
を目的としてなされたものである。
(本発明1)は、隧道と該隧道内に敷設された内管との
間に充填された充填材層中に発生する湧水を排水する隧
道内の湧水排水方法であって、地上より前記隧道及び前
記充填材層を貫通し前記内管の外面に達するように設け
られた人孔内に、前記充填材層中に配管されたドレン管
にて充填材中の湧水を集め、その湧水を該人孔から外部
に排水する隧道内の湧水排水方法である。
道と該隧道内に敷設された内管との間に充填された充填
材層中に発生する湧水を排水する隧道内の湧水排水方法
であって、前記内管の頂部に設けられた貫通孔より、前
記充填材中の湧水を前記内管内に排水する隧道内の湧水
排水方法である。
隧道及び充填材層を貫通し内管の外面に達するように設
けられた人孔内に、前記充填材層中に配管されたドレン
管にて充填材中の湧水を集め、その湧水を該人孔から外
部に排水することにより、内管にかかる外水圧を極力小
さくすることができるので、外水圧を低下させ高土被り
(高地下水圧)でも管強度はそれほど必要なく、安価な
管材で施工可能となる。
の頂部に設けられた貫通孔より、充填材中の湧水を内管
内に排水することにより、内管にかかる外水圧を極力小
さくすることができるので、外水圧を低下させ高土被り
(高地下水圧)でも管強度はそれほど必要なく、安価な
管材で施工可能となる。
照して説明する。図1は、本発明の隧道内の湧水排水方
法の一例を示す説明図、図2は本発明の隧道内の湧水排
水方法の一例を示す断面図である。図1及び図2に示す
ように、隧道1内には合成樹脂からなる内管2が敷設さ
れ、隧道1と内管2との間には充填材3が充填されて二
次覆工されている。7は必要に応じて内管2の外周囲に
被覆された防水シートである。
より適宜間隔毎に隧道1及び充填材3層を貫通し内管2
の外面に達するように人孔4、4に間に設けられる。人
孔4、4の下部では、内管2の外周囲を掘削すようにす
る。人孔4、4内にわたって、充填材3層中にドレン管
5を挿通するように配管する。内管2外面に透水シート
7(透水層)を設けドレン管5にも接する様にすると、
内管2の周辺の水圧をより均一に低下させることができ
る。湧水の流入が多いときはドレン管5を設置するピッ
チを狭め、流入量以上の排水能力を有するようにする。
このドレン管5にて充填材3中の湧水を人孔4、4内に
集め、その湧水を人孔4からポンプ6にて外部に排出す
る。これにより、内管2にかかる外水圧を極力小さくす
ることができる。ドレン管5はセグメントに吊ってお
き、内管2を敷設後充填材3を注入してもよい。
の例を示す断面図、図4は本発明隧道内の湧水排水方法
の更に別の例を示す断面図である。図3に示すように、
この例の隧道内の湧水排水方法では、上記の図1を参照
して説明した隧道1内敷設された内管2の頂部の貫通孔
21設けておく。この貫通孔21より、充填材3中の湧
水を内管2内に排水する。これにより、内管2にかかる
外水圧を極力小さくすることができる。図4に示すよう
に、充填材3層中にドレン管5を配管するとさらに効果
的である。尚必要に応じて、内管2の外周囲を防水シー
ト7にて被覆するが、この場合は防水シート7の内管2
の頂部に設けられた貫通孔21に対応する部分には孔を
あけておく。
ためにスクリーンを設けておくのがよい。湧水の流入が
多いときは貫通孔の数を増やし、流入量以上の排水能力
を有するようにする。
で、外水圧を低下させることにより、高土被り(高地下
水圧)でも管強度は必要なく、安価な管材で施工可能と
なる。また、口径が2800mm以上になる場合は、現
場での組立式としなければならないが、外水圧がかから
なくなるため構造を簡略化でき、水圧に対する強度も必
要なくなる。
明図。
面図。
断面図。
示す断面図。
Claims (2)
- 【請求項1】 隧道と該隧道内に敷設された内管との間
に充填された充填材層中に発生する湧水を排水する隧道
内の湧水排水方法であって、地上より前記隧道及び前記
充填材層を貫通し前記内管の外面に達するように設けら
れた人孔内に、前記充填材層中に配管されたドレン管に
て充填材中の湧水を集め、その湧水を該人孔から外部に
排水することを特徴とする隧道内の湧水排水方法。 - 【請求項2】 隧道と該隧道内に敷設された内管との間
に充填された充填材層中に発生する湧水を排水する隧道
内の湧水排水方法であって、前記内管の頂部に設けられ
た貫通孔より、前記充填材中の湧水を前記内管内に排水
することを特徴とする隧道内の湧水排水方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10147894A JPH11336468A (ja) | 1998-05-28 | 1998-05-28 | 隧道内の湧水排水方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10147894A JPH11336468A (ja) | 1998-05-28 | 1998-05-28 | 隧道内の湧水排水方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11336468A true JPH11336468A (ja) | 1999-12-07 |
Family
ID=15440576
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10147894A Pending JPH11336468A (ja) | 1998-05-28 | 1998-05-28 | 隧道内の湧水排水方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11336468A (ja) |
-
1998
- 1998-05-28 JP JP10147894A patent/JPH11336468A/ja active Pending
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Legal Events
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