JPH11335913A - 生分解性使い捨て手袋 - Google Patents

生分解性使い捨て手袋

Info

Publication number
JPH11335913A
JPH11335913A JP16593298A JP16593298A JPH11335913A JP H11335913 A JPH11335913 A JP H11335913A JP 16593298 A JP16593298 A JP 16593298A JP 16593298 A JP16593298 A JP 16593298A JP H11335913 A JPH11335913 A JP H11335913A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polyester resin
aliphatic
gloves
weight
biodegradable disposable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16593298A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Ishikawa
雅博 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daicel Corp
Original Assignee
Daicel Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daicel Chemical Industries Ltd filed Critical Daicel Chemical Industries Ltd
Priority to JP16593298A priority Critical patent/JPH11335913A/ja
Priority to PCT/JP1999/002847 priority patent/WO1999063001A1/ja
Priority to US09/485,002 priority patent/US20020094444A1/en
Priority to EP99922562A priority patent/EP1008629A1/en
Publication of JPH11335913A publication Critical patent/JPH11335913A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Biological Depolymerization Polymers (AREA)
  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
  • Gloves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 生分解性が改善され、さらには吸湿性があ
り、手に馴染みが良く、静電気による塵の付着が少ない
生分解性使い捨て手袋を提供すること。 【解決手段】 脂肪族ポリエステル樹脂100重量部に
対してポリカプロラクトン1〜200重量部を配合して
なるポリエステル樹脂組成物をTダイ成形して得られた
厚さ40μmのフィルムを2枚重ね合わせ、手袋形状に
ヒートシールし、周縁部を切断して得られた生分解性使
い捨て手袋。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は生分解性を有するポ
リエステル樹脂組成物のフィルムを使用した生分解性使
い捨て手袋に関する。更に詳しくは、比較的生分解性の
高くない脂肪族ポリエステル樹脂やウレタン結合を含む
脂肪族ポリエステル樹脂を含みながら、これら自体より
も生分解性にも優れたポリエステル樹脂組成物のフィル
ムから得られた生分解性使い捨て手袋に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、使い捨て手袋としてはポリオレフ
ィン等のプラスチック製のものが使用されている。この
ようなプラスチックは、安定性、耐久性のあることが特
徴であり、使い捨て手袋以外でも、包装材、建築資材、
自動車、その他様々な分野に使用され、大量消費されて
いる。それらの使用後の廃棄処分方法としては、焼却処
分や、埋め立て処分が挙げられるが、ポリオレフィンや
塩化ビニール等の難分解性の樹脂は、焼却の際には高発
熱量による焼却炉の損傷や、有害性廃ガスの発生が問題
となり、一方、埋め立て処分の場合は、環境中にいつま
でも残留することによる環境汚染が問題になっている。
【0003】そこで、天然素材系のバイオセルロースや
澱粉主体のプラスチック、低置換度セルロース系エステ
ル、微生物の合成するポリエステル、脂肪族のポリエス
テル樹脂等が生分解性のあるプラスチックとしてその用
途等が検討されている。これらの内、加工性、コスト、
機械特性、耐水性等の点で比較的バランスがとれてい
て、様々な用途に使いやすい樹脂として、化学合成で得
られる脂肪族ポリエステル樹脂が挙げられる。
【0004】脂肪族ポリエステル樹脂は、α,ω−2官
能脂肪族アルコールと、α,ω−2官能脂肪族カルボン
酸の重縮合で得られるポリエステル樹脂で代表される
が、一般的に融点が低く、従来のポリオレフィンの代替
としては使用できるものではない。ところが、ある種の
ポリエステル樹脂は融点が100℃以上で、熱可塑性を
有することが知られており、合成検討が行われてきた。
すなわち、コハク酸と1,4−ブタンジオールから得ら
れるポリエステル樹脂、コハク酸とエチレングリコール
から得られるポリエステル樹脂、シュウ酸とネオペンチ
ルグリコールから得られるポリエステル樹脂、シュウ酸
と1,4−ブタンジオールから得られるポリエステル樹
脂、シュウ酸とエチレングリコールから得られるポリエ
ステル樹脂等がそれらに相当する。このうち、シュウ酸
から得られるポリエステル樹脂は特に熱安定性が悪く、
高分子量に至らないが、コハク酸から得られるポリエス
テル樹脂は熱安定性が比較的良好であり、合成の工夫が
行われてきた。しかし、これらコハク酸系の脂肪族ポリ
エステル樹脂であっても、一般的な装置を用いて重縮合
する場合、高分子量にするのは難しく、実用的な機械強
度を有する樹脂は得られにくい。
【0005】そこで、ポリエステル樹脂の分子末端水酸
基をポリイソシアネート等を用いてウレタン結合により
高分子量化することが行われている。ここで用いるポリ
イソシアネートは芳香族系よりも脂肪族系の方が生分解
性に優れた性質を示すことから、ヘキサメチレンジイソ
シアネート等がしばしば用いられる。このようにして、
低分子量の脂肪族ポリエステル樹脂を高分子量化し、機
械特性を確保して、射出成形、ブロー成形、繊維化、フ
ィルム化等の加工に対応させているのが現状である。
【0006】ところが、これら脂肪族ポリエステル樹脂
であっても結晶性が高かったり、前記のようにウレタン
結合を樹脂分子内に導入した場合、微生物による生分解
性が通常低下する。このことは、樹脂の非晶部分から生
分解が進み、結晶部分は分解しにくく、残りやすいこと
が知られていること、またポリオールとして生分解性に
優れるポリカプロラクトンポリオールを用いても、ポリ
イソシアネートにヘキサメチレンジイソシアネートを用
いたカプロラクトン系のポリウレタンの生分解性は、J
IS K6950で規定されている活性汚泥中での分解
試験で評価すると、殆ど分解が認められないという結果
になることからも明かである。このような傾向は、比較
的低密度のウレタン結合含有樹脂においても認められる
ことから、本来生分解性のあるポリエステル樹脂も高分
子量化のために含まれることとなる数重量%程度の少量
のウレタン結合の存在により、生分解性が低下する原因
になっていることが多い。事実、数平均分子量10,0
00程度のコハク酸系のポリエステル樹脂の分子末端水
酸基をポリイソシアネートを用いて4〜5個つないで数
平均分子量40,000〜50,000に高分子量化し
たポリエステル樹脂をJIS K6950で規定されて
いる活性汚泥中での分解試験で評価すると、難分解性と
いう評価結果になる。したがって、これらの樹脂を使用
しても生分解性の良好な使い捨て手袋は得られない。ま
た、使い捨て手袋としては、上記生分解性の他に吸湿性
が要望されたり、静電気による塵の付着が少ないものが
要望されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、生分解性の
改善された樹脂製使い捨て手袋を提供することである。
さらには吸湿性があり、静電気による塵の付着が少ない
生分解性使い捨て手袋を提供することである。
【0008】
【問題点を解決するための手段】単一の樹脂では、それ
を効率よく分解する菌が存在する環境で生分解性を示す
が、より分解性の良好な樹脂を配合・混練することによ
り、混練した樹脂を分解する菌が環境中に存在する確率
が上がること、更に一旦分解が始まると、表面積が広が
り、表面が親水性になり、菌が生育しやすくなる環境が
できること等の理由により、単一の樹脂の場合より、分
解性が向上する場合もある。本発明者等は、それ自体で
は比較的生分解性の高くない脂肪族ポリエステル樹脂や
ウレタン結合を含み生分解性が低くなったポリエステル
樹脂に対し、より生分解性が高いポリカプロラクトンを
配合し、混練することにより、生分解性が著しく向上す
ることを見い出した。すなわち、混練樹脂組成物を構成
する生分解性の低いポリエステル樹脂の単独での分解率
と含有比率、生分解性の高いポリカプロラクトン単独で
の分解率と含有比率から期待される分解率よりも高分解
率が得られることを見い出した。またポリカプロラクト
ンは融点が60℃と低いので、これを混練することで樹
脂組成物全体の融点が低くなることが通常考えられる
が、実用上問題ない融点低下の範囲に納まる比較的少量
のポリカプロラクトンの配合・添加により、それ自体で
は比較的生分解性の高くない脂肪族ポリエステル樹脂や
ウレタン結合を含む脂肪族ポリエステル樹脂の生分解性
を著しく改善出来ることを見い出した。そして、このよ
うな混練樹脂組成物からフィルムを得て、フィルムを重
ね合わせてヒートシールすると共に不要部分を切断する
ことにより生分解性が著しく改善され、また吸湿性があ
るので手に馴染みやすく、塵が付きにくい使い捨て手袋
が得られること、該使い捨て手袋が園芸用、食品加工・
取り扱い用、医療機器取り扱い用、クリーンルーム内作
業用等に適することを見いだし本発明を完成するに至っ
た。
【0009】すなわち本発明の第1は、脂肪族ポリエス
テル樹脂100重量部に対してポリカプロラクトン1〜
200重量部を配合してなるポリエステル樹脂組成物を
成形して得られたフィルムからなる生分解性使い捨て手
袋を提供する。本発明の第2は、脂肪族ポリエステル樹
脂がコハク酸及び/又はアジピン酸をジカルボン酸成分
とするポリエステル樹脂である本発明の第1に記載の生
分解性使い捨て手袋を提供する。本発明の第3は、脂肪
族ポリエステル樹脂が1,4−ブタンジオールをジオー
ル成分とするポリエステル樹脂である本発明の第1又は
2に記載の生分解性使い捨て手袋を提供する。本発明の
第4は、脂肪族ポリエステル樹脂がポリエステル樹脂を
脂肪族ジイソシアネート化合物で高分子量化したもので
ある本発明の第2又は3に記載の生分解性使い捨て手袋
を提供する。本発明の第5は、フィルムを二重に重ね、
重ねたフィルムを手袋の形状に接着すると共に切断して
得られる本発明の第1に記載の生分解性使い捨て手袋を
提供する。本発明の第6は、接着がヒートシールにより
行われる本発明の第5に記載の生分解性使い捨て手袋を
提供する。本発明の第7は、園芸用、食品加工・取り扱
い用、医療機器取り扱い用、クリーンルーム内作業用に
使用される本発明の第1〜6のいずれかに記載の生分解
性使い捨て手袋を提供する。
【0010】以下、本発明について詳細に説明する。本
発明で使用する脂肪族ポリエステル樹脂としては特に限
定されるものではないが、融点が100℃以上で、熱可
塑性を有するもの、比較的生分解性の高くないものが好
ましく、前記コハク酸と1,4−ブタンジオールから得
られるポリエステル樹脂、コハク酸とエチレングリコー
ルから得られるポリエステル樹脂、シュウ酸とネオペン
チルグリコールから得られるポリエステル樹脂、シュウ
酸と1,4−ブタンジオールから得られるポリエステル
樹脂、シュウ酸とエチレングリコールから得られるポリ
エステル樹脂等が例示できるが、特に好ましくはコハク
酸と1,4−ブタンジオールから得られるポリエステル
樹脂である。
【0011】本発明で使用するウレタン結合を含む脂肪
族ポリエステル樹脂は、前記脂肪族ポリエステル樹脂
を、好ましくは脂肪族ジイソシアネート化合物により高
分子量化したものである。脂肪族ジイソシアネート化合
物としては、ヘキサメチレンジイソシアネート、リジン
ジイソシアネートメチルエステル{OCN-(CH24-
CH(-NCO)(-COOCH3)}、トリメチルヘキ
サメチレンジイソシアネート等が例示されるが、中でも
ヘキサメチレンジイソシアネートが好ましい。またウレ
タン結合を含む脂肪族ポリエステル樹脂の好ましい数平
均分子量としては、20,000以上、更に好ましくは
40,000以上の範囲である。ウレタン結合を含む脂
肪族ポリエステル樹脂としては、昭和高分子(株)製ビ
オノーレ(#1000シリーズ、3000シリーズ等)
が知られている。本発明ではウレタン結合を含まない脂
肪族ポリエステル樹脂もウレタン結合を含む脂肪族ポリ
エステル樹脂も共に脂肪族ポリエステル樹脂という。
【0012】本発明で使用するポリカプロラクトンは、
例えばアルコールなどの活性水素を開始剤として、これ
にε−カプロラクトンを常法の開環重合により重合して
得られるものである。前記開始剤の官能数は、特に制限
はなく、2官能や3官能のものが好ましく使用できる。
ポリカプロラクトンの分子量は、低分子量から高分子量
まで使用できるが、低分子量のポリカプロラクトンを使
用した場合は、混練樹脂の耐熱性や機械強度の低下が大
きくなるので添加量が制限されるが、樹脂組成物の溶融
粘度が低下し、成形性が向上する等のメリットが現れ
る。しかし高分子量のポリカプロラクトンを使用する方
が配合率を多くすることができ、耐熱性、機械特性、生
分解性をいずれも高くバランスさせることが可能であ
り、より好ましい。具体的には数平均分子量で1,00
0〜200,000、更には5,000〜100,00
0のポリカプロラクトンが好ましく使用できる。なお、
200,000よりも高い数平均分子量を有するものも
問題なく使用可能であるが、このような分子量の非常に
高いポリカプロラクトンを得るのは難しく、現実的では
ない。また、使用するポリカプロラクトンは、ε−カプ
ロラクトンの単独重合体以外に、バレロラクトンや、グ
リコリド、ラクチドなどのコモノマー構成単位を、例え
ば20モル%以下含まれる共重合体も使用可能である。
【0013】脂肪族ポリエステル樹脂とポリカプロラク
トンの配合割合は、双方の分子量、要求される生分解性
にもよるが、前者100重量部に対し後者が1〜200
重量部、更に好ましくは5〜50重量部、特に好ましく
は20から40重量部の範囲である。
【0014】脂肪族ポリエステル樹脂とポリカプロラク
トンを混練する場合は、両者に相溶性の有ることが混練
して得られる樹脂組成物の機械特性の面から好ましい
が、両者の相溶性が無い場合は、例えば、被混練樹脂成
分とポリカプロラクトン成分の共重合体等の相溶化剤、
例えば両者の中間の極性を有する樹脂等の添加も好まし
く使用できる。
【0015】本発明の生分解性使い捨て手袋は、フィル
ムに柔軟性や与えたり、腰を強くするため、引裂強度を
向上するため、あるいは接着強度向上のために、必要に
より他の生分解性樹脂を配合することができる。他の生
分解性樹脂としては、乳酸、ヒドロキシプロピオン酸、
ヒドロキシ酪酸等のヒドロキシカルボン酸或いはこれら
のヒドロキシカルボン酸と前記脂肪族ジカルボン酸と、
エチレングリコール、プロピレングリコール、ブタンジ
オール、ヘキサンジオール等の炭素数2〜10の脂肪族
ジオールとからなる脂肪族ポリエステル、生分解性セル
ロースエステル、ポリペプチド、ポリビニルアルコー
ル、澱粉、セルロース、カラギーナン、キチン・キトサ
ン質、天然直鎖状ポリエステル系樹脂、又はこれらの混
合物を添加できる。これらの他の生分解性樹脂は前記脂
肪族ポリエステル樹脂100重量部に対してポリカプロ
ラクトン1〜200重量部を配合してなるポリエステル
樹脂組成物100重量部に対して1〜100重量部添加
することができる。
【0016】また本発明において生分解性ポリエステル
樹脂組成物には、必要に応じて、樹脂成分の生分解性を
阻害しない限り、種々の樹脂添加剤を配合することがで
きる。樹脂添加剤としては可塑剤、熱安定剤、滑剤、ブ
ロッキング防止剤、核剤、光分解剤、生分解促進剤、酸
化防止剤、紫外線安定剤、帯電防止剤、難燃剤、流滴
剤、抗菌剤、防臭剤、充填材、着色剤又はこれらの混合
物が挙げられる。
【0017】可塑剤としては、脂肪族二塩基酸エステ
ル、フタル酸エステル、ヒドロキシ多価カルボン酸エス
テル、ポリエステル系可塑剤、脂肪酸エステル、エポキ
シ系可塑剤、又はこれらの混合物が例示される。具体的
には、フタル酸ジ−2−エチルヘキシル(DOP)、フ
タル酸ジブチル(DBP)、フタル酸ジイソデシル(D
IDP)等のフタル酸エステル、アジピン酸−ジ−2−
エチルヘキシル(DOA)、アジピン酸ジイソデシル
(DIDA)等のアジピン酸エステル、アゼライン酸−
ジ−2−エチルヘキシル(DOZ)等のアゼライン酸エ
ステル、アセチルクエン酸トリ−2−エチルヘキシル、
アセチルクエン酸トリブチル等のヒドロキシ多価カルボ
ン酸エステル、ポリプロピレングリコールアジピン酸エ
ステル等のポリエステル系可塑剤であり、これらは一種
または二種以上の混合物で用いられる。これら可塑剤の
添加量としては、用途によって異なるが、一般には前記
脂肪族ポリエステル樹脂100重量部に対してポリカプ
ロラクトン1〜200重量部を配合してなるポリエステ
ル樹脂組成物100重量部に対して、5〜15重量部の
範囲が好ましい。
【0018】熱安定剤としては、脂肪族カルボン酸塩が
ある。脂肪族カルボン酸としては、特に脂肪族ヒドロキ
シカルボン酸が好ましい。脂肪族ヒドロキシカルボン酸
としては、乳酸、ヒドロキシ酪酸等の天然に存在するも
のが好ましい。塩としては、ナトリウム、カルシウム、
アルミニウム、バリウム、マグネシウム、マンガン、
鉄、亜鉛、鉛、銀、銅等の塩が挙げられる。これらは、
一種または二種以上の混合物として用いることができ
る。添加量としては、前記脂肪族ポリエステル樹脂10
0重量部に対してポリカプロラクトン1〜200重量部
を配合してなるポリエステル樹脂組成物100重量部に
対して、0.5〜10重量部の範囲である。
【0019】滑剤としては、内部滑剤、外部滑剤として
一般に用いられるものが使用可能である。たとえば、脂
肪酸エステル、炭化水素樹脂、パラフィン、高級脂肪
酸、オキシ脂肪酸、脂肪酸アミド、アルキレンビス脂肪
酸アミド、脂肪族ケトン、脂肪酸低級アルコールエステ
ル、脂肪酸多価アルコールエステル、脂肪酸ポリグリコ
ールエステル、脂肪族アルコール、多価アルコール、ポ
リグリコール、ポリクリセロール、金属石鹸、変性シリ
コーンまたはこれらの混合物が挙げられる。好ましく
は、脂肪酸エステル、炭化水素樹脂等が挙げられる。滑
剤を選択する場合には、ラクトン樹脂やその他の生分解
性樹脂の融点に応じて、その融点以下の滑剤を選択する
必要がある。例えば、脂肪族ポリエステル樹脂の融点を
考慮して、脂肪酸アミドとしては160℃以下の脂肪酸
アミドが選ばれる。配合量は、前記脂肪族ポリエステル
樹脂100重量部に対してポリカプロラクトン1〜20
0重量部を配合してなるポリエステル樹脂組成物100
重量部に対して、滑剤を0.05〜5重量部を添加す
る。5重量部を越えると物性も低下する。環境汚染を防
止する観点から、安全性が高く、且つFDA(米国食品
医薬品局)に登録されているエチレンビスステアリン酸
アミド、ステアリン酸アミド、オレイン酸アミド、エル
カ酸アミドが好ましい。
【0020】光分解促進剤としては、例えば、ベンゾイ
ン類、ベンゾインアルキルエーテル類、ベンゾフェノ
ン、4,4−ビス(ジメチルアミノ)ベンゾフェノンな
どのベンゾフェノンとその誘導体;アセトフェノン、
α,α−ジエトキシアセトフェノンなどのアセトフェノ
ンとその誘導体;キノン類;チオキサントン類;フタロ
シアニンなどの光励起材、アナターゼ型酸化チタン、エ
チレン−ー酸化炭素共重合体、芳香族ケトンと金属塩と
の増感剤などが例示される。これらの光分解促進剤は、
1種又は2種以上併用できる。
【0021】生分解促進剤には、例えば、オキソ酸(例
えば、グリコール酸、乳酸、クエン酸、酒石酸、リンゴ
酸、などの炭素数2〜6程度のオキソ酸)、飽和ジカル
ボン酸(例えば、修酸、マロン酸、コハク酸、無水コハ
ク酸、グルタル酸、などの炭素数2〜6程度の低級飽和
ジカルボン酸など)などの有機酸;これらの有機酸と炭
素数1〜4程度のアルコールとの低級アルキルエステル
が含まれる。好ましい生分解促進剤には、クエン酸、酒
石酸、リンゴ酸などの炭素数2〜6程度の有機酸、及び
椰子殻活性炭等が含まれる。これらの生分解促進剤は1
種又は2種以上併用できる。
【0022】充填材としては、例えば炭酸カルシウム、
マイカ、珪酸カルシウム、タルク、ホワイトカーボン、
石綿、陶土(焼成)、ガラス繊維等の無機充填剤を添加
することができる。これらの添加量はポリカプロラクト
ンと脂肪族ポリエステル樹脂の合計100重量部に対し
て、5〜100重量部である。
【0023】ポリカプロラクトンと脂肪族ポリエステル
樹脂と必要に応じて添加される樹脂添加剤の混練方法
は、一般的な方法が好ましく使用でき、具体的にはペレ
ットや粉体、固体の細片等をヘンシェルミキサーやリボ
ンミキサーで乾式混合し、単軸や2軸の押出機、バンバ
リーミキサー、ニーダー、ミキシングロールなどの公知
の溶融混合機に供給して溶融混練することができる。ま
た、液状のポリカプロラクトンを添加する場合でも、同
様の方法で混練することができる。
【0024】上記の組成物は、フィルムに成形される。
成形方法としては、Tダイ押出し、Tダイキャスト、ブ
ロー、インフレーション、カレンダー等の各種成形方法
が使用できる。フィルムの厚さとしては10〜100μ
m、好ましくは20〜50μm、特に好ましくは30〜
40μmである。
【0025】フィルムの少なくとも一方の表面には、エ
ンボス加工等の模様を施すことが可能である。外面にエ
ンボス加工を施すと、手袋を着用して物を取り扱う際の
滑り止め効果や、手袋あるいはフィルムを重ねたときに
一枚ずつ取り出しやすく、また内面にエンボス加工を施
すと、手袋をはめる際に着用しやすく作業中もフィルム
と皮膚が密着しないので使用感が良い。従って、内外に
エンボスを施すことが可能であり、目的に応じて内外の
エンボスの大きさを変えることができる。エンボスはフ
ィルムの接着性を考えて、接着部分には施さないように
することができる。エンボスはフィルム製造時に、適当
な粗度を有するチルロールとプレッシャーロールとの間
にフィルムを通すことにより施される。エンボスの種類
は亀甲、格子、絹目、ダイヤ、玉虫、麻目、梨地、しぶ
き等何でもよい。エンボス深さは2〜300μmであ
る。フィルムの一部には、通気等のために1μm〜10
mmの多数の孔をあけることもできる。
【0026】手袋の形状、サイズは種々のものを作るこ
とができる。手袋の形状は5本指のものでも、親指と他
の4本に分かれたミトン型のものでもよいし、指部分の
ない一つの袋状のものでもよい。フィルムは所定の大き
さ、形状に裁断される。裁断されたフィルムは手袋が型
抜きできる大きさであれば特に制限されず、長方形で
も、予め概略の手袋の形状に裁断しておてもよい。フィ
ルムを二重に重ね合わせるには、裁断された一枚のフィ
ルムを二重に折り畳んでもよいし、裁断されたフィルム
を二枚重ね合わせてもよい。重ね合わせたフィルムは手
袋の形状に接着される。接着部分は差し入れ口を除く、
手の外周縁部である。接着には接着剤を使用してもよい
が、好ましくはヒートシールにより行われる。ヒートシ
ール温度は樹脂組成物の融点以上であり、250℃以下
である。ヒートシールの幅は1mm以下、好ましくは
0.7mm以下、更に好ましくは0.5mm以下、特に
好ましくは0.2mm以下である。ヒートシールの幅を
狭くすることができれば、邪魔な部分が少ないので、細
かな作業を行う上で便利である。重ねたフィルムは接着
に続いて手袋の形状に切断され、フィルムの余分な部分
が除かれる。切断はヒートシール後にエッジ付き型で行
ってもよいが、ヒートシール時に同時に切断することが
好ましい。裁断された一枚のフィルムを二重に折り畳ん
で手袋形状に接着する場合には、折り曲げ部は接着は不
要であり、裁断も不要である。差し入れ口を接着した場
合には、切断時又は使用時に切り取るようにすることが
できる。また、フィルムは長方形の手袋が複数つながっ
て得られるように、長いフィルムを裏表二枚重ねて溶着
し、不要な部分がないので、溶着のみにより長方形の手
袋が得られ、手袋一つづつがミシン目で切り取り使用で
きるようにしてもよい。この場合、指の間にもミシン目
を入れて使用時にミシン目を開いて各指を独立させるこ
ともできる。このような方法では、全体として長方形の
手袋が帯状につながった形状になるので保管、取り出し
等が容易である。生分解性使い捨て手袋は、必要であれ
ば、表裏の2枚のフィルム間に吸湿シート層(例えば不
織布)を挟み込むことができる。吸湿シート層の材質は
本発明で使用する前記脂肪族ポリエステルとカプロラク
トンの組成物を使用することもできるし、前記他の生分
解性樹脂を使用することもできる。
【0027】本発明で提供される生分解性使い捨て手袋
は、下記JIS K6950で規定する都市下水汚泥中
での4週間培養後の分解率が20%、好ましくは30%
を上回る。また本発明で提供される生分解性使い捨て手
袋は、従来のポリオレフィン製使い捨て手袋の代替とし
て広範な用途に使用することができる。特に環境に放置
されやすい物品用途、吸湿性の要求される用途、塵の付
きにくい用途等に用いることが好ましい。吸湿性がある
ことによって手に馴染みやすく、手が蒸れにくく、手荒
れを起こしにくく、汗により手袋内部で滑りにくく、外
表面は塵が付きにくいので、精密機械・電気、半導体、
薬品・物質の取り扱い、製造等の産業用、医療用、園芸
用、食品加工・取り扱い用、家事用、その他ホテル、宴
会場、結婚式場、塗装現場、実験室等において利用する
ことができる。
【0028】サンプルの生分解性評価方法は、JIS
K6950に準じた活性汚泥を使用する方法や、土壌中
の埋設、海水中や河川中への浸漬、コンポストでの評価
など種々あるが、以下の実施例では、一般フィールドで
の分解性と相関関係があるとされるJIS K6950
に準じて行った。
【0029】
【実施例】以下に実施例を挙げて詳細に説明するが、こ
れらによって本発明を限定するものではない。
【0030】(実施例1)コハク酸(Mw=118)3
5.4重量部と1,4−ブタンジオール(Mw=90)
29.1重量部とテトライソプロピルチタネート0.0
2重量部を攪拌機、分流管、ガス導入管、減圧用管を備
えたフラスコに入れ、窒素雰囲気常圧下、200℃で2
時間、引き続いて徐々に減圧にしながら、0.5mmH
g以下に到達した後、200℃で5時間攪拌し、水及び
過剰の1,4−ブタンジオールを系内から留出除去し、
ポリエステル樹脂を合成した。次に、窒素雰囲気常圧
下、200℃でヘキサメチレンジイソシアネート(Mw
=168)を0.8重量部添加して、分子量を上げたポ
リエステル樹脂(A)を合成した。ポリエステル樹脂
(A)の数平均分子量はGPCによる標準スチレン換算
で約44,000、重量平均分子量は約185,000
であった。ポリエステル樹脂(A)とポリカプロラクト
ンとの混練およびフィルムサンプルの成形は、以下の方
法で行った。ポリエステル樹脂(A)を100重量部
と、ポリカプロラクトン「PCLH7」(ダイセル化学
工業製,数平均分子量70,000)11.1重量部を
ラボプラストミルに供給して150℃、30rpmで混
練し、トルクが安定した後、更に10分間加熱混練し
た。得られた樹脂組成物をTダイ押出し成形し、エンボ
ス加工を施して厚さ40μmのフィルムを作製した。3
00×250mmのフィルムを2枚重ね合わせ、所定の
手形にヒートシールし、外周部分を切断して、生分解性
使い捨て手袋を得た。クリーンルーム内でシリコンウェ
ハーの取り扱いに該手袋を使用したが、従来のポリオレ
フィン製の手袋に比較して手袋からシリコンウェハーへ
の塵の移行が少なかった。
【0031】(実施例2)コハク酸ジメチル(Mw=1
46)43.8重量部、1,4−ブタンジオール29.
1重量部、テトライソプロピルチタネート0.02重量
部を攪拌機、分流管、ガス導入管、減圧用管を備えたフ
ラスコに入れ、窒素雰囲気常圧下、190℃で2時間、
引き続いて徐々に減圧にしながら、1〜0.5mmHg
で200℃に昇温して8時間攪拌し、更に0.5〜0.
1mmHgで210〜220℃に昇温して5時間攪拌
し、メタノール及び過剰の1,4−ブタンジオールを系
内から留出除去し、ポリエステル樹脂(B)を合成し
た。ポリエステル樹脂(B)の数平均分子量は約38,
000、重量平均分子量は約75,000であった。ポ
リエステル樹脂(B)を100重量部と、ポリカプロラ
クトン「PCLH1P」(ダイセル化学工業製,数平均
分子量10,000)11.1重量部を使用して実施例
1と同様にしてフィルムを得た後、生分解性使い捨て手
袋を作成した。手袋は、園芸用に使用した後、土中に埋
めて容易に生分解することができた。
【0032】(比較例1)ポリエステル樹脂(A)のみ
のフィルム(厚さ40μm)から、実施例1と同様にし
て手袋を作成した。
【0033】(比較例2)ポリエステル樹脂(B)のみ
のフィルム(厚さ40μm)から、実施例1と同様にし
て手袋を作成した。
【0034】(比較例3)ポリカプロラクトンPCLH
7(ダイセル化学工業製)のみのフィルム(厚さ40μ
m)から、実施例1と同様にして手袋を作成した。
【0035】(比較例4)超低密度エチレン−α−オレ
フィン共重合体、長鎖分岐型低密度ポリエチレン、短鎖
分岐型低密度ポリエチレンからなるフィルム(厚さ30
μm)を使用して手袋を作成した。
【0036】上記で得られたフィルムに付き、機械特
性、耐熱性、生分解性等の評価を行った。
【0037】
【表1】
【0038】機械特性:機械強度、破断時伸び測定は、
サンプルは3号ダンベルを使用し、JIS 7112に
準じて行った。 耐熱性 :樹脂片(30×30×1mm)を2枚重ね
て、オーブン中で加熱し、融着状況を観察し、融着が生
じる最低温度を求めた。 生分解性:JIS K6950に準じて、活性汚泥中で
の酸素消費量から生分解性を求めた。結果は4週間培養
後の分解率で示した。 この結果、実施例1及び2では生分解率は、36%と4
0であり、ポリエステル樹脂(A)、(B)およびポリ
カプロラクトンの混合比率から期待される生分解率(実
施例1では10%、実施例2では22%)よりも、それ
ぞれ約260%と100%改善されていることが分かっ
た。これはポリエステル樹脂(A)、(B)はポリカプ
ロラクトンにより、誘引分解したものと考えることがで
きる。これに対して従来からのポリエチレン製使い捨て
手袋は生分解性が無い。以上のことから、本発明のポリ
カプロラクトンを混練した樹脂組成物のフィルムから得
られた使い捨て手袋では、フィルム製造時に被混練脂肪
族ポリエステル樹脂の融点低下等物性の低下を殆ど伴う
ことなく、混練による生分解性の改善効果が明らかであ
る。また、本組成物を使用したフィルムは吸湿性がある
ので、ポリエチレン製に比較して手袋に付着した塵埃が
落ちにくいし、皮膚が汗ばみにくい。
【0039】
【発明の効果】本発明により、生分解性が良く、吸湿性
を有する使い捨て手袋が容易に得られ、家庭、病院、学
校、研究室、塗装等の作業現場、製造・加工工場、食品
取り扱い場等で各種の用途に使用することができる。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脂肪族ポリエステル樹脂100重量部に
    対してポリカプロラクトン1〜200重量部を配合して
    なるポリエステル樹脂組成物を成形して得られたフィル
    ムからなる生分解性使い捨て手袋。
  2. 【請求項2】 脂肪族ポリエステル樹脂がコハク酸及び
    /又はアジピン酸をジカルボン酸成分とするポリエステ
    ル樹脂である請求項1記載の生分解性使い捨て手袋。
  3. 【請求項3】 脂肪族ポリエステル樹脂が1,4−ブタ
    ンジオールをジオール成分とするポリエステル樹脂であ
    る請求項1又は2に記載の生分解性使い捨て手袋。
  4. 【請求項4】 脂肪族ポリエステル樹脂がポリエステル
    樹脂を脂肪族ジイソシアネート化合物で高分子量化した
    ものである請求項2又は3に記載の生分解性使い捨て手
    袋。
  5. 【請求項5】 フィルムを二重に重ね、重ねたフィルム
    を手袋の形状に接着すると共に切断して得られる請求項
    1記載の生分解性使い捨て手袋。
  6. 【請求項6】 接着がヒートシールにより行われる請求
    項5記載の生分解性使い捨て手袋。
  7. 【請求項7】 園芸用、食品加工・取り扱い用、医療機
    器取り扱い用、クリーンルーム内作業用に使用される請
    求項1〜6のいずれかに記載の生分解性使い捨て手袋。
JP16593298A 1998-05-30 1998-05-30 生分解性使い捨て手袋 Pending JPH11335913A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16593298A JPH11335913A (ja) 1998-05-30 1998-05-30 生分解性使い捨て手袋
PCT/JP1999/002847 WO1999063001A1 (fr) 1998-05-30 1999-05-28 Composition de resine de polyester biodegradable, composition de resine biodesintegrable et objets moules que ces compositions permettent de fabriquer
US09/485,002 US20020094444A1 (en) 1998-05-30 1999-05-28 Biodegradable polyester resin composition, biodisintegrable resin composition, and molded objects of these
EP99922562A EP1008629A1 (en) 1998-05-30 1999-05-28 Biodegradable polyester resin composition, biodisintegrable resin composition, and molded objects of these

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16593298A JPH11335913A (ja) 1998-05-30 1998-05-30 生分解性使い捨て手袋

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11335913A true JPH11335913A (ja) 1999-12-07

Family

ID=15821762

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16593298A Pending JPH11335913A (ja) 1998-05-30 1998-05-30 生分解性使い捨て手袋

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11335913A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008002022A (ja) * 2006-06-23 2008-01-10 Achilles Corp 生分解性手袋
US7341962B2 (en) 2003-10-30 2008-03-11 Keikichi Kitamura Less irritant or inflammatory glove and method for producing the same
WO2010134772A3 (ko) * 2009-05-22 2011-03-10 주식회사 엘지화학 일회용 수지 성형품용 수지 조성물 및 일회용 수지 성형품
JP2012515837A (ja) * 2009-01-23 2012-07-12 サーモディクス ファーマシューティカルズ, インコーポレイテッド 異なる非反復単位を有するポリマーを含むポリマー混合物、ならびにそれを作製および使用するための方法
JP2018100460A (ja) * 2016-12-20 2018-06-28 エフピコ商事株式会社 プラスチックフィルム製の手袋
JP2020525557A (ja) * 2017-04-05 2020-08-27 バイオ−テック ビオローギッシュ ナチューフェアパックンゲン ゲーエムベーハー ウント コンパニ カーゲー 生分解性フィルム
CN114158804A (zh) * 2021-11-22 2022-03-11 鸿瀚防护科技南通有限公司 一种可生物降解的功能性环保手套及其制备方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7341962B2 (en) 2003-10-30 2008-03-11 Keikichi Kitamura Less irritant or inflammatory glove and method for producing the same
US7749572B2 (en) 2003-10-30 2010-07-06 Keikichi Kitamura Less irritant or inflammatory glove and method for producing the same
JP2008002022A (ja) * 2006-06-23 2008-01-10 Achilles Corp 生分解性手袋
JP2012515837A (ja) * 2009-01-23 2012-07-12 サーモディクス ファーマシューティカルズ, インコーポレイテッド 異なる非反復単位を有するポリマーを含むポリマー混合物、ならびにそれを作製および使用するための方法
WO2010134772A3 (ko) * 2009-05-22 2011-03-10 주식회사 엘지화학 일회용 수지 성형품용 수지 조성물 및 일회용 수지 성형품
JP2018100460A (ja) * 2016-12-20 2018-06-28 エフピコ商事株式会社 プラスチックフィルム製の手袋
JP2020525557A (ja) * 2017-04-05 2020-08-27 バイオ−テック ビオローギッシュ ナチューフェアパックンゲン ゲーエムベーハー ウント コンパニ カーゲー 生分解性フィルム
CN114158804A (zh) * 2021-11-22 2022-03-11 鸿瀚防护科技南通有限公司 一种可生物降解的功能性环保手套及其制备方法
CN114158804B (zh) * 2021-11-22 2024-05-14 鸿瀚防护科技南通有限公司 一种可生物降解的功能性环保手套及其制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN111801385B (zh) 成形体、片材及容器,以及管状体、吸管、棉签及气球用杆
JP4687129B2 (ja) 脂肪族ポリエステル系樹脂組成物及びその成形体
WO1999045067A1 (fr) Composition a base d'acide polylactique et son film
JP2006206868A (ja) 脂肪族ポリエステル組成物及びその成形体
JP2000238194A (ja) 生分解性積層フィルム及び農業用生分解性フィルム
JP3891692B2 (ja) 生分解性気泡シート
JP2005281678A (ja) 脂肪族ポリエステル系樹脂組成物及びその成形体
JP2007063297A (ja) 樹脂組成物
JPWO2002094935A1 (ja) 生分解速度が制御された生分解性樹脂組成物、フィルム及び農業用マルチフィルム
JPH11335913A (ja) 生分解性使い捨て手袋
JP2002249603A (ja) 脂肪族ポリエステルフィルム
JP2011168716A (ja) ポリ乳酸系樹脂用耐衝撃性付与剤及び該剤を含むポリ乳酸系樹脂組成物
JP2004237625A (ja) 生分解性樹脂からなる多層フィルム及びその製造方法
JPH09291165A (ja) 生分解性多孔質フィルム
JP3235968B2 (ja) 三成分系生分解性樹脂組成物
JP2000264343A (ja) 生分解性チャック付き袋
JP2005060686A (ja) ポリ乳酸組成物及びそれから得られる成形物
JP4102216B2 (ja) 二軸延伸生分解性ポリエステルフィルム及びその製造方法
JP2000103025A (ja) 生分解性積層体
JP2011127132A (ja) 脂肪族ポリエステル系樹脂組成物及びその成形体
JP2000256471A (ja) 生分解性フィルム
JP7106936B2 (ja) 成形体、シート及び容器
JP2000108230A (ja) 分解性気泡緩衝体及びその製造方法
JP2006182808A (ja) 脂肪族ポリエステル樹脂組成物フィルム、積層フィルム、及び袋
JP2002059499A (ja) 生分解性気泡シート