JPH11335071A - 吊下部位置検出装置 - Google Patents

吊下部位置検出装置

Info

Publication number
JPH11335071A
JPH11335071A JP14545798A JP14545798A JPH11335071A JP H11335071 A JPH11335071 A JP H11335071A JP 14545798 A JP14545798 A JP 14545798A JP 14545798 A JP14545798 A JP 14545798A JP H11335071 A JPH11335071 A JP H11335071A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
suspension
position detecting
light receiving
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14545798A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Yasuda
克己 安田
Susumu Nakagawa
進 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinko Electric Co Ltd filed Critical Shinko Electric Co Ltd
Priority to JP14545798A priority Critical patent/JPH11335071A/ja
Publication of JPH11335071A publication Critical patent/JPH11335071A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 基台と吊下部との間で電力や制御信号を伝達
する必要がなく,且つ画像処理を必要としない簡易な構
成で,昇降台のスキュー角や高さを正確且つ高速に検出
すること。 【解決手段】 移動台車1(基台)のLED6(発光手
段)からの光を,昇降台2のコーナキューブ20(再帰
反射手段)で入射方向と等しい方向に反射させて移動台
車上の半導体位置検出素子9で受光位置の信号を出力さ
せ、半導体位置検出素子の検出結果に基づいて,移動台
車に対する昇降台の位置を演算する。これにより,昇降
台側には単に光を反射するだけの受動的な作用をなすコ
ーナキューブ20のみを搭載した構成となる。更に,L
ED,コーナキューブ,半導体位置検出素子等を複数組
設置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,基台から懸垂材に
より吊り下げられた吊下部の位置を検出する吊下部位置
検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば工場内などでは,荷物の搬送装置
として,天井近くに配設されたレール上を走行する移動
台車から懸垂材によりハンド付昇降台を昇降可能に吊り
下げ,上記ハンドにより荷物を把持して搬送する懸垂式
昇降装置(いわゆるクレーン)が,近年特に注目されて
いる。このような懸垂式昇降装置の最大の問題点として
挙げられるのが,吊り下げられた上記昇降台の揺れであ
る。上記移動台車の停止直後などで上記昇降台が大きく
揺れている間は,所定位置に置かれている荷物を正確に
把持することができなかったり,或いは把持している荷
物を所定位置に正確に載置することができない。そこ
で,上記昇降台の揺れが収まったかどうかを判断した
り,或いは上記昇降台の揺れを積極的に減衰させる制振
制御を行うことが有効となるが,そのためには,例えば
上記昇降台の上記移動台車に対する相対位置や揺れ角度
などを検出する必要がある。このような昇降台の位置や
揺れ角度を検出する技術は,例えば特開平8−1757
86号公報や特開平9−257475号公報に提案され
ている。それぞれの技術について簡単に説明する。
【0003】特開平8−175786号公報に記載のク
レーン装置A0は,図8に示すように,レール33上を
移動する移動台車31から垂下されたワイヤ35に,荷
物Wを把持可能な昇降台32が取付けられている。上記
昇降台32は,上記移動台車31に設けられた巻き取り
ドラム34による上記ワイヤ35の巻き取り/繰り出し
動作により昇降する。また,上記昇降台32には発光素
子36が1つ設けられており,上記移動台車31には,
上記発光素子36から発せられた光を集光する集光レン
ズ38と二次元位置検出素子39とよりなる受光器40
が設けられている。上記発光素子36から発せられた光
が上記集光レンズ38により集光されて上記二次元位置
検出素子39で受光されると,上記二次元位置検出素子
39からはその受光位置に応じた信号が出力され,演算
装置41ではその出力信号に基づいて上記移動台車31
に対する上記昇降台32のズレ量Sが求められる。ま
た,上記巻き取りドラム34に取付けられたロータリー
エンコーダ42で検出された上記巻き取りドラム34に
よる上記ワイヤの繰り出し長さにより,上記移動台車3
1と上記昇降台32との距離Hが求められる。上記演算
装置41では,上記ズレ量Sと上記距離Hとに基づいて
上記昇降台32の振れ角θが算出される。尚,図8中,
37aは上記二次元位置検出素子39の出力信号から上
記発光素子36で発生された周波数成分のみを抽出する
周波数抽出回路であり,37bは上記受光器40の受光
量を一定にするために光学フィルタ43を制御する透光
量制御回路である。
【0004】また,特開平9−257475号公報に記
載のクレーン装置A0′は,図9に示すように,台車3
1′から垂下されたワイヤ35′に昇降台32′が取付
けられている。上記昇降台32′には発光ダイオード
(LED)よりなる2つのターゲット46a,46bが
設けられており,上記台車31′には,上記ターゲット
46a,46bをそれぞれ撮像するカメラ45a,45
c,及びカメラ45b,45dが設けられている。上記
カメラ45a,45cは上記カメラ45b,45dに比
べて視野が広く設定されており,上記昇降台32′の高
さが所定位置よりも高い場合にはカメラ45a,45c
が,所定位置よりも低い場合にはカメラ45b,45d
が用いられる。上記いずれかのカメラで撮像された上記
ターゲット46a,46bの画像は,図示しない画像処
理装置で処理され,画像上での上記ターゲット46a,
46bの位置に基づいて上記昇降台32′の上記台車3
1′に対する振れ角やスキュー角が算出される。尚,上
記クレーン装置A0′は2つのターゲットをそれぞれ異
なるカメラで撮像するように構成されているが,複数の
ターゲットを1つのカメラで撮像する技術についても同
様に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記2
つの技術には次のような問題点があった。まず,両技術
共に,昇降台32(32′)上に能動素子である発光素
子36(46a,46b)が設置されているため,昇降
台32(32′)と移動台車31(31′)との間で電
力や制御信号を伝達する必要があり,装置が複雑化する
という問題点があった。また,上記クレーン装置A0で
は,1つの発光素子36の位置のみに基づいて昇降台3
2の位置を検出するため,昇降台32の水平方向の位置
や振れ角度しか検出することができず,昇降台32の捩
じり角度(スキュー角)を求めることができない。ま
た,振れ角θの算出に必要な上記移動台車31と上記昇
降台32との距離Hを,上記巻き取りドラム34による
上記ワイヤの繰り出し長さにより検出しているが,この
ような方法ではワイヤ35の伸びや繰り出し機構のガタ
などにより検出誤差が生じやすいという問題点もあっ
た。また,上記クレーン装置A0′では,カメラで撮像
した画像に画像処理を施す必要があるため,高価な画像
処理装置が必要となってコスト高となり,また装置も大
型化してしまうという問題点があった。更に,画像処理
に時間がかかるために応答性が悪く,リアルタイムの処
理を必要とする制振制御などには不向きであった。本発
明は上記事情に鑑みてなされたものであり,その目的と
するところは,基台と吊下部との間で電力や制御信号を
伝達する必要がなく,且つ画像処理を必要としない簡易
な構成で,昇降台のスキュー角や高さについても正確且
つ高速に検出することが可能な吊下部位置検出装置を提
供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は,基台から懸垂材により吊り下げられた吊下
部の位置を検出する吊下部位置検出装置において,上記
基台上若しくは上記吊下部上に設置される発光手段と,
上記吊下部上若しくは上記基台上に上記発光手段に対向
して設置され,上記発光手段からの光を入射方向と等し
い方向に反射させる再帰反射手段と,上記基台上若しく
は上記吊下部上に設置され,上記再帰反射手段で反射さ
れた光を受光してその受光位置を検出する受光位置検出
素子と,上記受光位置検出素子の検出結果に基づいて,
上記基台に対する上記吊下部の位置を演算する演算手段
とを具備してなることを特徴とする吊下部位置検出装置
として構成されている。また,上記発光手段,上記再帰
反射手段,及び上記受光位置検出素子を複数組設置する
と共に,上記演算手段を,上記各受光位置検出素子の検
出結果に基づいて,上記基台に対する上記吊下部の水平
方向位置,鉛直方向位置,及び鉛直軸回りの回転角を演
算するように構成すれば,吊下部上の異なる2つの位置
において基台に対するズレ量を検出することにより,吊
下部の水平方向位置だけでなく,スキュー角についても
容易に検出できる。また,吊下部の鉛直方向位置につい
ても,機械的な誤差の影響を受けることなく高精度で検
出できる。また,上記発光手段を,それぞれ波長,偏光
方向などの特性の異なる複数の光を短間隔で順次点滅さ
せ得るように構成し,上記再帰反射手段を,上記発光手
段から発せられる上記特性の異なる複数の光に対応して
複数設置すると共に,それぞれ対応する特性の光のみを
選択的に反射させ得るように構成し,更に,上記演算手
段を,上記発光手段により順次点滅され,上記再帰反射
手段により反射されたそれぞれの光に対する上記受光位
置検出素子の検出結果に基づいて,上記基台に対する上
記吊下部の水平方向位置,鉛直方向位置,及び鉛直軸回
りの回転角を演算するように構成すれば,吊下部の水平
方向位置に加えて,スキュー角や鉛直方向位置について
も高精度で検出できるだけでなく,受光位置検出素子を
1つ設置するだけでよいため,装置構成が簡略化でき
る。尚,上記再帰反射手段としては,例えばコーナキュ
ーブや,微小ガラスビーズを埋め込んだ反射部材などを
用いることができる。更に,上記再帰反射手段と上記受
光位置検出素子との間の光路上に,上記再帰反射手段で
反射された光を集光する集光レンズを具備すれば,上記
受光位置検出素子上への集光性が向上して検出精度が向
上する。
【0007】
【作用】本発明に係る吊下部位置検出装置によれば,例
えば基台上に設けられた発光手段から発せられた光の一
部が,例えば吊下部上に設けられた再帰反射手段で入射
方向と等しい方向に反射され,例えば基台上に設けられ
た半導体位置検出素子(PSD)などの上記受光位置検
出素子で受光され,その受光位置が出力される。そし
て,上記受光位置検出素子から出力された受光位置信号
に基づいて,上記基台に対する上記吊下部の水平方向位
置が演算される。このように,基台側(若しくは吊下部
側)に発光手段と受光手段を搭載し,吊下部側(若しく
は基台側)には単に光を反射するだけの受動的な作用を
なす再帰反射手段を搭載しているため,電力や制御信号
を伝達するための伝達手段を上記基台と上記吊下部との
間に設ける必要がなく,装置構成が簡略化される。ま
た,画像処理を必要とせず,コストが安く小型の簡易な
構成で,高速且つ高精度の位置検出が行える。また,上
記発光手段,上記再帰反射手段,及び上記受光位置検出
素子を複数組設置すれば,上記演算手段において,上記
各受光位置検出素子の検出結果に基づいて,上記基台に
対する上記吊下部の水平方向位置だけでなく,鉛直方向
位置,及び鉛直軸回りの回転角(スキュー角)について
も機械的な誤差の影響を受けることなく高精度で検出で
きる。また,上記発光手段を,それぞれ波長,偏光方向
などの特性の異なる複数の光を短間隔で順次点滅させ得
るように構成し,上記再帰反射手段を,上記発光手段か
ら発せられる上記特性の異なる複数の光に対応して複数
設置すると共に,それぞれ対応する特性の光のみを選択
的に反射させ得るように構成すれば,し,更に,上記演
算手段を,上記発光手段により順次点滅され,上記再帰
反射手段により反射されたそれぞれの光に対する上記受
光位置検出素子の検出結果に基づいて,上記基台に対す
る上記吊下部の水平方向位置,鉛直方向位置,及び鉛直
軸回りの回転角を演算するように構成すれば,上記演算
手段において,上記各受光位置検出素子の検出結果に基
づいて,上記基台に対する上記吊下部の水平方向位置だ
けでなく,鉛直方向位置,及び鉛直軸回りの回転角(ス
キュー角)についても機械的な誤差の影響を受けること
なく高精度で検出できるだけでなく,受光位置検出素子
を1つ設置するだけでよいため,装置構成が簡略化され
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して,本発明
の実施の形態及び実施例につき説明し,本発明の理解に
供する。尚,以下の実施の形態及び実施例は本発明を具
体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定する
性格のものではない。ここに,図1は本発明の実施の形
態に係る搬送装置A1の概略構成を示す模式図,図2は
上記搬送装置A1において集光レンズを用いない場合の
検出原理の説明図,図3は本発明の実施例1に係る搬送
装置A2の概略構成を示す模式図,図4は昇降台2の位
置姿勢の説明図,図5は本発明の実施例2に係る搬送装
置A3の概略構成を示す模式図,図6は上記搬送装置A
3の演算部11及びその関連部分の概略構成を示すブロ
ック図,図7はタイミング信号発生部28から発せられ
るスタート信号SSと保持信号SHa,SHb,及び発
光制御部7から発せられる点灯信号Ea,Ebの動作タ
イミングチャートである。
【0009】本実施の形態に係る搬送装置A1は,本発
明に係る吊下部位置検出装置を,昇降機構を具備した天
井走行型搬送装置として具現化した一例である。図1に
示すように,上記搬送装置A1は,大きく分けて,天井
付近に配設されたレール3に沿って移動する移動台車1
(基台の一例)と,上記移動台車1から垂下された2本
の懸垂材5,5と,上記懸垂材5,5の下端部に取り付
けられ,荷物Wを把持可能な昇降部2(吊下部の一例)
とで構成されている。上記昇降台2は,上記移動台車1
に設けられた巻き取りドラム4による上記懸垂材5の巻
き取り/繰り出し動作により昇降する。尚,上記巻き取
りドラム4にはエンコーダ22が取り付けられている。
上記昇降台2には,入射した光を入射方向と等しい方向
に反射させるコーナキューブ20(再帰反射手段の一
例)が設けられている。このコーナキューブ20は単に
光を反射するだけの受動的な作用をなすものであり,当
然ながら電力や制御信号を必要としない。従って,上記
コーナキューブ20に対して電力や制御信号を伝達する
ための伝達手段を上記移動台車1と上記昇降台2との間
に設ける必要がなく,装置構成が簡略化される。また,
上記移動台車1には,発光ダイオード(以下,LEDと
いう)6(発光手段の一例)と,上記LED6の発光制
御を行う発光制御部7と,ハーフミラー21と,上記L
ED6から発せられ,上記昇降台2に設けられた上記コ
ーナキューブ20からの反射光を集光する集光レンズ8
と,上記集光レンズ8で集光された光を受光してその受
光位置(光スポットの中心位置)を検出する半導体位置
検出素子(以下,PSDという)9(受光位置検出素子
の一例)と,上記PSD9で検出された受光位置に基づ
いて上記昇降台2の上記移動台車1に対する水平方向位
置を演算する演算部11が搭載されている。
【0010】続いて,上記搬送装置A1における上記昇
降台2の位置検出動作について説明する。発光制御部7
の制御により,上記LED6は所定間隔で発光される。
上記LED6から発せられた光は,その一部がハーフミ
ラー21を透過して上記昇降台2方向へ進み,更にその
一部が上記コーナキューブ20に入射する。上記コーナ
キューブ20に入射した光は,図1の光路Rで示すよう
にその入射方向と等しい方向に反射され,その一部が上
記ハーフミラー21で反射され,集光レンズ8により上
記PSD9上に集光される。上記演算部11では,上記
PSD9の出力信号から光スポット位置の座標値データ
を演算し,上記昇降台2の上記移動台車1に対する水平
方向位置xc,ycを算出する。ここで,搬送装置A1
では,昇降台2の揺れ幅は小さいので,昇降台は水平面
に平行に揺れていると見做せる。従って,上記演算部1
1では,例えば次式により,上記水平方向位置xc,y
cが算出できる。
【数1】 ここで,(xr ,yr )は上記PSD9上での光スポッ
ト位置の座標値,feは集光レンズ8とPSD9との距
離である。また,zcはコーナキューブ20から集光レ
ンズ8までの光軸方向距離であり,これは,例えば上記
エンコーダ22で検出された懸垂材5の繰り出し量から
求められる移動台車1と昇降台2との距離を用いて近似
できる。
【0011】尚,コーナキューブ20で反射された光線
Rは,広がり角の小さいビーム状となるため,集光レン
ズ8を用いなくても上記PSD9上に入射する光はスポ
ット状となり,位置検出は可能である。図2は,集光レ
ンズ8を用いない場合の検出原理を説明する図であり,
ハーフミラー21を無視してPSD9とLED6の光軸
が重なるように等価的に表した光学系を示している。こ
の場合,上記昇降台2の上記移動台車1に対する水平方
向位置xc,ycは,上記(1)式のzcをzc′に,
e をfe ′にそれぞれ置き換えることにより計算でき
る。このように,本実施の形態に係る搬送装置A1では
上記集光レンズ8は必須ではないが,集光レンズ8を用
いれば集光性が向上し,検出精度は向上する。また,上
記再帰反射手段としては,コーナキューブ20の他に,
例えば微小ガラスビーズを埋め込んだ反射シートなどを
用いることもできる。以上説明したように,本実施の形
態に係る搬送装置A1では,移動台車1側に発光手段と
受光手段を搭載し,昇降台2側には単に光を反射するだ
けの受動的な作用をなすコーナキューブ20を搭載して
いるため,電力や制御信号を伝達するための伝達手段を
上記移動台車1と上記昇降台2との間に設ける必要がな
く,装置構成が簡略化される。また,搬送装置A1では
PSD9を用いて位置検出を行っているため,画像処理
を必要とせず,コストが安く小型の簡易な構成で,高速
且つ高精度の位置検出が行える。
【0012】
【実施例】(実施例1)上記実施の形態に係る搬送装置
A1では,上記従来のクレーン装置A0と同様,1つの
コーナキューブ20の位置のみに基づいて昇降台2の位
置を検出するため,昇降台2の水平方向の位置しか検出
することができず,昇降台2の捩じり角度(スキュー
角)を求めることができない。また,移動台車1と昇降
台2との距離については,巻き取りドラム4による懸垂
材5の繰り出し長さにより検出しているため,懸垂材5
の伸びや繰り出し機構のガタなどにより検出誤差が生じ
やすい。そこで,これらの問題点を解決し,昇降台2の
スキュー角や移動台車1と昇降台2との距離についても
高精度で検出可能な搬送装置A2について説明する。本
実施例1に係る搬送装置A2の概略構成を図3に示す。
搬送装置A2は,基本的には,上記実施の形態に係る搬
送装置A1におけるLED6,発光制御部7,ハーフミ
ラー21,コーナキューブ20,集光レンズ8,及びP
SD9を2組搭載したものである。LED6a,6bの
放射角βa,βbは,コーナキューブ20aにはLED
6aの光が入射し,コーナキューブ20bにはLED6
bの光が入射するようにそれぞれ設定されている。コー
ナキューブ20a,20bからの反射光をそれぞれ受光
したPSD9a,9bからの出力は,マルチプレクサ2
3によって順次選択されて演算部11に入力される。上
記演算部11では,順次入力される上記PSD9a,9
bからの出力信号に基づいて,上記昇降台2の上記移動
台車1に対する水平方向位置,鉛直方向位置,及び鉛直
軸回りの回転角が演算される。その演算方法について図
4を用いて説明する。図4は,昇降台2を上方から見た
図である。使用する座標系としては,上記移動台車1上
の所定位置に原点をとり,水平面内にX軸,Y軸を,鉛
直下方に向けてZ軸を設定する(図3,図4参照)。搬
送装置A2では,昇降台2の揺れ幅は小さいので,昇降
台は水平面に平行に揺れていると見做せる。従って,上
記演算部11では,次式により,水平面内でのズレx
c,yc,スキュー角θs,及び移動台車1と昇降台2
との距離zcが算出される。
【数2】 ここで,(xa ,ya ),(xb ,yb )はそれぞれL
ED6a,6bのPSD9a,9b上での集光スポット
の座標値,Lsはコーナキューブ20a,20b間の設
置距離,fe は集光レンズ8a,8bとPSD9a,9
bとの距離である。尚,上記(2)式は,ハーフミラー
21a,21bを無視した等価光学系において,2つの
集光レンズ8a,8bの中点を座標原点に設定し,2つ
の集光レンズ8a,8bの間隔とコーナキューブ20
a,20bの間隔は等しく,且つニュートラルの位置で
上記コーナキューブ20a,20bはそれぞれ上記集光
レンズ8a,8bの直下にあるものとして導出した。こ
のように,本実施例1に係る搬送装置A2では,昇降台
2上の異なる2つの位置において移動台車1に対するズ
レ量を検出することにより,昇降台2の水平方向位置だ
けでなく,スキュー角についても容易に検出できる。ま
た,昇降台2の鉛直方向位置についても,機械的な誤差
の影響を受ける巻き取りドラム4の送り出し量を用いる
場合に比べて高精度で検出できる。尚,上記の例におい
て,LED6,発光制御部7,ハーフミラー21,コー
ナキューブ20,集光レンズ8,及びPSD9を3組以
上搭載してもよいことは言うまでもない。
【0013】(実施例2)上記実施例1に係る搬送装置
A2では,LED6,コーナキューブ20,PSD9等
を2組設置する必要があり,装置の大型化やコスト高と
いった問題点がある。そこで,上記搬送装置A2の奏す
る効果を維持しつつ,装置の小型化やコスト低減が可能
な搬送装置A3について説明する。本実施例2に係る搬
送装置A3の概略構成を図5に示す。搬送装置A3は,
基本構成において上記実施の形態に係る搬送装置A1と
共通する部分が多いため,上記搬送装置A1との相違点
を中心に説明する。搬送装置A3の移動台車1上には,
互いに異なる波長λa,λbの光を発するLED6a,
6bが近接して配置されている。また,昇降台2上に
は,所定の間隔で2つのコーナキューブ20a,20b
が設置されており,上記コーナキューブ20aの手前に
は波長λaの光のみを透過させる光学フィルタ24a
が,上記コーナキューブ20bの手前には波長λbの光
のみを透過させる光学フィルタ24bがそれぞれ設置さ
れている。これにより,LED6aから発せられた光は
コーナキューブ20aのみで反射され,LED6bから
発せられた光はコーナキューブ20bのみで反射され,
それぞれPSD9に入射する。また,上記移動台車1に
搭載されている発光制御部7では,上記LED6a,6
bの発光制御が行われ,演算部11では,上記発光制御
部7によって制御される上記LED6a,6bの発光タ
イミングと上記PSD9による受光位置信号取得のタイ
ミングの同期を図りつつ,上記PSD9で検出された受
光位置に基づいて上記昇降台2の上記移動台車1に対す
る水平方向位置,鉛直方向位置,及び鉛直軸回りの回転
角が演算される。
【0014】続いて,図6を用いて,上記演算部11の
詳細構成,及び上記演算部11を中心とした制御動作に
ついて説明する。図6に示すように,上記演算部11
は,光スポット位置演算部25と,記憶素子26a,2
6bと,位置姿勢演算部27と,タイミング信号発生部
28とで構成されている。上記光スポット位置演算部2
5では,上記PSD9の出力信号に基づいて上記PSD
9上の光スポットの座標値が演算され,出力される。上
記光スポット位置演算部25で出力された座標値データ
は,上記LED6aからの光に対応するものが記憶素子
26aに,上記LED6bからの光に対応するものが記
憶素子26bにそれぞれ記憶される。上記タイミング信
号発生部28は,上記発光制御部7にスタート信号を一
定周期で出力するとともに,上記記憶素子26a,26
bにデータ保持信号を出力する。これらの動作を図7に
示すタイムチャートを用いて説明する。上記タイミング
信号発生部28から上記発光制御部7に対してスタート
信号SSが出力されると,上記発光制御部7からは上記
LED6a,6bをそれぞれ点灯させる点灯信号Ea,
Ebが時間をずらして交互に出力され,これに基づいて
LED6a,6bが順次点滅する。このとき,上記タイ
ミング信号発生部28では,LED6aが点灯している
間に上記記憶素子26aに対して保持データを更新させ
る保持信号SHaを送出し,LED6bが点灯している
間に上記記憶素子26bに対して保持データを更新させ
る保持信号SHbを送出する。以上により,上記記憶素
子26a,26bにはそれぞれコーナキューブ20a,
20bに関する上記PSD9上での光スポット位置の座
標値データが順次保持される。尚,上記記憶素子26
a,26bにそれぞれ記憶される座標値データは,同じ
時刻での上記コーナキューブ20a,20bそれぞれに
関する光スポット位置の座標値データとして用いられる
が,上記LED6a,6bの発光時刻には実際にはΔt
の差がある。しかしながら,上記LED6a,6bの発
光間隔Δtを,上記昇降台2の揺れの周期に対して十分
高速(例えば数KHz以上)に設定すれば,上記時間差
Δtは無視できる。上記位置姿勢演算部27では,上記
記憶素子26a,26bにそれぞれ記憶された上記コー
ナキューブ20a,20bに関する上記PSD9上での
光スポット位置の座標値データに基づいて,次式により
上記昇降台2の上記移動台車1に対する水平方向位置,
鉛直方向位置,及び鉛直軸回りの回転角が演算される。
【数3】 ここで,(xa ,ya ),(xb ,yb )はそれぞれL
ED6a,6bのPSD9a,9b上での集光スポット
の座標値,Lsはコーナキューブ20a,20b間の設
置距離,fe は集光レンズ8a,8bとPSD9a,9
bとの距離である。以上説明したように,本実施例2に
係る搬送装置A3では,2つのLEDの点滅のタイミン
グを僅かにずらしてそれぞれのコーナキューブに関する
PSD9上の座標値データを記憶するように構成されて
いるため,LEDやコーナキューブと同数のPSDや集
光レンズを設置する必要がなく,装置構成が簡略化でき
る。もちろん,昇降台2側に能動的な手段は必要ないた
め,装置構成は簡略化される。
【0015】(実施例3)上記実施例2におけるLED
6a,6bに代えてレーザダイオード6a′,6b′を
用い,光学フィルタ24a,24bに代えて偏光フィル
タ24a′,24b′を用いることもできる。この場
合,例えば上記レーザダイオード6a′及び上記偏光フ
ィルタ24a′の偏光方向をX軸に平行に,上記レーザ
ダイオード6b′及び上記偏光フィルタ24b′の偏光
方向をY軸に平行に設定すればよい。これにより,昇降
台2のスキュー角θsが小さい用途においては上記実施
例2と同様の効果が得られる。
【0016】尚,上記実施の形態及び各実施例では,本
発明の基台の一例として移動台車を,吊下部の一例とし
て昇降部を用いた例を示したが,上記基台は必ずしも移
動可能である必要はなく,また上記吊下部も昇降可能で
ある必要はない。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように,本発明は,基台か
ら懸垂材により吊り下げられた吊下部の位置を検出する
吊下部位置検出装置において,上記基台上若しくは上記
吊下部上に設置される発光手段と,上記吊下部上若しく
は上記基台上に上記発光手段に対向して設置され,上記
発光手段からの光を入射方向と等しい方向に反射させる
再帰反射手段と,上記基台上若しくは上記吊下部上に設
置され,上記再帰反射手段で反射された光を受光してそ
の受光位置を検出する受光位置検出素子と,上記受光位
置検出素子の検出結果に基づいて,上記基台に対する上
記吊下部の位置を演算する演算手段とを具備してなるこ
とを特徴とする吊下部位置検出装置として構成されてい
るため,電力や制御信号を伝達するための伝達手段を上
記基台と上記吊下部との間に設ける必要がなく,装置構
成が簡略化される。また,画像処理を必要とせず,コス
トが安く小型の簡易な構成で,高速且つ高精度の位置検
出が行える。また,上記発光手段,上記再帰反射手段,
及び上記受光位置検出素子を複数組設置すると共に,上
記演算手段を,上記各受光位置検出素子の検出結果に基
づいて,上記基台に対する上記吊下部の水平方向位置,
鉛直方向位置,及び鉛直軸回りの回転角を演算するよう
に構成すれば,吊下部上の異なる2つの位置において基
台に対するズレ量を検出することにより,吊下部の水平
方向位置だけでなく,スキュー角についても容易に検出
できる。また,吊下部の鉛直方向位置についても,機械
的な誤差の影響を受けることなく高精度で検出できる。
また,上記発光手段を,それぞれ波長,偏光方向などの
特性の異なる複数の光を短間隔で順次点滅させ得るよう
に構成し,上記再帰反射手段を,上記発光手段から発せ
られる上記特性の異なる複数の光に対応して複数設置す
ると共に,それぞれ対応する特性の光のみを選択的に反
射させ得るように構成し,更に,上記演算手段を,上記
発光手段により順次点滅され,上記再帰反射手段により
反射されたそれぞれの光に対する上記受光位置検出素子
の検出結果に基づいて,上記基台に対する上記吊下部の
水平方向位置,鉛直方向位置,及び鉛直軸回りの回転角
を演算するように構成すれば,吊下部の水平方向位置に
加えて,スキュー角や鉛直方向位置についても高精度で
検出できるだけでなく,受光位置検出素子を1つ設置す
るだけでよいため,装置構成が簡略化できる。更に,上
記再帰反射手段と上記受光位置検出素子との間の光路上
に,上記再帰反射手段で反射された光を集光する集光レ
ンズを具備すれば,上記受光位置検出素子上への集光性
が向上して検出精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る搬送装置A1の概
略構成を示す模式図。
【図2】 上記搬送装置A1において集光レンズを用い
ない場合の検出原理の説明図。
【図3】 本発明の実施例1に係る搬送装置A2の概略
構成を示す模式図。
【図4】 昇降台2の位置姿勢の説明図。
【図5】 本発明の実施例2に係る搬送装置A3の概略
構成を示す模式図。
【図6】 上記搬送装置A3の演算部11及びその関連
部分の概略構成を示すブロック図。
【図7】 タイミング信号発生部28から発せられるス
タート信号SSと保持信号SHa,SHb,及び発光制
御部7から発せられる点灯信号Ea,Ebの動作タイミ
ングチャート。
【図8】 従来技術に係るクレーン装置A0の概略構成
を示す模式図。
【図9】 従来技術に係るクレーン装置A0′の概略構
成を示す模式図。
【符号の説明】
1…移動台車(基台の一例) 2…昇降台(吊下部の一例) 5…懸垂材 6a,6b…LED(発光手段の一例) 8…集光レンズ 9…PSD(受光位置検出素子の一例) 11…演算部 20…コーナキューブ(再帰反射手段の一例)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台から懸垂材により吊り下げられた吊
    下部の位置を検出する吊下部位置検出装置において,上
    記基台上若しくは上記吊下部上に設置される発光手段
    と,上記吊下部上若しくは上記基台上に上記発光手段に
    対向して設置され,上記発光手段からの光を入射方向と
    等しい方向に反射させる再帰反射手段と,上記基台上若
    しくは上記吊下部上に設置され,上記再帰反射手段で反
    射された光を受光してその受光位置を検出する受光位置
    検出素子と,上記受光位置検出素子の検出結果に基づい
    て,上記基台に対する上記吊下部の位置を演算する演算
    手段とを具備してなることを特徴とする吊下部位置検出
    装置。
  2. 【請求項2】 上記発光手段,上記再帰反射手段,及び
    上記受光位置検出素子が複数組設置され,上記演算手段
    が,上記各受光位置検出素子の検出結果に基づいて,上
    記基台に対する上記吊下部の水平方向位置,鉛直方向位
    置,及び鉛直軸回りの回転角を演算する請求項1記載の
    吊下部位置検出装置。
  3. 【請求項3】 上記発光手段が,それぞれ特性の異なる
    複数の光を短間隔で順次点滅させ得るように構成され,
    上記再帰反射手段が,上記発光手段から発せられる上記
    特性の異なる複数の光に対応して複数設置されると共
    に,それぞれ対応する特性の光のみを選択的に反射させ
    得るように構成され,更に,上記演算手段が,上記発光
    手段により順次点滅され,上記再帰反射手段により反射
    されたそれぞれの光に対する上記受光位置検出素子の検
    出結果に基づいて,上記基台に対する上記吊下部の水平
    方向位置,鉛直方向位置,及び鉛直軸回りの回転角を演
    算する請求項1記載の吊下部位置検出装置。
  4. 【請求項4】 上記特性が波長である請求項3記載の吊
    下部位置検出装置。
  5. 【請求項5】 上記特性が偏光方向である請求項3記載
    の吊下部位置検出装置。
  6. 【請求項6】 上記再帰反射手段がコーナキューブであ
    る請求項1〜5のいずれかに記載の吊下部位置検出装
    置。
  7. 【請求項7】 上記再帰反射手段が,微小ガラスビーズ
    を埋め込んだ反射部材である請求項1〜5のいずれかに
    記載の吊下部位置検出装置。
  8. 【請求項8】 上記再帰反射手段と上記受光位置検出素
    子との間の光路上に設置され,上記再帰反射手段で反射
    された光を集光する集光レンズを具備する請求項1〜7
    のいずれかに記載の吊下部位置検出装置。
JP14545798A 1998-05-27 1998-05-27 吊下部位置検出装置 Pending JPH11335071A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14545798A JPH11335071A (ja) 1998-05-27 1998-05-27 吊下部位置検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14545798A JPH11335071A (ja) 1998-05-27 1998-05-27 吊下部位置検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11335071A true JPH11335071A (ja) 1999-12-07

Family

ID=15385683

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14545798A Pending JPH11335071A (ja) 1998-05-27 1998-05-27 吊下部位置検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11335071A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013182254A (ja) * 2012-03-05 2013-09-12 Konica Minolta Inc 測定装置
JP2015169491A (ja) * 2014-03-06 2015-09-28 株式会社ミツトヨ 変位検出装置および変位検出方法
JP2016183051A (ja) * 2016-07-25 2016-10-20 三井造船株式会社 吊具の振れ検出装置及びその制御方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013182254A (ja) * 2012-03-05 2013-09-12 Konica Minolta Inc 測定装置
JP2015169491A (ja) * 2014-03-06 2015-09-28 株式会社ミツトヨ 変位検出装置および変位検出方法
JP2016183051A (ja) * 2016-07-25 2016-10-20 三井造船株式会社 吊具の振れ検出装置及びその制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5491549A (en) Apparatus for acquiring pendulum oscillations of crane loads using measurement techniques
US10753738B2 (en) Robot system
CN110893085B (zh) 清洁机器人及其充电路径决定方法
KR102162047B1 (ko) 물체 포착 장치
JP2006501454A (ja) 巻上機における貨物の位置検出方法とその装置
JP2001508572A (ja) 自立移動式装置のドッキングの位置決め方法および装置
JP2017019072A (ja) 位置計測システム
CN109906415A (zh) 用于检测运载工具相对于轨道的位置的轨道传感器
CN110006404A (zh) 一种激光导引机器人系统及其导引方法
JP3137521B2 (ja) クレーン荷振れ角と吊りロープ長の計測装置
JP2008184298A (ja) 天井走行車
GB2295596A (en) Detecting deflection of a suspended load
JPH11335071A (ja) 吊下部位置検出装置
JP2831110B2 (ja) コンテナ位置検出装置
JP3262734B2 (ja) 荷役設備
JP4206533B2 (ja) 吊下部位置検出装置
JP2001010778A (ja) クレーン荷振れ検出方法
JPH08175786A (ja) クレーン装置における荷物振れ角検出装置
JPH0712889Y2 (ja) 吊り荷振れ角検出装置
JP2667395B2 (ja) 移動体
JP7306596B2 (ja) 天井搬送車
JPH11349279A (ja) 吊下部位置検出装置
JPH11322263A (ja) 懸垂式昇降装置
JPS59216006A (ja) 輪郭線検出装置
JPH1190883A (ja) 多軸ロボットの軸ズレ検知装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041110

A977 Report on retrieval

Effective date: 20071018

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071023

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071221

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080129