JPH11334907A - 紙葉類分離機構 - Google Patents

紙葉類分離機構

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JPH11334907A
JPH11334907A JP14376298A JP14376298A JPH11334907A JP H11334907 A JPH11334907 A JP H11334907A JP 14376298 A JP14376298 A JP 14376298A JP 14376298 A JP14376298 A JP 14376298A JP H11334907 A JPH11334907 A JP H11334907A
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JP
Japan
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separation
flat belt
sheets
bundle
roller
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Pending
Application number
JP14376298A
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English (en)
Inventor
Shinji Miyagawa
真司 宮川
Toru Takahashi
透 高橋
Toshihiko Tajiri
利彦 田尻
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】分離機構全体を停止して滞留した郵便物を取り
除くことがなくなり、分離効率と操作性を向上する。 【解決手段】郵便物が分離出口で滞留したら分離機構全
体停止を行う前にリトライ制御を行い、再び郵便物が動
き出したら分離動作を継続する。一定時間光学センサ
1、3がダークの場合121、吸気口22とローラ15
を一旦停止した後ローラを再起動する。再び郵便物が動
きだしたら133吸気口を再起動134して121へ戻
る。このとき分離ベルト制御152は114で光学セン
サがライトに変わって分離ベルト11を起動し111、
郵便物をローラの方向へ送り出して分離動作を行う。ま
たは一定時間光学センサがダークの場合、分離ベルトを
起動する。再び郵便物が動きだしたら142、分離ベル
ト制御152は114で光学センサがライトに変わって
分離ベルトを起動した状態を継続し111、郵便物をロ
ーラの方向へ送り出して分離動作を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、郵便物区分集積装
置などの紙葉類を扱う装置に関し、特に紙葉類を分離す
る技術に関る。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として、特開4−31793
3に記載のような紙葉類分離機構を有する郵便物区分集
積装置がある。この様な装置の紙葉類分離機構では、分
離された郵便物が何らかの原因で分離出口で滞留してし
まう可能性が有り、光学センサ等で分離出口の郵便物の
通過有無を監視して一定時間以上紙葉類有りを検知した
ままの場合は紙葉類滞留と判定する等の手段をとってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】分離された郵便物が何
らかの原因で分離出口で滞留してしまうと、分離機構全
体を停止して係員が滞留した郵便物を取り除き、再度分
離機構を起動することになり、分離効率と操作性が低減
する。本発明の目的は、分離機構全体停止回数を減らし
て分離効率と操作性の向上を図ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】郵便物が分離出口で滞留
してしまった場合に分離機構全体停止を行う前にリトラ
イ制御を行い、再び郵便物が動き出したときは分離動作
を継続することにより、分離機構全体停止を回避して分
離効率を向上し、係員が滞留郵便物を除去することを回
避して操作性を向上する。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明を図を用いて詳細に説明す
る。図1は、本発明の一実施例である郵便物分離機構の
概略図であり、また図5に主要部分の斜視図を示す。
【0006】分離される郵便物の束20を載せる供給台
14と、供給台の終点側には分離ベルト11が設けられ
ている。供給台14に載せられた郵便物の束20を上部
に載せて分離ベルト11へ押しつける方向へ搬送するフ
ォークベルト12と、郵便物の束20の上部を支えるシ
ャフト18を有してフォークベルト12と連動して郵便
物の束20の上部を支えながら分離ベルト11へ押しつ
けるチェーン13と、フォークベルト12とチェーン1
3の駆動源フォークモータ8がある。分離ベルト11は
搬送されてきた郵便物の束20と面接触するように配置
され、郵便物の束20の反対側には空気を吸引する真空
ポンプ6につながれた吸気口22が配置されており、次
に分離される郵便物21を吸着するため分離ベルト11
には穴が開けられている。郵便物の束20が分離ベルト
11へ押しつけられると光学センサ4を遮光してダーク
とし押しつけがなくなると光学センサ4の遮光を解除し
てライトとする検知レバー23がある。分離ベルト11
を駆動する分離モータ7があり、分離ベルト11の下流
には郵便物21を挟持搬送する一対のローラ15とその
駆動源である噛み込みモータ9があり、更にその下流に
は一対のベルトで構成されていて同様に郵便物21を挟
持搬送する搬送路16とその駆動源である搬送モータ1
0がある。供給台14の端からローラ15迄の間に郵便
物21の通過を検知するとダークとなる光学センサが上
流側から1、3とある。また図示しない装置の起動スイ
ッチ24、図示しない制御部19が設けられている。
【0007】次に図1と、図2(a)に示す制御ダイア
グラム、図3に示す郵便物分離動作説明図を用いて分離
動作を説明する。
【0008】起動スイッチ24が押下されると(10
1)吸気口22、ローラ15、搬送路16が起動し(1
02)、分離ベルト11が起動し(111)、フォーク
ベルト12・チェーン13が起動(103)する。以後
のフォークベルト12・チェーン13の制御は(15
1)、係員によって供給台14にセットされた郵便物の
束20がフォークベルト12・チェーン13によって分
離ベルト11へ押しつけられて検知レバー23が光学セ
ンサ4を遮光してダークとなると(104)フォークベ
ルト12・チェーン13を停止し(105)、何枚か郵
便物が分離されて郵便物の束20と分離ベルト11との
間に間隔があいて検知レバー23が光学センサ4の遮光
を解除してライトとなると(106)再びフォークベル
ト12・チェーン13を起動し(103)郵便物の束2
0を分離ベルト11へ押しつけるルーチンを繰り返す。
次に分離ベルト11の制御は(152)、フォークベル
ト12・チェーン13によって分離ベルト11へ押しつ
けられた郵便物の束20のうち、次に分離される郵便物
21が分離ベルト11に吸着されてローラ15の方向へ
送り出されて(図3(a))郵便物21の先端が光学セ
ンサ3に到達して(図3(b))、光学センサ3がダー
クになったとき(112)分離ベルト11を停止する
(113)。ここで光学センサ3は郵便物20の先端が
ローラ15に噛み込んだ位置に到達したときダークにな
る位置に配置されている。郵便物21はローラ15の挟
持力によって搬送路16へ送り込まれ、この間分離ベル
ト11は停止しているので更に次の郵便物25は停止し
たままとなる(図3(c))。郵便物21が更に搬送路
16へ送り込まれて、郵便物21の後端が光学センサ1
に到達して(図3(d))、光学センサ1がライトにな
ったとき(114)再び分離ベルト11を起動し(11
1)郵便物25をローラ15の方向へ送り出し始めるル
ーチンを繰り返す。ここで光学センサ1は郵便物21の
後端と郵便物25の先端との間隔が十分開いたとき、郵
便物21の後端でライトに変わる位置に配置されてい
る。
【0009】このようにして上記フォークベルト・チェ
ーン制御151と分離ベルト制御152で郵便物の束2
0は順次1枚づつに分離されていくが、分離された郵便
物が何らかの原因で分離出口で滞留してしまい一定時間
sの間光学センサ1、3がダークのままだった場合は
(121)異常監視制御153が作動する。特に図4
(a)郵便物21’に示すような内容物26が厚くて後
端側に寄っている場合は、図4(b)に示すように内容
物26の先端がローラ15へ掛かったとき厚さが急に増
すので、ローラ15が郵便物21’を挟持搬送する力F
2に対して抵抗力F3が発生し、またこのとき光学セン
サ3はダークなので分離ベルト11は回転していないの
で吸気口22の吸引力F1も郵便物21’を挟持搬送す
る力F2に対して抵抗力となり、 F2(郵便物21’を搬送する力)<F3+F1(抵抗
力) の関係から郵便物21’がローラ15との間でスリップ
して分離出口で滞留してしまい、異常監視制御153が
作動する場合が発生する。本発明は、このように郵便物
21’が分離出口で滞留してしまい一定時間sの間光学
センサ1、3がダークのままだった場合(121)でも
分離出口滞留と判断して(122)分離機構全体停止を
行う(123)前にリトライ制御を行い、動き出した場
合は分離動作を継続して分離機構全体停止(123)回
数を減らして分離効率の向上と操作性の向上を図る。
【0010】リトライ制御は図4(a)に示すような一
定時間sの間光学センサ1、3がダークのままだった場
合(121)、吸気口22とローラ15を停止して吸気
口22の吸引力F1とローラ15が郵便物21’を挟持
搬送する力F2と抵抗力F3を除去して郵便物21’を
一旦フリーの状態にした後(131)、図4(c)に示
すようにローラ15を起動すると(132)郵便物2
1’に余分なひずみのないフリーの状態からローラ15
が郵便物21’を挟持搬送する力F4と抵抗力F5の関
係だけになる。すると F4(郵便物21’を搬送する力)>F5(抵抗力) となってここで再び郵便物21’が動きだし、監視時間
aの間に光学センサ3がライトに変わった場合は(13
3)吸気口22を再起動して(134)監視制御(15
3)の(121)へ戻り、このとき分離ベルト制御(1
52)は(114)で光学センサ1がライトに変わって
分離ベルト11を起動し(111)更に次に分離される
郵便物をローラ15の方向へ送り出し始める正常ルーチ
ンに戻って分離動作を行うので、分離機構全体停止(1
23)を回避でき分離効率が向上し操作性が向上する。
【0011】また図2(b)に本発明の別の実施例の制
御ダイアグラムを示す。図2(b)は図2(a)と監視
制御154が監視制御153と異なる。図4(b)に示
すような F2(郵便物21’を搬送する力)<F3+F1(抵抗
力) で一定時間sの間光学センサ1、3がダークのままだっ
た場合(121)、図4(d)に示すように分離ベルト
11を起動すると(141)郵便物21’の抵抗力F1
が無くなり郵便物21’を搬送する力F6が発生する。
すると F2+F6(郵便物21’を搬送する力)>F3(抵抗
力) となってここで再び郵便物21’が動きだし、監視時間
bの間に光学センサ3がライトに変わった場合は(14
2)監視制御(154)の(121)へ戻り、このとき
分離ベルト制御(152)は(114)で光学センサ1
がライトに変わって分離ベルト11を起動した状態を継
続し(111)更に次に分離される郵便物をローラ15
の方向へ送り出し始める正常ルーチンに戻って分離動作
を行うので、分離機構全体停止(123)を回避でき分
離効率が向上し操作性が向上する。
【0012】
【発明の効果】以上のように、郵便物が分離出口で滞留
してしまった場合にリトライ制御を行い再び郵便物を動
き出させることにより、分離機構全体停止を回避して分
離効率を向上し、係員が滞留郵便物を除去することを回
避して操作性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である郵便物分離機構の概略
図。
【図2】(a)本発明の一実施例である郵便物分離機構
の制御ダイアグラム。 (b)本発明の別の実施例である郵便物分離機構の制御
ダイアグラム。
【図3】本発明の一実施例である郵便物分離機構におけ
る郵便物分離動作説明図。
【図4】本発明の一実施例である郵便物分離機構におけ
る郵便物搬送路滞留時のリトライ動作説明図と、本発明
の別の実施例である郵便物分離機構における郵便物搬送
路滞留時のリトライ動作説明図。
【図5】本発明の一実施例である郵便物分離機構主要部
の斜視図。
【符号の説明】
1、3、4・・・光学センサ、6・・・真空ポンプ、7
・・・分離モータ、8・・・フォークモータ、9・・・
噛み込みモータ、10・・・搬送モータ、11・・・分
離ベルト、12・・・フォークベルト、13・・・チェ
ーン、14・・・供給台、15・・・ローラ、16・・
・搬送路、18・・・シャフト、19・・・制御部、2
0・・・郵便物の束、21・・・郵便物、21´・・・
内容物が厚くて後端側に寄った郵便物、22・・・吸気
口、23・・・検知レバー、24・・・起動スイッチ、
25・・・郵便物、26・・・郵便物21´の内容物、
101〜154・・・制御ダイアグラム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】分離される紙葉類の束を載せる供給台と、
    前記供給台の終端に設けられて表面に単数又は複数の穴
    が開けられた無端平ベルトと、前記供給台に載せられた
    前記紙葉類の束を前記無端平ベルトに面接触する様に押
    しつける押し付け機構と、前記紙葉類の束が無端平ベル
    トに押し付けられたことを検知する押圧検知手段と、前
    記無端平ベルトの押し付けられた前記紙葉類の束と反対
    側に設けられて前記無端平ベルトの穴を通して空気を吸
    引する吸気手段と、前記分離平ベルトの下流に設けられ
    て紙葉類を挟持搬送する一対のローラと、該ローラの更
    に下流に設けられて紙葉類を挟持搬送する搬送路と、前
    記供給台の前記無端平ベルト側の端から前記ローラ迄の
    間に設けられて紙葉類の通過有無を検知する単数または
    複数の通過検知手段と、前記無端平べルト、前記押し付
    け機構、前記吸気手段、前記ローラ、前記搬送路の駆動
    源と前記各駆動源の動作を制御する制御手段から構成さ
    れて、前記供給台に載せられて前記押し付け機構により
    押し付けられた前記紙葉類の束のうち最も前記無端平ベ
    ルト側の紙葉類を前記吸引手段により前記無端平ベルト
    に吸着させて、該無端平ベルトを回転させることにより
    前記紙葉類を前記ローラ方向へ繰り出し、前記通過検知
    手段で繰り出した前記紙葉類が前記ローラに到達したこ
    とを検知したら前記無端平ベルトを停止し、前記繰り出
    した紙葉類と次に繰り出す紙葉類との所定間隔が確保で
    きたことを検知したら再度無端平ベルトを回転させるル
    ーチンを繰り返すことにより、紙葉類の束を1枚ずつ分
    離する紙葉類分離機構において、前記通過検知手段で一
    定時間以上紙葉類有りを検知したままで前記制御手段に
    て紙葉類滞留と判定されたとき、前記ローラと前記吸気
    手段を一旦停止した後で再度前記ローラを起動して、そ
    の後一定時間以内に前記通過検知手段で紙葉類無しを検
    知して前記制御手段にて再び紙葉類が動き出したと判定
    された場合は、前記吸気手段を再起動して前記紙葉類の
    束を1枚ずつ分離するルーチンに戻ることを特徴とした
    紙葉類分離機構。
  2. 【請求項2】請求項1記載の紙葉類分離機構において、
    前記通過検知手段で一定時間以上紙葉類有りを検知した
    ままで前記制御手段にて紙葉類滞留と判定されたとき、
    前記無端ベルトを一定時間回転させて、その後一定時間
    以内に前記通過検知手段で紙葉類無しを検知して前記制
    御手段にて再び紙葉類が動き出したと判定された場合
    は、前記紙葉類の束を1枚ずつ分離するルーチンに戻る
    ことを特徴とした紙葉類分離機構。
JP14376298A 1998-05-26 1998-05-26 紙葉類分離機構 Pending JPH11334907A (ja)

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JP14376298A JPH11334907A (ja) 1998-05-26 1998-05-26 紙葉類分離機構

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