JPH11334880A - リクレーマ - Google Patents

リクレーマ

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JPH11334880A
JPH11334880A JP14444998A JP14444998A JPH11334880A JP H11334880 A JPH11334880 A JP H11334880A JP 14444998 A JP14444998 A JP 14444998A JP 14444998 A JP14444998 A JP 14444998A JP H11334880 A JPH11334880 A JP H11334880A
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JP
Japan
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bucket
reclaimer
tilting
rotating frame
guide rail
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Application number
JP14444998A
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English (en)
Inventor
Isao Miyazawa
勲 宮澤
Shuzo Imaoka
修三 今岡
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バケット等の各部材の長寿命化を図り、その
交換頻度を低減することができるリクレーマを提供す
る。 【解決手段】 回転フレーム3の周方向に適宜間隔を置
いて起倒自在に設けられたバケット4を有したバケット
ホイール2と、バラ物等を掻き取るべく上記バケット4
を上記回転フレーム3の着座部27に着座させて起立さ
せる位置に付勢させる付勢手段11と、掻き取られたバ
ケット4内のバラ物等を上記回転フレーム3内上部に設
けられたシュート23に払い出すべく上記バケット4を
回転方向前方に倒す傾倒手段10,18,20とを備え
たリクレーマにおいて、上記傾倒手段で倒され付勢手段
で着座・起立位置に戻るバケット4の自転速度を調節し
て着座・起立時の衝突速度を可変に制御する衝撃度調節
手段21,29を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パイル状に積み付
けられた石炭や鉄鋼石等のバラ物を掻き取って払出すた
めのリクレーマに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5に示すように、一般にリクレーマ
は、軌道51を走行する走行フレーム52上に旋回・起
伏可能なブーム53を有し、このブーム53の先端部の
バケットホイール54で、パイル状に積み付けられた石
炭や鉄鋼石等のバラ物55を掻き取るようになってい
る。掻き取られたバラ物55はブームコンベヤ56上に
落下排出され、さらに軌道51に沿ったベルトコンベヤ
57上に落下されて払出されるようになっている。なお
58はバランサ、59はブーム起伏用の油圧シリンダで
ある。
【0003】ところで、従来のバケットホイール54
は、回転フレーム61に複数のバケット62が一体化さ
れ形成されている。バケット62の径方向内側には掻き
取ったバラ物を通す開口部が形成されており、バケット
62が上方に回転してくるとバラ物55はその開口部か
ら落下されるようになっている。そしてそのバラ物55
は、図示しないシュートに案内されて、バケットホイー
ル54の側方に位置するブームコンベヤ56上に落下さ
れる。
【0004】しかしながら、このバケットホイールには
以下の如き問題があった。すなわち、石炭や鉄鋼石は積
み付け状態にあるときに飛散防止のためある程度加湿さ
れている。このため、掻取り・排出を繰り返していくう
ちにバケットの内面に付着が生じ、バケットの容積を減
少させてしまう。そしてこうなると、装置自体の能力が
十分に発揮できず、メンテナンスの必要性も生じてしま
う。
【0005】そこで、本発明者は特願平8−17359
2号(発明の名称:リクレーマ)に開示するようなリク
レーマを提案した。図6に示すように、このリクレーマ
のバケットホイール54には、回転フレーム61の周方
向に適宜間隔を置いてバケット62が起倒自在に設けら
れている。バラ物を掻き取るべくバケット62を回転フ
レーム61の着座部63に着座させて起立させる位置に
付勢させる付勢手段と、掻き取られたバケット62内の
バラ物を回転フレーム61内上部に設けられたシュート
65に払い出すべくバケット62を前方に倒す傾倒手段
とを備えている。
【0006】すなわち、回転フレーム61の下部では、
バケット62は付勢手段によって着座部63に着座さ
れ、起立されてバラ物を掻き取る。そして、回転フレー
ム61の上部では、バケット62は傾倒手段によって着
座部63から離れて、傾動されてバラ物をシュート65
に払い出す。その後、バケット62の傾倒が終了して付
勢手段によって着座・起立位置に戻る際に、バケット6
2が一定の速度で着座部63に衝突して、その衝撃によ
ってバケット62に付着したバラ物が落下するようにな
っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、掻き取られ
るバラ物は、バケットに付着しやすい粉状のバラ物と、
付着しにくい塊状のバラ物とがある。上述のバケットホ
イールでは一定の速度でバケットが着座部に衝突するよ
うになっているため、その衝撃度は、粉状のバラ物を掻
き取る場合には、適度な衝撃であるが、塊状のバラ物を
掻き取る場合には、衝撃が大きすぎバケットや着座部に
過度の衝撃が与えられ、必要以上に各部材の寿命が縮め
られてしまい、その交換頻度が高くなってしまうという
問題があった。
【0008】そこで本発明の目的は、バケット等の各部
材の長寿命化を図り、その交換頻度を低減することがで
きるリクレーマを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、回転フレームの周方向に適宜間隔を置いて
起倒自在に設けられたバケットを有したバケットホイー
ルと、バラ物等を掻き取るべく上記バケットを上記回転
フレームの着座部に着座させて起立させる位置に付勢さ
せる付勢手段と、掻き取られたバケット内のバラ物等を
上記回転フレーム内上部に設けられたシュートに払い出
すべく上記バケットを回転方向前方に倒す傾倒手段とを
備えたリクレーマにおいて、上記傾倒手段で倒され付勢
手段で着座・起立位置に戻るバケットの自転速度を調節
して着座・起立時の衝突速度を可変に制御する衝撃度調
節手段を備えたものである。
【0010】これによれば、掻き取られるバラ物に合わ
せて、付勢手段による着座・起立時の衝突速度を変える
ことができるので、付着したバラ物を落下させる際のバ
ケットと着座部との衝撃が必要最小限に抑えられるの
で、各部材に過度の衝撃が与えられず、その長寿命化が
達成できる。
【0011】そして、上記傾倒手段が、上記シュートの
上方に位置し上記バケットに設けられたカムレバーに接
してバケットを倒すカム板を有し、上記衝撃度調節手段
が、上記カム板の回転方向後端にヒンジ結合され上記バ
ケットの傾倒姿勢を規制して自転速度を可変にするガイ
ドレールと、このガイドレールに接続されその傾斜角度
を調節する伸縮シリンダとからなるものが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳述する。
【0013】図1は、本発明に係るリクレーマのバケッ
トホイールを示す正面図、図2は図1の要部拡大図、図
3は図1の左側面図である。なお、図外の部分は図5に
示した従来のものと同様に構成されている。
【0014】図示するように、上記リクレーマは、ブー
ム1の先端部にバラ物を掻き取るためのバケットホイー
ル2を有している。バケットホイール2は、ブーム1に
回転自在に取り付けられた回転フレーム3と、回転フレ
ーム3の周方向に沿って適宜間隔を置いて設けられた複
数のバケット4とから主に構成される。
【0015】回転フレーム3は、中心部のボス部5と、
ボス部5から放射状に延出された複数のスポーク部6
と、スポーク部6の先端部を連結するリング部7とから
一体的に構成される。ボス部5は、ブーム1から延出さ
れた固定軸1aに回転可能に取り付けられ、図示しない
駆動手段からプーリ8(図1では図示省略)で駆動力を
受け、回転駆動されるようになっている。ここで図3か
ら分かるように、固定軸1aは上方に傾斜され、これに
よって回転フレーム3は、その上部がブーム1側に接近
するよう傾斜されることになる。
【0016】リング部7は、周方向に沿ったスポーク部
6のある位置に延出部9を一体的に有している。延出部
9は、リング部7から軸方向に沿って片持ち支持的にブ
ーム1側に延出されている。
【0017】バケット4は、回転フレーム3とは別部品
とされてリング部7のブーム1側に起倒可能に取り付け
られている。そしてバケット4は、径方向外側の側壁部
4a、径方向内側の側壁部4b、軸方向に沿うブーム1
側の側壁部4c、反ブーム1側の側壁部4d、及び底壁
部4eから一体的になり、底壁4eの対向側は開放され
てバラ物の出入口となっている。
【0018】またバケット4は、軸方向に沿う回転軸1
0を一体的に有し、この反ブーム1側の端部がリング部
7に挿通されて起倒可能に支持されている。そしてこの
端部はリング部7から外側に突出され、この突出部にバ
ネ機構部11が設けられる。特にこのバネ機構部11
が、バケット4を回転フレーム3の回転方向(図中矢示
方向)と反対方向に付勢して回転フレーム3に押付ける
付勢手段を構成する。
【0019】ここでバケット4には、側壁部4b及び底
壁部4eを結ぶコーナー位置に、軸方向長さが延出部9
と略等長とされる当接体12が一体的に設けられる。こ
の当接体12が延出部9に当接することで、バケット4
は回転フレーム3に押し付けられ、着座・起立状態とな
り、回動が規制されることになる。特に延出部9におい
ては、当接体12の当接部分に、ゴム等の弾性体からな
る緩衝部材13が貼設され着座部27が構成されてい
る。
【0020】図4はバネ機構部11の一例を示す概略断
面図で、バネ機構部11は円筒状のケーシング14で区
画形成されると共に、その内部に、回転軸10の突出部
15に嵌合されるコイルバネ16を有する。コイルバネ
16の一端はリング部7に係止され、その他端は初期捩
り(初期荷重)を与えられて突出部15のフランジ17
に係止されている。これにより、バケット4には回転フ
レーム3の回転方向と反対方向の付勢力が与えられるこ
とになる。
【0021】一方、図1及び図3に戻って、バケット4
からは回転軸10の他端部がブーム1側に突出され、こ
れには起倒レバー(カムレバー)18が固設されてい
る。起倒レバー18は径方向内側に所定長さ延出され、
その先端部にはローラ19が回転自在に設けられてい
る。
【0022】そしてブーム1には、起倒レバー18に当
接してバケット4の起倒を生じさせるためのカム板20
が固設されている。カム板20は、バケットホイール2
の上部の高さ位置に設けられ、周方向に沿った所定長さ
を有する。カム板20の回転フレーム3の回転方向後方
の端部には、径方向内側に滑らかに湾曲されてなる湾曲
部28が形成されている。
【0023】カム板20の回転フレーム3の回転方向前
方の端部には、カム板20と略同等に湾曲しバケット4
の傾倒姿勢を規制して、着座・起立位置に戻るときの自
転速度を可変にするガイドレール21が、ヒンジ結合さ
れ回動自在に設けられている。このガイドレール21の
径方向内側にはその傾斜角度を調節する伸縮シリンダ2
9が接続されている。伸縮シリンダ29のロッド30の
先端部は、ガイドレール21にブラケット31を介して
ピン結合され、伸縮シリンダ29の基端部は、シュート
23のケーシングにブラケット32を介してピン結合さ
れている。
【0024】図2に示すように、ガイドレール21の傾
斜角度は、掻き取るバラ物の種類に合わせて決定され
る。すなわち、塊状のバラ物でバケット4への付着力が
小さい場合は、伸縮シリンダ29は伸長され、ガイドレ
ール21が図2の実線で示すように位置される。このと
きのガイドレール21は、バケット4が着座・起立位置
に戻る際に、バケット4の傾倒姿勢を徐々に起立させ、
その自転速度を遅くするようになっている。なお、図
中、起倒レバー18の先端のローラ19の軌跡を一点鎖
線にて示すが、この位置でのガイドレール21の回転方
向前方の端部に上記ローラ19が位置するときに、バケ
ット4が着座するようになっている。
【0025】一方、粉状のバラ物でバケット4への付着
力が大きい場合は、伸縮シリンダ29は縮退され、ガイ
ドレール21が図2の二点鎖線で示すように位置され
る。このときのガイドレール21は、バケット4が着座
・起立位置に戻る際の起倒レバー18の先端のローラ1
9の軌跡(一点鎖線にて示す)から離反するようになっ
ている。そのため付勢手段による回動力は瞬時的に解放
され、その自転速度が速くするようになっている。
【0026】上記ガイドレール21と伸縮シリンダ29
とによって、バケット4の着座・起立時の着座部27へ
の衝突速度を変化させる衝撃度調節手段が構成される。
【0027】この衝撃度の調節は、作業員が、掻き取る
バラ物の種類からその付着力を判断し、それに応じて伸
縮シリンダ29の伸縮位置を切り替えて行うようになっ
ている。
【0028】さらにブーム1にはブームコンベヤ22が
設けられ、バケット4から落下されたバラ物は、上方が
開放されたシュート23に投入され案内されてブームコ
ンベヤ22に載せられる。
【0029】次に、かかる実施の形態の作用について説
明する。
【0030】このリクレーマにあっては、バケットホイ
ール2が一定の設定速度で回転され、バケットホイール
2の下部でバラ物を掻き取り、上部で落下・払出させ、
ブームコンベヤ22に載せて払出すようになっている。
【0031】詳しくは、バケットホイール2が回転され
ると、バケットホイール2の下部でバケット4がバラ物
を掻き取って内部に収容する。このときバケット4は掻
き取りによる反力を受けるが、この反力は回転フレーム
3の着座部27で受け止められるので掻き取りが可能と
なる。
【0032】次いで、バケット4は、自重と付勢力とに
より着座部27に押し付けられたまま、バケットホイー
ル2の回転に伴って上方に移動するようになる。このと
き、バラ物は、所定の安息角を保ってバケット4内に保
持される。
【0033】回転フレーム3の回転によって、起倒レバ
ー18のローラ19がカム板20に当接し、ローラ19
がカム板20上を転動しつつ起倒レバー18がカム板2
0で押され、バケット4がバネ機構部11の付勢力に抗
じて回動するようになる。つまり、バケット4はカム板
20から回動力を受け、回転フレーム3の回転方向と同
方向に強制的に倒されるようになる。これにより、バケ
ット4は逆さとされ、その開口部は下向きとなり、バケ
ット4内のバラ物は残らずシュート23内に落下され払
い出されるようになる。
【0034】なお、カム板20の回転方向後方の端部が
径方向内方に滑らかに湾曲されており、カム板20の固
定軸1a(回転フレーム3の中心)からの距離が、回転
方向前方に至るにつれ順次増大されることから、回転フ
レーム3の回転に伴うバケット4の傾倒量は比較的ゆっ
くりと増すようになる。
【0035】この後、起倒レバー18がカム板20の回
転方向前方の端部のガイドレール21に至る。
【0036】このとき、バラ物のバケット4への付着力
が小さい場合は、伸縮シリンダ29は予め伸長され、ガ
イドレール21が図2の実線で示すように位置されてい
る。このガイドレール21によって、バケット4がその
傾倒姿勢を徐々に起立されるため、その自転速度が遅く
なり、比較的遅い衝突速度で着座部27に叩き付けられ
る。このように衝突速度を遅くしたことによってバケッ
ト4の着座部27への衝撃度が小さくなるため、バケッ
ト4や着座部27等各部材への負担が軽減しその長寿命
化が図れる。衝撃度が小さくなっても、バラ物の付着力
が小さいため、バケット4の内面に付着したバラ物を落
下させることができる。
【0037】一方、バラ物のバケット4への付着力が大
きい場合は、伸縮シリンダ29は予め縮退され、ガイド
レール21が図2の二点鎖線で示すように位置されてい
る。このときのガイドレール21は、バケット4が着座
部27に戻る際の起倒レバー18の先端のローラ19の
軌跡(一点鎖線にて示す)から離反しているため、付勢
手段による回動力は瞬時的に解放される。こうなると、
バケット4は付勢力で回転方向と反対方向に速い自転速
度で回動され、着座部27に、比較的速くバケット4等
の損傷を生じない程度の衝突速度で叩き付けられる。こ
のときの衝撃度は比較的大きいので、付着力の大きいバ
ラ物であっても、バケット4の内面に付着したバラ物を
落下させることができる。特に衝撃によるエネルギや音
は、緩衝部材13で効果的に吸収し或いは抑制すること
ができる。
【0038】なお、落下したバラ物は下方のバラ物の山
(パイル)に戻される。また、この後バケット4は、着
座部27に押し付けられる最初の姿勢に戻って次回の掻
き取りのために待機する。
【0039】このように、かかる構成にあっては、掻き
取られるバラ物に合わせて、付勢手段による着座・起立
時の衝突速度を変えることができるので、バケット4の
内面に付着したバラ物を落下させるのに、バケット4と
着座部27との衝撃が必要最小限に抑えられる。従っ
て、バケット等の各部材に過度の衝撃が与えられず、そ
の長寿命化が図られ、その交換頻度を低減することがで
きる。
【0040】以上、本発明の好適な実施の形態について
説明してきたが、本発明は上記形態に限定されず、他の
様々な形態を採ることが可能である。例えば、傾倒手段
にあって、その構成は上記の如き起倒レバーとカム板に
よるものに限定されず、カム板の形状等も任意に変更が
可能である。
【0041】また、上記実施の形態においては、ガイド
レール21は、カム板20と同等の曲げ半径を有してい
るがこれに限定されるものではない。ガイドレール21
の曲げ半径を変えたり、或いは直線状にすることも考え
られる。さらに、上記実施の形態においては、ガイドレ
ール21の傾斜角度は2段階に設定されているが、さら
に多くの段階に設定するようにしてもよい。
【0042】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、バケット
の内面に付着したバラ物を落下させる際の、バケットと
着座部との衝撃が必要最小限に抑えられ、バケット等の
各部材に過度の衝撃が与えられず、その長寿命化が図ら
れる。従って、その交換頻度を低減することができ、メ
ンテナンスにかかる手間や費用の低減を達成できるとい
う優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリクレーマのバケットホイールを
示す正面図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】図1の左側面図である。
【図4】バネ機構部を示す概略断面図である。
【図5】一般的なリクレーマを示す全体図である。
【図6】従来のリクレーマのバケットホイールを示す正
面図である。
【符号の説明】
2 バケットホイール 3 回転フレーム 4 バケット 10 回転軸(傾倒手段) 11 バネ機構部(付勢手段) 18 起倒レバー(傾倒手段) 20 カム板(傾倒手段) 21 ガイドレール(衝撃度調節手段) 23 シュート 27 着座部 29 伸縮シリンダ(衝撃度調節手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転フレームの周方向に適宜間隔を置い
    て起倒自在に設けられたバケットを有したバケットホイ
    ールと、バラ物等を掻き取るべく上記バケットを上記回
    転フレームの着座部に着座させて起立させる位置に付勢
    させる付勢手段と、掻き取られたバケット内のバラ物等
    を上記回転フレーム内上部に設けられたシュートに払い
    出すべく上記バケットを回転方向前方に倒す傾倒手段と
    を備えたリクレーマにおいて、上記傾倒手段で倒され付
    勢手段で着座・起立位置に戻るバケットの自転速度を調
    節して着座・起立時の衝突速度を可変に制御する衝撃度
    調節手段を備えたことを特徴とするリクレーマ。
  2. 【請求項2】 上記傾倒手段が、上記シュートの上方に
    位置し上記バケットに設けられたカムレバーに接してバ
    ケットを倒すカム板を有し、上記衝撃度調節手段が、上
    記カム板の回転方向後端にヒンジ結合され上記バケット
    の傾倒姿勢を規制して自転速度を可変にするガイドレー
    ルと、該ガイドレールに接続されその傾斜角度を調節す
    る伸縮シリンダとからなる請求項1記載のリクレーマ。
JP14444998A 1998-05-26 1998-05-26 リクレーマ Pending JPH11334880A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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