JPH11334850A - コンベアの巾方向位置決め装置 - Google Patents
コンベアの巾方向位置決め装置Info
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- JPH11334850A JPH11334850A JP14163898A JP14163898A JPH11334850A JP H11334850 A JPH11334850 A JP H11334850A JP 14163898 A JP14163898 A JP 14163898A JP 14163898 A JP14163898 A JP 14163898A JP H11334850 A JPH11334850 A JP H11334850A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conveyor
- width direction
- guide member
- cylinder
- driving device
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Control Of Conveyors (AREA)
- Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 対象物を巾方向任意の位置に位置決めするこ
とができ、且つ、設置スペースが大きくならないコンベ
ヤの巾方向位置決め装置を提供すること。 【解決手段】 コンベヤの巾方向位置決め装置は、コン
ベヤ2上の搬送物1に当接して該搬送物1の巾方向の位
置を決めるガイド部材3が、前記コンベヤ2の巾方向両
側に設けられ、該両側のガイド部材3を独立して巾方向
に移動させる駆動装置4が、前記コンベヤ2の搬送面の
下方に収納されている。
とができ、且つ、設置スペースが大きくならないコンベ
ヤの巾方向位置決め装置を提供すること。 【解決手段】 コンベヤの巾方向位置決め装置は、コン
ベヤ2上の搬送物1に当接して該搬送物1の巾方向の位
置を決めるガイド部材3が、前記コンベヤ2の巾方向両
側に設けられ、該両側のガイド部材3を独立して巾方向
に移動させる駆動装置4が、前記コンベヤ2の搬送面の
下方に収納されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、板又はブロック状
の搬送物を搬送するコンベヤの巾方向位置決め装置に関
する。
の搬送物を搬送するコンベヤの巾方向位置決め装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば、製鉄所の厚板製造ライン等にお
いて、コンベア上の板材をセンタリングする装置とし
て、図9、10に示すものがある。このセンタリング装
置は、ローラコンベヤ30の上方に配置された左右一対の
サイドガイド31と、該サイドガイド31を左右方向(幅方
向)に同時に接近または離反させるように移動させる駆
動装置32とからなり、該駆動装置32は、コンベヤ30の外
側方に配置されていた。
いて、コンベア上の板材をセンタリングする装置とし
て、図9、10に示すものがある。このセンタリング装
置は、ローラコンベヤ30の上方に配置された左右一対の
サイドガイド31と、該サイドガイド31を左右方向(幅方
向)に同時に接近または離反させるように移動させる駆
動装置32とからなり、該駆動装置32は、コンベヤ30の外
側方に配置されていた。
【0003】前記駆動装置32は、モータ33及び減速機34
を介して駆動されるピニオン35と、該ピニオン35の上下
方向から噛合する上部ラック36と下部ラック37とを有
し、該上下のラック36,37 が前記左右のサイドガイド31
に結合されていた。従って、ピニオン35が回転すると上
下のラック36,37 が夫々反対方向に同時に同量だけ移動
し、サイドガイド31間の距離が可変とされていた。
を介して駆動されるピニオン35と、該ピニオン35の上下
方向から噛合する上部ラック36と下部ラック37とを有
し、該上下のラック36,37 が前記左右のサイドガイド31
に結合されていた。従って、ピニオン35が回転すると上
下のラック36,37 が夫々反対方向に同時に同量だけ移動
し、サイドガイド31間の距離が可変とされていた。
【0004】従って、コンベヤ30上を搬送されてきた搬
送物38に対して、前記サイドガイド31を互いに接近させ
ることにより、該搬送物38をコンベヤ30のセンタに位置
決めすることが可能であった。
送物38に対して、前記サイドガイド31を互いに接近させ
ることにより、該搬送物38をコンベヤ30のセンタに位置
決めすることが可能であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記センタ
リング装置は、その駆動装置32がコンベヤ30の外側方に
配置されていたので、大きな配置スペースを必要とし、
設備が大掛かりになると言う問題があった。また、前記
センタリング装置は、左右のサイドガイド31が同時に移
動するため、センタリングしかできず、左右方向任意の
位置に搬送物を位置決めすることができなかった。
リング装置は、その駆動装置32がコンベヤ30の外側方に
配置されていたので、大きな配置スペースを必要とし、
設備が大掛かりになると言う問題があった。また、前記
センタリング装置は、左右のサイドガイド31が同時に移
動するため、センタリングしかできず、左右方向任意の
位置に搬送物を位置決めすることができなかった。
【0006】例えば、図8に示すように、厚板製造にお
いては、条切りされたA,Bの鋼板を第1コンベヤ40に
より並行に運んできて、先ずAだけを第1コンベヤ40か
ら第2コンベヤ41に送り、第2コンベヤ41上でセンタリ
ングをして矯正機42でレベリングを行い、該レベリング
終了後、前記第2コンベヤ41に戻し、元の仮想線で示す
位置に戻し、更に、前記第1コンベヤ40に戻す。その
後、Bについて同じ作業を行う。このような作業におい
ては、第2コンベヤ41において、鋼板を任意の位置に位
置決めしなければならないが、前記図9、10に示すセ
ンタリング装置では、対応できないと言う問題があっ
た。
いては、条切りされたA,Bの鋼板を第1コンベヤ40に
より並行に運んできて、先ずAだけを第1コンベヤ40か
ら第2コンベヤ41に送り、第2コンベヤ41上でセンタリ
ングをして矯正機42でレベリングを行い、該レベリング
終了後、前記第2コンベヤ41に戻し、元の仮想線で示す
位置に戻し、更に、前記第1コンベヤ40に戻す。その
後、Bについて同じ作業を行う。このような作業におい
ては、第2コンベヤ41において、鋼板を任意の位置に位
置決めしなければならないが、前記図9、10に示すセ
ンタリング装置では、対応できないと言う問題があっ
た。
【0007】そこで、本発明は、対象物を巾方向任意の
位置に位置決めすることができ、且つ、設置スペースが
大きくならないコンベヤの巾方向位置決め装置を提供す
ることを目的とする。
位置に位置決めすることができ、且つ、設置スペースが
大きくならないコンベヤの巾方向位置決め装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、次の手段を講じた。即ち、本発明のコン
ベヤの巾方向位置決め装置は、コンベヤ上の搬送物に当
接して該搬送物の巾方向の位置を決めるガイド部材が、
前記コンベヤの巾方向両側に設けられ、該両側のガイド
部材を独立して巾方向に移動させる駆動装置が、前記コ
ンベヤの搬送面の下方に収納されている。
め、本発明は、次の手段を講じた。即ち、本発明のコン
ベヤの巾方向位置決め装置は、コンベヤ上の搬送物に当
接して該搬送物の巾方向の位置を決めるガイド部材が、
前記コンベヤの巾方向両側に設けられ、該両側のガイド
部材を独立して巾方向に移動させる駆動装置が、前記コ
ンベヤの搬送面の下方に収納されている。
【0009】前記構成の本発明によれば、両側のガイド
部材を独立して巾方向に移動させるように構成されてい
るので、搬送物を巾方向任意の位置に位置決めすること
ができる。また、ガイド部材の駆動装置をコンベヤの搬
送面の下方に収納しているので、従来の外側方に配置し
たものに比べ、その配置スペースが小さくなる。なお、
前記駆動装置は、固定側に設けられたシリンダと、該シ
リンダに伸縮自在に設けられると共に前記ガイド部材に
連結されたロッドとを有するシリンダ装置からなり、該
シリンダ装置は、搬送物の巾方向位置決め動作のとき、
前記ロッドに引っ張り荷重が作用するよう配置されてい
るのが好ましい。このように構成することにより、ロッ
ドの座屈が防止される。
部材を独立して巾方向に移動させるように構成されてい
るので、搬送物を巾方向任意の位置に位置決めすること
ができる。また、ガイド部材の駆動装置をコンベヤの搬
送面の下方に収納しているので、従来の外側方に配置し
たものに比べ、その配置スペースが小さくなる。なお、
前記駆動装置は、固定側に設けられたシリンダと、該シ
リンダに伸縮自在に設けられると共に前記ガイド部材に
連結されたロッドとを有するシリンダ装置からなり、該
シリンダ装置は、搬送物の巾方向位置決め動作のとき、
前記ロッドに引っ張り荷重が作用するよう配置されてい
るのが好ましい。このように構成することにより、ロッ
ドの座屈が防止される。
【0010】前記ガイド部材は、コンベヤの搬送方向に
沿って所定の長さを有し、該ガイド部材の長手方向前後
に前記駆動装置が設けられ、該前後の駆動装置を同期駆
動する同期装置が設けられているのが好ましい。このよ
うに同期装置を設けることにより、複数の駆動装置で移
動させても、ガイド部材全体を均一に移動させることが
できる。
沿って所定の長さを有し、該ガイド部材の長手方向前後
に前記駆動装置が設けられ、該前後の駆動装置を同期駆
動する同期装置が設けられているのが好ましい。このよ
うに同期装置を設けることにより、複数の駆動装置で移
動させても、ガイド部材全体を均一に移動させることが
できる。
【0011】前記コンベヤはローラコンベヤとすること
ができ、該ローラコンベヤのローラ間に、前記駆動装置
を配置するのが好ましい。前記コンベヤには、搬送物を
持ち上げて巾方向に移動自在とする昇降装置を設けるこ
とができる。このように昇降装置を設けることにより、
コンベヤの搬送面から搬送物を持ち上げると、コンベヤ
の搬送面との摩擦が解除されるので、搬送物が重量物の
場合、前記ガイド部材による幅方向(左右方向)の移動
が容易になる。
ができ、該ローラコンベヤのローラ間に、前記駆動装置
を配置するのが好ましい。前記コンベヤには、搬送物を
持ち上げて巾方向に移動自在とする昇降装置を設けるこ
とができる。このように昇降装置を設けることにより、
コンベヤの搬送面から搬送物を持ち上げると、コンベヤ
の搬送面との摩擦が解除されるので、搬送物が重量物の
場合、前記ガイド部材による幅方向(左右方向)の移動
が容易になる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。図1、2において、本発明のコンベ
ヤの巾方向位置決め装置は、搬送物1 を搬送するコンベ
ヤ2 と、該コンベヤ2 の巾方向(左右方向)両側で搬送
面の上方に設けられた左右一対のガイド部材3 と、該両
側のガイド部材3 を独立して左右方向に移動させる駆動
装置4 とを有し、この駆動装置4 は、コンベヤ2 の搬送
面の下方に配置されている。
に基づき説明する。図1、2において、本発明のコンベ
ヤの巾方向位置決め装置は、搬送物1 を搬送するコンベ
ヤ2 と、該コンベヤ2 の巾方向(左右方向)両側で搬送
面の上方に設けられた左右一対のガイド部材3 と、該両
側のガイド部材3 を独立して左右方向に移動させる駆動
装置4 とを有し、この駆動装置4 は、コンベヤ2 の搬送
面の下方に配置されている。
【0013】前記ガイド部材3 は、コンベヤ2 の搬送方
向(前後方向)に沿って所定の長さを有し、該ガイド部
材3 の長手方向前後に前記駆動装置4 が設けられ、該前
後の駆動装置4 を同期駆動する同期装置5 が設けられて
いる。そして前記コンベヤ2には、搬送面上の搬送物1
を持ち上げて巾方向に移動可能とする昇降装置6 が設け
られている前記コンベヤ2 として、多数の強制駆動ロー
ラ7 を有するローラコンベヤが例示されている。
向(前後方向)に沿って所定の長さを有し、該ガイド部
材3 の長手方向前後に前記駆動装置4 が設けられ、該前
後の駆動装置4 を同期駆動する同期装置5 が設けられて
いる。そして前記コンベヤ2には、搬送面上の搬送物1
を持ち上げて巾方向に移動可能とする昇降装置6 が設け
られている前記コンベヤ2 として、多数の強制駆動ロー
ラ7 を有するローラコンベヤが例示されている。
【0014】前記コンベヤ2 のローラ7,7 間に前記駆動
装置4 が配置されている。この駆動装置4 は、固定側に
設けられたシリンダ8 と、該シリンダ8 に伸縮自在に設
けられると共に前記ガイド部材3 に連結されたロッド9
とを有するシリンダ装置からなり、該シリンダ装置は、
搬送物1 の巾方向位置決め動作のとき、前記ロッド9に
引っ張り荷重が作用するよう配置されている。
装置4 が配置されている。この駆動装置4 は、固定側に
設けられたシリンダ8 と、該シリンダ8 に伸縮自在に設
けられると共に前記ガイド部材3 に連結されたロッド9
とを有するシリンダ装置からなり、該シリンダ装置は、
搬送物1 の巾方向位置決め動作のとき、前記ロッド9に
引っ張り荷重が作用するよう配置されている。
【0015】前記駆動装置4 として、前記シリンダ装置
を用いて油圧や空圧または水圧を使用する場合、前記同
期装置5 として、切換弁の共通化、配管サイズ、長さの
共通化等を図ることにより、前後のシリンダ装置の同期
駆動を達成することができる。また、電動シリンダを用
いる場合は、作動信号の伝送を同期化し、且つ位置検出
センサ(図示省略)を使用することにより、同期装置5
を構成することができる。
を用いて油圧や空圧または水圧を使用する場合、前記同
期装置5 として、切換弁の共通化、配管サイズ、長さの
共通化等を図ることにより、前後のシリンダ装置の同期
駆動を達成することができる。また、電動シリンダを用
いる場合は、作動信号の伝送を同期化し、且つ位置検出
センサ(図示省略)を使用することにより、同期装置5
を構成することができる。
【0016】前記昇降装置6 は、前記ローラ7,7 間から
出没自在となる持上部10と、該持上部10の複数を連結す
るフレーム11と、該フレーム11を昇降させる駆動部12と
から構成されている。この駆動部12は、一つのフレーム
11に対して前後に設けられており、上下方向に伸縮自在
なシリンダ装置から構成されている。図3、4に、前記
ガイド部材3 の駆動装置4 の詳細が示されている。
出没自在となる持上部10と、該持上部10の複数を連結す
るフレーム11と、該フレーム11を昇降させる駆動部12と
から構成されている。この駆動部12は、一つのフレーム
11に対して前後に設けられており、上下方向に伸縮自在
なシリンダ装置から構成されている。図3、4に、前記
ガイド部材3 の駆動装置4 の詳細が示されている。
【0017】すなわち、コンベヤ2 のローラ7,7 間の下
方に、コンベヤ2 の幅方向に沿って架台13が配置され、
該架台13の上面にレール14が載置され、該レール14上に
コンベヤ2 の幅方向に移動自在なスライダ15設けられて
いる。このスライダ15は、水平部16と起立部17とがL状
に形成され、その水平部16が前記レール14に載置され、
その起立部17の頂部に、前記ガイド部材3 がボルト18止
めされている。そして、起立部17がコンベヤ2 の幅方向
外端部に位置するよう配置されている。
方に、コンベヤ2 の幅方向に沿って架台13が配置され、
該架台13の上面にレール14が載置され、該レール14上に
コンベヤ2 の幅方向に移動自在なスライダ15設けられて
いる。このスライダ15は、水平部16と起立部17とがL状
に形成され、その水平部16が前記レール14に載置され、
その起立部17の頂部に、前記ガイド部材3 がボルト18止
めされている。そして、起立部17がコンベヤ2 の幅方向
外端部に位置するよう配置されている。
【0018】前記架台13には、前記シリンダ装置4 のシ
リンダ8 の中途部が軸受装置19を介して枢支されてい
る。そして、シリンダ装置4 のロッド9 の先端が前記ス
ライダ15の外端部にピン20を介して結合されている。こ
のピン結合において、若干のガタが許容されており、前
記同期装置5 の同期化の誤差を吸収するよう構成されて
いる。
リンダ8 の中途部が軸受装置19を介して枢支されてい
る。そして、シリンダ装置4 のロッド9 の先端が前記ス
ライダ15の外端部にピン20を介して結合されている。こ
のピン結合において、若干のガタが許容されており、前
記同期装置5 の同期化の誤差を吸収するよう構成されて
いる。
【0019】前記スライダ15は、ロッド9 がシリンダ8
側に縮小移動した、その水平部16の端部がシリンダ8 に
干渉しないよ、該水平部16はシリンダ8 に外嵌できる構
造とされている。このような構成を採用することによ
り、シリンダ装置4 の最大ストロークに於て、シリンダ
8 の外端とスライダ15の外端との対向距離を最小にし、
配置スペースの小型化を図っている。
側に縮小移動した、その水平部16の端部がシリンダ8 に
干渉しないよ、該水平部16はシリンダ8 に外嵌できる構
造とされている。このような構成を採用することによ
り、シリンダ装置4 の最大ストロークに於て、シリンダ
8 の外端とスライダ15の外端との対向距離を最小にし、
配置スペースの小型化を図っている。
【0020】なお、前記架台13には、幅方向両側のガイ
ド部材3,3 の各々の駆動装置4,4 が、前後並列状に設け
られている。図5〜7に、前記昇降装置6 の持上部10の
詳細が示されている。すなわち、前記持上部10は、前記
フレーム11から立設された左右一対の支柱21の上端間に
わたって設けられた梁部材22と、該梁部材22に、コンベ
ヤ2 の幅方向に沿って多数設けられたコロ23とからな
る。このコロ23は、搬送物1 の下面を支持して、該搬送
物1 をコンベヤ2 の幅方向に移動自在とする。このコロ
23の上面は、前記駆動部12によりフレーム11を昇降させ
ることにより、前記コンベヤ2 のローラ7 の上面より出
没自在とされている。
ド部材3,3 の各々の駆動装置4,4 が、前後並列状に設け
られている。図5〜7に、前記昇降装置6 の持上部10の
詳細が示されている。すなわち、前記持上部10は、前記
フレーム11から立設された左右一対の支柱21の上端間に
わたって設けられた梁部材22と、該梁部材22に、コンベ
ヤ2 の幅方向に沿って多数設けられたコロ23とからな
る。このコロ23は、搬送物1 の下面を支持して、該搬送
物1 をコンベヤ2 の幅方向に移動自在とする。このコロ
23の上面は、前記駆動部12によりフレーム11を昇降させ
ることにより、前記コンベヤ2 のローラ7 の上面より出
没自在とされている。
【0021】前記構成のコンベヤ2 の幅方向位置決め装
置によれば、左右のガイド部材3 を大きく離間させてお
き、該ガイド部材3 間に搬送物1 を搬送する。次に昇降
装置6 の持上部10を上昇させ、搬送物1 をコンベヤ2 の
搬送面から持ち上げる。そして、左右のガイド部材3 の
何れか一方を、駆動装置4 によりコンベヤ2 の幅方向中
心側に所定距離だけ移動させると、このガイド部材3
は、昇降装置6 に支持された搬送物1 に係合し、該搬送
物1 を幅方向に移動させる。次に反対側のガイド部材3
を所定量移動させることにより、搬送物1 は、左右のガ
イド部材3 に挟持され、幅方向任意の位置に位置決めさ
れる。そして、昇降装置6 を下降させて搬送物1 をコン
ベヤ2 のローラ7 上に下ろす。
置によれば、左右のガイド部材3 を大きく離間させてお
き、該ガイド部材3 間に搬送物1 を搬送する。次に昇降
装置6 の持上部10を上昇させ、搬送物1 をコンベヤ2 の
搬送面から持ち上げる。そして、左右のガイド部材3 の
何れか一方を、駆動装置4 によりコンベヤ2 の幅方向中
心側に所定距離だけ移動させると、このガイド部材3
は、昇降装置6 に支持された搬送物1 に係合し、該搬送
物1 を幅方向に移動させる。次に反対側のガイド部材3
を所定量移動させることにより、搬送物1 は、左右のガ
イド部材3 に挟持され、幅方向任意の位置に位置決めさ
れる。そして、昇降装置6 を下降させて搬送物1 をコン
ベヤ2 のローラ7 上に下ろす。
【0022】尚、前記左右のガイド部材3 の位置決め
は、図示省略の位置検出センサを用いて行うのが好まし
い。前記装置を図8に示す第2コンベヤ41に用いれば、
第1コンベヤ40からの搬入、搬出が可能になる。尚、本
発明は、前記実施の形態に示すものに限定されるもので
はない。例えば、ガイド部材の駆動装置として、シリン
ダ装置に限定されるものではなく、ラックとピニオン
や、送りネジ等を用いたものであっても良い。コンベヤ
として、ローラコンベヤに限るものではなく、ウオーキ
ングビーム方式の搬送装置であっても良い。また、昇降
装置は必須のものではない。さらに、幅方向の位置決め
方法として、左右片側のガイド部材を個別に移動させる
ものに限らず、同時に搬送物を挟持した状態で移動させ
るものであってもよい。又、搬送物は、厚板に限らず、
その他のものであっても良い。
は、図示省略の位置検出センサを用いて行うのが好まし
い。前記装置を図8に示す第2コンベヤ41に用いれば、
第1コンベヤ40からの搬入、搬出が可能になる。尚、本
発明は、前記実施の形態に示すものに限定されるもので
はない。例えば、ガイド部材の駆動装置として、シリン
ダ装置に限定されるものではなく、ラックとピニオン
や、送りネジ等を用いたものであっても良い。コンベヤ
として、ローラコンベヤに限るものではなく、ウオーキ
ングビーム方式の搬送装置であっても良い。また、昇降
装置は必須のものではない。さらに、幅方向の位置決め
方法として、左右片側のガイド部材を個別に移動させる
ものに限らず、同時に搬送物を挟持した状態で移動させ
るものであってもよい。又、搬送物は、厚板に限らず、
その他のものであっても良い。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、対象物を巾方向任意の
位置に位置決めすることができ、且つ、設置スペースが
大きくならないコンベヤの巾方向位置決め装置を提供す
ることができる。
位置に位置決めすることができ、且つ、設置スペースが
大きくならないコンベヤの巾方向位置決め装置を提供す
ることができる。
【図1】図1は、本発明の一実施の形態を示す平面図で
ある。
ある。
【図2】図2は、図1の側面図である。
【図3】図3は、図1のIII−III線断面図であ
る。
る。
【図4】図4は、図3の平面図である。
【図5】図5は、昇降装置の持上部の平面図である。
【図6】図6は、昇降装置の持上部の正面図である。
【図7】図7は、図5のVII−VII線断面図であ
る。
る。
【図8】図8は、本発明を適用する矯正ラインの配置図
である。
である。
【図9】図9は、従来例の平面図である。
【図10】図10は、従来例の断面図である。
1 搬送物 2 コンベヤ 3 ガイド部材 4 駆動装置 5 同期装置 6 昇降装置 7 ローラ 8 シリンダ 9 ロッド
Claims (5)
- 【請求項1】 コンベヤ上の搬送物に当接して該搬送物
の巾方向の位置を決めるガイド部材が、前記コンベヤの
巾方向両側に設けられ、該両側のガイド部材を独立して
巾方向に移動させる駆動装置が、前記コンベヤの搬送面
の下方に収納されているコンベヤの巾方向位置決め装
置。 - 【請求項2】 前記駆動装置は、固定側に設けられたシ
リンダと、該シリンダに伸縮自在に設けられると共に前
記ガイド部材に連結されたロッドとを有するシリンダ装
置からなり、該シリンダ装置は、搬送物の巾方向位置決
め動作のとき、前記ロッドに引っ張り荷重が作用するよ
う配置されている請求項1記載のコンベヤの巾方向位置
決め装置。 - 【請求項3】 前記ガイド部材は、コンベヤの搬送方向
に沿って所定の長さを有し、該ガイド部材の長手方向前
後に前記駆動装置が設けられ、該前後の駆動装置を同期
駆動する同期装置が設けられている請求項1又は2に記
載のコンベヤの巾方向位置決め装置。 - 【請求項4】 前記コンベヤはローラコンベヤからな
り、該ローラコンベヤのローラ間に、前記駆動装置が配
置されている請求項1〜3の何れか一つに記載のコンベ
ヤの巾方向位置決め装置。 - 【請求項5】 前記コンベヤには、搬送物を持ち上げて
巾方向に移動可能とする昇降装置が設けられている請求
項1〜4の何れか一つに記載のコンベヤの巾方向位置決
め装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14163898A JPH11334850A (ja) | 1998-05-22 | 1998-05-22 | コンベアの巾方向位置決め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14163898A JPH11334850A (ja) | 1998-05-22 | 1998-05-22 | コンベアの巾方向位置決め装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11334850A true JPH11334850A (ja) | 1999-12-07 |
Family
ID=15296709
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14163898A Pending JPH11334850A (ja) | 1998-05-22 | 1998-05-22 | コンベアの巾方向位置決め装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11334850A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009113160A1 (ja) * | 2008-03-11 | 2009-09-17 | 平田機工株式会社 | 基板搬送装置及び基板搬送方法 |
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1998
- 1998-05-22 JP JP14163898A patent/JPH11334850A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2009113160A1 (ja) * | 2008-03-11 | 2009-09-17 | 平田機工株式会社 | 基板搬送装置及び基板搬送方法 |
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