JPH11334815A - 移載装置 - Google Patents
移載装置Info
- Publication number
- JPH11334815A JPH11334815A JP14468498A JP14468498A JPH11334815A JP H11334815 A JPH11334815 A JP H11334815A JP 14468498 A JP14468498 A JP 14468498A JP 14468498 A JP14468498 A JP 14468498A JP H11334815 A JPH11334815 A JP H11334815A
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- pair
- forks
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- Pending
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Abstract
れらフォークのスライド量が左右でずれることを防止し
得る移載装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 移載装置21のキャリッジ22には、左
右一対のスライド式フォーク23が設けられている。一
対のスライド式フォークの間には、これらフォークを駆
動するための駆動モータ28が設けられている。駆動モ
ータの左右両側には、それぞれ対応するスライド式フォ
ークに連結される連結軸31が接続されている。これに
より、一対の連結軸は駆動モータにより回動されたとき
に左右で捩れ角がほぼ等しく生じるようになっており、
一対のスライド式フォークのスライド量が左右でずれる
ことが防止されている。
Description
クを備えた移載装置に関するものである。
移載装置の平面図を示す。この移載装置1は上下方向す
なわち紙面表裏方向に昇降するキャリッジ2を有し、キ
ャリッジ2には、左右一対のスライド式フォーク3が相
互に離間して並設されている。これら一対のスライド式
フォーク3の各々は、キャリッジ2に固定されたロアフ
ォーク4と、ロアフォーク4に沿ってスライドするミド
ルフォーク5と、さらにミドルフォーク5に沿ってスラ
イドし上面に荷物を搭載可能なアッパーフォーク6とか
ら構成されている。
は、左右一対のスライド式フォーク3をスライドさせる
ための駆動モータ7が取り付けられている。また、左右
一対のスライド式フォーク3の間には連結軸8が設けら
れており、連結軸8の一端が駆動モータ7に接続されて
いる。さらに、左右一対のスライド式フォーク3の各々
には、連結軸8の回動量をスライド量に変換してミドル
フォーク及びアッパーフォークに伝達する変換機構9が
設けられている。
1において、駆動モータ7が回動すると、その回動量は
連結軸8を介して変換機構9に伝達され、変換機構9に
よりスライド量に変換されて、それに応じて左右一対の
ミドルフォーク5及びアッパーフォーク6がキャリッジ
2に対してスライドする。
置においては、連結軸8によって左右のスライド式フォ
ーク3を連結することにより、一対のミドルフォーク5
及びアッパーフォーク6が左右同期してスライドされる
ように企図されていた。しかしながら、実際には連結軸
8に捩れが発生し、しかも連結軸8はその一端から駆動
モータ7により回動されるため、連結軸8のうち駆動モ
ータ7に近い部分と遠い部分とで捩れ角に差が生じてい
た。すなわち、捩れ角αは、一般に以下の式、 α=a×(T・L)/(G・D4) [a:比例定数、T:トルク、L:軸長、G:横弾性係
数、D:軸径]で示すことができ、捩れ角αは、断面一
定の軸においては軸長Lが長いほど大きくなる。したが
って、連結軸8において駆動モータ7に遠い部分の方が
近い部分よりも大きく捩れ、すなわち、図4において駆
動モータに遠い方のフォークAは近い方のフォークBよ
りもスライド量が小さくなってしまう。このように、ス
ライド量が左右のフォーク間でずれてしまうと、荷物を
搭載した状態ではフォークがスムーズにスライドしなか
ったり、特に移載物が車や長尺物の場合には連結軸が長
くなるため、フォークがそのスライド方向に脈動した
り、荷物の搭載位置がずれたりする恐れもあった。
を解決するためになされたものであり、左右一対のスラ
イド式フォークを備え且つそれらフォークのスライド量
が左右でずれることを防止し得る移載装置を提供するこ
とを目的とする。
め、本発明の移載装置は、相互に離間して並設された左
右一対のスライド式フォークと、これら一対のスライド
式フォークの間の中央に設けられたフォーク駆動モータ
と、それぞれ対応するスライド式フォークとフォーク駆
動モータとを連結する左右一対の連結軸と、それぞれ対
応する連結軸に組み合わされその連結軸の回動量をスラ
イド量に変換して対応するスライド式フォークに伝達す
る左右一対の変換伝達機構とを備えていることを特徴と
する。
れ、昇降可能なキャリッジに固定されたロアフォーク
と、このロアフォークに沿ってスライドされるミドルフ
ォークと、さらにこのミドルフォークに沿ってスライド
されるアッパーフォークとから構成することができる。
れぞれ、連結軸により回動される駆動スプロケットと、
この駆動スプロケットに巻掛けられその端部がミドルフ
ォークに接続された駆動チェーンとを備えている。
添付図面に基づいて説明する。図1にこの発明の一実施
の形態に係る移載装置を示す。移載装置21のキャリッ
ジ22には、左右一対のスライド式フォーク23が相互
に離間して並設されている。これら一対のスライド式フ
ォーク23はそれぞれ、キャリッジ22に固定されたロ
アフォーク24と、ロアフォーク24に取り付けられた
ガイドローラ25に案内されてスライドする、U字状断
面の形成されたレールを有するミドルフォーク26と、
さらにミドルフォーク26に沿ってスライドし且つその
上部に荷物を搭載可能な天板を有するアッパーフォーク
27とから構成されている。
は、これらフォークをスライドするための駆動モータ2
8がキャリッジ22に固定されて設けられている。図2
に示されるように、駆動モータ28の左右両側面にはそ
れぞれ駆動軸29が突出しており、これら左右一対の駆
動軸29の各々には、チェーンカップリング30を介し
て連結軸31の一端が接続されている。左右一対の連結
軸31の各他端には後述する変換駆動機構32を構成す
る駆動スプロケット34が接続されている。また、左右
一対の連結軸31はそれぞれ二つずつの軸保持ベアリン
グユニット33により回動可能に支持されている。
駆動モータ28からチェーンカップリング30及び連結
軸31を介して伝達された回動量をスライド量に変換し
てそれぞれ対応するスライド式フォーク23に伝達し各
ミドルフォーク26及びアッパーフォーク27をスライ
ドさせるための機構である。
達機構32はそれぞれ、駆動スプロケット34と、この
駆動スプロケット34に巻掛けられた駆動チェーン35
とを備えている。また、ロアフォーク24の図3におけ
る左端には、二つのガイドスプロケット36が取り付け
られ、一方、ロアフォーク24の図3における右端に
も、同様な二つのガイドスプロケット37が取り付けら
れている。駆動チェーン35は、これら四つのガイドス
プロケット36,37により案内され、その一端38は
ミドルフォーク26の図3における右端に接続され、他
端39はミドルフォーク26の図3における左端に接続
されている。
れると、その他端にある駆動スプロケット34及び駆動
チェーン35を介してミドルフォーク26が引っ張られ
てスライドする。尚、ミドルフォーク26がスライドす
るとアッパーフォーク27も連動してスライドするよう
になっているが、その構造については以下のようになっ
ている。
ける右端には図示しない第1の連動用スプロケットが設
けられており、このスプロケットには一端がアッパーフ
ォーク27の左端に接続され他端がロアフォーク24の
左端に接続された図示しない第1の連動用チェーンが巻
掛けられている。一方、ミドルフォーク26の図3にお
ける左端には図示しない第2の連動用スプロケットが設
けられており、このスプロケットには一端がアッパーフ
ォーク27の右端に接続され他端がロアフォーク24の
右端に接続された図示しない第2の連動用チェーンが巻
掛けられている。
て、駆動モータ28の両側に位置する一対の駆動軸29
が回動すると、それぞれチェーンカップリング30を介
して駆動軸29に接続された一対の連結軸31が左右同
位相で回動する。このとき、左右一対の連結軸31には
捩れが発生するが、駆動モータ28を左右のスライド式
フォーク23の間の中央に置き、左右一対の連結軸31
を含む構成が駆動モータ28を基準に対称的であるた
め、捩れに影響のある軸長Lは左右の連結軸31でほぼ
等しく、左右の連結軸31のそれぞれに生じる捩れ角は
左右でほぼ等しい大きさとなる。
介して対応する駆動スプロケット32に伝達される回動
量も左右でほぼ等しくなり、左右一対のスライド式フォ
ーク23は左右でずれることなくほぼ同じ割合でスライ
ドし、荷物がずれるのが防止されると共にフォークがス
ムーズにスライドする。
フォーク23の間の中央に置いたため、捩れの大きさを
決定する連結軸31の軸長Lは左右ともに従来と比べて
約半分となる。したがって、左右一対の連結軸31でそ
れぞれ発生する捩れ角も、トルクT、横弾性係数G及び
軸径D等の他の条件が同じであればほぼ半分となる。
との間はそれぞれチェーンカップリング30により連結
されているため、一対のスライド式フォーク23のスラ
イドの仕方を左右それぞれ独立して調節することができ
る。
によれば、一対の連結軸で生じる捩れ角は左右でほぼ等
しくなるので、一対のスライド式フォークは左右でずれ
ることなくほぼ同じ割合でスライドし、荷物がずれるこ
とが防止される。
図である。
し、その駆動モータ、左右一対の連結軸及び駆動スプロ
ケットを示す後面図である。
図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 相互に離間して並設された左右一対のス
ライド式フォークと、 これら一対のスライド式フォークの間の中央に設けられ
たフォーク駆動モータと、 それぞれ対応する前記スライド式フォークと前記フォー
ク駆動モータとを連結する左右一対の連結軸と、 それぞれ対応する前記連結軸に組み合わされその連結軸
の回動量をスライド量に変換して対応する前記スライド
式フォークに伝達する左右一対の変換伝達機構とを備え
た移載装置。 - 【請求項2】 前記一対のスライド式フォークはそれぞ
れ、昇降可能なキャリッジに固定されたロアフォーク
と、このロアフォークに沿ってスライドされるミドルフ
ォークと、さらにこのミドルフォークに沿ってスライド
されるアッパーフォークとから構成されている請求項1
に記載の移載装置。 - 【請求項3】 前記一対の変換伝達機構はそれぞれ、前
記連結軸により回動される駆動スプロケットと、この駆
動スプロケットに巻掛けられその端部が前記ミドルフォ
ークに接続された駆動チェーンとを備えている請求項2
に記載の移載装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14468498A JPH11334815A (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | 移載装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14468498A JPH11334815A (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | 移載装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11334815A true JPH11334815A (ja) | 1999-12-07 |
Family
ID=15367860
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14468498A Pending JPH11334815A (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | 移載装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11334815A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5858448B1 (ja) * | 2014-08-22 | 2016-02-10 | ニチユ三菱フォークリフト株式会社 | 昇降装置および荷役車両 |
CN111332676A (zh) * | 2020-03-18 | 2020-06-26 | 费舍尔物流科技(苏州)有限公司 | 一种基于手机终端的物流查询运输系统 |
JP2022049432A (ja) * | 2020-09-16 | 2022-03-29 | コベルコ建機株式会社 | 足場装置 |
-
1998
- 1998-05-26 JP JP14468498A patent/JPH11334815A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5858448B1 (ja) * | 2014-08-22 | 2016-02-10 | ニチユ三菱フォークリフト株式会社 | 昇降装置および荷役車両 |
CN111332676A (zh) * | 2020-03-18 | 2020-06-26 | 费舍尔物流科技(苏州)有限公司 | 一种基于手机终端的物流查询运输系统 |
JP2022049432A (ja) * | 2020-09-16 | 2022-03-29 | コベルコ建機株式会社 | 足場装置 |
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A521 | Written amendment |
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A02 | Decision of refusal |
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