JPH11332895A - 装 具 - Google Patents
装 具Info
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- JPH11332895A JPH11332895A JP11129142A JP12914299A JPH11332895A JP H11332895 A JPH11332895 A JP H11332895A JP 11129142 A JP11129142 A JP 11129142A JP 12914299 A JP12914299 A JP 12914299A JP H11332895 A JPH11332895 A JP H11332895A
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- heel
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F5/00—Orthopaedic methods or devices for non-surgical treatment of bones or joints; Nursing devices; Anti-rape devices
- A61F5/01—Orthopaedic devices, e.g. splints, casts or braces
- A61F5/0102—Orthopaedic devices, e.g. splints, casts or braces specially adapted for correcting deformities of the limbs or for supporting them; Ortheses, e.g. with articulations
- A61F5/0104—Orthopaedic devices, e.g. splints, casts or braces specially adapted for correcting deformities of the limbs or for supporting them; Ortheses, e.g. with articulations without articulation
- A61F5/0111—Orthopaedic devices, e.g. splints, casts or braces specially adapted for correcting deformities of the limbs or for supporting them; Ortheses, e.g. with articulations without articulation for the feet or ankles
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 少なくとも下腿の下部を部分的に取り囲むシ
ャフトと、シェル状に構成されたヒール部分とから成
り、このヒール部分が前記シャフトに結合されたフット
部分を有し、フット部分の先端とヒール部分との間に、
装具を下方に対して閉鎖する踏面が配置されている形式
の装具特に踵負荷解除用装具を改良して、一方では製造
コストを安価にし、他方では類別品の数を減少させるよ
うに構成する。 【解決手段】 踏面6の、装具の内側に向けられた側が
平らで、その中心線に対して左右対称に構成されてお
り、この平らな踏面6上に土踏まず支持部5が固定可能
で、該土踏まず支持部の足外側の領域30がほぼ水平に
延びていて、足内側の領域31が隆起した湾曲部形状を
有しており、湾曲部のヒール側の側面が、平らな踏面6
からほぼ垂直に隆起して、頂部領域に移行し、この頂部
領域からフット部4まで鋭角に延びている。
ャフトと、シェル状に構成されたヒール部分とから成
り、このヒール部分が前記シャフトに結合されたフット
部分を有し、フット部分の先端とヒール部分との間に、
装具を下方に対して閉鎖する踏面が配置されている形式
の装具特に踵負荷解除用装具を改良して、一方では製造
コストを安価にし、他方では類別品の数を減少させるよ
うに構成する。 【解決手段】 踏面6の、装具の内側に向けられた側が
平らで、その中心線に対して左右対称に構成されてお
り、この平らな踏面6上に土踏まず支持部5が固定可能
で、該土踏まず支持部の足外側の領域30がほぼ水平に
延びていて、足内側の領域31が隆起した湾曲部形状を
有しており、湾曲部のヒール側の側面が、平らな踏面6
からほぼ垂直に隆起して、頂部領域に移行し、この頂部
領域からフット部4まで鋭角に延びている。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装具殊に踵負荷解
除用装具であって、少なくとも下腿の下部を少なくとも
部分的に取り囲むシャフトと、シェル状に構成されたヒ
ール部分とから成っていて、このヒール部分が前記シャ
フトに結合されたフット部分を有しており、フット部分
の先端とヒール部分との間に、装具を下方に対して閉鎖
する踏面が配置されている形式のものに関する。
除用装具であって、少なくとも下腿の下部を少なくとも
部分的に取り囲むシャフトと、シェル状に構成されたヒ
ール部分とから成っていて、このヒール部分が前記シャ
フトに結合されたフット部分を有しており、フット部分
の先端とヒール部分との間に、装具を下方に対して閉鎖
する踏面が配置されている形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】このような形式の装具は、例えば踵骨−
及び足裏骨(Rueckfuss)領域を骨折した時に装着され
る。この際にまず第1に、回復期に踵骨が無圧で、接触
することなしに浮動した状態で位置決めされるように注
意しなければならない。本発明は、ドイツ連邦共和国実
用新案登録第9420046.7号明細書に記載されて
いるような装具から出発している。
及び足裏骨(Rueckfuss)領域を骨折した時に装着され
る。この際にまず第1に、回復期に踵骨が無圧で、接触
することなしに浮動した状態で位置決めされるように注
意しなければならない。本発明は、ドイツ連邦共和国実
用新案登録第9420046.7号明細書に記載されて
いるような装具から出発している。
【0003】このような公知の装具の構成によって、シ
ャフトをふくらはぎ領域の後側に当てつけて、土踏まず
を支持することができる。この構造は、一方では、装具
内で踵骨を浮動状態で位置決めすることを保証し、他方
では、最近のスキー靴を想起させるような装具の構成に
よって、歩行時にほぼ普通の繰り出し歩行過程が可能と
なる。このような装具の踵は、後方に向かって補強され
ていて、シェル状の構成によって、踵の後縁部が丸味を
付けられている。これによって、運動時に足を降ろす際
に生じる力が、ヒール部分から、ふくらはぎに当接する
シャフト内に伝達される。運動がさらに続けられても、
浮動状態にある踵骨は負荷されない。何故ならば、この
時点で生じる力は湾曲部を介して足の土踏まず内に伝達
されるからである。
ャフトをふくらはぎ領域の後側に当てつけて、土踏まず
を支持することができる。この構造は、一方では、装具
内で踵骨を浮動状態で位置決めすることを保証し、他方
では、最近のスキー靴を想起させるような装具の構成に
よって、歩行時にほぼ普通の繰り出し歩行過程が可能と
なる。このような装具の踵は、後方に向かって補強され
ていて、シェル状の構成によって、踵の後縁部が丸味を
付けられている。これによって、運動時に足を降ろす際
に生じる力が、ヒール部分から、ふくらはぎに当接する
シャフト内に伝達される。運動がさらに続けられても、
浮動状態にある踵骨は負荷されない。何故ならば、この
時点で生じる力は湾曲部を介して足の土踏まず内に伝達
されるからである。
【0004】ふくらはぎ領域の後ろに当てつけることに
よって、及び足の内側で踵とフット部分との間に湾曲部
が形成されていて、この湾曲部が、前方の踵縁部からほ
ぼ直角上方に上昇し、その最高点が踵丸味部の上方開始
点の高さを有していて、ここから湾曲部の反対側の側面
がフット部分の足指側の端部に下降することによって得
られる土踏まずの支持によって、下腿の筋肉組織を固く
締め付ける必要はない。同様に、健康な足において靴底
を高くする必要はない。何故ならば、装具は、足を、反
対側に対して約1乃至2cmだけ高く位置決めしている
だけだからである。
よって、及び足の内側で踵とフット部分との間に湾曲部
が形成されていて、この湾曲部が、前方の踵縁部からほ
ぼ直角上方に上昇し、その最高点が踵丸味部の上方開始
点の高さを有していて、ここから湾曲部の反対側の側面
がフット部分の足指側の端部に下降することによって得
られる土踏まずの支持によって、下腿の筋肉組織を固く
締め付ける必要はない。同様に、健康な足において靴底
を高くする必要はない。何故ならば、装具は、足を、反
対側に対して約1乃至2cmだけ高く位置決めしている
だけだからである。
【0005】公知の装具は、その特別な構成に基づいて
以上述べたような利点を有しているにも拘わらず、各足
のために個別に製造しなければならないという事実があ
る。何故ならば、土踏まず支持部は装具に組み込まれて
いて、この装具は例えば熱成形法で製造されていて、こ
の際に、異なる大きさの、左足若しくは右足のためのそ
れぞれ他方の成形工具が必要だからである。これによっ
て、製造が高価となる。何故ならば成形工具は高価だか
らである。さらにまた、公知の装具の構成によれば、異
なる大きさ若しくは左側若しくは右側の足のための装具
を保管しておかなければならない。
以上述べたような利点を有しているにも拘わらず、各足
のために個別に製造しなければならないという事実があ
る。何故ならば、土踏まず支持部は装具に組み込まれて
いて、この装具は例えば熱成形法で製造されていて、こ
の際に、異なる大きさの、左足若しくは右足のためのそ
れぞれ他方の成形工具が必要だからである。これによっ
て、製造が高価となる。何故ならば成形工具は高価だか
らである。さらにまた、公知の装具の構成によれば、異
なる大きさ若しくは左側若しくは右側の足のための装具
を保管しておかなければならない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の課題
は、冒頭に述べた形式の装具を改良して、一方では製造
コストを安価にし、他方では品目数を減少させるように
構成することである。
は、冒頭に述べた形式の装具を改良して、一方では製造
コストを安価にし、他方では品目数を減少させるように
構成することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決した本発
明によれば、踏面が、少なくとも装具の内側に向けられ
た側が平らに、しかもその中心線に対して左右対称に構
成されており、この平らな踏面上に土踏まず支持部が固
定可能であって、該土踏まず支持部の足外側の領域がほ
ぼ水平に延びていて、足内側の領域が隆起した湾曲部形
状を有しており、しかも湾曲部のヒール側の側面が、平
らな踏面からほぼ垂直に隆起していて、頂部領域に移行
して、この頂部領域からフット部まで鋭角に延びてい
る。
明によれば、踏面が、少なくとも装具の内側に向けられ
た側が平らに、しかもその中心線に対して左右対称に構
成されており、この平らな踏面上に土踏まず支持部が固
定可能であって、該土踏まず支持部の足外側の領域がほ
ぼ水平に延びていて、足内側の領域が隆起した湾曲部形
状を有しており、しかも湾曲部のヒール側の側面が、平
らな踏面からほぼ垂直に隆起していて、頂部領域に移行
して、この頂部領域からフット部まで鋭角に延びてい
る。
【0008】
【発明の効果】踏面及びひいては装具全体が左右対称に
構成されていることによって、右足のためにも左足のた
めに直ちに適用させることができる。さらにまたこれに
よって、2つの基本的なサイズ(子供用及び大人用)だ
けで十分であって、この場合、特別なサイズに合わせる
ためには、装具の先端の一部を切り取るだけでよい。
構成されていることによって、右足のためにも左足のた
めに直ちに適用させることができる。さらにまたこれに
よって、2つの基本的なサイズ(子供用及び大人用)だ
けで十分であって、この場合、特別なサイズに合わせる
ためには、装具の先端の一部を切り取るだけでよい。
【0009】本発明によれば、装具若しくは装具シェル
を製造するためには、最大で2つの成形工具が必要なだ
けであり、これによって製造コストは著しく減少され
る。
を製造するためには、最大で2つの成形工具が必要なだ
けであり、これによって製造コストは著しく減少され
る。
【0010】傷ついた足に合わせるためには、それぞれ
土踏まず支持部を相応に製造するだけでよい。次いでこ
の土踏まず支持部を、装具シェルの相応の箇所で、平ら
な踏面上に載せてそこで固定するだけでよい。
土踏まず支持部を相応に製造するだけでよい。次いでこ
の土踏まず支持部を、装具シェルの相応の箇所で、平ら
な踏面上に載せてそこで固定するだけでよい。
【0011】これは適当な接着剤を用いて或いは付着接
続(面ファスナーとも呼ばれている)によって行われ
る。付着接続においては、装具シェルを常に再び使用す
ることができ、また他方では、回復過程中に土踏まず支
持部を交換することができるという利点を有している。
続(面ファスナーとも呼ばれている)によって行われ
る。付着接続においては、装具シェルを常に再び使用す
ることができ、また他方では、回復過程中に土踏まず支
持部を交換することができるという利点を有している。
【0012】本発明の有利な実施例によれば、装具は、
一体的なプラスチック部分として構成されており、この
プラスチック部分においては、シャフトがふくらはぎ領
域の両側で、下肢を取り囲んで装着され、フット部分と
同様に前側が閉鎖される。フット部分は、底領域から足
を取り囲んで足の甲の領域で同様に閉鎖することができ
る。
一体的なプラスチック部分として構成されており、この
プラスチック部分においては、シャフトがふくらはぎ領
域の両側で、下肢を取り囲んで装着され、フット部分と
同様に前側が閉鎖される。フット部分は、底領域から足
を取り囲んで足の甲の領域で同様に閉鎖することができ
る。
【0013】迅速な閉鎖としては、有利な形式で、装具
を下肢及び足領域で所定の製造許容誤差で適合させるこ
とができる面ファスナー(Klettveschluesse)が適してい
る。
を下肢及び足領域で所定の製造許容誤差で適合させるこ
とができる面ファスナー(Klettveschluesse)が適してい
る。
【0014】歩行安全性を高めるために、踵部分にも下
側にまたフット部分の下側にも滑り防止が施されてい
る。
側にまたフット部分の下側にも滑り防止が施されてい
る。
【0015】足の指も保護するために、フット部分は、
足の指を取り囲む、滑り防止が施されたキャップを有し
ている。
足の指を取り囲む、滑り防止が施されたキャップを有し
ている。
【0016】別の有利な実施例では、シャフトとヒール
部分との間の領域で両側に踝保護クッションが設けられ
てい。
部分との間の領域で両側に踝保護クッションが設けられ
てい。
【0017】監視のためにも、またシェル状に構成され
た装具を良好な通気を得るためにも、ヒール部分内で踏
面の上側に開口が設けられている。
た装具を良好な通気を得るためにも、ヒール部分内で踏
面の上側に開口が設けられている。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に示した実施例を用いて詳しく説明する。
に示した実施例を用いて詳しく説明する。
【0019】図1及び図2に示した本発明による装具
は、シャフト1と、このシャフト1に接続されたヒール
部分2と、このヒール部分2から延びるフット部分4と
を有している。踵3とフット部分4との間で装具には、
土踏まず支持部5が配置されている。この土踏まず支持
部5についてはさらに詳細が後述されている。
は、シャフト1と、このシャフト1に接続されたヒール
部分2と、このヒール部分2から延びるフット部分4と
を有している。踵3とフット部分4との間で装具には、
土踏まず支持部5が配置されている。この土踏まず支持
部5についてはさらに詳細が後述されている。
【0020】フット部4の前方の開放端部には、足の指
を取り囲むキャップ11が一体成形されている。
を取り囲むキャップ11が一体成形されている。
【0021】ヒール部2の下側にもまたキャップ11の
下側にも、滑り止めの施された踏底12が配置されてい
る。
下側にも、滑り止めの施された踏底12が配置されてい
る。
【0022】シャフト1とヒール部2とフット部4とは
一体を形成していて、有利な形式で適当なプラスチック
より、例えば熱成形法(Thermoforomverfahren)で製造さ
れている。
一体を形成していて、有利な形式で適当なプラスチック
より、例えば熱成形法(Thermoforomverfahren)で製造さ
れている。
【0023】シャフト1は、後ろの骨領域では、ふくら
はぎのほぼ中央まで達していて、骨の側方では、シャフ
ト1の上縁部が、すね領域まで凸状に延びる部分21を
有している。踝を取り囲む下肢骨の末端(Malleolengabe
l)22の高さ位置では、シャフト1の縁部輪郭が踝の近
くまで後方に戻って、それぞれ1つの湾曲部13を形成
している。この湾曲部13は、下肢骨の末端22の領域
を切欠いて、それによってこの領域を無圧に維持するよ
うになっている。
はぎのほぼ中央まで達していて、骨の側方では、シャフ
ト1の上縁部が、すね領域まで凸状に延びる部分21を
有している。踝を取り囲む下肢骨の末端(Malleolengabe
l)22の高さ位置では、シャフト1の縁部輪郭が踝の近
くまで後方に戻って、それぞれ1つの湾曲部13を形成
している。この湾曲部13は、下肢骨の末端22の領域
を切欠いて、それによってこの領域を無圧に維持するよ
うになっている。
【0024】湾曲部13から、フット部4の縁部輪郭
は、再び一緒に延びるが、これらの縁部輪郭はキャップ
縁部14で一緒になっている。
は、再び一緒に延びるが、これらの縁部輪郭はキャップ
縁部14で一緒になっている。
【0025】この装具は、フット部分とヒール部分とを
接続する踏面の、その装具内に侵入する側が平らに構成
されていて、この、ベース面を形成する平らに構成され
た側が縦中心線に対して左右対称となるように、構成さ
れている。この平らな踏面6上に土踏まず支持部5が載
せられて、例えば接着されている。図3及び図4に示さ
れているように、この土踏まず支持部5は、高さが異な
り、斜めに上昇する2つの側壁30、31を備えた別個
の成形部分であって、この場合、面33は、これらの側
壁30と31との間で、整形外科上の目的に合わせて次
のように成形されている。つまり、足外側の面制限部3
0が、ほぼ水平に延びるように構成されていて、足内側
の制限面31が湾曲面状に延び、この際に、湾曲面の踵
側の側面32が、湾曲面の頂点までほぼ直角に上昇して
いて、そこから緩やかな角度で下降し、その下降した端
部で、足外側の面制限部と同じ高さ位置に達している。
接続する踏面の、その装具内に侵入する側が平らに構成
されていて、この、ベース面を形成する平らに構成され
た側が縦中心線に対して左右対称となるように、構成さ
れている。この平らな踏面6上に土踏まず支持部5が載
せられて、例えば接着されている。図3及び図4に示さ
れているように、この土踏まず支持部5は、高さが異な
り、斜めに上昇する2つの側壁30、31を備えた別個
の成形部分であって、この場合、面33は、これらの側
壁30と31との間で、整形外科上の目的に合わせて次
のように成形されている。つまり、足外側の面制限部3
0が、ほぼ水平に延びるように構成されていて、足内側
の制限面31が湾曲面状に延び、この際に、湾曲面の踵
側の側面32が、湾曲面の頂点までほぼ直角に上昇して
いて、そこから緩やかな角度で下降し、その下降した端
部で、足外側の面制限部と同じ高さ位置に達している。
【0026】患者が上方から、開かれたフット部分4内
に足を滑り込ませ、またキャップ11内に足指を滑り込
ませた後で、フット部分4の側部14、15を互いに閉
じて、足を取り囲み、2つの付着接続部16によって互
いに接続する。土踏まず支持部の足内側の湾曲面の側部
領域は、フット部分2内で浮動状態にある踵骨17の手
前に位置していて、湾曲面の緩やかに下降する側面と協
働してい、概略的に示した足の土踏まず18も、下肢骨
の末端22も支える。
に足を滑り込ませ、またキャップ11内に足指を滑り込
ませた後で、フット部分4の側部14、15を互いに閉
じて、足を取り囲み、2つの付着接続部16によって互
いに接続する。土踏まず支持部の足内側の湾曲面の側部
領域は、フット部分2内で浮動状態にある踵骨17の手
前に位置していて、湾曲面の緩やかに下降する側面と協
働してい、概略的に示した足の土踏まず18も、下肢骨
の末端22も支える。
【0027】次いで、同様にまず前方に開かれたシャフ
ト1が、両側から下腿を取り囲み、すねの領域で同様に
2つの付着接続部16によって閉じられる。シャフト1
とヒール部分2との間の領域で、湾曲部13に隣接し
て、装具は踝保護クッション2を備えている。
ト1が、両側から下腿を取り囲み、すねの領域で同様に
2つの付着接続部16によって閉じられる。シャフト1
とヒール部分2との間の領域で、湾曲部13に隣接し
て、装具は踝保護クッション2を備えている。
【0028】このようにして、治療しようとする足は、
運動時に事実上普通の繰り出し過程を行うことができ
る。何故ならば足を降ろす際に、つまり繰り出し過程の
開始時に、丸味の付けられたヒール部分2は、力を吸収
して、シャフトのふくらはぎ領域21にさらに伝達する
ようになっているからである。
運動時に事実上普通の繰り出し過程を行うことができ
る。何故ならば足を降ろす際に、つまり繰り出し過程の
開始時に、丸味の付けられたヒール部分2は、力を吸収
して、シャフトのふくらはぎ領域21にさらに伝達する
ようになっているからである。
【0029】繰り出し過程がさらに続けられると、土踏
まず支持部5は、力の吸収を行う。全行程中に、踵骨は
完全に負荷軽減される。
まず支持部5は、力の吸収を行う。全行程中に、踵骨は
完全に負荷軽減される。
【0030】管理のためにまた通気を改善するために、
装着した状態でほぼスキー靴の形状の構成された装具
は、少なくとも踵3の上側のヒール領域で開口24を備
えている。このような形式の開口は、キャップ11にも
設けてもよい。
装着した状態でほぼスキー靴の形状の構成された装具
は、少なくとも踵3の上側のヒール領域で開口24を備
えている。このような形式の開口は、キャップ11にも
設けてもよい。
【図1】足内側から見た装具の概略図である。
【図2】足外側から見た装具の概略図である。
【図3】土踏まず支持部の側面図(足内側)である。
【図4】土踏まず支持部の正面図である。
1 シャフト、 2 ヒール部分、 3 踵、 4 フ
ット部分、 5 土踏まず支持部、 6 踏面、 11
キャップ、 12 踏底、 13 湾曲部、14、1
5 側部(切り込み部)、 16 付着接続部、 17
踵骨、 18 土踏まず、 20 踝保護クッショ
ン、 21 凸状に延びる部分(ふくらはぎ部分)、
22 下肢骨の末端、 30、31 側壁、 32 側
面、 33面
ット部分、 5 土踏まず支持部、 6 踏面、 11
キャップ、 12 踏底、 13 湾曲部、14、1
5 側部(切り込み部)、 16 付着接続部、 17
踵骨、 18 土踏まず、 20 踝保護クッショ
ン、 21 凸状に延びる部分(ふくらはぎ部分)、
22 下肢骨の末端、 30、31 側壁、 32 側
面、 33面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マイナルト ゼットナー ドイツ連邦共和国 ラーティンゲン アン デア デレン 35アー
Claims (11)
- 【請求項1】 装具殊に踵負荷解除用装具であって、少
なくとも下腿の下部を少なくとも部分的に取り囲むシャ
フトと、シェル状に構成されたヒール部分とから成って
いて、このヒール部分が前記シャフトに結合されたフッ
ト部分を有しており、フット部分の先端とヒール部分と
の間に、装具を下方に対して閉鎖する踏面が配置されて
いる形式のものにおいて、 踏面(6)が、少なくとも装具の内側に向けられた側が
平らに、しかもその中心線に対して左右対称に構成され
ており、この平らな踏面(6)上に土踏まず支持部
(5)が固定可能であって、該土踏まず支持部(5)の
足外側の領域(30)がほぼ水平に延びていて、足内側
の領域(31)が隆起した湾曲部形状を有しており、し
かも湾曲部のヒール側の側面が、平らな踏面(6)から
ほぼ垂直に隆起していて、頂部領域に移行して、この頂
部領域からフット部(4)まで鋭角に延びていることを
特徴とする、装具。 - 【請求項2】 土踏まず支持部(5)が接着剤によって
固定可能である、請求項1記載の装具。 - 【請求項3】 土踏まず支持部(5)が付着接続部によ
って固定可能である、請求項1記載の装具。 - 【請求項4】土踏まず支持部(5)がプラスチックより
成形されている、請求項1から3までのいずれか1項記
載の装具。 - 【請求項5】 土踏まず支持部(5)が発泡プラスチッ
クより成形されている、請求項4記載の装具。 - 【請求項6】 シャフト(1)とヒール部分(2)とフ
ット部分(4)とが一体的なプラスチック部分として構
成されている、請求項1から5までのいずれか1項記載
の装具。 - 【請求項7】 シャフト(1)とフット部分(4)とが
付着接続部(16)を備えており、これらの付着接続部
(16)がすね領域若しくは足の甲領域で解除可能な接
続部を形成している、請求項1から6までのいずれか1
項記載の装具。 - 【請求項8】 ヒール部分の下側にまたフット部分の下
側にも滑り防止が施された底(12)が設けられてい
る、請求項1から7までのいずれか1項記載の装具。 - 【請求項9】 フット部分(4)が、足の指を取り囲
む、滑り防止が施されたキャップ(11)を有してい
る、請求項1から8までのいずれか1項記載の装具。 - 【請求項10】 シャフト(1)とヒール部分(2)と
の間の領域で両側に踝保護クッション(20)が設けら
れている、請求項1から9までのいずれか1項記載の装
具。 - 【請求項11】 ヒール部分(2)で踏面の上側に開口
(24)が設けられている、請求項1から10までのい
ずれか1項記載の装具。
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