JPH11332231A - Ac入力/dc入力共用電源部 - Google Patents
Ac入力/dc入力共用電源部Info
- Publication number
- JPH11332231A JPH11332231A JP14504598A JP14504598A JPH11332231A JP H11332231 A JPH11332231 A JP H11332231A JP 14504598 A JP14504598 A JP 14504598A JP 14504598 A JP14504598 A JP 14504598A JP H11332231 A JPH11332231 A JP H11332231A
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- JP
- Japan
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- input
- power supply
- winding
- switching
- output
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 通信機器の形状を大きくすることのないAC
入力/DC入力共用電源部を提供する。 【解決手段】 商用電源と局舎電源のどちらでも動作可
能とするために機器に具備されたAC入力/DC入力共
用電源部であって、上記AC入力の電流換算値と上記D
C入力の値の比に対応した巻数比を持つ様に切り換え自
在とした入力用巻線と、電源トランスを形成すべく上記
入力用巻線に対向して設けられた出力用巻線と、上記入
力用巻線が上記巻数比に対応した異なった巻数を持つ様
に切り換えるスイッチ手段とを有し、上記AC入力およ
びDC入力に応じて上記スイッチ手段を切り換えること
により一定の出力電圧を得る様にした構成となってい
る。
入力/DC入力共用電源部を提供する。 【解決手段】 商用電源と局舎電源のどちらでも動作可
能とするために機器に具備されたAC入力/DC入力共
用電源部であって、上記AC入力の電流換算値と上記D
C入力の値の比に対応した巻数比を持つ様に切り換え自
在とした入力用巻線と、電源トランスを形成すべく上記
入力用巻線に対向して設けられた出力用巻線と、上記入
力用巻線が上記巻数比に対応した異なった巻数を持つ様
に切り換えるスイッチ手段とを有し、上記AC入力およ
びDC入力に応じて上記スイッチ手段を切り換えること
により一定の出力電圧を得る様にした構成となってい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商用電源(AC1
00V)と局舎電源(通常DC−48V)のどちらでも
動作可能とした通信機器の電源部に関し、特に、通信機
器の形状を大きくすることのないAC入力/DC入力共
用電源部に関する。
00V)と局舎電源(通常DC−48V)のどちらでも
動作可能とした通信機器の電源部に関し、特に、通信機
器の形状を大きくすることのないAC入力/DC入力共
用電源部に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、通信機器の供給電源には、商用
電源(AC100V)と局舎電源(通常DC−48V)
の2通りがある。近年、この2つの供給電源のどちらで
も動作可能な通信機器の要求が増えてきている。上記2
つの供給電源に対応するため、従来、通信機器の電源部
は、図2に示す様に2つの電源回路を備えていた。すな
わち、図2に示す様に、この従来の電源部は、AC10
0V入力端子1に接続されたAC/DC変換部(第1の
電源回路)3と、DC−48V入力端子5に接続された
DC/DC変換部(第2の電源回路)7と、上記AC/
DC変換部3およびDC/DC変換部7に接続された出
力端子9とを有している。そして、上記AC100V入
力端子1よりAC100Vが入力された場合、上記AC
/DC変換部(第1の電源回路)3により所定の出力電
圧Voutに変換され出力され、上記DC−48V入力
端子5よりDC−48Vが入力された場合、上記DC/
DC変換部(第2の電源回路)7により上記所定の出力
電圧Voutに変換され出力される。
電源(AC100V)と局舎電源(通常DC−48V)
の2通りがある。近年、この2つの供給電源のどちらで
も動作可能な通信機器の要求が増えてきている。上記2
つの供給電源に対応するため、従来、通信機器の電源部
は、図2に示す様に2つの電源回路を備えていた。すな
わち、図2に示す様に、この従来の電源部は、AC10
0V入力端子1に接続されたAC/DC変換部(第1の
電源回路)3と、DC−48V入力端子5に接続された
DC/DC変換部(第2の電源回路)7と、上記AC/
DC変換部3およびDC/DC変換部7に接続された出
力端子9とを有している。そして、上記AC100V入
力端子1よりAC100Vが入力された場合、上記AC
/DC変換部(第1の電源回路)3により所定の出力電
圧Voutに変換され出力され、上記DC−48V入力
端子5よりDC−48Vが入力された場合、上記DC/
DC変換部(第2の電源回路)7により上記所定の出力
電圧Voutに変換され出力される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電源部は、2つの電源回路(AC/DC変換部3お
よびDC/DC変換部7)を有していたため回路規模が
大きくなり、結果として通信機器の形状を大きくすると
共に、コストアップにもつながるという問題点があっ
た。本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであっ
て、通信機器の形状を大きくすることのないAC入力/
DC入力共用電源部を提供することを目的とする。
来の電源部は、2つの電源回路(AC/DC変換部3お
よびDC/DC変換部7)を有していたため回路規模が
大きくなり、結果として通信機器の形状を大きくすると
共に、コストアップにもつながるという問題点があっ
た。本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであっ
て、通信機器の形状を大きくすることのないAC入力/
DC入力共用電源部を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、商用AC電源とDC電源のどちらでも動
作可能とするために機器に具備されたAC入力/DC入
力共用電源部において、上記AC入力の電流換算値と上
記DC入力の値の比に対応した巻数比を持つ様に切り換
え自在とした入力用巻線と、電源トランスを形成すべく
上記入力用巻線に対向して設けられた出力用巻線と、上
記入力用巻線が上記巻数比に対応した異なった巻数とな
る様に切り換えるスイッチ手段とを有し、上記AC入力
およびDC入力に応じて上記スイッチ手段を切り換える
ことにより上記出力用巻線から一定の出力電圧を得る様
にしたことを特徴とする。本発明の他の特徴は、上記A
C入力/DC入力共用電源部が、上記DC入力の場合に
スイッチング動作をして上記DC入力を交流化するスイ
ッチング素子を有することである。
め、本発明は、商用AC電源とDC電源のどちらでも動
作可能とするために機器に具備されたAC入力/DC入
力共用電源部において、上記AC入力の電流換算値と上
記DC入力の値の比に対応した巻数比を持つ様に切り換
え自在とした入力用巻線と、電源トランスを形成すべく
上記入力用巻線に対向して設けられた出力用巻線と、上
記入力用巻線が上記巻数比に対応した異なった巻数とな
る様に切り換えるスイッチ手段とを有し、上記AC入力
およびDC入力に応じて上記スイッチ手段を切り換える
ことにより上記出力用巻線から一定の出力電圧を得る様
にしたことを特徴とする。本発明の他の特徴は、上記A
C入力/DC入力共用電源部が、上記DC入力の場合に
スイッチング動作をして上記DC入力を交流化するスイ
ッチング素子を有することである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示した実施形態
に基づいて説明する。図1は、本発明によるAC入力/
DC入力共用電源部の一実施形態を示す構成図である。
図1に示す様に、このAC入力/DC入力共用電源部
は、AC100V入力あるいはDC−48V入力のどち
らか一方が入力される入力端子11a、11bと、上記
入力端子の高電圧側11aに接続されたスイッチ13
と、上記入力端子11a、11b間に接続された入力平
滑コンデンサ15と、上記スイッチ13の他端と上記入
力端子の低電圧側11bとの間に直列に接続された第1
および第2のトランス入力用巻線17a、17bおよび
スイッチング素子19と、電源トランスを形成するため
に上記第1および第2の入力用巻線17a、17bに対
向して配設されたトランス出力用巻線21とを有してい
る。なお、上記出力用巻線21と出力端子23a、23
bとの間には、第1および第2のダイオード25、27
およびインダクタンス29およびコンデンサ31が設け
られている。そして、上記第2の入力用巻線17bはD
C−48V入力用巻線であり、上記第2の入力用巻線1
7bに第1の入力用巻線17aを付加した状態でAC1
00V入力用巻線を形成する。また、N1、N2、N3
は上記第2および第1の入力用巻線および出力用巻線の
巻数をそれぞれ示し、上記第2および第1の入力用巻線
に対する出力用巻線の巻数比(N1+N2):N1は、
上記電源トランスに印加される直流電圧の比(AC10
0Vの直流換算値:DC−48V=100×√2:48
≒3:1)となる様に設定されている。
に基づいて説明する。図1は、本発明によるAC入力/
DC入力共用電源部の一実施形態を示す構成図である。
図1に示す様に、このAC入力/DC入力共用電源部
は、AC100V入力あるいはDC−48V入力のどち
らか一方が入力される入力端子11a、11bと、上記
入力端子の高電圧側11aに接続されたスイッチ13
と、上記入力端子11a、11b間に接続された入力平
滑コンデンサ15と、上記スイッチ13の他端と上記入
力端子の低電圧側11bとの間に直列に接続された第1
および第2のトランス入力用巻線17a、17bおよび
スイッチング素子19と、電源トランスを形成するため
に上記第1および第2の入力用巻線17a、17bに対
向して配設されたトランス出力用巻線21とを有してい
る。なお、上記出力用巻線21と出力端子23a、23
bとの間には、第1および第2のダイオード25、27
およびインダクタンス29およびコンデンサ31が設け
られている。そして、上記第2の入力用巻線17bはD
C−48V入力用巻線であり、上記第2の入力用巻線1
7bに第1の入力用巻線17aを付加した状態でAC1
00V入力用巻線を形成する。また、N1、N2、N3
は上記第2および第1の入力用巻線および出力用巻線の
巻数をそれぞれ示し、上記第2および第1の入力用巻線
に対する出力用巻線の巻数比(N1+N2):N1は、
上記電源トランスに印加される直流電圧の比(AC10
0Vの直流換算値:DC−48V=100×√2:48
≒3:1)となる様に設定されている。
【0006】次に、上記AC入力/DC入力共用電源部
の動作について説明する。まず、上記入力端子11a、
11bより入力されたAC100V入力あるいはDC−
48V入力に応じて上記スイッチ13を切り換える。す
なわち、AC100V入力の場合は、上記スイッチ13
は図1の実線で示す様に切り換わり、上記第2の入力用
巻線17bに第1の入力用巻線17aが付加された状態
となり、DC−48V入力の場合は、上記スイッチ13
は図1の点線で示す様に切り換わり、上記第2の入力用
巻線17bのみの状態となる。そして、図1に示す様
に、DC−48VをV1とすると、AC100Vの直流
換算値(V2)は3×V1、第2の入力用巻線17bの
巻数をN1とすると、N1+N2=N1+2×N1=3
×N1となり、トランス出力用巻線21の出力電圧をV
3とすると、それぞれの入力電圧時のトランス出力用巻
線21の出力電圧V3は下記の様に表せる。DC−48
V入力の場合のV3 V3=(N3/N1)×V1 …(a) AC100V入力の場合のV3 V3={N3/(N1+N2)}×3・V1 =(N3/3・N1)×3・V1=(N3/N1)×V1…(b) 上記(a)、(b)式よりV3が等しくなり、Vout
も等しくなる。従って、この実施形態によれば、入力電
圧に応じて、上記スイッチ13で入力用巻線の巻数を選
択することにより、一定の出力電圧Voutを出力する
ことが可能となる。なお、上記スイッチング素子19
は、上記DC−48V入力の場合に、スイッチング動作
をすることによって上記DC入力を交流化する働きを行
っている。
の動作について説明する。まず、上記入力端子11a、
11bより入力されたAC100V入力あるいはDC−
48V入力に応じて上記スイッチ13を切り換える。す
なわち、AC100V入力の場合は、上記スイッチ13
は図1の実線で示す様に切り換わり、上記第2の入力用
巻線17bに第1の入力用巻線17aが付加された状態
となり、DC−48V入力の場合は、上記スイッチ13
は図1の点線で示す様に切り換わり、上記第2の入力用
巻線17bのみの状態となる。そして、図1に示す様
に、DC−48VをV1とすると、AC100Vの直流
換算値(V2)は3×V1、第2の入力用巻線17bの
巻数をN1とすると、N1+N2=N1+2×N1=3
×N1となり、トランス出力用巻線21の出力電圧をV
3とすると、それぞれの入力電圧時のトランス出力用巻
線21の出力電圧V3は下記の様に表せる。DC−48
V入力の場合のV3 V3=(N3/N1)×V1 …(a) AC100V入力の場合のV3 V3={N3/(N1+N2)}×3・V1 =(N3/3・N1)×3・V1=(N3/N1)×V1…(b) 上記(a)、(b)式よりV3が等しくなり、Vout
も等しくなる。従って、この実施形態によれば、入力電
圧に応じて、上記スイッチ13で入力用巻線の巻数を選
択することにより、一定の出力電圧Voutを出力する
ことが可能となる。なお、上記スイッチング素子19
は、上記DC−48V入力の場合に、スイッチング動作
をすることによって上記DC入力を交流化する働きを行
っている。
【0007】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、電源ト
ランスに入力用巻線を2つ設け、それを切り換えるスイ
ッチを追加して、AC100V入力、DC−48V入力
のどちらにも対応できる様にすることで、電源回路1つ
で2つ分の機能を持たせることができ、小型化、低価格
化に効果がある。
ランスに入力用巻線を2つ設け、それを切り換えるスイ
ッチを追加して、AC100V入力、DC−48V入力
のどちらにも対応できる様にすることで、電源回路1つ
で2つ分の機能を持たせることができ、小型化、低価格
化に効果がある。
【図1】本発明によるAC入力/DC入力共用電源部の
一実施形態を示す構成図である。
一実施形態を示す構成図である。
【図2】従来の電源部の構成図である。
1…AC100V入力端子、 3…AC/
DC変換部、5…DC−48V入力端子、
7…DC/DC変換部、9、23…出力端子、
11…入力端子、13…スイッチ、
15…入力平滑コンデンサ、17
…トランス入力用巻線、 19…スイッチ
ング素子、21…トランス出力用巻線、
25、27…ダイオード、29…インダクタンス、
31…コンデンサ、
DC変換部、5…DC−48V入力端子、
7…DC/DC変換部、9、23…出力端子、
11…入力端子、13…スイッチ、
15…入力平滑コンデンサ、17
…トランス入力用巻線、 19…スイッチ
ング素子、21…トランス出力用巻線、
25、27…ダイオード、29…インダクタンス、
31…コンデンサ、
Claims (2)
- 【請求項1】 商用AC電源とDC電源のどちらでも動
作可能とするために機器に具備されたAC入力/DC入
力共用電源部であって、上記AC入力の電流換算値と上
記DC入力の値の比に対応した巻数比を持つ様に切り換
え自在とした入力用巻線と、電源トランスを形成すべく
上記入力用巻線に対向して設けられた出力用巻線と、上
記入力用巻線が上記巻数比に対応した異なった巻数とな
る様に切り換えるスイッチ手段とを有し、上記AC入力
およびDC入力に応じて上記スイッチ手段を切り換える
ことにより上記出力用巻線から一定の出力電圧を得る様
にしたことを特徴とするAC入力/DC入力共用電源
部。 - 【請求項2】 上記AC入力/DC入力共用電源部が、
上記DC入力の場合にスイッチング動作をして上記DC
入力を交流化するスイッチング素子を有することを特徴
とする請求項1に記載のAC入力/DC入力共用電源
部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14504598A JPH11332231A (ja) | 1998-05-11 | 1998-05-11 | Ac入力/dc入力共用電源部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14504598A JPH11332231A (ja) | 1998-05-11 | 1998-05-11 | Ac入力/dc入力共用電源部 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11332231A true JPH11332231A (ja) | 1999-11-30 |
Family
ID=15376121
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14504598A Pending JPH11332231A (ja) | 1998-05-11 | 1998-05-11 | Ac入力/dc入力共用電源部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11332231A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012151917A (ja) * | 2011-01-14 | 2012-08-09 | Hitachi Koki Co Ltd | インバータ装置及びそれを備えた電動工具 |
JP2019054714A (ja) * | 2017-09-12 | 2019-04-04 | ローム株式会社 | Ac/dcコンバータ |
-
1998
- 1998-05-11 JP JP14504598A patent/JPH11332231A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012151917A (ja) * | 2011-01-14 | 2012-08-09 | Hitachi Koki Co Ltd | インバータ装置及びそれを備えた電動工具 |
JP2019054714A (ja) * | 2017-09-12 | 2019-04-04 | ローム株式会社 | Ac/dcコンバータ |
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