JP2012151917A - インバータ装置及びそれを備えた電動工具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 インバータ装置を提供する。
【解決手段】 インバータ装置1は、トランス101と、整流ダイオード107、108と、平滑コンデンサ111と、インバータ回路12と、リレー106と、を備えている。トランス101は、一次側巻線101a、101bと二次側巻線101cとを有し、一次側巻線101a、101bに入力された直流電圧を変圧して二次側巻線101cから交流電圧を出力する。整流ダイオード107、108及び平滑コンデンサ111は、二次側巻線101cから出力された交流電圧を整流・平滑して直流電圧として出力する。インバータ回路12は、整流・平滑された直流電圧を交流電圧に変換して出力する。リレー106は、トランス101の一次側の電圧に基づき一次側巻線101a、101bと二次側巻線101cの巻数比を切り替える。
【選択図】図1
【解決手段】 インバータ装置1は、トランス101と、整流ダイオード107、108と、平滑コンデンサ111と、インバータ回路12と、リレー106と、を備えている。トランス101は、一次側巻線101a、101bと二次側巻線101cとを有し、一次側巻線101a、101bに入力された直流電圧を変圧して二次側巻線101cから交流電圧を出力する。整流ダイオード107、108及び平滑コンデンサ111は、二次側巻線101cから出力された交流電圧を整流・平滑して直流電圧として出力する。インバータ回路12は、整流・平滑された直流電圧を交流電圧に変換して出力する。リレー106は、トランス101の一次側の電圧に基づき一次側巻線101a、101bと二次側巻線101cの巻数比を切り替える。
【選択図】図1
Description
本発明は、インバータ装置及びそれを備えた電動工具に関する。
従来より、インバータ回路を備えた電子機器が知られている。このような電子機器は、商用電源からの交流電力をトランスで変圧し、整流・平滑回路で直流電力に整流・平滑した後、インバータ回路で所定の交流電力に変換してACモータ等に出力している。
また、電子機器のACモータを作動させるために、電池パックからの直流電力を交流電力に変換して電子機器に供給するという構成も考えられる。(例えば、特許文献1)
ところで、電池パックからの直流電力を交流電力に変換して電子機器に供給するという構成の場合、直流電力を交流電力に変換するために、スイッチング回路と、トランスと、整流・平滑回路と、インバータ回路と、を備えたインバータ装置を電池パックと電子機器の間に接続することとなる。
しかしながら、電池パックには様々な定格電圧を有するものがあるのに対し、トランスの一次側巻線と二次側巻線との巻数比は所定の値に設定されているため、接続された電池パックによってはトランスにおける電力変換効率が著しく低下してしまう虞がある。
本発明は、トランスの一次側の電力が異なる場合でも電力変換効率を維持することのできるインバータ装置を提供することを目的としている。
本発明のインバータ装置は、一次側巻線と二次側巻線とを有し、前記一次側巻線に入力された直流電圧を変換して前記二次側巻線から直流電圧として出力するトランスと、前記二次側巻線から出力された交流電圧を整流・平滑して直流電圧として出力する整流・平滑回路と、前記整流・平滑回路から出力された直流電圧を交流電圧に変換して出力するインバータ回路と、前記トランスの一次側の電圧に基づき前記一次側巻線と前記二次側巻線の巻数比を切り替える切替手段と、を備えたことを特徴としている。
このような構成によれば、トランスの一次側の電圧に基づき一次側巻線と二次側巻線の巻数比を切り替えるので、トランスの一次側の電圧が変化した場合であっても、トランスの電力変換効率を維持することができる。
また、本発明のインバータ装置は、前記直流電圧を供給する電池パックと、前記電池パックの定格電圧を判別する判別手段と、を更に備え、前記切替手段は、前記定格電圧に基づき前記巻数比を切り替えることが好ましい。
このような構成によれば、定格電圧に基づき巻数比を切り替えるので、異なる定格電圧を有する電池パックがインバータ装置に接続された場合であっても、トランスの電力変換効率を維持することができる。
また、本発明のインバータ装置は、前記直流電圧を供給する電池パックと、前記電池パックの電池電圧を検出する電圧検出手段と、を更に備え、前記切替手段は、前記電池電圧に基づき前記巻数比を切り替えることが好ましい。
このような構成によれば、電池パックの電池電圧に基づき巻数比を切り替えるので、異なる定格電圧を有する電池パックがインバータ装置に接続された場合や電池パックの電圧が低下した場合であっても、トランスの電力変換効率を維持することができる。
また、定格電圧が異なる複数の前記電池パックを接続可能であり、前記切替手段は、前記電池パックの種類に対応する数の巻数比を切り替え可能であることが好ましい。
このような構成によれば、各電池パックに対応する巻線比に切り替え可能であるため、種々の定格電圧であっても最適な変換効率を維持することができる。
また、前記一次側巻線に直列に接続され、スイッチングすることで前記直流電圧を交流電圧に変換して前記二次側巻線に出力するスイッチング手段を備え、前記スイッチング手段はプッシュプル方式により前記直流電圧を前記交流電圧に変換することが好ましい。
このような構成によれば、電力の損失を抑制することができる。
本発明のインバータ装置によれば、トランスの一次側の電力が異なる場合でも電力変換効率を維持することができる。
図1乃至図3を用いて、本発明の実施の形態によるインバータ装置1について説明する。
図1は、インバータ装置1の回路図である。インバータ装置1は、電池パック3から供給された直流電力を交流電力に変換して電子機器2、例えば芝刈機等の電動工具のACモータ21に出力するために、電池パック3と電子機器2の間に接続されている。インバータ装置1は、電池パック3及び電子機器2に対して着脱可能であるが、以下では、接続されているものとして説明する。
電池パック3は、電池組31と、電池パック3の定格電圧に応じた抵抗値を有する定格電圧判別素子32と、プラス側端子33と、マイナス側端子34と、定格電圧判別端子35と、を備えており、インバータ装置1には、異なる定格電圧の電池パック3が装着可能である。なお、図1の電池パック3は、1セル当たり3.6Vの定格電圧を有するリチウム電池を4本直列に接続し定格電圧14.4Vである。
インバータ装置1は、電圧検出部13と、変圧回路10と、インバータ回路12と、を備えている。
電圧検出部13は、レギュレータ131と、定格電圧判別抵抗132と、電池電圧検出抵抗134−135と、第1制御部133と、を備えている。なお、電池電圧検出抵抗134−135は電池電圧検出手段を構成する。
レギュレータ131と定格電圧判別抵抗132と電池パック3の定格電圧判別素子32は、電池パック3のプラス側端子33と定格電圧判別端子35に直列に接続されており、レギュレータ131から出力された所定電圧(例えば5V)の、定格電圧判別抵抗132と定格電圧判別素子32とによる分圧電圧が第1制御部133に入力される。定格電圧判別素子32は、電池パック3の定格電圧に応じた異なる抵抗値を有しているため、第1制御部133は、入力された分圧電圧に基づき電池パック3の定格電圧を判別し、後述する第2制御部105に定格電圧識別信号を出力する。なお、定格電圧判別抵抗132は定格電圧判別素子32と共に判別手段を構成する。
また、電池パック3のプラス側端子33とマイナス側端子34の間には、電池電圧検出抵抗134及び135が直列に接続されており、電池パック3の電池電圧の、電池電圧検出抵抗134と電池電圧検出抵抗135とによる分圧電圧が第1制御部133に入力される。第1制御部133は、入力された分圧電圧に基づき電池パック3の現在の電池電圧を判別し、後述する第2制御部105に電池電圧識別信号を出力する。
変圧回路10は、トランス101と、FET102−103と、第1のPWM信号出力部104と、第2制御部105と、リレー(切替手段)106と、整流ダイオード107−110と、平滑コンデンサ111と、カップリングコンデンサ112と、を備えている。
トランス101は、一次側に、電池パック3のプラス側端子33とマイナス側端子34の間に並列に接続された第1一次側巻線101a及び第2一次側巻線101bを備えている。また、第1一次側巻線101aとマイナス側端子34の間にはFET102が、第2一次側巻線101bとマイナス側端子34の間には、FET103が、それぞれ配置されている。
FET102及びFET103のゲートには、FET102及びFET103をオン・オフさせるための第1のPWM信号が第1のPWM信号出力部104から入力され、FET102及び103のオン・オフにより、電池パック3からトランス101の一次側に供給された直流電力は交流電力に変換されてトランス101の二次側に出力される。本実施の形態では、FET102とFET103とを交互にオンさせる、いわゆるプッシュプル方式により直流電力を交流電力に変換しているので、電力の損失が抑制されている。
また、トランス101は、二次側に、二次側巻線101cを備えており、二次側巻線101cは、第1出力端子101dと、第2出力端子101eと、第1出力端子101dと第2出力端子101eの間から延出した第3出力端子101fと、を備えている。
リレー106は、第1接点aと、第2接点bと、出力端子cと、を備えている。第1接点aは、トランス101の第2出力端子101eと接続されており、第2接点bは、トランス101の第3出力端子101fと接続されている。リレー106は、第2制御部105からの切替制御信号に基づきトランス101の第2出力端子101e及び第3出力端子101fの一方を出力端子cと接続させる。これにより、トランス101の一次側巻線と二次側巻線の巻数比が切り替わることとなるが、第2制御部105による巻数比の切り替え制御については後述する。このようにして、トランス101の一次側に入力された直流電力は、巻数比に応じて交流電力に変圧されて二次側から出力される。
リレー106の出力端子cは、整流ダイオード107のアノードと接続されており、トランス101の第1出力端子101dは、整流ダイオード108のアノードと接続されている。このような構成により、整流ダイオード107から電力が出力される場合には、電流は、整流ダイオード110、二次側巻線101c、整流ダイオード107の順に流れることとなり、整流ダイオード108から電力が出力される場合には、電流は、整流ダイオード109、二次側巻線101c、整流ダイオード108の順に流れることとなる。
整流ダイオード107及び108のカソードと、整流ダイオード109及び110のアノードの間には平滑コンデンサ111が接続されており、これにより、トランス101から出力された脈動電力(交流電力)は整流・平滑されて出力されることとなる。なお、整流ダイオード107−110及び平滑コンデンサ111は整流・平滑回路を構成する。また、FET102及び103のソースと、整流ダイオード109及び110のアノードとの間にはトランス101の一次側と二次側を絶縁するためのカップリングコンデンサ112が接続されている。
インバータ回路12は、FET121−124と、第2のPWM信号出力部125と、を備えている。FET121及びFET123は、直列に接続された状態で、平滑コンデンサ111に並列に接続されている。同様に、FET122と124も、直列に接続された状態で、平滑コンデンサ111に並列に接続されている。詳細には、FET121のドレインは、整流ダイオード107及び108のカソードと接続され、FET121のソースは、FET123のドレインに接続されている。また、FET122のドレインは、整流ダイオード107及び108のカソードと接続され、FET122のソースは、FET124のドレインに接続されている。
更に、FET121のソース及びFET123のドレインは、電子機器2のACモータ21の一方の端子に接続されており、FET122のソース及びFET124のドレインは、電子機器2のACモータ21の他方の端子に接続されている。
FET121−124のゲートには、FET121−124をオン・オフさせるための第2のPWM信号が第2のPWM信号出力部125から入力され、FET121−124のオン・オフにより、変圧回路10から出力された直流電力は交流電力に変換されて電子機器2のACモータ21に出力される。
変圧回路10の第2制御部105は、第1制御部133から入力された電池電圧識別信号に基づき、目標実効値(例えば、141V)を有する交流電力がトランス101の二次側から出力されるような第1のPWM信号をFET102及び103のゲートに出力する。なお、平滑コンデンサ111の電圧は図示していない電圧検出部により検出され、第2制御部105は、平滑コンデンサ111の電圧が目標値(141V)になるように、第1のPWM信号出力部104を介してFET102及び103をフィードバック制御する。
また、第2制御部105は、目標実効値(例えば、100V)を有する交流電力が電子機器2のACモータ21に出力されるような第2のPWM信号を第2のPWM信号出力部125を介してFET121−124のゲートに出力する。本実施の形態では、第2制御部105は、FET121とFET124(以降、第1のセット)と、FET122とFET123(以降、第2のセット)とを、それぞれ1セットとして、第1のセットと第2のセットをデューティ比100%で交互にオン・オフさせるような第2のPWM信号を出力する。
上記したような構成により、電池パック3からの直流電力は、目標実効値を有する交流電力に変換されて電子機器2のACモータ21に供給される。
ところで、通常、トランスの一次側巻線と二次側巻線との巻数比は、所定の電圧が入力された場合に最大の変換効率が得られるような値に設定されている。ところが、本実施の形態によるインバータ装置1には、異なる定格電圧を有する電池パック3が接続可能であるため、接続された電池パック3によってはトランス101における変換効率が著しく低下してしまう虞がある。
図2は、トランスの一次側巻線と二次側巻線との巻数比が異なる場合の入力電圧と変換効率との関係を示した図であるが、図2に示すように、巻数比によって、変換効率が最大となる入力電圧は異なる。
そこで、本実施の形態によるインバータ装置1では、インバータ装置1に接続された電池パック3の定格電圧に応じてトランス101の第2出力端子101eと第3出力端子101fのいずれかをリレー106の出力端子cに接続させることにより、トランス101の一次側巻線と二次側巻線の巻数比を切り替えている。
次に、図3のフローチャートを用いて本実施の形態の第2制御部105による巻数比の切り替え制御について説明する。
図3のフローチャートは、電池パック3がインバータ装置1に装着されている状態でインバータ装置1の電源スイッチ(図示せず)がオンされた時、又は、電源スイッチがオンされた状態で電池パック3がインバータ装置1に装着された時にスタートする。なお、電源スイッチをオンすることによって、電池パック3の電力が第2制御部105に供給され、第2制御部105が動作可能となる。なお、電池パック3をインバータ装置1に接続したときに第2制御部105等に電力が供給されるようにしても良いが、電池パック3の消費電力を抑えるために、電源スイッチのオン後に電力供給する方が好ましい。また、本実施の形態では、定格電圧(定格電圧)14.4Vと18.0Vのいずれかの電池パック3がインバータ装置1に装着されたものとする。
まず、第2制御部105は、第1制御部133から入力された定格電圧識別信号を検出し(S301)、定格電圧判別信号に基づき、電池パック3の定格電圧が14.4Vと18.0Vのいずれであるかを判別する(S302)。
電池パック3の定格電圧が14.4Vであると判別した場合には(S302:14.4V)、トランス101の第2出力端子101e(第1接点a)をリレー106の出力端子cに接続させるための切替制御信号をリレー106に出力する(S303)。
一方、電池パック3の定格電圧が18.0Vであると判別した場合には(S302:18.0V)、トランス101の第3出力端子101f(第2接点b)をリレー106の出力端子cに接続させるための切替制御信号をリレー106に出力する(S304)。
続いて、目標実効値(例えば、141V)を有する交流電力がトランス101の二次側から出力されるような、すなわち、平滑コンデンサ111の電圧が目標昇圧電圧141Vになるように第1のPWM信号をFET102及び103のゲートに出力し(S305)、トランス101で昇圧された電圧の実効値(平滑コンデンサ111の電圧)が目標実効値(目標昇圧電圧141V)より大きいか否かを判断する(S306)。詳細には、図示していないが、図1における平滑コンデンサ111の後段に昇圧電圧検出部を設け、昇圧電圧検出部によって検出された電圧が目標実効値より大きいか否かを判断する。
昇圧された電圧の実効値が目標実効値より大きい場合には(S306:YES)、FET102及び103のデューティ比を減少させ(S307)、昇圧された電圧が目標実効値以下の場合には(S306:NO)、FET102及び103のデューティ比を増加させる(S308)。
続いて、目標実効値(例えば、100V)を有する交流電力が電子機器2のACモータ21に供給されるような第2のPWM信号を第2のPWM信号出力部125を介してFET121−124のゲートに出力した後(S309)、再びS301に戻る。
以上のように、本実施の形態によるインバータ装置1では、インバータ装置1に装着された電池パック3の定格電圧に適した値にトランス101の一次側巻線と二次側巻線の巻数比を切り替えている。従って、異なる定格電圧の電池パック3がインバータ装置1に接続された場合であっても、図2に示すように、トランス101の高い電力変換効率を維持することが可能となる。
尚、本発明のインバータ装置は、上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。
例えば、上記実施の形態では、インバータ装置1に装着された電池パック3の定格電圧に応じてトランス101の一次側巻線と二次側巻線の巻数比を切り替えたが、電池パック3の電池電圧に応じて切り替えてもよい。この場合、図4に示すように、図3におけるS301及びS302の代わりに、S401で、第1制御部133から入力された電池電圧識別信号(電圧検出部13で検出した電池パック3の電池電圧)を検出し、S402で、電池電圧が16.2Vより大きいか否かを判断すればよい。閾値16.2Vは、2つの定格電圧14.4Vと18.0Vの中間値としている。
なお、電池パック3の満充電状態での電池電圧は、定格電圧より高い値となる。例えば、定格電圧14.4Vの満充電状態の電池電圧は16.8V、定格電圧18Vの満充電状態の電池電圧は21.0Vである。本実施の形態では、定格電圧に関係なく電池電圧に応じて巻数比を切り替えるようにしている。このような構成によれば、異なる定格電圧の電池パック3がインバータ装置1に接続された場合や電池パック3の電圧が低下した場合であっても、トランス101の高い電力変換効率を維持することができる。
また、電池電圧検出抵抗134及び135で検出された電圧に限らず、トランス101の一次側のいずれかの位置で検出された電圧に応じて巻数比を切り替えてもよい。
また、上記実施の形態では、電池パック3の定格電圧を14.4Vと18.0Vの2種類で説明したが、他の定格電圧に応じて巻数比を切り替えてもよいし、3以上の定格電圧に応じて巻数比を切り替えてもよい。更に、電池電圧に応じて巻数比を切り替える場合には、複数の電圧範囲を予め設定しておき、各範囲に対応するように巻数比を切り替えてもよい。
また、上記実施の形態では、電池パック3から供給された直流電力をプッシュプル方式により交流電力に変換したが、フライバック方式等の他の方式により変換してもよい。
また、上記実施の形態では、電子機器2として芝刈機を用いたが、交流電力で駆動する工具や他の機器であってもよい。
1 インバータ装置
3 電池パック
10 変圧回路
12 インバータ回路
13 電圧検出部
101 トランス
101a 第1一次側巻線
101b 第2一次側巻線
101c 二次側巻線
105 制御部
106 切替部
107、108 整流ダイオード
111 平滑コンデンサ
132 定格電圧判別抵抗
134、135 電池電圧検出抵抗
3 電池パック
10 変圧回路
12 インバータ回路
13 電圧検出部
101 トランス
101a 第1一次側巻線
101b 第2一次側巻線
101c 二次側巻線
105 制御部
106 切替部
107、108 整流ダイオード
111 平滑コンデンサ
132 定格電圧判別抵抗
134、135 電池電圧検出抵抗
Claims (6)
- 一次側巻線と二次側巻線とを有し、前記一次側巻線に入力された直流電圧を変換して前記二次側巻線から交流電圧として出力するトランスと、
前記二次側巻線から出力された交流電圧を整流・平滑して直流電圧として出力する整流・平滑回路と、
前記整流・平滑回路から出力された直流電圧を交流電圧に変換して出力するインバータ回路と、
前記トランスの一次側の電圧に基づき前記一次側巻線と前記二次側巻線の巻数比を切り替える切替手段と、
を備えたことを特徴とするインバータ装置。 - 前記直流電圧を供給する電池パックと、
前記電池パックの定格電圧を判別する判別手段と、
を更に備え、
前記切替手段は、前記定格電圧に基づき前記巻数比を切り替えることを特徴とする請求項1に記載のインバータ装置。 - 前記直流電圧を供給する電池パックと、
前記一次側巻線に接続される電池パックと、
前記電池パックの電池電圧を検出する電圧検出手段と、
を更に備え、
前記切替手段は、前記電池電圧に基づき前記巻数比を切り替えることを特徴とする請求項1に記載のインバータ装置。 - 定格電圧が異なる複数の前記電池パックを接続可能であり、
前記切替手段は、前記電池パックの種類に対応する数の巻数比を切り替え可能であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のインバータ装置。 - 前記一次側巻線に直列に接続され、スイッチングすることで前記直流電圧を交流電圧に変換して前記二次側巻線に出力するスイッチング手段を備え、
前記スイッチング手段はプッシュプル方式により前記直流電圧を前記交流電圧に変換することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のインバータ装置。 - 請求項1乃至5のいずれか一項に記載のインバータ装置に接続されるモータを有する電動工具。
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