JPH1133157A - ピッチングマシーン - Google Patents

ピッチングマシーン

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JPH1133157A
JPH1133157A JP18880397A JP18880397A JPH1133157A JP H1133157 A JPH1133157 A JP H1133157A JP 18880397 A JP18880397 A JP 18880397A JP 18880397 A JP18880397 A JP 18880397A JP H1133157 A JPH1133157 A JP H1133157A
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JP
Japan
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ball
cylinder
throwing
pitching machine
throwing cylinder
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JP18880397A
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Shuichi Matsuki
周一 松木
Tamotsu Anura
保 案浦
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SYST WORKS KK
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SPORTS ONE INTERNATL KK
SYST WORKS KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造であって、メンテナンス性の優れ
たピッチングマシーンを提供すること。可変勾配型側溝
を形成するための労力の軽減及び時間の短縮を図るこ
と。 【解決手段】 ボール発射機構(5) の発射口(18)に投球
筒体(19)を連通連結し、同投球筒体(19)からボール(4)
を投球すべく構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピッチングマシー
ンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ピッチングマシーンとしては、投
球アームの先端にボールを保持し、投球アームの回転に
より遠心力を利用してボールを投げるアーム式のもの
や、回転する左右一対の円盤間から円盤の回転力を利用
してボールを投げる回転式のものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ピッチングマシーンにあっては、構造が複雑で、装置が
大型なものとなっており、装置のメンテナンスが困難で
あるといった不具合があった。
【0004】また、アーム式の場合には、アーム回転時
のアームのぶれにより、一方、回転式の場合には、左右
一対の円盤の回転数の微妙なずれにより、ボールが予期
せぬ方向に投げられてしまう、いわゆるコントロールの
悪いものとなってしまうといった不具合があった。
【0005】しかも、投球されたボールの進路を任意に
変化させる変化球を投げる際に、アーム式の場合には、
投球アーム先端に傾斜板を取付け、同傾斜板によりボー
ルの中心からずれた位置を押圧して、ボールに回転を与
えることにより、変化球の投球を可能としているが、一
球ごとに異なる変化球を投げるためには、傾斜板の傾斜
角度をその都度変更する必要があり、操作が煩雑であ
り、実用的なものではなかった。
【0006】一方、回転式の場合には、左右一対の円盤
の回転数を異ならせることによりボールに回転を与えて
変化球の投球を可能としているが、左右一対の円盤が、
例えば、水平方向に並設されている場合には、水平方向
の変化球のみしか投球できないといった不具合があっ
た。
【0007】しかも、特に、回転式の場合にあっては、
装置の構成上、ボールが投球されるタイミングが打者に
とってわかりずらく、使い勝手の悪いものであった。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、ボ
ール発射機構の発射口に投球筒体を連通連結し、同投球
筒体からボールを投球すべく構成することとした。
【0009】また、前記ボール発射機構を、高圧空気に
よって、或いは、弾性体の弾性力によってボールを発射
すべく構成することとした。
【0010】また、前記投球筒体を変位移動可能に構成
することとし、投球筒体の中途部に、同投球筒体を通過
するボールに回転を与えることにより投球されたボール
の進路を変化させる変化球発生機構を設けることとし
た。
【0011】また、前記ボール発射機構の前方に投球動
作を表示するための表示板を設け、同表示板に表示され
る投球動作に連動して、ボール発射機構からボールを発
射すべく構成することとした。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明に係るピッチングマシーン
は、基本的には、ボールを打者に向けて発射するボール
発射機構と、同ボール発射機構にボールを供給するボー
ル供給機構から構成したものである。
【0013】ボール発射機構は、高圧空気によってボー
ルを発射すべく構成したものである。
【0014】従って、ボール発射機構の構造を簡単なも
のとすることができ、製造容易かつ小型なものとなり、
しかも、メンテナンスも容易なものである。
【0015】また、ボール発射機構の発射口に円筒状の
投球筒体を蛇腹状の可撓性を有する連結筒体を介して変
位移動自在に連通連結しており、同投球筒体の基端部に
は、同投球筒体を変位移動させるための移動機構を取付
けるとともに、投球筒体の中途部には、同投球筒体を通
過するボールに回転を与えて投球されたボールの進路を
変化させる変化球発生機構を設けている。
【0016】従って、ボールが投球筒体に案内されて発
射されることとなり、ボールの進路方向を安定させるこ
とができるものである。
【0017】また、投球筒体の先端を変位移動させるこ
とにより、ボールの進路方向を変更できるようにしたも
のである。
【0018】しかも、投球ごとに異なる各種の変化球を
投げるようにすることができるものである。
【0019】ボール発射機構は、弾性体の弾性力によっ
てボールを発射するように構成することもでき、このよ
うな構成とすることによっても、ボール発射機構の構造
を簡単なものとすることができ、製造容易かつ小型なも
のとなり、しかも、メンテナンスも容易なものとするこ
とができる。
【0020】また、ピッチングマシーンは、プロジェク
ターによって映写した投球作動映像を表示板に投影する
ようにしており、しかも、表示板に表示される投球動作
に連動して、ボール発射機構からボールを発射するよう
にしている。
【0021】従って、ピッチングマシーンを使用する打
者は、表示板の投球動作を見ることにより、ボールが発
射されるタイミングがわかり、ピッチングマシーンの使
い勝手を向上させることができるものである。
【0022】
【実施例】以下に、本発明の実施例について、添付図面
を参照して具体的に説明する。
【0023】図1は、本発明に係るピッチングマシーン
の使用状態を示す図であり、ピッチングマシーン1は、
矩形箱型の支持フレーム2の上部に配設され、支持フレ
ーム2の上方に配設したボール配給装置3から配給され
たボール4を前方の打者に向けて投球する装置であり、
図1及び図2に示すように、基本的には、ボール4を打
者に向けて発射するボール発射機構5と、同ボール発射
機構5にボール4を供給するボール供給機構6から構成
している。
【0024】ボール供給機構6は、ホッパー7の下端に
ボール供給通路8を連通連結するとともに、同ボール供
給通路8の下端をボール発射機構5に連通連結してお
り、ボール供給通路8の中途部には、2枚のシャッター
9,9 を略ボール一個分の間隔を開けて進退自在に配設
し、各シャッター9に油圧シリンダー10を連動連結して
いる。図中、11はボール満了検知器である。
【0025】そして、ボール配給装置3からホッパー7
に配給された複数のボール4を2枚のシャッター9,9 を
交互に開閉動作させることにより、一球づつボール発射
機構5に供給するようにしている。
【0026】ボール発射機構5は、ボール供給通路8に
連通連結したボール発射筒体12の後部に、高圧空気を発
射するための圧縮空気タンク13を連通連結しており、同
圧縮空気タンク13の噴射口17とボール発射筒体12との間
には、圧縮空気噴射シャッター14を油圧シリンダー15に
よって上下方向に進退自在に介設している。また、圧縮
空気タンク13には、図示していない圧縮空気供給装置が
連通パイプ16を介して連通連結している。しかも、圧縮
空気タンク13には、圧力調整弁42を取付けており、同圧
力調整弁42によって圧縮空気タンク13の内部の圧力を調
整することにより、噴射する高圧空気の圧力を変更し、
ボール発射機構5から発射するボール4の速度を変更で
きるようにしている。
【0027】そして、圧縮空気タンク13の噴射口17を圧
縮空気噴射シャッター14で閉塞した状態で圧縮空気タン
ク13内に高圧空気をチャージしておき、圧縮空気噴射シ
ャッター14を下方へ向けて高速移動させることにより、
圧縮空気タンク13内の高圧空気が噴射口17から噴射さ
れ、ボール発射筒体12に供給されたボール4に高圧空気
が衝突し、ボール4を前方に発射するようにしている。
【0028】このように、ボール発射機構5を高圧空気
によってボール4を発射すべく構成することにより、ボ
ール発射機構5の構造を簡単なものとすることができ、
製造容易かつ小型なものとなり、しかも、メンテナンス
も容易なものとなる。
【0029】また、ボール発射機構5は、ボール発射筒
体12の先端の発射口18に円筒状の投球筒体19を蛇腹状の
可撓性を有する連結筒体20を介して変位移動自在に連通
連結しており、同投球筒体19の基端部には、同投球筒体
19を変位移動させるための移動機構21を取付けるととも
に、投球筒体19の中途部には、同投球筒体19を通過する
ボール4に回転を与えて投球されたボール4の進路を変
化させる変化球発生機構22を設け、更には、投球筒体19
の先端部には、ボール発射時の騒音を可及的に小さくす
るためのサイレンサー23を取付けている。尚、投球筒体
19は、先端において、支持フレーム2にバネ体24,24 を
介して支持されている。
【0030】このように、ボール発射機構5の発射口18
の先端に投球筒体19を連設することにより、ボール4が
投球筒体19に案内されて発射されることとなり、ボール
4の進路方向を安定させることができる。
【0031】移動機構21は、支持フレーム2に左右方向
に向けて進退作動する油圧シリンダー25を取付け、同油
圧シリンダー25に上下方向へ向けて進退作動する油圧シ
リンダー26を取付け、同油圧シリンダー26に投球筒体19
の中途部を枢着している。
【0032】そして、両油圧シリンダー25,26 を進退作
動させることにより、投球筒体19の先端を変位移動させ
てボールの進路方向を変更できるようにしている。
【0033】変化球発生機構22は、図3に示すように、
投球筒体19の上下左右方向に開口27を穿設し、同開口27
にケーシング28を連通連設し、同ケーシング28に接触子
29を開口27に向けて進退移動可能に取付けており、同接
触子29は、電動モータ30によって進退作動するロッド31
の先端に前後一対のローラ32,32 を支持片33を介して回
動自在に取付けている。尚、電動モータ30は、図示して
いないコントローラにより適宜制御できるようにしてお
り、各投球ごとに異なる変化球を投げることができるよ
うにしている。図中、34は支持片33を開口27へ向けて付
勢するスプリングである。
【0034】そして、一又は二以上の接触子を開口27か
ら投球筒体19の内側に突出させることにより、投球筒体
19を通過するボール4が接触子29のローラ32,32 に接触
し、ボール4に回転を与えて、投球されたボール4の進
路が変化する変化球を投球できるようにしている。その
際に、ボール4が回動自在のローラ32,32 と接触するた
め、ボール4が受ける抵抗は少なく、従って、ボール4
の速度の低下がないようにしている。
【0035】このように、変化球発生機構22を設けるこ
とにより、投球ごとに異なる各種の変化球を投げるよう
にすることができる。
【0036】尚、接触子29は、図5に模式的に示すよう
に、投球筒体19の上下左右方向に配設しているが(図5
(a) 参照)、更に、45°傾斜させた方向に配設すること
により(図5(b) 参照)、より多種類の変化球を投球で
きるようにすることができる。
【0037】ボール発射機構5は、図4に示すように、
弾性体35の弾性力によってボール4を発射するように構
成することもできる。
【0038】すなわち、ボール発射筒体12の後部に進退
作動する油圧シリンダー36を配設し、同油圧シリンダー
36のシリンダーロッド37先端にボール押圧板38を連設
し、同ボール押圧板38を弾性体35としてのスプリングで
付勢している。
【0039】そして、油圧シリンダー36により、シリン
ダーロッド37を短縮保持させておき、シリンダーロッド
37の保持を開放することにより、弾性体35の付勢力でボ
ール押圧板38がボール4を発射させるようにしている。
【0040】このように、ボール発射機構5を弾性体35
の弾性力によってボール4を発射すべく構成することに
より、ボール発射機構5の構造を簡単なものとすること
ができ、製造容易かつ小型なものとなり、しかも、メン
テナンスも容易なものとなる。
【0041】また、ピッチングマシーン1は、図1に示
すように、投球動作を表示するための表示板39を設ける
とともに、支持フレーム2の下部にプロジェクター40を
配設し、同プロジェクター40をコンピューター等の制御
装置を介してボール発射機構5の圧縮空気噴射シャッタ
ー14に連動連結している。図中、41は反射ミラーであ
る。
【0042】そして、プロジェクター40によって映写し
た投球作動映像を表示板39に投影するようにしており、
しかも、表示板39に表示される投球動作に連動して、ボ
ール発射機構5からボール4を発射するようにしてい
る。
【0043】そのため、ピッチングマシーン1を使用す
る打者は、表示板39の投球動作を見ることにより、ボー
ル4が発射されるタイミングがわかり、使い勝手が向上
される。
【0044】尚、コンピューター等の制御装置には、上
述したプロジェクター40や圧縮空気噴射シャッター14の
他に、圧力調整弁42や移動機構21の油圧シリンダー25,2
6 や変化球発生機構22の電動モータ30を連動連結してお
り、投球されるボール4の速度、コース、球種を一球ご
とに適宜制御できるようにしている。
【0045】
【発明の効果】本発明は、以上説明してきたような形態
で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0046】(1) 請求項1記載の本発明では、ボール発
射機構の発射口に投球筒体を連通連結し、同投球筒体か
らボールを投球すべく構成しているため、ボールが投球
筒体に案内されて発射されることとなり、ボールの進路
方向を安定させることができる。
【0047】(2) 請求項2記載の本発明では、ボール発
射機構を、高圧空気によってボールを発射すべく構成し
ているため、ボール発射機構の構造を簡単なものとする
ことができ、従って、ボール発射機構を製造容易かつ小
型なものとすることができ、しかも、メンテナンス性の
優れたものとすることができる。
【0048】(3) 請求項3記載の本発明では、ボール発
射機構を、弾性体の弾性力によってボールを発射すべく
構成しているため、ボール発射機構の構造を簡単なもの
とすることができ、従って、ボール発射機構を製造容易
かつ小型なものとすることができ、しかも、メンテナン
ス性の優れたものとすることができる。
【0049】(4) 請求項4記載の本発明では、投球筒体
を変位移動可能に構成しているため、投球筒体の先端を
変位移動させることにより、ボールの進路方向を容易に
変更させることができる。
【0050】(5) 請求項5記載の本発明では、投球筒体
の中途部に、同投球筒体を通過するボールに回転を与え
ることにより投球されたボールの進路を変化させる変化
球発生機構を設けているため、投球ごとに異なる各種の
変化球を投げるようにすることができる。
【0051】(6) 請求項6記載の本発明では、ボール発
射機構の前方に投球動作を表示するための表示板を設
け、同表示板に表示される投球動作に連動して、ボール
発射機構からボールを発射すべく構成しているため、ピ
ッチングマシーンを使用する打者は、表示板の投球動作
を見ることにより、ボールが発射されるタイミングがわ
かることとなり、ピッチングマシーンの使い勝手を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るピッチングマシーンの使用状態を
示す斜視図。
【図2】同一部切欠断面図。
【図3】変化球発生機構を示す断面図。
【図4】他のボール発生機構を示す断面図。
【図5】変化球発生機構の配置を示す説明図。
【符号の説明】
1 ピッチングマシーン 3 ボール配給装置 4 ボール 5 ボール発射機構 6 ボール供給機構 13 圧縮空気タンク 18 発射口 19 投球筒体 21 移動機構 22 変化球発生機構 35 弾性体 39 表示板 40 プロジェクター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松木 周一 福岡県福岡市博多区祇園町1番28号 マル コー福岡ビル7階 スポーツ・ワン・イン ターナショナル株式会社内 (72)発明者 案浦 保 福岡県福岡市東区和白東2丁目18の20

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボール発射機構(5) の発射口(18)に投球
    筒体(19)を連通連結し、同投球筒体(19)からボール(4)
    を投球すべく構成したことを特徴とするピッチングマシ
    ーン。
  2. 【請求項2】 前記ボール発射機構(5) は、高圧空気に
    よってボール(4) を発射すべく構成したことを特徴とす
    る請求項1記載のピッチングマシーン。
  3. 【請求項3】 前記ボール発射機構(5) は、弾性体(35)
    の弾性力によってボール(4) を発射すべく構成したこと
    を特徴とする請求項1記載のピッチングマシーン。
  4. 【請求項4】 前記投球筒体(19)を変位移動可能に構成
    したことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに
    記載のピッチングマシーン。
  5. 【請求項5】 前記投球筒体(19)の中途部に、同投球筒
    体(19)を通過するボール(4) に回転を与えることにより
    投球されたボール(4) の進路を変化させる変化球発生機
    構(22)を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項4の
    いずれかに記載のピッチングマシーン。
  6. 【請求項6】 前記ボール発射機構(5) の前方に投球動
    作を表示するための表示板(39)を設け、同表示板(39)に
    表示される投球動作に連動して、ボール発射機構(5) か
    らボール(4) を発射すべく構成したことを特徴とする請
    求項1〜請求項5のいずれかに記載のピッチングマシー
    ン。
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