JPH11331256A - ネットワーク接続先切り替えシステム - Google Patents

ネットワーク接続先切り替えシステム

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JPH11331256A
JPH11331256A JP13904398A JP13904398A JPH11331256A JP H11331256 A JPH11331256 A JP H11331256A JP 13904398 A JP13904398 A JP 13904398A JP 13904398 A JP13904398 A JP 13904398A JP H11331256 A JPH11331256 A JP H11331256A
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JP
Japan
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address
network
mirror
connection destination
holding unit
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JP13904398A
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English (en)
Inventor
Kaoru Tsuru
薫 鶴
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サービスを提供する側も要求する側も、複数
の接続先を意識せずに接続先の切り替えを動的に実現す
ることができるネットワーク接続先切り替えシステムを
得る。 【解決手段】 本来1対1対応のインターネットアドレ
スとIPアドレスを、ミラーアドレス情報保持部8によ
って、1つのインターネットアドレスに複数のIPアド
レスを割り付けて管理し、計算機1からの問い合わせに
対して、ミラーアドレス解決デーモン7よりこのミラー
アドレス情報保持部の検索を行って、問い合わせのあっ
たインターネットアドレスが存在すれば、対象となるI
Pアドレスを計算機に回答し、存在しなければ、上位の
DNS部3に対して問い合わせを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インターネット
/イントラネットなどのインターネットプロトコル(以
下IPという)接続で構成されたLANやWANによる
ネットワークにおいて、計算機や端末、ネットワーク機
器(以下N/W機器という)などのネットワークノード
が接続されるネットワーク上のサービス先(接続先)
を、動的に切り替えるネットワーク接続先切り替えシス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10はインターネットアドレスの解決
に使用される、ドメインネームサービス(Domain
Name Service;以下DNSという)部を
利用した場合の、従来のネットワーク接続先切り替えシ
ステムを示す構成図であり、現状のインターネット/イ
ントラネットにおけるアドレス解決手段としてDNS部
を利用している場合について示している。図において、
1は計算機、2はサーバ計算機、3はDNS部であり、
4は計算機1のOS、5は計算機1のプログラムであ
る。
【0003】次に動作について説明する。計算機1のプ
ログラム5が何らかのサービスを受けるために、インタ
ーネットアドレス、例えば“www.melco.c
o.jp”に対して接続要求を行うと、OS4がDNS
部3に対して問い合わを行う。この問い合わせを受けた
DNS部3は、それを自身で解決できない場合には、さ
らに上位のDNS部3に問い合わせを行い、最終的に、
例えば“133.141.211.10”のIPアドレ
スをIPアドレスとして、問い合わせを出したOS4に
対して応答する。このIPアドレスを受けたOS4は、
当該IPアドレスで示されるサーバ計算機2を接続先と
して、それとの間の接続を確立する。なお、IPアドレ
ス決定後の接続におけるネットワークの経路設定はどの
ような手段を用いてもよい。
【0004】また、図11はDNS部を利用しない場合
の従来のネットワーク接続先切り替えシステムを示す構
成図であり、現状のインターネット/イントラネットに
おけるアドレス解決手段としてDNS部を利用せずにホ
ストファイルを利用する場合について示している。図に
おいて、6はそのホストファイルであり、他の部分は図
10に同一符号を付して示した各部と同一である。
【0005】次に動作について説明する。計算機1のプ
ログラム5が何らかのサービスを受けるために、インタ
ーネットアドレス、例えば“www.melco.c
o.jp”に対して接続要求を行う。その接続要求を受
けたOS4は、当該計算機1内のホストファイル6を参
照して、例えば“133.141.211.10”のI
Pアドレスを得る。このIPアドレスを得たOS4は、
当該IPアドレスで示されるサーバ計算機2を接続先と
して、それとの間の接続を確立する。この場合も、IP
アドレス決定後の接続におけるネットワークの経路設定
はどのような手段を用いてもよい。
【0006】これら図10および図11に示すように、
従来のネットワーク接続先切り替えシステムは、インタ
ーネットアドレスに対してIPアドレスを一意に決定す
る手段がある。DNS部3は、例えば“www.mel
co.co.jp”への問い合わせに対して“melc
o.co.jp”以下のサブドメインのアドレス変換テ
ーブルを持っており、一意にインターネットアドレスを
IPアドレスへ変換する機能を持つ。また、ホストファ
イル6は一意にインターネットアドレスをIPアドレス
へ変換するアドレス変換テーブルである。
【0007】なお、このような従来のネットワーク接続
先切り替えシステムに関連する記載のある文献として
は、端末とホストの間にホストコンピュータ選択処理手
段を設けて動的に選択を行う特開昭62−196754
号公報、専用アドレスマップを持つことによりルーティ
ングを簡易化した特開平7−273804号公報、ネッ
トワーク層におけるネットワーク接続管理方法に関する
特開平7−93235号公報、ネットワーク内の資源管
理と資源に対する接続を属性情報によって決定する特開
平5−274239号公報、WAN上でのグループウェ
アを実現するために、WANを介して相互接続するLA
Nをグループ化し、グループ間の協調動作をエージェン
トによって解決している特開平6−350652号公
報、サーバ情報をブロードキャストで送信し、それを受
信した接続要求側でテーブルを生成して接続先の決定を
行う特開平6−62018号公報などがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のネットワーク接
続先切り替えシステムは以上のように構成されているの
で、接続先IPアドレスが一意に決まってしまい、ネッ
トワーク上の接続先の切り替えを動的に行うことができ
ないため、複数の同一サービスが、ネットワーク上にあ
った場合には、接続要求を行う側が明示的に接続先を決
定する必要があるという課題があった。
【0009】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、サービスを提供する側もサービス
を要求する側も、複数の接続先を意識することなく、接
続先の切り替えを動的に実現できるネットワーク接続先
切り替えシステムを得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係るネットワ
ーク接続先切り替えシステムは、本来ネットワーク上の
1対1で対応するインターネットアドレスとIPアドレ
スを、ミラーアドレス情報保持部によって、1つのイン
ターネットアドレスに対して複数のIPアドレスを割り
付けたミラーアドレス情報によって管理し、ネットワー
クノードからの問い合わせに対して、ミラーアドレス解
決デーモンよりこのミラーアドレス情報保持部に掲載さ
れたミラーアドレス情報を検索して、対象となるIPア
ドレスをそのネットワークノードに対して回答するよう
にしたものである。
【0011】この発明に係るネットワーク接続先切り替
えシステムは、インターネットアドレスの解決に用いら
れるDNS部を設け、ネットワークノードからの問い合
わせに対して、ミラーアドレス情報保持部に掲載した、
インターネットアドレスに対して複数のIPアドレスを
割り付けて管理するためのミラーアドレス情報をミラー
アドレス解決デーモンで検索し、問い合わせのあったイ
ンターネットアドレスが存在すれば、対象となるIPア
ドレスをネットワークノードに回答し、存在しなけれ
ば、上位のDNS部に対して問い合わせを行うようにし
たものである。
【0012】この発明に係るネットワーク接続先切り替
えシステムは、ミラーアドレス書き換えデーモンを設け
て、ミラーアドレス書き換え要求部がネットワーク経由
で送出した遠隔からの要求により、ミラーアドレス情報
保持部の書き換えを行うようにしたものである。
【0013】この発明に係るネットワーク接続先切り替
えシステムは、ミラーアドレス情報保持部に掲載されて
いるミラーアドレス情報に重み付けを行い、ミラーアド
レス確認デーモンを設けてそのミラーアドレス情報保持
部を参照し、登録されているIPアドレスに対応するリ
ソースの状態を周期的にチェックして、ミラーアドレス
情報の重み付けの更新を行うようにしたものである。
【0014】この発明に係るネットワーク接続先切り替
えシステムは、アドレス変換テーブルキャッシュ書き換
えデーモンを設けて、ミラーアドレス情報保持部の更新
の監視を行い、ミラーアドレス情報保持部の内容が書き
換えられた際には、下位のネットワークノードがキャッ
シュとして保持している、アドレス変換テーブル上のキ
ャッシュ情報の対象となるエントリーの削除を要求する
キャッシュ削除要求を送出するようにしたものである。
【0015】この発明に係るネットワーク接続先切り替
えシステムは、インターネットアドレスの解決に用いら
れるDNS部を設け、下位のDNS部からの問い合わせ
に対して、ドメイン別ミラーアドレス情報保持部に問い
合わせ元のドメイン別に分類して掲載してある、インタ
ーネットアドレスに対して複数のIPアドレスを割り付
けて管理するためのミラーアドレス情報を、ミラーアド
レス解決デーモンにて検索し、問い合わせのあったイン
ターネットアドレスが存在すれば、対象となるIPアド
レスを下位のDNS部に回答し、存在しなければ、上位
のDNS部に対して問い合わせを行うようにしたもので
ある。
【0016】この発明に係るネットワーク接続先切り替
えシステムは、ネットワークノード内にアドレス変換デ
ーモン設けて、インターネットアドレスの解決に用いら
れるネットワークノード内のホストファイルの内容を、
インターネットアドレスを対象となるIPアドレスに変
換するための情報を掲載したアドレス変換情報保持部を
参照して書き換えるようにしたものである。
【0017】この発明に係るネットワーク接続先切り替
えシステムは、ネットワークノードをグループ分けし
て、それら各ネットワークノードに対して共通に、グル
ープ別ホストファイルとホストファイル変換デーモンを
設け、グループ分けされた各ネットワークノード内に備
えられたインターネットアドレスの解決に用いられるホ
ストファイルの内容を、ホストファイル変換デーモンに
よって、グループ別ホストファイルに掲載された、イン
ターネットアドレスを各グループ毎に対象となるIPア
ドレスに変換するための情報を参照して書き換えるよう
にしたものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるネ
ットワーク接続先切り替えシステムを示す構成図で、L
ANで構成されるネットワークにおけるネットワーク接
続先切り替えシステムに関するものである。図におい
て、1は問い合わせを発生させるネットワークノードと
しての計算機であり、2は各計算機1で共同利用される
リソースを制御するサーバとして機能する、接続先のサ
ーバ計算機である。4は計算機1におけるソフトウェア
の実行管理、周辺機器との情報の授受の調整などを行う
OSであり、5はこのOS4に接続要求を送出する、当
該計算機1のプログラムである。なお、これらは、図1
0あるいは図11に同一符号を付して示した従来のそれ
らに相当する部分である。
【0019】また、7は計算機1からの問い合わせに対
して、ミラーアドレス情報を検索して、対象となるIP
アドレスを回答するミラーアドレス解決デーモンであ
る。8はネットワーク上の1つのインターネットアドレ
スに対して複数のIPアドレスを割り付けて管理するた
めの、上記ミラーアドレス情報が掲載されたミラーアド
レス情報保持部である。9は計算機1と同様の問い合わ
せをミラーアドレス解決デーモン7に送出するネットワ
ークノードとしての端末であり、10は同じくネットワ
ークノードとしてのN/W機器である。
【0020】次に動作について説明する。図10に示し
た従来のネットワーク接続先切り替えシステムと同様
に、計算機1のプログラム5が何らかのサービスを受け
るために、OS4に対してインターネットアドレス、例
えば“www.melco.co.jp”に対する接続
要求を行う。この接続要求を受け取ったOS4は、ミラ
ーアドレス解決デーモン7に対して問い合わを送出す
る。ここで、このミラーアドレス解決デーモン7は、図
10に示した従来のネットワーク接続先切り替えシステ
ムにおけるDNS部3と同様の位置に配置されている。
ミラーアドレス解決デーモン7はこの計算機1からのイ
ンターネットアドレスのIPアドレスへの変換要求を受
け取ると、ミラーアドレス情報保持部8の検索を行う。
【0021】ここで、このミラーアドレス情報保持部8
は1つのインターネットアドレスに対して複数のIPア
ドレスが対応するテーブルにて構成されている。ミラー
アドレス解決デーモン7はこのミラーアドレス情報保持
部8を参照して、ランダムな決定方法や、応答履歴によ
る応答アドレスの決定方法などによって決められた1つ
のIPアドレス、例えば“133.141.211.1
0”を、問い合わせに対する応答として計算機1に返送
する。このIPアドレスを受け取った計算機1のOS4
は、当該IPアドレスで指定される接続先であるサーバ
計算機2との接続を確立する。なお、IPアドレス決定
後の接続におけるネットワークの経路設定はどのような
手段を用いてもよい。
【0022】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、LAN上での1つのインターネットアドレスに対し
て複数のIPアドレスが対応付けられたミラーアドレス
情報が掲載されたミラーアドレス情報保持部を持ち、こ
れによってIPアドレスの解決を行っているので、サー
ビス提供側の計算機や、接続要求を行う側の計算機に何
らの付加的な機構を必要とせずに、ネットワーク接続先
の切り替えを行うことができ、負荷分散システムなどを
容易に実現することができるという効果が得られる。
【0023】実施の形態2.図2はこの発明の実施の形
態2によるネットワーク接続先切り替えシステムを示す
構成図で、LANとWANで構成されるネットワークに
おけるネットワーク接続先切り替えシステムに関するも
のである。図において、1はネットワークノードとして
の計算機、2は接続先としてのサーバ計算機、4はO
S、5はプログラム、7はミラーアドレス解決デーモ
ン、8はミラーアドレス情報保持部、9はネットワーク
ノードとしての端末、10は同じくN/W機器であり、
これらは図1に同一符号を付して示した実施の形態1の
それらに相当する部分であるため、詳細な説明は省略す
る。また、3はインターネットアドレスへの問い合わせ
に対してそのサブドメインのアドレス変換テーブルを備
えて、一意にインターネットアドレスをIPアドレスに
変換する、インターネットアドレスの解決機能を持った
DNS部であり、階層構成されて、その下位にはミラー
アドレス解決デーモン7が接続されている。なお、この
DNS部3は図10に同一符号を付して示した従来のD
NS部に相当するものである。
【0024】次に動作について説明する。実施の形態1
の場合と同様に、計算機1ではそのOS4がミラーアド
レス解決デーモン7に対して、プログラム5の発生した
インターネットアドレスのIPアドレスへの変換要求に
基づく問い合わせを送出する。ミラーアドレス解決デー
モン7は、この計算機1からのインターネットアドレス
のIPアドレスへの変換要求を受けるとミラーアドレス
情報保持部8の検索を行う。検索の結果、変換要求され
たインターネットアドレスがミラーアドレス情報保持部
8に登録されていない場合には、ミラーアドレス解決デ
ーモン7より上位のDNS部3に問い合わせを行い、D
NS部3からの応答を計算機1に返送する。一方、変換
要求されたインターネットアドレスがミラーアドレス情
報保持部8に登録されている場合には、ランダムな決定
方法や、応答履歴による応答アドレスの決定方法などに
よって決められた1つのIPアドレスを、応答として計
算機1に返送する。このIPアドレスを受けた計算機1
のOS4は、当該IPアドレスで示されるサーバ計算機
2との接続を確立する。なお、IPアドレス決定後の接
続におけるネットワークの経路設定はどのような手段を
用いてもよい。
【0025】次に、ミラーアドレス解決デーモン7の動
作について詳細に説明する。ここで、図3は、上記図2
に示した実施の形態2によるネットワーク接続先切り替
えシステムにおける、ミラーアドレス解決デーモン7の
動作を示すフローチャートである。通常、ミラーアドレ
ス解決デーモン7は計算機1からの問い合わせの受信待
ち状態にある。ステップST1で計算機1からのインタ
ーネットアドレスNAの問い合わせを受信すると、ステ
ップST2でミラーアドレス情報保持部8を検索して、
インターネットアドレスNAに対応する情報IAGの読
み出しを行う。次に、ミラーアドレス情報保持部8にこ
のインターネットアドレスNAに対応する情報IAGが
あるか否かをステップST3でチェックする。
【0026】ステップST3でのチェックの結果、対応
する情報IAGがあればステップST4に分岐して、対
応する情報IAG中より、最も回答回数が少ない情報I
Aを見つけ、ステップST5でそれを回答IAとして問
い合わせ先の計算機1に送信する。次にステップST6
において、その情報IAG中の回答した情報IAの回答
回数に1を加えてミラーアドレス情報保持部8に書き込
んだ後、問い合わせの受信待ち状態に戻る。一方、ステ
ップST3でのチェックの結果、対応する情報IAGが
なけれステップST7に分岐して、上位のDNS部3に
対してインターネットアドレスNAの問い合わせを送信
する。その後、ステップST8で当該問い合わせに対す
る上位のDNS部3からの回答IAを受信すると、ステ
ップST9で問い合わせ先の計算機1に対してその回答
IAを送信して、問い合わせの受信待ち状態に戻る。
【0027】ところで、上記説明では、ミラーアドレス
情報保持部8のインターネットアドレスNAに対応する
情報IAGにIPアドレスと回答回数を保持し、回答回
数の少ないIPアドレスを回答する方法で実施したが、
どのIPアドレスを回答するかを決定する要素として、
動的な接続先計算機(サーバ計算機2)の負荷情報であ
るとか、ネットワーク負荷情報などを保持して決定する
ようにしてもよい。
【0028】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、ミラーアドレス情報保持部に登録されていないイン
ターネットアドレスについては、上位のDNS部に問い
合わせることが可能となるので、ミラーアドレス情報保
持部が全てのアドレス変換情報を持つ必要がなくなり、
論理的に階層化されたWANなどに容易に適用すること
ができるという効果が得られる。
【0029】実施の形態3.図4はこの発明の実施の形
態3によるネットワーク接続先切り替えシステムを示す
構成図であり、相当部分には図2と同一符号を付してそ
の説明を省略する。図において、11はネットワーク経
由にて、ミラーアドレス情報保持部8の書き換えを行う
ための要求を送出するミラーアドレス書き換え要求部で
あり、12はこのミラーアドレス書き換え要求部11か
らの要求を受け付けて、ミラーアドレス情報保持部8の
書き換えを行うミラーアドレス書き換えデーモンであ
る。なお、この実施の形態3は、上記ミラーアドレス書
き換え要求部11およびミラーアドレス書き換えデーモ
ン12が付加されている点で上記実施の形態2とは異な
っている。
【0030】次に動作について説明する。ここで、基本
的な動作は上記実施の形態2の場合と同一である。ミラ
ーアドレス書き換え要求部11はネットワーク上の任意
の場所に配置されており、このミラーアドレス書き換え
要求部11より、ミラーアドレス情報の登録/削除/変
更などのミラーアドレス情報保持部8を書き換えるため
の要求を、ネットワーク経由で当該ミラーアドレス情報
保持部8と同一計算機1上に存在するミラーアドレス書
き換えデーモン12に対して行う。このミラーアドレス
書き換え要求部11からの要求を受け付けたミラーアド
レス書き換えデーモン12は、その要求にしたがってミ
ラーアドレス情報保持部8の書き換えを行う。
【0031】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、ミラーアドレス書き換え要求部により、遠隔からの
ミラーアドレス情報保持部の書き換えが可能となるた
め、柔軟にネットワーク接続先の設定ができるという効
果が得られる。
【0032】実施の形態4.図5はこの発明の実施の形
態4によるネットワーク接続先切り替えシステムを示す
構成図である。なお、相当部分には図4と同一符号を付
してその説明を省略するが、この場合のミラーアドレス
情報保持部8に掲載されたミラーアドレス情報には付加
的な重み付け情報を持たせている。図において、13は
この掲載されたミラーアドレス情報に付加的な重み付け
情報を持たせたミラーアドレス情報保持部8を周期的に
参照し、登録されているIPアドレスに対応するリソー
スの状態をチェックして、ミラーアドレス情報保持部8
の付加的な重み付け情報を更新するミラーアドレス確認
デーモンである。なお、この実施の形態4は、ミラーア
ドレス情報に重み付けを行い、上記ミラーアドレス確認
デーモン13を付加している点で上記実施の形態3とは
異なっている。
【0033】次に動作について説明する。なお、基本的
な動作は上記実施の形態3の場合と同一である。ミラー
アドレス確認デーモン13は、ミラーアドレス情報に付
加的な重み付け情報を持たせたミラーアドレス情報保持
部8を周期的に参照している。ミラーアドレス確認デー
モン13は、インターネットアドレスに対応している複
数のIPアドレスに対して、例えば、パケット応答時間
からネットワーク負荷の推定を行い、それに基づいて、
インターネットアドレス変換要求に対してどのIPアド
レスを回答するかを示す付加的な重み付け情報を、ミラ
ーアドレス情報保持部8に書き込んでそれを更新する。
ミラーアドレス解決デーモン7は、ミラーアドレス情報
保持部8を検索する際にこの付加的な重み付け情報を参
照して、どのIPアドレスを計算機1に回答するかを決
定する。
【0034】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、ミラーアドレス情報保持部に付加的な重み付け情報
を持たせているので、負荷分散への対応が容易になると
いう効果が得られる。
【0035】実施の形態5.図6はこの発明の実施の形
態5によるネットワーク接続先切り替えシステムを示す
構成図であり、相当部分には図5と同一符号を付してそ
の説明を省略する。図において、14はミラーアドレス
情報保持部8の更新を監視して、ミラーアドレス情報保
持部8が書き換えられると、計算機1、端末9、N/W
機器10などのネットワークノードがキャッシュとして
保持しているIPアドレス情報の削除を要求するキャッ
シュ削除要求を送出するアドレス変換テーブルキャッシ
ュ書き換えデーモンである。なお、この実施の形態5
は、上記アドレス変換テーブルキャッシュ書き換えデー
モン14が付加されている点で上記実施の形態4とは異
なっている。
【0036】次に動作について説明する。アドレス変換
テーブルキャッシュ書き換えデーモン14はミラーアド
レス確認デーモン13によるミラーアドレス情報保持部
8の更新を監視している。ミラーアドレス情報保持部8
が書き換えられたことが検出されると、アドレス変換テ
ーブルキャッシュ書き換えデーモン14は下位のネット
ワークノードである計算機1、端末9あるいはN/W機
器10などに対して、それらがキャッシュとして保持し
ているIPアドレス情報の削除を要求するキャッシュ削
除要求を送出する。これによって、計算機1、端末9、
N/W機器10などが保持しているアドレス変換テーブ
ルの、キャッシュ情報の対象となるエントリーが削除さ
れる。
【0037】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、ミラーアドレス情報保持部の更新をチェックして、
更新が発生すると、下位のネットワークノードが保持す
るアドレス変換テーブルのキャッシュ情報を削除してい
るので、問い合わせにより常に最新の情報を決定させる
ことが可能になるという効果が得られる。
【0038】実施の形態6.図7はこの発明の実施の形
態6によるネットワーク接続先切り替えシステムを示す
構成図であり、相当部分には図2と同一符号を付してそ
の説明を省略する。なお、このネットワーク接続先切り
替えシステムは、下位にもDNS部3が配置されたネッ
トワークに適用される。図において、15は1つのイン
ターネットアドレスに対して複数のIPアドレスを割り
付けて管理するためのミラーアドレス情報を、問い合わ
せをしてきたドメイン(DNS部3)別に分類して登録
したドメイン別ミラーアドレス情報保持部である。16
は下位のDNS部3からの問い合わせに対してそのドメ
イン別ミラーアドレス情報保持部15の検索を行い、問
い合わせのあったインターネットアドレスが存在すれば
対象となるIPアドレスを回答し、存在しなければ上位
のDNS部3に対して問い合わせを行うミラーアドレス
解決デーモンである。
【0039】次に動作について説明する。ミラーアドレ
ス解決デーモン16は下位のDNS部3からインターネ
ットアドレスの問い合わせがあると、ドメイン別ミラー
アドレス情報保持部15の検索を行う。その結果、ドメ
イン別ミラーアドレス情報保持部15に問い合わせのあ
ったインターネットアドレスがあれば、登録されている
IPアドレスを問い合わせをしてきた下位のDNS部3
に対して応答する。また、ドメイン別ミラーアドレス情
報保持部15に問い合わせのあったインターネットアド
レスが存在しなければ、上位のDNS部3に対して問い
合わせを行い、問い合わせをしてきた下位のDNS部3
に、その上位のDNS部3からの応答を返送する。
【0040】以上のように、この実施の形態6によれ
ば、問い合わせ元のドメイン別にミラーアドレス情報を
保持しているので、下位にもDNS部が配置されてい
る、論理的に階層化されたWANなどのネットワークに
おいても、ネットワークの物理的な位置により切り替え
先の選択肢を設定することが可能になるという効果が得
られる。
【0041】実施の形態7.図8はこの発明の実施の形
態7によるネットワーク接続先切り替えシステムを示す
構成図であり、インターネットアドレスの解決にDNS
部を利用しない場合のネットワーク接続先切り替えシス
テムに関するものである。図において、1はネットワー
クノードとしての計算機、2は接続先としてのサーバ計
算機、4はOS、5はプログラムであり、6はDNS部
を利用しない場合にインターネットアドレスを解決する
のに用いられるホストファイルである。なお、これらは
図11に同一符号を付して示した従来のそれらと同等の
部分である。また、17は計算機1内に配置され、イン
ターネットアドレスを対象となるIPアドレスに変換す
るための情報が掲載された、図1に示すミラーアドレス
情報保持部8と同様の内容を有するアドレス変換情報保
持部である。18は同じく計算機1内に配置され、この
アドレス変換情報保持部17を参照して、ホストファイ
ル6の内容を書き換えを行うアドレス変換デーモンであ
る。
【0042】次に動作について説明する。アドレス変換
デーモン18はアドレス変換情報保持部17を参照し
て、その内容を元にホストファイル6の書き換えを行
う。これにより、ホストファイル6のインターネットア
ドレスに対するIPアドレスが切り替わる。したがっ
て、計算機1のプログラム5が何らかのサービスを受け
るために、インターネットアドレス、例えば“www.
melco.co.jp”に対して接続要求を行うと、
OS4はそのホストファイル6を参照して、例えば“1
33.141.211.10”のIPアドレスを得る。
このIPアドレスを得たOS4は、当該IPアドレスで
示されるサーバ計算機2との接続を確立する。なお、I
Pアドレス決定後の接続におけるネットワークの経路設
定はどのような手段を用いてもよい。
【0043】以上のように、この実施の形態7によれ
ば、インターネットアドレスを解決するのにDNS部を
用いない場合においても、アドレス変換デーモンでホス
トファイルの書き換えを行うことにより、計算機毎にネ
ットワーク接続先の設定が行えるようになるという効果
が得られる。
【0044】実施の形態8.図9はこの発明の実施の形
態8によるネットワーク接続先切り替えシステムを示す
構成図であり、この場合も、インターネットアドレスの
解決にDNS部を利用しない場合のネットワーク接続先
切り替えシステムについて示している。なお、図中の相
当部分には、図8と同一の符号を付してその説明を省略
する。図おいて、1aはグループAに属するネットワー
クノードとしての計算機、1bはグループBに属するネ
ットワークノードとしての計算機であり、このように、
計算機は複数のグループにグループ分けされている。1
9a,19bは上記各グループ毎に、インターネットア
ドレスを対象となるIPアドレスに変換するための情報
が掲載された、それぞれが図1に示すミラーアドレス情
報保持部8と同様の内容を有するグループ別ホストファ
イルである。20はこれらのグループ別ホストファイル
19a,19bを参照して、対応するグループの計算機
1a,1bのホストファイル6の内容を書き換えるホス
トファイル変換デーモンである。21はこれらグループ
別ホストファイル19a,19bとホストファイル変換
デーモン20が配置されている、上記計算機1a,1b
とは別の計算機である。
【0045】次に動作について説明する。計算機21上
のホストファイル変換デーモン20は周期的もしくは外
部からの指示によって、グループ別ホストファイル19
aあるいは19bを参照し、各計算機1a,1b上のホ
ストファイル6の書き換えを行っている。すなわち、グ
ループAに属する計算機1aにはグループA用のグルー
プ別ホストファイル19aを適用し、グループBに属す
る計算機1bにはグループB用のグループ別ホストファ
イル19bを適用して、それぞれのホストファイル6を
書き換える。これにより、グループAに属する計算機1
aとグループBに属する計算機1bでは、ホストファイ
ル6の同一のインターネットアドレスに対する接続先の
IPアドレスが異なったものとなる。したがって、何ら
かのサービスを受けるために、計算機1aのプログラム
5と計算機1bのプログラム5とが同一のインターネッ
トアドレスに対して接続要求を行っても、実際には異な
ったサーバ計算機2に接続されることになる。
【0046】以上のように、この実施の形態8によれ
ば、インターネットアドレスを解決するのにDNS部を
用いない場合において、複数の計算機のホストファイル
の書き換えを、別の計算機上のホストファイルアドレス
変換デーモンにて一括して行っているので、計算機毎の
設定を行う必要がなくなり、管理が容易になるという効
果が得られる。
【0047】なお、上記実施の形態8の説明では、ネッ
トワークノードが計算機1a,1bである場合について
説明したが、前述の各実施の形態に示したような、端末
やネットワーク機器などの計算機以外のネットワークノ
ードについても適用可能であり、上記説明と同様の効果
を奏する。
【0048】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、本来
1対1に対応すべきインターネットアドレスとIPアド
レスを、ミラーアドレス情報保持部によって、1つのイ
ンターネットアドレスに対して複数のIPアドレスを割
り付けて管理し、インターネットアドレスのIPアドレ
スへの変換要求時に、そのいずれかのIPアドレスを回
答するように構成したので、サービスを提供する側のネ
ットワークノードもサービスを要求する側のネットワー
クノードも、複数の接続先を意識することなく動的に接
続先の切り替えを行うことが可能となり、接続先および
接続元のネットワークノードに何らの付加的な機構を必
要とせずに、ネットワーク上の接続先を切り替えること
ができ、負荷分散システムなどの実現が容易なネットワ
ーク接続先切り替えシステムが得られる効果がある。
【0049】この発明によれば、ミラーアドレス情報保
持部に存在しないインターネットアドレスの問い合わせ
があった場合には、上位のDNS部に問い合わせるよう
に構成したので、ミラーアドレス情報保持部に全てのア
ドレス変換のための情報を持たせておく必要がなくなっ
て、容易にWANへの適用が可能となる効果がある。
【0050】この発明によれば、ミラーアドレス書き換
えデーモンに対するミラーアドレス情報保持部の書き換
えの要求を、ミラーアドレス書き換え要求部よりネット
ワーク経由で行うように構成したので、遠隔からミラー
アドレス情報保持部の書き換えが行えるようになるた
め、ネットワーク上の接続先を柔軟に設定することが可
能になる効果がある。
【0051】この発明によれば、ミラーアドレス確認デ
ーモンにてミラーアドレス情報保持部を参照し、登録さ
れているIPアドレスに対応する接続先をチェックして
ミラーアドレス情報の重み付け情報を更新し、インター
ネットアドレス変換の問い合わせに対して、ミラーアド
レス情報の重み付け情報によって回答するIPアドレス
を変更するように構成したので、その重み付け情報に応
じた負荷分散への対応が容易なものとなる効果がある。
【0052】この発明によれば、ミラーアドレス情報保
持部の更新を監視し、それが書き換えられた際には、下
位のネットワークノードがキャッシュとして保持してい
る、アドレス変換テーブル上の対象エントリの削除要求
を送出するように構成したので、最新のミラーアドレス
情報が参照されるため、問い合わせに対して常に最新の
情報を応答することができる効果がある。
【0053】この発明によれば、下位に配置されたDN
S部からの問い合わせに対しても、ミラーアドレス情報
保持部を検索し、問い合わせをしてきたDNS部別に登
録されたIPアドレスを回答するように構成したので、
ネットワークの物理的な位置により切り替え先の選択肢
が設定でき、容易にWANへの適用が可能となる効果が
ある。
【0054】この発明によれば、DNS部を使用しない
環境においては、アドレス変換デーモンによって、ネッ
トワークノードが個別に保持しているホストファイルを
書き換えるように構成したので、このホストファイルの
書き換えにより、ネットワークノード毎にネットワーク
上の接続先の設定を行うことが可能になる効果がある。
【0055】この発明によれば、DNS部を使用しない
環境においては、ホストファイル変換デーモンによっ
て、グループ分けしたネットワークノードのホストファ
イルを、グループ毎に一括して書き換えるように構成し
たので、ネットワークノード毎の設定を行う必要がなく
なり、管理が容易になる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるネットワーク
接続先切り替えシステムを示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態2によるネットワーク
接続先切り替えシステムを示す構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態2におけるミラーアド
レス解決デーモンの動作を示すフローチャートである。
【図4】 この発明の実施の形態3によるネットワーク
接続先切り替えシステムを示す構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態4によるネットワーク
接続先切り替えシステムを示す構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態5によるネットワーク
接続先切り替えシステムを示す構成図である。
【図7】 この発明の実施の形態6によるネットワーク
接続先切り替えシステムを示す構成図である。
【図8】 この発明の実施の形態7によるネットワーク
接続先切り替えシステムを示す構成図である。
【図9】 この発明の実施の形態8によるネットワーク
接続先切り替えシステムを示す構成図である。
【図10】 DNS部を用いた場合の、従来のネットワ
ーク接続先切り替えシステムを示す構成図である。
【図11】 DNS部を用いない場合の、従来のネット
ワーク接続先切り替えシステムを示す構成図である。
【符号の説明】
1,1a,1b 計算機(ネットワークノード)、2
サーバ計算機(接続先)、3 DNS部、6 ホストフ
ァイル、7,16 ミラーアドレス解決デーモン、8
ミラーアドレス情報保持部、9 端末(ネットワークノ
ード)、10N/W機器(ネットワークノード)、11
ミラーアドレス書き換え要求部、12 ミラーアドレ
ス書き換えデーモン、13 ミラーアドレス確認デーモ
ン、14 アドレス変換テーブルキャッシュ書き換えデ
ーモン、15 ドメイン別ミラーアドレス情報保持部、
17 アドレス変換情報保持部、18 アドレス変換デ
ーモン、19a,19b グループ別ホストファイル、
20 ホストファイル変換デーモン。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネットプロトコル接続で構成さ
    れたネットワークにて、計算機、端末、ネットワーク機
    器等のネットワークノードが接続される、前記ネットワ
    ーク上の接続先を切り替えるネットワーク接続先切り替
    えシステムにおいて、 前記ネットワーク上の1つのインターネットアドレスに
    対して複数のIPアドレスを割り付けて管理するための
    ミラーアドレス情報を掲載したミラーアドレス情報保持
    部と、 前記ネットワークノードからの問い合わせに対して前記
    ミラーアドレス情報保持部の検索を行い、対象となるI
    Pアドレスを前記ネットワークノードに回答するミラー
    アドレス解決デーモンとを設けたことを特徴とするネッ
    トワーク接続先切り替えシステム。
  2. 【請求項2】 インターネットプロトコル接続で構成さ
    れたネットワークにて、計算機、端末、ネットワーク機
    器等のネットワークノードが接続される、前記ネットワ
    ーク上の接続先を切り替えるネットワーク接続先切り替
    えシステムにおいて、 前記ネットワークにおけるインターネットアドレスの解
    決に用いられるドメインネームサービス部と、 1つの前記インターネットアドレスに対して複数のIP
    アドレスを割り付けて管理するためのミラーアドレス情
    報を掲載したミラーアドレス情報保持部と、 前記ネットワークノードからの問い合わせに対して前記
    ミラーアドレス情報保持部の検索を行い、問い合わせの
    あったインターネットアドレスが前記ミラーアドレス情
    報保持部に存在すれば、対象となるIPアドレスを前記
    ネットワークノードに回答し、存在しなければ、上位の
    前記ドメインネームサービス部に対して問い合わせを行
    うミラーアドレス解決デーモンとを設けたことを特徴と
    するネットワーク接続先切り替えシステム。
  3. 【請求項3】 ネットワーク経由にて、ミラーアドレス
    情報保持部を書き換えるための要求を送出するミラーア
    ドレス書き換え要求部と、 前記ミラーアドレス書き換え要求部からの要求を受け
    て、前記ミラーアドレス情報保持部の書き換えを行うミ
    ラーアドレス書き換えデーモンとを設けたことを特徴と
    する請求項2記載のネットワーク接続先切り替えシステ
    ム。
  4. 【請求項4】 掲載されたミラーアドレス情報に重み付
    けがなされたミラーアドレス情報保持部を参照し、登録
    されているIPアドレスに対応するリソースの状態を周
    期的にチェックして、ミラーアドレス情報の重み付けの
    更新を行うミラーアドレス確認デーモンを設けたことを
    特徴とする請求項3記載のネットワーク接続先切り替え
    システム。
  5. 【請求項5】 ミラーアドレス情報保持部の更新を監視
    して、前記ミラーアドレス情報保持部の内容が書き換え
    られた際に、下位のネットワークノードが保持してい
    る、アドレス変換テーブルのキャッシュ情報の対象とな
    るエントリーの削除を要求するキャッシュ削除要求を送
    出するアドレス変換テーブルキャッシュ書き換えデーモ
    ンを設けたことを特徴とする請求項4記載のネットワー
    ク接続先切り替えシステム。
  6. 【請求項6】 インターネットプロトコル接続で構成さ
    れたネットワークにて、計算機、端末、ネットワーク機
    器等のネットワークノードが接続される、前記ネットワ
    ーク上の接続先を切り替えるネットワーク接続先切り替
    えシステムにおいて、 前記ネットワークにおけるインターネットアドレスの解
    決に用いられるドメインネームサービス部と、 1つの前記インターネットアドレスに対して複数のIP
    アドレスを割り付けて管理するためのミラーアドレス情
    報を、問い合わせ元のドメイン別に分類して掲載したド
    メイン別ミラーアドレス情報保持部と、 下位の前記ドメインネームサービス部からの問い合わせ
    に対して前記ドメイン別ミラーアドレス情報保持部の検
    索を行い、問い合わせのあったインターネットアドレス
    が前記ドメイン別ミラーアドレス情報保持部に存在すれ
    ば、対象となるIPアドレスを前記下位のドメインネー
    ムサービス部へ回答し、存在しなければ、上位の前記ド
    メインネームサービス部に対して問い合わせを行うミラ
    ーアドレス解決デーモンとを設けたことを特徴とするネ
    ットワーク接続先切り替えシステム。
  7. 【請求項7】 ネットワークノード内にインターネット
    アドレスの解決に用いられるホストファイルを備えて、
    当該ホストファイルを参照して、ネットワーク上の接続
    先を決定するネットワーク接続先切り替えシステムにお
    いて、 前記ネットワークノード内に、 インターネットアドレスを対象となるIPアドレスに変
    換するための情報を掲載したアドレス変換情報保持部
    と、 前記アドレス変換情報保持部を参照して、前記ホストフ
    ァイルの内容を書き換えるアドレス変換デーモンとを設
    けたことを特徴とするネットワーク接続先切り替えシス
    テム。
  8. 【請求項8】 グループ分けされた複数のネットワーク
    ノードに、インターネットアドレスの解決に用いられる
    ホストファイルをそれぞれ設け、当該ホストファイルを
    参照して、ネットワーク上の接続先を決定するネットワ
    ーク接続先切り替えシステムにおいて、 前記グループ分けされたネットワークノードに対して共
    通に、 前記各グループ毎に、インターネットアドレスを対象と
    なるIPアドレスに変換するための情報を掲載したグル
    ープ別ホストファイルと、 前記グループ別ホストファイルを参照して、対応するグ
    ループのネットワークノードの前記ホストファイルの内
    容を書き換えるホストファイル変換デーモンとを設けた
    ことを特徴とするネットワーク接続先切り替えシステ
    ム。
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