JP2001103092A - Dns問い合わせ装置、dns問い合わせ方法、および記録媒体 - Google Patents

Dns問い合わせ装置、dns問い合わせ方法、および記録媒体

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 DNSのツリーが複数ある場合でも、望ましい
応答を高速に得ることができるDNS問い合わせ装置及び
その方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 接続されているネットワーク上での自装
置の位置情報を受信する現在位置情報受付手段により受
信した位置情報を記憶する。次に問い合わせ可能なDNS
サーバに関するサーバ情報を受信するサーバ情報受付手
段で受信したサーバ情報を記憶する。次に問い合わせ要
求を、位置情報及び又はサーバ情報に基づいて決定した
少なくとも1つ以上のDNSサーバに転送し、これに対す
る応答に基づいて、サーバ情報を書きかえ、問い合わせ
要求に対応する応答結果を選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットで
DNSを利用するホストにおいて、移動や回線の切断など
よって複数のDNSサーバの構成ツリーに対して、問い合
わせを行なわなければならない状況において、適切な応
答を高速に得られるDNS問い合わせ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、世界規模のコンピュータネットワ
ーク「インターネット(Internet)」の利用が普及してお
り、インターネットと接続し公開された情報、サービス
を利用したり、逆にインターネットを通してアクセスし
てくる外部ユーザに対し、情報、サービスを提供するこ
とで新たなコンピュータビジネスが開拓されている。ま
たインターネット利用に関して、新たな技術開発、展開
がなされている。
【0003】インターネットでは、各計算機がIPアドレ
スと呼ばれる識別子をもち、このIPアドレスを元に、パ
ケットの交換が行われる。しかし、IPアドレスは数字の
羅列であり、人間が覚えるのは困難を伴うが、インター
ネットを通して計算機にアクセスするためにはIPアドレ
スを指定しなければならない。この問題を解決するため
にDomain Name System(DNS)が考案された。DNSは一種の
データベースシステムであり、この機能のうちの一つに
数字の羅列であるIPアドレスと、人間が覚えやすい名前
(Fully Qualified Domain Name,FQDN)を相互変換するた
めの機能がある。これはすなわちDNSというデータベー
スシステムに対して、FQDNに対応するIPアドレスを検索
するという行為に等しい。インターネットを使うアプリ
ケーションは通常このDNSを利用して、ユーザが入力し
たホスト名(これは通常FQDNである)をIPアドレスに変
換し、目的のインターネット上へとパケットを送出す
る。
【0004】DNSは、分散DBとしての側面も持つ。イン
ターネット上の全てのホストを1つのデータベースシス
テムで管理するのは不可能である。このためDNSはツリ
ー構造を持った分散DBの形をとる。各DNSサーバは一般
的に次の3つの情報を持っている。
【0005】(1)頂点(root)となるサーバ (2)ある特定のドメインの全てのデータ (3)自サーバが権限を譲渡したサーバと、譲渡したド
メイン名の組 FQDNは、.(ピリオド)で区切られたツリー構造を持つ
名前空間のインスタンスである。例えば、foo.bar.com.
などである。これは.を頂点として.com bar foo とい
うツリーとなる。通常のツリーのleafはホスト名であ
り、それ以外の部分はドメインメイト呼ばれる。もし、
bar.com.というドメイン名がインターネット上に存在す
るなら、bar.com.というドメインについてすべて知って
いるDNSサーバがインターネット上に存在することにな
る。
【0006】次に、実際にドメイン名とIPアドレスの変
換が具体的にどのように行なわれるかを簡単に説明す
る。インターネット上に分散して配置されたDNSサーバ
は、クライアントとなる計算機から、“foo.bar.com”
をIPアドレスに変換して欲しいという要求を受ける。こ
のとき、要求を受けたDNSサーバ(仮にこれをサーバAと
呼ぶ)は、自分がbar.com.の全てのデータを持っていれ
ば、そこで変換した結果を返す。しかしそうでない場合
は、rootサーバに対して問い合わせを行なう。rootサー
バは、bar.com.のデータを持ってはいないが、ツリーの
枝であるcom.の権限を移譲したサーバを知っているの
で、そのサーバをサーバAに通知する。サーバAはcom.の
DNSサーバに対して問い合わせを行なう。com.のサーバ
はbar.com.のデータを持ってはいないがツリーの枝であ
るbar.com.の権限を移譲したサーバを知っているので、
そのサーバをサーバAに通知する。サーバAはbar.com.の
DNSサーバに対して問い合わせを行なう。bar.com.のサ
ーバは、bar.com.について全てのデータを持っているの
で、foo.bar.comをIPアドレスに変換すことができる。
この答えをサーバAに返す。サーバAは、この答えをクラ
イアントに通知する。
【0007】このようにDNSは、ツリー構造を探索する
ことによって検索を行なうことになるので、インターネ
ット上のどのDNSサーバに対して問い合わせを行なって
も、必ず同じ答えを得ることができる。この前提に基づ
き、移動する計算機は通常最も近い位置にあるDNSサー
バを通知してもらい、それを利用するということが現在
は行われている。
【0008】しかし、この「同じ答えを得られる」とい
う保証は、DNSサーバの構成ツリーがインターネット上
で唯一である、という前提に基づいている。しかし近
年、ファイアウォールの普及にしたがって、ファイアウ
ォール内での独立したDNSサーバツリーが構築される場
合がある。また、SOHO(Small Office, Home Office)等
ではインターネットへの接続が間欠的である場合があ
り、その中のネットワークでは、独立したrootサーバを
持つ場合がある。
【0009】このようにrootサーバが複数存在する、す
なわちDNSサーバのツリーが複数存在する場合、移動す
る計算機の場合では、単純に近いDNSサーバを通知され
たとしても、そのサーバがどのツリーに属するかによっ
て応答が変わってしまい、問題が生じる。具体的には、
あるツリーに存在するFQDNを異なるツリーのネームサー
バに問い合わせても、そのようなホストは存在しないと
いう返答が返されてしまう。
【0010】複数のDNSサーバに問い合わせるシステム
も現存するが、現在の方法では、DNSのプロトコルとし
て正しい応答が得られるサーバに出会うまで順番に問い
合わせにいくという方法である。この方法では、「存在
しない」というDNSのプロトコル上正しい応答を得るこ
とができるため、たとえそれぞれ異なるツリー上にある
複数のDNSサーバを設定したとしても結果的に求める応
答とは異なるという問題があった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の方法では、DNSのサーバが構成するツリーが複数ある
場合に、どのDNSサーバに問い合わせれば良いのかが不
明であり、望ましい応答を得ることができなかった。本
発明は上記事情を考慮してなされたのもであり、DNSの
ツリーが複数ある場合でも、望ましい応答を高速に得る
ことができるDNS問い合わせ装置及びその方法を提供す
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ため、本発明のDNS問い合わせ装置は、接続されている
ネットワーク上での自装置の位置情報を受信する現在位
置情報受付手段と、現在位置情報受付手段で受信した位
置情報を記憶する現在位置管理手段と、問い合わせ可能
なDNSサーバに関するサーバ情報を受信するサーバ情報
受付手段と、サーバ情報受付手段で受信したサーバ情報
を記憶するサーバ管理手段と、クライアントからDNSサ
ーバに対する問い合わせ要求を受信する要求受付手段
と、要求受付手段で受信した問い合わせ要求を、位置情
報及び又はサーバ情報に基づいて決定した少なくとも1
つ以上のDNSサーバに転送する要求転送手段と、要求転
送手段で転送した問い合わせ要求に対する応答を受信す
る応答受信手段と、応答受信手段で受信した応答によっ
て前記サーバ情報の書き換えが生じた場合は、サーバ情
報を書きかえるサーバ情報変更手段と、このサーバ情報
に基づき、問い合わせ要求に対応する応答結果を選択
し、クライアントに該応答結果を応答する要求応答手段
とを具備する。
【0013】これにより、最適でないDNSサーバへの問
い合わせがなくなり、問い合わせに最適なDNSサーバを
選択することができる。
【0014】さらに本発明のDNS問い合わせ装置は、応
答結果を選択するためのアルゴリズムを受け付けるアル
ゴリズム受付手段と、アルゴリズム受付手段で受け付け
たアルゴリズムを記憶するアルゴリズム管理手段と、ア
ルゴリズム管理手段に記憶されたアルゴリズムを用い
て、要求応答手段における応答結果を選択するアルゴリ
ズム処理部とを具備する。
【0015】これにより、選択する際のアルゴリズムを
変更することができる。
【0016】また、本発明のDNS問い合わせ方法は、接
続されているネットワーク上での自装置の位置情報を受
信する第1のステップと、第1のステップにて受信した位
置情報を記憶する第2のステップと、問い合わせ可能なD
NSサーバに関するサーバ情報を受信する第3のステップ
と、第3のステップにより受信したサーバ情報を記憶す
る第4のステップと、クライアントからDNSサーバに対す
る問い合わせ要求を受信する第5のステップと、第5のス
テップにて受信した問い合わせ要求を、位置情報及び又
はサーバ情報に基づいて決定した少なくとも1つ以上の
DNSサーバに転送する第6のステップと、第6のステップ
にて転送した問い合わせ要求に対する応答を受信する第
7のステップと、第7のステップにて受信した応答によ
って前記サーバ情報の書き換えが生じた場合は、サーバ
情報を書きかえる第8のステップと、このサーバ情報に
基づき、問い合わせ要求に対応する応答結果を選択し、
クライアントに該応答結果を応答する第9のステップと
からなる。
【0017】さらに、本発明のDNS問い合わせ方法は、
応答結果を選択するためのアルゴリズムを受け付ける第
10のステップと、第10のステップにて受け付けたアルゴ
リズムを記憶する第11のステップと、第11のステップに
て記憶されたアルゴリズムを用いて、第9のステップに
おける応答結果を選択する第12のステップとを具備す
る。
【0018】また本発明のDNS問い合わせ方法が記録さ
れたコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、接続され
ているネットワーク上での自装置の位置情報を受信する
第1のステップと、第1のステップにて受信した位置情報
を記憶する第2のステップと、問い合わせ可能なDNSサー
バに関するサーバ情報を受信する第3のステップと、第
3のステップにより受信したサーバ情報を記憶する第4の
ステップと、クライアントからDNSサーバに対する問い
合わせ要求を受信する第5のステップと、第5のステップ
にて受信した問い合わせ要求を、位置情報及び又はサー
バ情報に基づいて決定した少なくとも1つ以上のDNSサ
ーバに転送する第6のステップと、第6のステップにて転
送した問い合わせ要求に対する応答を受信する第7のス
テップと、第7のステップにて受信した応答によって前
記サーバ情報の書き換えが生じた場合は、サーバ情報を
書きかえる第8のステップと、このサーバ情報に基づ
き、問い合わせ要求に対応する応答結果を選択し、クラ
イアントに該応答結果を応答する第9のステップとから
なるDNS問い合わせ方法を具備する。
【0019】
【発明の実施の形態】
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳
細に説明する。ここでは、問い合わせの発行元をクライ
アントと呼び、DNSが動いているサーバをDNSサーバと呼
ぶ。本発明は、DNSの問い合わせ及び応答を中継する方
法と、その装置に関するものである。
【0021】クライアントが発行した問い合わせを本実
施例のクライアント側装置(移動対応端末)は受信し、
これをクライアント側装置が現在知っているDNSサーバ
に対して同時に問い合わせを行なう。
【0022】ここでは、クライアントが発行した問い合
わせを「元問い合わせ」、本装置が新たに発行した問い
合わせを「仮問い合わせ」と呼ぶ。DNSサーバからの応
答は「仮応答」、クライアントに対して応答する応答を
「最適応答」と呼ぶ。
【0023】DNSの問い合わせは、問い合わせパケット
内に含まれるIDによって識別される。クライアントは自
分の問い合わせに対する応答が帰ってきたことを、自分
が問い合わせたIDに等しいIDを含む応答が帰ってきたこ
とで認識する。すなわち問い合わせにおいては、送信元
とIDの組は一意である。本装置では、元問い合わせのID
を「元ID」、仮問い合わせで使用するIDを「仮ID」と呼
ぶ。
【0024】図1に本実施例の構成図を示す。この構成
図は、本発明のDNS問い合わせ装置の構成を示すもので
あり、クライアントである移動対応端末内に含まれるも
のとする。また、ここでは移動対応端末に含まれる例を
用いて説明するが、単独の装置として機能するように構
成してもよい。
【0025】図1において、要求受付部1は、クライア
ントからDNSサーバに対する元問い合わせパケットを受
信する。要求転送部2は現在、本装置が知っているDNS
サーバに対して仮問い合わせを転送する。サーバ情報群
管理部3は、サーバ管理部4と現在位置管理部5を含
み、現在知っているDNSサーバに関する情報を総合的に
管理する。キャッシュ管理部6は、問い合わせの結果を
一時的に保存する。
【0026】現在位置管理部5は、移動対応端末が現在
接続されているネットワークの位置情報を管理する。サ
ーバ管理部4は、現在知っているDNSサーバに関する情
報を管理する。要求管理部7は、現在発行中である仮問
い合わせについて管理する。現在位置情報受付部8は移
動ホストの現在位置を受け付け現在位置管理部5へ通知
する部分である。
【0027】サーバ受付部9は、現在問い合わせ可能な
DNSサーバや、それらに関する情報を受け付け、サーバ
管理部4へ通知する。アルゴリズム管理部10は、アル
ゴリズム受付部11から入力されたアルゴリズムに基づ
いて、最適応答を選択するためのアルゴリズムを管理す
る。
【0028】アルゴリズム処理部12は、得られた仮応
答から、アルゴリズムを使用して最適応答を選び出す。
要求応答部13は、最適答パケットをクライアントに対
して送信する。応答受信部14は、仮応答を受信する。
応答選択部15は、得られた仮応答を処理する。
【0029】現在位置管理部5は、本装置及びクライア
ントである移動対応端末が現在どのようなネットワーク
アドレスを持っているかを管理する部分である。この情
報を現在位置テーブルと呼ぶ。現在位置テーブルは、図
2に示すように、現在位置アドレス(A1NE1)からなる。
ここで現在位置アドレスの情報は複数あって良い。
【0030】サーバ管理部4は、現在知っているDNSサ
ーバを管理するためのサーバ管理テーブルと、各サーバ
に関する付加情報を管理するサーバ付加情報テーブルを
持つ。サーバ管理テーブルは、図3に示すようにDNSサ
ーバのアドレス、失敗カウンタ、サーバの有効期限、か
らなる。
【0031】ここで失敗カウンタは、現在まで連続して
何回問い合わせに失敗したかを数える。サーバ付加情報
テーブルは、DNSサーバに関する、管理番号、サーバ位
置ネットワーク領域、現在位置ネットワーク領域、問合
わせタイプ、優先度、キャッシュ可能フラグ、という情
報からなる。
【0032】ここで管理番号は自然数で、テーブル内で
一意である。ネットワーク領域はネットワークアドレス
とネットワークプレフィックス長からなる。ネットワー
クプレフィクス長32なら (IPv4の場合)、ネットワー
クアドレスがサーバのアドレスに等しいことを示し、こ
れはすなわちそのDNSサーバ専用の付加情報ということ
になる。
【0033】ここでは、最も最適と判断されたDNSサー
バに対する付加情報であるタプルを選択する。
【0034】また現在位置領域はネットワークアドレス
とネットワークプレフィックス長からなる。現在位置情
報と合致するタプルが選ばれる。複数の現在位置を持つ
場合は、表の上位にあるタプルが選ばれる。
【0035】問合わせタイプはDNSの問い合わせタイプ
を表す。ただし、どのような問合わせタ イプ
にも合致する『任意』タイプを指示してもよい。優先度
はそのDNSサーバの優先度を表す。キャッシュ可能フラ
グは、応答をキャッシュ管理部6に渡すことができるか
を表している。
【0036】要求管理部12は、現在仮問い合わせを行
なっている問合せについての情報を管理するための要求
管理テーブルを持つ。要求管理テーブルは、図4に示す
ように仮ID、最適応答終了フラグ、元問い合わせパケッ
トすべて、サーバ情報群テーブルを示すフラグ、からな
る。サーバ情報群テーブルは、サーバ情報群管理部3か
ら得られる情報で構成され、図5に示すサーバアドレ
ス、失敗カウンタ、優先度、キャッシュ可能フラグ、か
らなる。
【0037】要求管理部12は、新しい仮問い合わせを
発行する度に、この要求管理テーブルに適切なタプルを
追加していく。また、ある元応答に対する処理が終了す
る度に、応答選択部からの要求にしたがって、適切なタ
プルを削除する。
【0038】キャッシュ管理部6は、得られた仮応答を
保存し、適宜消去する部分である。キャッシュ管理部6
は、キャッシュ管理テーブルを持つ。キャッシュ管理テ
ーブルは、図6や図7に示すようにサーバアドレス、元
問い合わせパケットすべて、仮応答パケットすべて、か
らなる。
【0039】応答選択部5は、得られた仮応答処理する
部分である。応答選択部5は、仮応答一時保存テーブル
と、仮問い合わせ処理テーブルを持つ。仮応答一時保存
テーブルは、図得られた仮応答を一時的に保存するテー
ブルである。仮応答一時保存テーブルは、得られた仮応
答パケット、からなる。
【0040】仮問い合わせ処理テーブルは、図8や図9
に示すように、仮ID、サーバ情報群表、仮問い合わせ開
始時間、からなる。
【0041】アルゴリズム管理部10は、最適仮応答を
選択するためのアルゴリズムを管理する、アルゴリズム
テーブルであるアルゴリズム管理表12を持つ。最適仮
応答を選択するアルゴリズムは、問合わせタイプに対し
て 1つ設定される。アルゴリズム管理表は、問合わせタ
イプ、使用するアルゴリズム、からなる。ここでアルゴ
リズムは、最適仮応答を選択するために、サーバ情報群
表と、現在までに得られている仮応答の結果を使うこと
ができる。
【0042】次に、図1における各部の動作を詳細に説
明する。
【0043】現在位置情報受付部8は、本装置が搭載さ
れる端末が、現在接続されているネットワーク上のアド
レス、あるいは失ったアドレスを受け取る。現在位置情
報受付部8は、これを現在位置管理部5に通知する。
【0044】現在位置管理部5は、現在位置情報に関す
る情報を現在位置情報受付部から受け取り、現在位置管
理表にタプルを追加あるは削除する。また現在位置情報
要求を受け取ると、現在位置管理表の複製を要求元に出
力する。
【0045】ここで位置情報とは、移動対応端末が現在
接続しているネットワークにおける現在位置アドレスを
示す。本実施例ではそのネットワーク上で動的又は静的
に付与された IPアドレスを用いる。
【0046】要求受付部1は、クライアントからの元問
い合わせパケットを受信し、要求転送部2へこのパケッ
トを渡す。要求転送部2は、要求受付部1から元問い合
わせパケットを受け取り、このパケットから問い合わせ
タイプを得る。この問い合わせタイプをサーバ情報群管
理部3に示し、サーバ情報群表を得る。これにより要求
転送部2は、サーバ情報群表から、問い合わせるサーバ
群に関する情報を得る。
【0047】次に要求転送部2は、現在使用中のどの仮
IDとも等しくない、新しい仮IDを一つ生成する。そして
元問い合わせデータの複製を生成し、この仮 ID と元問
い合わせデータとサーバ情報群表の複製と、生成要求を
要求管理部7へと渡す。要求管理部7は、仮 IDを応答
選択部15に通知する。
【0048】次に要求転送部7は、サーバ群表内にある
各サーバアドレスについて、キャッシュ管理部6にサー
バアドレスと元問い合わせデータを示す。キャッシュ管
理部6から仮応答パケットが得られた場合、キャッシュ
であることを示すためのマークをつけ、パケット内の元
IDを仮IDに変更し、応答選択部15へ送る。
【0049】そうでなければ、元問い合わせと全く同じ
問い合わせを行なう仮問い合わせを仮IDを使って生成
し、サーバに送信する。これはすなわち、仮問い合わせ
パケットの送出元が本装置が動作している端末であり、
問い合わせる相手先がDNSサーバ、そして問い合わせの
IDが仮 IDである以外は、DNSの問い合わせパケットとし
ての意味は、元問い合わせパケットと変わらないことを
意味している。
【0050】次に要求管理部7は、仮 ID と元問い合わ
せデータと、サーバ情報群表と、生成要求を渡される
と、これを使って要求管理テーブルに新しいタプルを生
成する。このとき最適応答終了フラグは偽とする。
【0051】また、仮IDと削除要求を受けると、要求管
理テーブルから適合するタプル、すなわち渡された仮ID
を含むタプルを削除する。要求管理部7は、仮IDと確認
要求を受けると、要求管理テーブルから適合するタプル
を探し、適合するタプルがあれば真を、なければ偽を要
求した部に伝える。
【0052】また、仮 IDと最適応答終了通知を受け取
ると、要求管理テーブルから適合するタプルを探し、適
合するタプルがあれば、そのタプルの最適応答終了フラ
グを真にする。
【0053】また、仮 IDと要求管理情報要求を受ける
と、要求管理テーブルから適合するタプルを探し、適合
するタプルを返す。適合するタプルがなければ空タプル
を返す。
【0054】次にサーバ情報群管理部3は、問い合わせ
タイプを受け取ると、まず現在位置情報管理部5から現
在位置情報を得る。次にサーバ管理部4からサーバ管理
表を得る。
【0055】次にサーバ管理部4に現在位置情報と問い
合わせタイプを示し、これに適合する(すなわち現在位
置が現在位置領域に最も厳密に含まれ、かつ問い合わせ
タイプが等しいタプルの集合となる)サーバ付加情報表
の部分表を得る。
【0056】ここで得られたサーバ付加情報表の部分表
について、サーバ管理表内の各サーバアドレスについ
て、これに適合する(すなわちサーバアドレスがサーバ
ネットワーク領域に最も厳密に含まれる)タプルを得
る。
【0057】このタプルと、現在注目しているサーバア
ドレスに合致するサーバ管理表のタプルから、サーバ群
情報表のタプルを生成する。
【0058】問い合わせタイプに『任意』が入っている
タプルについては、現在の問い合わせタイプに変更す
る。最終的にはサーバ管理表内の各サーバアドレスにつ
いてサーバ群情報表のタプルが生成され、これがサーバ
群情報表となる。
【0059】ここで、優先度が 0であるタプルは削除す
る。得られたサーバ群情報表は要求元へ出力する。
【0060】サーバ管理部4は、サーバ受付部9からサ
ーバの追加、削除の要求に従ってサーバ管理表の適切な
タプルを追加あるいは削除する。サーバ管理部4は、サ
ーバ受付部9からサーバ付加情報の追加、削除の要求に
従ってサーバ付加情報表の適切なタプルを追加あるいは
削除する。
【0061】またサーバ管理部4は、サーバ管理表の要
求があった場合、これを要求元へ複製して出力する。ま
たサーバ管理部4は、定期的にサーバ管理表を調べ、有
効期限の切れたタプルをその時点で削除する。
【0062】次にサーバ管理部4は、サーバアドレスと
サーバの失敗カウンタ増加要求を受け取ると、指定され
たサーバの失敗カウンタを1 増加させる。またサーバ管
理部4は、サーバアドレスとサーバの失敗カウンタ消去
要求を受け取ると、指定されたサーバの失敗カウンタを
0にする。
【0063】またサーバ管理部4は、現在位置情報と、
問い合わせタイプと、サーバ付加情報表の要求があった
場合、サーバ付加情報表内の各タプルについて、まず現
在位置情報表内の各タプルについて、(問合わせタイプ
と現在位置情報が現在位置領域に含まれている)タプル
の複製を得る。
【0064】このとき、一つのサーバ位置ネットワーク
領域について、1つのタプルにしなければならない。も
し一つのサーバ位置ネットワーク領域について、複数の
タプルが存在するようであれば、まず問合わせタイプを
調べる。一つのサーバ位置ネットワーク領域について問
合わせタイプが任意タイプと示された問合わせタイプに
等しい問合わせタイプのタプルがあるようであれば、任
意タイプのタプルは削除する。
【0065】一つのサーバ位置ネットワーク領域につい
て、現在位置情報表内にある1 つの現在位置アドレスに
ついて、これを含む現在位置領域が複数タプル存在する
場合には、最も狭い領域のタプルを残し、残りは削除す
る。
【0066】それでなお、一つのサーバ位置ネットワー
ク領域について複数のタプルが存在する場合には、もっ
とも管理番号の小さいタプルを残し、あとは削除する。
【0067】これによって生成されたサーバ付加情報表
の部分表を要求部に渡す。
【0068】応答受信部14は、仮応答パケットを受け
取ると、受け取った仮応答パケットから、仮応答の仮ID
を得る。応答受信部14は、要求管理部7に、仮IDと確
認要求を伝える。答えが真であれば、仮応答パケットを
応答選択部に渡す。答えが偽であれば、仮応答パケット
を破棄する。
【0069】応答選択部15は、仮IDを受理すると要求
管理部に仮IDと要求管理情報要求を渡し、要求管理情報
を得る。得られた要求管理情報内のサーバ情報群表と、
現在時間から、仮問合わせ処理表のタプルを生成し、仮
問合わせ処理表に追加する。
【0070】また応答選択部は、一定時間経過した仮問
合わせ処理表のタプルがあるか調べる。この時間はプロ
グラマブルであり、使用者が指示できる。もし一定時間
経過したタプルが存在する場合、各タプルについて、ま
ず仮IDを得る。まず仮応答一時保存表から、仮IDに合致
する仮応答をすべて取り出す。
【0071】一定時間経過したタプルからサーバ群表を
得る。サーバ群表にあるサーバで、かつ仮応答を得られ
ていないサーバを調べ、この各サーバについて、サーバ
の失敗カウンタ増加要求をサーバ管理部4に伝える。
【0072】まず仮応答一時保存表から、仮IDに合致す
る仮応答をすべて消去する。要求管理部7に仮 ID と要
求管理情報要求を渡し、要求管理情報を得る。要求管理
情報の中の最適要求終了フラグを確認する。
【0073】ここで最適要求終了フラグが偽なら、元問
合わせパケットに対応したサーバ失敗応答を生成し、要
求応答部13に渡す。
【0074】そして要求管理部7に仮 IDと削除要求を
示し、対象の仮問合わせ処理表のタプルを削除する。
【0075】応答選択部15は、仮応答を受け取ると、
受け取った応答から仮IDを得る。
【0076】仮IDから、対応する仮問合わせ処理表のタ
プルを得る。サーバ管理部4に対して、サーバ管理表を
要求する。得られたサーバ管理表から、仮問合わせ処理
表のタプル内のサーバ情報群テーブル内の各サーバにつ
いての失敗カウンタの値を更新する。
【0077】仮応答が、キャッシュから得られたもので
なく、仮応答の内容がエラーではなく、仮問合わせ処理
表のタプル内のサーバ群表内の仮応答を送信したDNSサ
ーバに合致するタプルのキャッシュ可能フラグが真であ
れば、得られた仮応答の複製をキャッシュ管理部に渡
す。得られた仮応答を仮応答一時保存表へ追加する。要
求管理部に仮IDと要求管理情報要求を渡し、要求管理情
報を得る。要求管理情報の最適応答終了フラグが真であ
れば、処理を終了する。仮 IDから、これに合致する仮
応答すべてを仮応答一時保存表から複製して取り出す。
【0078】得られた仮応答集合と、サーバ情報群表の
複製をアルゴリズム処理部に渡し、応答を待つ。アルゴ
リズム処理部の応答が空であれば、現在まだ最適仮応答
を得られていないことを意味しているので、この処理は
終了する。アルゴリズム処理部の応答が、渡した仮応答
の集合のうちの1要素であれば、その得られた仮応答が
最適仮応答であることを意味している。
【0079】現在処理中の仮IDについて、仮応答一時保
存表にある、この仮IDに等しい仮応答をすべて削除す
る。要求管理部に、仮IDと最適応答終了通知を示す。要
求管理部7に、仮IDと要求管理情報要求を示し、要求管
理情報を得る。得られた要求管理情報と仮 IDから、ク
ライアントに送信する最適応答を生成する。すなわち、
最適仮応答のうち、仮IDを元問合わせパケットのIDに変
更し、送信元と受信先を元問合わせパケットのそれを逆
にしたものにする。そして、作られた最適応答を要求応
答部13へ渡す。
【0080】要求応答部13は、渡された最適応答をク
ライアントへと送信する。
【0081】アルゴリズム管理部10は、アルゴリズム
受付部11からのアルゴリズム追加、削除の要求にした
がって、アルゴリズム表に適切なタプルを追加および削
除する。
【0082】アルゴリズム管理部10は、問い合わせタ
イプとアルゴリズム要求を受け取った時は、問い合わせ
タイプが等しいタプルを要求した部に渡す。問い合わせ
タイプが等しいタプルがなければ、任意タイプのタプル
を渡す。
【0083】アルゴリズム処理部12は、仮応答の集合
を受け取ると、問い合わせタイプを調べ、アルゴリズム
管理部10に対して問い合わせタイプとアルゴリズム要
求を示し、アルゴリズムを得る。ここで得られたアルゴ
リズムを使用して、最適仮応答が渡された仮応答の集合
内に存在するかを判定する。最適仮応答が渡された仮応
答の集合内に存在する場合、要求した部に対して、最適
仮応答を渡し、残りは破棄する。
【0084】最適仮応答が渡された仮応答の集合内に存
在しない場合、要求した部に対して、空を返して、渡さ
れた仮応答を破棄する。
【0085】キャッシュ管理部6は、定期的にキャッシ
ュ表を調べ、有効期限が切れたキャッシュデータを探
す。有効期限が切れたキャッシュデータはキャッシュ表
から破棄する。またキャッシュ管理部は、サーバアドレ
スと問い合わせタイプを示されると、送信者がサーバア
ドレスと等しく、問い合わせタイプが等しい仮応答をキ
ャッシュ表から検索する。適合する仮応答があれば、こ
の複製を要求した部へ返す。適合する仮応答がなけれ
ば、空を要求した部へ返す。
【0086】またキャッシュ管理部6は、応答パケット
を渡されると、キャッシュ表にこの応答を追加する。
【0087】次に本発明が用いられる計算機ネットワー
クの構成例を図10に示す。
【0088】サブネットワークNE1は複数の組織が接続
する解放されたネットワーク(たとえばインターネッ
ト)に属されたサブネットワークである。
【0089】DE1は外部ネットワーク上のDNSサーバであ
る。外部ネットワークの属するDNSサーバの構成ツリー
をTEとする。DNSサーバDE1はDNS構成ツリーTEに属す
る。
【0090】これに対し、NAはファイヤーウォールサー
バFWに保護されたネットワーク(private.com)である。
【0091】ファイヤーウォールサーバFWは、外部ネッ
トワーク(たとえばインターネット)に接続されている
が、ここでは外部からファイヤーウォールサーバFW内へ
のアクセスはできないものとする。
【0092】このネットワークNA内のDNSサーバDA1及び
図示しないDA2の構成ツリーはネットワークNA内で終端
している。この構成ツリーをTAとする。NA1及びNA2はネ
ットワークNAに属するサブネットワークである。DA1及
び図示しないDA2は同一の構成ツリーTAに属するDNSサー
バである。
【0093】M1はネットワーク上を移動することが可能
な移動対応端末である。移動対応端末M1はDNSサーバ問
い合わせ機能を具備する端末である。移動対応端末M1は
現在サブネットワーク NE1 に接続されており、動的ま
たは静的なアドレスA1NE1を取得しているとする。
【0094】本実施例では、private.comは、DNS構成ツ
リーTAにのみ属するドメイン名であり、かつネットワー
クNAでしか使用できないドメイン名であり、他のDNS サ
ーバの構成ツリーに問い合わせてもNXDomain(知らない
ということ)の応答しか得られないものとする。
【0095】また本実施例では、DNSの問い合わせパケ
ットを、送信者、宛先サーバ、ID、問い合わせタイプ、
問い合わせデータ、応答データの7つの値で省略して表
わすこととする。この状態での本装置の各部が保持する
表は次のようになっているとする。
【0096】現在位置テーブルは、図2となる。すなわ
ち、本端末の現在位置を示すアドレスはA1NE1である。
サーバ管理表は、図3となっているとする。すなわち、
本端末は、問い合わせ可能なDNSサーバとして、DA1とDE
1を知っている。また、DA1はこれまで連続して 5回問い
合わせに失敗している。
【0097】また本端末におけるDA1のサーバの有効期
限は時刻ET1であり、この期日までにサーバ情報が更新
されなかった場合、このサーバのタプルはサーバ管理表
のテーブルから削除される。
【0098】サーバ付加情報表は、図11となっている
とする。サーバ付加情報表は、DNSサーバが位置するネ
ットワーク領域と、本端末の現在位置のネットワーク領
域と、各DNSサーバの問い合わせタイプと、優先度、キ
ャッシュ可視フラグの真偽とからなっている。
【0099】要求管理テーブルは、現在空である。すな
わち、いまは何の処理も行っていないことを意味してい
る。同様にキャッシュ管理表、仮応答一時保存表、仮問
い合わせ処理表も空とする。
【0100】アルゴリズム管理表は、図 12となって
いるとする。これは任意の問い合わせタイプについて、
指定されたアルゴリズムXを使用することを意味してい
る。
【0101】ここでは一例としてアルゴリズムXを、
「仮応答の中身がNXDomain(応答としては正しいが質問
の答えをサーバが知らないという意味)でなく、かつAn
sewerRRが0(応答に有効な回答が含まれておらず、参考
情報しか含まれていない)でもなく、かつエラーでもな
いものを『良い仮応答』と定義する。得られた仮応答の
うち、良い仮応答であり、かつその良い仮応答を答えた
サーバよりもより高い優先度を持つサーバがサーバ管理
表に無いか、あるいはそのより高い優先度のサーバの仮
応答が良い仮応答でないのであれば、そのサーバからの
仮応答が最適である。また、得られた会応答が全て『良
い仮応答』ではなく、失敗カウンタが言って一定値以下
のサーバ全員の仮応答を全て保持しているのであれば、
得られた仮応答の中にNXDomainがあれば最適応答はその
仮応答となる。また得られた仮応答の中にAnswerRRが0
であるものがあれば、最適応答はその仮応答となり、得
られた仮応答が全てエラーであればエラーが最適仮応答
となる。
【0102】失敗カウンターが3以下のサーバ全ての仮
応答を、全て保持していないのであれば、まだ最適応答
は決定できないので空を返す。」と定義する。
【0103】このアルゴリズムは、アルゴリズム受付部
11より受け付けた他のアルゴリズムに適宜変更すること
が可能である。
【0104】ここで端末M1が、foo.private.comという
名前に対するアドレスを知るためのDNS 問い合わ
せを行ったとする。この問い合わせパケットは、(M1、M
1、 4321、 A、 foo.private.com、空)と表記されてい
るとする。
【0105】移動端末M1に含まれた本装置がこれを要求
受付部1で受け取る。これは要求転送部2に送られる。要
求転送部2は、このパケットから問い合わせタイプ『A』
を得る。
【0106】次にサーバ情報群管理部3にこの問い合わ
せタイプ『A』を示し、サーバ情報群テーブルを要求す
る。
【0107】サーバ情報群管理部3は、この問い合わせ
タイプ『A』を受け取り、サーバ情報群テーブルを生成
する。まず、現在位置情報管理部8に対して、現在位置
情報を要求する。
【0108】現在位置情報管理部8は、図2に示す現在位
置テーブルから、現在位置を返す。次に、サーバ情報群
管理部3は、サーバ管理部4から図3に示すサーバ管理表
を得る。
【0109】次に、サーバ情報群管理部3は、サーバ管
理部4に現在位置情報と問い合わせタイプ『A』を示し、
サーバ付加情報表の部分集合を要求する。
【0110】サーバ管理部4は、これを受けて図11に
示す現在のサーバ付加情報表から、サーバ付加情報表の
部分集合を生成する。この結果は図13となり、これを
サーバ情報群管理部3に返す。
【0111】次に、サーバ情報群管理部3は、得られた
サーバ管理表(図3)と、サーバ付加情報表(図13)
の部分集合から、サーバ情報群管理テーブルを作成す
る。得られるサーバ情報群管理テーブルは、図5とな
り、これを要求転送部2に返す。
【0112】要求転送部2は、仮IDを生成する。ここで
は『1』が仮IDとして割り当てられたとする。要求転送
部2は、生成した仮ID『1』と、元問い合わせである (M
1、M1、 4321、 A、 foo.private.com、 空)と、得られ
たサーバ群管理テーブル(図 5)を要求管理部7に渡
し、要求管理テーブルの生成を求める。
【0113】要求管理部7は、これを受けて要求管理テ
ーブルに新しいタプルを追加する。
【0114】これにより、要求管理テーブルは図14に
示すようになる。
【0115】要求転送部2は、生成した仮ID『1』を、
応答選択部15に伝える。応答選択部15は、要求管理
部7に仮ID『1』を示し、要求管理情報を要求する。要
求管理部7は、これを受けて要求管理テーブル内の仮ID
『1』をもつタプルを返す。
【0116】これはすなわち、図14の仮ID『1』の行で
ある。応答選択部15は、このタプルを受けて、仮問い
合わせ処理表に新しいタプルを追加する。
【0117】現在時刻をCT1とすると、仮問い合わせ処
理表は図8のようになる。要求転送部2は、得られたサ
ーバ群管理テーブル(図5)から、各サーバ、即ちDA1
及びDE1について、元問い合わせである (M1、 M1、 432
1、A、 foo.private.com、空) に対する応答がないかど
うかをキャッシュ管理部6に問い合わせる。
【0118】キャッシュ管理部6はキャッシュ表が空な
ので、どちらの問い合わせについても空を返す。要求転
送部2は、キャッシュ管理部6からの応答が空のため、
仮問い合わせを DA1及び DE1について作成する、生成さ
れる仮問い合わせは、(A1NE1、 DA1、 1、 A、 foo.pri
vate.com、 空)、 (A1NE1、 DE1、 1、 A、 foo.privat
e.com、 空)の 2つである。
【0119】現在、端末M1はファイヤーウォールサーバ
FWの保護領域の外にあり、DNSサーバDA1への到達は不可
能なため、DNSサーバDA1からの応答を受けることはな
い。
【0120】端末M1から DNSサーバDE1へはパケットが
届くが、private.comはDNS構成ツリーTAにしか属さない
ため、DNS構成ツリーTEに属するDNSサーバDE1は privat
e.comについての回答を得られない。したがってDNSサー
バDE1の応答は(DE1、 A1NE1、 1、 A、foo.private.co
m、 NXDomain)となる。
【0121】DNSサーバDE1の応答が端末M1に届くと、応
答受信部14がこれを受け取る。応答受信部14は、受
け取ったパケットから仮IDを調べ、得られた仮ID『1』
が要求管理テーブルにあるかどうかを要求管理部7に問
い合わせる。
【0122】仮ID『1』は要求管理テーブル内に存在す
るので、この仮応答は応答選択部15へ渡される。サー
バ管理部4は、DNSサーバDE1のアドレスとこのサーバの
失敗カウンタ消去要求を出して、DNSサーバDE1の失敗カ
ウンタを 0にする。
【0123】応答選択部15は、仮応答を受け取り、仮
IDを得る。仮IDに対応するタプルを仮問い合わせ処理表
(図8)から得る。またサーバ管理表を取得し、失敗カ
ウンタを更新する。ここで、仮問い合わせ処理表内のサ
ーバ群管理テーブル内のDNSサーバDE1についてのキャッ
シュ可能フラグが真のため、キャッシュ管理部6にこの
仮応答をキャッシュするよう要求する。この結果、キャ
ッシュ表は図6のようになる。
【0124】次に要求管理部7に仮 ID『1』に対する要
求管理テーブルのタプルを要求する。ここでは最適応答
終了フラグが偽であるので、応答選択部15は、この仮
応答を一時保存表に追加する。
【0125】次に、仮 ID『1』に関する仮応答を、仮応
答一時保存表から複製する。この結果、(DE1、 A1NE1、
1、 A、foo.private.com、 NXDomain)が得られる。こ
の仮応答の集合と、サーバ情報群管理テーブル(図5)
をアルゴリズム処理部12に渡す。
【0126】アルゴリズム処理部12は、問い合わせタ
イプAを得て、これをアルゴリズム管理部10に示し、
アルゴリズムを得る。すべてのサーバから仮応答が来て
いないが、DNSサーバDA1の失敗カウンタが 5で、アルゴ
リズムで規定された 3を上回っているので、(DE1、 A1N
E1、 1、 A、 foo.private.com、 NXDomain)が最適応答
となる。
【0127】よってここでは、(DE1、A1NE1、 1、 A、
NXDomain)を応答選択部15に返す。応答選択部15
は、仮最適応答を得られたので、まず仮応答一時保存表
から、仮ID『1』に適合する仮応答を消去する。
【0128】この結果仮応答一時保存表は空となる。次
に要求管理部7に、仮ID『1』に対する要求管理テーブ
ルのタプルの最適応答終了を通知する。これにより、仮
ID『1』に対する要求管理テーブルのタプルの最適応答
終了フラグは真となる。
【0129】次に仮最適応答を最適応答に変換する。こ
れにより最適応答は(M1、 M1、 4321、 A、foo.privat
e.com、 NXDomain)となる。
【0130】この最適応答を要求応答部15へ渡す。こ
の後、端末M1が、アドレスA1NE1を所持したまま、モデ
ム等を使いネットワークNA1に接続し、アドレスA1NA1を
得たとする。
【0131】この場合のネットワーク構成図を図15に示
す。このとき、現在位置テーブルは、図16に示すよう
になる。
【0132】この状態で端末M1が、bar.private.comと
いう名前に対するメール交換機アドレスを知るためのDN
S問い合わせを行ったとする。この問い合わせパケット
は、(M1、 M1、 4322、A、 bar.private.com、 空)であ
ったとする。
【0133】端末M1に内蔵されたDNSサーバ問い合わせ
装置がこれをまず、要求受付部1で受け取る。これは要
求転送部2に送られる。
【0134】要求転送部2は、このパケットから問い合
わせタイプ『A』を得て、サーバ情報群管理部3にこの
問い合わせタイプ『A』を示し、サーバ情報群テーブル
を要求する。この結果は前回と同様、図5となる。要求
転送部2は、仮 IDを生成する。ここでは『2』が仮 ID
として割り当てられたとする。要求転送部2は、生成し
た仮ID『2』と、元問い合わせである(M1、 M1、4322、
A、 bar.private.com、 空)と、得られたサーバ群管理
テーブル(図5)を要求管理部7に渡し、要求管理テー
ブルの生成を求める。
【0135】要求管理部7は、これを受けて要求管理テ
ーブルに新しいタプルを追加する。これにより、要求管
理テーブルは図4に示すようになる。要求転送部7は、
生成した仮ID『2』を、応答選択部15に伝える。応答
選択部15は、仮問い合わせ処理表に新しいタプルを追
加する。
【0136】ここで現在時刻を CT2とすると、仮問い合
わせ処理表は図9のようになる。
【0137】要求転送部2は、得られたサーバ群管理テ
ーブル図5から、各DNSサーバ、即ちDA1 及び DE1につ
いて、元問い合わせである (M1、 M1、 4322、 A、 ba
r.private.com、空)に対する応答がないかどうかをキャ
ッシュ管理部6に問い合わせる。
【0138】キャッシュ管理部6は、この問い合わせに
合致するキャッシュがキャッシュ表にないので、どちら
の問い合わせについても空を返す。要求転送部2は、キ
ャッシュ管理部6からの応答が空のため、仮問い合わせ
をDNSサーバDA1及びDE1について作成する。生成される
仮問い合わせは、(A1NE1、 DA1、 2、 A、bar.private.
com、 空)、 (A1NE1、 DE1、 2、 A、 bar.private.co
m、 空)の 2つである。
【0139】これにより端末M1はモデムの回線を通して
DNSサーバDA1へ到達することが確認でいたため、DNSサ
ーバDA1からの応答を受けることができる。ここでは、D
NSサーバDA1の応答は(DA1、 A1NA1、 2、 A、 bar.priv
ate.com、 A3NA1)、DNSサーバDE1の応答は (DE1、 A1NE
1、 2、 A、 bar.private.com、NXDomain)であったとす
る。
【0140】また、パケットは DNSサーバDA1の方が早
く端末M1に到着したとする。DNSサーバDA1の応答が端末
M1に届くと、応答受信部14がこれを受け取る。ここで
は仮ID『2』が要求管理テーブルにあるため、この仮応
答は応答選択部15へ渡される。
【0141】サーバ管理部4は、DNSサーバDA1のアドレ
スとこのサーバの失敗カウンタ消去要求出して、DNSサ
ーバDA1の失敗カウンタを0にする。
【0142】応答選択部15は、仮応答を受け取り、仮
IDを得る。次にその仮IDに対応するタプルを仮問い合わ
せ処理表(図8)から得る。次にサーバ管理表を取得
し、失敗カウンタを更新する。この結果、DNSサーバDA1
の失敗カウンタは0になる。
【0143】次に仮問い合わせ処理表(図8)内のサー
バ群管理テーブル内のDNSサーバDA1についてのキャッシ
ュ可能フラグが真のため、キャッシュ管理部にこの仮応
答をキャッシュするよう要求する。この結果、キャッシ
ュ管理テーブルは図7に示すようになる。
【0144】次に要求管理部7に仮 ID『2』に対する要
求管理テーブルのタプルを要求する。ここでは最適応答
終了フラグが偽であるので、応答選択部15は、この仮
応答を一時保存表に追加する。
【0145】次に、仮 ID『2』に関する仮応答を、仮応
答一時保存表から複製する。この結果、(DA1、 A1NA1、
2、 A、bar.private.com、 A3NA1)が得られる。
【0146】この仮応答の集合と、サーバ情報群管理テ
ーブル(図5)をアルゴリズム処理部12に渡す。アル
ゴリズム処理部12は、問い合わせタイプ Aを得て、こ
れをアルゴリズム管理部10に示し、アルゴリズムを得
る。すべてのDNSサーバから仮応答が来ていないが、こ
の仮応答は良い仮応答で、より大きい優先度を持つDNS
サーバはないので、(DA1、A1NA1、2、 A、 bar.privat
e.com、 A3NA1)が仮最適応答であり、これを応答選択部
15に返す。
【0147】応答選択部15は、仮最適応答を得られた
ので、仮応答一時保存表から、仮ID『2』に適合する仮
応答を消去し、要求管理部7に、仮ID『2』に対する要
求管理テーブルのタプルの最適応答終了を通知する。こ
の結果、仮ID『2』に対する要求管理テーブルのタプル
の最適応答終了フラグは真となる。
【0148】次にこの仮最適応答を最適応答に変換す
る、最適応答は (M1、 M1、 4322、A、 bar.private.co
m、A3NA1)となり、これを要求応答部13へ渡す。
【0149】これにより端末M1は、異なるDNSツリーを
持つネットワークに接続するときでも、それぞれの接続
における最適応答を得ることができる。
【0150】
【発明の効果】以上、本発明によれば、異なるDNSサー
バの構成ツリーに属する問い合わせにもDNSサーバへの
接続が可能であれば、直ちに応答を得ることができる。
また、所定のDNSサーバへ接続できなくなった場合に
は、一定の時間後にはそのDNSサーバからの応答を期待
しなくなるので、DNSサーバへの接続がどのようになっ
ていても、問い合わせ可能な範囲でより適した応答を高
速な応答速度をもってユーザは得ることできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態を示すDNS問い合わせ
装置の構成図
【図2】 本発明の一実施の形態で用いられる現在位置
テーブルの説明図
【図3】 本発明の一実施の形態で用いられるサーバ管
理テーブルの説明図
【図4】 本発明の一実施の形態で用いられる要求管理
テーブルの説明図
【図5】 本発明の一実施の形態で用いられるサーバ情
報群テーブルの説明図
【図6】 本発明の一実施の形態で用いられるキャッシ
ュ管理テーブルの説明図
【図7】 本発明の一実施の形態で用いられるキャッシ
ュ管理テーブルの説明図
【図8】 本発明の一実施の形態で用いられる仮問い合
わせ処理テーブルの説明図
【図9】 本発明の一実施の形態で用いられる仮問い合
わせ処理テーブルの説明図
【図10】 本発明の一実施の形態で用いられる計算機
ネットワークの構成図
【図11】 本発明の一実施の形態で用いられるサーバ
付加情報表の説明図
【図12】 本発明の一実施の形態で用いられるアルゴ
リズム管理表の説明図
【図13】 本発明の一実施の形態で用いられるサーバ
付加情報表の説明図
【図14】 本発明の一実施の形態で用いられる要求管
理テーブルの説明図
【図15】 本発明の一実施の形態で用いられる計算機
ネットワークの構成図
【図16】 本発明の一実施の形態で用いられる現在位
置テーブルの説明図
【符号の説明】
1…要求受付部 2…要求転送部 3…サーバ情報群管理部 4…サーバ管理部 5…現在位置情管理部 6…キャッシュ管理部 7…要求管理部 8…現在位置情報受付部 9…サーバ受付部 10…アルゴリズム管理部 11…アルゴリズム受付部 12…アルゴリズム処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B089 GA11 GB03 HA10 JA12 KA05 KB06 KC23 KC44 5K030 GA01 HA08 JT02 JT09 LB05 LD17 MD09 5K033 AA02 CC02 DA19 EC03 9A001 BB04 CC07 FF01 JJ25 JJ27 KK56

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】接続されているネットワーク上での自装置
    の位置情報を受信する現在位置情報受付手段と、 前記現在位置情報受付手段で受信した位置情報を記憶す
    る現在位置管理手段と、 問い合わせ可能なDNSサーバに関するサーバ情報を受信
    するサーバ情報受付手段と、 前記サーバ情報受付手段で受信したサーバ情報を記憶す
    るサーバ管理手段と、 クライアントからDNSサーバに対する問い合わせ要求を
    受信する要求受付手段と、 前記要求受付手段で受信した問い合わせ要求を、前記位
    置情報及び又は前記サーバ情報に基づいて決定した少な
    くとも1つ以上のDNSサーバに転送する要求転送手段
    と、 前記要求転送手段で転送した問い合わせ要求に対する応
    答を受信する応答受信手段と、 前記応答受信手段で受信した応答によって前記サーバ情
    報の書き換えが生じた場合は、前記サーバ情報を書きか
    えるサーバ情報変更手段と、 このサーバ情報に基づき、前記問い合わせ要求に対応す
    る応答結果を選択し、前記クライアントに該応答結果を
    応答する要求応答手段とを具備したことを特徴とするDN
    S問い合わせ装置。
  2. 【請求項2】前記応答結果を選択するためのアルゴリズ
    ムを受け付けるアルゴリズム受付手段と、 前記アルゴリズム受付手段で受け付けたアルゴリズムを
    記憶するアルゴリズム管理手段と、 前記アルゴリズム管理手段に記憶されたアルゴリズムを
    用いて、前記要求応答手段における応答結果を選択する
    アルゴリズム処理部とを更に具備したことを特徴とする
    請求項1記載のDNS問い合わせ装置。
  3. 【請求項3】接続されているネットワーク上での自装置
    の位置情報を受信する第1のステップと、 前記第1のステップにて受信した位置情報を記憶する第2
    のステップと、 問い合わせ可能なDNSサーバに関するサーバ情報を受信
    する第3のステップと、 前記第3のステップにより受信したサーバ情報を記憶す
    る第4のステップと、 クライアントからDNSサーバに対する問い合わせ要求を
    受信する第5のステップと、 前記第5のステップにて受信した問い合わせ要求を、前
    記位置情報及び又は前記サーバ情報に基づいて決定した
    少なくとも1つ以上のDNSサーバに転送する第6のステッ
    プと、 前記第6のステップにて転送した問い合わせ要求に対す
    る応答を受信する第7のステップと、 前記第7のステップにて受信した応答によって前記サー
    バ情報の書き換えが生じた場合は、前記サーバ情報を書
    きかえる第8のステップと、 このサーバ情報に基づき、前記問い合わせ要求に対応す
    る応答結果を選択し、前記クライアントに該応答結果を
    応答する第9のステップとからなることを特徴とするDNS
    問い合わせ方法。
  4. 【請求項4】前記応答結果を選択するためのアルゴリズ
    ムを受け付ける第10のステップと、 前記第10のステップにて受け付けたアルゴリズムを記憶
    する第11のステップと、 前記第11のステップにて記憶されたアルゴリズムを用い
    て、前記第9のステップにおける応答結果を選択する第1
    2のステップとを更に具備したことを特徴とする請求項3
    記載のDNS問い合わせ方法。
  5. 【請求項5】DNS問い合わせ方法が記録されたコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体において、 前記DNS問い合わせ方法は、 接続されているネットワーク上での自装置の位置情報を
    受信する第1のステップと、 前記第1のステップにて受信した位置情報を記憶する第2
    のステップと、 問い合わせ可能なDNSサーバに関するサーバ情報を受信
    する第3のステップと、 前記第3のステップにより受信したサーバ情報を記憶す
    る第4のステップと、 クライアントからDNSサーバに対する問い合わせ要求を
    受信する第5のステップと、 前記第5のステップにて受信した問い合わせ要求を、前
    記位置情報及び又は前記サーバ情報に基づいて決定した
    少なくとも1つ以上のDNSサーバに転送する第6のステッ
    プと、 前記第6のステップにて転送した問い合わせ要求に対す
    る応答を受信する第7のステップと、 前記第7のステップにて受信した応答によって前記サー
    バ情報の書き換えが生じた場合は、前記サーバ情報を書
    きかえる第8のステップと、 このサーバ情報に基づき、前記問い合わせ要求に対応す
    る応答結果を選択し、前記クライアントに該応答結果を
    応答する第9のステップとからなることを特徴とする記
    録媒体。
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