JPH11330916A - 掃引受信機 - Google Patents
掃引受信機Info
- Publication number
- JPH11330916A JPH11330916A JP10150685A JP15068598A JPH11330916A JP H11330916 A JPH11330916 A JP H11330916A JP 10150685 A JP10150685 A JP 10150685A JP 15068598 A JP15068598 A JP 15068598A JP H11330916 A JPH11330916 A JP H11330916A
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- JP
- Japan
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- signal
- frequency
- packet
- center frequency
- detector
- Prior art date
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- Pending
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L27/00—Modulated-carrier systems
- H04L27/10—Frequency-modulated carrier systems, i.e. using frequency-shift keying
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
- Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 先頭に中心周波数を送出する区間を有するパ
ケットFSK信号を、周波数掃引機能を有する受信機に
おいて、局部発振器の周波数掃引により信号を捕捉した
時の残留中心周波数誤差を殆どゼロに設定できる掃引回
路方式を見出すことを課題とする。 【解決手段】 周波数検波器4から出力される中心周波
数の復調ベースバンド信号がVFO13による周波数掃
引によってコンパレータ5でゼロクロスした時点を変換
点検出器9で検出し、その時点で、掃引を止めると同時
に掃引電圧発生器11の掃引電圧をホールドさせること
によって、パケット終了まで中心周波数誤差の最小状態
を維持する。
ケットFSK信号を、周波数掃引機能を有する受信機に
おいて、局部発振器の周波数掃引により信号を捕捉した
時の残留中心周波数誤差を殆どゼロに設定できる掃引回
路方式を見出すことを課題とする。 【解決手段】 周波数検波器4から出力される中心周波
数の復調ベースバンド信号がVFO13による周波数掃
引によってコンパレータ5でゼロクロスした時点を変換
点検出器9で検出し、その時点で、掃引を止めると同時
に掃引電圧発生器11の掃引電圧をホールドさせること
によって、パケット終了まで中心周波数誤差の最小状態
を維持する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パケットFSK
(Packet Frequency Shift Keying)信号を周波数掃引
機能を有する受信機で受信するための受信機回路構成技
術の改良に関するものである。
(Packet Frequency Shift Keying)信号を周波数掃引
機能を有する受信機で受信するための受信機回路構成技
術の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パケットFSK信号の形式には種々のも
のがあるが、その一つとしてパケットの先頭に中心周波
数を送出する区間が設けてある形式のパケットFSK信
号がある。周波数誤差があるパケットFSK信号を受信
する場合、一般的には、まず局部発振器の周波数掃引を
行い、それによって受信信号が中間周波IF(Intermed
iate Frequency)フィルタの通過帯域内に入ってくる
と、キャリア検出器がこれを検出して掃引をそこで停止
させる。しかし通常この時、まだ、IF信号は目的信号
の周波数に一致しておらず、周波数誤差は残存してい
る。そこで、掃引の停止と同時にAFC(Automatic Fr
equency Control)回路を動作させてこの周波数誤差を
無くするか、あるいはベースバンド部において残存周波
数誤差によって生じている直流オフセット成分を補正す
る必要がある。
のがあるが、その一つとしてパケットの先頭に中心周波
数を送出する区間が設けてある形式のパケットFSK信
号がある。周波数誤差があるパケットFSK信号を受信
する場合、一般的には、まず局部発振器の周波数掃引を
行い、それによって受信信号が中間周波IF(Intermed
iate Frequency)フィルタの通過帯域内に入ってくる
と、キャリア検出器がこれを検出して掃引をそこで停止
させる。しかし通常この時、まだ、IF信号は目的信号
の周波数に一致しておらず、周波数誤差は残存してい
る。そこで、掃引の停止と同時にAFC(Automatic Fr
equency Control)回路を動作させてこの周波数誤差を
無くするか、あるいはベースバンド部において残存周波
数誤差によって生じている直流オフセット成分を補正す
る必要がある。
【0003】パケットの構成がビット同期信号から始ま
る形式のパケット信号に対する上述目的の補正回路は種
々の方法が提案されている。しかし、上述したパケット
の先頭に中心周波数の区間があるパケットFSK信号を
対象とする上記周波数誤差の補正回路としては特に無
く、ビット同期信号から始まる形式のパケット信号に対
する周波数誤差補正回路が一般に使用されている。
る形式のパケット信号に対する上述目的の補正回路は種
々の方法が提案されている。しかし、上述したパケット
の先頭に中心周波数の区間があるパケットFSK信号を
対象とする上記周波数誤差の補正回路としては特に無
く、ビット同期信号から始まる形式のパケット信号に対
する周波数誤差補正回路が一般に使用されている。
【0004】上述のこれら補正回路の補正方法には、
1)正負のピークホールド回路を設け、その両者の平均
値から中心レベルを求める方法、2)正負の死帯域回路
を設け、この正負の死帯域電圧巾を夫々ベースバンド信
号の正負のピーク値巾に合わせておき、ベースバンド信
号のうち死帯域巾を越えて出力する成分により中心誤差
を求める方法、3)パケット信号の先頭にあるビット同
期信号を2ビット長(2/baud secの時間長(baudは伝
送速度))に渉って積分することにより中心レベルを求
める方法、4)ビット同期信号を1/baud secだけ離れ
て2回標本化し、それらサンプル値の平均値から中心レ
ベルを求める方法、等がある。
1)正負のピークホールド回路を設け、その両者の平均
値から中心レベルを求める方法、2)正負の死帯域回路
を設け、この正負の死帯域電圧巾を夫々ベースバンド信
号の正負のピーク値巾に合わせておき、ベースバンド信
号のうち死帯域巾を越えて出力する成分により中心誤差
を求める方法、3)パケット信号の先頭にあるビット同
期信号を2ビット長(2/baud secの時間長(baudは伝
送速度))に渉って積分することにより中心レベルを求
める方法、4)ビット同期信号を1/baud secだけ離れ
て2回標本化し、それらサンプル値の平均値から中心レ
ベルを求める方法、等がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これらの方法には、夫
々一長一短があるが、それよりも、FSK信号であるこ
とに重点をおいて考えられた方法であるので、パケット
先頭の中心周波数情報は全く利用されていないのは当然
としても、何らかの手段により中心周波数誤差を求める
工夫がなされている。したがって、パケットの先頭に中
心周波数を送出する区間を有する形式のパケットFSK
信号に対しても中心周波数情報が直接得られれば、上記
従来の各補正方法に比し、当然、遙かに簡単な回路で補
正できると思われる。
々一長一短があるが、それよりも、FSK信号であるこ
とに重点をおいて考えられた方法であるので、パケット
先頭の中心周波数情報は全く利用されていないのは当然
としても、何らかの手段により中心周波数誤差を求める
工夫がなされている。したがって、パケットの先頭に中
心周波数を送出する区間を有する形式のパケットFSK
信号に対しても中心周波数情報が直接得られれば、上記
従来の各補正方法に比し、当然、遙かに簡単な回路で補
正できると思われる。
【0006】上述のように、従来の掃引受信機では、パ
ケットの先頭にある中心周波数情報を利用していないの
で、同じ機能の回路を2つ必要としたり、制御回路が複
雑であったりする。そこで本発明では、簡単な機能で、
簡単な回路で中心周波数誤差を、あるいはベースバンド
信号の中心レベル誤差をゼロにする補正回路を提供する
ことを課題とする。
ケットの先頭にある中心周波数情報を利用していないの
で、同じ機能の回路を2つ必要としたり、制御回路が複
雑であったりする。そこで本発明では、簡単な機能で、
簡単な回路で中心周波数誤差を、あるいはベースバンド
信号の中心レベル誤差をゼロにする補正回路を提供する
ことを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、パケットの先頭に中心周波数を送出する
区間を有する形式のパケットFSK信号用の掃引受信機
において、入力パケットFSK信号を検波した復調ベー
スバンド信号が入力され、上記パケットの先頭の区間で
該ベースバンド信号の変換点を通過する時点を検出する
変換点検出手段と、上記時点において入力パケットFS
K信号に対する掃引電圧をホールドするホールド手段
と、を備えたことを要旨とする。
め、本発明は、パケットの先頭に中心周波数を送出する
区間を有する形式のパケットFSK信号用の掃引受信機
において、入力パケットFSK信号を検波した復調ベー
スバンド信号が入力され、上記パケットの先頭の区間で
該ベースバンド信号の変換点を通過する時点を検出する
変換点検出手段と、上記時点において入力パケットFS
K信号に対する掃引電圧をホールドするホールド手段
と、を備えたことを要旨とする。
【0008】上記本発明の掃引受信機において、前記変
換点検出手段は、上記復調ベースバンド信号と基準電圧
を比較するコンパレータ、上記ベースバンド信号又はI
F信号の有無を検出するキャリア検出器、上記コンパレ
ータの出力の前記検出時点での反転を検出する変換点検
出器及び上記変換点検出器の出力でセットされ上記キャ
リア検出器の信号なしの出力でリセットされるフリップ
フロップで構成され、前記ホールド手段は上記フリップ
フロップのセット出力で掃引電圧のサンプル値をホール
ドするサンプルホールド回路から成るようにしてもよ
い。
換点検出手段は、上記復調ベースバンド信号と基準電圧
を比較するコンパレータ、上記ベースバンド信号又はI
F信号の有無を検出するキャリア検出器、上記コンパレ
ータの出力の前記検出時点での反転を検出する変換点検
出器及び上記変換点検出器の出力でセットされ上記キャ
リア検出器の信号なしの出力でリセットされるフリップ
フロップで構成され、前記ホールド手段は上記フリップ
フロップのセット出力で掃引電圧のサンプル値をホール
ドするサンプルホールド回路から成るようにしてもよ
い。
【0009】
【発明の実施の形態】パケットの先頭に中心周波数を送
出する区間を有する形式のパケットFSK信号用の掃引
受信機において、周波数掃引は、通常、局部発振器とし
ての可変周波数発振器VFO(Variable Frequency Osc
illator)に鋸歯状波電圧を加えて行われる。中心周波
数が存在すれば、この掃引の途中でその復調ベースバン
ド信号の中心レベルがゼロになる瞬間(変換点)が当然
存在する。したがって、この瞬間を検出すればその時点
で掃引を止め、VFOの周波数をそのまゝパケットが終
わるまでホールドさせれば、中心周波数誤差をゼロにす
ることができる。
出する区間を有する形式のパケットFSK信号用の掃引
受信機において、周波数掃引は、通常、局部発振器とし
ての可変周波数発振器VFO(Variable Frequency Osc
illator)に鋸歯状波電圧を加えて行われる。中心周波
数が存在すれば、この掃引の途中でその復調ベースバン
ド信号の中心レベルがゼロになる瞬間(変換点)が当然
存在する。したがって、この瞬間を検出すればその時点
で掃引を止め、VFOの周波数をそのまゝパケットが終
わるまでホールドさせれば、中心周波数誤差をゼロにす
ることができる。
【0010】
【実施例】以下、図面を用いて、本発明の一実施例の構
成及び動作について説明する。図1は本発明の掃引受信
機の一実施例の回路構成図である。図1において、1は
先頭に中心周波数を送出する区間を有する無線周波のパ
ケット信号または第一中間周波のパケット信号の入力端
子、2は周波数変換器(CONV)、3は中間周波増幅
器(IFA)、4は周波数弁別器等の周波数検波器(F
DET)、5はコンパレータ(COMP)、6は基準電
圧発生器(REF)、7は復調ベースバンド信号の出力
端子、8はキャリア検出器(CD)、9は変換点検出器
(TPG)、10はフリップフロップ回路(FF)、1
1は掃引電圧発生器(SVG)、12はサンプルアンド
ホールド回路(SAH)、13は周波数変換用局部発振
器(VFO)としての可変周波数発振器である。
成及び動作について説明する。図1は本発明の掃引受信
機の一実施例の回路構成図である。図1において、1は
先頭に中心周波数を送出する区間を有する無線周波のパ
ケット信号または第一中間周波のパケット信号の入力端
子、2は周波数変換器(CONV)、3は中間周波増幅
器(IFA)、4は周波数弁別器等の周波数検波器(F
DET)、5はコンパレータ(COMP)、6は基準電
圧発生器(REF)、7は復調ベースバンド信号の出力
端子、8はキャリア検出器(CD)、9は変換点検出器
(TPG)、10はフリップフロップ回路(FF)、1
1は掃引電圧発生器(SVG)、12はサンプルアンド
ホールド回路(SAH)、13は周波数変換用局部発振
器(VFO)としての可変周波数発振器である。
【0011】まず、信号入力端子1に無線周波数または
第一中間周波数のパケット信号が加えられ、周波数変換
器2において、周波数変換用局部発振器13により中間
周波数に変換され、中間周波増幅器3で増幅された後、
周波数検波器4で検波されてベースバンドに落とされ
る。このベースバンド信号は、キャリア検出器8に加え
られて信号入力の有無が判定され、信号入力が無いとフ
リップフロップ回路10をリセットする。このキャリア
検出は、図1に点線の矢印で示すように、IFA3から
の中間周波数信号を用いて行うようにしてもよい。フリ
ップフロップ回路10がリセットされると、サンプルア
ンドホールド回路12は全サンプル状態、すなわち掃引
電圧発生器11の出力の掃引波形、例えば鋸歯状波電圧
がそのまゝ出力され、この掃引波形で可変周波数発振器
13が駆動されて周波数掃引が行われる。
第一中間周波数のパケット信号が加えられ、周波数変換
器2において、周波数変換用局部発振器13により中間
周波数に変換され、中間周波増幅器3で増幅された後、
周波数検波器4で検波されてベースバンドに落とされ
る。このベースバンド信号は、キャリア検出器8に加え
られて信号入力の有無が判定され、信号入力が無いとフ
リップフロップ回路10をリセットする。このキャリア
検出は、図1に点線の矢印で示すように、IFA3から
の中間周波数信号を用いて行うようにしてもよい。フリ
ップフロップ回路10がリセットされると、サンプルア
ンドホールド回路12は全サンプル状態、すなわち掃引
電圧発生器11の出力の掃引波形、例えば鋸歯状波電圧
がそのまゝ出力され、この掃引波形で可変周波数発振器
13が駆動されて周波数掃引が行われる。
【0012】パケット信号の先頭にある中心周波数の信
号が入力信号端子1より入って来ると、周波数掃引によ
ってこの信号は中間周波増幅器3、周波数検波器4を通
過するから、キャリア検出器8は「信号あり」と判定す
る。その結果、フリップフロップ回路10はセット信号
が入り次第セットされるセット可能状態となる。例えば
このフリップフロップ回路10としてDタイプのフリッ
プフロップを用い、キャリア検出器8の「信号あり」は
論理の“1”としてD入力およびリセット入力に加えて
おけば、「信号なし」ではフリップフロップ回路10は
リセットされているが、「信号あり」ではクロックとし
ての正パルス入力があり次第セットされる、という状態
になる。
号が入力信号端子1より入って来ると、周波数掃引によ
ってこの信号は中間周波増幅器3、周波数検波器4を通
過するから、キャリア検出器8は「信号あり」と判定す
る。その結果、フリップフロップ回路10はセット信号
が入り次第セットされるセット可能状態となる。例えば
このフリップフロップ回路10としてDタイプのフリッ
プフロップを用い、キャリア検出器8の「信号あり」は
論理の“1”としてD入力およびリセット入力に加えて
おけば、「信号なし」ではフリップフロップ回路10は
リセットされているが、「信号あり」ではクロックとし
ての正パルス入力があり次第セットされる、という状態
になる。
【0013】一方、周波数検波器4の出力の復調ベース
バンド信号は、いまの場合中心周波数が掃引されている
から、鋸歯状波電圧で掃引されているとすれば、正から
負、または負から正へ直線的にレベルの変化していく傾
斜状の電圧信号が現れる。この信号はコンパレータ5に
加えられているので、基準電圧発生器6の基準電圧を例
えば0vとすれば、周波数検波器4の出力の復調ベース
バンド信号が0vを通過するときに、コンパレータ5の
出力は“1”から“0”へ、または“0”から“1”へ
反転する。変換点検出器9はこの反転が何れから何れへ
であっても正パルスを生じる。したがって、前述の説明
より、フリップフロップ回路10はセットされ、その結
果、サンプルアンドホールド回路12はフリップフロッ
プ回路10がセットされる直前の掃引電圧のサンプル値
をホールドする。このホールドによってVFO13の出
力周波数もそこでホールドされる。
バンド信号は、いまの場合中心周波数が掃引されている
から、鋸歯状波電圧で掃引されているとすれば、正から
負、または負から正へ直線的にレベルの変化していく傾
斜状の電圧信号が現れる。この信号はコンパレータ5に
加えられているので、基準電圧発生器6の基準電圧を例
えば0vとすれば、周波数検波器4の出力の復調ベース
バンド信号が0vを通過するときに、コンパレータ5の
出力は“1”から“0”へ、または“0”から“1”へ
反転する。変換点検出器9はこの反転が何れから何れへ
であっても正パルスを生じる。したがって、前述の説明
より、フリップフロップ回路10はセットされ、その結
果、サンプルアンドホールド回路12はフリップフロッ
プ回路10がセットされる直前の掃引電圧のサンプル値
をホールドする。このホールドによってVFO13の出
力周波数もそこでホールドされる。
【0014】このホールドされた掃引電圧のサンプル値
は、前述の説明から明らかなように、パケット信号の中
心周波数を、すなわちベースバンド信号の中心レベルを
“1”か“0”の判定基準レベル、すなわち閾値(thre
shold level)に等しくするための、IF部ではその中
心周波数誤差をゼロにするためのVFO制御電圧であ
る。したがって、このホールド状態のまゝで後続パケッ
ト信号を復調すれば、周波数誤差のない正しい復調を行
うことができる。
は、前述の説明から明らかなように、パケット信号の中
心周波数を、すなわちベースバンド信号の中心レベルを
“1”か“0”の判定基準レベル、すなわち閾値(thre
shold level)に等しくするための、IF部ではその中
心周波数誤差をゼロにするためのVFO制御電圧であ
る。したがって、このホールド状態のまゝで後続パケッ
ト信号を復調すれば、周波数誤差のない正しい復調を行
うことができる。
【0015】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、パケットの先頭に中心周波数を送出する区間が
あるFSK信号の掃引受信機において、極めて簡単な方
法で中心周波数誤差を補正することができるので、簡単
な回路で復調マージンを最大にすることができる。
よれば、パケットの先頭に中心周波数を送出する区間が
あるFSK信号の掃引受信機において、極めて簡単な方
法で中心周波数誤差を補正することができるので、簡単
な回路で復調マージンを最大にすることができる。
【図1】本発明の一実施例の回路構成図である。
1 信号入力端子 2 周波数変換器(CONV) 3 中間周波増幅器(IFA) 4 周波数検波器(FDET) 5 コンパレータ(COMP) 6 基準電圧発生器(REF) 7 復調信号出力端子 8 キャリア検出器(CD) 9 変換点検出器(TPG) 10 フリップフロップ回路(FF) 11 掃引電圧発生器(SVG) 12 サンプルアンドホールド回路(SAH) 13 可変周波数発振器(VFO)
Claims (2)
- 【請求項1】 パケットの先頭に中心周波数を送出する
区間を有する形式のパケットFSK信号用の掃引受信機
において、入力パケットFSK信号を検波した復調ベー
スバンド信号が入力され、上記パケットの先頭の区間で
該ベースバンド信号の変換点を通過する時点を検出する
変換点検出手段と、 上記時点において入力パケットFSK信号に対する掃引
電圧をホールドするホールド手段と、を備えたことを特
徴とする掃引受信機。 - 【請求項2】 前記変換点検出手段は、上記復調ベース
バンド信号と基準電圧を比較するコンパレータ、上記ベ
ースバンド信号又はIF信号の有無を検出するキャリア
検出器、 上記コンパレータの出力の前記検出時点での反転を検出
する変換点検出器及び上記変換点検出器の出力でセット
され上記キャリア検出器の信号なしの出力でリセットさ
れるフリップフロップで構成され、 前記ホールド手段は上記フリップフロップのセット出力
で掃引電圧のサンプル値をホールドするサンプルホール
ド回路から成ることを特徴とする請求項1記載の掃引受
信機。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10150685A JPH11330916A (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | 掃引受信機 |
US09/259,663 US6396882B1 (en) | 1998-05-14 | 1999-02-26 | Frequency scanning type receiver |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10150685A JPH11330916A (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | 掃引受信機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11330916A true JPH11330916A (ja) | 1999-11-30 |
Family
ID=15502233
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10150685A Pending JPH11330916A (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | 掃引受信機 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6396882B1 (ja) |
JP (1) | JPH11330916A (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3729366B2 (ja) * | 1996-11-29 | 2005-12-21 | 株式会社ゼネラル リサーチ オブ エレクトロニックス | パケットfsk受信機用クロック再生回路 |
JP3915854B2 (ja) * | 1997-11-13 | 2007-05-16 | 株式会社ゼネラル リサーチ オブ エレクトロニックス | 周波数掃引fsk受信機用afc回路 |
-
1998
- 1998-05-14 JP JP10150685A patent/JPH11330916A/ja active Pending
-
1999
- 1999-02-26 US US09/259,663 patent/US6396882B1/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6396882B1 (en) | 2002-05-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD13 | Notification of appointment of power of sub attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7433 Effective date: 20040511 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
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