JPH1133055A - おむつ、予備パッド並びに水分検知装置 - Google Patents

おむつ、予備パッド並びに水分検知装置

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Publication number
JPH1133055A
JPH1133055A JP9191204A JP19120497A JPH1133055A JP H1133055 A JPH1133055 A JP H1133055A JP 9191204 A JP9191204 A JP 9191204A JP 19120497 A JP19120497 A JP 19120497A JP H1133055 A JPH1133055 A JP H1133055A
Authority
JP
Japan
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sensor
moisture
diaper
absorbing
spare pad
Prior art date
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Pending
Application number
JP9191204A
Other languages
English (en)
Inventor
Shin Fujiya
冨士谷  伸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takazono Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Takazono Sangyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to JP9191204A priority Critical patent/JPH1133055A/ja
Publication of JPH1133055A publication Critical patent/JPH1133055A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被介護者が快適で且つ衛生的に使用する
ことができるおむつを提供する。 【解決手段】 水分を吸収する吸収部4 を具備するおむ
つにおいて、水分を検知するセンサー7 を取り付け可能
なセンサー取り付け部が吸収部4 内部に設けられてなる
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、おむつ、予備パッ
ド並びに水分検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、介護者は、寝たきり老人等の被介
護者に対して尿や便等の水分を吸収する高分子ポリマー
からなる吸収部を有するおむつを着用させることによっ
て介護している。
【0003】しかし、このように被介護者におむつをは
かせている場合、介護者が定期的におむつに触れて濡れ
の有無を確認しなければならず、介護者の負担になるば
かりでなく、被介護者も介護者に交換してもらうまでは
濡れたおむつを着用していなければならないため不快感
が長時間続くという問題がある。
【0004】このような問題を解決するため、水分を検
出するセンサーと該センサーに配線で接続され且つセン
サーが水分を検出すると発光して介護者に知らせる表示
装置を用いて、吸収部の外側にセンサーを載置し、水分
を浸透しない水分漏れ防止シートで吸収部を覆い、該水
分漏れ防止シートの外側に表示装置を取り付けることに
よって、夫々の被介護者のおむつを管理することも考え
られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記センサー
を用いておむつを管理する方法においては、センサーと
表示装置が配線で接続されているためセンサーのみを取
り替えることができず、センサーに付着した水分を拭き
取って何度も使用することが考えられ、衛生的ではない
という問題がある。
【0006】また、この方法においては介護者が被介護
者に取り付けられた表示装置を見るだけでおむつに触れ
なくても濡れの有無を確認することができる反面、表示
装置が被介護者に取り付けられているため、センサーが
用いられない上述のおむつと同様に、定期的におむつの
濡れの有無を確認しなければならず、介護者の負担にな
るという問題がある。
【0007】また、センサーと配線とが吸収部に取り付
けられているため、おむつを着用している被介護者にと
って違和感があるという問題もある。
【0008】さらに、介護者が複数の被介護者を介護し
ている場合には、被介護者毎に用いられる表示装置を一
つづつ見て回らなければならず、やはり介護者の負担に
なるという問題がある。
【0009】本発明は、以上のような問題点を解決する
ためになされたもので、衛生的なおむつを提供すること
を課題とする。
【0010】本発明の他の課題は、介護者が一又は複数
の被介護者のおむつを一括して管理することが可能な水
分検知装置を提供することにある。
【0011】本発明の更に他の課題は、被介護者が快適
に着用することができるおむつを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた本発明に係るおむつは、水分を吸収する吸収
部4 を具備するおむつにおいて、水分を検知するセンサ
ー7 を取り付け可能なセンサー取り付け部8 が吸収部4
内部に設けられてなることを特徴とする。このように、
センサー取り付け部8 が設けられていることにより、セ
ンサーを容易に吸収部に取り付けることができる。
【0013】ここで、「水分」とは、尿のみならず、便
等の水分をも意味する。
【0014】本発明に係るおむつは、請求項2記載の如
く、前記センサー取り付け部8 にシート状のセンサー7
が取り付けられていることが、おむつの着用者がセンサ
ー7を意識することなく快適におむつを着用することが
できるため好ましい。
【0015】本発明に係るおむつは、請求項3記載の如
く、前記センサー取り付け部8 が吸収部4 のうち人体に
当接する側の表面付近に設けられていることが、尿等の
水分を早急に且つ正確にセンサーで検知することができ
るため好ましい。
【0016】本発明に係るおむつは、請求項4記載の如
く、水分を吸収する吸収部4 を具備するおむつにおい
て、水分を検知するセンサーが前記吸収部4 表面に固着
されていることを特徴とする。このようにセンサーが吸
収部4 表面に固着されていることにより、センサー7が
不用意に移動したり外れたりすることを防止することが
できる。
【0017】本発明に係るおむつは、請求項5記載の如
く、前記センサー7 が吸収部4 表面に印刷されているこ
とが、センサー7 を容易に且つ安価に形成することがで
きるため好ましい。
【0018】本発明に係る予備パッドは、請求項6記載
の如く、おむつの吸収部4 に載置可能で且つ水分を吸収
する予備パッド本体6 内部に水分を検知するセンサー7
を取り付け可能なセンサー取り付け部18が設けられてい
ることを特徴としている。このように予備パッド本体6
内部にセンサー7 が取り付け可能であるから、おむつに
予備パッド本体6 を載置した場合にあっても、予備パッ
ド本体6 にセンサー7 を取り付けることができ、従って
正確に尿等の水分を検知することができる。
【0019】本発明に係る予備パッドは、請求項7記載
の如く、前記センサー取り付け部18にシート状のセンサ
ー7 が取り付けられてなることが、予備パッド本体6 を
載置したおむつをセンサーによる違和感無く着用するこ
とができるため好ましい。
【0020】本発明に係る予備パッドは、請求項8記載
の如く、前記センサー取り付け部18は、予備パッド本体
6 のうち人体に当接する側の表面付近に設けられている
ことが、尿等の水分を早急に且つ正確にセンサーで検知
することができるため好ましい。
【0021】本発明に係る予備パッドは、請求項9記載
の如く、水分を吸収する予備パッド本体6 の表面に水分
を検知するセンサー7 が固着されていることを特徴とす
る。このようにセンサーが予備パッドに固着されている
ことにより、センサーが不用意に移動したり外れたりす
ることを防止することができる。
【0022】本発明に係る予備パッドは、請求項10記
載の如く、前記センサー7 が予備パッド表面に印刷され
てなることが、センサーを容易に且つ安価に形成するこ
とができるため好ましい。
【0023】本発明に係る水分検知装置は、請求項11
記載の如く、水分を吸収するおむつの吸収部4 及び予備
パッド6 の少なくとも一方の内部に取り付け可能で水分
を検知するセンサー7 と、該センサーが水分を検知した
ことを表示する表示装置15とを具備していることを特徴
とする。このように、吸収部4 と予備パッド6 の少なく
とも一方の内部に取り付け可能られるセンサー7 によっ
て確実に水分を検知することができ、更に水分を検知し
たことを表示装置によって表示することができるので、
介護者は表示装置を確認するだけでおむつや予備パッド
の濡れを容易に知ることができる。
【0024】本発明に係る水分検知装置は、請求項12
記載の如く、水分を吸収するおむつの吸収部4 及び予備
パッド6 の少なくとも一方の表面に固着され、水分を検
知するセンサー7 と、該センサー7 が水分を検知したこ
とを表示する表示装置15とを具備していることを特徴と
する。このように、吸収部4 と予備パッド6 の少なくと
も一方の表面にセンサー7 が取り付けられているため、
おむつに予備パッド6を用いても容易に水分を検知する
ことができる。また、水分を検知したことを表示装置15
で表示することができるので、介護者がおむつに触れる
ことなくおむつの濡れを知ることができる。
【0025】本発明に係る水分検知装置は、請求項13
記載の如く、水分を吸収するおむつの吸収部4 の内部に
取り付けられ、水分を検知するセンサー7 と、該センサ
ー7が水分を検知したことを表示する表示装置15とを具
備していることを特徴とする。このようにおむつの吸収
部4 の内部にセンサー7 が取り付けられるので、水分を
吸収すると早急に検知することができ、また検知したこ
とを表示装置15によって確認することができるので、介
護者が容易におむつの濡れを知ることができる。
【0026】本発明に係る水分検知装置は、請求項14
記載の如く、水分を吸収するおむつの吸収部4 の表面に
固着され、水分を検知するセンサー7 と、該センサー7
が水分を検知したことを表示する表示装置15とを具備し
ていることを特徴とする。このようにセンサーが吸収部
の表面に固着されているので、水分を正確に検出するこ
とができ、且つ水分を検出すると表示装置で表示するこ
とができるので介護者が容易におむつの濡れを知ること
ができる。
【0027】本発明に係る水分検知装置は、請求項15
記載の如く、前記センサー7 には水分を検知すると検知
信号を送信する送信器14が設けられ、前記表示装置15に
は前記検知信号を受信すべく受信器16が設けられてなる
ことが、センサーから離れていても介護者が表示装置15
を見ることにより水分を検知することができるため好ま
しい。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基づいて説明する。図1は本発明に係るおむつ
の一実施の形態の斜視図を示し、図2は図1のA−A線
の断面拡大図を示す。図1において、1 は尿、便等の水
分を吸収する、例えば高分子ポリマー等から構成され、
略矩形状に形成される水分保持部を示し、2 は水分が逆
流しない防水性の材質、例えばポリエチレン等のフィル
ムから構成され、水分保持部1 の一表面側を覆うように
載置され且つ長手方向の両端が幅広に形成された逆浸透
防止部を示し、3 は逆浸透防止部2 とは逆の表面を覆う
ように水分保持部1 に載置され、逆浸透防止部2 と同形
状に形成され逆浸透防止部2 と側縁部で接着される(図
2参照)表面シートを示す。該表面シート3 は尿等の水
分を水分保持部1 へ透過する例えば不織布から構成され
る。また、4 は前記水分保持部1 と表面シート3とから
構成される吸収部を示し、上述の水分保持部1 、逆浸透
防止部2 、及び表面シート3 とからおむつ(以下、おむ
つ本体という)5 が構成される。また、8は空間部を示
し、該空間部には後に述べるシート状のセンサー7 を挿
入可能とされておりセンサー取り付け部としての役割を
果たす。
【0029】9 はおむつ本体5 の幅広に形成された一端
部に設けられ、おむつ本体5 の幅広に形成された他端部
の逆浸透防止部2 に接着可能なテープを示す。テープ9
は、一側縁に二個程度設けられることが、確実に逆浸透
防止部に接着することができるため好ましい。
【0030】また、図1において、おむつ本体5 には、
尿の多い人や就寝時等に水分を多く吸収することができ
るよう、予備パッド6 が載置されている。予備パッド
(以下、予備パッド本体という)6 は、図2に示すよう
に、尿、便等の水分を吸収する水分保持部11と、水分保
持部11の一表面に載置され且つ長手方向の両端が幅広に
形成された逆浸透防止部12と、水分保持部11の表面のう
ち逆浸透防止部12とは逆の表面に載置されており、逆浸
透防止部12と同形状に形成される表面シート13とから構
成されている。更に、予備パッド本体6 の中央部付近に
於いて、水分保持部11の上面は空間部18を介して表面シ
ート13と接している。尚、前記水分保持部11、逆浸透防
止部12、表面シート13は、それぞれおむつ本体5 の水分
保持部1 、逆浸透防止部2 、表面シート3 と同様の材質
が用いられ得る。
【0031】7 は略矩形のシート状に形成された水分を
検知するセンサーを示し、このセンサー7 は互いに離間
して設けられた二枚の電極から構成されている。該セン
サー7 は、表面シート13に設けられた切込み(図示せ
ず)から予備パッド本体6 の空間部18に挿入されること
により取り付けられ得る。即ち、空間部18はセンサー7
の取り付け部(センサー取り付け部)としての役割を果
たし、センサー7 は予備パッド本体6 の内部で且つ表面
付近(表面シート3 の裏面側)に取り付け可能となる。
【0032】また、図3は本発明に係る水分検知装置の
一実施の形態の斜視図を示し、センサー7 には、図3に
示すように水分を検知すると検知信号を送信する送信器
14が設けられている。そして、送信器14から送信された
信号を無線で受信するべく設けられた受信器16が、ナー
スセンター等に取り付けられた表示装置15に内蔵されて
いる。
【0033】上述のように構成される予備パッド本体6
が載置されたおむつ本体5 は、次のようにして用いられ
る。まず、予備パッド本体6 の逆浸透防止部2 の表面の
うち、水分保持部1 と反対側の表面に設けられたテープ
(図示せず)をおむつ本体5 の表面シート3 に接着して
予備パッド本体6 をおむつ本体5 に固定する。このと
き、シート状のセンサー7 は、予め予備パッド本体6 の
空間部18に挿入して予備パッド本体6 に取り付けてお
く。
【0034】次に、寝たきり老人等の被介護者におむつ
本体5 の幅広な部分が腹部付近に当接し、且つ予備パッ
ド本体6 の少なくとも一部が被介護者に当接するように
被介護者におむつ本体5 を当てる。次に、おむつ本体5
の一方の幅広な部分に設けられたテープ9 を他方の幅広
の部分の逆浸透防止部2 の被介護者の腹部のサイズに合
わせた位置に接着することにより、被介護者におむつを
着用させる。
【0035】被介護者が排尿する等して予備パッド本体
6 の水分保持部11が濡れるとセンサー7 の電極間が水分
により導通することによりセンサー7 が水分を検知す
る。センサー7 が水分を検知すると、センサー7 に設け
られた送信器14から、水分を検知したことを示す検知信
号18が送信される。送信された検知信号18は、表示装置
15に設けられた受信器16で受信され、センサー7 が水分
を検知したことを表示装置15の表示部17で表示する。
【0036】このように、予備パッド本体6 の内部で且
つ表面付近にセンサー7 が取り付けられ、水分を検知す
るので、おむつに予備パッドを用いても水分を検知する
ことができる。更にセンサー7 はシート状であるから、
おむつを着用する被介護者は、センサー7 が当接して不
快になったり、意識したりすることなく快適におむつを
着用することができる。
【0037】また、センサー7 が水分を検知したこと、
すなわち予備パッドが濡れていることを表示装置15で表
示することができるので、介護者が予備パッド6 に触れ
ることなく予備パッド6 の濡れを知ることができる。従
って、介護者は一々被介護者の予備パッド本体6 を定期
的に触れなくても予備パッド本体6 の濡れを知ることが
できるので、介護者の負担を軽減することができる。
【0038】更に、センサー7 が水分を検知するとすぐ
に検知信号を送信し、表示装置に設けられた受信器でそ
の検知信号を受信するので、予備パッドが濡れているこ
とを早急に介護者に知らせることができる。従って、被
介護者は長時間濡れた予備パッドを着用して不快な思い
をすることがない。
【0039】また、センサーと表示装置は、無線で検知
信号の送受信を行うことができるので、介護者が待機す
る場所に表示装置を設置すれば、介護者は定期的に被介
護者を見回らなくてもおむつの濡れを知ることができ
る。従って、介護者の負担を軽減することができる。
【0040】また、複数の被介護者を一人の介護者で介
護している場合等は、被介護者に取り付けられたセンサ
ーの夫々に表示装置を対応させ、夫々の送信器の送信す
る検知信号の周波数を異ならせ、それを受信する受信器
もそれに対応する周波数の検知信号を受信するように構
成し、表示装置の表示部に被介護者のID等を表示させ
る等の方法により、複数の表示装置をナースセンター等
の介護者が待機する場所に設置することもできる。この
ように、特定の場所に複数の表示装置を設置することに
より、介護者は複数の被介護者のおむつ(予備パッド)
の濡れを一箇所に居ながらにして容易に知ることができ
る。従って、介護者の被介護者を見回る負担を大幅に軽
減することができる。
【0041】使用後の予備パッド本体6 をセンサー7 と
ともに廃棄し、おむつ本体5 を再度使用する場合には、
おむつ本体5 の空間部8 に新たにセンサー7 を挿入すれ
ば、センサー7 を何度も使用することによる不衛生を防
止することができる。
【0042】本実施の形態においては、予備パッド6 の
空間部18にセンサー7 を取り付けたが、予備パッド6 の
空間部18とおむつ本体5 の空間部8 の夫々にセンサー7,
7 を取り付けてもよく、またおむつ本体5 の空間部8 に
のみセンサー7 を取り付けてもよいが、排尿等による予
備パッドの濡れを早急に検知するためには、少なくとも
予備パッド6 の空間部18にはセンサー7 を取り付けるこ
とが好ましい。
【0043】また、予備パッド本体を用いずにおむつ本
体のみを着用する場合には、表面シート3 に設けられた
切込み(図示せず)からシート状のセンサー7 を挿入し
て、上述と同様におむつ本体を被介護者に着用させて使
用することができる。このように使用する場合にも被介
護者は、上述と同様に、センサーを意識することなく快
適におむつ本体を着用することができる。
【0044】上述の実施の形態においては、おむつ本体
において水分保持部と表面シートから吸収部を構成した
が、表面シートが設けられない場合には、水分保持部が
吸収部を構成するものとし、その場合には、水分保持部
(吸収部)の表面付近に設置することができるよう、セ
ンサー取り付け部としての空間部が設けられ、該空間部
にセンサーが挿入される。
【0045】上述の実施の形態においては、予備パッド
本体及びおむつ本体において、水分保持部の表面シート
側にセンサー取り付け部としての空間が設けられたが、
水分保持部の逆浸透防止部側に空間が設けられていても
よい。
【0046】また、センサーは予備パッド本体とおむつ
本体に夫々テープ等により固着されていてもよい。この
ようにセンサーが固着されていれば、被介護者が激しく
動いたとしても、センサーが被介護者の動きによって不
用意に移動したり、外れたりして水分を検知しなくなる
畏れがなく、正確に水分を検知することができる。
【0047】また、予備パッド本体とおむつ本体におい
て、夫々の表面シートに導電性材料を印刷することによ
り、導電性材料からなるセンサーを表面シートに固着し
てもよい。このように、表面シートにセンサーが印刷さ
れれば、センサーが表面シートと一体であるからセンサ
ーを何度も使用することが無く、非常に衛生的である。
しかも、低コストでセンサーを形成することができる。
【0048】また、センサー、おむつ本体、及び予備パ
ッド本体の形状は上述に限定されることなく、適宜変更
可能である。また、上述の実施の形態において、センサ
ーは二枚の電極で構成されたが、このような構成に限定
されることなく、一定量の水分を検知すると導通するよ
うなセンサーを用いるなど適宜変更可能である。
【0049】上述の実施の形態において、受信器は表示
装置に内蔵されたが、受信器の設けられる位置は表示装
置内部に限定されず、受信器と表示装置が遠隔地にあ
り、該受信器と表示装置が有線で接続されていてもよ
い。
【0050】また、表示装置における表示方法は、上述
の文字に限定されず、例えばブザー等の音を発生させ
る、発光素子で光を発する等、適宜変更可能である。
【0051】
【発明の効果】本発明に係るおむつによれば、水分を吸
収する吸収部を具備するおむつにおいて、水分を検知す
るセンサーを取り付け可能なセンサー取り付け部が吸収
部内部に設けられているので、センサーを容易に吸収部
に取り付けることができる。
【0052】また、前記センサー取り付け部にシート状
のセンサーが取り付けられていれば、おむつの着用者が
センサーを意識することなく快適におむつを着用するこ
とができる。
【0053】さらに、前記センサー取り付け部が吸収部
のうち人体に当接する側の表面付近に設けられていれ
ば、尿等の水分を早急に且つ正確にセンサーで検知する
ことができる。
【0054】本発明に係るおむつによれば、水分を検知
するセンサーが吸収部表面に固着されているので、セン
サーが不用意に移動したり外れたりすることを防止する
ことができる。従って、被介護者の動きに関わらずセン
サーは正確に水分を検知することができる。
【0055】本発明に係るおむつによれば、前記センサ
ーが吸収部表面に印刷されていれば、センサーを安価に
形成することができる。
【0056】本発明に係る予備パッドによれば、おむつ
の吸収部に載置可能で且つ水分を吸収する予備パッド本
体内部に水分を検知するセンサーを取り付け可能なセン
サー取り付け部が設けられているから、おむつに予備パ
ッド本体を載置した場合にあっても、予備パッド本体に
センサーを取り付けることができ、従って正確に尿等の
水分を検知することができる。
【0057】本発明に係る予備パッドによれば、前記セ
ンサー取り付け部にシート状のセンサーが取り付けられ
ていれば、被介護者は予備パッド本体を載置したおむつ
をセンサーによる違和感無く着用することができる。
【0058】本発明に係る予備パッドによれば、前記セ
ンサー取り付け部は、予備パッド本体6 のうち人体に当
接する側の表面付近に設けられていれば、尿等の水分を
早急に且つ正確にセンサーで検知することができる。従
って被介護者は予備パッドが濡れた状態で長時間不快な
思いをすることなく、快適に予備パッドを着用すること
ができる。
【0059】本発明に係る予備パッドによれば、水分を
吸収する予備パッド本体の表面に水分を検知するセンサ
ーが固着されているので、センサーが不用意に移動した
り外れたりすることを防止することができ、従って被介
護者の動きに関わらずセンサーは正確に水分を検知する
ことができる。
【0060】本発明に係る予備パッドによれば、前記セ
ンサーが予備パッド表面に印刷されてなれば、センサー
を容易に且つ安価に形成することができる。
【0061】本発明に係る水分検知装置によれば、水分
を吸収するおむつの吸収部及び予備パッドの少なくとも
一方の内部に取り付け可能で水分を検知するセンサー
と、該センサーが水分を検知したことを表示する表示装
置とを具備しているので、介護者は水分を検知したこと
を表示装置によって知ることができる。
【0062】本発明に係る水分検知装置によれば、吸収
部と予備パッドの少なくとも一方の表面にセンサーが取
り付けられているため、おむつに予備パッドを用いても
容易に水分を検知することができる。また、水分を検知
したことを表示装置で表示することができるので、介護
者がおむつに触れることなくおむつや予備パッドの濡れ
を知ることができる。
【0063】本発明に係る水分検知装置によれば、おむ
つの吸収部の内部にセンサーが取り付けられるので、水
分を吸収すると早急に検知することができ、また水分を
検知したことを表示装置によって確認することができる
ので、介護者が容易におむつの濡れを知ることができ
る。
【0064】本発明に係る水分検知装置によれば、水分
を吸収するおむつの吸収部の表面に固着され、水分を検
知するセンサーと、該センサーが水分を検知したことを
表示する表示装置とを具備しているので、水分を正確に
検出することができ、且つ水分を検出すると表示装置で
表示することができる。従って介護者が表示装置を確認
するだけで容易におむつの濡れを知ることができる。
【0065】本発明に係る水分検知装置は、前記センサ
ーには水分を検知すると検知信号を送信する送信器が設
けられ、前記表示装置には前記検知信号を受信すべく受
信器が設けられてなれば、センサーから離れていても介
護者が表示装置を見ることにより水分を検知することが
でき、従って介護者の被介護者を見回る負担を軽減する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るおむつの一実施の形態を示す斜視
図。
【図2】図1のA−A線の断面拡大図。
【図3】本発明に係る水分検知装置の一実施の形態を示
す斜視図。
【符号の説明】
1 水分保持部 2 逆浸透防止部 3 表面シート 4 吸収部 5 おむつ本体 6 予備パッド本体 7 センサー 8 空間部(センサー取り付け部) 14 送信器 15 表示装置 16 受信器 18 空間部(センサー取り付け部)

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水分を吸収する吸収部(4) を具備するお
    むつにおいて、水分を検知するセンサー(7) を取り付け
    可能なセンサー取り付け部(8) が吸収部(4) 内部に設け
    られてなることを特徴とするおむつ。
  2. 【請求項2】 前記センサー取り付け部(8) にシート状
    のセンサー(7) が取り付けられてなる請求項1記載のお
    むつ。
  3. 【請求項3】 前記センサー取り付け部(8) は、吸収部
    (4) のうち人体に当接する側の表面付近に設けられてな
    る請求項1又は2記載のおむつ。
  4. 【請求項4】 水分を吸収する吸収部(4) を具備するお
    むつにおいて、水分を検知するセンサー(7) が前記吸収
    部(4) 表面に固着されてなることを特徴とするおむつ。
  5. 【請求項5】 前記センサー(7) が吸収部(4) 表面に印
    刷されてなる請求項4記載のおむつ。
  6. 【請求項6】 おむつの吸収部(4) に載置可能で且つ水
    分を吸収する予備パッド本体(6) 内部に水分を検知する
    センサー(7) を取り付け可能なセンサー取り付け部(18)
    が設けられてなることを特徴とする予備パッド。
  7. 【請求項7】 前記センサー取り付け部(18)にシート状
    のセンサー(7) が取り付けられてなる請求項6記載の予
    備パッド。
  8. 【請求項8】 前記センサー取り付け部(18)は、予備パ
    ッド本体(6) のうち人体に当接する側の表面付近に設け
    られてなる請求項6又は7記載の予備パッド。
  9. 【請求項9】 水分を吸収する予備パッド本体(6) の表
    面に水分を検知するセンサー(7) が固着されてなること
    を特徴とする予備パッド。
  10. 【請求項10】 前記センサー(7) が予備パッド本体
    (6) の表面に印刷されてなる請求項9記載の予備パッ
    ド。
  11. 【請求項11】 水分を吸収するおむつの吸収部(4) 及
    び予備パッド(6) の少なくとも一方の内部に取り付け可
    能で水分を検知するセンサー(7) と、該センサー(7) が
    水分を検知したことを表示する表示装置(15)とを具備し
    てなることを特徴とする水分検知装置。
  12. 【請求項12】 水分を吸収するおむつの吸収部(4) 及
    び予備パッド(6) の少なくとも一方の表面に固着され、
    水分を検知するセンサー(7) と、該センサー(7) が水分
    を検知したことを表示する表示装置(15)とを具備してな
    ることを特徴とする水分検知装置。
  13. 【請求項13】 水分を吸収するおむつの吸収部(4) の
    内部に取り付けられ、水分を検知するセンサー(7) と、
    該センサー(7) が水分を検知したことを表示する表示装
    置(15)とを具備してなることを特徴とする水分検知装
    置。
  14. 【請求項14】 水分を吸収するおむつの吸収部(4) の
    表面に固着され、水分を検知するセンサー(7) と、該セ
    ンサー(7) が水分を検知したことを表示する表示装置(1
    5)とを具備してなることを特徴とする水分検知装置。
  15. 【請求項15】 前記センサー(7) には水分を検知する
    と検知信号を送信する送信器(14)が設けられ、前記表示
    装置(15)には前記検知信号を受信すべく受信器(16)が設
    けられてなる請求項11〜14の何れかに記載の水分検
    知装置。
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