JPH11330175A - 半導体装置およびその製造方法ならびに半導体装置のバーンイン方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法ならびに半導体装置のバーンイン方法

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JPH11330175A
JPH11330175A JP13180298A JP13180298A JPH11330175A JP H11330175 A JPH11330175 A JP H11330175A JP 13180298 A JP13180298 A JP 13180298A JP 13180298 A JP13180298 A JP 13180298A JP H11330175 A JPH11330175 A JP H11330175A
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semiconductor device
semiconductor
conductor
burn
wafer
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JP13180298A
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Satoshi Yamamoto
聡 山本
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Hitachi Ltd
Hitachi Solutions Technology Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi ULSI Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウエハ状態の半導体装置のバーンインにおけ
る試験時間を短縮できる半導体装置およびその製造方法
ならびに半導体装置のバーンイン方法を提供する。 【解決手段】 ウエハ1に配置されている複数の半導体
チップ2における各々の半導体チップ2の少なくとも2
個以上の半導体チップ2の表面に設置されている同一機
能のパッド3が導電体4で電気的に接続されているもの
である。また、本発明の半導体装置のバーンイン方法
は、ウエハ1に配置されている複数の半導体チップ2に
おける各々の半導体チップ2の少なくとも2個以上の半
導体チップ2の表面に設置されている同一機能のパッド
3が電気的に接続されている導電体4にプローブ針を当
てて、試験を行うものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置および
その製造方法ならびに半導体装置のバーンイン方法に関
し、特に、ウエハ状態の半導体装置のバーンインにおけ
る試験時間を短縮できる半導体装置およびその製造方法
ならびに半導体装置のバーンイン方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ところで、本発明者は、ウエハ状態の半
導体装置のバーンイン方法について検討した。以下は、
本発明者によって検討された技術であり、その概要は次
のとおりである。
【0003】すなわち、LSI(Large Scale Integrat
ed Circuit)などの半導体装置のバーンイン方法とし
て、バーンイン装置を使用して、ウエハ状態の半導体装
置である半導体チップの試験(ウエハバーンイン)を行
っている。
【0004】この場合、1枚のウエハには、例えば19
6個(横方向の一列に14個の半導体チップが配列され
ており、縦方向の一列に14個の半導体チップが配列さ
れていることにより、14個×14個=196個)の半
導体チップが配列されている。
【0005】そして、ウエハ状態の半導体装置のバーン
イン方法を行う際に、各々の半導体チップ毎に、その半
導体チップにおけるパッドに電気力を印加している。
【0006】なお、バーンイン技術について記載されて
いる文献としては、例えば1991年9月28日、日刊
工業新聞社発行の「半導体製造装置用語辞典−第2版
−」p267〜270に記載されているものがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述したウ
エハ状態の半導体装置のバーンイン方法によれば、ウエ
ハ状態の半導体装置のバーンイン方法を行う際に、各々
の半導体チップ毎に、その半導体チップにおけるパッド
に電気力を印加していることにより、各々の半導体チッ
プ毎に10秒〜20秒程度の時間が必要となるので、ウ
エハに配置されている全半導体チップ(ウエハ状態の半
導体装置)のバーンインにおける試験時間が極めて増大
し、半導体装置のバーンインにおける試験時間が多く必
要となるという問題点が発生している。
【0008】本発明の目的は、ウエハ状態の半導体装置
のバーンインにおける試験時間を短縮できる半導体装置
およびその製造方法ならびに半導体装置のバーンイン方
法を提供することにある。
【0009】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0011】すなわち、(1)本発明の半導体装置は、
ウエハに配置されている複数の半導体チップにおける各
々の半導体チップの少なくとも2個以上の半導体チップ
の表面に設置されている同一機能のパッドが導電体で電
気的に接続されているものである。
【0012】(2)本発明の半導体装置の製造方法は、
複数の半導体チップを備えているウエハにおける各々の
半導体チップの少なくとも2個以上の半導体チップの表
面に設置されている同一機能のパッドを導電体によって
電気的に接続する製造工程を有するものである。
【0013】(3)本発明の半導体装置のバーンイン方
法は、ウエハに配置されている複数の半導体チップにお
ける各々の半導体チップの少なくとも2個以上の半導体
チップの表面に設置されている同一機能のパッドが電気
的に接続されている導電体にプローブ針を当てて、試験
を行うものである。
【0014】なお、本明細書において、半導体装置の概
念には最終的な製品である半導体装置はもちろん、いわ
ゆる前工程の最終段階で製造される半導体ウエハをも含
む。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明す
るための全図において同一機能を有するものは同一の符
号を付し、重複説明は省略する。
【0016】図1は、本発明の一実施の形態である半導
体装置が形成されている半導体チップが配置されている
ウエハの平面の一部を透視的に示す概略平面図である。
図2は、図1におけるA−A矢視断面を拡大して示す概
略断面図である。本実施の形態の半導体装置は、複数の
MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effe
ct Transistor )を有する半導体集積回路装置である。
【0017】図1および図2に示すように、本実施の形
態のウエハ1には、複数のMOSFETを有する半導体
集積回路装置が形成されている半導体チップ2が、複数
個配置されている。この場合、1枚のウエハ1には、例
えば196個(横方向の一列に14個の半導体チップ2
が配列されており、縦方向の一列に14個の半導体チッ
プ2が配列されていることにより、14個×14個=1
96個)の半導体チップ2が配列されている。また、各
々の半導体チップ2の間には、ストリートが配置されて
おり、そのストリートは、ウエハ1を個々の半導体チッ
プ2に分割する際に、ダイシング装置によって、ウエハ
1の表面に引掻き傷をいれるスクライブ部となってい
る。
【0018】また、半導体チップ2の中央部には、複数
のボンディングパッドからなるパッド3が配置されてい
る。
【0019】さらに、本実施の形態のウエハ1の表面に
は、横方向に配置されている複数の半導体チップ2にお
ける各々の半導体チップ2の表面に設置されている同一
機能のパッド3が導電体4で電気的に接続されている。
【0020】この場合、導電体4は、半導体装置のバー
ンイン方法を行う際に、プローブ針が当てられて、導電
体4によって電気的に接続されている半導体チップ2が
同時に試験が行われる態様としているための導電体であ
る。
【0021】本実施の形態のウエハ1は、ウエハ状の例
えば単結晶シリコンからなるp型の半導体基板5の表面
の選択的な領域に素子分離用のフィールド絶縁膜が形成
されており、半導体基板5の活性領域にMOSFETが
形成されている。
【0022】また、半導体基板5の上の半導体チップ2
の領域に多層配線層が形成されている。この場合、半導
体チップ2の領域の多層配線層は、絶縁膜6の上に第1
の配線層7が形成されており、層間絶縁膜8の上に第2
の配線層9が形成されており、絶縁膜10の表面にプラ
グ11を介して第2の配線層9と電気的に接続されてい
るパッド3が形成されている。また、パッド3の表面が
露出している表面保護膜としてのパッシベーション膜1
2が形成されており、同一機能のパッド3の表面とパッ
シベーション膜12の表面に導電体4が形成されてい
る。
【0023】次に、本実施の形態の半導体装置のバーン
イン方法を説明する。
【0024】まず、本実施の形態の半導体チップ2と導
電体4を有するウエハ1を、エージングにおけるバーン
イン装置にセットした後、ウエハ状態の半導体装置であ
る半導体チップ2の試験(ウエハバーンイン)を行う。
【0025】この場合、ウエハ1に配置されている複数
の半導体チップ2における各々の半導体チップ2におけ
るウエハ1の横方向に配置されている複数の半導体チッ
プ2における各々の半導体チップ2の表面に設置されて
いる同一機能のパッド3が導電体4によって電気的に接
続されていることにより、縦方向の一列における横方向
の半導体チップ2の表面に設置されている同一機能のパ
ッド3が電気的に接続されている導電体4にプローブ針
を当てて、試験を行う。
【0026】その後、縦方向の二列から最終列までの導
電体4にプローブ針を各々の列に当てて、各々の列の試
験を行う。
【0027】前述した本実施の形態の半導体装置のバー
ンイン方法によれば、ウエハ1における縦方向の各列に
おける横方向の半導体チップ2の表面に設置されている
同一機能のパッド3が電気的に接続されている導電体4
にプローブ針を当てて、試験を行っていることにより、
縦方向の各列における横方向の半導体チップ2である例
えば14個の半導体チップ2を同時に試験することがで
きるので、例えば14個という複数個の半導体チップ2
を1個の半導体チップの試験時間である10秒〜20秒
程度の時間をもって試験することができる。
【0028】したがって、本実施の形態の半導体装置の
バーンイン方法によれば、試験時間を短縮することがで
きることにより、スループットの向上を行うことができ
るので、半導体装置の原価の低減を行うことができる。
【0029】本実施の形態の半導体装置によれば、ウエ
ハ1に配置されている複数の半導体チップ2における各
々の半導体チップ2におけるウエハ1の横方向に配置さ
れている複数の半導体チップ2における各々の半導体チ
ップ2の表面に設置されている同一機能のパッド3が導
電体4によって電気的に接続されていることにより、半
導体装置のバーンイン方法における試験をする際に、縦
方向の各列における横方向の半導体チップ2である例え
ば14個の半導体チップ2を同時に試験することができ
る。したがって、試験時間を短縮することができること
により、スループットの向上を行うことができるので、
半導体装置の原価の低減を行うことができる。
【0030】次に、本実施の形態の半導体装置の製造方
法を説明する。
【0031】まず、ウエハ状の例えば単結晶シリコンか
らなるp型の半導体基板5の表面の選択的な領域を熱酸
化してLOCOS(Local Oxidation of Silicon)構造
の酸化シリコン膜からなる素子分離用のフィールド絶縁
膜を形成した後、半導体基板5の活性領域にMOSFE
Tを形成する。この製造工程および後述する製造工程は
ウエハ処理をもって行っている。また、MOSFETの
形成の際には、先行技術を用いて行っているものであ
る。
【0032】すなわち、半導体基板5の表面に例えば酸
化シリコン膜などからなるゲート絶縁膜を形成した後、
ゲート絶縁膜の上にゲート電極を形成した後、半導体基
板5の表面が露出している領域にn型の不純物をイオン
注入し、拡散してMOSFETのソースおよびドレイン
となるn型の半導体領域を形成する。
【0033】次に、半導体基板5の上に絶縁膜6を形成
する。絶縁膜6は、例えば酸化シリコン膜をCVD(Ch
emical Vapor Deposition )法により形成した後、表面
研磨を行いその表面を平坦化処理することにより、平坦
化された絶縁膜6を形成する。平坦化処理は、絶縁膜6
の表面を例えばエッチバック法または化学機械研磨(C
MP)法により平坦にする態様を採用することができ
る。
【0034】次に、リソグラフィ技術および選択エッチ
ング技術を用いて、絶縁膜6の選択的な領域にスルーホ
ールを形成した後、スルーホールに例えば導電性多結晶
シリコン膜またはタングステンなどの導電性材料を埋め
込んで、半導体チップ2の領域のスルーホールにプラグ
を形成する。
【0035】次に、半導体基板5の上に、第1の配線層
7を形成する。この場合、第1の配線層7は、例えばア
ルミニウム層をスパッタリング法を使用して堆積した
後、リソグラフィ技術と選択エッチング技術とを使用し
て、配線パターンを形成している。
【0036】その後、半導体基板5の上に層間絶縁膜8
を形成する。層間絶縁膜8は、例えば酸化シリコン膜を
CVD法により形成した後、表面研磨を行いその表面を
平坦化処理することにより、平坦化された層間絶縁膜8
を形成する。平坦化処理は、層間絶縁膜8の表面を例え
ばエッチバック法またはCMP法により平坦にする態様
を採用することができる。
【0037】次に、リソグラフィ技術および選択エッチ
ング技術を用いて、層間絶縁膜8の選択的な領域にスル
ーホールを形成した後、スルーホールに例えばタングス
テンなどの導電性材料を埋め込んで、半導体チップ2の
領域のスルーホールにプラグを形成する。
【0038】次に、半導体基板5の上に、第2の配線層
9を形成する。この場合、第2の配線層9は、例えばア
ルミニウム層をスパッタリング法を使用して堆積した
後、リソグラフィ技術と選択エッチング技術とを使用し
て、配線パターンを形成している。
【0039】その後、半導体基板5の上に絶縁膜10を
形成する。絶縁膜10は、例えば酸化シリコン膜をCV
D法により形成した後、表面研磨を行いその表面を平坦
化処理することにより、平坦化された絶縁膜10を形成
する。平坦化処理は、絶縁膜10の表面を例えばエッチ
バック法またはCMP法により平坦にする態様を採用す
ることができる。
【0040】次に、リソグラフィ技術および選択エッチ
ング技術を用いて、絶縁膜10の選択的な領域にスルー
ホールを形成した後、スルーホールに例えばタングステ
ンなどの導電性材料を埋め込んで、半導体チップ2の領
域のスルーホールにプラグ11を形成する。
【0041】次に、半導体基板5の上に、例えばアルミ
ニウムからなる配線層を形成した後、リソグラフィ技術
および選択エッチング技術を用いて、半導体チップ2の
領域にパッド3を形成する。その後、必要に応じて、例
えば金からなる薄膜を形成した後、リソグラフィ技術お
よび選択エッチング技術を用いて、半導体チップ2の領
域のパッド3に金薄膜を形成する。
【0042】その後、半導体基板5の上にパッシベーシ
ョン膜12を形成する。パッシベーション膜12は、例
えば窒化シリコン膜をCVD法により形成した後、リソ
グラフィ技術および選択エッチング技術を用いて、パッ
ド3表面のパッシベーション膜12を選択的に取り除く
作業を行う(図3および図4)。この場合、パッシベー
ション膜12は、例えば窒化シリコン膜の上に例えば樹
脂膜を積層した積層構造などのパッシベーション膜の態
様とすることができる。
【0043】次に、半導体チップ2におけるパッド3の
表面に例えばはんだからなる接着剤を付着した後、パッ
ド3の材料とは異なる材料である例えば銅からなる線状
態の導電体4をパッド3の上に配置する。その後、接着
剤の熱処理を行って、接着剤によって、パッド3と導電
体4とを電気的に接続する(図1および図2)。この場
合、例えばはんだからなる接着剤は、パッド3の材料と
は異なる材料からなる接着剤を採用している。
【0044】なお、パッド3と導電体4とを電気的に接
続する場合の他の態様として、半導体基板5の上に、パ
ッド3の材料とは異なる材料である例えば銅からなる導
電体4をスパッタリング法を使用して堆積した後、リソ
グラフィ技術と選択エッチング技術とを使用して、導電
体4となるパターンを形成する態様など種々の態様とす
ることができる。
【0045】また、前述した製造工程において、パッド
3の材料とは異なる材料である例えば銅からなる導電体
4をパッド3の上に配置していることにより、半導体装
置のバーンイン作業を終了した後に、不要となった導電
体4を取り除く際に、パッド3の材料とは異なる材料で
ある例えば銅からなる導電体4であるので、パッド3が
エッチングされるのを防止した状態で、導電体4のみを
選択エッチングする場合、容易な製造工程によって、導
電体4のみを取り除くことができる。
【0046】前述した本実施の形態の半導体装置の製造
方法によれば、半導体チップ2におけるパッド3の表面
に例えばはんだからなる接着剤を付着した後、パッド3
の材料とは異なる材料である例えば銅からなる線状態の
導電体4をパッド3の上に配置する。その後、接着剤の
熱処理を行って、接着剤によって、パッド3と導電体4
とを電気的に接続している。また、パッド3と導電体4
とを電気的に接続する場合の他の態様として、半導体基
板5の上に、パッド3の材料とは異なる材料である例え
ば銅からなる導電体4をスパッタリング法を使用して堆
積した後、リソグラフィ技術と選択エッチング技術とを
使用して、導電体4となるパターンを形成する態様など
種々の態様とすることができる。
【0047】したがって、本実施の形態の半導体装置の
製造方法によれば、製造工程を簡単にできると共に導電
体4を高製造歩留りで製造することができる。
【0048】また、本実施の形態の半導体装置の製造方
法によれば、パッド3の材料とは異なる材料である例え
ば銅からなる導電体4をパッド3の上に配置しているこ
とにより、半導体装置のバーンイン作業を終了した後
に、不要となった導電体4を取り除く際に、パッド3の
材料とは異なる材料である例えば銅からなる導電体4で
あるので、パッド3がエッチングされるのを防止した状
態で、導電体4のみを選択エッチングする場合、容易な
製造工程によって、導電体4のみを取り除くことができ
る。
【0049】以上、本発明者によってなされた発明を実
施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実
施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0050】例えば、前述した実施の形態の半導体装置
における導電体4は、横方向に配置されている複数の半
導体チップ2における各々の半導体チップ2の表面に設
置されている同一機能のパッド3が導電体4で電気的に
接続されているが、導電体4を、各々の前記半導体チッ
プ2の少なくとも2個以上の半導体チップ2の表面に設
置されている同一機能のパッド3が導電体で電気的に接
続されている態様とすることができる。
【0051】また、前述した実施の形態の半導体装置に
おける導電体4は、横方向に配置されている複数の半導
体チップ2における各々の半導体チップ2の表面に設置
されている同一機能のパッド3が導電体4で電気的に接
続されているが、導電体4を、縦方向に配置されている
複数の半導体チップ2における各々の半導体チップ2の
表面に設置されている同一機能のパッド3が導電体4で
電気的に接続されている態様とすることができる。
【0052】さらに、前述した実施の形態の半導体装置
における導電体4は、横方向に配置されている複数の半
導体チップ2における各々の半導体チップ2の表面に設
置されている同一機能のパッド3が導電体4で電気的に
接続されているが、導電体4を、横方向および縦方向に
配置されている複数の半導体チップ2における各々の半
導体チップ2の表面に設置されている同一機能のパッド
3が導電体4で電気的に接続されている態様とすること
ができる。この場合、半導体装置のバーンイン方法にお
ける試験時間を極めて短縮することができる。
【0053】また、本発明は、MOSFET、CMOS
FET、BiCMOSFETなどを構成要素とするDR
AM(Dynamic Random Access Memory)またはSRAM
(Static Random Access Memory )などの総パッド数が
多いメモリ系を有する半導体集積回路装置などの半導体
装置およびその製造方法ならびに半導体装置のバーンイ
ン方法に適用できる。
【0054】また、本発明は、MOSFET、CMOS
FET、BiCMOSFET、バイポーラトランジスタ
などを構成要素とするロジック系などの種々の半導体集
積回路装置などの半導体装置およびその製造方法ならび
に半導体装置のバーンイン方法に適用できる。
【0055】また、導電体4は除去されなくても良く、
半導体チップ2は残存しても良い。ただし、この場合、
導電体4は1つのパッド3にのみ接続されているか、同
一機能のパッド3に接続されていることを要する。な
お、この場合半導体チップ2間の導電体4は、チップの
スクライブにより切断できる。
【0056】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0057】(1).本発明の半導体装置のバーンイン
方法によれば、ウエハにおける縦方向の各列における横
方向の半導体チップの表面に設置されている同一機能の
パッドが電気的に接続されている導電体にプローブ針を
当てて、試験を行っていることにより、縦方向の各列に
おける横方向の半導体チップである例えば14個の半導
体チップを同時に試験することができるので、例えば1
4個という複数個の半導体チップを1個の半導体チップ
の試験時間である10秒〜20秒程度の時間をもって試
験することができる。
【0058】したがって、本発明の半導体装置のバーン
イン方法によれば、試験時間を短縮することができるこ
とにより、スループットの向上を行うことができるの
で、半導体装置の原価の低減を行うことができる。
【0059】(2).本発明の半導体装置によれば、ウ
エハに配置されている複数の半導体チップにおける各々
の半導体チップにおけるウエハの横方向に配置されてい
る複数の半導体チップにおける各々の半導体チップの表
面に設置されている同一機能のパッドが導電体によって
電気的に接続されていることにより、半導体装置のバー
ンイン方法における試験をする際に、縦方向の各列にお
ける横方向の半導体チップである例えば14個の半導体
チップを同時に試験することができる。したがって、試
験時間を短縮することができることにより、スループッ
トの向上を行うことができるので、半導体装置の原価の
低減を行うことができる。
【0060】(3).本発明の半導体装置の製造方法に
よれば、半導体チップにおけるパッドの表面に例えばは
んだからなる接着剤を付着した後、パッドの材料とは異
なる材料である例えば銅からなる線状態の導電体をパッ
ドの上に配置する。その後、接着剤の熱処理を行って、
接着剤によって、パッドと導電体とを電気的に接続して
いる。また、パッドと導電体とを電気的に接続する場合
の他の態様として、半導体基板の上に、パッドの材料と
は異なる材料である例えば銅からなる導電体をスパッタ
リング法を使用して堆積した後、リソグラフィ技術と選
択エッチング技術とを使用して、導電体となるパターン
を形成する態様など種々の態様とすることができる。
【0061】したがって、本発明の半導体装置の製造方
法によれば、製造工程を簡単にできると共に導電体を高
製造歩留りで製造することができる。
【0062】(4).本発明の半導体装置の製造方法に
よれば、パッドの材料とは異なる材料である例えば銅か
らなる導電体をパッドの上に配置していることにより、
半導体装置のバーンイン作業を終了した後に、不要とな
った導電体を取り除く際に、パッドの材料とは異なる材
料である例えば銅からなる導電体であるので、パッドが
エッチングされるのを防止した状態で、導電体のみを選
択エッチングする場合、容易な製造工程によって、導電
体のみを取り除くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である半導体装置が形成
されている半導体チップが配置されているウエハの平面
の一部を透視的に示す概略平面図である。
【図2】図1におけるA−A矢視断面を拡大して示す概
略断面図である。
【図3】本発明の一実施の形態である半導体装置の製造
工程を示す概略平面図である。
【図4】図3におけるB−B矢視断面を拡大して示す概
略断面図である。
【符号の説明】
1 ウエハ 2 半導体チップ 3 パッド 4 導電体 5 半導体基板 6 絶縁膜 7 第1の配線層 8 層間絶縁膜 9 第2の配線層 10 絶縁膜 11 プラグ 12 パッシベーション膜

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエハに配置されている複数の半導体チ
    ップにおける各々の前記半導体チップの少なくとも2個
    以上の前記半導体チップの表面に設置されている同一機
    能のパッドが導電体で電気的に接続されていることを特
    徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置であって、前
    記導電体は、ウエハ状態の半導体装置のバーンイン方法
    を行う前に形成されており、前記バーンイン方法が終了
    した後に、前記導電体が取り除かれていることを特徴と
    する半導体装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の半導体装置であ
    って、前記導電体の材料は、前記パッドの材料とは異な
    る材料であることを特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の半
    導体装置であって、前記導電体は、前記ウエハに横方向
    または縦方向に配置されている複数の半導体チップにお
    ける各々の前記半導体チップの表面に設置されている同
    一機能のパッドを電気的に接続させていることを特徴と
    する半導体装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の半
    導体装置であって、前記導電体は、前記ウエハに配置さ
    れている複数の半導体チップにおける各々の前記半導体
    チップの表面に設置されている同一機能のパッドを電気
    的に接続させていることを特徴とする半導体装置。
  6. 【請求項6】 複数の半導体チップを備えているウエハ
    における各々の前記半導体チップの少なくとも2個以上
    の前記半導体チップの表面に設置されている同一機能の
    パッドを導電体によって電気的に接続する製造工程を有
    することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の半導体装置の製造方法で
    あって、前記導電体の材料は、前記パッドの材料とは異
    なる材料が使用されて、前記導電体が形成されることを
    特徴とする半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の半
    導体装置のバーンイン方法であって、ウエハに配置され
    ている複数の半導体チップにおける各々の前記半導体チ
    ップの少なくとも2個以上の前記半導体チップの表面に
    設置されている同一機能のパッドが電気的に接続されて
    いる導電体にプローブ針を当てて、試験を行うことを特
    徴とする半導体装置のバーンイン方法。
JP13180298A 1998-05-14 1998-05-14 半導体装置およびその製造方法ならびに半導体装置のバーンイン方法 Withdrawn JPH11330175A (ja)

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