JPH11329993A - 基板処理装置および基板処理方法 - Google Patents

基板処理装置および基板処理方法

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JPH11329993A
JPH11329993A JP13360998A JP13360998A JPH11329993A JP H11329993 A JPH11329993 A JP H11329993A JP 13360998 A JP13360998 A JP 13360998A JP 13360998 A JP13360998 A JP 13360998A JP H11329993 A JPH11329993 A JP H11329993A
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JP
Japan
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substrate
temperature
substrate processing
energy
processing apparatus
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Application number
JP13360998A
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English (en)
Inventor
Hideo Nishihara
英夫 西原
Kenichi Yokouchi
健一 横内
Mitsuhiro Masuda
充弘 増田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ランプからの放射エネルギーを石英窓を介し
て基板に照射することにより基板の加熱制御を行う場合
に、石英窓が放出する放射エネルギーの変動の影響を受
けてしまう。 【解決手段】 石英窓3の温度を測定する放射温度計4
bを設け、石英窓3の測定温度を制御部5に取り入れ
る。また、制御部5では石英窓3が放出する放射エネル
ギーを求め、基板9に与えられるべき総エネルギーから
石英窓3が放出する放射エネルギーを減算し、ランプ2
1から石英窓3を介して基板9に与えられるべき透過エ
ネルギーを求める。そして、この透過エネルギーを基板
9に与えるべくランプ21に電力を供給する。これによ
り、基板9に与えられる総エネルギーは石英窓3が放出
する放射エネルギーの変動の影響を受けない。また、基
板処理装置1の予備加熱が不要となり、スループットの
向上を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置製造
用の半導体基板や液晶表示器等に用いられるガラス基板
等(以下、「基板」と総称する。)に加熱を伴う処理を
施す基板処理装置および基板処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、基板に加熱を伴う処理を施す
際には基板の品質を保つために基板の温度を測定しなが
ら加熱源の制御を行っている。図8は基板に加熱を伴う
処理を施す基板処理装置であるランプアニール装置の従
来の制御系の一例を制御ブロックにて示す図である。
【0003】ランプアニール装置は、ランプ101から
の光を石英窓103を介して基板9に照射することで基
板9に加熱を伴う処理を施す装置であり、図8では加熱
源であるランプ101と基板9の温度を測定する温度計
102とを制御対象として模式的に示しており、また、
オーバーシュートやアンダーシュートを効果的に抑制す
ることができるPIDフィードバック制御が用いられる
ものとして示している。
【0004】図8に示す制御系では、予め定められた目
標温度プロファイル(時間の経過と温度との関係)に沿
って変化する目標温度Tsと温度計102からの基板9
の測定温度Twとの差に対してPID演算が行われる。
これにより、目標温度Tsと測定温度Twとの差を減じる
ような電力がランプ101に与えられるべき電力として
求められる。この電力をランプ101に与えることによ
り基板9の温度が目標温度プロファイルに沿って変化
し、基板9に適切な加熱処理が施される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図8に示す
ような石英窓103を介して基板9を加熱する基板処理
装置では、加熱中の基板9が有するエネルギーは、「ラ
ンプ101からの(石英窓103を透過する)放射エネ
ルギー」、「石英窓103から放出される放射エネルギ
ー」および「基板9が処理室(チャンバ)内に持ち込む
エネルギー」の合計である。ここで、「ランプ101か
らの放射エネルギー」の値は制御系で制御される値であ
り、「基板9がチャンバ内に持ち込むエネルギー」の値
は基板9の温度を測定することにより制御系での演算処
理に取り込まれる値であり、これらの値は制御に用いら
れる値となる。
【0006】しかし、処理において比較的高温となる
「石英窓103から放出される放射エネルギー」は制御
系に取り込まれないために制御の外乱となる。その結
果、基板処理装置の運転開始直後の場合と運転開始後あ
る程度時間が経過した場合とでは石英窓103の温度が
異なることから適切なPIDパラメータが異なったもの
となるという問題が生じる。
【0007】例えば、石英窓103の温度が常温の状態
から複数枚の基板9を1枚ずつ処理していく一連の処理
を開始した場合、最初の基板9の処理における石英窓1
03の時間平均の温度はある程度処理を繰り返した後の
処理における石英窓103の時間平均の温度よりも低
い。したがって、基板9の処理を多数回繰り返した後に
PIDパラメータを設定し、その後、基板処理装置の運
転をしばらく停止したとすると、次に基板9の処理を開
始した直後は安定した制御が行われなくなる。すなわ
ち、石英窓103から放出される放射エネルギーはPI
Dパラメータを設定した時点のものよりも小さく、か
つ、石英窓103から放出される放射エネルギーは制御
系に取り込まれないので石英窓103からの放射エネル
ギー不足が外乱となってしまう。
【0008】そこで、従来より処理を開始する前に基板
処理装置を予備加熱するという方法が採用されている。
しかし、予備加熱は基板処理装置のスループットを低下
させる原因となる。
【0009】この発明は上記課題に鑑みなされたもので
あり、石英窓から放出される放射エネルギーの変動の影
響を受けない基板の温度制御を実現することを目的とし
ている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、基板
に加熱を伴う処理を施す基板処理装置であって、処理が
施される基板に向けて放射エネルギーを放出する加熱手
段と、前記基板と前記加熱手段との間に設けられた透過
窓と、前記基板の温度を測定する第1の測定手段と、前
記透過窓の温度を測定する第2の測定手段と、前記第1
および第2の測定手段からの測定温度に基づいて前記加
熱手段を制御する制御手段とを備える。
【0011】請求項2の発明は、請求項1に記載の基板
処理装置であって、前記制御手段が、前記第2の測定手
段からの測定温度に基づいて前記透過窓が放出する放射
エネルギーを求める手段を有する。
【0012】請求項3の発明は、請求項2に記載の基板
処理装置であって、前記制御手段が、前記第1の測定手
段からの測定温度および所望の目標温度に基づいて前記
基板に与られるべき総エネルギーを求める手段と、前記
総エネルギーから前記透過窓が放出する放射エネルギー
を減算することにより、前記加熱手段から前記透過窓を
透過して前記基板に与えられるべき透過エネルギーを求
める手段とをさらに有する。
【0013】請求項4の発明は、請求項3に記載の基板
処理装置であって、前記制御手段が、前記透過エネルギ
ーに基づいて前記加熱手段に与えられるべき電力を求め
る手段をさらに有する。
【0014】請求項5の発明は、請求項1ないし4のい
ずれかに記載の基板処理装置であって、前記第2の測定
手段が、前記透過窓からの放射エネルギーを受けて前記
透過窓の温度を測定する放射温度計である。
【0015】請求項6の発明は、請求項1ないし4のい
ずれかに記載の基板処理装置であって、前記第2の測定
手段が、前記透過窓に接触して温度を測定する接触式温
度計である。
【0016】請求項7の発明は、請求項1ないし6のい
ずれかに記載の基板処理装置であって、前記加熱手段が
ランプを有し、前記透過窓が石英により形成されてい
る。
【0017】請求項8の発明は、基板に加熱を伴う処理
を施す基板処理方法であって、(a)処理が施される基板
の温度を測定する工程と、(b) 加熱手段と前記基板との
間に設けられた透過窓の温度を測定する工程と、(c) 前
記工程(a)および(b)により得られた測定温度に基づいて
前記加熱手段を制御することにより、前記加熱手段から
の放射エネルギーを前記透過窓を介して前記基板に照射
する工程と、(d) 前記工程(a)ないし(c)を繰り返す工程
とを有する。
【0018】請求項9の発明は、請求項8に記載の基板
処理方法であって、前記工程(c)が、前記工程(b)により
得られた測定温度に基づいて前記透過窓が放出する放射
エネルギーを求める工程を有する。
【0019】請求項10の発明は、請求項9に記載の基
板処理方法であって、前記工程(c)が、前記工程(a)によ
り得られた測定温度および所望の目標温度に基づいて前
記基板に与られるべき総エネルギーを求める工程と、前
記総エネルギーから前記透過窓が放出する放射エネルギ
ーを減算することにより、前記加熱手段から前記透過窓
を透過して前記基板に与えられるべき透過エネルギーを
求める工程とをさらに有する。
【0020】
【発明の実施の形態】<1. 装置構成>図1は、この
発明の一の実施の形態である基板処理装置1の構成の概
略を示す図である。なお、図1では装置本体を縦断面図
にて示し、電気的構成についてはブロック図にて示して
いる。
【0021】基板処理装置1はハロゲンランプであるラ
ンプ21を用いて基板9に加熱を伴う様々な処理を施す
装置であり、いわゆるランプアニール装置の構成となっ
ている。基板処理装置1は基板9に照射すべき光(放射
エネルギー)を放出するランプ21、ランプ21に電力
を供給するランプ電源部22、ランプ21と基板9との
間に配置されて基板9の処理空間とランプ21の配置空
間とを隔離する石英により形成された石英窓3、基板9
の温度を測定する放射温度計4a、石英窓3の温度を測
定する放射温度計4b、および、放射温度計4a、4b
からの測定結果に基づいてランプ電源部22を制御する
制御部5を有している。
【0022】また、ランプ21はランプハウス61の内
側に複数取り付けられて基板9の上方に位置し、ランプ
ハウス61の内面はランプ21からの光が反射されて効
率よく基板9に照射されるように鏡面に加工されてい
る。基板9の側方および下方はチャンバ本体62により
覆われており、チャンバ本体62の上部を石英窓3が塞
ぐようにしてチャンバ本体62と石英窓3とが基板9の
処理空間を形成している。なお、チャンバ本体62の内
部もランプ21からの光を効率よく反射するように鏡面
に加工されている。
【0023】さらに、ランプハウス61の上部中央には
貫通孔を塞ぐように測定窓611が埋め込まれており、
この測定窓611を介して放射温度計4bが石英窓3か
らの光(放射エネルギー)を受けて石英窓3の温度を測
定するようになっている。チャンバ本体62の下部にも
同様に貫通孔を塞ぐように測定窓621が埋め込まれて
おり、この測定窓621を介して放射温度計4aが基板
9からの光(放射エネルギー)を受けて基板9の温度を
測定するようになっている。
【0024】この基板処理装置1は上記構成により、予
め定められた目標温度プロファイルに沿って基板9の温
度が変化するようにランプ電源部22をPIDフィード
バック制御にて制御する。そして、処理に際しては基板
9をチャンバ本体62内に搬入した後に基板9の周囲を
所定のガスの雰囲気とし、適切な基板9の温度制御を行
うことにより基板9に所定の加熱処理を施す。
【0025】図2は、制御部5の内部構成を示す図であ
る。なお、この基板処理装置1では制御部5として図2
に示すような通常のコンピュータ・システム(以下、
「コンピュータ」という。)を利用するようになってい
るが、専用の電気的回路として構成されていてもよい。
【0026】制御部5は、各種演算処理を実行するCP
U501、基本的プログラムを記憶するROM502、
制御のためのプログラムを記憶するRAM503、放射
温度計4aからの測定温度である信号を取り込む基板温
度入力インターフェイス504a、放射温度計4bから
の測定温度である信号を取り込む窓温度入力インターフ
ェイス504b、ランプ電源部22への制御信号を送り
出すランプ信号出力インターフェイス505、制御部5
への入力を受け付けるキーボードやマウス等の入力部5
06、制御部5の状態を表示する表示部507、所要の
データやプログラムを記憶する固定ディスク508、プ
ログラム等を記録媒体509aから読み取る読取部50
9、および他の装置との通信を行う通信インターフェイ
ス510を直接あるいはインターフェイス(I/F)を
適宜介してバスライン5Bに接続するようにして有して
いる。
【0027】RAM503には処理用制御プログラム5
31が記憶されており、CPU501がこのプログラム
に従った演算処理を実行することによりコンピュータで
ある制御部5が後述するPIDフィードバック制御を行
う。
【0028】なお、RAM503に記憶されている各種
プログラムは磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディス
ク等の各種記録媒体509aから読取部509を介して
記憶されるようになっていてもよく、固定ディスク50
8から読み出されるようになっていてもよい。さらに、
これらのプログラムはROM502に記憶されていても
よく、予めプログラムを記憶させたROM502を制御
部5に装着することで各種プログラムが制御部5に取り
込まれるようになっていてもよい。
【0029】<2. 制御の原理>図1に示す基板処理
装置1では、基板9の温度の制御において石英窓3から
放出される放射エネルギーの変動の影響を受けないよう
になっているが、基板9の温度制御の内容を説明する前
に、この基板処理装置1において石英窓3からの放射エ
ネルギーの変動の影響を除去した制御が実現される原理
および制御の前提として必要となる演算方法について図
3を参照しながら説明する。
【0030】なお、図3では色温度T0のランプ21か
ら放出される放射エネルギーをLb(T0)で示し、放射エ
ネルギーLb(T0)のうち温度T1の石英窓3を透過する
透過エネルギーをTq(T1)で示し、石英窓3自体から放
出される放射エネルギーをLq(T1)で示すとともに、ラ
ンプ21からの透過エネルギーTq(T1)および石英窓3
からの放射エネルギーLq(T1)が基板9に与えられる様
子を概念的に示している。また、ランプハウス61およ
びチャンバ本体62内部は鏡面に加工されているため、
透過エネルギーTq(T1)および放射エネルギーLq(T1)
の全てが基板9に与えられるものとして説明する。
【0031】石英窓3からの放射エネルギーLq(T1)の
変動の影響を取り除くためには基板9に照射されるべき
総エネルギーから石英窓3からの放射エネルギーLq(T
1)を取り除いたエネルギーをランプ21から基板9に照
射される透過エネルギーTq(T1)とする必要がある。
【0032】ここで、基板9に与えられるべき総エネル
ギーは基板9の測定温度(の変化)に基づいて求められ
るものであることから、基板9の適正な温度制御を実現
するために必要となる演算処理は、石英窓3の温度を測
定することにより石英窓3からの放射エネルギーLq(T
1)を求める演算処理と、ランプ21に与えられる電力と
透過エネルギーTq(T1)との関係を求める演算処理とな
る。これらの演算処理により、制御部5によるランプ2
1の制御に制御部5が直接制御できない石英窓3からの
放射エネルギーLq(T1)の変動の影響を取り込むことが
可能となる。
【0033】そこで、まず石英窓3の温度から石英窓3
から放出される放射エネルギーLq(T1)を求める方法に
ついて説明し、続いてランプ21に与えられる電力と透
過エネルギーTq(T1)との関係について説明する。
【0034】図1に示す基板処理装置1では通常、石英
窓3に冷却用のエアがランプ21側から吹き付けられて
いる。このときの石英窓3の温度は約600℃となり、
ウィーン(Wien)の変位則より放射スペクトルのピーク波
長は、約4.8μmとなる。また、石英の放射率は4.
5μm以上で大きくかつ安定しているので石英を灰色体
(放射率が波長に依存せずに一定)とみなすことができ
(正確には4.5μm以上の波長域において灰色体とみ
なすことができるが、ピーク波長がおよそ4.8μmで
あることから全波長域において灰色体とみなして取り扱
うことができる)、ステファン−ボルツマン(Stefan-Bo
ltzmann)の法則より、石英窓3から放出される放射エネ
ルギーLq(T1)は、
【0035】
【数1】
【0036】と近似できる。ただし、εqは波長4.5
μm以上における石英の放射率であるが、数1では波長
域を考慮することなく0.9として取り扱うことができ
る。また、εqは温度に依存しない値とみなす。σはス
テファン−ボルツマン定数を示す。なお、上記数1は加
熱中の石英窓3の温度に基づいて導いているが、石英窓
3の温度が低温の場合も数1が満たされるものとして取
り扱うこととする。
【0037】基板処理装置1では数1に示される式を用
いて石英窓3の温度から石英窓3から放出される放射エ
ネルギーLq(T1)を求めるようにしている。
【0038】次に、ランプ21に供給される電力Pと基
板9に与えられる透過エネルギーTq(T1)との関係につ
いて説明する。
【0039】図4はランプ21に供給される電力Pとラ
ンプ21のフィラメントの色温度T0との関係を示すグ
ラフである。図4に示すように供給電力Pとフィラメン
トの色温度T0との関係は予め測定により求めることが
でき、電力Pの増加とともに色温度T0は緩やかなS字
曲線に沿って増加するようになっている。
【0040】次に、ランプ21から放出される放射エネ
ルギーLb(T0)の分光放射エネルギーをLbs(λ,T0)と
表現すると、石英の吸収端波長はおよそ4.5μm(正
確には石英の厚さにより吸収端波長は若干変動するが、
ランプ21を覆う石英管や石英窓3の吸収端波長は4.
5μmとみなすことができる。)であり、石英は波長
4.5μm以下の放射エネルギーのみを透過するので、
ランプ21から石英窓3を透過して基板9に与えられる
透過エネルギーTq(T1)は、
【0041】
【数2】
【0042】と示される。ここで、tq(T1)は石英の透
過率を示し、波長4.5μm以下では一定であるものと
みなすことができる。
【0043】ところで、ランプ21からの放射エネルギ
ーLb(T0)の分光分布の特性からランプ21は灰色体と
して扱うことができ、ランプ21からの全放射エネルギ
ーLb(T0)と波長帯0〜4.5μmの放射エネルギーと
の比F(0〜4.5)が一般に、
【0044】
【数3】
【0045】となることが知られている。ただし、εb
(T0)は黒体放射に対するランプ21の放射の比(ラン
プ21を灰色体をみなすことによりεb(T0)は波長に依
存しないものとして扱っている)であり、c1は第1放
射定数であり、c2は第2放射定数である。したがっ
て、色温度T0の際に基板9に照射される透過エネルギ
ーTq(T1)は、
【0046】
【数4】
【0047】として求めることができる。すなわち、図
4に示すグラフと数4に示す式とからランプ21に供給
される電力Pと透過エネルギーTq(T1)との関係を求め
ることができる。
【0048】<3. 制御動作>次に、基板処理装置1
の制御部5が実際に行う制御動作について図5および図
6を参照しながら説明する。図5は制御部5が行う制御
方法を示す制御ブロック図であり、ランプ21と放射温
度計4aとを制御対象として模式的に示している。図6
は制御動作を示す流れ図である。
【0049】この基板処理装置1では基板9の温度Tw
が放射温度計4aにより測定され、石英窓3の温度T1
が放射温度計4bにより測定されるようになっており、
温度制御動作では、まずこれらの放射温度計からの測定
温度が制御部5に取り込まれる(ステップS11、S1
2)。
【0050】制御部5では予め記憶されている目標温度
プロファイルを参照しつつ処理を開始してからの経過時
間に基づいて目標温度Tsが求められ、この目標温度Ts
から基板9の測定温度Twが演算部51(図5に示すブ
ロック等を便宜上「演算部」と呼ぶ。以下同様)におい
て減算される(ステップS13)。これにより、適正な
温度に対する実際の基板9の温度の誤差が求められる。
【0051】温度の誤差が求められるとこの誤差に対し
て演算部52においてPID演算が行われ、ランプ21
に与えられるべき仮の電力Peが求められる(ステップ
S14)。なお、実際の演算では、PID演算の近似式
が用いられる。
【0052】この仮の電力Peは理論的には石英窓3か
らの放射エネルギーが存在しないと仮定した場合にラン
プ21に与えられるべき電力を示している。ただし、P
ID演算に用いられるPIDパラメータは実際には次の
ようにして予め求めらる。 基板処理装置1をしばらく運転した後に(すなわち、
繰り返し行われる処理に対して石英窓3の温度変化が安
定するようになってから)PIDパラメータを調整しな
がら処理を繰り返す。 安定した温度制御となるPIDパラメータを見つけだ
し、このときのPIDパラメータをこの処理に適したP
IDパラメータとする。
【0053】次に、この仮の電力Peに基づいて仮の透
過エネルギーTqe(T1)が演算部53において求められ
る(ステップS15)。仮の透過エネルギーTqe(T1)
は、仮の電力Peをランプ21に与えた場合に図4に示
したグラフから求められる仮の色温度T0eに基づいて数
4を利用して、
【0054】
【数5】
【0055】により求められる。ただし、石英の透過率
tq(T1)は温度に依存しないとみなして、
【0056】
【数6】
【0057】として演算を行う。すなわち、この制御部
5の例では仮の透過エネルギーTqe(T1)を求めるには
石英窓3の温度T1は用いられないようになっている。
もちろん、温度T1を用いて計算を行うようになってい
てもよい。
【0058】以上の計算により求められた仮の透過エネ
ルギーTqe(T1)はPID演算により求められた仮の電
力Peに基づくものであり、基板9に与えられるべき総
エネルギーを示す値となる。
【0059】そこで、次に石英窓3から放出される放射
エネルギーLq(T1)が測定された温度T1に基づいて数
1にて示した計算(εq=0.9とする)を行って演算
部54において求められる(ステップS16)。そし
て、仮の透過エネルギーTqe(T1)から放射エネルギー
Lq(T1)を演算部55において減算することにより、実
際に基板9に与えられるべき透過エネルギーTq(T1)が
求められる(ステップS17)。
【0060】基板9に与えられるべき実際の透過エネル
ギーTq(T1)が求められると、演算部56において数4
にて示す計算を逆算することにより、実際の透過エネル
ギーTq(T1)を基板9に与えるために必要なランプ21
の色温度T0が求められる。さらに、図4に示したグラ
フを参照して色温度T0とするために必要なランプ21
への供給電力Pが求められる(ステップS18)。
【0061】ランプ21に与えられるべき電力Pが求め
られるとこの電力Pがランプ21に供給される(ステッ
プS19)。これにより、ランプ21からは石英窓3を
透過して透過エネルギーTq(T1)が基板9に与えられる
とともに石英窓3からは放射エネルギーLq(T1)が基板
9に与えられ、仮の透過エネルギーTqe(T1)、すなわ
ち適切な温度制御が実現されるエネルギーが基板9に与
えられることとなる。
【0062】例えば、基板9の目標温度、昇温速度、基
板9の大きさ、基板9の温度特性等が同じ場合に石英窓
3の温度が高くなると、すなわち放射エネルギーLq(T
1)が大きくなると透過エネルギーTq(T1)の演算結果が
小さくなり、ランプ21に供給される電力Pも小さくな
る。逆に、石英窓3の温度が低くなると、すなわち放射
エネルギーLq(T1)が小さくなると透過エネルギーTq
(T1)の演算結果が大きくなり、ランプ21に供給され
る電力Pも大きくなる。このように、石英窓3の温度が
変動しても加熱中のある時点における基板9が受ける総
エネルギーは毎回同様になり、石英窓3からの放射エネ
ルギーLq(T1)の変動が基板9に与えられる総エネルギ
ーに影響を与えることはない。
【0063】以上のことから、ステップS11〜S19
に示す動作を迅速に繰り返し実行することで(ステップ
S20)、石英窓3からの放射エネルギーの変動の影響
を受けることなく基板9の温度を目標温度プロファイル
に沿って変化させるフィードバック制御が実現される。
【0064】なお、既述のようにこの実施の形態では図
5に示す各演算部の機能は図2に示す処理用制御プログ
ラム531が実行されることにより実現されるようにな
っているが、各演算部は専用の電気的回路として構築さ
れていてもよい。
【0065】以上、制御部5の制御動作について説明し
てきたが、この制御部5では石英窓3の測定温度T1を
制御系に取り込むことで基板9の温度制御において石英
窓3温度の変動、すなわち石英窓3からの放射エネルギ
ーLq(T1)の変動の影響を受けないようにしている。そ
の結果、目標温度、昇温速度、基板9の温度特性等が同
一であれば基板9の温度制御は一度設定されたPIDパ
ラメータを変更せずに常に適正に行うことができる。例
えば、基板処理装置1の運転開始直後のように石英窓3
の温度が安定していない状態であってもPIDパラメー
タの調整を行うことなく基板9の処理が可能となる。ま
た、予備加熱も不要となり、基板処理装置のスループッ
トの向上も図ることができる。
【0066】<4. 石英窓の温度測定方法の他の例>
図1では石英窓3の温度を放射温度計4bを用いて測定
する場合を示しているが、石英窓3の温度測定は石英窓
3に接触して温度を測定する接触式温度計を用いてもよ
い。図7(a)および(b)は接触式温度計4cを用いて石英
窓3の温度を測定する場合の手法を例示したものであ
る。
【0067】図7(a)ではランプハウス61の隅にに微
小径の貫通孔を形成し、この貫通孔を介して接触式温度
計4cの熱電対41を石英窓3の表面に接着するように
している。熱電対41の直径はランプ21から基板9へ
到達する光の妨げとならないよう0.5mm以下とする
ことが好ましい。
【0068】また、図7(b)では石英窓3の側端面から
微小径の横孔を設け、この横孔に接触式温度計4cの熱
電対を挿入配置する場合を示す図である。この場合にお
いても、ランプ21からの光の妨げとならないよう横孔
の直径は1mm以下とすることが好ましい。
【0069】また、図1ではランプハウス61の上部中
央から放射温度計4bを用いて石英窓3の温度を測定す
る場合を示しているが、放射温度計4bを配置する位置
は石英窓3の上部中央に限定されずいずれの位置であっ
てもよい。ただし、基板9が石英窓3の中央下方に配置
され、石英窓3の温度変化が中央付近において大きいこ
とを考慮した場合、ランプハウス61の上部中央から石
英窓3の中央付近の温度を放射温度計4bを用いて測定
することが好ましいといえる。
【0070】なお、放射温度計4a、4bによる温度測
定に用いる波長をランプ21からの光の波長帯よりも長
波長とすることで、放射温度計4a、4bがランプ21
からの光の影響を受けない測定を行うようになってい
る。
【0071】<5. 変形例>以上、この発明の一の実
施の形態である基板処理装置1の構成および制御動作に
ついて説明してきたが、この発明は上記実施の形態に限
定されるものではなく様々な変形が可能である。
【0072】例えば、基板処理装置1として図1ではハ
ロゲンランプを用いるランプアニール装置を示している
が、ランプの種類はアークランプ等の他の種類であって
もよい。さらに、加熱源はランプに限定されるものでは
なく、例えば熱線として放射エネルギーを放出するヒー
タであってもよい。
【0073】また、上記実施の形態では加熱源からの放
射エネルギーを透過する部材として石英窓3を用いてい
るが、材質は石英に限定されるものではなく、例えばサ
ファイアであってもよい。
【0074】また、基板9や石英窓3の温度の測定には
どのような手法を用いてもよい。例えば、上記実施の形
態では石英窓3の温度を放射温度計や接触式の温度計に
て直接測定するようにしているが、チャンバ本体62の
石英窓3近傍の温度を測定することにより、石英窓3の
温度を間接的に測定するようになっていてもよい。ま
た、基板9も接触式温時計にて温度測定が行われるよう
になっていてもよい。
【0075】さらに、石英窓3の温度を制御系に取り込
むことができるのであれば、制御系の制御方法はどのよ
うなものであってもよく、図5に示す例に限定されるも
のではない。例えば、制御に用いられる式は数1や数4
に示した式に限定されるものではなく他の近似式であっ
てもよい。また、任意のフィードバック制御が利用可能
であり、PIDフィードバック制御に限定されるもので
もない。さらに、図4では電力Pと色温度T0との関係
を利用するようにしているが、ランプ電源部22が電圧
や電流のみを制御するのであるならば、電圧や電流と色
温度T0との関係を利用することになる。
【0076】
【発明の効果】請求項1ないし10に記載の発明では、
第1および第2の測定手段からの測定温度に基づいて加
熱手段を制御するので、透過窓の温度を考慮した制御を
行うことができる。これにより、透過窓から放出される
放射エネルギーの変動の影響を受けない基板の温度制御
を行うことができる。また、処理に際して予備加熱が不
要となり、スループットの向上を図ることができる。
【0077】また、請求項2および9に記載の発明で
は、透過窓が放出する放射エネルギーを求め、さらに、
請求項3および10に記載の発明では、加熱手段から透
過窓を透過して基板に与えられるべき透過エネルギーを
求めるので、透過窓から放出される放射エネルギーの変
動の影響を取り除くことができる。
【0078】また、請求項4に記載の発明では、加熱手
段に与えられる電力を制御することにより基板に加熱を
伴う処理を施すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一の実施の形態である基板処理装置
の構成を示す図である。
【図2】図1に示す制御部の構成を示す図である。
【図3】基板に与えられる放射エネルギーを示す概念図
である。
【図4】ランプに供給される電力と色温度との関係を示
すグラフである。
【図5】図1に示す基板処理装置の温度制御方法を示す
ブロック図である。
【図6】図1に示す基板処理装置の温度制御動作を示す
流れ図である。
【図7】(a)および(b)は接触式温度計による石英窓の温
度測定手法の例を示す図である。
【図8】従来の基板処理装置における温度制御方法を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1 基板処理装置 3 石英窓 4a、4b 放射温度計 4c 接触式温度計 5 制御部 9 基板 21 ランプ 22 ランプ電源部 53、54、55、56 演算部 Lb(T0)、Lq(T1) 放射エネルギー Tq(T1) 透過エネルギー Tqe(T1) 仮の透過エネルギー S11、S12、S15、S16、S17、S19、S
20 ステップ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に加熱を伴う処理を施す基板処理装
    置であって、 処理が施される基板に向けて放射エネルギーを放出する
    加熱手段と、 前記基板と前記加熱手段との間に設けられた透過窓と、 前記基板の温度を測定する第1の測定手段と、 前記透過窓の温度を測定する第2の測定手段と、 前記第1および第2の測定手段からの測定温度に基づい
    て前記加熱手段を制御する制御手段と、を備えることを
    特徴とする基板処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の基板処理装置であっ
    て、 前記制御手段が、 前記第2の測定手段からの測定温度に基づいて前記透過
    窓が放出する放射エネルギーを求める手段、を有するこ
    とを特徴とする基板処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の基板処理装置であっ
    て、 前記制御手段が、 前記第1の測定手段からの測定温度および所望の目標温
    度に基づいて前記基板に与られるべき総エネルギーを求
    める手段と、 前記総エネルギーから前記透過窓が放出する放射エネル
    ギーを減算することにより、前記加熱手段から前記透過
    窓を透過して前記基板に与えられるべき透過エネルギー
    を求める手段と、をさらに有することを特徴とする基板
    処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の基板処理装置であっ
    て、 前記制御手段が、 前記透過エネルギーに基づいて前記加熱手段に与えられ
    るべき電力を求める手段、をさらに有することを特徴と
    する基板処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の基
    板処理装置であって、 前記第2の測定手段が、前記透過窓からの放射エネルギ
    ーを受けて前記透過窓の温度を測定する放射温度計であ
    ることを特徴とする基板処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし4のいずれかに記載の基
    板処理装置であって、 前記第2の測定手段が、前記透過窓に接触して温度を測
    定する接触式温度計であることを特徴とする基板処理装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかに記載の基
    板処理装置であって、 前記加熱手段がランプを有し、 前記透過窓が石英により形成されていることを特徴とす
    る基板処理装置。
  8. 【請求項8】 基板に加熱を伴う処理を施す基板処理方
    法であって、 (a) 処理が施される基板の温度を測定する工程と、 (b) 加熱手段と前記基板との間に設けられた透過窓の温
    度を測定する工程と、 (c) 前記工程(a)および(b)により得られた測定温度に基
    づいて前記加熱手段を制御することにより、前記加熱手
    段からの放射エネルギーを前記透過窓を介して前記基板
    に照射する工程と、 (d) 前記工程(a)ないし(c)を繰り返す工程と、を有する
    ことを特徴とする基板処理方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の基板処理方法であっ
    て、 前記工程(c)が、 前記工程(b)により得られた測定温度に基づいて前記透
    過窓が放出する放射エネルギーを求める工程、を有する
    ことを特徴とする基板処理方法。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の基板処理方法であっ
    て、 前記工程(c)が、 前記工程(a)により得られた測定温度および所望の目標
    温度に基づいて前記基板に与られるべき総エネルギーを
    求める工程と、 前記総エネルギーから前記透過窓が放出する放射エネル
    ギーを減算することにより、前記加熱手段から前記透過
    窓を透過して前記基板に与えられるべき透過エネルギー
    を求める工程と、をさらに有することを特徴とする基板
    処理方法。
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