JPH11329720A - El駆動装置及びel駆動方法 - Google Patents
El駆動装置及びel駆動方法Info
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- JPH11329720A JPH11329720A JP10141324A JP14132498A JPH11329720A JP H11329720 A JPH11329720 A JP H11329720A JP 10141324 A JP10141324 A JP 10141324A JP 14132498 A JP14132498 A JP 14132498A JP H11329720 A JPH11329720 A JP H11329720A
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Abstract
駆動電圧を低く抑えることができると同時に、高輝度が
得られるようにし、またノイズが小さく、小型化、長寿
命化を図れるようにする。 【解決手段】 入力された直流電圧をトランジスタQ1
を制御用IC1によってスイッチングすることにより昇
圧し、その昇圧されたダイオードD1の出力を制御用I
C4によってトランジスタQ2,Q3をスイッチングす
ることにより所定の周波数の交流電圧に変換し、コイル
3を並列に接続したEL素子2に印加する。
Description
力の改善を図ったEL駆動装置及びEL駆動方法に関す
るものである。
V機器等のLCDバックライトとしてEL(elect
ro luminescence)が多数用いられてい
る。このELを用いるメリットとしては、製品の薄型
化、省電力化等が挙げられるが、低輝度で短寿命である
というデメリットも有している。
仕様として、薄型化、省電力化、長寿命化等が求められ
ている。しかし、ELは通常交流電圧(100〜200
V,100〜1KHz)駆動のため、小型化が非常に困
難である。
V)入力型のEL駆動用インバータの構成及びその駆動
(電圧、電流)波形を示す。
イプのインバータの構成を示す回路図である。同図中、
11はコイルL11と直列に接続されたトランジスタQ
11をスイッチング駆動する制御用IC、12はEL素
子、13はEL素子と直列に接続されたトランジスタQ
12をスイッチング駆動する制御用ICで、トランジス
タQ11,Q12は並列に接続され、その間にダイオー
ドD11が接続されている。
スタQ11を用いた昇圧回路を持ち、その出力をトラン
ジスタQ12をオン(ON),オフ(OFF)させるこ
とにより交流化している。このインバータの出力電圧、
出力電流の波形及びELの発光波形を図5に示す。
を示す回路図である。このインバータは、トランスT1
の2次側(N2)のL(インダクタンス)値とEL素子
21のC(容量)成分でLC自励共振回路を形成し、ト
ランスT1の1次側(N1)に接続したトランジスタQ
21等により極性反転を行って周波数を設定するもので
ある。
スT1の1次/2次の巻数比によって決定される。図7
にインバータの出力電圧と出力電流の波形を示す。イン
バータの出力電圧は正弦波となっている。
な従来のEL駆動装置にあっては、必要な輝度を得るの
に高い駆動電圧が必要で、電流ピーク値が高くなり、ノ
イズが大きいという問題点があり、またトランスを使用
すると小型化が困難であり、自励発振のために輝度、色
度のばらつきが大きいという問題点があった。
インバータ出力電圧が矩形波のためにEL素子へ突入電
流が流れて蛍光体へダメージを与えてしまい、EL素子
が短寿命になるとともに、正弦波に比べて発光効率が悪
いので駆動電圧を高くする必要があり、更にDCバイア
ス電圧のために高調波成分が抑制されていなく、ノイズ
が大きくなってしまう。
スを使用することにより形状が大きくなってしまうとと
もに、上記のように自励発振のためにEL素子の輝度、
色度のばらつきが大きくなってしまう。
なされたもので、EL素子の駆動電圧を低く抑えること
ができると同時に、高輝度が得られ、またノイズが小さ
く、小型化及び長寿命化が可能なEL駆動装置及びEL
駆動方法を提供することを目的としている。
置は、入力された直流を昇圧する昇圧回路と、昇圧され
た直流をスイッチングしてEL素子に交流パルスを印加
するパルス発生回路を備えるとともに、前記EL素子に
インダクタンス素子を並列接続したものである。
式のDC−ACインバータの出力交流電圧をインダクタ
ンス素子と並列に接続したEL駆動素子に印加すること
により、該EL素子に前記印加電圧の倍のピーク数を持
つ駆動電流を流すようにしたものである。
の構成を示す回路図である。同図において、1はスイッ
チング素子であるトランジスタQ1をオン,オフさせる
制御用IC、2はEL素子で、コイル(インダクタンス
素子)3が並列に接続されている。4はスイッチング素
子であるトランジスタQ2,Q3をオン,オフさせる制
御用ICで、直列接続されたトランジスタQ2とQ3の
接続点と直列接続されたコンデンサC1とC2の接続点
との間にEL素子2とコイル3の並列回路が接続されて
いる。また、L1は昇圧回路のコイル、D1は整流用の
ダイオードである。
ので、図示のように、入力された直流(VDD)を昇圧す
る昇圧回路と、昇圧された直流(ダイオードD1の出
力)をスイッチングしてEL素子2に交流パルスを印加
するパルス発生回路と、EL素子2に並列接続されたコ
イル3から構成されている。
〜12V)を制御用IC1によってトランジスタQ1を
50〜100KHzにてスイッチングすることにより7
0〜120V程度まで昇圧し、制御用IC4によってト
ランジスタQ2,Q3を400Hzの基本周波数にてド
ライブすることにより設定された任意の周波数の矩形波
電圧に変換してEL素子2とコイル3の並列回路に印加
する。このときの駆動電圧と駆動電流の波形を図2に示
す。
となり、駆動電流波形はその印加電圧の倍のピーク数
(2つ)を持つ三角波に近い状態になる。これは、EL
素子2のC(容量成分)とコイル3のL(インダクタン
ス)成分を並列接続したことにより、LC並列(電流)
共振回路が形成されたものである。
(a)に示すような波形となり、EL素子2のCのみで
は図3の(b)に示すような波形となり、これらを並列
に合わせることにより図2に示すような駆動波形が得ら
れる。このとき、並列接続したL部分の共振周波数fは
次式で得られる。
とき、上記共振周波数fは次式から求められる値とな
る。
(400Hz)とは異なる高い周波数(数KHz)とな
り、したがってコイル3の形状は小型化が可能である。
来の矩形波駆動電圧に比べて低く抑えることができると
同時に、EL発光回数が1サイクル通常2回のところ4
回となり、高輝度が得られる。つまり、EL輝度、発光
回数及び電流ピーク回数は相関関係にあり、表1に基本
周波数を400Hz一定とした場合の実験データを示
す。
きるので、ノイズを小さくすることができるとともに、
EL素子2へ突入電流が流れないため、長寿命化を図る
ことができる。そして、従来のSWタイプと同様トラン
スを用いていないので、小型化が可能である。
子の駆動電圧を低く抑えることができると同時に、EL
の高輝度が得られ、またノイズが小さく、小型化及び長
寿命化を図ることができるという効果がある。
図
光の波形図
Claims (2)
- 【請求項1】 入力された直流を昇圧する昇圧回路と、
昇圧された直流をスイッチングしてEL素子に交流パル
スを印加するパルス発生回路を備えるとともに、前記E
L素子にインダクタンス素子を並列接続したことを特徴
とするEL駆動装置。 - 【請求項2】 他励式のDC−ACインバータの出力交
流電圧をインダクタンス素子と並列に接続したEL駆動
素子に印加することにより、該EL素子に前記印加電圧
の倍のピーク数を持つ駆動電流を流すようにしたことを
特徴とするEL駆動方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14132498A JP4111588B2 (ja) | 1998-05-22 | 1998-05-22 | El駆動装置及びel駆動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14132498A JP4111588B2 (ja) | 1998-05-22 | 1998-05-22 | El駆動装置及びel駆動方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11329720A true JPH11329720A (ja) | 1999-11-30 |
JP4111588B2 JP4111588B2 (ja) | 2008-07-02 |
Family
ID=15289288
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14132498A Expired - Fee Related JP4111588B2 (ja) | 1998-05-22 | 1998-05-22 | El駆動装置及びel駆動方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4111588B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012099501A (ja) * | 2012-01-25 | 2012-05-24 | Panasonic Corp | 点灯装置並びに照明装置 |
-
1998
- 1998-05-22 JP JP14132498A patent/JP4111588B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012099501A (ja) * | 2012-01-25 | 2012-05-24 | Panasonic Corp | 点灯装置並びに照明装置 |
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Publication number | Publication date |
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JP4111588B2 (ja) | 2008-07-02 |
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