JPH11328633A - テ―プドライブ、及びトランスデュ―サ・ヘッドに対する損傷を低減する方法 - Google Patents

テ―プドライブ、及びトランスデュ―サ・ヘッドに対する損傷を低減する方法

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JPH11328633A
JPH11328633A JP6456499A JP6456499A JPH11328633A JP H11328633 A JPH11328633 A JP H11328633A JP 6456499 A JP6456499 A JP 6456499A JP 6456499 A JP6456499 A JP 6456499A JP H11328633 A JPH11328633 A JP H11328633A
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JP
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head
transducer head
cleaning
transducer
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James C Anderson
ジェームス・シー・アンダーソン
Darrel R Bloomquist
ダレル・アール・ブルームクイスト
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HP Inc
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Hewlett Packard Co
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Publication date
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  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】テーフ゜・ト゛ライフ゛・システムにおける磁
気ヘッドを保護及び/またはクリーニングする装置及び
方法。 【解決手段】トランステ゛ューサ・ヘット゛26、テーフ゜・キャリア20,24及びテー
フ゜変位構造36,36を含むテーフ゜・ト゛ライフ゛で、テーフ゜・キャリアはトラン
ステ゛ューサ・ヘット゛と関連付け、テーフ゜22をテーフ゜・ト゛ライフ゛12内のテー
フ゜走行経路33に沿って支持移動する。テーフ゜・キャリアは読み
出し動作と書込み動作の一方の間テーフ゜をテーフ゜走行経路に
沿いトランステ゛ューサ・ヘット゛と接触移動する。テーフ゜変位構造はトラ
ンステ゛ューサ・ヘット゛と関連付け提供され、受入れたテーフ゜に係合
してそれをテーフ゜走行経路から引込まれたテーフ゜走行経路35
に偏倚させる。引込まれたテーフ゜走行経路はトランステ゛ューサ・ヘッ
ト゛から離間している。テーフ゜・キャリアは引込まれたテーフ゜をトラン
ステ゛ューサ・ヘット゛から離間してテーフ゜変位構造を横切り移動す
る。テーフ゜・キャリアはトランステ゛ューサ・ヘット゛をこすって移動するテーフ
゜の接触により引起こすトランステ゛ューサ摩耗とトランステ゛ューサ汚染
を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は一般的には磁気記憶装置用のテ
ープ記録及び再生システムに係り、もっと特定的には記
録及び再生機構のための磁気ヘッドまたはトランスデュ
ーサのテープ・クリーニング動作中にヘッド・プロテク
タとして構成することができる、リニア・テープ・ドラ
イブ用のヘッド・クリーナを使用するシステムに関す
る。
【0002】
【発明の背景】磁気媒体用の記録/再生システムは、使
用中に、そのようなシステムの磁気トランスデューサ・
ヘッド上に発生する屑の蓄積の結果、劣化しやすい。ト
ランスデューサ・ヘッドには、磁気読取り/書込みヘッ
ド及び関連する読取り/書込み要素が含まれている。こ
のため、磁気トランスデューサ・ヘッドを周期的にクリ
ーニングする必要がある。従って、後述するように、磁
気トランスデューサ・ヘッドをクリーニングするいくつ
かの異なる技術が開発されている。しかしながら、いず
れの技術にもまだ更なる改良を必要とする欠点がある。
【0003】ある従来技術では、別個の専用「クリーニ
ング・カートリッジ」を利用して、記録用トランスデュ
ーサを周期的にクリーニングする。「クリーニング・カ
ートリッジ」には、1つまたは複数の磁気トランスデュ
ーサ・ヘッドをクリーニングするために使用されるとこ
ろの、記録されていない研磨性のテープが設けられてい
る。例えば、テープ・ドライブ上の記録ヘッドを「クリ
ーニング・カートリッジ」でクリーニングすることがで
きる。「クリーニング・カートリッジ」を利用するため
には、媒体の記録/再生を停止させ、データ・カートリ
ッジを取り外し、クリーニング・カートリッジを挿入し
なければならない。そして、「クリーニング・カートリ
ッジ」を記録/再生システム内で走らせて記録トランス
デューサをクリーニングする。クリーニングが完了する
と、「クリーニング・カートリッジ」を取り外し、デー
タ・カートリッジを再度挿入する。しかしながら、「ク
リーニング・カートリッジ」を使用した後、クリーニン
グが正常に完了したかを確認するために、新たなデータ
・カートリッジをシステム内にロードし、磁気トランス
デューサ・ヘッドの性能を評価する場合がある。
【0004】磁気記録/再生システムがテープ記録/再
生システムである場合、クリーニング・カートリッジに
は、テープ・ヘッドの過度の摩耗を引き起こす可能性の
ある研磨性のクリーニング・テープが含まれている。ク
リーニング・テープの摩耗性を調節して、その効力を調
整することができる。クリーニング・テープは、読取り
/書込みヘッドからの屑を完全に除去するのに十分に有
効であるように作られているなら、そのクリーニング・
テープは必要な時にのみ使用すべきである。そうしなけ
れば、ヘッドが過度に擦り減る。このような問題は、研
磨性クリーニング・テープの一部をデータ・テープ・カ
ートリッジ上のリーダとしてテープを使用する度にその
リーダを使用して読取り/書込みヘッドをクリーニング
する場合に起こる可能性がある。さらに、研磨性テープ
・リーダをデータ・テープ・カートリッジ内に設けるこ
とによって、結局、クリーニング・テープ上に屑が蓄積
するために研磨性リーダが劣化する。研磨性クリーニン
グ・テープが磁気ヘッドからの屑を完全に除去するのに
十分有効に作られているなら、クリーニング・テープを
使うのを必要な場合にのみ制限する定型作業を確立しな
ければならない。しかしながら、十分なクリーニングが
実現されない可能性がある。
【0005】磁気テープを使用してコンピュータ・デー
タを記憶する場合、エラーが存在するということはその
エラーがめったに起こらないものであっても重大な問題
を意味する。あるアプリケーションでは、データが失わ
れると、ユーザが、認識されたドロップ・アウト・エラ
ーに応じてクリーニング動作を実行できる必要がある
が、そのようなデータの損失があったからといってクリ
ーニングを行うまで直ちに装置が使用できなくなること
はない。ある場合にはコンピュータ・データの1ビット
の損失が非常に重大であり、そのようなエラーからの回
復を、エラーのないデータの記憶及び取出しを保証する
方法で行わなければならないこともある。エラーの訂正
はエラー訂正アルゴリズムによって行うことができる
が、データの損失はユーザにまだ問題を投げかけること
がある。
【0006】ある形態の磁気記憶は、コンピュータ・デ
ータの記憶及び取り出しに使用される通常のリニア・ド
ライブ及びヘリカル・スキャン・テープ・ドライブを有
する。そのようなテープ・ドライブは、磁気テープ媒体
を収容するために、磁気テープ・カートリッジの一つの
形態として単一のリールを使用することができる。それ
によってテープ・ドライブが磁気テープ・カートリッジ
から磁気テープを引出すことができるところの特別なリ
ーダまたはリーダ・ブロックが磁気テープ媒体の一端に
取付けられている。
【0007】「テープ・レコーダ」は、磁気テープ記録
再生装置を有する磁気記録/再生システムの一形態を言
う。そのような装置は、固定式または可動式のヘッドに
加えて、一般にアナログ及びデジタル・テープ・レコー
ダで使用されるようなアーキュエット(arcuate)・ス
キャン及びヘリカル・スキャン記録再生装置を有する標
準のテープ・レコーダを含むものと解される。ある実施
例ではリニア記録再生ヘッドが採用されるが、そのよう
な発明は他のテープ記録環境も適用できる。ここで述べ
るところの「記録再生」はテープ・レコーダ内で実行さ
れる読取り及び/または書込み動作を意味することを意
図しており、データの特定の使用またはフォーマットに
限定することは意図していない。
【0008】別の従来技術が、ヘッド・クリーニング装
置がテープ・ドライブの機構内に組込まれている、典型
的なヘリカル・スキャン・テープ・ドライブに見られ
る。より具体的に言えば、ヘリカル・スキャン・テープ
・ドライブは、記憶容量を増大させるためにトラックを
上から下に向かって斜めに走らせるビデオテープ及びデ
ジタル・オーディオ・テープ(DAT)に使用される記
録方法を実行する。読取り/書込みヘッドを有するドラ
ムは、磁気テープのセグメントから/へ、斜め方向のセ
グメントの情報を読取り/書込みするのに使用される。
ヘッド・クリーナは、ドラム上であってテープの反対側
に配置される。この態様では、データの書込み/読取り
が行われている間、ヘッド・クリーナはドラム上を通過
するヘッドを同時にクリーニングすることができる。
【0009】対照的に、リニア・テープ・ドライブは、
テープをテープ・ドライブから取り外さない限り、磁気
テープ部を常に読取り/書込みヘッドと接触させてい
る。このため、リニア・テープ・ドライブは、一般に、
テープ・ドライブ機構内にヘッド・クリーナが組込まれ
ていない。従って、一般に、クリーニング・テープ・カ
ートリッジをテープ・ドライブにロードしてヘッドから
の屑をクリーニングすることができるようにするため、
ヘッドが汚れたと判断された時、データ・テープを取り
外す。しかしながら、そのようなローディング/アンロ
ーディングは顧客の介入を必要とすると共に、テープを
カートリッジ内に巻き戻すための時間が非常にかかるた
め、望ましくない。従って、そのようなローディング/
アンローディングは緩慢かつ厄介であり、自動的に実現
することが非常に困難である。
【0010】テープ・ドライブ機構に組込まれたヘッド
・クリーナを有するリニア・テープ・ドライブとして、
International Business Machines (IBM) Storage Syst
emsDivision(9000 S. Rita Road、 Tucson、 Arizona
85744)によって販売されているIBM Magstar 3590があ
る。IBM Magstar 3590では、テープの装着動作中にクリ
ーニング・ブラシが読取り/書込みヘッドに接触するよ
うに、テープ・ドライブ機構内にクリーニング・ブラシ
が組込まれている。より具体的に言えば、データ・テー
プ上のリーダ・ブロックがテープ・カートリッジ内に引
き戻される際に、このリーダ・ブロックが読取り/書込
みヘッドに対してブラシを係合させるレバーにぶつか
る。アクチュエータがヘッドを上下に動かすことによっ
て、ブラシとヘッドを擦りあわせる。しかしながら、こ
のようなクリーニング動作は、データ・テープがデータ
・カートリッジ内に格納された後にしか起こらない。さ
らに、実際のブラシからヘッドへのクリーニング動作が
実際に起こる前の段階ですら、テープをカートリッジ内
に巻き戻すのに時間がかかり、それが遅れの原因とな
る。
【0011】従って、クリーニングを開始できるように
する前に先ずデータ・テープをデータ・カートリッジに
巻き戻すことによって起こる動作の遅れを発生させるこ
となく、システムの磁気ヘッドを十分にクリーニングす
ることができる、改良されたテープ・ドライブ・クリー
ニング機構を採用することが望ましい。
【0012】また、テープ・ドライブからのデータ・テ
ープを取り外す必要なしでそのようなクリーニング動作
を行うことが望ましい。さらに、磁気ヘッドから屑をク
リーニングする必要がある時と実質的に一致する周期的
な間隔でヘッドのクリーニングを実行することが望まし
い。
【0013】
【概要】本発明は、テープ・ドライブ・システムにおけ
る磁気ヘッドを保護及び/またはクリーニングする装置
及び方法を提供する。本装置は、スライダ面の形態のテ
ープ変位構造を有する、リニア・テープ・ドライブ用の
ヘッド・クリーナを備え、このテープ変位構造はデータ
・テープをトランスデューサ・ヘッドから引込めるよう
になっており、それにより、クリーニング装置がヘッド
にアクセスしてクリーニングすることが可能となる。
【0014】本発明の1つの側面によれば、テープ・ド
ライブはトランスデューサ・ヘッド、テープ・キャリア
及びテープ変位構造を有する。テープ・キャリアはトラ
ンスデューサ・ヘッドと関連して設けられており、テー
プ・ドライブ内のテープ走行路に沿ってテープを支持し
走行させるように構成されている。テープ・キャリア
は、読取り動作と書込み動作の少なくとも一方が行われ
ている間に、テープをテープ走行路に沿ってトランスデ
ューサ・ヘッドに接触させて走行させる。テープ変位構
造はトランスデューサ・ヘッドに関連して設けられてお
り、受取ったテープをテープ走行路から引込まれたテー
プ走行路に沿わせまた偏倚させるように構成されてい
る。引込まれたテープ走行路は、トランスデューサ・ヘ
ッドから間隔があけられている。テープ・キャリアは、
引込められたテープを、トランスデューサ・ヘッドから
間隔をあけてテープ変位構造を横切って走行させる。テ
ープ・キャリアにより、テープがトランスデューサ・ヘ
ッドと接触して走行することにより発生するトランスデ
ューサの摩損とトランスデューサの汚れの少なくとも一
方が防止される。
【0015】本発明の別の側面によれば、自己クリーニ
ング・リニア・テープ・ドライブは、磁気ヘッド、ヘッ
ド・アクチュエータ、テープ・キャリア及びヘッド・ク
リーニング装置を備えている。磁気ヘッドはテープ・ド
ライブ内に支持されてテープ・ドライブ内の磁気テープ
からの情報を読取る。ヘッド・アクチュエータはこの磁
気ヘッドに連結されており、磁気ヘッドをテープ走行方
向に対して略横方向に動くことができるように位置決め
するように構成されている。テープ・キャリアは磁気ヘ
ッドと連結されており、テープを磁気ヘッド上でテープ
走行路に沿って動かすように構成されている。ヘッド・
クリーニング装置はテープ変位構造及び可動クリーニン
グ装置を有する。テープ変位構造はテープを磁気ヘッド
から離すように構成されている。クリーニング装置は、
磁気ヘッドに対向して動くために磁気ヘッドと係合する
ように支持されている。動作においては、テープが磁気
ヘッドから離されて、クリーニング装置が磁気ヘッドと
係合する。クリーニング装置は、磁気ヘッドと相対的
に、テープ走行方向と略平行な方向に動き、磁気ヘッド
は、クリーニング装置と係合している間、ヘッド・アク
チュエータにより、略横方向に動く。
【0016】本発明のさらに別の態様によれば、少なく
ともその一部がクリーニング・テープから形成されてい
るテープを使用する際に、リニア・テープ・ドライブの
トランスデューサ・ヘッドに対する損傷を低減する方法
が開示される。本方法は以下のステップを含む:少なく
とも研磨性のクリーニング・テープ部を有するテープ
と、テープ・ドライブ内でテープを走行させるテープ・
キャリアを提供するステップであって、クリーニング・
テープ部がトランスデューサ・ヘッドをクリーニングす
るために走行路に沿ってトランスデューサ・ヘッド上を
移動するように支持される;トランスデューサ・ヘッド
からデータ・テープを離間させるステップ;トランスデ
ューサ・ヘッドからデータ・テープを離間させるステッ
プと組み合わされて、クリーニング・テープ部をトラン
スデューサ・ヘッド上で移動させることにより、A)ト
ランスデューサ・ヘッドに対する摩耗とB)クリーニン
グ・テープから堆積する屑によるトランスデューサ・ヘ
ッドの汚れの少なくとも一方を防止するステップ。
【0017】目的、特徴及び利点は、トランスデューサ
・ヘッドを摩滅及び/または汚染から保護すると共に、
比較的単純で、部品数がより少なく、かつより効率的で
経済的で耐久性があり頑強な態様で、トランスデューサ
・ヘッドをクリーニングする装置及び方法を提供するこ
とである。
【0018】
【好適な実施例の詳細な説明】本発明の好ましい実施例
を、本発明を実施する最良の形態を実施する例を示す添
付図面を参照して、以下に説明する。
【0019】図1は、本発明を実施するデータ記憶装置
またはシステム12を含むと共に、コンピュータ14及
びネットワーク・サーバ16を含むコンピュータ・ネッ
トワーク環境10を示している。コンピュータ14は、
データ記憶装置12からデータを読み出しまたそこへデ
ータを書き込むように構成されている。さらに、または
オプションとして、サーバ16はデータ記憶装置12か
らデータを読み出しまたそこへデータを書き込むように
構成されている。コンピュータ14及びネットワーク・
サーバ16は一緒になってまたは個々に、データ記憶装
置12に接続されたホスト・システムを構成している。
ある実施例によれば、データ記憶装置12は、スタンド
アロン・コンピュータのリニア・テープ・ドライブの形
態で構成されたデータ記憶/取出し装置を備える。別の
実施例では、データ記憶装置12がコンピュータ14ま
たはサーバ16のハウジング内のベイに支持されてい
る。
【0020】図1に示すように、データ記憶装置12は
リニア記録テープ・ドライブである。図1に示す一実施
例はコンピュータ・データを記憶するテープのドライブ
・システムに採用されているが、本発明は広範囲に適用
されることが理解される。例えば、本発明のある態様で
は、アナログ情報またはデジタル情報のいずれかを記憶
するための他の磁気記憶媒体と接続して使用することが
できる。本発明のある様相は、例えば、リニア、ヘリカ
ル及びサーペンティン(蛇行型)・テープ・ドライブを
含む読取り/書込みヘッドを有するあらゆる種類の記憶
装置に接続して使用することができる。説明のために、
本発明はコンピュータ・リニア・テープ・ドライブと接
続した例で説明する。
【0021】図1に示すように、テープ・ドライブ12
は、データ・カートリッジ18などのテープ・カートリ
ッジと共に使用されるように構成されている。図示して
いる実施例では、データ・カートリッジ18は、シング
ル・リール型のリニア・テープ・カートリッジである。
このようなテープ用のデータ・カートリッジ18は、リ
ール20の形態のテープ・キャリアを有しており、テー
プ22がリール20に巻かれている。第2のリール24
はテープ・ドライブ12内に含まれており、テープ22
と係合するよう構成されている。第2のリール24は第
1のリール20と協働してテープ・キャリアを形成す
る。代替構成では、データ・テープ・カートリッジ18
が2つのリールを含んでいる。一構成では、テープ22
は1/2インチの幅Wを有するように構成されている。
このようなテープ22は、幅Wに垂直な方向に伸びる長
さを有しており、テープ22の幅を横切って定義された
複数の平行なトラックが設けられている。このようなト
ラックはテープ22の長さ方向に伸びており、データを
記憶すると共にサーボ情報を記憶するために使用され
る。
【0022】図2は、磁気テープ・ヘッド26に沿って
線方向に移動させるためにテープ22を位置決めするよ
うにデータ・カートリッジ18をテープ・ドライブ中に
ロードする際の、テープ・ドライブ12の内部動作構成
を示している。図2に示すように、コンピュータ・テー
プ・ドライブ12は、データ・カートリッジ18のテー
プ22からのまたそこへのデータの読取りまたは書込み
を行うための複数の読取り/書込み素子を含む磁気テー
プ・ヘッド26を有する。磁気テープ・ヘッド26には
トランスデューサ・ヘッドテープ22を、ヘッド26に
沿った走行位置すなわち走行路33から押出すよう配置
された、が設けられている。これに加えて、テープ22
からサーボ・コードを読出すための複数のサーボ素子が
ヘッド26上に構成されている。これに加えて、テープ
・ヘッド上のそのようなサーボ素子はサーボ情報と共に
テープ22の一部からデータを読み出すように構成され
ている。ヘッド・クリーニングが必要であるか、あるい
はヘッド26が十分にクリーニングされたかを検査する
ために、テープ22にデータを書き込んで読み取ること
によって個々のトランスデューサ・ヘッドの性能を試験
することができる。
【0023】図2は、1つの形態として、ピボット軸3
2を中心に旋回するように枢支され、テープ22をヘッ
ド26に沿った走行位置すなわち走行路33から偏倚さ
せるように配置された支持アーム30の形態の支持構造
を有するように構成されたヘッド・クリーニング装置2
8を示している。より具体的には、アーム30は、クリ
ーニング・ブラシ34の形態のクリーニング装置を、内
面に沿っていて、アーム30の枢動によってブラシ34
がヘッド26に直接対向して係合するような位置で支持
する。オプションとして、クリーニング・パッドまたは
クリーニング面をブラシ34に置き換えることができ
る。アーム30の円弧状の外側のスライダ面36は、摺
動して、テープ22をヘッド26に対向する通常の動作
走行位置すなわち経路33から引込み位置35へ偏倚さ
せるようにテープ22に係合する(図3参照)。ある構
成では、支持面36は図3に更に詳細に示すようにピボ
ット軸32を中心にした円柱状のセグメントを形成し、
摺動的にテープ22と係合するように構成される。
【0024】アーム30は、テープ22をトランスデュ
ーサ・ヘッド26から離間させるために、テープ22が
走行路33から引込むのを助ける。本出願人による発明
の一様相によれば、アーム30は振動する態様で動き、
それによって、ブラシ34は、ほぼ横方向つまり垂直方
向に振動するように駆動されるトランスデューサ・ヘッ
ド26と協働して、トランスデューサ・ヘッド26と係
合してそれに沿ってクリーニングを行うようにする。本
発明の別の様相によれば、アーム30は枢動して、スラ
イダ面36がテープ22を走行路33から離間するよう
に偏倚させるように適当な位置に移動し、それによって
テープ22がリール20、24間を走行している間にト
ランスデューサ・ヘッド26から離れるようにする。こ
のような本出願人の発明の第2の様相により、テープ2
2のクリーニング・テープ部を一方のリール22から他
方のリール24またはその逆に巻き取るときに、トラン
スデューサ・ヘッド26を、テープ22のクリーニング
・テープ部に設けられた研磨性のクリーニング媒体との
不必要な接触から保護する保護具をアームが形成するこ
とができる。
【0025】図2に示すように、テープ22は、出口孔
46に沿ってデータ・カートリッジ18を出て、そこで
ローラ・ガイド42、44及び固定ガイド38、40の
周りを走行する。テープ・ドライブ12の通常動作中に
テープ22にトランスデューサ・ヘッド26を横切る張
力がかかるように、トランスデューサ・ヘッド26は固
定ガイド38と40の間に配置されている。
【0026】図2に示すように、ヘッド・クリーニング
装置28は、テープ22が走行位置33から引込み位置
に偏倚されるように(図3参照)、ピボット軸32を中
心に枢動するように支持されたアーム30から形成され
ている。クリーニング・ブラシ34は、アーム30の円
弧状の内側面に沿っているとともにテープ22がアーム
30の枢動によって偏倚を起こすような位置に配置され
ている。テープ22が偏倚するのは、円弧状の外側支持
面36がテープ22を外側にまたヘッド26から離間す
るように偏倚させるテープ変位構造を提供するからであ
る。支持面36はテープ22の後ろを摺動し、それによ
って、テープ22がトランスデューサ・ヘッド26から
離間するように偏倚する。このような偏倚により、後で
もっと詳しく述べるように、クリーニング動作中にクリ
ーニング・ブラシ34がヘッド26に接触するための空
間ができる。従って、ブラシ34はヘッド26と直接に
接触する配置に、アーム30によって枢動的に位置決め
されている。ブラシ34はヘッド26に沿って配置さ
れ、ヘッド26は、アーム30がテープの走行路33に
対して略平行な方向に振動する間に、モータ(図示せ
ず)によって、上下方向、すなわちテープ22の走行方
向に対して横方向に動く。従って、ブラシ34とヘッド
26との間で、二重のクリーニング動作が行われる。
【0027】トランスデューサ・ヘッド26が上下にし
か動かないならば、クリーニング・ブラシ34はヘッド
26のクリーニングに有効でないことがあるということ
が見出された。それは、ブラシ34の剛毛がヘッド26
を長さ方向に沿って分割され、それによって有効なクリ
ーニングがほとんどまたはまったく行われないギャップ
がそこにできることがあるからである。上述した二重ク
リーニング動作は、トランスデューサ・ヘッド26のク
リーニングをより完全に保証するために提供される。一
般的なクリーニング・ブラシでは、トランスデューサ・
ヘッドの単一動作の運動によりクリーニングが有効でな
くなる可能性があることが分かっている。例えば、ブラ
シ34の剛毛が互いに反対の方向に分かれて偏倚し、ト
ランスデューサ・ヘッド26に沿ってクリーニング・ギ
ャップが残る。これは、このようなヘッド26が走行路
33に対し横方向に動くためである。本出願人の技術に
よる二重クリーニング動作は、ブラシをヘッド26用の
アクチュエータの動作方向に対して垂直な方向に前後に
動かすことにより、そのような問題を解決する。このよ
うな二重動作により、新たな剛毛端がトランスデューサ
・ヘッド26のヘッド面に常に存在し、これによりブラ
シ34のクリーニング動作が改善される。クリーニング
・パッドのような他のヘッド・クリーナについても同様
である。より具体的には、このような動きは、リニア・
アクチュエータ48がトランスデューサ・ヘッド26を
上下に動かす一方で、ドライブ・モータ(図示せず)を
アーム30を何度も繰返し前後に振動させて駆動するこ
とにより達成することができる。
【0028】ある構成によれば、ブラシ34は、静電気
を放散する、わずかに導電性の剛毛材料から形成され
る。このような剛毛材料の1つは、適度に導電性でコー
ティングされた柔らかいナイロン・ブラシか、または導
電性の合成繊維からなる。あるいは、導電性の炭素材料
を利用してそのようなブラシを形成してもよい。あるい
は、ステンレス鋼を利用してそのようなブラシを形成し
てもよい。一実施例によれば、ブラシ34は、トランス
デューサ・ヘッド26と係合している間、1〜10回/
秒振動する。同様に、アーム30は同時に、ブラシ34
がヘッド26に対向して揺れ動くように、0.1〜2回
/秒振動する。このような二重動作は、ヘッド26のク
リーニングを保証するために十分な時間、実行される。
【0029】図2に示すように、ヘッド・クリーニング
装置28は、テープ22をトランスデューサ・ヘッド2
6から離間するように偏倚させるテープ変位構造を構成
するように、適当な位置に移動することが分かる。さら
に、ブラシ34をヘッド26に対向して配置して、ヘッ
ド26に沿ってクリーニング動作を行う。しかしなが
ら、またトランスデューサ・ヘッドのクリーニングを行
うために、クリーニング・パッドのような他のクリーニ
ング装置をテープ変位構造に取付けることができること
も分かる。更に、テープをトランスデューサ・ヘッドか
ら離間するように偏倚させるテープ変位構造を設け、一
方ではヘッドに沿ってクリーニング動作を行うために別
個のクリーニング装置をそこに接触させるようにできる
ことが分かる。構造的な実現形態に関係なく、本発明に
関連する第1の重要な概念は、テープ22がテープ装置
12にロードされたままの状態で、ヘッド・クリーニン
グ装置28などのクリーニング構造によってヘッド26
に対するクリーニングが行われている間に、テープ22
をヘッド26から離すということに向けられている。こ
のため、クリーニング動作中にテープ22及びデータ・
カートリッジ18をテープ・ドライブ12からアンロー
ドする必要がない。
【0030】図2によれば、磁気テープ・ヘッド26
は、リニア・アクチュエータであるアクチュエータ48
によって上下動するように支持されている。アクチュエ
ータ48は図2には円柱体として簡略化した形態で示さ
れ、アーム30を枢支する構造を有するアクチュエータ
・ハウジング50を備えている。アクチュエータ48
は、現在本技術分野で知られている数多くの構成のうち
のいずれによっても構成することができることが分か
る。ここで、リニア磁気変位部材、またはあらゆるリニ
ア変位部材によって、ヘッド26上の読取り/書込みヘ
ッド検知素子がテープ22に含まれる情報のトラック上
に適切に配置されることができるように、ヘッド26が
テープ22の走行方向に対して横方向に動くことができ
る。また、アクチュエータ48はまた、通常のテープ・
ドライブ動作中にヘッド26の読取り/書込みヘッド要
素をテープ22に沿って位置決めするように作られてい
る。
【0031】図2に示す実施形態によれば、アクチュエ
ータ48は、ヘッド26がブラシ34と係合することに
より互いに擦り合っている間、ヘッド26を上下動させ
るために使用される。このような擦り合い、すなわちク
リーニング動作は、テープをデータ・カートリッジ18
に巻き取ることなく行うことができるため、上述した従
来技術よりかなり高速になる。
【0032】本出願人による発明に関連する第2の重要
な概念は、テープ22をトランスデューサ・ヘッド26
から離間するように偏倚させるテープ変位構造として作
用するように、ヘッド・クリーニング装置28を移動さ
せることに向けられている。このように偏倚させること
により、テープ22上の研磨性のクリーニング・テープ
部がトランスデューサ・ヘッド26と接触することで発
生する不要な摩損が防止される。この第2の重要な概念
によれば、スライダ面36は、受取ったテープ22に係
合してテープの走行路33から引込み路である走行路3
5に偏倚させるための、トランスデューサ・ヘッドまた
はテープ・ヘッド26と関連して設けられるテープ変位
構造を形成する。引込み路35はトランスデューサ・ヘ
ッド26から離間している。リール20、24によって
構成されるテープ・キャリアは、引込まれたテープ22
がヘッド26から離間している間に、そのようなテープ
22をテープ変位構造26を横切って走行させるように
動作する。そのように間隔を空けて離すことにより、そ
うしなければヘッド26に対向して走行するテープ22
と接触することから発生するトランスデューサの摩損及
び/またはトランスデューサの汚染を防止することがで
きる。
【0033】本出願人の発明によるそのような第2の態
様に関し、大抵のテープ・ドライブ12はテープ機構の
テープ・ヘッド及びテープ・ガイドをクリーニングする
のに使用される特別な研磨性媒体を含むクリーニング・
カートリッジを有する。一般に、そのようなクリーニン
グ媒体は、必要なクリーニング特性を提供するためにわ
ずかに摩耗性を有している。カートリッジ内に一対のリ
ールが組込まれた製品のでは、そのようなクリーニング
媒体は、使用済みの媒体からの汚染がトランスデューサ
・ヘッドへ付くのを防止するために1回しか使用されな
い。これは、媒体を第1のリールに完全に巻き戻さない
ことによって実現することができる。この媒体を第1の
リールに巻き戻すと媒体がヘッドを通過し、その結果、
研磨による摩耗及び/または望ましくない汚染をその上
に含む使用済み媒体からの汚染が発生する。
【0034】シングル・リール・カートリッジの場合
は、クリーニング媒体にアクセスすることができる唯一
の方法がこの媒体をヘッド機構を通すとともに(図2の
トランスデューサ・ヘッド26のような)トランスデュ
ーサ・ヘッド上を通して巻き取ることであるため、上述
した実現形態は不可能である。しかしながら、使用済み
クリーニング媒体がヘッド26を汚染するいう問題が起
こる可能性がある。また、クリーニング媒体を含むクリ
ーニング・テープを一方のリール20から他方のリール
24(図2に示す)に巻取ることは、そのような媒体の
摩耗性によってヘッド26に対する過度な摩耗を生じさ
せるという問題を起こす可能性があるという別の問題が
起こる。
【0035】従って、本出願人の発明の他の様相では、
ヘッド・クリーニング装置28上のスライダ面36のよ
うなヘッド・クリーニング・ブラシ・アセンブリ上に保
護具を設ける。1つの可能な構成を図2〜図4に示す。
従って、ヘッド・クリーニング装置28は、スライダ面
36を介して保護を与えるヘッド・クリーニング・ブラ
シ34を備える。テープ22をリール20、24の間で
巻取っている間、スライダ面36はテープ22をヘッド
26から離間するように偏倚させるように配置すること
ができる。従って、そのように偏倚させるのは、好まし
くはクリーニング・テープ部がヘッド26上を通過して
いる時であって、クリーニング動作中はそうはしない。
そのため、テープ22のクリーニング・テープ部とヘッ
ド26間で発生する摩耗の量を減少させることができ
る。これにより、クリーニング動作中、ヘッド26に対
してクリーニング・テープ部を通過させる必要がある時
にのみ、テープ22はヘッド26と接触する。従って、
クリーニング・テープ部の使用状況を注意深く監視する
ことによって、汚染したクリーニング・テープ部がヘッ
ド26に接触するのを防止する。そういうわけで、アー
ム30及びスライダ面36がテープをヘッド26から離
間するように偏倚させるように回転可能に配置されてい
るため、クリーニング・テープの汚染した部分がヘッド
26に接触することが防止される。
【0036】テープ22をヘッド26から押しやること
により、ブラシ34によって磁気テープのヘッド26を
クリーニングするためのアクセスも提供される。従っ
て、本出願人による発明の第2の様相もそこに提供され
る。ヘッド・クリーニング装置28を構成するヘッド・
クリーニング・アームをヘッド26と連動して係合させ
ることにより、テープ22のクリーニング媒体は、ヘッ
ド26と接触することなく一方のリール20から他方の
リール24及びその逆に巻き取ることができる。このよ
うな動作により、テープ22のクリーニング媒体がそう
しなければヘッド26にもたらす可能性のある不要な損
傷または汚染をなくすことができる。
【0037】ヘッド・クリーニング装置28はスライダ
面36及びブラシ34を一体に形成した構成として示し
ているが、テープ22をヘッド26から離間するように
移動させるために他の種類のリンク機構を使用すること
もできることが理解されるはずである。例えば、テープ
22をヘッド26から引込めるように動かすために、4
節連鎖リンク機構またはスライダ・カム機構を使用して
もよい。
【0038】ヘッド26に対するクリーニング動作のた
めにテープ22を引込めまたは偏倚させてブラシ34を
位置決めするため、アーム30は、アーム30の引込み
位置(図3に示す)とアーム30’で示すテープを偏倚
させる位置(図3)との間で枢動するように駆動され
る。アーム30を枢動するように駆動する1つの技術
は、テープ・ドライブ12内に通常のモータを設け、そ
れによってアーム30を駆動することである。例えば、
テープ・カートリッジ18をテープ・ドライブ12にロ
ードし、さらにブラシ34とヘッド26との間に所望の
振動を発生させた後、テープ・カートリッジ・ロード・
モータを使用してクリーニング・アームと係合するカム
を駆動することができる。あるいは、他の別個のまたは
専用のモータを利用して、アーム30を図3に示すよう
にアーム位置30と30’の間で枢動させることができ
る。
【0039】本発明の新規性は、テープの巻き取り動作
中にヘッドの摩損及び汚れを低減するために、テープ2
2をヘッド26から離して走行させることができる装置
を有することにある、ということが分かる。他の新規な
様相は、テープ22をテープ・ドライブ12からアンロ
ードしたりテープ・カートリッジ18に引き込むことを
必要としないで、ヘッド26から離間させている間にヘ
ッド26のクリーニングを行うことができるようにす
る、ということにある。従って、テープをカートリッジ
内に巻き戻す必要なしでヘッド26のクリーニングを行
うことができる。
【0040】図3に示すように、テープ22は、リール
20と24を設け、データ・カートリッジ18とテープ
・ドライブ12の支持構造機構との間に伸びているテー
プ・キャリアによって支持される。さらに、ローラ・ガ
イド42、44と固定ガイド38、40は協働して、テ
ープ22をテープ・ヘッド26に直接対向して配置され
ている走行路33に沿って走行させる。あるいは、同様
なテープ走行路であればどのようなものを設けてもよ
い。アーム30の枢動により、スライダ面36がテープ
22’に示す引込み位置35にテープ22を偏倚させる
ことができる。アーム30をアーム30’の位置に枢動
させることにより、ブラシ34’がヘッド26と直接接
触する位置にくるようにテープ22をヘッド26から引
込ませる。この位置で、アクチュエータ48の動作とア
ーム30’の往復運動を介して、ヘッド26を上下に往
復運動させるまたは動かすことにより、クリーニング動
作を行うことができる。図3に示すように、アクチュエ
ータ48は、ある構成においては、リニア・アクチュエ
ータとして示されている。しかしながら、ヘッドを動か
すリニア・アクチュエータとして市販されている構成で
あればどのようなものも代りに使用することができるこ
とが分かる。
【0041】図3に示すように、テープ22は、リーダ
(図示せず)、及びテープ・ドライブ12内のデータ・
カートリッジ18のロード及びアンロード中にテープ2
2のロード及びアンロードを可能とするリーダ・ブロッ
ク・アセンブリ52を有することが分かる。多くの異な
る種類のリーダ・ブロック・アセンブリの詳細について
は本技術分野でよく知られておりまた本発明の新規な様
相に関係するものではないため、ここでは詳細に説明し
ない。そのようなリーダ・ブロック・アセンブリの1つ
が、1998年1月21日に出願され「Tape Block and
Take-up ReelAssembly for a Magnetic Tape Transpor
t System」という名称の米国特許出願番号第09/01
0,418号に開示されている。その対応する日本特許
出願は1999年1月20日に出願された特願平11−
012011号である。市販されているリーダ・ブロッ
ク・アセンブリであればどのようなものでも、本発明の
特徴を実現するテープ・ドライブと共に用いることがで
きることがわかる。
【0042】図4は、スライダ面36が、テープ22を
トランスデューサ・ヘッド26から離間した位置関係で
偏倚させるようなアーム30の配置をもっと詳細に示し
ている。本出願人の発明の一様相によれば、テープ・キ
ャリア(図示せず)がトランスデューサ・ヘッドと関連
して設けられており、テープ22をテープ・ドライブ内
のテープ走行路に沿って支持し移動させるように構成さ
れている。テープ・キャリアは、通常の動作中にテープ
22をトランスデューサ・ヘッド26と摺動接触して移
動させる。このような動きは読取り動作及び書込み動作
中に起こる。しかしながら、スライダ面36は、ヘッド
26上にある読取り/書込み素子に不要な摩損及び/ま
たは汚れが発生しないように、テープ22をヘッド26
から離間するように偏倚させるテープ変位構造として作
用する。さらに、アーム30及びスライダ面36が回転
可能に配置されることにより、ブラシ34とトランスデ
ューサ・ヘッド26との間のクリーニング動作を可能と
するテープ22の偏倚をもたらす。
【0043】本出願人の発明の一実施例によれば、ドラ
イブ・モータ(図示せず)によりアーム30が振動また
は往復動する。図4に示すように、アーム30はアクチ
ュエータ・ハウジング50により枢動するように支持さ
れている。しかしながら、アーム30は、テープ22を
トランスデューサ・ヘッド26から離間するように偏倚
させるようにスライダ面36を移動させてテープ22と
接触させるのに十分である多数の力学的リンク機構の任
意のものにより、移動するように支持可能であることが
分かる。例えば、スペースが限られている場合、上部ま
たは下部ガイド・トラックを使用して、トラック・ガイ
ド式の支持部またはアーム上にスライダ面をガイドし配
置し、テープをトランスデューサ・ヘッドから離間する
ように係合させ偏倚させることができる。同様に、後述
するヘッド・クリーニング装置もまたトラックで支持す
ることができる。このようなトラック構造は、目下、テ
ープ・ドライブシステム内のリーダ・ブロックをガイド
するのに使用されている。
【0044】図4に示すように、クリーニング装置は、
テープ22が引込みテープ走行路に沿ってトランスデュ
ーサ・ヘッド26から偏倚する際にクリーニングのため
にトランスデューサ・ヘッド26と係合するように構成
されたブラシ34によって提供される。ブラシ34によ
って提供されるクリーニング装置とトランスデューサ・
ヘッド26は、協働して、データ記憶装置からテープ2
2を取り外さないでトランスデューサ・ヘッド26をク
リーニングすることができるようにする。
【0045】図4に示すように、アクチュエータ48
は、ブラシ34のクリーニング装置がトランスデューサ
・ヘッド26と係合する際にテープ22のテープ走行路
に対して略横方向に動くトランスデューサ・ヘッド26
を支持するように構成されている。図4にさらに示すよ
うに、スライダ面36はテープ・ドライブによって枢支
されるアーム30を介してテープ変位構造を形成する。
このようなテープ変位構造は、テープ22と係合してト
ランスデューサ・ヘッド26から離間するようにテープ
22を偏倚させるように構成されたスライダ面36によ
って提供される円弧状の外側の支持面を有する。
【0046】図4に示すように、ブラシ34はアーム3
0の円弧状の内側部分に沿って設けられている。ブラシ
34とトランスデューサ・ヘッド26の少なくとも一方
は他方に対して相対的に動くように支持されている。ブ
ラシ34はそのような相対運動の間にトランスデューサ
・ヘッド26をクリーニングするように構成されてい
る。
【0047】動作に当たっては、スライダ面36は、テ
ープ22をトランスデューサ・ヘッド26から離しまた
ブラシ34をヘッド26に係合可能にするように、テー
プ22を偏倚させるように構成された支持面をアーム3
0上に形成する。一実施例によれば、トランスデューサ
・ヘッド26は磁気読取り/書込みヘッドを含む。
【0048】図5は、図1〜図4に示す構造を使用して
本出願人の発明を実現する方法を示している。このよう
な発明の特徴は、(図1及び図2の)データ記憶システ
ム12のようなテープ・ドライブ・システム内に設けら
れたコントローラ及びメモリにより実現される高性能の
クリーニング/ヘッド保護システム及び方法により実現
することができる。
【0049】図5の論理フロー図によれば、「クリーニ
ング/トランスデューサ・ヘッド保護論理アルゴリズ
ム」は、テープ・ドライブのプロセッサまたはコントロ
ーラのプログラミングの最初のレベルの論理フロー図と
して示されている。本「アルゴリズム」を使用して、研
磨性のクリーニング・テープ部を有するテープを巻き取
る際に、そのようなトランスデューサ・ヘッドに対する
不要な研磨による摩耗を制限するように、テープ・ドラ
イブ内のトランスデューサ・ヘッドの保護が実現され
る。さらに、そのようなアルゴリズムを使用して、テー
プをヘッドから離間するように偏倚させると共にクリー
ニング装置をトランスデューサ・ヘッドと係合させるこ
とにより、ヘッドのクリーニングが実現される。トラン
スデューサ・ヘッド及びクリーニング装置は協働して、
トランスデューサ・ヘッドをより完全にクリーニングす
るために、互いに異なる方向に動く。
【0050】図5の論理フロー図が開始されるとステッ
プ「S1」に進む。ステップ「S1」において、テープ
が提供される。ステップ「S1」を実行した後、プロセ
スはステップ「S2」に進む。
【0051】ステップ「S2」において、論理フロー図
では、スライダ面をテープに係合させるようにアクチュ
エータ・アームを移動させることにより、テープをトラ
ンスデューサ・ヘッドから離して駆動する。ステップ
「S2」を実行した後、プロセスはステップ「S3」に
進む。
【0052】ステップ「S3」において、テープ・ドラ
イブ・プロセッサ(またはオプションとして、関連付け
られたコンピュータまたはユーザ)は、トランスデュー
サ・ヘッドにクリーニングが必要であるか否かを判断す
る。トランスデューサ・ヘッドにクリーニングが不要で
あり、かつ研磨性のテープ部がトランスデューサ・ヘッ
ドにより巻き取られている場合、プロセッサは、ステッ
プ「S4」に進む。トランスデューサ・ヘッドにクリー
ニングが必要である場合、プロセスはステップ「S5」
に進む。
【0053】ステップ「S4」において、テープ・ドラ
イブ・プロセッサは、テープをヘッドから偏倚させるス
ライダ面の動作により、トランスデューサ・ヘッドから
離間するように偏倚するスライダ面の動作により、テー
プをヘッドから間隔をあけてトランスデューサ・ヘッド
上を走行させる。ステップ「S4」を実行した後、プロ
セスはステップ「S7」に進む。
【0054】ステップ「S5」において、テープ・ヘッ
ド・プロセッサは、ヘッド・クリーニング装置をトラン
スデューサ・ヘッドと係合させる。ステップ「S5」を
実行した後、プロセスはステップ「S6」に進む。
【0055】ステップ「S6」において、テープ・ドラ
イブ・プロセッサは、トランスデューサ・ヘッドをクリ
ーニングするために、協働して、ヘッド・クリーニング
装置の第2のほぼ垂直の動きと同時に、トランスデュー
サ・ヘッドを第1の方向に動かすように指示する。この
ようなヘッドを十分にクリーニングしたと判断されるレ
ベルまで、所定量のクリーニングが行われると、プロセ
ッサはステップ「S7」に進む。
【0056】ステップ「S7」において、テープ・ドラ
イブ・プロセッサは、偏倚したテープをトランスデュー
サ・ヘッドと係合する元の位置に戻す。ステップ「S
7」を実行した後、プロセスは終了する。
【0057】法令にしたがって、本発明は構造上及び方
法上の特徴について多少具体的な言葉づかいで説明して
きた。しかしながら、ここで述べた手段は本発明を実施
する好ましい形態を構成しているため、本発明が上述し
た特定の特徴に限定されないことを理解すべきである。
従って、本発明は均等論に従って適切に解釈される添付
の特許請求の範囲の適切な範囲内のあらゆる形態または
変形例について請求されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化するリニア・テープ・ドライブ
・データ記憶装置を含むコンピュータ・システムを示す
斜視図である。
【図2】データ・テープ・カートリッジを受取るリニア
・テープ・ドライブの内部を示すと共に、テープ・ドラ
イブのテープ・ドライブ機構に関連して提供される本発
明のクリーニング装置を示す簡略化した部分斜視図であ
る。
【図3】図2に示すテープ・ドライブ及びデータ・カー
トリッジを示す平面図である。
【図4】クリーニング動作中における図1に示すクリー
ニング装置を拡大し簡略化した部分斜視図である。
【図5】トランスデューサ・ヘッドを、研磨性のクリー
ニング・テープからの不要な研磨による摩損/汚れから
保護する及び/またはトランスデューサ・ヘッドをクリ
ーニングする際に採用されるステップを示す論理フロー
図である。
【符号の説明】
26:トランスデューサ・ヘッド 12:テープ・ドライブ 33:テープ走行路 22:テープ 22、24:テープ・キャリア 35:引き込みテープ走行路 30、36:テープ変位構造 28:クリーニング装置 48:アクチュエータ 36:外側支持面 30:支持構造 34:クリーニング・ブラシ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トランスデューサ・ヘッド(26)と、 前記トランスデューサ・ヘッド(26)と関連付けて設
    けられ、前記テープ・ドライブ(12)内のテープ走行
    路(33)に沿ってテープ(22)を支持及び走行させ
    るように構成され、読取り動作と書込み動作の少なくと
    も一方の間に、前記テープ(22)を、前記テープ走行
    路(33)に沿って前記トランスデューサ・ヘッド(2
    6)と接触するよう走行させるテープ・キャリア(2
    0、24)と、 前記トランスデューサ・ヘッド(26)と関連付けて設
    けられ、前記テープ(22)に係合して前記テープを前
    記テープ走行路(33)から、前記トランスデューサ・
    ヘッド(26)から離間した引込みテープ走行路(3
    5)まで偏倚させるように構成されたテープ変位構造
    (30、36)とを設け、 前記テープ・キャリア(20、24)は、引き込まれた
    前記テープ(22)を、前記トランスデューサ・ヘッド
    (26)から離間させて、前記テープ変位構造(30、
    36)を横切って移動させるように動作可能であり、そ
    れによって前記トランスデューサ・ヘッド(26)に対
    して移動するテープ(22)との接触によって発生する
    トランスデューサの摩損とトランスデューサの汚れの少
    なくとも一方を防止するテープ・ドライブ(12)。
  2. 【請求項2】前記テープ(22)が、前記引込みテープ
    走行路(35)に沿って前記トランスデューサ・ヘッド
    (26)から離れて偏倚されている時、クリーニングの
    ために前記トランスデューサ・ヘッド(26)に係合す
    るように構成されたクリーニング装置(28)をさらに
    設け、前記クリーニング装置(28)と前記トランスデ
    ューサ・ヘッド(26)は協働して、前記テープ(2
    2)を実質的に前記テープ走行路(33)に沿って移動
    させることなく前記トランスデューサ・ヘッド(26)
    のクリーニングを行うことができるようにする請求項1
    記載のテープ・ドライブ(12)。
  3. 【請求項3】前記クリーニング装置(28)が前記トラ
    ンスデューサ・ヘッド(26)と係合している時、前記
    トランスデューサ・ヘッド(26)をテープ走行路(3
    3)に対して横方向に動かすために支持するように構成
    されたアクチュエータ(48)をさらに設けたことを特
    徴とする請求項2記載のテープ・ドライブ(12)。
  4. 【請求項4】前記テープ変位構造(30、36)は、前
    記テープ・ドライブ(12)によって担持され、またテ
    ープ(22)と係合して偏倚させるように構成された外
    側支持面(36)を有する支持構造(30)を設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載のテープ・ドライブ(1
    2)。
  5. 【請求項5】前記支持構造(30)の隣接部に沿って設
    けられたクリーニング・ブラシ(34)をさらに設け、
    前記クリーニング・ブラシ(34)と前記トランスデュ
    ーサ・ヘッド(26)の一方は他方に対して相対的に動
    くように支持されており、前記クリーニング・ブラシ
    (34)はそのような動きの間に前記トランスデューサ
    ・ヘッド(26)をクリーニングするように構成される
    ことを特徴とする請求項4記載のテープ・ドライブ(1
    2)。
  6. 【請求項6】前記トランスデューサ・ヘッド(26)
    は、磁気読取り/書込みヘッドを設けたことを特徴とす
    る請求項1記載のテープ・ドライブ(12)。
  7. 【請求項7】少なくとも部分的にクリーニング・テープ
    から形成されたテープ(22)を使用する際のリニア・
    テープ・ドライブ(12)のトランスデューサ・ヘッド
    (26)への損傷を低減する方法であって、 少なくとも研磨性のクリーニング・テープ部を有するテ
    ープ(22)及び前記テープ・ドライブ(12)内のテ
    ープ(22)を移動させるテープ・キャリア(20、2
    4)を提供し、前記クリーニング・テープ部が、前記ト
    ランスデューサ・ヘッド(26)をクリーニングするた
    めに走行路(33)に沿って前記トランスデューサ・ヘ
    ッド(26)上を移動するように支持されるステップ
    と、 前記トランスデューサ・ヘッド(26)から前記テープ
    (22)を離間させるステップと、 前記トランスデューサ・ヘッド(26)から前記テープ
    (22)を離間させるステップと組み合わされて、前記
    クリーニング・テープ部を前記トランスデューサ・ヘッ
    ド(26)上で移動させることにより、 A)トランスデューサ・ヘッドに対する摩耗と B)クリーニング・テープから堆積する屑によるトラン
    スデューサ・ヘッド(26)の汚染 の少なくとも一方を防止するステップとを設けたことを
    特徴とする方法。
  8. 【請求項8】前記トランスデューサ・ヘッド(26)か
    ら前記テープ(22)を離間させるステップは、テープ
    変位構造(30)を枢動させて、前記テープ(22)を
    引き込まれた位置(35)に再配置するように前記走行
    路(33)に沿って配置されたテープ(22)に係合さ
    せ、それによってクリーニング装置(28)が前記トラ
    ンスデューサ・ヘッド(26)に係合するように構成す
    ることができるようにするステップを含むことを特徴と
    する請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】前記ヘッド・クリーニング装置(28)を
    前記トランスデューサ・ヘッド(26)に係合させるス
    テップをさらに含むことを特徴とする請求項8記載の方
    法。
  10. 【請求項10】前記トランスデューサ・ヘッド(26)
    をクリーニングするために、前記クリーニング装置(2
    8)と前記トランスデューサ・ヘッド(26)の少なく
    とも一方を移動させるステップをさらに含むことを特徴
    とする請求項9記載の方法。
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