JPH11328523A - 自動販売機のコラムの構造 - Google Patents
自動販売機のコラムの構造Info
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- JPH11328523A JPH11328523A JP12604398A JP12604398A JPH11328523A JP H11328523 A JPH11328523 A JP H11328523A JP 12604398 A JP12604398 A JP 12604398A JP 12604398 A JP12604398 A JP 12604398A JP H11328523 A JPH11328523 A JP H11328523A
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Abstract
最大限に低減することができる自動販売機を提供する。 【解決手段】 1枚の金属板40をその上部で2つ折り
にして湾曲板30を構成し、内板部42と外板部44と
をカシメ部52,54で密着して固定したものである。
Description
コラムを有する自動販売機のコラムの構造に関する。
動販売機において、これら商品を収納するコラムとして
は、複数枚の湾曲板を縦方向に相対向するように吊り下
げて、その内部が蛇行するように構成されたサーペンタ
イン式コラムが用いられている。
する場合には、商品を横倒し状態でコラムの上端部から
投入して、その内部に落下させる。すると、商品は、そ
の内部で積層されて収納される。
ているため、落下の途中で、商品と湾曲板が衝突し、ま
た、縦方向の湾曲板同士が衝突した際に発生する衝突音
が耳障りであった。また、衝突後の湾曲板の振動の減衰
時間が長いためにその振動音が残り耳障りであり、これ
も騒音となるという問題があった。
の騒音を低減するために、湾曲板の縦方向に長孔を所定
間隔毎に設けたものが提案されている(実開平5−36
581号)。
ただけでは、その音を十分に低減することができなかっ
た。
をコラムに投入する場合に発生する音を最大限に低減す
ることができる自動販売機のコラムの構造を提供するも
のである。
販売機のコラム構造は、円筒形の缶や瓶等の商品を横倒
し状態で積層して収納するコラムであって、このコラム
が複数枚の湾曲板を縦方向に吊下げて、商品通路が蛇行
するように構成されているサーペンタイン式コラムを有
する自動販売機において、湾曲板を、2枚の金属板を重
ねて構成したものである。
求項1のものにおいて、2枚の金属板を重ねた湾曲板の
下部を、商品通路とは反対側に折返すと共に、その折返
した下部において商品通路側の一の金属板を他の金属板
より長くしたものである。
求項1のものにおいて、湾曲板の上部を円筒状に折曲し
てカール部を形成し、このカール部の両端を左右方向に
それぞれ突出させて左右一対のヒンジ部を形成し、左右
一対のヒンジ部によってコラムの左右両側壁に設けた一
対の嵌合孔に係合して、湾曲板を吊下げたものである。
求項1のものにおいて、湾曲板における2枚の金属板の
うち、少なくともどちらか一方の金属板に縦方向にリブ
を設けたものである。
求項1のものにおいて、1枚の金属板を上部で折返して
湾曲板を形成したものである。
求項1のものにおいて、1枚の金属板を下部で折返して
湾曲板を形成したものである。
求項1のものにおいて、湾曲板における重ねた2枚の金
属板をカシメや係合部によって密着して固定したもので
ある。
求項1のものにおいて、1枚の金属板を上部で折返すと
共に、折返した金属板の下部同士に間隙を設けて湾曲板
を形成したものである。
により湾曲板を構成しているため、従来のコラムの湾曲
板の板材より厚さを半分程度にでき、振動の周波数を減
衰しやすい構造となり、衝突音が軽減される。
下部の商品通路側の金属板の方が長いため、他の金属板
の端部に商品が当たり傷付くのを防止することができ
る。
部を突出させてヒンジ部を構成することにより、湾曲板
を吊り下げるための特別な部材、例えばシャフトが不要
となる。
設けることにより、リブを設けた側の金属板の強度が向
上する。また、そのリブを設けた金属板の振動周波数
が、リブを設けていない金属板の振動周波数と異なるた
め、互いに干渉して振動減衰が早く衝突音が軽減され
る。
上部で折り返すことにより、2枚重ねの湾曲板を容易に
形成することができる。
下部で折り返すことにより2枚重ねの湾曲板を容易に形
成することができる。
カシメや係合部によって固定するため、両金属板が密着
し、湾曲板の振動エネルギーを摩擦熱に変換しやすく、
これにより振動減衰が早く衝突音が軽減される。
板の下部同士に間隙を設けているため、湾曲板がバネ性
を有し、商品落下時の衝撃を緩和し衝突音を軽減するこ
とができる。
実施例を図1〜図5に基づいて説明する。
Cを販売する自動販売機10の縦断面図であり、この図
に基づいて、その全体の構成を説明する。
本体12とその前面に設けられた扉14とよりなる。本
体12内の下部には冷却器13が設けられ、本体12の
底部には機械室16が設けられ、この内部にはコンデン
サー18、コンプレッサ20等が設けられており、これ
らによって自動販売機10内部が冷却される。さらに本
体12内部には、サーペンタイン式のコラム22が前後
方向に4列、左右方向にも複数それぞれ設けられてい
る。
に収納された缶Cを1個ずつ販売するための搬出装置2
4が設けられている。
けられた商品取出口に缶Cを案内するためのシュート2
6が設けられている。
場合には、扉14を開け、コラム22の上端部に斜め方
向に設けられた投入路28から、缶Cをころがしてコラ
ム22内部に充填する。
説明する。
方向に相対向するように、左右一対の両側壁34,36
に吊り下げシャフト32によって吊り下げている。そし
て、缶Cが通過する商品通路38は、サーペンタイン式
に蛇行するように形成されている。
構造について説明する。
側から見た斜視図であり、図2は商品通路側から見た斜
視図である。また、図3は図1におけるI−I線断面図
である。
部で2つ折りにした構造を成している。ここで、以下の
説明を簡単にするために、商品通路38側に位置する金
属板40を内板部42とし、その反対側の金属板40を
外板部44として説明する。湾曲板30の上部、すなわ
ち内板部42と外板部44との結合部は、円筒状に形成
されたカール部46を構成している。このカール部46
は、吊り下げシャフト32を挿入する部分である。
の下部、内板下部48と外板下部50は、商品通路38
側とは反対側に折曲されている。この場合に、内板下部
48の突出長さAが、外板下部50の突出長さBよりも
長くなっていると共に、外板下部50から下カシメ部5
2が設けられ、内板下部48と外板下部50とを密着し
て固定している。
左右一対のカシメ部54,54が突出し、外板部44を
密着して固定している。
は、図3に示すようにリブ56が形成されている。外板
部42は、図2に示すように平らな形状となっている。
から投入した場合について説明する。
倒し状態で投入されると、缶Cは湾曲板30に沿って蛇
行しながら落下する。この場合に湾曲板30と缶Cが衝
突して衝突音が発生する。また、湾曲板30は吊り下げ
シャフト32によって吊り下げられているため、缶Cが
落下していくときに、湾曲板30の下部とその下にある
湾曲板30のカール部46とが接触して衝突音が発生す
る。
外板部44とがカシメ部52,54によって密着してい
るため、衝突音である振動エネルギーを摩擦熱に変換し
やすく、振動減衰が早い。そのため、衝突音を早く軽減
することができる。
は平らな構造となっているため、外板部44の方が強度
が強く、この強度の違いにより衝突音が発生した場合の
振動周波数が異なるため、互いに干渉して振動減衰が早
く衝突音を軽減することができる。
成されているため、缶Cが外板下部48の端部に当たっ
て傷付くことがない。内板下部48はカシメ部52を構
成するように折曲されているため、その下部で缶Cが傷
付くことがない。
重ねた構造であるため、従来の湾曲板よりも板厚を半分
程度にすることができ、これにより衝突音により振動周
波数を軽減しやすく、衝突音を早く軽減することができ
る。
成できるため、部品点数を削減することができる。
例について、図6に基づいて説明する。
なる点は、本実施例では金属板40を下部に折り返し
て、湾曲板30を2枚重ねにした点にある。そして、金
属板40の一方の端部は、円弧状に折曲してカール部4
6を形成し、他方の端部は、そのカール部46の端部に
係合させる。また、湾曲板30の下部は、図6に示すよ
うに、金属板40の折り返し部分となっている。
0の下部が、金属板40の折り返し部分となっているた
め、この部分に缶Cが当たっても傷が付くことがない。
例について、図7に基づいて説明する。
例の湾曲板30とは異なり、外板下部50と内板下部4
8とを固定せず、図7に示すように間隙を設けるように
折曲されている。すなわち、これはカール部46の位置
で内板部42と外板部44とがバネ性を持つことにな
る。そのため、内板部42に缶Cが落下した場合でもそ
のバネ性により落下時の衝撃を緩和し、衝突音を軽減す
ることができる。
例について、図8に基づいて説明する。
ール部46の両端を左右両側方向に突出させて、一対の
ヒンジ部58を設けた点にある。
ける吊り下げシャフト32を使うことなく、コラムの両
側壁34,34に湾曲板36を吊り下げることができ
る。
枚重ねにすることにより、その厚さを薄くして、衝突音
による振動エネルギーの減衰を早め、衝突音を早く軽減
することができる。
側とは反対側から見た斜視図である。
る。
Claims (8)
- 【請求項1】円筒形の缶や瓶等の商品を横倒し状態で積
層して収納するコラムであって、このコラムが複数枚の
湾曲板を縦方向に吊下げて、商品通路が蛇行するように
構成されているサーペンタイン式コラムを有する自動販
売機において、 湾曲板を、2枚の金属板を重ねて構成したことを特徴と
する自動販売機のコラムの構造。 - 【請求項2】2枚の金属板を重ねた湾曲板の下部を、商
品通路とは反対側に折返すと共に、 その折返した下部において商品通路側の一の金属板を他
の金属板より長くしたことを特徴とする請求項1記載の
自動販売機のコラムの構造。 - 【請求項3】湾曲板の上部を円筒状に折曲してカール部
を形成し、このカール部の両端を左右方向にそれぞれ突
出させて左右一対のヒンジ部を形成し、 左右一対のヒンジ部によってコラムの左右両側壁に設け
た一対の嵌合孔に係合して、湾曲板を吊下げたことを特
徴とする請求項1記載の自動販売機のコラムの構造。 - 【請求項4】湾曲板における2枚の金属板のうち、少な
くともどちらか一方の金属板に縦方向にリブを設けたこ
とを特徴とする請求項1記載の自動販売機のコラムの構
造。 - 【請求項5】1枚の金属板を上部で折返して湾曲板を形
成したことを特徴とする請求項1記載の自動販売機のコ
ラムの構造。 - 【請求項6】1枚の金属板を下部で折返して湾曲板を形
成したことを特徴とする請求項1記載の自動販売機のコ
ラムの構造。 - 【請求項7】湾曲板における重ねた2枚の金属板をカシ
メや係合部によって密着して固定したことを特徴とする
請求項1記載の自動販売機のコラムの構造。 - 【請求項8】1枚の金属板を上部で折返すと共に、折返
した金属板の下部同士に間隙を設けて湾曲板を形成した
ことを特徴とする請求項1記載の自動販売機のコラムの
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12604398A JP3548760B2 (ja) | 1998-05-08 | 1998-05-08 | 自動販売機のコラムの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12604398A JP3548760B2 (ja) | 1998-05-08 | 1998-05-08 | 自動販売機のコラムの構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11328523A true JPH11328523A (ja) | 1999-11-30 |
JP3548760B2 JP3548760B2 (ja) | 2004-07-28 |
Family
ID=14925254
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12604398A Expired - Fee Related JP3548760B2 (ja) | 1998-05-08 | 1998-05-08 | 自動販売機のコラムの構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3548760B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013134646A (ja) * | 2011-12-27 | 2013-07-08 | Panasonic Corp | 自動販売機の商品収納装置 |
-
1998
- 1998-05-08 JP JP12604398A patent/JP3548760B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013134646A (ja) * | 2011-12-27 | 2013-07-08 | Panasonic Corp | 自動販売機の商品収納装置 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3548760B2 (ja) | 2004-07-28 |
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