JPH0748126Y2 - 陳列装置用棚板 - Google Patents

陳列装置用棚板

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JPH0748126Y2
JPH0748126Y2 JP1992022483U JP2248392U JPH0748126Y2 JP H0748126 Y2 JPH0748126 Y2 JP H0748126Y2 JP 1992022483 U JP1992022483 U JP 1992022483U JP 2248392 U JP2248392 U JP 2248392U JP H0748126 Y2 JPH0748126 Y2 JP H0748126Y2
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JP
Japan
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shelf board
display device
grooves
displayed
shelf
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JP1992022483U
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JPH0619620U (ja
Inventor
三喜男 渡辺
Original Assignee
株式会社ケイ・アイ・ディー
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ジュースその他の飲
料が包装された缶、びん等を陳列する装置に用いる棚板
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ジュースその他の飲料を包装した
缶、びん等を売場に陳列する装置として、前面を開閉自
在としたガラス扉で構成した冷蔵陳列装置が知られてい
る。そして又、この冷蔵陳列装置で使用される棚板とし
て、上面に平行突条による溝を多数、並設した棚板本体
と、前記溝に嵌入して立設された数枚の仕切板とでなる
棚板が知られている。
【0003】前記の陳列装置用棚板は、冷蔵陳列装置内
に、前方を低く傾斜させて設置され、棚板上に収容され
た、缶、びん等の陳列商品が前記仕切板(前後方向とさ
れる)に沿って、平行突条の上を滑って、順次前方に移
動できるようにされる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】前記の如くの陳列装置
用棚板は、設置で与えられた傾斜に従って、陳列商品が
円滑に滑って前方に移動できることが望ましいが、滑り
性の点で次のような問題点があった。
【0005】即ち、前記仕切板は、陳列商品の巾(例え
ば250mlの缶で径が52mm、350mlの缶で6
6mm)に応じて、その立設位置を変化可能とする為、
陳列予定品の種類が増加するに従って、多数の溝を設け
る必要があり、溝を多数設けるに従って、平行突条の数
が増加し、棚板上面の、商品の底面と接する面が増加し
て、滑り性を低下させる問題点があった。
【0006】
【課題を解決する為の手段】この考案は、前記の如くの
問題点に鑑みてなされたもので、棚板上における商品の
滑り性を損うことなく、陳列可能な商品の種類を多くで
きる陳列装置用棚板を提供することを目的としている。
【0007】斯る目的のもとになされたこの考案の陳列
装置用棚板は、上面に平行突条による溝を多数、並設し
た棚板本体と、前記溝に嵌入して立設された数枚の仕切
板とでなる陳列装置用棚板において、前記溝の設置間隔
dと、数種の陳列予定品の巾Wnの間で下記式の関係と
してあることを特徴としたものである。
【0008】
【数2】
【0009】n、mは整数、tは仕切板の厚さ。
【0010】又、この考案の陳列装置用棚板は、溝の設
置間隔dと、陳列予定品の巾Wnの間で、前記式の関係
とした棚板であって、更に、仕切板の前端に、平面弧状
の縦壁が、前方に凸に設けてあることを特徴としたもの
である。
【0011】
【作用】この考案の陳列装置用棚板によれば、溝の並設
数を合理的に少くできる結果、棚板上面の、商品の底面
と接する面を少なくして、商品の滑り性を良くすること
ができる。
【0012】仕切板の前端に、平面弧状の縦壁を、前方
に凸に設けることによって、前端に向って滑動して来る
商品による衝撃を吸収、緩和することができる。
【0013】
【実施例】以下この考案の実施例を図を参照して説明す
る。
【0014】図において、1は棚板本体、2は仕切板で
ある。棚板本体1は、同一の棚板本体1、1を左右に連
結して必要な巾(冷蔵陳列装置の内部巾)にできるよう
にしたもので、一側縁に連結孔3、他側縁に連結突起4
が設けてあり、連結孔3に連結突起4を嵌入して連結で
きるようにしてある。又、棚板本体1の上面には、平行
突条5a、5aで形成された溝5、5が前後の方向で、
並設してあり、仕切板2が、その下側縁を溝5に嵌入し
て立設できるようになっている。図中6は前壁で、棚板
本体1の前縁に直角に連設されており、前面に商品名や
価格などを表示できるようにしたものである。
【0015】仕切板2は、帯状板体7の前端に、平面弧
状とした縦壁8が、前方に凸に設けて構成されており、
縦壁8の前面下部には、前記前壁6との隙間を塞ぐ為の
突条9が横設してある。
【0016】前記溝5、5の設置間隔d(図2参照)
は、実施例の場合、14mmとし、仕切板2の厚さ(帯
状板体7の厚さ)tは2mmとしてある。これは、25
0ml入りの缶ジュースの径が52mmであり、350
ml入りで66mm、1000ml入りで80mm、1
500ml入りで95mmであることを考慮したもので
ある。
【0017】即ち、仕切板2、2を並列するときの、仕
切板2間の溝5の数によって、仕切板間の巾(即ち陳列
商品の巾)Wnが次のように変化するからである。
【0018】溝数3の場合(図2に対応)
【0019】
【数3】
【0020】溝数4の場合
【0021】
【数4】
【0022】溝数5の場合
【0023】
【数5】
【0024】溝数6の場合
【0025】
【数6】
【0026】上記のように構成した実施例の陳列装置用
棚板によれば、仕切板2の位置を選定することによっ
て、250ml乃至1500mlの入りの缶ジュース
(4種類)を、整然と陳列することができる。この場合
の陳列装置用棚板も、前方を低く傾斜して設置されるも
ので、陳列装置の前面のガラス扉を開けて、陳列された
缶ジュースを前方のものから取り出す毎に、後方の缶ジ
ュースが棚板の傾斜に従って前方に滑って来るものであ
る。
【0027】陳列商品(缶ジュース)が、棚板上を滑動
する場合、商品の底部と棚板の上面の接触面積が少いこ
とが望ましいが、実施例のように、溝5の設置間隔d
を、陳列予定品の巾Wnの間で前記のように、
【0028】
【数7】の関係とすれば、溝5の数を合理的に少くで
き、かつ、平行突条5aの数を少くできるので、それだ
け、商品の底部に対する接触面積を少くし、滑り性を良
好にすることができる。
【0029】次に、陳列商品が、棚板の傾斜に従って、
前方へ滑動する場合、図3(b)に示したように、商品
10は、仕切板2の前端に設けた縦壁8、8に当って止
められる。この時、縦壁8および前壁6には、衝突によ
る衝撃が加えられる。
【0030】実施例の棚板では、縦壁8を平面弧状のも
のとして、縦壁8と前壁6の間に間隙11が形成される
ようにし、縦壁8が独立して変形できるようにしてある
ので、滑動して来た商品の到達時の衝撃を、縦壁8の変
形で吸収することができる。この結果、前壁6に加わる
衝撃を緩和し、前壁6のヒビ割れ、破損等を避けること
ができる。
【0031】縦壁8の前面に設けた突条9は、前壁6と
の間の間隙11を塞ぐことができるので、該部に侵入し
た塵埃が、下方に落下しないようにすることができる。
【0032】
【考案の効果】以上に説明したように、この考案によれ
ば、棚板の上面に設けられる溝の数を必要最低数にでき
るので、陳列商品の滑り性を良くし、円滑な移動を図る
ことができる効果がある。
【0033】又、陳列商品の滑動で与えられる衝撃を緩
和できるので、使用中の破損を未然に防止できる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例の一部を破切した斜視図であ
る。
【図2】同じく実施例の断面図である。
【図3】(a)は実施例の仕切板の一部を破切した斜視
図、(b)は仕切板に設けた縦壁の作用を説明する図で
ある。
【符号の説明】
1 棚板本体 2 仕切板 5 溝 5a 平行突条 6 前壁 8 縦壁 9 突条 10 商品

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に、平行突条による溝を多数、並設
    した棚板本体と、前記溝に嵌入して立設された数枚の仕
    切板とでなる陳列装置用棚板において、前記仕切板の前
    端に、平面弧状の縦壁が、前方に凸に設けてあり、前記
    溝の設置間隔dと、数種の陳列予定品の巾Wnの間で下
    記式の関係としてあることを特徴とする陳列装置用棚
    板。 【数1】 n、mは整数、tは仕切板の厚さ。
JP1992022483U 1992-03-13 1992-03-13 陳列装置用棚板 Expired - Fee Related JPH0748126Y2 (ja)

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JPH0619620U JPH0619620U (ja) 1994-03-15
JPH0748126Y2 true JPH0748126Y2 (ja) 1995-11-08

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ID=12083973

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011019590A (ja) * 2009-07-14 2011-02-03 Hiromitsu Shoji 物品陳列棚および物品飛び出し防止器具
JP2011189092A (ja) * 2010-03-17 2011-09-29 Hiromitsu Shoji 物品陳列棚および物品飛び出し防止器具

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