JPH11328408A - データ処理装置および方法、情報記憶媒体 - Google Patents

データ処理装置および方法、情報記憶媒体

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JPH11328408A
JPH11328408A JP10128768A JP12876898A JPH11328408A JP H11328408 A JPH11328408 A JP H11328408A JP 10128768 A JP10128768 A JP 10128768A JP 12876898 A JP12876898 A JP 12876898A JP H11328408 A JPH11328408 A JP H11328408A
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pixels
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JP10128768A
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Kazuyuki Maruo
和幸 丸尾
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Advantest Corp
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    • G06T2207/30108Industrial image inspection
    • G06T2207/30141Printed circuit board [PCB]
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    • G06T2207/30Subject of image; Context of image processing
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    • G06T2207/30148Semiconductor; IC; Wafer

Abstract

(57)【要約】 【課題】 任意の角度で撮像された半導体ウェハなどの
画像データの傾斜を検出する。 【解決手段】 画像データをエッジ処理してから二値化
し、この画像データをハフ変換処理してパラメータ図表
を生成し、このパラメータ図表からハフ曲線の重複が多
数の座標を抽出してグループ化し、このグループごとに
代表の座標を選出して画像データの傾斜を推定すること
で、画像データから直線成分を認識して傾斜を推定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部入力される画
像データから直線成分を認識して傾斜を検出するデータ
処理装置および方法と、本発明のデータ処理装置のコン
ピュータに本発明のデータ処理方法の処理動作を実行さ
せるためのプログラムがソフトウェアとして格納されて
いる情報記憶媒体とに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリント基板や半導体ウェハの検
査工程においては、試料の表面に欠陥や異物が発生した
とき、これをSEM(Scanning Electron Microscope)な
どで観察し、撮像した画像データをデータベースに蓄積
している。このように蓄積された欠陥の画像には、構造
が類似した多数の画像が存在する。
【0003】例えば、ある試料の画像を観察していたと
き、過去の類似した画像と比較しようとしても、現状は
記憶をたよりに画像データを次々と検索するしかない。
また、画像の特徴は言葉では表現しにくいため、撮像し
た本人しかわからず、他人とのデータ共有も容易ではな
い。このような課題を解決するため、多数の画像データ
を効率よく検索できることが要望されている。
【0004】プリント基板や半導体ウェハをSEMなど
で撮影して入力した画像データにおいて、上述のような
欠陥や異物の検出や認識や判断を行う画像処理方法は従
来から多々存在する。従来の方法は、画像をデジタル的
に取り扱うデジタル画像処理が一般的で、コンピュータ
ーのデータ処理により画像処理を行っている。
【0005】従来、画像データの検索には主にパターン
マッチングの技術が利用されている。これは、蓄積され
ている画像と検査対象の画像を比較するものである。こ
こで、画像を比較するとは、二つの画像の対応する画素
ごとに差分を算出し、この差分を画素の濃度とする差分
画像を生成することである。
【0006】この差分画像は、比較した二つの画像が完
全に同一であれば、その差分処理によって全部の画素の
濃度が“0”の完全にフラットな画像となる。しかし、
欠陥や異物の形状が違う場合は、その部分に“0”以外
の濃度の画素が集中的に発生する。
【0007】従って、二つの画像を比較して類似を判定
する場合、差分画像の“0”以外の濃度の画素の総数な
どを計測し、その結果が設定した閾値よりも低い場合
に、比較した二つの画像は類似していると判断でき、こ
れを検索結果として出力することができる。
【0008】以上の処理により、蓄積された多数の画像
データから所定の画素に類似したものだけを抽出するこ
とができる。半導体ウェハの画像の場合、背景の部分に
配線パターンが縦横に走っているが、配線パターンは普
通、一定方向に規則的に整列しているので、パターンマ
ッチングでは背景の部分はキャンセルされ、結果として
欠陥や異物などのユニークな部分の相違だけを抽出する
ことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、画像
データのパターンマッチングを利用することにより、あ
る画像データに類似した画像データをデータベースから
検索することや、二つの画像データを比較して相違部分
を抽出するようなことができる。
【0010】しかし、上述のようなパターンマッチング
を良好に実行するためには、複数の画像データの位置や
方向が整合している必要がある。例えば、同一の物体を
撮像した画像データでも、撮像する位置や角度が相違し
ていると、パターンマッチングの精度は極度に低下す
る。
【0011】このため、データベースに蓄積された多数
の画像データの位置や角度が整合していない場合、比較
する画像データの位置や角度を整合させてからパターン
マッチングを実行する必要があるが、これは作業が煩雑
であり多数の画像データを高速に検索するような場合に
は実用的でない。
【0012】しかし、前述のように半導体ウェハの欠陥
を撮像した画像データのデータベースなどでは、観察者
が欠陥の詳しい特徴を分析するため、個々に最適な方向
で画像を撮像している。つまり、多数の画像データで位
置や方向が整合しておらず、パターンマッチングによる
高速な検索や相違部分の抽出が困難となっている。
【0013】本発明は上述のような課題に鑑みてなされ
たものであり、画像データの傾斜を検出することができ
るデータ処理装置および方法、このデータ処理方法をデ
ータ処理装置となるコンピュータに実行させるためのプ
ログラムが格納されている情報記憶媒体、を提供するこ
とを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の第一のデータ処
理装置は、多値の濃度がデジタルで個々に設定された多
数の画素からなる画像データが外部入力される画像入力
手段と、該画像入力手段に外部入力された画像データを
エッジ処理してエッジ部分の画素の濃度を強調するエッ
ジ処理手段と、該エッジ処理手段によりエッジ処理され
た画像データの各画素の濃度を適正な閾値と比較して二
値化する二値化処理手段と、該二値化処理手段により二
値化された画像データをハフ変換処理してパラメータ空
間に多数のハフ曲線が描画されたパラメータ図表を生成
するハフ変換手段と、該ハフ変換手段により生成された
パラメータ図表からハフ曲線の重複が多数の座標を適正
な閾値との比較により抽出する座標抽出手段と、該座標
抽出手段により抽出されたパラメータ図表の座標を位置
の近接に対応してグループ化するラベリング手段と、該
ラベリング手段により生成されたグループごとに代表の
座標を選出する代表選出手段と、該代表選出手段により
選出された座標から画像データの傾斜を推定する傾斜検
出手段と、を具備している。
【0015】従って、本発明のデータ処理装置によるデ
ータ処理方法では、多値の濃度がデジタルで個々に設定
された多数の画素からなる画像データが画像入力手段に
外部入力されると、この外部入力された画像データがエ
ッジ処理手段によりエッジ処理されてエッジ部分の画素
の濃度が強調される。このエッジ処理された画像データ
の画素ごとに二値化処理手段により濃度が適正な閾値と
比較されて二値化され、この二値化された画像データが
ハフ変換手段によりハフ変換処理されてパラメータ空間
に多数のハフ曲線が描画されたパラメータ図表が生成さ
れる。この生成されたパラメータ図表からハフ曲線の重
複が多数の座標が座標抽出手段により適正な閾値との比
較で抽出され、この抽出されたパラメータ図表の座標が
ラベリング手段により位置の近接に対応してグループ化
される。このように生成されたグループごとに代表選出
手段により代表の座標が選出され、この選出された座標
から画像データの傾斜が傾斜検出手段により推定される
ので、デジタルの画像データから直線成分が認識されて
傾斜が推定される。
【0016】本発明の第二のデータ処理装置は、多値の
濃度がデジタルで個々に設定された多数の画素からなる
画像データが外部入力される画像入力手段と、該画像入
力手段に外部入力された画像データをエッジ処理してエ
ッジ部分の画素の濃度を強調するエッジ処理手段と、該
エッジ処理手段によりエッジ処理された画像データの各
画素の濃度を適正な閾値と比較して二値化する二値化処
理手段と、該二値化処理手段により二値化された画像デ
ータの位置座標(x,y)の画素ごとにハフ変換処理を実
行することで、直線成分“ρ=xcosθ+ysinθ”のx
軸との角度“θ”および原点との距離“|ρ|”を座標
(θ,ρ)としたパラメータ図表を生成するハフ変換手段
と、該ハフ変換手段により生成されたパラメータ図表か
らハフ曲線の重複が多数の座標を適正な閾値との比較に
より抽出する座標抽出手段と、該座標抽出手段により抽
出されたパラメータ図表の座標の個数を角度“θ”ごと
に積算してヒストグラムを生成するヒストグラム生成手
段と、該ヒストグラム生成手段により生成されたヒスト
グラムから座標の個数が最多の角度“θ”を特定する傾
斜検出手段と、を具備している。
【0017】従って、本発明のデータ処理装置によるデ
ータ処理方法では、多値の濃度がデジタルで個々に設定
された多数の画素からなる画像データが画像入力手段に
外部入力されると、この外部入力された画像データがエ
ッジ処理手段によりエッジ処理されてエッジ部分の画素
の濃度が強調される。このエッジ処理された画像データ
の画素ごとに二値化処理手段により濃度が適正な閾値と
比較されて二値化され、この二値化された画像データの
位置座標(x,y)の画素ごとにハフ変換手段によりハフ
変換処理が実行されることで、直線成分“ρ=xcosθ
+ysinθ”のx軸との角度“θ”および原点との距離
“|ρ|”を座標(θ,ρ)としたパラメータ図表が生成
される。この生成されたパラメータ図表からハフ曲線の
重複が多数の座標が座標抽出手段により適正な閾値との
比較で抽出され、この抽出されたパラメータ図表の座標
の個数がヒストグラム生成手段により角度“θ”ごとに
積算されてヒストグラムが生成される。この生成された
ヒストグラムから座標の個数が最多の角度“θ”が傾斜
検出手段により特定されるので、デジタルの画像データ
から直線成分が認識されて傾斜の角度がデータ出力され
る。
【0018】本発明の第三のデータ処理装置は、多値の
濃度がデジタルで個々に設定された多数の画素からなる
画像データが外部入力される画像入力手段と、該画像入
力手段に外部入力された画像データをエッジ処理してエ
ッジ部分の画素の濃度を強調するエッジ処理手段と、該
エッジ処理手段によりエッジ処理された画像データの各
画素の濃度を適正な閾値と比較して二値化する二値化処
理手段と、該二値化処理手段により二値化された画像デ
ータの位置座標(x,y)の画素ごとにハフ変換処理を実
行することで、直線成分“ρ=xcosθ+ysinθ”のx
軸との角度“θ”および原点との距離“|ρ|”を座標
(θ,ρ)としたパラメータ図表を生成するハフ変換手段
と、該ハフ変換手段により生成されたパラメータ図表か
らハフ曲線の重複が多数の座標を適正な閾値との比較に
より抽出する座標抽出手段と、該座標抽出手段により抽
出されたパラメータ図表の座標を位置の近接に対応して
グループ化するラベリング手段と、該ラベリング手段に
より生成されたグループごとに代表の座標を選出する代
表選出手段と、該代表選出手段により選出された多数の
座標が集中している角度“θ”を特定する傾斜検出手段
と、を具備している。
【0019】従って、本発明のデータ処理装置によるデ
ータ処理方法では、多値の濃度がデジタルで個々に設定
された多数の画素からなる画像データが画像入力手段に
外部入力されると、この外部入力された画像データがエ
ッジ処理手段によりエッジ処理されてエッジ部分の画素
の濃度が強調される。このエッジ処理された画像データ
の画素ごとに二値化処理手段により濃度が適正な閾値と
比較されて二値化され、この二値化された画像データの
位置座標(x,y)の画素ごとにハフ変換手段によりハフ
変換処理が実行されることで、直線成分“ρ=xcosθ
+ysinθ”のx軸との角度“θ”および原点との距離
“|ρ|”を座標(θ,ρ)としたパラメータ図表が生成
される。この生成されたパラメータ図表からハフ曲線の
重複が多数の座標が座標抽出手段により適正な閾値との
比較で抽出され、この抽出されたパラメータ図表の座標
がラベリング手段により位置の近接に対応してグループ
化される。このように生成されたグループごとに代表の
座標が代表選出手段により選出され、この選出された多
数の座標が集中している角度“θ”が傾斜検出手段によ
り特定されるので、デジタルの画像データから直線成分
が認識されて傾斜の角度がデータ出力される。
【0020】本発明の第四のデータ処理装置は、多値の
濃度がデジタルで個々に設定された多数の画素からなる
画像データが外部入力される画像入力手段と、該画像入
力手段に外部入力された画像データの全部の画素の濃度
の平均値を算出する平均算出手段と、該平均算出手段に
より算出された濃度の平均値との差分を画像データの画
素ごとに算出する差分算出手段と、該差分算出手段によ
り算出された濃度の差分を画素ごとに適正な閾値と比較
して画像データを二値化する二値化処理手段と、該二値
化処理手段により二値化された画像データをハフ変換処
理してパラメータ空間に多数のハフ曲線が描画されたパ
ラメータ図表を生成するハフ変換手段と、該ハフ変換手
段により生成されたパラメータ図表からハフ曲線の重複
が多数の座標を適正な閾値との比較により抽出する座標
抽出手段と、該座標抽出手段により抽出されたパラメー
タ図表の座標を位置の近接に対応してグループ化するラ
ベリング手段と、該ラベリング手段により生成されたグ
ループごとに代表の座標を選出する代表選出手段と、該
代表選出手段により選出された座標から画像データの傾
斜を推定する傾斜検出手段と、を具備している。
【0021】従って、本発明のデータ処理装置によるデ
ータ処理方法では、多値の濃度がデジタルで個々に設定
された多数の画素からなる画像データが画像入力手段に
外部入力されると、この外部入力された画像データの全
部の画素の濃度の平均値が平均算出手段により算出され
る。この算出された濃度の平均値との差分が差分算出手
段により画像データの画素ごとに算出され、この算出さ
れた濃度の差分が二値化処理手段により画素ごとに適正
な閾値と比較されて画像データが二値化される。この二
値化された画像データをハフ変換処理してパラメータ空
間に多数のハフ曲線が描画されたパラメータ図表が生成
され、この生成されたパラメータ図表からハフ曲線の重
複が多数の座標が座標抽出手段により適正な閾値との比
較で抽出される。この抽出されたパラメータ図表の座標
がラベリング手段により位置の近接に対応してグループ
化され、このように生成されたグループごとに代表の座
標が代表選出手段により選出され、この選出された座標
から画像データの傾斜が傾斜検出手段により推定される
ので、デジタルの画像データから直線成分が認識されて
傾斜が推定される。
【0022】本発明の第五のデータ処理装置は、多値の
濃度がデジタルで個々に設定された多数の画素からなる
画像データが外部入力される画像入力手段と、該画像入
力手段に外部入力された画像データの全部の画素の濃度
の平均値を算出する平均算出手段と、該平均算出手段に
より算出された濃度の平均値との差分を画像データの画
素ごとに算出する差分算出手段と、該差分算出手段によ
り算出された濃度の差分を画素ごとに適正な閾値と比較
して画像データを二値化する二値化処理手段と、該二値
化処理手段により二値化された画像データの位置座標
(x,y)の画素ごとにハフ変換処理を実行することで、
直線成分“ρ=xcosθ+ysinθ”のx軸との角度
“θ”および原点との距離“|ρ|”を座標(θ,ρ)と
したパラメータ図表を生成するハフ変換手段と、該ハフ
変換手段により生成されたパラメータ図表からハフ曲線
の重複が多数の座標を適正な閾値との比較により抽出す
る座標抽出手段と、該座標抽出手段により抽出されたパ
ラメータ図表の座標の個数を角度“θ”ごとに積算して
ヒストグラムを生成するヒストグラム生成手段と、該ヒ
ストグラム生成手段により生成されたヒストグラムから
座標の個数が最多の角度“θ”を特定する傾斜検出手段
と、を具備している。
【0023】従って、本発明のデータ処理装置によるデ
ータ処理方法では、多値の濃度がデジタルで個々に設定
された多数の画素からなる画像データが画像入力手段に
外部入力されると、この外部入力された画像データの全
部の画素の濃度の平均値が平均算出手段により算出され
る。この算出された濃度の平均値との差分が差分算出手
段により画像データの画素ごとに算出され、この算出さ
れた濃度の差分が二値化処理手段により画素ごとに適正
な閾値と比較されて画像データが二値化される。この二
値化された画像データの位置座標(x,y)の画素ごとに
ハフ変換手段によりハフ変換処理が実行されることで、
直線成分“ρ=xcosθ+ysinθ”のx軸との角度
“θ”および原点との距離“|ρ|”を座標(θ,ρ)と
したパラメータ図表が生成される。この生成されたパラ
メータ図表からハフ曲線の重複が多数の座標が座標抽出
手段により適正な閾値との比較で抽出され、この抽出さ
れたパラメータ図表の座標の個数がヒストグラム生成手
段により角度“θ”ごとに積算されてヒストグラムが生
成される。この生成されたヒストグラムから座標の個数
が最多の角度“θ”が傾斜検出手段により特定されるの
で、デジタルの画像データから直線成分が認識されて傾
斜の角度がデータ出力される。
【0024】本発明の第六のデータ処理装置は、多値の
濃度がデジタルで個々に設定された多数の画素からなる
画像データが外部入力される画像入力手段と、該画像入
力手段に外部入力された画像データの全部の画素の濃度
の平均値を算出する平均算出手段と、該平均算出手段に
より算出された濃度の平均値との差分を画像データの画
素ごとに算出する差分算出手段と、該差分算出手段によ
り算出された濃度の差分を画素ごとに適正な閾値と比較
して画像データを二値化する二値化処理手段と、該二値
化処理手段により二値化された画像データの位置座標
(x,y)の画素ごとにハフ変換処理を実行することで、
直線成分“ρ=xcosθ+ysinθ”のx軸との角度
“θ”および原点との距離“|ρ|”を座標(θ,ρ)と
したパラメータ図表を生成するハフ変換手段と、該ハフ
変換手段により生成されたパラメータ図表からハフ曲線
の重複が多数の座標を適正な閾値との比較により抽出す
る座標抽出手段と、該座標抽出手段により抽出されたパ
ラメータ図表の座標を位置の近接に対応してグループ化
するラベリング手段と、該ラベリング手段により生成さ
れたグループごとに代表の座標を選出する代表選出手段
と、該代表選出手段により選出された多数の座標が集中
している角度“θ”を特定する傾斜検出手段と、を具備
している。
【0025】従って、本発明のデータ処理装置によるデ
ータ処理方法では、多値の濃度がデジタルで個々に設定
された多数の画素からなる画像データが画像入力手段に
外部入力されると、この外部入力された画像データの全
部の画素の濃度の平均値が平均算出手段により算出され
る。この算出された濃度の平均値との差分が差分算出手
段により画像データの画素ごとに算出され、この算出さ
れた濃度の差分が二値化処理手段により画素ごとに適正
な閾値と比較されて画像データが二値化される。この二
値化された画像データの位置座標(x,y)の画素ごとに
ハフ変換手段によりハフ変換処理が実行されることで、
直線成分“ρ=xcosθ+ysinθ”のx軸との角度
“θ”および原点との距離“|ρ|”を座標(θ,ρ)と
したパラメータ図表が生成される。この生成されたパラ
メータ図表からハフ曲線の重複が多数の座標が座標抽出
手段により適正な閾値との比較で抽出され、この抽出さ
れたパラメータ図表の座標がラベリング手段により位置
の近接に対応してグループ化される。このように生成さ
れたグループごとに代表の座標が代表選出手段により選
出され、この選出された多数の座標が集中している角度
“θ”が傾斜検出手段により特定されるので、デジタル
の画像データから直線成分が認識されて傾斜の角度がデ
ータ出力される。
【0026】本発明の第七のデータ処理装置は、多値の
濃度がデジタルで個々に設定された多数の画素からなる
画像データが外部入力される画像入力手段と、該画像入
力手段に外部入力された画像データの全部の画素の濃度
tの平均値Mを算出する平均算出手段と、該平均算出手
段により算出された濃度の平均値との差分“|t−M
|”を重み係数として画像データの画素ごとに算出する
差分算出手段と、画像データの位置座標(x,y)の画素
ごとにハフ変換処理を実行することで、直線成分“ρ=
xcosθ+ysinθ”のx軸との角度“θ”および原点と
の距離“|ρ|”を座標(θ,ρ)としたパラメータ図表
を、ハフ曲線の重複ごとに対応する重み係数を加算して
生成するハフ変換手段と、該ハフ変換手段により生成さ
れたパラメータ図表から加算結果の数値が大きい座標を
適正な閾値との比較により抽出する座標抽出手段と、該
座標抽出手段により抽出されたパラメータ図表の座標を
位置の近接に対応してグループ化するラベリング手段
と、該ラベリング手段により生成されたグループごとに
代表の座標を選出する代表選出手段と、該代表選出手段
により選出された座標から画像データの傾斜を推定する
傾斜検出手段と、を具備している。
【0027】従って、本発明のデータ処理装置によるデ
ータ処理方法では、多値の濃度がデジタルで個々に設定
された多数の画素からなる画像データが画像入力手段に
外部入力されると、この外部入力された画像データの全
部の画素の濃度tの平均値Mが平均算出手段により算出
される。この算出された濃度の平均値との差分“|t−
M|”が差分算出手段により重み係数として画像データ
の画素ごとに算出され、画像データの位置座標(x,y)
の画素ごとにハフ変換手段により実行されるハフ変換処
理において、ハフ曲線の重複ごとに対応する重み係数が
加算されることで、直線成分“ρ=xcosθ+ysinθ”
のx軸との角度“θ”および原点との距離“|ρ|”を
座標(θ,ρ)としたパラメータ図表が生成される。この
生成されたパラメータ図表から加算結果の数値が大きい
座標が座標抽出手段により適正な閾値との比較で抽出さ
れ、この抽出されたパラメータ図表の座標がラベリング
手段により位置の近接に対応してグループ化される。こ
のように生成されたグループごとに代表の座標が代表選
出手段により選出され、この選出された座標から画像デ
ータの傾斜が傾斜検出手段により推定されるので、デジ
タルの画像データから直線成分が認識されて傾斜が推定
される。
【0028】本発明の第八のデータ処理装置は、多値の
濃度がデジタルで個々に設定された多数の画素からなる
画像データが外部入力される画像入力手段と、該画像入
力手段に外部入力された画像データの全部の画素の濃度
tの平均値Mを算出する平均算出手段と、該平均算出手
段により算出された濃度の平均値との差分“|t−M
|”を重み係数として画像データの画素ごとに算出する
差分算出手段と、画像データの位置座標(x,y)の画素
ごとにハフ変換処理を実行することで、直線成分“ρ=
xcosθ+ysinθ”のx軸との角度“θ”および原点と
の距離“|ρ|”を座標(θ,ρ)としたパラメータ図表
を、ハフ曲線の重複ごとに対応する重み係数を加算して
生成するハフ変換手段と、該ハフ変換手段により生成さ
れたパラメータ図表から加算結果の数値が大きい座標を
適正な閾値との比較により抽出する座標抽出手段と、該
座標抽出手段により抽出されたパラメータ図表の座標の
個数を角度“θ”ごとに積算してヒストグラムを生成す
るヒストグラム生成手段と、該ヒストグラム生成手段に
より生成されたヒストグラムから座標の個数が最多の角
度“θ”を特定する傾斜検出手段と、を具備している。
【0029】従って、本発明のデータ処理装置によるデ
ータ処理方法では、多値の濃度がデジタルで個々に設定
された多数の画素からなる画像データが画像入力手段に
外部入力されると、この外部入力された画像データの全
部の画素の濃度tの平均値Mが平均算出手段により算出
される。この算出された濃度の平均値との差分“|t−
M|”が差分算出手段により重み係数として画像データ
の画素ごとに算出され、画像データの位置座標(x,y)
の画素ごとにハフ変換手段により実行されるハフ変換処
理において、ハフ曲線の重複ごとに対応する重み係数が
加算されることで、直線成分“ρ=xcosθ+ysinθ”
のx軸との角度“θ”および原点との距離“|ρ|”を
座標(θ,ρ)としたパラメータ図表が生成される。この
生成されたパラメータ図表から加算結果の数値が大きい
座標が座標抽出手段により適正な閾値との比較で抽出さ
れ、この抽出されたパラメータ図表の座標の個数がヒス
トグラム生成手段により角度“θ”ごとに積算されてヒ
ストグラムが生成される。この生成されたヒストグラム
から座標の個数が最多の角度“θ”が傾斜検出手段によ
り特定されるので、デジタルの画像データから直線成分
が認識されて傾斜の角度がデータ出力される。
【0030】本発明の第九のデータ処理装置は、多値の
濃度がデジタルで個々に設定された多数の画素からなる
画像データが外部入力される画像入力手段と、該画像入
力手段に外部入力された画像データの全部の画素の濃度
tの平均値Mを算出する平均算出手段と、該平均算出手
段により算出された濃度の平均値との差分“|t−M
|”を重み係数として画像データの画素ごとに算出する
差分算出手段と、画像データの位置座標(x,y)の画素
ごとにハフ変換処理を実行することで、直線成分“ρ=
xcosθ+ysinθ”のx軸との角度“θ”および原点と
の距離“|ρ|”を座標(θ,ρ)としたパラメータ図表
を、ハフ曲線の重複ごとに対応する重み係数を加算して
生成するハフ変換手段と、該ハフ変換手段により生成さ
れたパラメータ図表から加算結果の数値が大きい座標を
適正な閾値との比較により抽出する座標抽出手段と、該
座標抽出手段により抽出されたパラメータ図表の座標を
位置の近接に対応してグループ化するラベリング手段
と、該ラベリング手段により生成されたグループごとに
代表の座標を選出する代表選出手段と、該代表選出手段
により選出された多数の座標が集中している角度“θ”
を特定する傾斜検出手段と、を具備している。
【0031】従って、本発明のデータ処理装置によるデ
ータ処理方法では、多値の濃度がデジタルで個々に設定
された多数の画素からなる画像データが画像入力手段に
外部入力されると、この外部入力された画像データの全
部の画素の濃度tの平均値Mが平均算出手段により算出
される。この算出された濃度の平均値との差分“|t−
M|”が差分算出手段により重み係数として画像データ
の画素ごとに算出され、画像データの位置座標(x,y)
の画素ごとにハフ変換手段により実行されるハフ変換処
理において、ハフ曲線の重複ごとに対応する重み係数が
加算されることで、直線成分“ρ=xcosθ+ysinθ”
のx軸との角度“θ”および原点との距離“|ρ|”を
座標(θ,ρ)としたパラメータ図表が生成される。この
生成されたパラメータ図表から加算結果の数値が大きい
座標が座標抽出手段により適正な閾値との比較で抽出さ
れ、この抽出されたパラメータ図表の座標がラベリング
手段により位置の近接に対応してグループ化される。こ
のように生成されたグループごとに代表の座標が代表選
出手段により選出され、この選出された多数の座標が集
中している角度“θ”が傾斜検出手段により特定される
ので、デジタルの画像データから直線成分が認識されて
傾斜の角度がデータ出力される。
【0032】なお、上述のようなデータ処理装置におい
て、前記平均算出手段により算出された平均値をM、画
素の濃度の標準偏差をΣとすると“t=M+3Σ”なる
閾値tを算出して前記二値化処理手段に設定する閾値設
定手段を具備していることも可能である。この場合、閾
値設定手段により二値化処理手段に適正な閾値が設定さ
れるので、これで画像データの画素の濃度が適正に二値
化される。
【0033】また、上述のようなデータ処理装置におい
て、パラメータ図表での全部の座標の数値の平均値をM
p、座標の数値の標準偏差をΣとすると“Th=Mp+
3Σ”なる閾値Thを算出して前記座標抽出手段に設定
する閾値設定手段を具備していることも可能である。こ
の場合、閾値設定手段により座標抽出手段に適正な閾値
が設定されるので、これでパラメータ図表から座標が適
正に抽出される。
【0034】また、上述のようなデータ処理装置におい
て、多数の画像データが事前に蓄積されているデータベ
ース手段と、該データベース手段から画像データを読み
出して前記画像入力手段に供給するデータ読出手段と、
前記データベース手段から読み出された画像データを前
記傾斜検出手段の検出結果に対応して回転させる角度補
正手段とを、さらに具備していることも可能である。
【0035】この場合、データベース手段に事前に蓄積
されている多数の画像データが、データ読出手段により
読み出されて画像入力手段に供給されてから、傾斜検出
手段の検出結果に対応して角度補正手段により回転され
るので、多数の画像データの傾斜が一様に補正される。
【0036】また、上述のようなデータ処理装置におい
て、前記角度補正手段により回転された画像データを一
時保持する画像保持手段と、該画像保持手段に保持され
た複数の画像データを比較して類似の有無を判定する画
像比較手段とを、さらに具備していることも可能であ
る。
【0037】この場合、角度補正手段により回転された
画像データが画像保持手段により一時保持され、この画
像保持手段に保持された複数の画像データが画像比較手
段により比較されて類似の有無が判定される。この類似
の有無を判定するために比較する複数の画像データは、
個々に傾斜が検出されて回転されているので、画像の方
向が整合している。
【0038】なお、本発明で云う各種手段は、その機能
を実現するように形成されていれば良く、例えば、専用
のハードウェア、適正な機能がプログラムにより付与さ
れたコンピュータ、適正なプログラムによりコンピュー
タの内部に実現された機能、これらの組み合わせ、等を
許容する。
【0039】例えば、画像入力手段とは、デジタルの画
像データの外部入力を受け付けるものであれば良く、信
号受信によるデータ入力を受け付ける通信インターフェ
イス、FD(Floppy Disc)から画像データを読み出すF
DD(FD Drive)、等を許容する。データベース手段は、
多数の画像データを読出自在に蓄積できるものであれば
良く、例えば、HDD(Hard Disc Drive)やMO(Magnet
ic Optical Disc)等の大容量の情報記憶媒体を許容す
る。
【0040】また、エッジ処理手段によるエッジ処理方
法としては、例えば、Sobel オペレータ、Roberts のエ
ッジ検出オペレータ、等が適用可能である。このような
画像データのエッジ処理方法は、“「画像解析ハンドブ
ック」(高木、下田監修、束京大学出版会)pp.550-564”
に詳述されている。また、ハフ変換手段によるハフ変換
の処理方法は、例えば、“「画像認識の基礎[II]」
(森、坂倉著、オーム社)pp.3-19”に詳述されている。
【0041】また、本発明で云う情報記憶媒体とは、コ
ンピュータに各種処理を実行させるためのプログラムが
ソフトウェアとして事前に格納されたものであれば良
く、例えば、コンピュータを一部とする装置に固定され
ているROM(Read Only Memory)やHDD、コンピュー
タを一部とする装置に着脱自在に装填されるCD(Compa
ct Disc)−ROMやFD、等を許容する。
【0042】また、本発明で云うコンピュータとは、ソ
フトウェアからなるプログラムを読み取って対応する処
理動作を実行できる装置であれば良く、例えば、CPU
(Central Processing Unit)を主体として、これにRO
MやRAM(Random Access Memory)やI/F(Interfac
e)等の各種デバイスが必要により接続された装置などを
許容する。
【0043】
【発明の実施の形態】本発明の実施の第一の形態を図1
ないし図7を参照して以下に説明する。なお、図1は本
実施の形態のデータ処理装置の傾斜検出手段である傾斜
検出機能の論理的構造を示す模式図、図2はデータ処理
装置の全体的な論理的構造を示す模式図、図3は物理的
構造を示すブロック図、図4(a)は実際のSEM写真を
参考に撮像内容が明瞭となるように画像データを表記し
た模式図、同図(b)はエッジ処理および二値化処理され
た画像データを示す模式図、図5は画像データにx/y
軸を設定して直線成分を想定した状態を示す模式図、図
6は画像データの直線成分から生成されたパラメータ図
表を示す模式図、図7はパラメータ図表の座標を抽出し
た状態を示す模式図である。
【0044】本実施の形態のデータ処理装置1は、いわ
ゆるパーソナルコンピュータからなり、図3に示すよう
に、コンピュータの主体となるハードウェアとしてCP
U101を具備している。
【0045】このCPU101には、バスライン102
により、ROM103、RAM104、HDD105、
FD106が装填されるFDD107、CD−ROM1
08が装填されるCDドライブ109、キーボード11
0、マウス111、ディスプレイ112、通信I/F1
13、等の各種デバイスが接続されている。
【0046】本実施の形態のデータ処理装置1では、R
OM103、RAM104、HDD105、FD10
6、CD−ROM108等が情報記憶媒体に相当し、こ
れらにCPU101の各種動作に必要なプログラムやデ
ータがソフトウェアとして記憶されている。
【0047】例えば、CPU101に各種の処理動作を
実行させる制御プログラムは、FD106やCD−RO
M108に事前に格納されている。このようなソフトウ
ェアはHDD105に事前にインストールされており、
データ処理装置1の起動時にRAM104に複写されて
CPU101に読み取られる。
【0048】このようにCPU101が適正なプログラ
ムを読み取って各種の処理動作を実行することにより、
本実施の形態のデータ処理装置1には、図2に示すよう
に、データベース手段であるデータベース機能11、デ
ータ読出手段であるデータ読出機能12、傾斜検出手段
である傾斜検出機能13、角度補正手段である角度補正
機能14、画像保持手段である画像保持機能15、画像
比較手段である画像比較機能16、等の各種機能が各種
手段として論理的に実現されている。
【0049】データベース機能11は、HDD105な
どの大容量の情報記憶媒体の所定の記憶エリアに構築さ
れており、多数の画像データがデジタル方式のデータフ
ァイルとして事前に蓄積されている。このような画像デ
ータは、縦横に配列された多数の画素のデジタルデータ
からなり、その画素データの各々には多値の濃度がデジ
タルで個々に設定されている。
【0050】例えば、データ処理装置1の通信I/F1
13に別体のSEM(図示せず)が接続されており、こ
のSEMで撮像された画像データが通信I/F113に
外部入力されてCPU101の処理動作によりHDD1
05のデータベース機能11に蓄積される。
【0051】データ読出手段12は、RAM104等に
設定された制御プログラムに対応してCPU101が所
定の処理動作を実行することにより、例えば、所定条件
に対応してデータベース機能11から画像データを読み
出し、これを傾斜検出機能13にデータ供給する。
【0052】以下同様に、RAM104等に設定された
制御プログラムに対応してCPU101が所定の処理動
作を実行することにより、傾斜検出機能13は、画像デ
ータの記録画像の傾斜を検出して角度補正機能14に提
供し、この角度補正機能14は、データベース機能11
から読み出された画像データを傾斜検出機能13の検出
結果に対応して回転させる。
【0053】画像保持機能15は、RAM104等の情
報記憶媒体の所定の記憶エリアに相当し、角度補正機能
14により回転された画像データを一時保持する。画像
比較機能16は、RAM104等に設定された制御プロ
グラムに対応してCPU101が所定の処理動作を実行
することにより、画像保持機能15に保持された複数の
画像データを比較して類似の有無を判定する。
【0054】上述の傾斜検出機能13は、図1に示すよ
うに、画像入力手段である画像入力機能21、エッジ処
理手段であるエッジ処理機能22、二値化処理手段であ
る二値化処理機能23、ハフ変換手段であるハフ変換機
能24、座標抽出手段である座標抽出機能25、ラベリ
ング手段であるラベリング機能26、代表選出手段であ
る代表選出機能27、傾斜検出手段である傾斜検出機能
28、等からなる。
【0055】以下の各種機能も、RAM104等に設定
された制御プログラムに対応してCPU101が所定の
処理動作を実行することで論理的に実現されており、画
像入力機能21は、前述のデータ読出手段12から外部
入力される画像データを受け付ける。
【0056】エッジ処理機能22は、画像入力機能21
に外部入力された画像データを“Roberts のエッジ検出
オペレータ”によりエッジ処理してエッジ部分の画素の
濃度を強調し、二値化処理機能23は、エッジ処理機能
22によりエッジ処理された画像データの各画素の濃度
を適正な閾値と比較して二値化する。
【0057】ハフ変換機能24は、二値化処理機能23
により二値化された画像データをハフ変換処理し、パラ
メータ空間に多数のハフ曲線を描画することでパラメー
タ図表を生成する。座標抽出機能25は、ハフ変換機能
24により生成されたパラメータ図表の全部の座標でハ
フ曲線の重複の回数を積算し、その数値を適正な閾値と
比較することでハフ曲線の重複が多数の座標を抽出す
る。
【0058】ラベリング機能26は、座標抽出機能25
により抽出されたパラメータ図表の座標を位置の近接に
対応してグループ化し、代表選出機能27は、ラベリン
グ機能26により生成されたグループごとに代表の座標
を選出する。傾斜検出機能28は、代表選出機能27に
より選出された座標から画像データの傾斜を推定し、こ
の推定した画像データの傾斜を前述の角度補正機能14
に提供する。
【0059】上述のような各種機能11〜14,21〜
28は、必要によりHDD105等のハードウェアを利
用して実現されるが、その主体はRAM104等の情報
記憶媒体に格納されたソフトウェアに対応して、ハード
ウェアからなるコンピュータであるCPU101が動作
することにより実現されている。
【0060】このようなソフトウェアは、例えば、外部
入力される画像データをHDD105に所定フォーマッ
トで格納してデータベース機能11を構築すること、こ
のデータベース機能11から画像データを読み出すこ
と、この読み出された画像データをエッジ処理してエッ
ジ部分の画素の濃度を強調すること、このエッジ処理さ
れた画像データの各画素の濃度を適正な閾値と比較して
二値化すること、この二値化された画像データをハフ変
換処理してパラメータ図表を生成すること、このパラメ
ータ図表からハフ曲線の重複が多数の座標を適正な閾値
との比較により抽出すること、この抽出されたパラメー
タ図表の座標を位置の近接に対応してグループ化するこ
と、このように生成されたグループごとに代表の座標を
選出すること、この選出された座標から画像データの傾
斜を推定すること、この推定された傾斜に対応してデー
タベース機能11から読み出された画像データを回転さ
せること、この回転された画像データをRAM104等
で一時保持すること、この一時保持された複数の画像デ
ータを比較して類似の有無を判定すること、等の処理動
作をCPU101に実行させるための制御プログラムと
してRAM104等の情報記憶媒体に格納されている。
【0061】上述のような構成において、本実施の形態
のデータ処理装置1では、図4(a)に示すように、製造
過程のプリント基板や半導体ウェハのSEM写真が画像
データとしてデータベース機能11に蓄積されており、
例えば、所望の画像データと類似する画像データをデー
タベース機能11から検索するようなことができる。
【0062】その場合、本実施の形態のデータ処理装置
1では、同図に示すように、複数の画像データは撮像画
像が各々固有の角度に傾斜しているが、その傾斜が各々
補正されてから比較されるので、類似の有無が的確に判
定される。このようなデータ処理装置1のデータ処理方
法を以下に説明する。
【0063】まず、データベース機能11に事前に蓄積
されている画像データがデータ読出機能12により読み
出されて画像入力機能21に供給されると、この画像デ
ータがエッジ処理機能22によりエッジ処理されてエッ
ジ部分の画素の濃度が強調される。
【0064】図4(b)に示すように、このエッジ処理さ
れた画像データの各画素の濃度が二値化処理機能23に
より適正な閾値と比較されて二値化され、この二値化さ
れた画像データがハフ変換機能24によりハフ変換処理
されてパラメータ図表が生成される。ここで、ハフ変換
処理により二値の画像データからパラメータ図表を生成
する処理動作を以下に簡単に説明する。
【0065】まず、図5に示すように、画像データにx
/y軸を設定すると、画像データに存在する任意の直線
は、x軸との角度“θ”および原点との距離“|ρ|”
をパラメータ(θ,ρ)として“ρ=xcosθ+ysinθ
(0≦θ≦π)”のように表現される。そこで、画像デー
タの任意の画素Piを想定すると、その座標(xi,yi)
を通過する全部の直線は“ρ=xicosθ+yisinθ”と
して表現される。
【0066】このように画像データの一点を通過する全
部の直線をパラメータ(θ,ρ)によって表現したとき、
図6に示すように、このパラメータ(θ,ρ)を座標とす
るハフ曲線を横/縦軸がθ/ρ軸のパラメータ空間に描
画すればパラメータ図表が生成される。
【0067】例えば、図5に示すように、画像データの
直線l上の一つの画素P0に着目したとき、これを通過
する全部の直線は“ρ=x0cosθ+y0sinθ”として表
現され、図6に示すように、これに対応したハフ曲線A
がパラメータ空間に描画される。
【0068】同様に、画像データの直線l上の第二の画
素Plを通過する全部の直線を想定すると、これに対応
するハフ曲線Bもパラメータ空間に描画される。このよ
うにパラメータ空間に描画された二つのハフ曲線A,B
は一点で交差し、この交点(θ0,ρ0)が画像データでの
直線lを表現するパラメータとなる。
【0069】さらに、直線1上の第三の画素P2に対応
するハフ曲線Cを描画すると、パラメータ空間の一点
0,ρ0)で三本のハフ曲線A〜Cが交差する。すなわ
ち、画像データの一つの直線上の多数の画素に対してパ
ラメータ空間に多数のハフ曲線を描画すると、それらは
画像データの直線を表現するパラメータの座標(θ0,ρ
0)で直線上の画素の個数だけ重複する。
【0070】そこで、前述のように二値化した画像デー
タの直線成分の候補の画素でパラメータ空間にハフ曲線
を描画すると、パラメータ空間の特定の座標で多数のハ
フ曲線が重複することになり、このように多数のハフ曲
線が重複する座標をパラメータとする直線が画像データ
に存在することが判明する。
【0071】実際にデジタル方式の画像データに上述の
手法を適用する場合には、パラメータ空間の特定の座標
でハフ曲線が重複するたび、その座標の数値を“1”だ
けインクリメントする。例えば、ハフ曲線が一つも通過
しない座標の数値はデフォルト値の“0”であり、三つ
のハフ曲線が通過する座標の数値は“3”となり、この
ような処理動作を画素の座標(x,y)に対応するハフ曲
線の投票とよぶ。
【0072】本実施の形態のデータ処理装置1では、上
述のようなハフ変換機能24のハフ変換処理により二値
化された画像データからパラメータ図表が生成される
と、このパラメータ図表からハフ曲線の重複が多数の座
標が座標抽出機能25により適正な閾値との比較で抽出
される。
【0073】つまり、前述のようにパラメータ図表では
ハフ曲線が通過するごとに座標の数値が積算されるの
で、パラメータ図表の全部の座標で数値を適正な閾値と
比較すれば、図7に示すように、ノイズ成分もフィルタ
リングされてハフ曲線の重複が多数の座標が抽出される
ことになる。
【0074】このようにパラメータ図表から複数の座標
が抽出されると、これらの座標がラベリング機能26の
ラベリング処理により位置の近接に対応してグループ化
されるので、これで位置が近接した複数の座標が一つの
グループに統合されることになる。
【0075】つまり、本来は画像データの一つの直線に
対応した複数のハフ曲線はパラメータ空間の一つの座標
を通過するが、実際には各種の誤差などのために多少は
分散した複数の座標を通過することになるので、このよ
うに分散された座標をラベリング処理により一つのグル
ープに統合させる。
【0076】このラベリング処理では、例えば、パラメ
ータ空間を順次走査して抽出されている複数の座標の相
対距離を検出し、この相対距離が適正な閾値の距離より
以下の複数の座標を一つのグループとし、そこに“A,
B,…”などのラベルを付与する。
【0077】上述のようにパラメータ図表でグループが
生成されると、そのグループごとに代表選出機能27に
より代表の座標が選出される。パラメータ空間でのグル
ープから代表の座標を選出する手法としては、例えば、
そのグループの全部の座標の重心(座標θ/ρの各々の
平均値)を算出すること、そのグループでの数値が最大
の座標を選出すること、等が可能である。
【0078】上述のようにパラメータ図表のグループご
とに代表の座標が選出されると、その座標から画像デー
タでの直線成分の傾斜が傾斜検出機能28により推定さ
れる。例えば、画像データに複数の直線が存在する場
合、その各々がパラメータ図表での複数のグループに個
々に対応するが、複数の直線の方向が同一ならば複数の
グループの角度のパラメータ“θ”は一つとなる。
【0079】そこで、パラメータ図表の座標から画像デ
ータの傾斜を推定する手法としては、例えば、請求項1
記載の発明のように、選出された座標の角度のパラメー
タ“θ”を単純にデータ出力すれば良い。ただし、選出
された座標の角度のパラメータ“θ”が複数の場合に
は、請求項3記載の発明のように、前述された座標の多
数が集中している角度“θ”を特定することが好まし
い。
【0080】本実施の形態のデータ処理装置1の傾斜検
出機能13は、上述のように画像データの傾斜を推定し
て角度をデータ出力することができ、例えば、図4(a)
に例示した画像データの場合は図7に例示するパラメー
タ図表から“30度”なる角度がデータ出力される。
【0081】さらに、本実施の形態のデータ処理装置1
では、上述のように傾斜検出機能13により画像データ
の傾斜の角度が検出されると、この角度だけ角度補正機
能14により画像データが回転されて角度保持機能15
により一時保持され、このように一時保持された画像デ
ータが画素比較機能16により比較されて類似の有無が
判定される。
【0082】つまり、本実施の形態のデータ処理装置1
では、上述のように画像データの傾斜を推定することが
でき、このように推定した傾斜の角度だけ画像データを
回転させることもでき、このように傾斜が補正された複
数の画像データの類似を判定することもできる。
【0083】従って、本実施の形態のデータ処理装置1
では、データベース機能11に蓄積されている多数の画
像データを類似に対応して分類することや、所望の画像
データと類似する画像データをデータベース機能11か
ら検索するようなことができる。
【0084】なお、このような検索作業を実行する場合
には、所望の画像データを画像入力機能21に外部入力
して傾斜検出機能13により角度を補正させてから画像
保持機能15に保持させ、データ読出機能12によりデ
ータベース機能11から多数の画像データを順次読み出
させて画像比較機能16に比較させれば良い。
【0085】なお、本発明は上記形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を許
容する。例えば、上記形態では複数の画像データの傾斜
を一様に補正してから比較することを例示したが、検索
条件となる一つの基準の画像データの傾斜の角度を検出
してから、比較対象の画像データの傾斜の角度を検出
し、この角度を基準の角度に対応させるように比較対象
の画像データのみ回転させるようなことも可能である。
【0086】また、上記形態では画像データとして製造
過程の半導体ウェハのSEM写真を利用することを例示
したが、本発明は複数の直線が同一方向に連続する各種
の画像データに適用することができる。例えば、京都の
ように道路の方向に規則性のある市街地の航空写真を画
像データとして利用した場合、その画像データでの道路
の方角を判定することや、道路の方角から撮像時の方向
を判定するようなことができる。
【0087】さらに、上記形態ではRAM104等にソ
フトウェアとして格納されている制御プログラムに従っ
てCPU101が動作することにより、データ処理装置
1の各種手段が論理的に実現されることを例示した。し
かし、このような各種手段の各々を固有のハードウェア
として形成することも可能であり、一部をソフトウェア
としてRAM104等に格納するとともに一部をハード
ウェアとして形成することも可能である。
【0088】また、上記形態ではCD−ROM108等
からHDD105に事前にインストールされているソフ
トウェアがデータ処理装置1の起動時にRAM104に
複写され、このようにRAM104に格納されたソフト
ウェアをCPU101が読み取ることを想定したが、こ
のようなソフトウェアをHDD105に格納したままC
PU101に利用させることや、ROM103に事前に
固定的に格納しておくことも可能である。
【0089】さらに、単体で取り扱える情報記憶媒体で
あるFD106やCD−ROM108にソフトウェアを
格納しておき、このFD106等からHDD105やR
AM104にソフトウェアをインストールすることも可
能であるが、このようなインストールを実行することな
くFD106等からCPU101がソフトウェアを直接
に読み取って処理動作を実行することも可能である。
【0090】つまり、本発明のデータ処理装置1の各種
手段をソフトウェアにより実現する場合、そのソフトウ
ェアはCPU101が読み取って対応する動作を実行で
きる状態に有れば良い。また、上述のような各種手段を
実現する制御プログラムを、複数のソフトウェアの組み
合わせで形成することも可能であり、その場合、単体の
製品となる情報記憶媒体には、本発明のデータ処理装置
1を実現するための必要最小限のソフトウェアのみを格
納しておけば良い。
【0091】例えば、既存のオペレーティングシステム
が実装されているデータ処理装置1に、CD−ROM1
08等の情報記憶媒体によりアプリケーションソフトを
提供するような場合、本発明のデータ処理装置1の各種
手段を実現するソフトウェアは、アプリケーションソフ
トとオペレーティングシステムとの組み合わせで実現さ
れるので、オペレーティングシステムに依存する部分の
ソフトウェアは情報記憶媒体のアプリケーションソフト
から省略することができる。
【0092】また、このように情報記憶媒体に記述した
ソフトウェアをCPU101に供給する手法は、その情
報記憶媒体をデータ処理装置1に直接に装填することに
限定されない。例えば、上述のようなソフトウェアをホ
ストコンピュータの情報記憶媒体に格納しておき、この
ホストコンピュータを通信ネットワークで端末コンピュ
ータに接続し、ホストコンピュータから端末コンピュー
タにデータ通信でソフトウェアを供給することも可能で
ある。
【0093】上述のような場合、端末コンピュータが自
信の情報記憶媒体にソフトウェアをダウンロードした状
態でスタンドアロンの処理動作を実行することも可能で
あるが、ソフトウェアをダウンロードすることなくホス
トコンピュータとのリアルタイムのデータ通信により処
理動作を実行することも可能である。この場合、ホスト
コンピュータと端末コンピュータとを通信ネットワーク
で接続したシステム全体が、本発明のデータ処理装置1
に相当することになる。
【0094】つぎに、本発明の実施の第二の形態を図8
および図9を参照して以下に説明する。ただし、この実
施の第二の形態に関して上述した実施の第一の形態と同
一の部分は、同一の名称および符号を使用して詳細な説
明は省略する。図8は本実施の形態のデータ処理装置の
傾斜検出手段である傾斜検出機能の論理的構造を示す模
式図、図9はヒストグラムを示す模式図である。
【0095】本実施の形態のデータ処理装置31も、ハ
ードウェアの物理的構造は前述のデータ処理装置1と同
一であり、図8に示すように、ソフトウェアの記述内容
に依存する論理的構造のみ相違している。
【0096】つまり、本実施の形態のデータ処理装置3
1は、前述したデータ処理装置1と同様に各種手段とし
て各種機能21〜25を具備しているが、前述したデー
タ処理装置1とは相違して、ラベリング機能26や代表
選出機能27は具備することなくヒストグラム生成手段
であるヒストグラム生成機能32を具備しており、傾斜
検出手段である傾斜検出機能33の動作内容が一部相違
している。
【0097】ヒストグラム生成機能32は、図9に示す
ように、座標抽出機能25により抽出されたパラメータ
図表の座標の個数を角度“θ”ごとに積算してヒストグ
ラムを生成し、傾斜検出機能33は、ヒストグラム生成
機能32により生成されたヒストグラムから座標の個数
が最多の角度“θ”を特定する。
【0098】上述のような構成において、本実施の形態
のデータ処理装置31によるデータ処理方法でも、前述
したデータ処理装置1と同様に、画像データの傾斜の角
度“θ”をデータ出力することができるので、この傾斜
の角度だけ画像データを回転させることや、このように
傾斜が補正された複数の画像データの類似を判定するこ
ともできる。
【0099】ただし、本実施の形態のデータ処理装置3
1では、前述したデータ処理装置1とは相違してラベリ
ングや代表選出などの処理は実行せず、ヒストグラム生
成機能32によりパラメータ図表の座標の個数を角度
“θ”ごとに積算してヒストグラムを生成し、このヒス
トグラムから傾斜検出機能33により座標の個数が最多
の角度“θ”を特定する。
【0100】つまり、本実施の形態のデータ処理装置3
1は、前述のデータ処理装置1と同様な機能を相違する
手法により出現している。このような手法には相互に一
長一短が存在するので、実際の装置の仕様や画像データ
の特徴などの各種条件を考慮して選択することが好まし
い。
【0101】つぎに、本発明の実施の第三の形態を図1
0および図11を参照して以下に説明する。ただし、こ
の実施の第三の形態に関して前述した実施の第一の形態
と同一の部分は、同一の名称および符号を使用して詳細
な説明は省略する。図10は本実施の形態のデータ処理
装置の傾斜検出手段である傾斜検出機能の論理的構造を
示す模式図、図11は二値化された画像データを示す模
式図である。
【0102】本実施の形態のデータ処理装置41は、図
10に示すように、エッジ処理機能22は具備しておら
ず、平均算出手段である平均算出機能42、差分算出手
段である差分算出機能43、閾値設定手段である閾値設
定機能44、を具備しており、二値化処理機能45の設
定内容が一部相違している。
【0103】平均算出機能42は、画像入力機能21に
外部入力された画像データの全部の画素の濃度の平均値
を算出し、差分算出機能43は、平均算出機能42によ
り算出された濃度の平均値との差分を画像データの画素
ごとに算出して二値化処理機能45に供給する。
【0104】閾値設定機能44は、画素の濃度の平均値
Mと画素ごとの濃度の差分とで標準偏差Σを算出し、
“t=M+3Σ”なる閾値tを算出して二値化処理機能
45に設定する。そこで、この二値化処理機能45は、
差分算出機能43により画素ごとに算出される濃度の平
均値との差分を閾値設定機能44により設定された閾値
tと比較し、図11に示すように、画像データを二値化
する。
【0105】上述のような構成において、本実施の形態
のデータ処理装置41も、前述のデータ処理装置1と同
様な機能を相違する手法により出現している。つまり、
前述したデータ処理装置1とは相違して画像データのエ
ッジ処理は実行せず、平均算出手段42により画像デー
タの全部の画素の濃度の平均値を算出し、この平均値と
の差分を差分算出機能43により画像データの画素ごと
に算出する。
【0106】上述のように算出された画素の濃度の平均
値Mと画素ごとの濃度の差分とから、閾値設定機能44
により標準偏差Σが算出されて“t=M+3Σ”なる閾
値tが算出され、これが二値化処理機能45に設定され
るので、この二値化処理機能45は、画素の濃度の平均
値との差分を設定された閾値tと比較して画像データを
二値化する。
【0107】このように二値化された画像データがハフ
変換処理されてパラメータ図表が生成され、ハフ曲線の
重複が多数の座標の抽出、座標のラベリング処理による
グループ化、グループごとの代表の座標の選出、画像デ
ータの傾斜の推定、が順番に実行される。
【0108】つぎに、本発明の実施の第五の形態を図1
2を参照して以下に説明する。ただし、この実施の第四
の形態に関して上述した実施の第三の形態と同一の部分
は、同一の名称および符号を使用して詳細な説明は省略
する。同図は本実施の形態のデータ処理装置の傾斜検出
手段である傾斜検出機能の論理的構造を示す模式図であ
る。
【0109】本実施の形態のデータ処理装置51も、平
均算出機能42と差分算出機能43とを具備している
が、ハフ変換手段であるハフ変換機能52と座標抽出手
段である座標抽出機能53との設定内容が一部相違して
いる。そこで、差分算出機能43とハフ変換機能52と
に介在する二値化処理機能45は具備しておらず、閾値
設定機能54はハフ変換機能52と座標抽出機能53と
に論理的にリンクされている。
【0110】平均算出機能42は、画像データの全部の
画素の濃度tの平均値Mを算出し、差分算出機能43
は、画像データの画素ごとに濃度の平均値Mとの差分
“|t−M|”を重み係数として算出する。
【0111】ハフ変換機能52は、二値化されていない
画像データの画素ごとにハフ変換処理を実行し、このハ
フ変換処理ではハフ曲線の重複ごとに対応する重み係数
を加算する。つまり、前述のように本来のハフ変換処理
ではハフ曲線が重複するごとに座標の数値を“1”だけ
積算するが(ハフ曲線の投票)、ここではハフ曲線が重複
するごとに対応する重み係数“|t−M|”を加算す
る。
【0112】座標抽出機能53は、ハフ変換機能52に
より生成されたパラメータ図表から加算結果の数値が大
きい座標を適正な閾値との比較により抽出するが、この
閾値は閾値設定手段54により設定される。この閾値設
定手段54は、パラメータ図表での全部の座標の数値の
平均値Mpと座標の数値の標準偏差Σとを算出し、“T
h=Mp+3Σ”なる閾値Thを座標抽出機能53に設
定する。
【0113】上述のような構成において、本実施の形態
のデータ処理装置51では、画像データを二値化するこ
となく傾斜を検出する。つまり、画像データの全部の画
素の濃度tの平均値Mが平均算出機能42により算出さ
れ、画像データの画素ごとに濃度の平均値Mとの差分
“|t−M|”が差分算出機能43により重み係数とし
て算出される。
【0114】そこで、ハフ変換機能52により画像デー
タの画素ごとに実行されるハフ変換処理では、ハフ曲線
の重複ごとに対応する重み係数“|t−M|”が加算さ
れてパラメータ図表が生成され、このパラメータ図表か
ら加算結果の数値が大きい座標が座標抽出機能53によ
り抽出される。
【0115】上述のように画素の濃度を利用して重み係
数を生成することにより、画像データを二値化すること
なくパラメータ図表を生成して座標を抽出することがで
きる。なお、この座標の抽出の閾値Thは、閾値設定手
段54によりパラメータ図表での全部の座標の数値の平
均値Mpと座標の数値の標準偏差Σとから“Th=Mp
+3Σ”として設定されるので、画像データの直線成分
に対応した座標をパラメータ図表から良好に抽出するこ
とができる。
【0116】なお、上述した各種の実施の形態は自在に
組み合わせが可能である。例えば、図13に示す一変形
例のデータ処理装置61のように、前述した第三の形態
の機能42〜45と前述した第二の形態の機能32,3
3とを組み合わせるようなことも可能である。
【0117】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載するような効果を奏する。
【0118】本発明の第一のデータ処理装置によるデー
タ処理方法では、画像データがエッジ処理されてから二
値化され、この画像データがハフ変換処理されてパラメ
ータ図表が生成され、このパラメータ図表からハフ曲線
の重複が多数の座標が抽出されてグループ化され、この
グループごとに代表の座標が選出されて画像データの傾
斜が推定されることにより、デジタルの画像データから
直線成分を認識して傾斜を推定することができるので、
例えば、任意の角度で撮像された半導体ウェハのSEM
画像の傾斜を検出するようなことができる。
【0119】本発明の第二のデータ処理装置によるデー
タ処理方法では、画像データがエッジ処理されてから二
値化され、この画像データがハフ変換処理されてパラメ
ータ図表が生成され、このパラメータ図表からハフ曲線
の重複が多数の座標が抽出されてヒストグラムが生成さ
れ、このヒストグラムから座標の個数が最多の角度
“θ”が特定されることにより、デジタルの画像データ
から直線成分を認識して傾斜を推定することができるの
で、例えば、任意の角度で撮像された半導体ウェハのS
EM画像の傾斜を検出するようなことができる。
【0120】本発明の第三のデータ処理装置によるデー
タ処理方法では、画像データがエッジ処理されてから二
値化され、この画像データがハフ変換処理されてパラメ
ータ図表が生成され、このパラメータ図表からハフ曲線
の重複が多数の座標が抽出されてグループ化され、この
グループごとに代表の座標が選出され、この選出された
多数の座標が集中している角度“θ”が特定されること
により、デジタルの画像データから直線成分が認識され
て傾斜の角度がデータ出力されるので、例えば、任意の
角度で撮像された半導体ウェハのSEM画像の傾斜を検
出するようなことができる。
【0121】本発明の第四のデータ処理装置によるデー
タ処理方法では、画像データの全部の画素の濃度の平均
値が算出され、この平均値との差分が画素ごとに算出さ
れてから二値化され、この画像データがハフ変換処理さ
れてパラメータ図表が生成され、このパラメータ図表か
らハフ曲線の重複が多数の座標が抽出されてグループ化
され、このグループごとに代表の座標が選出されて画像
データの傾斜が推定されることにより、デジタルの画像
データから直線成分を認識して傾斜を推定することがで
きるので、例えば、任意の角度で撮像された半導体ウェ
ハのSEM画像の傾斜を検出するようなことができる。
【0122】本発明の第五のデータ処理装置によるデー
タ処理方法では、画像データの全部の画素の濃度の平均
値が算出され、この平均値との差分が画素ごとに算出さ
れてから二値化され、この画像データがハフ変換処理さ
れてパラメータ図表が生成され、このパラメータ図表か
らハフ曲線の重複が多数の座標が抽出されてヒストグラ
ムが生成され、このヒストグラムから座標の個数が最多
の角度“θ”が特定されることにより、デジタルの画像
データから直線成分が認識されて傾斜の角度がデータ出
力されるので、例えば、任意の角度で撮像された半導体
ウェハのSEM画像の傾斜を検出するようなことができ
る。
【0123】本発明の第六のデータ処理装置によるデー
タ処理方法では、画像データの全部の画素の濃度の平均
値が算出され、この平均値との差分が画素ごとに算出さ
れてから二値化され、この画像データがハフ変換処理さ
れてパラメータ図表が生成され、このパラメータ図表か
らハフ曲線の重複が多数の座標が抽出されてグループ化
され、このグループごとに代表の座標が選出され、この
選出された多数の座標が集中している角度“θ”が特定
されることにより、デジタルの画像データから直線成分
が認識されて傾斜の角度がデータ出力されるので、例え
ば、任意の角度で撮像された半導体ウェハのSEM画像
の傾斜を検出するようなことができる。
【0124】本発明の第七のデータ処理装置によるデー
タ処理方法では、画像データの全部の画素の濃度tの平
均値Mが算出され、この平均値との差分“|t−M|”
が重み係数として画素ごとに算出され、ハフ変換処理に
おいてハフ曲線の重複ごとに対応する重み係数が加算さ
れてパラメータ図表が生成され、このパラメータ図表か
ら加算結果の数値が大きい座標が抽出されてグループ化
され、このグループごとに代表の座標が選出されて画像
データの傾斜が推定されることにより、デジタルの画像
データから直線成分を認識して傾斜を推定することがで
きるので、例えば、任意の角度で撮像された半導体ウェ
ハのSEM画像の傾斜を検出するようなことができる。
【0125】本発明の第八のデータ処理装置によるデー
タ処理方法では、画像データの全部の画素の濃度tの平
均値Mが算出され、この平均値との差分“|t−M|”
が重み係数として画素ごとに算出され、ハフ変換処理に
おいてハフ曲線の重複ごとに対応する重み係数が加算さ
れてパラメータ図表が生成され、このパラメータ図表か
ら加算結果の数値が大きい座標が抽出されてヒストグラ
ムが生成され、このヒストグラムから座標の個数が最多
の角度“θ”が特定されることにより、デジタルの画像
データから直線成分が認識されて傾斜の角度がデータ出
力されるので、例えば、任意の角度で撮像された半導体
ウェハのSEM画像の傾斜を検出するようなことができ
る。
【0126】本発明の第九のデータ処理装置によるデー
タ処理方法では、画像データの全部の画素の濃度tの平
均値Mが算出され、この平均値との差分“|t−M|”
が重み係数として画素ごとに算出され、ハフ変換処理に
おいてハフ曲線の重複ごとに対応する重み係数が加算さ
れてパラメータ図表が生成され、このパラメータ図表か
ら加算結果の数値が大きい座標が抽出されてグループ化
され、このグループごとに代表の座標が選出され、この
選出された多数の座標が集中している角度“θ”が特定
されることにより、デジタルの画像データから直線成分
が認識されて傾斜の角度がデータ出力されるので、例え
ば、任意の角度で撮像された半導体ウェハのSEM画像
の傾斜を検出するようなことができる。
【0127】また、上述のようなデータ処理装置の二値
化処理の閾値として、画像データでの全部の画素の濃度
の平均値Mと画素の濃度の標準偏差Σとで“t=M+3
Σ”なる閾値tを設定することにより、画像データの画
素の濃度を適正に二値化することができる。
【0128】また、上述のようなデータ処理装置の座標
抽出の閾値として、パラメータ図表での全部の座標の数
値の平均値Mpと座標の数値の標準偏差Σとで“Th=
Mp+3Σ”なる閾値Thを設定することにより、パラ
メータ図表から座標を適正に抽出することができる。
【0129】また、事前に蓄積されている多数の画像デ
ータを読み出して上述のようなデータ処理装置に供給
し、その検出結果に対応して画像データを回転させるこ
とにより、多数の画像データの傾斜を一様に補正するこ
とができるので、例えば、個々に任意の角度で撮像され
た多数の半導体ウェハのSEM画像を比較するようなこ
とが可能となる。
【0130】さらに、上述のようなデータ処理装置で回
転された画像データを一時保持し、この保持された複数
の画像データを比較して類似の有無を判定することによ
り、複数の画像データを傾斜を補正してから比較できる
ので、その類似の有無を良好に判定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第一の形態のデータ処理装置の
論理的構造を示す模式図である。
【図2】データ処理装置の全体的な論理的構造を示す模
式図である。
【図3】物理的構造を示すブロック図である。
【図4】(a)は実際のSEM写真を参考に撮像内容が明
瞭となるように画像データを表記した模式図であり、
(b)はエッジ処理および二値化処理された画像データを
示す模式図である。
【図5】画像データにx/y軸を設定して直線成分を想
定した状態を示す模式図である。
【図6】画像データの直線成分から生成されたパラメー
タ図表を示す模式図である。
【図7】パラメータ図表の座標を抽出した状態を示す模
式図である。
【図8】本発明の実施の第二の形態のデータ処理装置の
要部の論理的構造を示す模式図である。
【図9】ヒストグラムを示す模式図である。
【図10】本発明の実施の第三の形態のデータ処理装置
の要部の論理的構造を示す模式図である。
【図11】二値化された画像データを示す模式図であ
る。
【図12】本発明の実施の第四の形態のデータ処理装置
の要部の論理的構造を示す模式図である。
【図13】一変形例のデータ処理装置の要部の論理的構
造を示す模式図である。
【符号の説明】
1,31,41,51,61 データ処理装置 11 データベース手段であるデータベース機能 12 データ読出手段であるデータ読出機能 14 角度補正手段である角度補正機能 15 画像保持手段である画像保持機能 16 画像比較手段である画像比較機能 21 画像入力手段である画像入力機能 22 エッジ処理手段であるエッジ処理機能 23,45 二値化処理手段である二値化処理機能 24,52 ハフ変換手段であるハフ変換機能 25,53 座標抽出手段である座標抽出機能 26 ラベリング手段であるラベリング機能 27 代表選出手段である代表選出機能 28,33 傾斜検出手段である傾斜検出機能 32 ヒストグラム生成手段であるヒストグラム生成
機能 42 平均算出手段である平均算出機能 43 差分算出手段である差分算出機能 44,54 閾値設定手段である閾値設定機能 101 コンピュータであるCPU 103 情報記憶媒体であるROM 104 情報記憶媒体であるRAM 105 情報記憶媒体であるHDD 106 情報記憶媒体であるFD 108 情報記憶媒体であるCD−ROM

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多値の濃度がデジタルで個々に設定され
    た多数の画素からなる画像データが外部入力される画像
    入力手段と、 該画像入力手段に外部入力された画像データをエッジ処
    理してエッジ部分の画素の濃度を強調するエッジ処理手
    段と、 該エッジ処理手段によりエッジ処理された画像データの
    各画素の濃度を適正な閾値と比較して二値化する二値化
    処理手段と、 該二値化処理手段により二値化された画像データをハフ
    変換処理してパラメータ空間に多数のハフ曲線が描画さ
    れたパラメータ図表を生成するハフ変換手段と、 該ハフ変換手段により生成されたパラメータ図表からハ
    フ曲線の重複が多数の座標を適正な閾値との比較により
    抽出する座標抽出手段と、 該座標抽出手段により抽出されたパラメータ図表の座標
    を位置の近接に対応してグループ化するラベリング手段
    と、 該ラベリング手段により生成されたグループごとに代表
    の座標を選出する代表選出手段と、 該代表選出手段により選出された座標から画像データの
    傾斜を推定する傾斜検出手段と、を具備しているデータ
    処理装置。
  2. 【請求項2】 多値の濃度がデジタルで個々に設定され
    た多数の画素からなる画像データが外部入力される画像
    入力手段と、 該画像入力手段に外部入力された画像データをエッジ処
    理してエッジ部分の画素の濃度を強調するエッジ処理手
    段と、 該エッジ処理手段によりエッジ処理された画像データの
    各画素の濃度を適正な閾値と比較して二値化する二値化
    処理手段と、 該二値化処理手段により二値化された画像データの位置
    座標(x,y)の画素ごとにハフ変換処理を実行すること
    で、直線成分“ρ=xcosθ+ysinθ”のx軸との角度
    “θ”および原点との距離“|ρ|”を座標(θ,ρ)と
    したパラメータ図表を生成するハフ変換手段と、 該ハフ変換手段により生成されたパラメータ図表からハ
    フ曲線の重複が多数の座標を適正な閾値との比較により
    抽出する座標抽出手段と、 該座標抽出手段により抽出されたパラメータ図表の座標
    の個数を角度“θ”ごとに積算してヒストグラムを生成
    するヒストグラム生成手段と、 該ヒストグラム生成手段により生成されたヒストグラム
    から座標の個数が最多の角度“θ”を特定する傾斜検出
    手段と、を具備しているデータ処理装置。
  3. 【請求項3】 多値の濃度がデジタルで個々に設定され
    た多数の画素からなる画像データが外部入力される画像
    入力手段と、 該画像入力手段に外部入力された画像データをエッジ処
    理してエッジ部分の画素の濃度を強調するエッジ処理手
    段と、 該エッジ処理手段によりエッジ処理された画像データの
    各画素の濃度を適正な閾値と比較して二値化する二値化
    処理手段と、 該二値化処理手段により二値化された画像データの位置
    座標(x,y)の画素ごとにハフ変換処理を実行すること
    で、直線成分“ρ=xcosθ+ysinθ”のx軸との角度
    “θ”および原点との距離“|ρ|”を座標(θ,ρ)と
    したパラメータ図表を生成するハフ変換手段と、 該ハフ変換手段により生成されたパラメータ図表からハ
    フ曲線の重複が多数の座標を適正な閾値との比較により
    抽出する座標抽出手段と、 該座標抽出手段により抽出されたパラメータ図表の座標
    を位置の近接に対応してグループ化するラベリング手段
    と、 該ラベリング手段により生成されたグループごとに代表
    の座標を選出する代表選出手段と、 該代表選出手段により選出された多数の座標が集中して
    いる角度“θ”を特定する傾斜検出手段と、を具備して
    いるデータ処理装置。
  4. 【請求項4】 多値の濃度がデジタルで個々に設定され
    た多数の画素からなる画像データが外部入力される画像
    入力手段と、 該画像入力手段に外部入力された画像データの全部の画
    素の濃度の平均値を算出する平均算出手段と、 該平均算出手段により算出された濃度の平均値との差分
    を画像データの画素ごとに算出する差分算出手段と、 該差分算出手段により算出された濃度の差分を画素ごと
    に適正な閾値と比較して画像データを二値化する二値化
    処理手段と、 該二値化処理手段により二値化された画像データをハフ
    変換処理してパラメータ空間に多数のハフ曲線が描画さ
    れたパラメータ図表を生成するハフ変換手段と、 該ハフ変換手段により生成されたパラメータ図表からハ
    フ曲線の重複が多数の座標を適正な閾値との比較により
    抽出する座標抽出手段と、 該座標抽出手段により抽出されたパラメータ図表の座標
    を位置の近接に対応してグループ化するラベリング手段
    と、 該ラベリング手段により生成されたグループごとに代表
    の座標を選出する代表選出手段と、 該代表選出手段により選出された座標から画像データの
    傾斜を推定する傾斜検出手段と、を具備しているデータ
    処理装置。
  5. 【請求項5】 多値の濃度がデジタルで個々に設定され
    た多数の画素からなる画像データが外部入力される画像
    入力手段と、 該画像入力手段に外部入力された画像データの全部の画
    素の濃度の平均値を算出する平均算出手段と、 該平均算出手段により算出された濃度の平均値との差分
    を画像データの画素ごとに算出する差分算出手段と、 該差分算出手段により算出された濃度の差分を画素ごと
    に適正な閾値と比較して画像データを二値化する二値化
    処理手段と、 該二値化処理手段により二値化された画像データの位置
    座標(x,y)の画素ごとにハフ変換処理を実行すること
    で、直線成分“ρ=xcosθ+ysinθ”のx軸との角度
    “θ”および原点との距離“|ρ|”を座標(θ,ρ)と
    したパラメータ図表を生成するハフ変換手段と、 該ハフ変換手段により生成されたパラメータ図表からハ
    フ曲線の重複が多数の座標を適正な閾値との比較により
    抽出する座標抽出手段と、 該座標抽出手段により抽出されたパラメータ図表の座標
    の個数を角度“θ”ごとに積算してヒストグラムを生成
    するヒストグラム生成手段と、 該ヒストグラム生成手段により生成されたヒストグラム
    から座標の個数が最多の角度“θ”を特定する傾斜検出
    手段と、を具備しているデータ処理装置。
  6. 【請求項6】 多値の濃度がデジタルで個々に設定され
    た多数の画素からなる画像データが外部入力される画像
    入力手段と、 該画像入力手段に外部入力された画像データの全部の画
    素の濃度の平均値を算出する平均算出手段と、 該平均算出手段により算出された濃度の平均値との差分
    を画像データの画素ごとに算出する差分算出手段と、 該差分算出手段により算出された濃度の差分を画素ごと
    に適正な閾値と比較して画像データを二値化する二値化
    処理手段と、 該二値化処理手段により二値化された画像データの位置
    座標(x,y)の画素ごとにハフ変換処理を実行すること
    で、直線成分“ρ=xcosθ+ysinθ”のx軸との角度
    “θ”および原点との距離“|ρ|”を座標(θ,ρ)と
    したパラメータ図表を生成するハフ変換手段と、 該ハフ変換手段により生成されたパラメータ図表からハ
    フ曲線の重複が多数の座標を適正な閾値との比較により
    抽出する座標抽出手段と、 該座標抽出手段により抽出されたパラメータ図表の座標
    を位置の近接に対応してグループ化するラベリング手段
    と、 該ラベリング手段により生成されたグループごとに代表
    の座標を選出する代表選出手段と、 該代表選出手段により選出された多数の座標が集中して
    いる角度“θ”を特定する傾斜検出手段と、を具備して
    いるデータ処理装置。
  7. 【請求項7】 多値の濃度がデジタルで個々に設定され
    た多数の画素からなる画像データが外部入力される画像
    入力手段と、 該画像入力手段に外部入力された画像データの全部の画
    素の濃度tの平均値Mを算出する平均算出手段と、 該平均算出手段により算出された濃度の平均値との差分
    “|t−M|”を重み係数として画像データの画素ごと
    に算出する差分算出手段と、 画像データの位置座標(x,y)の画素ごとにハフ変換処
    理を実行することで、直線成分“ρ=xcosθ+ysin
    θ”のx軸との角度“θ”および原点との距離“|ρ
    |”を座標(θ,ρ)としたパラメータ図表を、ハフ曲線
    の重複ごとに対応する重み係数を加算して生成するハフ
    変換手段と、 該ハフ変換手段により生成されたパラメータ図表から加
    算結果の数値が大きい座標を適正な閾値との比較により
    抽出する座標抽出手段と、 該座標抽出手段により抽出されたパラメータ図表の座標
    を位置の近接に対応してグループ化するラベリング手段
    と、 該ラベリング手段により生成されたグループごとに代表
    の座標を選出する代表選出手段と、 該代表選出手段により選出された座標から画像データの
    傾斜を推定する傾斜検出手段と、を具備しているデータ
    処理装置。
  8. 【請求項8】 多値の濃度がデジタルで個々に設定され
    た多数の画素からなる画像データが外部入力される画像
    入力手段と、 該画像入力手段に外部入力された画像データの全部の画
    素の濃度tの平均値Mを算出する平均算出手段と、 該平均算出手段により算出された濃度の平均値との差分
    “|t−M|”を重み係数として画像データの画素ごと
    に算出する差分算出手段と、 画像データの位置座標(x,y)の画素ごとにハフ変換処
    理を実行することで、直線成分“ρ=xcosθ+ysin
    θ”のx軸との角度“θ”および原点との距離“|ρ
    |”を座標(θ,ρ)としたパラメータ図表を、ハフ曲線
    の重複ごとに対応する重み係数を加算して生成するハフ
    変換手段と、 該ハフ変換手段により生成されたパラメータ図表から加
    算結果の数値が大きい座標を適正な閾値との比較により
    抽出する座標抽出手段と、 該座標抽出手段により抽出されたパラメータ図表の座標
    の個数を角度“θ”ごとに積算してヒストグラムを生成
    するヒストグラム生成手段と、 該ヒストグラム生成手段により生成されたヒストグラム
    から座標の個数が最多の角度“θ”を特定する傾斜検出
    手段と、を具備しているデータ処理装置。
  9. 【請求項9】 多値の濃度がデジタルで個々に設定され
    た多数の画素からなる画像データが外部入力される画像
    入力手段と、 該画像入力手段に外部入力された画像データの全部の画
    素の濃度tの平均値Mを算出する平均算出手段と、 該平均算出手段により算出された濃度の平均値との差分
    “|t−M|”を重み係数として画像データの画素ごと
    に算出する差分算出手段と、 画像データの位置座標(x,y)の画素ごとにハフ変換処
    理を実行することで、直線成分“ρ=xcosθ+ysin
    θ”のx軸との角度“θ”および原点との距離“|ρ
    |”を座標(θ,ρ)としたパラメータ図表を、ハフ曲線
    の重複ごとに対応する重み係数を加算して生成するハフ
    変換手段と、 該ハフ変換手段により生成されたパラメータ図表から加
    算結果の数値が大きい座標を適正な閾値との比較により
    抽出する座標抽出手段と、 該座標抽出手段により抽出されたパラメータ図表の座標
    を位置の近接に対応してグループ化するラベリング手段
    と、 該ラベリング手段により生成されたグループごとに代表
    の座標を選出する代表選出手段と、 該代表選出手段により選出された多数の座標が集中して
    いる角度“θ”を特定する傾斜検出手段と、を具備して
    いるデータ処理装置。
  10. 【請求項10】 前記平均算出手段により算出された平
    均値をM、画素の濃度の標準偏差をΣとすると“t=M
    +3Σ”なる閾値tを算出して前記二値化処理手段に設
    定する閾値設定手段も具備している請求項4ないし6の
    何れか一記載のデータ処理装置。
  11. 【請求項11】 パラメータ図表での全部の座標の数値
    の平均値をMp、座標の数値の標準偏差をΣとすると
    “Th=Mp+3Σ”なる閾値Thを算出して前記座標
    抽出手段に設定する閾値設定手段も具備している請求項
    7ないし9の何れか一記載のデータ処理装置。
  12. 【請求項12】 多数の画像データが事前に蓄積されて
    いるデータベース手段と、 該データベース手段から画像データを読み出して前記画
    像入力手段に供給するデータ読出手段と、 前記データベース手段から読み出された画像データを前
    記傾斜検出手段の検出結果に対応して回転させる角度補
    正手段とを、さらに具備している請求項1ないし11の
    何れか一記載のデータ処理装置。
  13. 【請求項13】 前記角度補正手段により回転された画
    像データを一時保持する画像保持手段と、 該画像保持手段に保持された複数の画像データを比較し
    て類似の有無を判定する画像比較手段とを、さらに具備
    している請求項12記載のデータ処理装置。
  14. 【請求項14】 多値の濃度がデジタルで個々に設定さ
    れた多数の画素からなる画像データの外部入力を受け付
    け、 この外部入力された画像データをエッジ処理してエッジ
    部分の画素の濃度を強調し、 このエッジ処理された画像データの各画素の濃度を適正
    な閾値と比較して二値化し、 この二値化された画像データをハフ変換処理してパラメ
    ータ空間に多数のハフ曲線が描画されたパラメータ図表
    を生成し、 この生成されたパラメータ図表からハフ曲線の重複が多
    数の座標を適正な閾値との比較により抽出し、 この抽出されたパラメータ図表の座標を位置の近接に対
    応してグループ化し、 このように生成されたグループごとに代表の座標を選出
    し、 この選出された座標から画像データの傾斜を推定するよ
    うにしたようにしたデータ処理方法。
  15. 【請求項15】 多値の濃度がデジタルで個々に設定さ
    れた多数の画素からなる画像データの外部入力を受け付
    け、 この外部入力された画像データをエッジ処理してエッジ
    部分の画素の濃度を強調し、 このエッジ処理された画像データの各画素の濃度を適正
    な閾値と比較して二値化し、 この二値化された画像データの位置座標(x,y)の画素
    ごとにハフ変換処理を実行することで、直線成分“ρ=
    xcosθ+ysinθ”のx軸との角度“θ”および原点と
    の距離“|ρ|”を座標(θ,ρ)としたパラメータ図表
    を生成し、 この生成されたパラメータ図表からハフ曲線の重複が多
    数の座標を適正な閾値との比較により抽出し、 この抽出されたパラメータ図表の座標の個数を角度
    “θ”ごとに積算してヒストグラムを生成し、 この生成されたヒストグラムから座標の個数が最多の角
    度“θ”を特定するようにしたデータ処理方法。
  16. 【請求項16】 多値の濃度がデジタルで個々に設定さ
    れた多数の画素からなる画像データの外部入力を受け付
    け、 この外部入力された画像データをエッジ処理してエッジ
    部分の画素の濃度を強調し、 このエッジ処理された画像データの各画素の濃度を適正
    な閾値と比較して二値化し、 この二値化された画像データの位置座標(x,y)の画素
    ごとにハフ変換処理を実行することで、直線成分“ρ=
    xcosθ+ysinθ”のx軸との角度“θ”および原点と
    の距離“|ρ|”を座標(θ,ρ)としたパラメータ図表
    を生成し、 この生成されたパラメータ図表からハフ曲線の重複が多
    数の座標を適正な閾値との比較により抽出し、 この抽出されたパラメータ図表の座標を位置の近接に対
    応してグループ化し、 このように生成されたグループごとに代表の座標を選出
    し、 この選出された多数の座標が集中している角度“θ”を
    特定するようにしたデータ処理方法。
  17. 【請求項17】 多値の濃度がデジタルで個々に設定さ
    れた多数の画素からなる画像データの外部入力を受け付
    け、 この外部入力された画像データの全部の画素の濃度の平
    均値を算出し、 この算出された濃度の平均値との差分を画像データの画
    素ごとに算出し、 この算出された濃度の差分を画素ごとに適正な閾値と比
    較して画像データを二値化し、 この二値化された画像データをハフ変換処理してパラメ
    ータ空間に多数のハフ曲線が描画されたパラメータ図表
    を生成し、 この生成されたパラメータ図表からハフ曲線の重複が多
    数の座標を適正な閾値との比較により抽出し、 この抽出されたパラメータ図表の座標を位置の近接に対
    応してグループ化し、 このように生成されたグループごとに代表の座標を選出
    し、 この選出された座標から画像データの傾斜を推定するよ
    うにしたようにしたデータ処理方法。
  18. 【請求項18】 多値の濃度がデジタルで個々に設定さ
    れた多数の画素からなる画像データの外部入力を受け付
    け、 この外部入力された画像データの全部の画素の濃度の平
    均値を算出し、 この算出された濃度の平均値との差分を画像データの画
    素ごとに算出し、 この算出された濃度の差分を画素ごとに適正な閾値と比
    較して画像データを二値化し、 この二値化された画像データの位置座標(x,y)の画素
    ごとにハフ変換処理を実行することで、直線成分“ρ=
    xcosθ+ysinθ”のx軸との角度“θ”および原点と
    の距離“|ρ|”を座標(θ,ρ)としたパラメータ図表
    を生成し、 この生成されたパラメータ図表からハフ曲線の重複が多
    数の座標を適正な閾値との比較により抽出し、 この抽出されたパラメータ図表の座標の個数を角度
    “θ”ごとに積算してヒストグラムを生成し、 この生成されたヒストグラムから座標の個数が最多の角
    度“θ”を特定するようにしたデータ処理方法。
  19. 【請求項19】 多値の濃度がデジタルで個々に設定さ
    れた多数の画素からなる画像データの外部入力を受け付
    け、 この外部入力された画像データの全部の画素の濃度の平
    均値を算出し、 この算出された濃度の平均値との差分を画像データの画
    素ごとに算出し、 この算出された濃度の差分を画素ごとに適正な閾値と比
    較して画像データを二値化し、 この二値化された画像データの位置座標(x,y)の画素
    ごとにハフ変換処理を実行することで、直線成分“ρ=
    xcosθ+ysinθ”のx軸との角度“θ”および原点と
    の距離“|ρ|”を座標(θ,ρ)としたパラメータ図表
    を生成し、 この生成されたパラメータ図表からハフ曲線の重複が多
    数の座標を適正な閾値との比較により抽出し、 この抽出されたパラメータ図表の座標を位置の近接に対
    応してグループ化し、 このように生成されたグループごとに代表の座標を選出
    し、 この選出された多数の座標が集中している角度“θ”を
    特定するようにしたデータ処理方法。
  20. 【請求項20】 多値の濃度がデジタルで個々に設定さ
    れた多数の画素からなる画像データの外部入力を受け付
    け、 この外部入力された画像データの全部の画素の濃度tの
    平均値Mを算出し、 この算出された濃度の平均値との差分“|t−M|”を
    重み係数として画像データの画素ごとに算出し、 画像データの位置座標(x,y)の画素ごとにハフ変換処
    理を実行することで、直線成分“ρ=xcosθ+ysin
    θ”のx軸との角度“θ”および原点との距離“|ρ
    |”を座標(θ,ρ)としたパラメータ図表を、ハフ曲線
    の重複ごとに対応する重み係数を加算して生成し、 この生成されたパラメータ図表から加算結果の数値が大
    きい座標を適正な閾値との比較により抽出し、 この抽出されたパラメータ図表の座標を位置の近接に対
    応してグループ化し、 このように生成されたグループごとに代表の座標を選出
    し、 この選出された座標から画像データの傾斜を推定するよ
    うにしたようにしたデータ処理方法。
  21. 【請求項21】 多値の濃度がデジタルで個々に設定さ
    れた多数の画素からなる画像データの外部入力を受け付
    け、 この外部入力された画像データの全部の画素の濃度tの
    平均値Mを算出し、 この算出された濃度の平均値との差分“|t−M|”を
    重み係数として画像データの画素ごとに算出し、 画像データの位置座標(x,y)の画素ごとにハフ変換処
    理を実行することで、直線成分“ρ=xcosθ+ysin
    θ”のx軸との角度“θ”および原点との距離“|ρ
    |”を座標(θ,ρ)としたパラメータ図表を、ハフ曲線
    の重複ごとに対応する重み係数を加算して生成し、 この生成されたパラメータ図表から加算結果の数値が大
    きい座標を適正な閾値との比較により抽出し、 この抽出されたパラメータ図表の座標の個数を角度
    “θ”ごとに積算してヒストグラムを生成し、 この生成されたヒストグラムから座標の個数が最多の角
    度“θ”を特定するようにしたデータ処理方法。
  22. 【請求項22】 多値の濃度がデジタルで個々に設定さ
    れた多数の画素からなる画像データの外部入力を受け付
    け、 この外部入力された画像データの全部の画素の濃度tの
    平均値Mを算出し、 この算出された濃度の平均値との差分“|t−M|”を
    重み係数として画像データの画素ごとに算出し、 画像データの位置座標(x,y)の画素ごとにハフ変換処
    理を実行することで、直線成分“ρ=xcosθ+ysin
    θ”のx軸との角度“θ”および原点との距離“|ρ
    |”を座標(θ,ρ)としたパラメータ図表を、ハフ曲線
    の重複ごとに対応する重み係数を加算して生成し、 この生成されたパラメータ図表から加算結果の数値が大
    きい座標を適正な閾値との比較により抽出し、 この抽出されたパラメータ図表の座標を位置の近接に対
    応してグループ化し、 このように生成されたグループごとに代表の座標を選出
    し、 この選出された多数の座標が集中している角度“θ”を
    特定するようにしたデータ処理方法。
  23. 【請求項23】 コンピュータが読取自在なソフトウェ
    アが格納されている情報記憶媒体であって、 多値の濃度がデジタルで個々に設定された多数の画素か
    らなる画像データの外部入力を受け付けること、 この外部入力された画像データをエッジ処理してエッジ
    部分の画素の濃度を強調すること、 このエッジ処理された画像データの各画素の濃度を適正
    な閾値と比較して二値化すること、 この二値化された画像データをハフ変換処理してパラメ
    ータ空間に多数のハフ曲線が描画されたパラメータ図表
    を生成すること、 この生成されたパラメータ図表からハフ曲線の重複が多
    数の座標を適正な閾値との比較により抽出すること、 この抽出されたパラメータ図表の座標を位置の近接に対
    応してグループ化すること、 このように生成されたグループごとに代表の座標を選出
    すること、 この選出された座標から画像データの傾斜を推定するこ
    と、を前記コンピュータに実行させるためのプログラム
    が格納されていることを特徴とする情報記憶媒体。
  24. 【請求項24】 コンピュータが読取自在なソフトウェ
    アが格納されている情報記憶媒体であって、 多値の濃度がデジタルで個々に設定された多数の画素か
    らなる画像データの外部入力を受け付けること、 この外部入力された画像データをエッジ処理してエッジ
    部分の画素の濃度を強調すること、 このエッジ処理された画像データの各画素の濃度を適正
    な閾値と比較して二値化すること、 この二値化された画像データの位置座標(x,y)の画素
    ごとにハフ変換処理を実行することで、直線成分“ρ=
    xcosθ+ysinθ”のx軸との角度“θ”および原点と
    の距離“|ρ|”を座標(θ,ρ)としたパラメータ図表
    を生成すること、 この生成されたパラメータ図表からハフ曲線の重複が多
    数の座標を適正な閾値との比較により抽出すること、 この抽出されたパラメータ図表の座標の個数を角度
    “θ”ごとに積算してヒストグラムを生成すること、 この生成されたヒストグラムから座標の個数が最多の角
    度“θ”を特定すること、を前記コンピュータに実行さ
    せるためのプログラムが格納されていることを特徴とす
    る情報記憶媒体。
  25. 【請求項25】 コンピュータが読取自在なソフトウェ
    アが格納されている情報記憶媒体であって、 多値の濃度がデジタルで個々に設定された多数の画素か
    らなる画像データの外部入力を受け付けること、 この外部入力された画像データをエッジ処理してエッジ
    部分の画素の濃度を強調すること、 このエッジ処理された画像データの各画素の濃度を適正
    な閾値と比較して二値化すること、 この二値化された画像データの位置座標(x,y)の画素
    ごとにハフ変換処理を実行することで、直線成分“ρ=
    xcosθ+ysinθ”のx軸との角度“θ”および原点と
    の距離“|ρ|”を座標(θ,ρ)としたパラメータ図表
    を生成すること、 この生成されたパラメータ図表からハフ曲線の重複が多
    数の座標を適正な閾値との比較により抽出すること、 この抽出されたパラメータ図表の座標を位置の近接に対
    応してグループ化すること、 このように生成されたグループごとに代表の座標を選出
    すること、 この選出された多数の座標が集中している角度“θ”を
    特定すること、を前記コンピュータに実行させるための
    プログラムが格納されていることを特徴とする情報記憶
    媒体。
  26. 【請求項26】 コンピュータが読取自在なソフトウェ
    アが格納されている情報記憶媒体であって、 多値の濃度がデジタルで個々に設定された多数の画素か
    らなる画像データの外部入力を受け付けること、 この外部入力された画像データの全部の画素の濃度の平
    均値を算出すること、 この算出された濃度の平均値との差分を画像データの画
    素ごとに算出すること、 この算出された濃度の差分を画素ごとに適正な閾値と比
    較して画像データを二値化すること、 この二値化された画像データをハフ変換処理してパラメ
    ータ空間に多数のハフ曲線が描画されたパラメータ図表
    を生成すること、 この生成されたパラメータ図表からハフ曲線の重複が多
    数の座標を適正な閾値との比較により抽出すること、 この抽出されたパラメータ図表の座標を位置の近接に対
    応してグループ化すること、 このように生成されたグループごとに代表の座標を選出
    すること、 この選出された座標から画像データの傾斜を推定するこ
    と、を前記コンピュータに実行させるためのプログラム
    が格納されていることを特徴とする情報記憶媒体。
  27. 【請求項27】 コンピュータが読取自在なソフトウェ
    アが格納されている情報記憶媒体であって、 多値の濃度がデジタルで個々に設定された多数の画素か
    らなる画像データの外部入力を受け付けること、 この外部入力された画像データの全部の画素の濃度の平
    均値を算出すること、 この算出された濃度の平均値との差分を画像データの画
    素ごとに算出すること、 この算出された濃度の差分を画素ごとに適正な閾値と比
    較して画像データを二値化すること、 この二値化された画像データの位置座標(x,y)の画素
    ごとにハフ変換処理を実行することで、直線成分“ρ=
    xcosθ+ysinθ”のx軸との角度“θ”および原点と
    の距離“|ρ|”を座標(θ,ρ)としたパラメータ図表
    を生成すること、 この生成されたパラメータ図表からハフ曲線の重複が多
    数の座標を適正な閾値との比較により抽出すること、 この抽出されたパラメータ図表の座標の個数を角度
    “θ”ごとに積算してヒストグラムを生成すること、 この生成されたヒストグラムから座標の個数が最多の角
    度“θ”を特定すること、を前記コンピュータに実行さ
    せるためのプログラムが格納されていることを特徴とす
    る情報記憶媒体。
  28. 【請求項28】 コンピュータが読取自在なソフトウェ
    アが格納されている情報記憶媒体であって、 多値の濃度がデジタルで個々に設定された多数の画素か
    らなる画像データの外部入力を受け付けること、 この外部入力された画像データの全部の画素の濃度の平
    均値を算出すること、 この算出された濃度の平均値との差分を画像データの画
    素ごとに算出すること、 この算出された濃度の差分を画素ごとに適正な閾値と比
    較して画像データを二値化すること、 この二値化された画像データの位置座標(x,y)の画素
    ごとにハフ変換処理を実行することで、直線成分“ρ=
    xcosθ+ysinθ”のx軸との角度“θ”および原点と
    の距離“|ρ|”を座標(θ,ρ)としたパラメータ図表
    を生成すること、 この生成されたパラメータ図表からハフ曲線の重複が多
    数の座標を適正な閾値との比較により抽出すること、 この抽出されたパラメータ図表の座標を位置の近接に対
    応してグループ化すること、 このように生成されたグループごとに代表の座標を選出
    すること、 この選出された多数の座標が集中している角度“θ”を
    特定すること、を前記コンピュータに実行させるための
    プログラムが格納されていることを特徴とする情報記憶
    媒体。
  29. 【請求項29】 コンピュータが読取自在なソフトウェ
    アが格納されている情報記憶媒体であって、 多値の濃度がデジタルで個々に設定された多数の画素か
    らなる画像データの外部入力を受け付けること、 この外部入力された画像データの全部の画素の濃度tの
    平均値Mを算出すること、 この算出された濃度の平均値との差分“|t−M|”を
    重み係数として画像データの画素ごとに算出すること、 画像データの位置座標(x,y)の画素ごとにハフ変換処
    理を実行することで、直線成分“ρ=xcosθ+ysin
    θ”のx軸との角度“θ”および原点との距離“|ρ
    |”を座標(θ,ρ)としたパラメータ図表を、ハフ曲線
    の重複ごとに対応する重み係数を加算して生成するこ
    と、 この生成されたパラメータ図表から加算結果の数値が大
    きい座標を適正な閾値との比較により抽出すること、 この抽出されたパラメータ図表の座標を位置の近接に対
    応してグループ化すること、 このように生成されたグループごとに代表の座標を選出
    すること、 この選出された座標から画像データの傾斜を推定するこ
    と、を前記コンピュータに実行させるためのプログラム
    が格納されていることを特徴とする情報記憶媒体。
  30. 【請求項30】 コンピュータが読取自在なソフトウェ
    アが格納されている情報記憶媒体であって、 多値の濃度がデジタルで個々に設定された多数の画素か
    らなる画像データの外部入力を受け付けること、 この外部入力された画像データの全部の画素の濃度tの
    平均値Mを算出すること、 この算出された濃度の平均値との差分“|t−M|”を
    重み係数として画像データの画素ごとに算出すること、 画像データの位置座標(x,y)の画素ごとにハフ変換処
    理を実行することで、直線成分“ρ=xcosθ+ysin
    θ”のx軸との角度“θ”および原点との距離“|ρ
    |”を座標(θ,ρ)としたパラメータ図表を、ハフ曲線
    の重複ごとに対応する重み係数を加算して生成するこ
    と、 この生成されたパラメータ図表から加算結果の数値が大
    きい座標を適正な閾値との比較により抽出すること、 この抽出されたパラメータ図表の座標の個数を角度
    “θ”ごとに積算してヒストグラムを生成すること、 この生成されたヒストグラムから座標の個数が最多の角
    度“θ”を特定すること、を前記コンピュータに実行さ
    せるためのプログラムが格納されていることを特徴とす
    る情報記憶媒体。
  31. 【請求項31】 コンピュータが読取自在なソフトウェ
    アが格納されている情報記憶媒体であって、 多値の濃度がデジタルで個々に設定された多数の画素か
    らなる画像データの外部入力を受け付けること、 この外部入力された画像データの全部の画素の濃度tの
    平均値Mを算出すること、 この算出された濃度の平均値との差分“|t−M|”を
    重み係数として画像データの画素ごとに算出すること、 画像データの位置座標(x,y)の画素ごとにハフ変換処
    理を実行することで、直線成分“ρ=xcosθ+ysin
    θ”のx軸との角度“θ”および原点との距離“|ρ
    |”を座標(θ,ρ)としたパラメータ図表を、ハフ曲線
    の重複ごとに対応する重み係数を加算して生成するこ
    と、 この生成されたパラメータ図表から加算結果の数値が大
    きい座標を適正な閾値との比較により抽出すること、 この抽出されたパラメータ図表の座標を位置の近接に対
    応してグループ化すること、 このように生成されたグループごとに代表の座標を選出
    すること、 この選出された多数の座標が集中している角度“θ”を
    特定すること、を前記コンピュータに実行させるための
    プログラムが格納されていることを特徴とする情報記憶
    媒体。
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