JPH11328362A - 個人認証機能付き情報処理装置及びこの情報処理装置に用いられる表示装置 - Google Patents

個人認証機能付き情報処理装置及びこの情報処理装置に用いられる表示装置

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JPH11328362A
JPH11328362A JP10128883A JP12888398A JPH11328362A JP H11328362 A JPH11328362 A JP H11328362A JP 10128883 A JP10128883 A JP 10128883A JP 12888398 A JP12888398 A JP 12888398A JP H11328362 A JPH11328362 A JP H11328362A
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finger
sensor
display device
display
authentication
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JP10128883A
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English (en)
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Takafumi Ito
隆文 伊藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】個人の指の特徴情報を用いた個人認証方式にお
いて、そのセンサ部を透明化して表示装置上に配置した
場合での有効な活用方法を提供すると共に、表示装置か
ら生じる電界の影響を低減し、認証精度を高く確保す
る。 【解決手段】透明化されたセンサ19をLCD13の表
示画面上に配置した場合に、被認証者の指30を置く位
置に直接ガイド表示を行う。また、LCD13の表示画
面とセンサ19との間に透明な材質で形成されたシール
ド電極33を設け、LCD13から生じる電界の影響を
低減する。これにより、より正確な指認証動作が可能と
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、個人の指の凹凸パ
ターンを特徴情報として検出し、その指の凹凸パターン
に基づいて個人認証を行う個人認証機能付き情報処理装
置と、この情報処理装置に用いられる表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年のパーソナルコンピュータ(以下、
PCと称す)の普及により、各個人が自分のPCを使用
して各種の業務を行うようになってきた。これに伴い、
例えばPCに住所録やスケジュールなどの個人情報を記
録するようになり、そのためPC本体に対するセキュリ
ティの確保も製品を提供する上で重要な課題となってき
ている。
【0003】PC本体にセキュリティを施す手段として
は、PC本体に個人認証の仕組みを設けるものがもっと
も多い。現状では、パスワードなどのソフトウェアによ
るセキュリティを用いるのが一般的ではあるが、パスワ
ードを忘れてしまうなどの事故も少なくない。このた
め、個人の指の特徴情報を用いた個人認証方式が注目さ
れている。
【0004】個人の指の特徴情報を用いた個人認証方式
としては、例えば特願平7−168930号公報(以
下、文献1と称す)や特願平9−068550号公報
(以下、文献2と称す)などに開示されているように、
平行に設置された複数の線状電極によって、人間の指
(間接部分を含む)の凹凸パターンを読み取り、予め登
録された複数のパターンと照合することで、その指を持
つ人間を識別し、機密保持などに応用するものがある。
【0005】文献1では、電極と指とが接触したときに
生じる電極間の電気抵抗値を利用して、指の凹凸パター
ンを読み取る技術が開示されている。文献2では、指と
電極の間の電気容量を利用して、指の凹凸パターンを読
み取る技術が開示されている。
【0006】上記文献1において、センサ部は指の方向
と直角の方向に、複数の細い線状電極が多数設置されて
いる。電極と指とは直接接触し、隣り合う電極間の抵抗
値がサンプリングされて、指のパターンの入力データと
なる。この場合、指の凹凸によって電極と指との接触圧
が違うため、それぞれの隣り合う電極間の抵抗値が異な
り、そのサンプリングデータのパターンが個人毎の指特
徴を示すデータとなる。
【0007】また、予め各ユーザの指パターンを登録し
ておき、入力された指パターンと登録パターンとを照合
し、入力パターンに近いものが登録パターンの中にあれ
ば、その登録した人の指であると判定する。
【0008】上記文献2において、センサ部は指の方向
と直角の方向に、複数の細い線状電極が多数設置されて
いる。電極の上には絶縁シートが設置されており、それ
ぞれの電極と指との間の電気容量がサンプリングされ
て、指のパターンの入力データとなる。以後の照合方法
は上記文献1と同様である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記したような個人の
指の特徴情報を用いた個人認証方式では、センサ部は線
状電極で形成されているので、製造が簡単で、安価であ
るなどの利点がある。また、電極をITO(透明高導電
性薄膜)などの透明材料で形成することで、センサ自体
を透明化することも容易である。
【0010】ここで、上記文献1には、センサ部を透明
化することで、小型機器(ICカード)の表示装置上に
も設置できるようになり、センサ部の配置自由度が大き
くなることが開示されている。しかしながら、実際にセ
ンサ部を透明化して表示装置上に配置した場合での具体
的な活用方法、特にパーソナルコンピュータ等の情報処
理装置に用いられる表示装置上に実装した場合での有効
的な活用方法について何ら言及されていない。
【0011】また、センサ部を表示装置上に配置した場
合に、表示装置から生じる電界の影響を受けて、認証動
作が正しく行われない問題があった。本発明は上記の課
題を解決するためになされたもので、個人の指の特徴情
報を用いた個人認証方式において、そのセンサ部を透明
化して表示装置上に配置した場合での有効な活用方法を
提供すると共に、表示装置から生じる電界の影響を低減
し、認証精度を高く確保することのできる個人認証機能
付き情報処理装置及びこの情報処理装置に用いられる表
示装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】(1)本発明の情報処理
装置は、装置本体に設けられた表示装置の表示画面上
に、所定の位置で被認証者の指パターンを検出するため
の透明な材質で形成された指認証用のセンサを設置し、
このセンサの出力信号に基づいて認証処理を行うもので
あり、特に認証時に指の載置位置を示すガイド情報を上
記センサの設置位置に表示することを特徴とする(請求
項1)。
【0013】このような構成によれば、透明化されたセ
ンサを表示装置の表示画面上に配置した場合に、被認証
者の指を置く位置に直接ガイド表示を行うことで、より
正確な指データの検出処理を行うことができる。
【0014】また、表示装置から生じる電界の影響を低
減するため、本発明は、上記表示装置の表示画面と上記
センサとの間に上記表示画面から上記センサへ誘導され
る電界をシールドするための透明な材質で形成されたシ
ールド電極を設けるか(請求項2)、あるいは、上記表
示装置の非表示期間中に上記センサの検出動作を実行す
ることを特徴とする(請求項3)。
【0015】このような構成によれば、表示装置が稼働
中であっても、その表示装置から発生する電界に影響さ
れずに、センサによって指パターンを検出することがで
き、正常な認証動作を行うことができる。
【0016】(2)本発明の情報処理装置は、装置本体
に設けられた表示装置の表示画面上に、それぞれ所定の
位置で指パターンの検出を行うための透明な材質で形成
された指認証用の複数のセンサを設置し、これらのセン
サの検出位置と複数の異なる項目とを割付け、指パター
ンを検出したセンサの出力信号に基づいて認証処理とそ
の検出位置に応じた項目選択処理を行うことを特徴とす
る(請求項4)。
【0017】このような構成によれば、複数のセンサの
それぞれで認証処理を行い、あるセンサの信号で本人と
判定できたら、そのときのセンサの検出位置に応じた項
目を選択したものと判断して以後の処理を行うことで、
認証処理と項目選択の同時処理が可能となる。
【0018】また、上記各センサを共通の駆動回路で駆
動し、それらの出力信号を時分割で処理することで(請
求項5)、複数のセンサを設置した場合でのコストの低
減化が可能となる。
【0019】(3)本発明の情報処理装置は、装置本体
に設けられ、表示動作のための複数の電極を有し、これ
らの電極が被認証者の指パターンを検出するためのセン
サ電極として用いられる表示装置を備え、認証時にこの
表示装置の上記各電極を駆動するようにしたものである
(請求項6)。
【0020】このような構成によれば、表示装置の電極
を指パターン検出電極として利用することで、特別なセ
ンサを必要とせずに、個人認証を行うことができる。ま
た、上記表示装置の表示動作のための電極駆動と指認証
のための電極駆動を時分割で行うことで(請求項7)、
表示動作と認証動作を同時に行うことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を説明する。図1は本発明の一実施形態に係る
個人認証機能付き情報処理装置のシステム構成を示すブ
ロック図である。なお、本装置は、例えば磁気ディスク
等の記録媒体に記録されたプログラムを読み込み、この
プログラムによって動作が制御されるコンピュータによ
って実現される。
【0022】図1において、CPU11はプログラムの
起動により動作し、本装置全体の制御を行うものであ
る。このCPU11には、システムバス10を介してメ
モリ等の各種のデバイスが接続されている。DRAM1
2は、主メモリとして使用されるリード/ライト可能な
メモリであり、プログラムなど、本装置の動作に必要な
各種の情報が格納される。
【0023】LCD(液晶ディスプレイ)13は、本装
置の表示装置として設けられているものであり、データ
の表示を行う。LCDコントローラ14は、VRAM1
5の内容をLCD13に表示するための表示制御を行
う。VRAM15は、LCD13に表示する内容を保持
するためのメモリである。
【0024】キーボード16およびマウス17は、本装
置の入力装置として設けられているものであり、データ
の入力やファンクションの指示を行う。HDD(ハード
ディスク装置)18は、本装置の補助記憶装置として用
いられるものであり、アプリケーションプログラムやフ
ァイルなど、各種の情報を保持している。
【0025】以上は、一般的なPCの構成と同様であ
り、その詳細な構成については説明を省略する。ここ
で、本装置は、指の凹凸パターンを個人の特徴情報とし
て検出し、その凹凸パターンに基づいて個人認証を行う
機能を備えている。センサ19は、この指認証を行うた
めのものであり、シート状で透明な材料で形成され、L
CD13の表示画面上に重ねて配置されている。センサ
制御回路20は、センサ19の駆動制御と信号処理を行
う。
【0026】図2および図3にセンサ19とセンサ制御
回路20の具体的な構成を示す。図2はセンサ19とセ
ンサ制御回路20の概略構成を示すブロック図、図3は
センサ19に指を置いたときの側面図とそのときに得ら
れる投影信号の波形図である。
【0027】センサ19は、被認証者の指30の長手方
向に沿って所定間隔で配設された複数の出力電極21
と、被認証者の指30の長手方向に沿った端部に配設さ
れた単一の入力電極22とからなる。出力電極21と入
力電極22は、ITOなどの透明な材質で形成されてい
る。
【0028】センサ制御回路20は、スイッチ回路2
3、発振器24、タイミングパルス発生器25、検波回
路26、A/D変換器27、終端抵抗28によって構成
されている。
【0029】スイッチ回路23は、出力電極21と発振
器24との間に介在されており、タイミングパルス発生
器25から出力されるタイミングパルス信号によってオ
ン/オフ動作し、各出力電極21を順次切り替える。発
振器24は、出力電極21に印加する交流信号を発生す
る。
【0030】タイミングパルス発生器25は、システム
バス10を介して入力される制御信号に基づいてスイッ
チ回路23の切り替えと、A/D変換器27の標本化タ
イミングを制御するためのパルス信号を発生する。この
場合、例えばパルス信号の立ち下がりでスイッチ回路2
3の切り替えが行われ、立ち上がりでA/D変換器27
のA/D変換が行われるものとする。
【0031】検波回路26は、入力電極22に接続され
ており、この入力電極22で検出された信号を増幅する
増幅回路とその信号から必要な信号成分を取り出すフィ
ルタ回路からなる。A/D変換器27は、タイミングパ
ルス発生器25から発生されるパルス信号に基づいて、
検波回路26によって得られたアナログの信号をデジタ
ル信号に変換してシステムバス10に出力する。
【0032】また、入力電極22は終端抵抗28を介し
て接地されており、この終端抵抗28は入力電極22に
生じる信号を電圧に変換する。ここで、本実施形態にお
いて、図3に示すように、センサ19はLCD13の表
示画面上の一部または全面に重ねて設置されている。こ
の場合、センサ19は透明な材質(ITO)で形成され
ているため、下のLCD13の視認性に問題はない。
【0033】センサ19を構成する出力電極21および
入力電極22は電気的絶縁体としての絶縁体薄膜31、
32で被覆されている。この絶縁体薄膜31、32も透
明な材質(ITO)で形成されており、これで出力電極
21および入力電極22を被覆することで、出力電極2
1および入力電極22と指30とは静電結合によっての
み接続されることになり、接触抵抗が無限大となる。し
たがって、発汗などの指30の表面の状態変化に影響さ
れずに、より安定した投影信号V(i) を得ることができ
る。
【0034】また、LCD13の表示画面とセンサ19
との間には、シールド電極33が設けられている。この
シールド電極33は、LCD13からセンサ19へ誘導
される電界をシールドするためのものであり、透明な材
質(ITO)で形成され、LCD13の全面、あるい
は、少なくともセンサ19が設置される部分に配設され
ている。
【0035】図2および図3の動作原理を以下に説明す
る。図中の出力電極21は細い線状の電極アレイで、電
極間隔は1/10mm〜1/3mm程度とする。出力電
極21の数、すなわち、線状電極アレイの指30の長手
方向の長さは、指30の先端から第2間接を完全に含む
長さとする。入力電極22はやや広い帯状の電極であ
り、指30の長手方向の長さが出力電極21よりも長く
形成されている。
【0036】このような構成において、出力電極21お
よび入力電極22に指30を電極配列方向に対して直交
方向に押し付ける。このとき、スイッチ回路23を指先
から指元方向へ順次切り替えて、発振器24の信号を出
力電極21に印加する。出力電極21に印加された信号
は、出力電極21と指30との間の電気容量を通して指
30に伝わる。指30は電気的には比較的抵抗値の小さ
い抵抗体と見なされるので、指30に伝わった信号は指
30と入力電極22との容量を通して入力電極22に伝
わる。
【0037】この入力電極22に伝わった信号を終端抵
抗28で電圧に変換し、検波回路26のバンドパスフィ
ルタで必要な信号成分(元の信号の周波数成分)を取り
出し、A/D変換器27にてデジタル信号に変換する。
【0038】この場合、出力電極21と指30との間の
容量の大きさは出力電極21と指30との間隔によって
異なり、間隔が大きいほど、容量が小さくなって出力電
極21から指30に伝わる信号が小さくなり、A/D変
換器27が出力するデジタル値も小さくなる。
【0039】スイッチ回路23による出力電極21の走
査に従ったタイミングでA/D変換器27の出力するデ
ジタル値を取り込めば、図3の上部に示すような、出力
電極21と指30との間隔に応じてレベルが変化する信
号V(i) が得られる。この信号V(i) は、被認証者の指
30の凹凸パターンに応じて変化する信号パターンであ
り、各個人で異なったパターンを示すため、個人認証デ
ータとして利用することができる。
【0040】このようなセンサ19を用いた個人認証処
理を以下に説明する。 (a)登録時 図4は登録時の個人認証処理を示すフローチャートであ
る。
【0041】登録モードが開始されると、LCD13上
の指を置くべき位置(センサ19が設置されている部
分)に、図6に示すような指の載置位置を示すガイド4
1が表示される(ステップA11)。このガイド41
は、指の形状をなし、その中に例えば「ここに指を置い
てください」といったようなメッセージが書かれてい
る。被認証者は、このガイド41に従って指を置くこと
ができる。
【0042】続いて、センサ19による信号検出が行わ
れ(ステップA12)、上記のようにして取り込まれた
被認証者の指の特徴を表す信号V(i) が登録パターンと
してHDD18に格納される(ステップA13)。
【0043】(b)照合時 図5は照合時の個人認証処理を示すフローチャートであ
る。照合モードが開始されると、上記登録時と同様に、
LCD13上の指を置くべき位置に、図6に示すような
指の載置位置を示すガイド41が表示される(ステップ
B11)。
【0044】続いて、センサ19による信号検出が行わ
れ(ステップB12)、新たに取り込まれた被認証者の
指の特徴を表す信号V(i) がHDD18に格納された登
録パターンと照合される(ステップB13)。その結
果、登録パターンとの差が一定の基準値より小さければ
(ステップB14のYes)、本人であると判定する
(ステップB15)。登録パターンとの差が一定の基準
値以上であれば(ステップB14のNo)、本人でない
と判定する(ステップB16)。
【0045】なお、入力パターンと辞書パターンとの差
の計算方法については公知であるため、ここでは具体的
な説明を省略する。このように、透明化されたセンサ1
9をLCD13上に配置することで、被認証者の指を置
く位置に直接ガイド表示を行うことができ、より正確な
指データの検出処理を行うことができる。この場合、L
CD13として、PCに標準装備されている表示装置を
使用しているので、ガイド表示のための付加的な構成要
素を必要としないといった利点がある。
【0046】次に、表示装置上にセンサを重ねた場合の
検出信号の劣化防止方法について説明する。表示装置に
ガイド情報などを表示しつつ、センサで凹凸パターンの
検出を行う場合、表示装置は稼働中であるので、表示装
置からはかなり強力な電界が発生している。LCDの場
合、画像を駆動する電極から発生する。
【0047】指の凹凸パターンを検出するための信号は
通常微弱であるので、表示装置からの電界の輻射によっ
て、その信号が埋もれてしまい、認証動作を正常に行う
ことができなることがある。このような問題を防ぐた
め、本実施形態では、以下のような対策を施している。
【0048】(1)図3に示すように、LCD13の表
示画面とセンサ19との間に透明なシート状のシールド
電極33を設ける。このシールド電極33により、LC
D13が稼働中であっても、そのLCD13から発生す
る電界に影響されずに、指の凹凸パターンを検出するこ
とができ、正常な認証動作を行うことができる。
【0049】なお、このようなシールド電極33はLC
D13の全面に限らず、少なくともLCD13上のセン
サ19の部分に配置すれば、シールド効果を期待するこ
とができる。
【0050】(2)LCD13の表示動作とセンサ19
の検出動作を時分割で行う。すなわち、図7に示すよう
に、LCD13の1フレーム分の表示期間と1フレーム
分の表示期間との間に所定の非表示期間(帰線期間)を
設定し、その非表示期間をセンス期間として利用する。
【0051】このように、LCD13の非表示期間にセ
ンサ19の検出動作を行えば、LCD13が稼働中であ
っても、そのLCD13から発生する電界に影響されず
に、指の凹凸パターンを検出することができ、正確な認
証動作を行うことができるようになる。
【0052】なお、上記非表示期間をあまり長く取る
と、LCD13の表示精度は悪くなるため(画面がちら
つく)、表示にそれ程影響を与えない範囲で非表示期間
を設定し、その期間でセンサ動作を行う必要がある。
【0053】次に、他の実施形態として、2つのセンサ
を用いて認証処理と項目選択を同時に行う場合について
説明する。図8に示すように、LCD13上に2つのセ
ンサ19aおよびセンサ19bを配置し、それぞれのセ
ンサ位置に指の載置位置と項目内容を示すガイド41a
およびガイド41bを表示する。なお、センサ19aお
よびセンサ19bは、図2および図3で説明したような
構成を有し、それぞれに対応するセンサ制御回路20に
よって駆動されるものとする。
【0054】図8の例では、ガイド41aは項目Aの選
択と指認証、ガイド41bは項目Bの選択と指認証のた
めのガイド情報として表示されている。項目Aと項目B
は、例えば「通常処理」と「ネットワークの接続処理」
や、「データベースAの検索処理」と「データベースB
の検索処理」といったように、PCが持つ各種の処理項
目である。
【0055】このような構成において、被認証者の指の
凹凸パターンの登録動作は上記図4と同様であるので、
ここでは照合動作について、図9を参照して以下に説明
する。
【0056】図9は2つのセンサを用いた場合での照合
時の個人認証処理を示すフローチャートである。照合モ
ードが開始されると、LCD13上の指を置くべき位置
に、図8に示すような指の載置位置と項目内容を示すガ
イド41aおよびガイド41bが表示される(ステップ
C11)。
【0057】続いて、2つのセンサ19aとセンサ19
bの信号検出が行われる。例えば被認証者がガイド41
a上に指を載せたとすると、センサ19aから被認証者
の指の特徴(凹凸パターン)を示す信号V(i) が出力さ
れる(ステップC12)。したがって、このセンサ19
aからの信号V(i) がHDD18に格納された登録パタ
ーンと照合され(ステップC13)、登録パターンとの
差が一定の基準値より小さければ(ステップC14のY
es)、本人であると判定すると共に項目Aの選択があ
ったものとして処理する(ステップC15)。
【0058】一方、被認証者がガイド41b上に指を載
せたとすると、センサ19bから被認証者の指の特徴
(凹凸パターン)を示す信号V(i) が出力される(ステ
ップC16)。したがって、このセンサ19bからの信
号V(i) がHDD18に格納された登録パターンと照合
され(ステップC17)、登録パターンとの差が一定の
基準値より小さければ(ステップC18のYes)、本
人であると判定すると共に項目Bの選択があったものと
して処理する(ステップC19)。
【0059】また、センサ19aまたはセンサ19bか
らの信号V(i) が登録パターンと一致しない場合には
(ステップC18のNo)、本人でないと判定する(ス
テップC20)。
【0060】このように、2つのセンサ19aとセンサ
19bのそれぞれで認証処理を行い、どちらか一方の信
号で本人と判定できたら、そのときのセンサの検出位置
に応じた項目を選択したものと判断し、以後の処理を行
う。これにより、認証処理と項目選択を同時に行うこと
ができ、使用者の操作上の負担が軽減する。
【0061】また、認証時に指の載置位置および項目内
容を示すガイド情報を各センサ19a、19bの設置位
置にそれぞれ表示することで、どのセンサでどのような
項目を選択できるのかが一目で判断できるため、操作性
が向上する。
【0062】なお、上記の説明では、2つのセンサを設
ける場合を想定して説明したが、例えば1つのセンサを
用いて、そのセンサ領域を2つに分けて信号処理を行う
ことも可能である。
【0063】さらに、センサ駆動回路として、発振器2
4、タイミングパルス発生器25、入力電極22、終端
抵抗28、検波回路26、A/D変換器27を共通化
し、各センサの出力信号を時分割で処理することで、複
数のセンサを設置した場合でのコストの低減化が可能と
なる。
【0064】次に、他の実施形態として、LCDの画素
駆動電極を指パターンの検出電極として利用する場合に
ついて説明する。図10および図11にその具体的な構
成を示す。
【0065】図10はLCD13の画素駆動電極を指パ
ターン検出電極として利用する場合の概略構成を示すブ
ロック図、図11はLCD13の画素駆動電極に指を置
いたときの側面図である。
【0066】LCD13は、マトリックス状に張られた
横電極51と縦電極52とで画素53を駆動することで
表示を行っている。この画素駆動用の横電極51の一部
を指パターンの検出電極54として使用する。なお、図
11において、55は絶縁体であり、ガラスなどで形成
されている。
【0067】表示動作時は、ドライバ制御回路63が表
示データに基づいて横電極51用のドライバ回路61と
縦電極52用のドライバ回路62を駆動制御する。これ
は、通常のLCDの表示動作と同様である。この表示動
作時に上記図6で説明したようなガイド表示を行う。
【0068】ここで、指パターンの検出を行う場合に
は、ドライバ制御回路63が発振器64の信号に基づい
てドライバ回路61を制御する。これにより、ドライバ
回路61によって横電極51に信号が順次印加される。
横電極51に印加された信号は、横電極51と指30と
の間の電気容量を通して指30に伝えられ、さらに検出
電極54に伝えられる。
【0069】この検出電極54に伝わった信号を抵抗器
65で電圧に変換し、検波回路66のバンドパスフィル
タで必要な信号成分(元の信号の周波数成分)を取り出
し、A/D変換器67にてデジタル信号に変換する。こ
のA/D変換器67の出力が被認証者の指の特徴(凹凸
パターン)を示す信号V(i) となる。以後の登録動作や
照合動作については、図4および図5で説明した方法と
同様である。
【0070】このように、LCD13の画素駆動電極を
指パターン検出電極として利用することでも、被認証者
の指の特徴を示す信号V(i) を得ることができ、その信
号V(i) に基づいて個人認証を行うことができる。
【0071】なお、表示動作を行っていない場合(画面
オフ)において、認証動作のみを行うことも可能である
が(ただし、このときにガイド表示はできない)、上記
図7で説明したような時分割処理を利用すれば、表示動
作と認証動作を同時に行うこともできる。
【0072】さらに、時分割処理を利用すれば、上記図
8および図9で説明したような2つつのセンサを用いて
認証処理と項目選択を同時に行うような構成も可能であ
る。また、上記実施形態では、指と電極との容量結合を
用いる指パターン検出方式を想定して説明したが、セン
サ部の透明化が可能な他の方式、例えば接触抵抗を用い
る方式でも本発明の手法を適用可能である。ただし、接
触抵抗を用いる方式では、電界の影響は関係ないので、
図3に示すようなシールド電極33は不要である。
【0073】また、上記実施形態では、LCD上にセン
サを設置するものとして説明したが、表示装置としては
LCDに必ずしも限定されるものではない。ただし、図
10の構成を実現するためには、LCDのようにマトリ
ックス状の電極を有する表示装置である必要がある。ま
た、本発明はPC以外にも、例えば金融端末などの他の
情報処理装置にも適用することができる。
【0074】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、指
認証用のセンサを透明化して表示装置上に配置し、被認
証者の指を置く位置に直接ガイド表示を行うようにした
ため、より正確な指データの検出処理を行うことができ
る。
【0075】また、表示装置の表示画面とセンサとの間
に透明なシールド電極を設けるか、あるいは、表示装置
の非表示期間中にセンサの検出動作を実行するようにし
たため、表示装置が稼働中であっても、その表示装置か
ら発生する電界に影響されずに、センサによって指パタ
ーンを検出することができ、正常な認証動作を行うこと
ができる。
【0076】また、表示装置の表示画面上に指認証用の
複数のセンサを設置し、これらのセンサの検出位置と複
数の異なる項目とを割付け、指パターンを検出したセン
サの出力信号に基づいて認証処理とその検出位置に応じ
た項目選択処理を同時に行うことにより、認証処理と項
目選択の同時処理が可能となる。
【0077】また、各センサを共通の駆動回路で駆動
し、それらの出力信号を時分割で処理することで、複数
のセンサを設置した場合でのコストの低減化が可能とな
る。また、表示装置が持つ複数の電極をセンサ電極とし
て用い、認証時にこれらの電極を駆動するようにしたた
め、特別なセンサを必要とせずに、個人認証を行うこと
ができる。また、表示装置の表示動作のための電極駆動
と指認証のための電極駆動を時分割で行うことで、表示
動作と認証動作を同時に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る個人認証機能付き情
報処理装置のシステム構成を示すブロック図。
【図2】センサとセンサ制御回路の概略構成を示すブロ
ック図。
【図3】センサに指を置いたときの側面図とそのときに
得られる投影信号の波形図。
【図4】登録時の個人認証処理を示すフローチャート。
【図5】照合時の個人認証処理を示すフローチャート。
【図6】認証時のガイド表示を示す図。
【図7】LCD表示期間とセンス期間との関係を示す
図。
【図8】2つのセンサを用いて認証処理と項目選択を同
時に行う場合でのガイド表示を示す図。
【図9】2つのセンサを用いた場合での照合時の個人認
証処理を示すフローチャート。
【図10】LCDの画素駆動電極を指パターン検出電極
として利用する場合の概略構成を示すブロック図。
【図11】LCDの画素駆動電極に指を置いたときの側
面図。
【符号の説明】
11…CPU 13…LCD 19…センサ 20…センサ制御回路 21…出力電極 22…入力電極 23…スイッチ回路 24…発振器 25…タイミングパルス発生器 26…検波回路 27…A/D変換器 28…終端抵抗 31…絶縁体薄膜 32…絶縁体薄膜 33…シールド電極 41…ガイド

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体に設けられた表示装置と、 この表示装置の表示画面上に設置され、所定の位置で被
    認証者の指パターンを検出するための透明な材質で形成
    された指認証用のセンサと、 このセンサの出力信号に基づいて認証処理を行う制御手
    段とを具備し、 上記表示装置は、認証時に指の載置位置を示すガイド情
    報を上記センサの設置位置に表示することを特徴とする
    個人認証機能付き情報処理装置。
  2. 【請求項2】 上記表示装置の表示画面と上記センサと
    の間に、上記表示画面から上記センサへ誘導される電界
    をシールドするための透明な材質で形成されたシールド
    電極が設けられていることを特徴とする請求項1記載の
    個人認証機能付き情報処理装置。
  3. 【請求項3】 上記表示装置の非表示期間中に上記セン
    サの検出動作を実行するセンサ制御手段を具備したこと
    を特徴とする請求項1記載の個人認証機能付き情報処理
    装置。
  4. 【請求項4】 装置本体に設けられた表示装置と、 この表示装置の表示画面上に設置され、それぞれ所定の
    位置で指パターンの検出を行うための透明な材質で形成
    された指認証用の複数のセンサと、 これらのセンサの検出位置と複数の異なる項目とを割付
    け、指パターンを検出したセンサの出力信号に基づいて
    認証処理とその検出位置に応じた項目選択処理を行う制
    御手段とを具備したことを特徴とする個人認証機能付き
    情報処理装置。
  5. 【請求項5】 上記各センサを共通の駆動回路で駆動
    し、それらの出力信号を時分割で処理するセンサ制御手
    段を具備したことを特徴とする請求項4記載の個人認証
    機能付き情報処理装置。
  6. 【請求項6】 装置本体に設けられ、表示動作のための
    複数の電極を有し、これらの電極が被認証者の指パター
    ンを検出するためのセンサ電極として用いられる表示装
    置と、 認証時にこの表示装置の上記各電極を駆動する電極駆動
    手段とを具備したことを特徴とする個人認証機能付き情
    報処理装置。
  7. 【請求項7】 上記電極駆動手段は、上記表示装置の表
    示動作のための電極駆動と指認証のための電極駆動を時
    分割で行うことを特徴とする請求項6記載の個人認証機
    能付き情報処理装置。
  8. 【請求項8】 表示画面上に所定の位置で被認証者の指
    パターンを検出するための透明な材質で形成された指認
    証用のセンサが設置され、認証時に指の載置位置を示す
    ガイド情報を上記センサの設置位置に表示することを特
    徴とする表示装置。
  9. 【請求項9】 上記表示画面と上記センサとの間に、上
    記表示画面から上記センサへ誘導される電界をシールド
    するための透明な材質で形成されたシールド電極が設け
    られていることを特徴とする請求項8記載の表示装置。
JP10128883A 1998-05-12 1998-05-12 個人認証機能付き情報処理装置及びこの情報処理装置に用いられる表示装置 Pending JPH11328362A (ja)

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