JPH1132828A - バッグ用インナー - Google Patents

バッグ用インナー

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JPH1132828A
JPH1132828A JP10114301A JP11430198A JPH1132828A JP H1132828 A JPH1132828 A JP H1132828A JP 10114301 A JP10114301 A JP 10114301A JP 11430198 A JP11430198 A JP 11430198A JP H1132828 A JPH1132828 A JP H1132828A
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JP
Japan
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bag
substrate
hook
fastener
inner part
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JP10114301A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Matsumoto
敏明 松本
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Miyoshi Co Ltd
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Miyoshi Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バッグ内に出入自在に収容して各種の物品の
保持部を構成するバッグ用インナーにおいて、保持部の
組み合わせ態様を変更可能にする。 【解決手段】 バッグ2に収容する大きさの取付基板1
と、物品の種類に応じて異なる態様に構成し、前記基板
1に並べて装着する任意数のインナーパーツA…Nを設
ける。前記基板1の少なくとも一方の面と前記各パーツ
A…Nの裏面に、前記各パーツA…Nを前記基板1に着
脱自在に係着する面状ファスナー11等の係着手段Xを
固着して設ける。前記各パーツA…Nの表面側にポケッ
ト等で構成し、所定の物品を収納する等により保持する
保持手段21…36を設ける。前記各パーツA…Nのう
ちから所望のパーツを選択し、この選択したパーツを前
記基板1に並べて配置し、前記手段Xで係着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はバッグ内に出入自在
に収容し、バッグ内に所定の各種の物品を収納又は定着
して保持する保持部を構成するバッグ用インナーに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のバッグ用インナーとし
て、基板に各種サイズのポケットを縫着等で固着して任
意数設け、これをバッグ内に出入自在に収容するように
構成したもの(以下「従来品」という)がある。この従
来品をバッグ内に収容することにより、バッグ内に複数
の物品収納部を構成できるので、携帯する物品を整理し
てポケットに収納することができる。したがって、この
従来品を使用することにより、バッグ側の内部構成をシ
ンプルに製造することが可能になる。
【0003】しかし、従来品はポケットを基板に固着し
て取外し不能になっているため、基板のポケットの組み
合わせ態様が常に同一である。そのため、所要の物品を
バッグに入れて携帯するに当たり、物品の大きさや個数
等により、ポケットのサイズや個数が適合しない場合が
生じる問題を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記実情に鑑
みてなされたもので、基板のポケット等の組み合わせ態
様を任意に変更可能にしたバッグ用インナーを提供する
ことを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明はバッグ内に出入自在に収容して所定の各種
の物品の保持部を構成するバッグ用インナーであって、
バッグに収容する大きさに形成した所定数の取付基板
と、物品の種類に応じて異なる態様に構成され、前記基
板に並べて装着する任意数のインナーパーツからなり、
前記基板の少なくとも一方の面と前記各インナーパーツ
の裏面には、前記インナーパーツを前記基板に着脱自在
に係着する係着手段が構成され、前記各インナーパーツ
の表面側には所定の物品と対応する大きさに形成され、
この物品を保持させる保持手段が設けられ、前記インナ
ーパーツのうちから所望のインナーパーツを選択し、こ
の選択したインナーパーツを前記基板に並列配置して前
記係着手段で係着するように構成したことを特徴とする
ものである。
【0006】なお、この明細書において「バッグ」と
は、各種のかばんやバッグ、或いは各種のケース等を含
む広い概念として用いられている。
【0007】本発明の例示的な1つの実施の形態では、
前記の構成の取付基板を1個備え、この基板にインナー
パーツを係着してインナーを構成するように形成してあ
る。
【0008】他の例示的な実施の形態では、前記基板を
2個備え、これら両基板を連結片を介して着脱自在、か
つ、折り曲げ自在に連結し、前記両基板に夫々インナー
パーツを係着してインナーを構成するように形成してあ
る。前記基板と連結片とを連結する連結手段としては、
例えば面状ファスナーで構成したものやジッパーで構成
したもの等が挙げられる。
【0009】本発明の他の例示的な実施の形態では、前
記基板を1つの基材の中央部に形成した連結部を介して
折り曲げ自在に2個連設し、これらの両基板に夫々イン
ナーパーツを係着してインナーを構成するように形成し
てある。
【0010】本発明において、前記係着手段としては、
前記インナーパーツを前記基板に対して着脱自在に係着
可能な全ての手段を含むもので、具体的には、例えば面
状ファスナーで構成したもの、フック用掛止部とフック
部材とで構成したもの、或いホック金具で構成したもの
等が挙げられる。
【0011】前記フック用掛止部としては、前記基板の
前記面に網状体を取付け、この網状体で構成したもの、
前記基板の前記面に水平方向に向けて紐状体又は帯状体
を取付け、この紐状体等で構成したもの、或いは前記基
板の前記面に点在して設けたフック係合孔で構成したも
の等が挙げられる。
【0012】なお、本発明においては前記基板に提げ手
を取付けることもできる。この提げ手は前記基板に固定
して取付けてもよいが、前記基板に対して着脱自在に取
付けるように構成することもできる。また、本発明に採
用される面状ファスナーとしては、例えば商品名ベルク
ロ(登録商標)や商品名マジックテープ(登録商標)等
が挙げられる。
【0013】なお、前記係着手段として、マグネットを
採用することも可能であるが、物品の中には磁気を嫌う
物品もあるため、マグネットを採用する場合には上記の
ことを考慮に入れる必要がある。
【0014】前記保持手段としては、物品を収納し、或
いは定着させる等により保持して所定の位置に留め置く
全ての手段を含むもので、具体的には、例えば物品を収
納するポケットで構成したものや面状ファスナーの一方
のファスナー構成体で構成したもの等が挙げられる。
【0015】前記ポケットの構造は特に限定されるもの
ではなく、目的の物品に対応して扁平状或いは袋状等に
構成できる。保持手段を面状ファスナーで構成する場合
には、面状ファスナーの他方のファスナー構成体を物品
側に固着して設けるものである。前記保持手段は1つの
インナーパーツに任意数設けるものである。この場合、
1つのインナーパーツの保持手段として、ポケットだけ
を採用し、又は面状ファスナー方式だけを採用し、或い
はポケットと面状ファスナー方式とを組み合わせたもの
を採用する等、その構成は自由に選択して決定すること
ができる。
【0016】本発明によれば、インナーパーツのうちか
ら所望のインナーパーツを選択して取付基板に並べて装
着することにより、物品の保持部の構成態様を好みに合
わせて変更することが可能になる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明のバ
ッグ用インナーの実施の一例を説明する。図1は本発明
のバッグ用インナーの一実施の形態の全体構成の概要を
示す説明図、図2は同上インナーに採用した取付基板の
斜視図aと側面図b、図3は同上インナーに採用したイ
ンナーパーツを一方の面から見た斜視図aと他方の面か
ら見た斜視図b、及びこのパーツに保持させる物品の一
例を裏面側から見た斜視図c、図4は図1に示すインナ
ーパーツの部分を拡大して示す斜視図、図5はインナー
パーツに保持させる物品を例示的に示す説明図である。
【0018】これら図1〜図5において、この実施の形
態のバッグ用インナーは取付基板1と、この基板1に装
着して各種の物品の保持部を構成する任意数のインナー
パーツA…Nとで構成される。この実施の形態では前記
パーツA…Nとして6個で構成したものを開示したが、
このインナーパーツの個数は任意に増減可能である。
【0019】前記取付基板1はバッグ2に出入自在に収
容するもので、基板1の大きさはバッグ2の大きさに対
応させ、例えばB5サイズ、A4サイズ或いはB4サイ
ズ等に設定できる。前記基板1は一般的には図示のよう
に四角形状に形成されるが、バッグの形状に対応して四
角形以外の形状に形成することも可能である。前記基板
1の構成素材は特に限定するものではなく、任意の素材
を選択して採用可能であるが、その一例として、天然又
は合成皮革、プラスチック、或いは布その他の繊維製等
を挙げることができる。
【0020】前記基板1の少なくとも一方の面と前記イ
ンナーパーツA…Nの裏面には各パーツA…Nを基板1
に着脱自在に係着する係着手段Xを構成するもので、こ
の実施の形態では、基板1より幾分小さめに形成した面
状ファスナー11の一方のファスナー構成体11aを基
板1の一方の面に接着その他任意の手段により固着して
ある。これにより、基板1の一方の面は前記ファスナー
構成体11aでほゞ全域にわたって被覆される。そし
て、後述するように面状ファスナー11の他方のファス
ナー構成体11bを各パーツA…Nの裏面に固着して設
けるものである。また、基板1の他方の面には所望の大
きさ(図示では基板1の横巾とほゞ同一寸法)の袋状の
ポケット12が設けてある。このポケット12は書類等
の収納用に使用するものである。
【0021】前記基板1の上端中央部には任意の素材で
構成した提げ手13が取付けてある。この提げ手13は
基板1に固定して取付けてもよいが、基板1に対して着
脱自在に取付けるように構成することもできる。
【0022】前記各インナーパーツA…Nの表面側に
は、外出時に携帯することが多いと思われる物品の中の
所定の物品と対応する大きさに形成され、この物品を保
持させる保持手段21…36が設けてある。図5には前
記物品の一例が開示され、図中41は小型電卓、42は
携帯電話、43は携帯用小型テープデッキ、44は携帯
用小型CDプレイヤー、45は磁気カードや名刺等、4
6はFDを示す。そして、前記各パーツA…Nに設ける
保持手段21…36は、前記例示したような物品を収納
して保持するポケットで構成し、或いは面状ファスナー
の一方のファスナー構成体で構成されている。
【0023】この実施の形態では、前記パーツAには、
カード等45を収納するポケット51で構成した保持手
段21と面状ファスナー52の一方のファスナー構成体
52aで構成され、電卓41等を係着して保持させる保
持手段22を、前記パーツBには、前記一方のファスナ
ー構成体52aで構成され、FD46等を係着して保持
させる保持手段23と前記一方のファスナー構成体52
aで構成され、テープデッキ43を係着して保持させる
保持手段24を、前記パーツCには、切符や領収証等
(図示せず)を収納するポケット51で構成した保持手
段25とカード等45を収納するポケット51で構成し
た保持手段26と前記一方のファスナー構成体52aで
構成され、ポケットベル等(図示せず)を係着して保持
させる保持手段27と前記一方のファスナー構成体52
aで構成され、携帯電話42を係着して保持させる保持
手段28を夫々設けたものが開示され、前記パーツDに
はパーツBと同一構成の保持手段23,24を設けたも
のが開示されている。
【0024】また、前記パーツEには、前記一方のファ
スナー構成体52aで構成され、FD46等を係着して
保持させる保持手段29とカード等45を収納するポケ
ット51で構成した保持手段30と、前記一方のファス
ナー構成体52aで構成され、ポケットベルやテープデ
ッキ43等を係着して保持させる保持手段31,32
を、前記パーツNには、前記一方のファスナー構成体5
2aで構成され、CD−ROM(図示せず)等を係着し
て保持させる保持手段33と、メモ帳等(図示せず)を
収納するポケット51で構成した保持手段34と、前記
一方のファスナー構成体52aで構成され、ポケットベ
ルや電卓41等を係着して保持させる保持手段35,3
6を夫々設けたものが開示されている。
【0025】前記各インナーパーツA…Nの裏面側には
前記基板1の面状ファスナー11の他方のファスナー構
成体11bが接着その他の任意の手段で固着して設けら
れ、各パーツA…Nを基板1のファスナー構成体11a
側の面に着脱自在に係着するように構成してある。図1
において、3はバッグ2の提げ手を示すものである。
【0026】この実施の形態のバッグ用インナーは上記
のように構成され、外出の際に携帯する物品41…46
の種類や個数等に応じてインナーパーツA…Nの中から
任意のパーツを選択し、この選択したパーツを基板1に
並べて面状ファスナー11のファスナー構成体11a,
11bで係着し、例えば図1に示す例1や例2のような
インナーを構成する。そして、このインナーをバッグ2
内に収容し、携帯する物品をインナーパーツの所定の保
持手段に整理して収納又は係着して保持させ、携帯する
各物品をバッグ2内に収め、或いは各物品をインナーパ
ーツの所定部に保持させた後、これをバッグ2内に収容
するものである。
【0027】図6は本発明のバッグ用インナーに採用す
るインナーパーツの他の実施の形態の一例を示す斜視図
である。この実施の形態のインナーパーツA1 は前記パ
ーツAの面状ファスナー52の方式の保持手段22に代
え、電卓41等を収納する袋状のポケット51Aで構成
した保持手段22Aを設けたもので、他の構成は前記パ
ーツAと全く同一であるため、同一構成部分には同一符
号を付して説明を省略する。このインナーパーツは上記
のように構成したもので、電卓等41をポケット51A
に収納して保持させる以外は上述した実施の形態と同様
に使用するものである。
【0028】図7は本発明のバッグ用インナーの他の実
施の形態の取付基板を示す平面図である。この実施の形
態は取付基板1Aの両方の面を、これら両面のほゞ全域
にわたって面状ファスナー11の一方のファスナー構成
体11aで被覆して接着その他の任意の手段で固着して
構成したものである。他の構成は上述した実施の形態と
全く同様である。この実施の形態を採用すると基板1A
の両方の面にインナーパーツA…Nを着脱自在に係着し
て各種の物品の保持部を構成することができる。この実
施の形態のバッグ用インナーも上述したものと全く同様
に使用するものである。
【0029】図8は本発明のバッグ用インナーの他の実
施の形態を示す平面図、図9は同上インナーをバッグに
収容する際の状態を示す説明図、図10は同上インナー
に採用した連結片を示す斜視図である。この実施の形態
のバッグ用インナーは一対の取付基板1A,1Aと、こ
の両基板を連結する連結片61とを有してなり、前記両
基板1Aは図7の実施の形態の基板1Aと同一に構成し
たものが開示されている。
【0030】前記連結片61は天然又は合成皮革、プラ
スチック、或いは布その他の繊維材等で構成され、基板
1Aの横巾の寸法と同巾で適当長さの四角形状に形成さ
れている。連結片61の一方の面には、連結片61の前
端側及び後端側に沿わせて適当な巾の前記面状ファスナ
ー11の他方のファスナー構成体11b,11bが接着
その他の手段で固着されている。この場合、連結片61
の素材として硬質材を採用するときは前記両ファスナー
構成体11bの内側近くに位置させて、片61の一側か
ら他側に掛けて折り線62,62を施し、この両折り線
62に沿わせて連結片61を折り曲げ自在に構成する。
他の構成は上述の実施の形態と全く同様である。
【0031】図8の実施の形態のバッグ用インナーは上
記のように構成され、連結片61の前端側に一方の基板
1Aの後端を着脱自在に係着すると共に連結片61の後
端側に他方の基板1Aの後端を着脱自在に係着して両基
板1A同士を直列に連結する。そして、上述と同様に選
択したインナーパーツを両基板1Aの任意の面に係着し
て物品の収納部を構成し、図9に示すように、連結片6
1をコ字状に折り曲げて両基板1A,1Aを対面させ、
この状態でバッグ内に収容して上記と同様に使用するも
のである。なお、この場合において、前記基板1Aに代
えて図1の実施の形態の片面のみの面状ファスナー方式
の基板1を採用してもよく、或いは両面面状ファスナー
方式の基板1Aと片面面状ファスナー方式の基板1を連
結するように構成することも自由である。
【0032】図11は本発明のバッグ用インナーの他の
実施の形態を示す平面図。図12は同上インナーをバッ
グに収容する際の状態を示す説明図である。この実施の
形態のバッグ用インナーは一対の取付基板1B,1B
と、この両基板を連結する連結片63とを有し、前記連
結片63は前記連結片61と同様の素材で構成されてい
る。
【0033】この実施の形態は前記基板1Bと連結片6
3とを連結する連結手段としてジッパー14を採用した
ことに特徴がある。即ち、前記連結片63には、片63
の先端及び後端に沿わせて前記ジッパー14の一方のジ
ッパー構成素子14a,14aが、その取付布15aを
介して縫着その他の手段で固着して取付けてあると共に
前記両基板1B,1Bには、板1Bの後端に沿わせて前
記ジッパー14の他方のジッパー構成素子14b,14
bが、その取付布15bを介して縫着その他の手段で固
着して取付けてある。そして、前記ジッパー14のスラ
イダー16を操作して前記両素子14a及び14bを係
着し、両基板1B同士を直列に連結すると共に、前記ジ
ッパー14の取付布15a,15bをヒンヂとして両基
板1Bを折り曲げ自在に構成してある。前記両基板1B
の他の構成は図8の基板1Aと同一であるため、同一符
号をもって示し、説明を省略する。
【0034】図11の実施の形態のバッグ用インナーは
上記のように構成され、図12に示すように両基板1B
を連結部に沿って折り曲げて対面させ、図8の実施の形
態と同様に使用するものである。
【0035】図13は本発明のバッグ用インナーのさら
に他の実施の形態を示す平面図、図14は同上インナー
をバッグに収容する際の状態を示す説明図である。この
実施の形態は1つの基材100に2個の取付基板1C,
1Cを一体的に連結して形成したもので前記基材100
の中央部には適当な大きさの長方形状の連結部64が形
成され、前記両基板1Cは前記連結部64を介して折り
曲げ自在に連設されている。この場合、基材100の素
材として硬質材を採用するときは前記両基材1Cの後端
に沿わせて平行な折り線65,65を施し、この両折り
線65に沿って前記両基板1Cを折り曲げ自在に構成す
る。前記両基板1Cの他の構成は図8の基板1Aと同一
であるため、同一符号を付して説明を省略する。
【0036】図13の実施の形態のバッグ用インナーは
上記のように構成され、図14に示すように両基板1B
を折り曲げて体面させ、図8の実施の形態と同様に使用
するものである。
【0037】図15は本発明のバッグ用インナーの他の
実施の形態の取付基板を示す斜視図aと側面側b、図1
6は同上インナーに採用したインナーパーツの一方の面
及び他方の面から見た斜視図である。この実施の形態は
インナーパーツを取付基板に着脱自在に係着する係着手
段の構成に特徴がある。即ち、同図の係着手段X1 は取
付基板1Dの一方の面のほゞ全域にわたって設けたフッ
ク用掛止部71とインナーパーツA2 の裏面に固着して
設けたフック部材72とで構成されている。図示の掛止
部71は適当な太さの紐状体等で構成した縦紐73Aと
横紐73Bで基板1Dの面と対応する大きさの網状体7
3を形成し、この網状体73の四隅部その他の適当部位
を基板1Dに任意の固定手段74で固定し、各横紐73
Bでフック部材72を掛止させるように構成されてい
る。基板1Dの他の構成は図2の実施の形態と全く同様
であるため、同一構成部分には同一符号を付して説明を
省略する。
【0038】前記インナーパーツA2 は前記パーツA
(図3参照)の面状ファスナーの係着手段Xに代え前記
横紐73Bに係合するフック部材72で係着手段X1
構成したもので、他の構成は前記パーツAと全く同一で
あるため同一構成部分には同一符号を付して説明を省略
する。なお、前記基板1Dの掛止部71は網状体73に
代え基板1Dに水平方向に向けて取付けた紐状体や帯状
体等によりフックの吊り下げ部を構成する等、任意に設
計変更可能である。
【0039】この実施の形態のインナーは上記のように
構成され、フック部材72を横紐73Bに掛けて各イン
ナーパーツを基板1Dに係着するもので、それ以外は上
述のものと全く同様に使用するものである。
【0040】図17は本発明のバッグ用インナーの他の
実施の形態の取付基板を示す背面図、図18は同上イン
ナーに採用したインナーパーツの一方の面及び他方の面
から見た斜視図である。この実施の形態はインナーパー
ツを取付基板に係着する係着手段、特にフック用掛止部
の構成に特徴がある。即ち、同図の係着手段のフック用
掛止部75は前記網状体73に代え、取付基板1Eの面
のほゞ全域にわたって点在して設けたフック係合孔76
で構成され、これら各孔76を利用してインナーパーツ
2 のフック部材72を掛止させるように構成してあ
る。図18のインナーパーツA2 は図16のパーツA2
と同一構成であるため同一符号を付して説明を省略す
る。
【0041】この実施の形態のインナーは上記のように
構成し、フック部材72を前記孔76に掛けて各インナ
ーパーツを基板1Eに係着するもので、それ以外は上述
のものと全く同様に使用するものである。
【0042】図19は本発明のバッグ用インナーの他の
実施の形態を示すものであって、同図aは取付基板の正
面図、同bはインナーパーツの背面図、同cは同上基板
とバーツの係着手段の部分を拡大して示す側面図であ
る。この実施の形態のインナーも前記と同様にインナー
パーツを基板に着脱自在に係着する係着手段の構成に特
徴がある。即ち、同図の係着手段X2 は取付基板1Fの
一方の面のほゞ全域にわたって点在して設けたホック金
具81の一方のホック構成素子81aとインナーパーツ
3 の裏面に固着して設けた他方のホック構成素子81
bとで構成されている。
【0043】図示のホック構成素子81aは基板1Fと
ほゞ同大の布地82に等間隔で任意数(図示では35
個)固着し、この布地82を基板1Fに接着その他の手
段で固着してある。また、他方のホック構成素子81b
は前記ホック構成素子81aと適合する間隔でパーツA
3 の裏面に任意数(図示では6個)固着して設けてあ
る。他の構成は上述の実施の形態と全く同様である。
【0044】この実施の形態のインナーは上記のように
構成され、パーツA3 のホック素子81bを基板の任意
の位置のホック素子81aに係合して各インナーパーツ
を基板1Fに係着するもので、それ以外は上述のものと
全く同様に使用するものである。
【0045】図20は本発明のバッグ用インナーの他の
使用例を示す説明図で、同図aは図1の実施の形態のバ
ッグ用インナーを、また、同図bは図8の実施の形態の
バッグ用インナーを壁等に吊り下げた状態を示す。但
し、同図bは一方の取付基板1Aを図8の状態から天地
逆、つまり、基板1Aの上端(提げ手13)側を連結片
61に係着して両基板1A同士を連結してある。これに
より、本発明のバッグ用インナーを自宅や出張先のホテ
ル等において壁掛け用の収納ケースとして使用すること
ができる。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、インナーパーツのうち
から所望のインナーパーツを選択し、この選択したイン
ナーパーツを取付基板に並べて装着することにより、物
品の保持部の構成態様を携帯する物品等に対応させて任
意に変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバッグ用インナーの一実施の形態の全
体構成の概要を示す説明図。
【図2】同上インナーに採用した取付基板の斜視図aと
側面図b。
【図3】同上インナーに採用したインナーパーツのうち
の一つのインナーパーツを一方の面から見た斜視図aと
他方の面から見た斜視図b、及びこのパーツに保持させ
る物品の一例を裏面側から見た斜視図c。
【図4】図1に示すインナーパーツの部分を拡大して示
す斜視図。
【図5】インナーパーツに保持させる代表的な物品を例
示的に示す説明図。
【図6】本発明のバッグ用インナーに採用するインナー
パーツの他の実施の形態の一例を示す斜視図。
【図7】本発明のバッグ用インナーの他の実施の形態の
取付基板を示す平面図。
【図8】本発明のバッグ用インナーの他の実施の形態を
示す平面図。
【図9】図8のインナーをバッグに収容する際の状態を
示す説明図。
【図10】同上インナーに採用した連結片を示す斜視
図。
【図11】本発明のバッグ用インナーのさらに他の実施
の形態を示す平面図であって、一方の取付基板を連結片
と連結させ、他方の取付基板を前記片から切り離した状
態を示す。
【図12】同上インナーをバッグに収容する際の状態を
示す説明図。
【図13】本発明のバッグ用インナーのさらに他の実施
の形態を示す平面図。
【図14】同上インナーをバッグに収容する際の状態を
示す説明図。
【図15】本発明のバッグ用インナーの他の実施の形態
の取付基板を示す斜視図aと側面図b。
【図16】図15のインナーに採用したインナーパーツ
の表面側から見た斜視図a及び裏面側から見た斜視図
b。
【図17】本発明のバッグ用インナーの他の実施の形態
の取付基板を示す背面図。
【図18】同上インナーに採用したインナーパーツの表
面側から見た斜視図a及び裏面側から見た斜視図b。
【図19】本発明のバッグ用インナーの他の実施の形態
を示すものであって、同図aは取付基板の正面図、同b
はインナーパーツの背面図、同cは同上基板とパーツの
係着手段の部分を拡大して示す側面図。
【図20】本発明のバッグ用インナーの他の使用例を示
す説明図。
【符号の説明】
1 取付基板 2 バッグ 11 面状ファスナー 11a 一方のファスナー構成体 11b 他方のファスナー構成体 21…36 ポケット等の保持手段 A…N インナーパーツ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッグ内に出入自在に収容して所定の各
    種の物品の保持部を構成するバッグ用インナーであっ
    て、バッグに収容する大きさに形成した所定数の取付基
    板と、物品の種類に応じて異なる態様に構成され、前記
    基板に並べて装着する任意数のインナーパーツからな
    り、前記基板の少なくとも一方の面と前記各インナーパ
    ーツの裏面には、前記インナーパーツを前記基板に着脱
    自在に係着する係着手段が構成され、前記各インナーパ
    ーツの表面側には所定の物品と対応する大きさに形成さ
    れ、この物品を保持させる保持手段が設けられ、前記イ
    ンナーパーツのうちから所望のインナーパーツを選択
    し、この選択したインナーパーツを前記基板に並列配置
    して前記係着手段で係着するように構成したことを特徴
    とするバッグ用インナー。
  2. 【請求項2】 前記取付基板を1個備えていることを特
    徴とする請求項1記載のバッグ用インナー。
  3. 【請求項3】 前記取付基板を2個備え、これら両基板
    は連結片を介して着脱自在、かつ折り曲げ自在に連結す
    るように構成されていることを特徴とする請求項1記載
    のバッグ用インナー。
  4. 【請求項4】 前記基板と連結片とを連結する連結手段
    は面状ファスナーで構成されていることを特徴とする請
    求項3記載のバッグ用インナー。
  5. 【請求項5】 前記基板と連結片とを連結する連結手段
    はジッパーで構成されていることを特徴とする請求項3
    記載のバッグ用インナー。
  6. 【請求項6】 前記取付基板は1つの基材の中央部に形
    成した連結部を介して折り曲げ自在に2個連設されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のバッグ用インナー。
  7. 【請求項7】 前記係着手段は前記基板の少なくとも一
    方の面のほゞ全域に固着して設けた面状ファスナーの一
    方のファスナー構成体と前記各インナーパーツの裏面に
    固着して設けた面状ファスナーの他方のファスナー構成
    体とで構成されていることを特徴とする請求項1記載の
    バッグ用インナー。
  8. 【請求項8】 前記係着手段は前記基板の少なくとも一
    方の面のほゞ全域にわたって設けたフック用掛止部と前
    記各インナーパーツの裏面に固着して設けたフック部材
    とで構成されていることを特徴とする請求項1記載のバ
    ッグ用インナー。
  9. 【請求項9】 前記フック用掛止部は前記基板の前記面
    に取付けた網状体で構成されていることを特徴とする請
    求項8記載のバッグ用インナー。
  10. 【請求項10】 前記フック用掛止部は前記基板の前記
    面に、水平方向に向けて取付けた紐状体又は帯状体で構
    成されていることを特徴とする請求項8記載のバッグ用
    インナー。
  11. 【請求項11】 前記フック用掛止部は前記基板の前記
    面に点在して設けたフック係合孔で構成されていること
    を特徴とする請求項8記載のバッグ用インナー。
  12. 【請求項12】 前記係着手段は前記基板の少なくとも
    一方の面のほゞ全域にわたって点在して設けたホック金
    具の一方のホック構成素子と前記各インナーパーツの裏
    面に固着して設けたホック金具の他方のホック構成素子
    とで構成されていることを特徴とする請求項1記載のバ
    ッグ用インナー。
  13. 【請求項13】 前記インナーパーツの保持手段は物品
    を収納するポケットで構成されていることを特徴とする
    請求項1記載のバッグ用インナー。
  14. 【請求項14】 前記インナーパーツの保持手段は面状
    ファスナーの一方のファスナー構成体で構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載のバッグ用インナー。
  15. 【請求項15】 前記インナーパーツの保持手段は前記
    ポケット及び前記ファスナー構成体とを組み合わせて構
    成されていることを特徴とする請求項1記載のバッグ用
    インナー。
  16. 【請求項16】 前記取付基板に提げ手を取付けたこと
    を特徴とする請求項1,2,3又は6記載のバッグ用イ
    ンナー。
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