JPH11327268A - 現像装置の取付け構造 - Google Patents
現像装置の取付け構造Info
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- JPH11327268A JPH11327268A JP10135719A JP13571998A JPH11327268A JP H11327268 A JPH11327268 A JP H11327268A JP 10135719 A JP10135719 A JP 10135719A JP 13571998 A JP13571998 A JP 13571998A JP H11327268 A JPH11327268 A JP H11327268A
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- photosensitive drum
- developing
- black
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数台の現像装置を用いる画像形成装置を対
象としてはトナー容量を増加させ得る一方、1台の現像
装置を用いる画像形成装置に対してはコンパクト化を図
り得るようにする。 【解決手段】 画像形成装置1の感光体ドラム2に形成
された静電潜像にトナーを供給してトナー像にするブラ
ック現像器3dを、上記感光体ドラム2の周面に沿うよ
うに着脱自在に配設する現像器の取付け構造あって、上
記ブラック現像器3dは、感光体ドラム2の直下に、感
光体ドラム2に接近した近接位置と感光体ドラム2から
離間した離間位置との間で位置変更可能に設けられてい
る。
象としてはトナー容量を増加させ得る一方、1台の現像
装置を用いる画像形成装置に対してはコンパクト化を図
り得るようにする。 【解決手段】 画像形成装置1の感光体ドラム2に形成
された静電潜像にトナーを供給してトナー像にするブラ
ック現像器3dを、上記感光体ドラム2の周面に沿うよ
うに着脱自在に配設する現像器の取付け構造あって、上
記ブラック現像器3dは、感光体ドラム2の直下に、感
光体ドラム2に接近した近接位置と感光体ドラム2から
離間した離間位置との間で位置変更可能に設けられてい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現像装置を画像形
成装置の所定の枠体に着脱自在に取り付ける現像装置の
取付け構造に関するものである。
成装置の所定の枠体に着脱自在に取り付ける現像装置の
取付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、被転写物を光で走査してその反射
光を回転している感光体ドラムの周面に照射することに
より周面に静電潜像を形成し、ついでこの静電潜像にト
ナーを供給することによってトナー像を形成し、このト
ナー像を転写紙に転写するように構成された画像形成装
置が知られている。かかる画像形成装置においては、内
部に装填されたトナーを感光体ドラムの周面に供給して
静電潜像に沿ったトナー像を形成させる現像装置が採用
されている。この現像装置は、画像形成装置がカラー画
像を転写するものである場合、3色成分(イエロー、シ
アン、マゼンタ、)用の3台と、黒色用の1台との合計
4台が採用され、これら4台の現像装置が感光体ドラム
の周面に沿って並設されている。
光を回転している感光体ドラムの周面に照射することに
より周面に静電潜像を形成し、ついでこの静電潜像にト
ナーを供給することによってトナー像を形成し、このト
ナー像を転写紙に転写するように構成された画像形成装
置が知られている。かかる画像形成装置においては、内
部に装填されたトナーを感光体ドラムの周面に供給して
静電潜像に沿ったトナー像を形成させる現像装置が採用
されている。この現像装置は、画像形成装置がカラー画
像を転写するものである場合、3色成分(イエロー、シ
アン、マゼンタ、)用の3台と、黒色用の1台との合計
4台が採用され、これら4台の現像装置が感光体ドラム
の周面に沿って並設されている。
【0003】これら4台の現像装置は、感光体ドラムの
1回転毎に1台ずつが感光体ドラムの周面に接近されて
そのトナーが感光体ドラムに付与されるとともに、他の
3台の現像装置は感光体ドラムから離間されてそれらの
トナーが感光体ドラム2に供給されないようになってい
る。このトナー像は、一旦転写ベルトに転写された後、
つぎの1回転でつぎの色のトナーが感光体ドラムに供給
されて転写ベルトに転写されるようになっている。従っ
て、感光体ドラムが4回転することにより、4つの色の
トナーが転写ベルトに重ね塗りされたカラー像が形成さ
れた後に、このカラー像が転写紙に転写されるようにな
っている。
1回転毎に1台ずつが感光体ドラムの周面に接近されて
そのトナーが感光体ドラムに付与されるとともに、他の
3台の現像装置は感光体ドラムから離間されてそれらの
トナーが感光体ドラム2に供給されないようになってい
る。このトナー像は、一旦転写ベルトに転写された後、
つぎの1回転でつぎの色のトナーが感光体ドラムに供給
されて転写ベルトに転写されるようになっている。従っ
て、感光体ドラムが4回転することにより、4つの色の
トナーが転写ベルトに重ね塗りされたカラー像が形成さ
れた後に、このカラー像が転写紙に転写されるようにな
っている。
【0004】かかる画像形成装置については、例えば、
特開昭62−115478号公報、特開平6−2361
03号公報、特開平7−152302号公報、特開平9
−236964号公報、特開平9−152791号公報
等に記載されている。
特開昭62−115478号公報、特開平6−2361
03号公報、特開平7−152302号公報、特開平9
−236964号公報、特開平9−152791号公報
等に記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記各公報
に記載されている従来の画像形成装置においては、転写
ベルトやコロナ放電用のワイヤ等の他の機器の配置との
兼ね合い上、および現像装置を駆動する駆動機構の構成
上の都合から、各現像装置は、感光体ドラムの一側面に
配設され、水平方向に正逆移動して感光体ドラムに対し
て離接するように配置設定されているため、4台の現像
装置の合計の上下寸法は、感光体ドラムの直径寸法の4
分の1以下に抑えなければならず、結局各現像装置の上
下幅寸法が薄くなってトナーを収容する容量が小さくな
り、これによって現像装置に対するトナーの補給回数が
増加し、メンテナンスが面倒になるという問題点を有し
ていた。
に記載されている従来の画像形成装置においては、転写
ベルトやコロナ放電用のワイヤ等の他の機器の配置との
兼ね合い上、および現像装置を駆動する駆動機構の構成
上の都合から、各現像装置は、感光体ドラムの一側面に
配設され、水平方向に正逆移動して感光体ドラムに対し
て離接するように配置設定されているため、4台の現像
装置の合計の上下寸法は、感光体ドラムの直径寸法の4
分の1以下に抑えなければならず、結局各現像装置の上
下幅寸法が薄くなってトナーを収容する容量が小さくな
り、これによって現像装置に対するトナーの補給回数が
増加し、メンテナンスが面倒になるという問題点を有し
ていた。
【0006】また、画像形成装置がモノクロの転写出力
を行うものであっても、現像装置を感光体ドラムの側方
に設けると、画像形成装置はその分幅寸法が大きくな
り、コンパクト化を図る上でのネックになっていた。
を行うものであっても、現像装置を感光体ドラムの側方
に設けると、画像形成装置はその分幅寸法が大きくな
り、コンパクト化を図る上でのネックになっていた。
【0007】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、複数台の現像装置を用いる
画像形成装置を対象としては現像装置のトナー容量を増
加させ得る一方、1台の現像装置を用いる画像形成装置
に対してはコンパクト化を図り得る現像装置の取付け構
造を提供することを目的としている。
ためになされたものであり、複数台の現像装置を用いる
画像形成装置を対象としては現像装置のトナー容量を増
加させ得る一方、1台の現像装置を用いる画像形成装置
に対してはコンパクト化を図り得る現像装置の取付け構
造を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
現像装置の取付け構造は、画像形成装置の感光体ドラム
に形成された静電潜像にトナーを供給してトナー像にす
る現像装置を、上記感光体ドラムの周面に沿うように着
脱自在に配設する現像装置の取付け構造あって、上記現
像装置は、感光体ドラムの下方位置に、感光体ドラムに
接近した近接位置と感光体ドラムから離間した離間位置
との間で位置変更可能に設けられていることを特徴とす
るものである。
現像装置の取付け構造は、画像形成装置の感光体ドラム
に形成された静電潜像にトナーを供給してトナー像にす
る現像装置を、上記感光体ドラムの周面に沿うように着
脱自在に配設する現像装置の取付け構造あって、上記現
像装置は、感光体ドラムの下方位置に、感光体ドラムに
接近した近接位置と感光体ドラムから離間した離間位置
との間で位置変更可能に設けられていることを特徴とす
るものである。
【0009】この現像装置の取付け構造によれば、現像
装置を感光体ドラムの下方位置に設けることによって、
従来、現像装置が配設される空間であった感光体ドラム
の側方位置が空いた状態になるため、この空いた空間を
有効に利用することによって画像形成装置のコンパクト
化を図り得るようになる。
装置を感光体ドラムの下方位置に設けることによって、
従来、現像装置が配設される空間であった感光体ドラム
の側方位置が空いた状態になるため、この空いた空間を
有効に利用することによって画像形成装置のコンパクト
化を図り得るようになる。
【0010】また、画像形成装置が、例えば複数台の現
像装置を用いる、いわゆるカラー転写機である場合に
は、複数の現像装置の内の1台を感光体ドラムの下方位
置に配設するとともに、他の現像装置を感光体ドラムの
側方位置に配設することにより、従来のように複数台の
現像装置の全てを感光体ドラムの側方位置に配設する場
合に比較して、上記各現像装置の容量を大きくすること
が可能であり、これによってトナーの補充回数を減少さ
せることができ、メンテナンス作業の簡素化が実現す
る。
像装置を用いる、いわゆるカラー転写機である場合に
は、複数の現像装置の内の1台を感光体ドラムの下方位
置に配設するとともに、他の現像装置を感光体ドラムの
側方位置に配設することにより、従来のように複数台の
現像装置の全てを感光体ドラムの側方位置に配設する場
合に比較して、上記各現像装置の容量を大きくすること
が可能であり、これによってトナーの補充回数を減少さ
せることができ、メンテナンス作業の簡素化が実現す
る。
【0011】本発明の請求項2記載の現像装置の取付け
構造は、請求項1記載の現像装置の取付け構造におい
て、上記現像装置を上下動可能に案内するガイド部材が
設けられている一方、現像装置は上記ガイド部材に案内
される被ガイド部材を有し、この被ガイド部材は、付勢
手段によって上方に向かうように付勢され、この付勢手
段は、現像装置をその重力によって上記離間位置に位置
させ得るように付勢力が設定されていることを特徴とす
るものである。
構造は、請求項1記載の現像装置の取付け構造におい
て、上記現像装置を上下動可能に案内するガイド部材が
設けられている一方、現像装置は上記ガイド部材に案内
される被ガイド部材を有し、この被ガイド部材は、付勢
手段によって上方に向かうように付勢され、この付勢手
段は、現像装置をその重力によって上記離間位置に位置
させ得るように付勢力が設定されていることを特徴とす
るものである。
【0012】この現像装置の取付け構造によれば、現像
装置は、常時は付勢手段の付勢力に抗してその重力によ
り下方の離間位置に位置設定され、必要の都度、所定の
押圧機構の駆動によって感光体ドラムに接近した近接位
置に位置設定される。そして、現像装置の重力は、付勢
手段の付勢力によって略相殺された状態になっているた
め、押圧機構による押圧力を上記相殺が行われない場合
に比較して小さくすることが可能であり、これによって
押圧機構の構造の簡素化を図り得るようになり、引いて
は画像形成装置のコンパクト化につながる。
装置は、常時は付勢手段の付勢力に抗してその重力によ
り下方の離間位置に位置設定され、必要の都度、所定の
押圧機構の駆動によって感光体ドラムに接近した近接位
置に位置設定される。そして、現像装置の重力は、付勢
手段の付勢力によって略相殺された状態になっているた
め、押圧機構による押圧力を上記相殺が行われない場合
に比較して小さくすることが可能であり、これによって
押圧機構の構造の簡素化を図り得るようになり、引いて
は画像形成装置のコンパクト化につながる。
【0013】本発明の請求項3記載の現像装置の取付け
構造は、請求項2記載の現像装置の取付け構造におい
て、上記ガイド部材は、互いに平行に配設された第1ガ
イド溝と第2ガイド溝とからなり、上記被ガイド部材
は、上記第1ガイド溝に案内される第1被ガイド部材と
上記第2ガイド溝に案内される第2被ガイド部材とから
なり、上記付勢手段は、第1および第2ガイド溝のいず
れか一方または双方に設けられていることを特徴とする
ものである。
構造は、請求項2記載の現像装置の取付け構造におい
て、上記ガイド部材は、互いに平行に配設された第1ガ
イド溝と第2ガイド溝とからなり、上記被ガイド部材
は、上記第1ガイド溝に案内される第1被ガイド部材と
上記第2ガイド溝に案内される第2被ガイド部材とから
なり、上記付勢手段は、第1および第2ガイド溝のいず
れか一方または双方に設けられていることを特徴とする
ものである。
【0014】この現像装置の取付け構造によれば、第1
および第2被ガイド部材からなる一対の被ガイド部材
が、それぞれ対応した一対の第1および第2ガイド部材
によって案内されるため、現像装置は、安定した状態で
昇降する。また、付勢手段がガイド溝に装着されること
により、他の部位に設けられる場合に比較して画像形成
装置内の空間を無駄に占有することがなく、その分、画
像形成装置内における機器の設置レイアウトの自由度が
向上するとともに、画像形成装置のコンパクト化に寄与
する。
および第2被ガイド部材からなる一対の被ガイド部材
が、それぞれ対応した一対の第1および第2ガイド部材
によって案内されるため、現像装置は、安定した状態で
昇降する。また、付勢手段がガイド溝に装着されること
により、他の部位に設けられる場合に比較して画像形成
装置内の空間を無駄に占有することがなく、その分、画
像形成装置内における機器の設置レイアウトの自由度が
向上するとともに、画像形成装置のコンパクト化に寄与
する。
【0015】
【発明の実施の形態】まず、本発明が適用される画像形
成装置について図1を基に説明する。図1は、本発明の
現像装置の取付け構造が適用される画像形成装置1の一
実施形態を示す側面断面視の説明図である。この図に示
すように、画像形成装置1は、箱型のケーシング11に
それぞれ内装された、所定枚数の用紙を保持して1枚ず
つ払い出す給紙部12と、回転している感光体ドラム2
の表面に一様に電荷を印加する主帯電部13と、被転写
物に光を投光してその反射光を電荷が印加された後の感
光体ドラム2の周面に投射する光学部14と、光の投射
によって感光体ドラム2の周面に静電潜像を現像する現
像部15と、感光体ドラム2の周面に形成された静電潜
像を転写ベルト4を介して用紙に転写するとともに、転
写後の転写ベルト4上の残留トナーを分離する転写・分
離部16と、感光体ドラム2の周面に残留しているトナ
ーを取り除いて清浄にするクリーニング部17と、感光
体ドラム2の周面の帯電状態を解除する除電部18と、
転写・分離部16において転写された用紙上の転写像を
定着して排出する定着・排出部19とを備えた基本構成
を有している。
成装置について図1を基に説明する。図1は、本発明の
現像装置の取付け構造が適用される画像形成装置1の一
実施形態を示す側面断面視の説明図である。この図に示
すように、画像形成装置1は、箱型のケーシング11に
それぞれ内装された、所定枚数の用紙を保持して1枚ず
つ払い出す給紙部12と、回転している感光体ドラム2
の表面に一様に電荷を印加する主帯電部13と、被転写
物に光を投光してその反射光を電荷が印加された後の感
光体ドラム2の周面に投射する光学部14と、光の投射
によって感光体ドラム2の周面に静電潜像を現像する現
像部15と、感光体ドラム2の周面に形成された静電潜
像を転写ベルト4を介して用紙に転写するとともに、転
写後の転写ベルト4上の残留トナーを分離する転写・分
離部16と、感光体ドラム2の周面に残留しているトナ
ーを取り除いて清浄にするクリーニング部17と、感光
体ドラム2の周面の帯電状態を解除する除電部18と、
転写・分離部16において転写された用紙上の転写像を
定着して排出する定着・排出部19とを備えた基本構成
を有している。
【0016】そして、画像転写用の用紙が給紙部12か
ら太線矢印で示す用紙搬送路1aに沿って転写・分離部
16に向けて搬送される一方、被転写物の表面で反射さ
れた光源からの光が光路1bに沿い、かつ、用紙の搬送
に同期して回転している感光体ドラム2の周面に投射さ
れ、この投射によって感光体ドラム2の表面に静電潜像
が形成されるとともに、現像部15でこの静電潜像が現
像されて転写・分離部16で周回している転写ベルト4
に上記現像による像が第1次転写されるようになってい
る。
ら太線矢印で示す用紙搬送路1aに沿って転写・分離部
16に向けて搬送される一方、被転写物の表面で反射さ
れた光源からの光が光路1bに沿い、かつ、用紙の搬送
に同期して回転している感光体ドラム2の周面に投射さ
れ、この投射によって感光体ドラム2の表面に静電潜像
が形成されるとともに、現像部15でこの静電潜像が現
像されて転写・分離部16で周回している転写ベルト4
に上記現像による像が第1次転写されるようになってい
る。
【0017】上記転写・分離部16で感光体ドラム2の
像が転写された転写ベルト4は、給紙部12から供給さ
れる用紙に同期してさらに周回し、用紙搬送路1a上の
所定の位置を通過する用紙に転写ベルト4表面の転写像
が第2次転写され、これによって用紙の表面に画像が形
成されるようになっている。そして、画像の転写が完了
し用紙は、下流側の用紙搬送路1aを通って定着・排出
部19に供給され、ここで所定の定着処理が施された
後、ケーシング11に付設された排出トレー11aに向
けて排出されるようになっている。
像が転写された転写ベルト4は、給紙部12から供給さ
れる用紙に同期してさらに周回し、用紙搬送路1a上の
所定の位置を通過する用紙に転写ベルト4表面の転写像
が第2次転写され、これによって用紙の表面に画像が形
成されるようになっている。そして、画像の転写が完了
し用紙は、下流側の用紙搬送路1aを通って定着・排出
部19に供給され、ここで所定の定着処理が施された
後、ケーシング11に付設された排出トレー11aに向
けて排出されるようになっている。
【0018】上記給紙部12は、複数段の抽出式のカセ
ット12bがそれぞれ引き出し可能に積層状態で装着さ
れたカセット部12aと、排出トレー11aが設けられ
ているケーシング11の面の反対側の面に外方に向かっ
て突設された手差しトレー12cとからなっている。そ
して、転写操作に際しては、これら各カセット12bお
よび手差しトレー12cのいずれかが選択され、選択さ
れたカセット12bあるいは手差しトレー12cに装填
されている用紙が各所に設けられた搬送ローラ11cの
所定のもの駆動によって引き出され、用紙搬送路1aを
通って転写・分離部16に供給されるようになってい
る。
ット12bがそれぞれ引き出し可能に積層状態で装着さ
れたカセット部12aと、排出トレー11aが設けられ
ているケーシング11の面の反対側の面に外方に向かっ
て突設された手差しトレー12cとからなっている。そ
して、転写操作に際しては、これら各カセット12bお
よび手差しトレー12cのいずれかが選択され、選択さ
れたカセット12bあるいは手差しトレー12cに装填
されている用紙が各所に設けられた搬送ローラ11cの
所定のもの駆動によって引き出され、用紙搬送路1aを
通って転写・分離部16に供給されるようになってい
る。
【0019】上記主帯電部13は、図1において中心軸
21回りに反時計方向に回転している感光体ドラム2の
外周面に、コロナ放電によって電荷を印加するものであ
り、感光体ドラム2の周面に頂部で対向するように設け
られた幅方向(図1の紙面の垂直方向)に延びる帯電器
22を備えて構成されている。上記帯電器22には、幅
方向に延びるように張設された帯電ワイヤ23が設けら
れ、この帯電ワイヤ23に印加された高電圧によるコロ
ナ放電によって感光体ドラム2の周面が均一に所定の電
圧で帯電された状態になる。
21回りに反時計方向に回転している感光体ドラム2の
外周面に、コロナ放電によって電荷を印加するものであ
り、感光体ドラム2の周面に頂部で対向するように設け
られた幅方向(図1の紙面の垂直方向)に延びる帯電器
22を備えて構成されている。上記帯電器22には、幅
方向に延びるように張設された帯電ワイヤ23が設けら
れ、この帯電ワイヤ23に印加された高電圧によるコロ
ナ放電によって感光体ドラム2の周面が均一に所定の電
圧で帯電された状態になる。
【0020】上記光学部14は、被転写物が被転写面側
を下方に向けて載置される透明板ガラス14aと、この
透明板ガラス14aの下部のケーシング11内に左右方
向に往復動可能に設けられ、かつ、投光方向が被転写物
に向けらた光源14bと、被転写物からの反射光を所定
枚数の反射鏡14dを介して受け入れる集光レンズ14
cと、この集光レンズ14cを通った光を受光してデジ
タル信号に返還するCCD(charge-coupled-device:
電荷結合素子)14eと、このCCD14eからのデジ
タル信号に応じたレーザー光線を反射鏡14fを介して
帯電器22の下流側の感光体ドラム2周面上に射光する
レーザー射光器14gとからなっている。
を下方に向けて載置される透明板ガラス14aと、この
透明板ガラス14aの下部のケーシング11内に左右方
向に往復動可能に設けられ、かつ、投光方向が被転写物
に向けらた光源14bと、被転写物からの反射光を所定
枚数の反射鏡14dを介して受け入れる集光レンズ14
cと、この集光レンズ14cを通った光を受光してデジ
タル信号に返還するCCD(charge-coupled-device:
電荷結合素子)14eと、このCCD14eからのデジ
タル信号に応じたレーザー光線を反射鏡14fを介して
帯電器22の下流側の感光体ドラム2周面上に射光する
レーザー射光器14gとからなっている。
【0021】そして、光源14bから照射された光は、
透明板ガラス14a上の被転写物の被転写面に反射して
複数の反射鏡14dに反射されて集光レンズ14cを通
過する光路1bを通ってCCD14eに結像され、ここ
で一旦デジタル信号に変換される。このデジタル信号
は、図略の制御部で所定の信号処理が施された後、各色
成分(イエロー、シアン、マゼンタ、ブラック)毎に対
応する信号がレーザー射光器14gに与えられ、レーザ
ー光線に変換されて反射鏡14fを介して帯電器22の
下流側の均一に帯電された感光体ドラム2周面に印加さ
れる。これによって感光体ドラム2周面のレーザー光線
によって射光された部分の電位が低下し、この電位の低
下による画像である、いわゆる静電潜像が感光体ドラム
2の周面に各色成分毎に形成されるようになっている。
従って、光源14bの1回の往動に対してレーザー射光
器14gからは4回の感光体ドラム2に向けた射光が行
われ、各射光毎に感光体ドラム2は中心軸21回りに1
回転するため、感光体ドラム2は、光源14bの1回の
往動に対して4回転することになる。
透明板ガラス14a上の被転写物の被転写面に反射して
複数の反射鏡14dに反射されて集光レンズ14cを通
過する光路1bを通ってCCD14eに結像され、ここ
で一旦デジタル信号に変換される。このデジタル信号
は、図略の制御部で所定の信号処理が施された後、各色
成分(イエロー、シアン、マゼンタ、ブラック)毎に対
応する信号がレーザー射光器14gに与えられ、レーザ
ー光線に変換されて反射鏡14fを介して帯電器22の
下流側の均一に帯電された感光体ドラム2周面に印加さ
れる。これによって感光体ドラム2周面のレーザー光線
によって射光された部分の電位が低下し、この電位の低
下による画像である、いわゆる静電潜像が感光体ドラム
2の周面に各色成分毎に形成されるようになっている。
従って、光源14bの1回の往動に対してレーザー射光
器14gからは4回の感光体ドラム2に向けた射光が行
われ、各射光毎に感光体ドラム2は中心軸21回りに1
回転するため、感光体ドラム2は、光源14bの1回の
往動に対して4回転することになる。
【0022】上記現像部15は、静電潜像が形成される
位置の下流側であって、感光体ドラム2の周面に僅かな
離間状態で放射状に配設された4台の現像器3によって
形成されている。これら4台の現像器3としては、感光
体ドラム2周面の上流側から下流側に向けて、イエロー
トナーの装填されたイエロー現像器3a、シアントナー
の装填されたシアン現像器3b、マゼンタトナーの装填
されたマゼンタ現像器3c、および黒色のトナーである
ブラックトナーの装填されたブラック現像器3dとが適
用されている。なお、これらの現像器3は、感光体ドラ
ム2、主帯電部13等とともに一体的に像形成ユニット
30としてケーシング11に対して引き出し可能になっ
ており、その詳細については図2〜図7を基に後述す
る。
位置の下流側であって、感光体ドラム2の周面に僅かな
離間状態で放射状に配設された4台の現像器3によって
形成されている。これら4台の現像器3としては、感光
体ドラム2周面の上流側から下流側に向けて、イエロー
トナーの装填されたイエロー現像器3a、シアントナー
の装填されたシアン現像器3b、マゼンタトナーの装填
されたマゼンタ現像器3c、および黒色のトナーである
ブラックトナーの装填されたブラック現像器3dとが適
用されている。なお、これらの現像器3は、感光体ドラ
ム2、主帯電部13等とともに一体的に像形成ユニット
30としてケーシング11に対して引き出し可能になっ
ており、その詳細については図2〜図7を基に後述す
る。
【0023】そして、光源14bの1回の往動による感
光体ドラム2の1回目の中心軸21回りの回転時に、周
面にイエロー現像器3aからイエロートナーが供給され
てイエローの像が形成され、このイエロー像が、まず、
転写・分離部16で転写ベルト4に転写される。ついで
2回目の感光体ドラム2の回転時にシアン現像器3bか
らのシアントナーが感光体ドラム2周面に供給されてシ
アン像が形成され、このシアン像が転写ベルト4のイエ
ロー像に重ねて転写される。さらに3回目の感光体ドラ
ム2の回転時にマゼンタ現像器3cからのマゼンタトナ
ーが感光体ドラム2周面に供給されてマゼンタ像が形成
され、このマゼンタ像が転写ベルト4のイエローおよび
シアンに重ねて転写される。そして最後の4回目の感光
体ドラム2の回転時にブラック現像器3dからのブラッ
クトナーが感光体ドラム2周面に供給されてブラック像
が形成され、このブラック像が転写ベルト4に転写され
る。これによって転写ベルト4の表面にはイエロー、シ
アン、マゼンタおよびブラックのトナーの重ね塗りされ
たカラー像が形成された状態になる。このカラー像が給
紙部12から送られてきた用紙に2次転写される。
光体ドラム2の1回目の中心軸21回りの回転時に、周
面にイエロー現像器3aからイエロートナーが供給され
てイエローの像が形成され、このイエロー像が、まず、
転写・分離部16で転写ベルト4に転写される。ついで
2回目の感光体ドラム2の回転時にシアン現像器3bか
らのシアントナーが感光体ドラム2周面に供給されてシ
アン像が形成され、このシアン像が転写ベルト4のイエ
ロー像に重ねて転写される。さらに3回目の感光体ドラ
ム2の回転時にマゼンタ現像器3cからのマゼンタトナ
ーが感光体ドラム2周面に供給されてマゼンタ像が形成
され、このマゼンタ像が転写ベルト4のイエローおよび
シアンに重ねて転写される。そして最後の4回目の感光
体ドラム2の回転時にブラック現像器3dからのブラッ
クトナーが感光体ドラム2周面に供給されてブラック像
が形成され、このブラック像が転写ベルト4に転写され
る。これによって転写ベルト4の表面にはイエロー、シ
アン、マゼンタおよびブラックのトナーの重ね塗りされ
たカラー像が形成された状態になる。このカラー像が給
紙部12から送られてきた用紙に2次転写される。
【0024】上記転写・分離部16は、転写ベルト4が
掛け周される1個の駆動ローラ41aおよび複数個の従
動ローラ41bとからなるローラ群41と、上記転写ベ
ルト4に近接して設けられたベルトクリーナ42とから
なっている。上記駆動ローラ41aは、感光体ドラム2
の図1における右方に設けられている一方、上記従動ロ
ーラ41bは、4個が感光体ドラム2の斜め右下位置で
略上下方向に並ぶように並設されているとともに、1個
が駆動ローラ41aの若干下部位置に設けられている。
掛け周される1個の駆動ローラ41aおよび複数個の従
動ローラ41bとからなるローラ群41と、上記転写ベ
ルト4に近接して設けられたベルトクリーナ42とから
なっている。上記駆動ローラ41aは、感光体ドラム2
の図1における右方に設けられている一方、上記従動ロ
ーラ41bは、4個が感光体ドラム2の斜め右下位置で
略上下方向に並ぶように並設されているとともに、1個
が駆動ローラ41aの若干下部位置に設けられている。
【0025】そして、従動ローラ41bの内、感光体ド
ラム2の周面に対向して設けられたもの(1次転写ロー
ラ41c)が転写ベルト4を感光体ドラム2の周面に向
けて押圧し、この1次転写ローラ41cが感光体ドラム
2に当接しながら転写ベルト4が時計方向に周回するこ
とによって感光体ドラム2周面のトナー像が転写ベルト
4に転写されるようになっている。また、従動ローラ4
1bの内の最下位置に設けられたもの(バックアップロ
ーラ41d)は、その下部に転写ベルト4を介して微小
間隔で対向した2次転写ローラ41eとで対向電極を形
成し、転写ベルト4を介してこれら対向電極間を用紙が
通過するときに、転写ベルト4の周面に形成されたカラ
ー像が用紙に転写されるようになっている。
ラム2の周面に対向して設けられたもの(1次転写ロー
ラ41c)が転写ベルト4を感光体ドラム2の周面に向
けて押圧し、この1次転写ローラ41cが感光体ドラム
2に当接しながら転写ベルト4が時計方向に周回するこ
とによって感光体ドラム2周面のトナー像が転写ベルト
4に転写されるようになっている。また、従動ローラ4
1bの内の最下位置に設けられたもの(バックアップロ
ーラ41d)は、その下部に転写ベルト4を介して微小
間隔で対向した2次転写ローラ41eとで対向電極を形
成し、転写ベルト4を介してこれら対向電極間を用紙が
通過するときに、転写ベルト4の周面に形成されたカラ
ー像が用紙に転写されるようになっている。
【0026】また、従動ローラ41bの内、駆動ローラ
41aの直下に設けられたもの(テンションローラ41
f)は、図略の付勢手段の付勢力によって転写ベルト4
を外方に向かって緊張させるように構成され、このテン
ションローラ41fの作用によって転写ベルト4の弛み
が防止されるようになっている。
41aの直下に設けられたもの(テンションローラ41
f)は、図略の付勢手段の付勢力によって転写ベルト4
を外方に向かって緊張させるように構成され、このテン
ションローラ41fの作用によって転写ベルト4の弛み
が防止されるようになっている。
【0027】また、上記ベルトクリーナ42は、転写ベ
ルト4に形成されたカラーの転写像が用紙に転写された
後、転写ベルト4に残留しているトナーを取り除いて清
浄化するものであり、バックアップローラ41dの下流
側に設けられている。
ルト4に形成されたカラーの転写像が用紙に転写された
後、転写ベルト4に残留しているトナーを取り除いて清
浄化するものであり、バックアップローラ41dの下流
側に設けられている。
【0028】上記クリーニング部17は、転写ベルト4
に転写後の感光体ドラム2周面に残留したトナーを取り
除いて清浄化するものである。このクリーニング部17
は、感光体ドラム2の周面外方であって、現像器3と転
写ベルト4との間に配設されている。
に転写後の感光体ドラム2周面に残留したトナーを取り
除いて清浄化するものである。このクリーニング部17
は、感光体ドラム2の周面外方であって、現像器3と転
写ベルト4との間に配設されている。
【0029】上記定着・排出部19は、用紙搬送路1a
を挟むように上下一対で配設された定着ローラ5を備え
て構成されている。上記定着ローラ5は、少なくとも一
方のものが内部に電熱ヒータ等の加熱手段を有してお
り、この加熱手段によって所定の温度(トナーが溶融す
る温度)に昇温されている。そして、定着ローラ5間を
カラー転写後の用紙が押圧されながら通過することによ
って、転写・分離部16で転写されたカラー像のトナー
が用紙に溶着して定着する。トナーが定着した後の用紙
は、排出トレー11aに向けて排出される。
を挟むように上下一対で配設された定着ローラ5を備え
て構成されている。上記定着ローラ5は、少なくとも一
方のものが内部に電熱ヒータ等の加熱手段を有してお
り、この加熱手段によって所定の温度(トナーが溶融す
る温度)に昇温されている。そして、定着ローラ5間を
カラー転写後の用紙が押圧されながら通過することによ
って、転写・分離部16で転写されたカラー像のトナー
が用紙に溶着して定着する。トナーが定着した後の用紙
は、排出トレー11aに向けて排出される。
【0030】図2および図3は、本発明に係る現像器が
装着される像形成ユニット30の一実施形態を示す斜視
図であり、図2は、像形成ユニット30がケーシング1
1内に装着された状態、図3は、像形成ユニット30が
ケーシング11から引き出された状態をそれぞれ示して
いる。なお、図2および図3において、X−X方向を幅
方向、Y−Y方向を前後方向といい、特に−X方向を左
方、+X方向を右方、−Y方向を前方、+Y方向を後方
という。
装着される像形成ユニット30の一実施形態を示す斜視
図であり、図2は、像形成ユニット30がケーシング1
1内に装着された状態、図3は、像形成ユニット30が
ケーシング11から引き出された状態をそれぞれ示して
いる。なお、図2および図3において、X−X方向を幅
方向、Y−Y方向を前後方向といい、特に−X方向を左
方、+X方向を右方、−Y方向を前方、+Y方向を後方
という。
【0031】図2および図3に示すように、像形成ユニ
ット30は、感光体ドラム2、主帯電部13、クリーニ
ング部17および現像器3が枠体31に支持されて形成
されている。枠体31は、側面視で先細りの五角形状を
呈した左側板32と、同右側板33と、これら両側板3
2,33の隅部間に架橋された複数本の連結杆34とか
らなっている。上記感光体ドラム2は、これら両側板3
2,33間の中央部に中心軸21回りに回転自在に軸支
され、左側板32の左方に設けられた図略の駆動モータ
の駆動によって反時計方向に回転するようになってい
る。また、上記主帯電部13は、両側板32,33間の
前方斜め上部に設けられているとともに、上記クリーニ
ング部17は、主帯電部13に隣接してその斜め前方位
置に設けられている。
ット30は、感光体ドラム2、主帯電部13、クリーニ
ング部17および現像器3が枠体31に支持されて形成
されている。枠体31は、側面視で先細りの五角形状を
呈した左側板32と、同右側板33と、これら両側板3
2,33の隅部間に架橋された複数本の連結杆34とか
らなっている。上記感光体ドラム2は、これら両側板3
2,33間の中央部に中心軸21回りに回転自在に軸支
され、左側板32の左方に設けられた図略の駆動モータ
の駆動によって反時計方向に回転するようになってい
る。また、上記主帯電部13は、両側板32,33間の
前方斜め上部に設けられているとともに、上記クリーニ
ング部17は、主帯電部13に隣接してその斜め前方位
置に設けられている。
【0032】そして、本発明に係る現像器3は、両側板
32,33の後方側に感光体ドラム2に沿うように4台
(イエロー現像器3a、シアン現像器3b、マゼンタ現
像器3cおよびブラック現像器3d)が配設されてい
る。4台の内の3台(イエロー現像器3a、シアン現像
器3bおよびマゼンタ現像器3c)は、感光体ドラム2
の後方面に沿うように上下方向に並設されているのに対
し、1台(ブラック現像器3d)のみは、感光体ドラム
2の直下に設けられており、従って図2および図3には
ブラック現像器3dの本体部分は陰に隠れて表れていな
い。
32,33の後方側に感光体ドラム2に沿うように4台
(イエロー現像器3a、シアン現像器3b、マゼンタ現
像器3cおよびブラック現像器3d)が配設されてい
る。4台の内の3台(イエロー現像器3a、シアン現像
器3bおよびマゼンタ現像器3c)は、感光体ドラム2
の後方面に沿うように上下方向に並設されているのに対
し、1台(ブラック現像器3d)のみは、感光体ドラム
2の直下に設けられており、従って図2および図3には
ブラック現像器3dの本体部分は陰に隠れて表れていな
い。
【0033】上記右側板33の後方部分には、感光体ド
ラム2の円形形状に沿うように並設された4つの装着窓
35が開口されている一方、左側板32および右側板3
3には、上記各装着窓35より若干上部位置において幅
方向で互いに対向した位置に一対のガイド部材36(イ
エロー、シアンおよびマゼンタ現像器3a,3b,3c
用のものであり、ブラック現像器3d用のブラックガイ
ド部材7については後に図6および図7に基づいて詳述
する)が設けられ(図2および図3においては右方のガ
イド部材36は右側板33の陰になって図上に表れてい
ない)、現像器3は、その右端部を右側板33の内側か
ら装着窓35に挿通した状態で幅方向の両側部をガイド
部材36に嵌め込むことによって枠体31に装着される
ようにになっている。各装着窓35には、右側板33か
ら外方に突出した受け皿35aが設けられ、装着窓35
から外部に突出した現像器3の右端部が受け皿35aに
よって前後動可能に支持されるようになっている。
ラム2の円形形状に沿うように並設された4つの装着窓
35が開口されている一方、左側板32および右側板3
3には、上記各装着窓35より若干上部位置において幅
方向で互いに対向した位置に一対のガイド部材36(イ
エロー、シアンおよびマゼンタ現像器3a,3b,3c
用のものであり、ブラック現像器3d用のブラックガイ
ド部材7については後に図6および図7に基づいて詳述
する)が設けられ(図2および図3においては右方のガ
イド部材36は右側板33の陰になって図上に表れてい
ない)、現像器3は、その右端部を右側板33の内側か
ら装着窓35に挿通した状態で幅方向の両側部をガイド
部材36に嵌め込むことによって枠体31に装着される
ようにになっている。各装着窓35には、右側板33か
ら外方に突出した受け皿35aが設けられ、装着窓35
から外部に突出した現像器3の右端部が受け皿35aに
よって前後動可能に支持されるようになっている。
【0034】かかる像形成ユニット30は、前後方向一
対のレール部材37(図2および図3において前方のレ
ール部材37は像形成ユニット30の陰になって図上に
表れていない)によって幅方向に正逆移動可能に支持さ
れ、ケーシング11内に収納された収納姿勢(図2)
と、ケーシング11から引き出された引出し姿勢(図
3)との間で姿勢変更し得るようになっている。上記レ
ール部材37は、ケーシング11内の所定のフレームに
固定された幅方向に延びるフィックスレール37aと、
このフィックスレール37aに支持されて幅方向に出没
するアウターレール37bと、このアウターレール37
bに支持されて幅方向に出没するインナーレール37c
とから構成されている。
対のレール部材37(図2および図3において前方のレ
ール部材37は像形成ユニット30の陰になって図上に
表れていない)によって幅方向に正逆移動可能に支持さ
れ、ケーシング11内に収納された収納姿勢(図2)
と、ケーシング11から引き出された引出し姿勢(図
3)との間で姿勢変更し得るようになっている。上記レ
ール部材37は、ケーシング11内の所定のフレームに
固定された幅方向に延びるフィックスレール37aと、
このフィックスレール37aに支持されて幅方向に出没
するアウターレール37bと、このアウターレール37
bに支持されて幅方向に出没するインナーレール37c
とから構成されている。
【0035】そして、上記インナーレール37cに両側
板32,33の下端隅部が固定され、これによって像形
成ユニット30がレール部材37に案内されつつ画像形
成装置1内に対して出没し得るようになっている。
板32,33の下端隅部が固定され、これによって像形
成ユニット30がレール部材37に案内されつつ画像形
成装置1内に対して出没し得るようになっている。
【0036】図4および図5は、ガイド部材36の一実
施形態を示す斜視図であり、図4は、現像器3が外され
た状態、図5は、現像器3が装着された状態をそれぞれ
示している。図4および図5において、X−X方向を幅
方向、Y−Y方向を前後方向といい、特に−X方向を左
方、+X方向を右方、−Y方向を前方、+Y方向を後方
という。なお、図示の都合上、図4においてはガイド部
材36と現像器3とが互いに平行に配された状態を描い
ているが、実際は両者が図4に示すようには相対的に位
置設定されることはない。
施形態を示す斜視図であり、図4は、現像器3が外され
た状態、図5は、現像器3が装着された状態をそれぞれ
示している。図4および図5において、X−X方向を幅
方向、Y−Y方向を前後方向といい、特に−X方向を左
方、+X方向を右方、−Y方向を前方、+Y方向を後方
という。なお、図示の都合上、図4においてはガイド部
材36と現像器3とが互いに平行に配された状態を描い
ているが、実際は両者が図4に示すようには相対的に位
置設定されることはない。
【0037】図4および図5に示すように、ガイド部材
36は、枠体31の側板32,33に当接固定される前
後方向に長尺の先細りの基板361と、この基板361
の下端縁部に前後方向に延びるように枠体31内に向け
て突設された底板362と、基板361の上縁部に底板
362と同一方向に突設された先下がりで前後方向に延
びる天板363と、この天板363前縁部と上記底板3
62の前縁部との間に架橋された前方板364と、上記
天板363の後端縁から後方に向けて延設された中間板
365と、この中間板365より上部の基板361上縁
部に前後方向に延びるように設けられた第2天板366
と、この第2天板366の前縁部と上記中間板365の
前縁部との間に架橋された第2前方板367とを備えた
基本構成を有している。因に図4および図5には、左側
板32に取り付けられたガイド部材36を示している。
36は、枠体31の側板32,33に当接固定される前
後方向に長尺の先細りの基板361と、この基板361
の下端縁部に前後方向に延びるように枠体31内に向け
て突設された底板362と、基板361の上縁部に底板
362と同一方向に突設された先下がりで前後方向に延
びる天板363と、この天板363前縁部と上記底板3
62の前縁部との間に架橋された前方板364と、上記
天板363の後端縁から後方に向けて延設された中間板
365と、この中間板365より上部の基板361上縁
部に前後方向に延びるように設けられた第2天板366
と、この第2天板366の前縁部と上記中間板365の
前縁部との間に架橋された第2前方板367とを備えた
基本構成を有している。因に図4および図5には、左側
板32に取り付けられたガイド部材36を示している。
【0038】上記基板361の前方下端縁部には、下方
に向かって突設されたブラケット368が設けられてい
るとともに、第2天板366には、左方に向かって突設
された鈎突起369が設けられている。そして、この鈎
突起369を、左側板32に穿設された係止孔32aに
嵌め込んで係止した状態で、ブラケット368を左側板
32にねじ止めすることにより、ガイド部材36が左側
板32に固定されるようになっている。
に向かって突設されたブラケット368が設けられてい
るとともに、第2天板366には、左方に向かって突設
された鈎突起369が設けられている。そして、この鈎
突起369を、左側板32に穿設された係止孔32aに
嵌め込んで係止した状態で、ブラケット368を左側板
32にねじ止めすることにより、ガイド部材36が左側
板32に固定されるようになっている。
【0039】かかるガイド部材36において、底板36
2と天板363および中間板365との間に前後方向に
延びる第1ガイド溝36aが形成されているとともに、
中間板365と第2天板366との間に第2ガイド溝3
6bが形成されている。そして、ガイド部材36間に装
着された現像器3は、これらガイド溝36a,36bに
案内されて前後動するようになっている。各ガイド溝3
6a,36bの後端部は開放され、これによって現像器
3の後述するガイド輪304およびガイドロッド305
をそれぞれ第1ガイド溝36aおよび第2ガイド溝36
bに上記開放部分を通して着脱し得るようになってい
る。
2と天板363および中間板365との間に前後方向に
延びる第1ガイド溝36aが形成されているとともに、
中間板365と第2天板366との間に第2ガイド溝3
6bが形成されている。そして、ガイド部材36間に装
着された現像器3は、これらガイド溝36a,36bに
案内されて前後動するようになっている。各ガイド溝3
6a,36bの後端部は開放され、これによって現像器
3の後述するガイド輪304およびガイドロッド305
をそれぞれ第1ガイド溝36aおよび第2ガイド溝36
bに上記開放部分を通して着脱し得るようになってい
る。
【0040】上記第1ガイド溝36aの前端部には、前
方板364に貼着された状態で発泡性合成樹脂製の弾力
性を有する緩衝材36cが設けられているとともに、第
2ガイド溝36bには、圧縮コイルばね36dが内装さ
れている。
方板364に貼着された状態で発泡性合成樹脂製の弾力
性を有する緩衝材36cが設けられているとともに、第
2ガイド溝36bには、圧縮コイルばね36dが内装さ
れている。
【0041】また、上記中間板365は、前方位置に設
けられた前方中間板365aと、この前方中間板365
aより後方位置に設けられた後方中間板365bとから
なっているとともに、上記第2天板366は、上記前方
中間板365aに対向した前方第2天板366aと、上
記後方中間板365bに対向した後方第2天板366b
とからなっている。そして、前方中間板365aと前方
第2天板366aとの間の溝幅寸法は圧縮コイルばね3
6dの外径寸法と略同一に寸法設定されている一方、後
方中間板365bと後方第2天板366bとの間の溝幅
寸法は、現像器3の後述するガイドロッドの外径寸法よ
りも僅かに大きく寸法設定されている。
けられた前方中間板365aと、この前方中間板365
aより後方位置に設けられた後方中間板365bとから
なっているとともに、上記第2天板366は、上記前方
中間板365aに対向した前方第2天板366aと、上
記後方中間板365bに対向した後方第2天板366b
とからなっている。そして、前方中間板365aと前方
第2天板366aとの間の溝幅寸法は圧縮コイルばね3
6dの外径寸法と略同一に寸法設定されている一方、後
方中間板365bと後方第2天板366bとの間の溝幅
寸法は、現像器3の後述するガイドロッドの外径寸法よ
りも僅かに大きく寸法設定されている。
【0042】また、上記後方中間板365bの後縁部に
は、上方に向けて突設された係止突片365cが設けら
れているとともに、後方第2天板366bの後部には、
後端部分が上方にめくれ上がった弾性変形部366cが
設けられ、この弾性変形部366cの弾性変形による第
2ガイド溝36bの溝幅寸法の拡張によって第2ガイド
溝36bに対してガイドロッドを容易に着脱することが
できるようになっている。
は、上方に向けて突設された係止突片365cが設けら
れているとともに、後方第2天板366bの後部には、
後端部分が上方にめくれ上がった弾性変形部366cが
設けられ、この弾性変形部366cの弾性変形による第
2ガイド溝36bの溝幅寸法の拡張によって第2ガイド
溝36bに対してガイドロッドを容易に着脱することが
できるようになっている。
【0043】上記現像器3は、内部にトナーを貯溜する
貯溜空間および貯溜されたトナーを撹拌しながら前端側
に送りこむスクリューフィーダーを備えた現像器本体3
01と、この現像器本体301の前端側に第1水平軸3
02回りに回転自在に軸支された現像ローラ303と、
上記第1水平軸302回りに回転自在に軸支された幅方
向一対のガイド輪(第1被ガイド部材)304と、現像
器本体301の後方上部の側壁から幅方向に向けて突設
された幅方向一対のガイドロッド305とを備えた基本
構成を有している。
貯溜空間および貯溜されたトナーを撹拌しながら前端側
に送りこむスクリューフィーダーを備えた現像器本体3
01と、この現像器本体301の前端側に第1水平軸3
02回りに回転自在に軸支された現像ローラ303と、
上記第1水平軸302回りに回転自在に軸支された幅方
向一対のガイド輪(第1被ガイド部材)304と、現像
器本体301の後方上部の側壁から幅方向に向けて突設
された幅方向一対のガイドロッド305とを備えた基本
構成を有している。
【0044】ガイド輪304は上記ガイド部材36の第
1ガイド溝36aに嵌め込まれるものであり、ガイドロ
ッド305は同第2ガイド溝36bに嵌め込まれるもの
である。そして、ガイド輪304およびガイドロッド3
05が第1ガイド溝36aおよび第2ガイド溝36bに
それぞれ嵌挿されることにより、現像器3がガイド部材
36に前後動可能に装着された状態になるようにしてい
る。ガイドロッド305は、本実施形態においては、側
面視で前方側が平らな半円状に形成され、平らな部分が
前方中間板365aおよび前方第2天板366aの後縁
部に当止することによってガイドロッド305の前方へ
の過剰な移動が阻止されるようになっている。
1ガイド溝36aに嵌め込まれるものであり、ガイドロ
ッド305は同第2ガイド溝36bに嵌め込まれるもの
である。そして、ガイド輪304およびガイドロッド3
05が第1ガイド溝36aおよび第2ガイド溝36bに
それぞれ嵌挿されることにより、現像器3がガイド部材
36に前後動可能に装着された状態になるようにしてい
る。ガイドロッド305は、本実施形態においては、側
面視で前方側が平らな半円状に形成され、平らな部分が
前方中間板365aおよび前方第2天板366aの後縁
部に当止することによってガイドロッド305の前方へ
の過剰な移動が阻止されるようになっている。
【0045】上記現像ローラ303は、現像器本体30
1の前端部の開口を塞ぐように配設されている。そし
て、現像ローラ303の外周面と現像器本体301の天
板の前端縁部との間に内部のトナーを排出する幅方向に
延びた長尺のトナー供給開口306が形成され、これに
よって現像ローラ303の第1水平軸302回りの図4
における反時計方向の回転によって現像器本体301内
のトナーが現像ローラ303の外周面に供給されるよう
になっている。現像器3がガイド部材36に装着された
状態で現像ローラ303の外周面に供給されたトナー
は、中心軸21回りに回転している感光体ドラム2の外
周面に供給され、同外周面にトナー像が形成されること
になる。
1の前端部の開口を塞ぐように配設されている。そし
て、現像ローラ303の外周面と現像器本体301の天
板の前端縁部との間に内部のトナーを排出する幅方向に
延びた長尺のトナー供給開口306が形成され、これに
よって現像ローラ303の第1水平軸302回りの図4
における反時計方向の回転によって現像器本体301内
のトナーが現像ローラ303の外周面に供給されるよう
になっている。現像器3がガイド部材36に装着された
状態で現像ローラ303の外周面に供給されたトナー
は、中心軸21回りに回転している感光体ドラム2の外
周面に供給され、同外周面にトナー像が形成されること
になる。
【0046】また、上記第1水平軸302には各ガイド
輪304の内側部分に幅方向一対の位置決めコロ307
が同心で軸心回りに回転自在に軸支されている。これら
の位置決めコロ307は、現像器3がガイド部材36に
装着されて感光体ドラム2に向かって押圧された状態で
感光体ドラム2の両側部の周面に当接し、これによって
現像ローラ303の外周面と感光体ドラム2の外周面と
の間に所定の隙間を形成させるスペーサーの役割を担う
ものである。
輪304の内側部分に幅方向一対の位置決めコロ307
が同心で軸心回りに回転自在に軸支されている。これら
の位置決めコロ307は、現像器3がガイド部材36に
装着されて感光体ドラム2に向かって押圧された状態で
感光体ドラム2の両側部の周面に当接し、これによって
現像ローラ303の外周面と感光体ドラム2の外周面と
の間に所定の隙間を形成させるスペーサーの役割を担う
ものである。
【0047】また、左方のガイド輪304と位置決めコ
ロ307との間には、第1水平軸302と同心で共回り
する第1歯車308が設けられているとともに、この第
1歯車308の後方には第2水平軸309回りに回転自
在に軸支され、かつ、第1歯車308に噛合する第2歯
車310が設けられているとともに、この第2歯車31
0のさらに後方には第2歯車310に噛合して第3水平
軸311回りに回転する第3歯車312が設けられてい
る。
ロ307との間には、第1水平軸302と同心で共回り
する第1歯車308が設けられているとともに、この第
1歯車308の後方には第2水平軸309回りに回転自
在に軸支され、かつ、第1歯車308に噛合する第2歯
車310が設けられているとともに、この第2歯車31
0のさらに後方には第2歯車310に噛合して第3水平
軸311回りに回転する第3歯車312が設けられてい
る。
【0048】第2および第3水平軸309,311は、
現像器本体301内の図略のスクリューフィーダと軸心
回りに共回りし、これによって現像器本体301内のト
ナーをトナー供給開口306に向けて送り出すようにな
っている。そして、第1歯車308は、現像器3がガイ
ド部材36に装着された状態でケーシング11(図1)
内の適所に配設された図略の駆動モータの駆動軸の駆動
歯車に噛合され、駆動モータの駆動回転が駆動歯車を介
して第1歯車308に伝達されることにより、第1歯車
308が回転するとともに、この回転によってそれぞれ
順次噛合している第2歯車310および第3歯車312
も同期回転するようになっている。
現像器本体301内の図略のスクリューフィーダと軸心
回りに共回りし、これによって現像器本体301内のト
ナーをトナー供給開口306に向けて送り出すようにな
っている。そして、第1歯車308は、現像器3がガイ
ド部材36に装着された状態でケーシング11(図1)
内の適所に配設された図略の駆動モータの駆動軸の駆動
歯車に噛合され、駆動モータの駆動回転が駆動歯車を介
して第1歯車308に伝達されることにより、第1歯車
308が回転するとともに、この回転によってそれぞれ
順次噛合している第2歯車310および第3歯車312
も同期回転するようになっている。
【0049】かかる現像器本体301の右側部には、底
板を共有して右方に向けて延設された内部が空洞の本体
延設部313が設けられている。この本体延設部313
の厚み寸法は、上記右側板33の装着窓35(図2およ
び図3)の上下寸法よりも若干薄めに寸法設定され、こ
の本体延設部313を内側から装着窓35に差し通すこ
とによって現像器3が像形成ユニット30の枠体31に
装着されるようになっている。
板を共有して右方に向けて延設された内部が空洞の本体
延設部313が設けられている。この本体延設部313
の厚み寸法は、上記右側板33の装着窓35(図2およ
び図3)の上下寸法よりも若干薄めに寸法設定され、こ
の本体延設部313を内側から装着窓35に差し通すこ
とによって現像器3が像形成ユニット30の枠体31に
装着されるようになっている。
【0050】かかる本体延設部313の上面には、トナ
ーを現像器本体301内に供給するためのトナー供給孔
314が穿設されているとともに、このトナー供給孔3
14の周縁部には発泡性合成樹脂等の柔軟性材料からな
る環状のパッキン材315が貼設されている。このパッ
キン材315を介して図略のトナー供給管がトナー供給
孔314に接続され、これによって必要の都度トナー供
給管からのトナーが現像器本体301内に供給されるよ
うになっている。
ーを現像器本体301内に供給するためのトナー供給孔
314が穿設されているとともに、このトナー供給孔3
14の周縁部には発泡性合成樹脂等の柔軟性材料からな
る環状のパッキン材315が貼設されている。このパッ
キン材315を介して図略のトナー供給管がトナー供給
孔314に接続され、これによって必要の都度トナー供
給管からのトナーが現像器本体301内に供給されるよ
うになっている。
【0051】上記ガイド輪304は、直径寸法が上記第
1ガイド溝36aの最奥部(前端部)の溝幅寸法より僅
かに小さく寸法設定されているとともに、上記ガイドロ
ッド305は、上下幅寸法が入口部分の第2ガイド溝3
6bの溝幅寸法と同一に寸法設定されている。また、ガ
イドロッド305の下部後方には上記係止突片365c
に対応した係止凹部305aが凹設され、ガイドロッド
305が第2ガイド溝36bに嵌挿された状態で上記係
止凹部305aが係止突片365cに外嵌することによ
ってガイドロッド305が圧縮コイルばね36dの付勢
力に抗して第2ガイド溝36bから脱落するのが防止さ
れるようになっている。
1ガイド溝36aの最奥部(前端部)の溝幅寸法より僅
かに小さく寸法設定されているとともに、上記ガイドロ
ッド305は、上下幅寸法が入口部分の第2ガイド溝3
6bの溝幅寸法と同一に寸法設定されている。また、ガ
イドロッド305の下部後方には上記係止突片365c
に対応した係止凹部305aが凹設され、ガイドロッド
305が第2ガイド溝36bに嵌挿された状態で上記係
止凹部305aが係止突片365cに外嵌することによ
ってガイドロッド305が圧縮コイルばね36dの付勢
力に抗して第2ガイド溝36bから脱落するのが防止さ
れるようになっている。
【0052】また、ガイド輪304を第1ガイド溝36
aに嵌挿するとともに、ガイドロッド305を第2ガイ
ド溝36bに嵌め込むことによって、現像器3はガイド
部材36に案内されつつ所定範囲で前後動し得るように
なる。
aに嵌挿するとともに、ガイドロッド305を第2ガイ
ド溝36bに嵌め込むことによって、現像器3はガイド
部材36に案内されつつ所定範囲で前後動し得るように
なる。
【0053】そして、圧縮コイルばね36dの付勢力に
抗して現像器3を前方に押圧することにより、ガイド輪
304が第1ガイド溝36aの最奥部に嵌まり込んで外
周面が緩衝材36cに当接する。これによって現像器3
の現像ローラ303の外周面が所定の隙間間隔で感光体
ドラム2の外周面に対向した位置決め状態になるように
している。また、ガイド輪304が緩衝材36cに当接
することによって衝突の衝撃が緩和され、これによって
トナー供給開口306からトナーが噴出して感光体ドラ
ム2の外周面が線状に汚染されるのが防止されるように
している。
抗して現像器3を前方に押圧することにより、ガイド輪
304が第1ガイド溝36aの最奥部に嵌まり込んで外
周面が緩衝材36cに当接する。これによって現像器3
の現像ローラ303の外周面が所定の隙間間隔で感光体
ドラム2の外周面に対向した位置決め状態になるように
している。また、ガイド輪304が緩衝材36cに当接
することによって衝突の衝撃が緩和され、これによって
トナー供給開口306からトナーが噴出して感光体ドラ
ム2の外周面が線状に汚染されるのが防止されるように
している。
【0054】また、上記現像器本体301は、後壁30
1aの下部が幅方向の略全長に亘って前方に向けて陥没
して形成された陥没部301bを有している。そして、
後壁301aには、下半分が陥没部301bにまで延設
された板ばね材製の幅方向一対の押圧板(被弾性押圧
部)316がねじ止めで固定されており、これら一対の
押圧板316が、図2に示す押圧カム機構38によって
押圧されることにより、現像器3は圧縮コイルばね36
dの付勢力に抗して前方に移動し、感光体ドラム2に対
して位置決め状態に位置設定されるとともに、上記押圧
が解除されることにより圧縮コイルばね36dの付勢力
によって後退して退避位置に位置設定されるようになっ
ている。
1aの下部が幅方向の略全長に亘って前方に向けて陥没
して形成された陥没部301bを有している。そして、
後壁301aには、下半分が陥没部301bにまで延設
された板ばね材製の幅方向一対の押圧板(被弾性押圧
部)316がねじ止めで固定されており、これら一対の
押圧板316が、図2に示す押圧カム機構38によって
押圧されることにより、現像器3は圧縮コイルばね36
dの付勢力に抗して前方に移動し、感光体ドラム2に対
して位置決め状態に位置設定されるとともに、上記押圧
が解除されることにより圧縮コイルばね36dの付勢力
によって後退して退避位置に位置設定されるようになっ
ている。
【0055】上記押圧カム機構38は、図2に示すよう
に、像形成ユニット30の左方後部に形成された駆動機
構381と、この駆動機構381から右方に向けて突設
された複数本のカム軸382と、これらカム軸382に
軸心回りに共回り可能に固定された、各カム軸382当
り一対の偏心カム383とを備えて構成されている。な
お、図2においては、図示の都合上ブラック現像器3d
を対象としたカム軸382および偏心カム383は枠体
31に隠れて図面上に表れていない。
に、像形成ユニット30の左方後部に形成された駆動機
構381と、この駆動機構381から右方に向けて突設
された複数本のカム軸382と、これらカム軸382に
軸心回りに共回り可能に固定された、各カム軸382当
り一対の偏心カム383とを備えて構成されている。な
お、図2においては、図示の都合上ブラック現像器3d
を対象としたカム軸382および偏心カム383は枠体
31に隠れて図面上に表れていない。
【0056】上記駆動機構381は、図略の駆動モータ
の駆動によって互いに関連しながら回転する図略の各種
の歯車とが組み合わされて形成されている。そして、各
カム軸382は、駆動モータの駆動によって歯車機構を
介して相互に同期回転するようになっている。
の駆動によって互いに関連しながら回転する図略の各種
の歯車とが組み合わされて形成されている。そして、各
カム軸382は、駆動モータの駆動によって歯車機構を
介して相互に同期回転するようになっている。
【0057】かかる各カム軸382は、枠体31に装着
された現像器3の後方位置に現像器3に対して所定寸法
だけ離間して設けられ、各現像器本体301の一対の押
圧板316に対向した位置にそれぞれ偏心カム383が
固定されている。そして、偏心カム383は、駆動機構
381の駆動によるカム軸382の軸心回りの回転によ
って押圧板316に当接して押圧する当接姿勢と、押圧
板316から離間して上記押圧を解除する離間姿勢との
間で姿勢変更し得るように寸法設定および形状設定され
ている。
された現像器3の後方位置に現像器3に対して所定寸法
だけ離間して設けられ、各現像器本体301の一対の押
圧板316に対向した位置にそれぞれ偏心カム383が
固定されている。そして、偏心カム383は、駆動機構
381の駆動によるカム軸382の軸心回りの回転によ
って押圧板316に当接して押圧する当接姿勢と、押圧
板316から離間して上記押圧を解除する離間姿勢との
間で姿勢変更し得るように寸法設定および形状設定され
ている。
【0058】そして、本実施形態においては、感光体ド
ラム2の最初の1回転時にイエロー現像器3a用の偏心
カム383のみが当接姿勢に設定され、感光体ドラム2
の2回目の1回転時にシアン現像器3b用の偏心カム3
83のみが当接姿勢に設定され、感光体ドラム2の3回
目の1回転時にマゼンタ現像器3c用の偏心カム383
のみが当接姿勢に設定され、感光体ドラム2の4回目の
1回転時にブラック現像器3d用の偏心カム383のみ
が当接姿勢に設定されるように各カム軸382が同期回
転するようになっている。
ラム2の最初の1回転時にイエロー現像器3a用の偏心
カム383のみが当接姿勢に設定され、感光体ドラム2
の2回目の1回転時にシアン現像器3b用の偏心カム3
83のみが当接姿勢に設定され、感光体ドラム2の3回
目の1回転時にマゼンタ現像器3c用の偏心カム383
のみが当接姿勢に設定され、感光体ドラム2の4回目の
1回転時にブラック現像器3d用の偏心カム383のみ
が当接姿勢に設定されるように各カム軸382が同期回
転するようになっている。
【0059】かかる偏心カム383の姿勢変更によっ
て、圧縮コイルばね36dにより後方側に向かって付勢
されている各現像器3は、ガイド部材36にガイドされ
つつ感光体ドラム2に対して進退し、前進したときに現
像器本体301内のトナーが現像ローラ303の回転に
よって感光体ドラム2に供給されるとともに、後退した
ときの現像ローラ303の停止によって感光体ドラム2
へのトナー供給が停止されるようになっている。
て、圧縮コイルばね36dにより後方側に向かって付勢
されている各現像器3は、ガイド部材36にガイドされ
つつ感光体ドラム2に対して進退し、前進したときに現
像器本体301内のトナーが現像ローラ303の回転に
よって感光体ドラム2に供給されるとともに、後退した
ときの現像ローラ303の停止によって感光体ドラム2
へのトナー供給が停止されるようになっている。
【0060】また、押圧カム機構38が停止された状態
では、全ての偏心カム383は離間姿勢に姿勢設定さ
れ、これによって圧縮コイルばね36dの付勢力により
後端位置まで後退した現像器3の押圧板316と偏心カ
ム383との間に所定間隔の隙間が形成され、両者の干
渉が解除されることによって像形成ユニット30はケー
シング11から引き出され得るようになっている。
では、全ての偏心カム383は離間姿勢に姿勢設定さ
れ、これによって圧縮コイルばね36dの付勢力により
後端位置まで後退した現像器3の押圧板316と偏心カ
ム383との間に所定間隔の隙間が形成され、両者の干
渉が解除されることによって像形成ユニット30はケー
シング11から引き出され得るようになっている。
【0061】そして、現像器本体301の後壁301a
の陥没部301bには、各押圧板316を左右から挟持
するように各一対の保護突起(保護部材)317が突設
されている。この保護突起317は、後端部が円弧を含
めた弧状に形成されている。これによって像形成ユニッ
ト30をケーシング11に対して出し入れするときに偏
心カム383がこの弧形状の保護突起317に干渉して
弧状の縁部に誘導された状態で現像器3を緩やかに前方
に向けて押圧するようになっている。従って、像形成ユ
ニット30をケーシング11に対して出し入れするとき
に、押圧板316が偏心カム383と直接的に衝突する
のが防止され、衝突の衝撃で現像器本体301内のトナ
ーがトナー供給開口306から外部に噴出して感光体ド
ラム2の表面を汚染するという不都合が生じないように
なされている。
の陥没部301bには、各押圧板316を左右から挟持
するように各一対の保護突起(保護部材)317が突設
されている。この保護突起317は、後端部が円弧を含
めた弧状に形成されている。これによって像形成ユニッ
ト30をケーシング11に対して出し入れするときに偏
心カム383がこの弧形状の保護突起317に干渉して
弧状の縁部に誘導された状態で現像器3を緩やかに前方
に向けて押圧するようになっている。従って、像形成ユ
ニット30をケーシング11に対して出し入れするとき
に、押圧板316が偏心カム383と直接的に衝突する
のが防止され、衝突の衝撃で現像器本体301内のトナ
ーがトナー供給開口306から外部に噴出して感光体ド
ラム2の表面を汚染するという不都合が生じないように
なされている。
【0062】図6は、像形成ユニット30がケーシング
11から引き出された状態におけるブラックガイド部材
7とブラック現像器3dとの相対位置関係を説明するた
めの斜視図である。また、図7は、ブラックガイド部材
7の一実施形態を示す斜視図である。なお、以下図6お
よび図7において、X−X方向を幅方向、Y−Y方向を
前後方向といい、特に−X方向を左方、+X方向を右
方、−Y方向を前方、+Y方向を後方という。
11から引き出された状態におけるブラックガイド部材
7とブラック現像器3dとの相対位置関係を説明するた
めの斜視図である。また、図7は、ブラックガイド部材
7の一実施形態を示す斜視図である。なお、以下図6お
よび図7において、X−X方向を幅方向、Y−Y方向を
前後方向といい、特に−X方向を左方、+X方向を右
方、−Y方向を前方、+Y方向を後方という。
【0063】まず、枠体31の左側板32および右側板
33の下方であって、感光体ドラム2の直下の部分に
は、上下方向に延びる幅方向一対のブラックガイド部材
7(右方のブラックガイド部材7については右側板33
の影になって図6に表れていない)が設けられている。
上記ブラック現像器3dは、これら一対のブラックガイ
ド部材7に案内されつつ昇降し、図略のブラック用の偏
心カムのカム軸回りの回転によって感光体ドラム2に対
して接近した上部位置(近接位置)と、離間した下部位
置(離間位置)との間で位置変更し得るようになってい
る。
33の下方であって、感光体ドラム2の直下の部分に
は、上下方向に延びる幅方向一対のブラックガイド部材
7(右方のブラックガイド部材7については右側板33
の影になって図6に表れていない)が設けられている。
上記ブラック現像器3dは、これら一対のブラックガイ
ド部材7に案内されつつ昇降し、図略のブラック用の偏
心カムのカム軸回りの回転によって感光体ドラム2に対
して接近した上部位置(近接位置)と、離間した下部位
置(離間位置)との間で位置変更し得るようになってい
る。
【0064】ブラック現像器3dは、他のイエロー、シ
アンおよびマゼンタ現像器3a,3b,3cが感光体ド
ラム2に対して水平方向に正逆移動するのとは異なり、
感光体ドラム2に対して上下動するものであるため、そ
の立体形状が上記他の現像器3a,3b,3cとは異な
っている。具体的には、図6に示すように、現像器本体
318は、側面視で上細りの台形状に形成され、その頂
部に幅方向に延びるトナー供給開口319が設けられて
いる。また、現像器本体318の上部には、同心で現像
ローラ320を一体に軸支した幅方向に延びる第1水平
軸321が、現像器本体318の両側壁を貫通するよう
に設けられ、現像ローラ320の第1水平軸321回り
の共回りによって内部に貯溜されたブラックトナーがト
ナー供給開口319を通って感光体ドラム2の周面に供
給されるようになっている。
アンおよびマゼンタ現像器3a,3b,3cが感光体ド
ラム2に対して水平方向に正逆移動するのとは異なり、
感光体ドラム2に対して上下動するものであるため、そ
の立体形状が上記他の現像器3a,3b,3cとは異な
っている。具体的には、図6に示すように、現像器本体
318は、側面視で上細りの台形状に形成され、その頂
部に幅方向に延びるトナー供給開口319が設けられて
いる。また、現像器本体318の上部には、同心で現像
ローラ320を一体に軸支した幅方向に延びる第1水平
軸321が、現像器本体318の両側壁を貫通するよう
に設けられ、現像ローラ320の第1水平軸321回り
の共回りによって内部に貯溜されたブラックトナーがト
ナー供給開口319を通って感光体ドラム2の周面に供
給されるようになっている。
【0065】現像器本体318の左右側壁の外方には、
第1水平軸321回りに回転自在に軸支された幅方向一
対の位置決めコロ322が設けられているとともに、左
側の位置決めコロ322の外方には、第1水平軸321
に同心で一体に取り付けられた第1歯車323が設けら
れている。また、この第1歯車323の他に、上記イエ
ロー、シアンおよびマゼンタ現像器3a,3b,3cの
第2歯車310および第3歯車312に相当する図略の
歯車が図略の第2および第3水平軸回りに回転自在に軸
支され、これら歯車の順次噛合による各水平軸の回転で
現像器本体318内のブラックトナーが撹拌されて現像
ローラ320に供給されるようになっている。
第1水平軸321回りに回転自在に軸支された幅方向一
対の位置決めコロ322が設けられているとともに、左
側の位置決めコロ322の外方には、第1水平軸321
に同心で一体に取り付けられた第1歯車323が設けら
れている。また、この第1歯車323の他に、上記イエ
ロー、シアンおよびマゼンタ現像器3a,3b,3cの
第2歯車310および第3歯車312に相当する図略の
歯車が図略の第2および第3水平軸回りに回転自在に軸
支され、これら歯車の順次噛合による各水平軸の回転で
現像器本体318内のブラックトナーが撹拌されて現像
ローラ320に供給されるようになっている。
【0066】また、現像器本体318の下部前方の右側
壁には右方に向けて延設された本体延設部324が膨設
され、この本体延設部324からさらに筒体が突設され
ている。そして、この筒体の右端部に環状のパッキン材
325を介してトナー供給孔326が開口されている。
壁には右方に向けて延設された本体延設部324が膨設
され、この本体延設部324からさらに筒体が突設され
ている。そして、この筒体の右端部に環状のパッキン材
325を介してトナー供給孔326が開口されている。
【0067】かかるブラック現像器3dは、第1水平軸
321の両端部に回転自在に軸支された幅方向一対の上
部ガイド輪327を有しているとともに、これら一対の
上部ガイド輪327の下部前方位置から外方に向かって
突設された幅方向一対のガイドロッド328と、これら
ガイドロッド328の先端部に回転自在に軸支された幅
方向一対の下部ガイド輪329とを有している。これら
上部ガイド輪327および下部ガイド輪329は、以下
に詳述するブラックガイド部材7によってガイドされる
ものであり、これによってブラック現像器3dが上部位
置と下部位置との間で適正に昇降し得るようになってい
る。
321の両端部に回転自在に軸支された幅方向一対の上
部ガイド輪327を有しているとともに、これら一対の
上部ガイド輪327の下部前方位置から外方に向かって
突設された幅方向一対のガイドロッド328と、これら
ガイドロッド328の先端部に回転自在に軸支された幅
方向一対の下部ガイド輪329とを有している。これら
上部ガイド輪327および下部ガイド輪329は、以下
に詳述するブラックガイド部材7によってガイドされる
ものであり、これによってブラック現像器3dが上部位
置と下部位置との間で適正に昇降し得るようになってい
る。
【0068】上記ブラックガイド部材7は、図7に示す
ように、枠体31の左側板32および右側板33(図
3)に互いに対向するように付設された幅方向一対の上
部ガイド部材71と、この上部ガイド部材71の若干下
部前方位置に対向して付設された幅方向一対の下部ガイ
ド部材72とからなっている。
ように、枠体31の左側板32および右側板33(図
3)に互いに対向するように付設された幅方向一対の上
部ガイド部材71と、この上部ガイド部材71の若干下
部前方位置に対向して付設された幅方向一対の下部ガイ
ド部材72とからなっている。
【0069】上記上部ガイド部材71は、側面視で逆U
字形状に形成され、前後方向一対の垂下板71aと、こ
れら垂下板71aの上縁部間に架橋された天板71b
と、この天板71bの側板側から上方に向かって突設さ
れた板状のねじ座71cとから構成され、ねじ座71c
が両側板32,33(図7には右側板33が図示されて
いない)に当接された状態でねじ止めされることによっ
て側板32,33に固定されるようになっている。かか
る上部ガイド部材71の垂下板71a間には、上記ブラ
ック現像器3dの上部ガイド輪327が摺接状態で上下
動可能に嵌め込まれる上部ガイド溝73が形成されてい
る。
字形状に形成され、前後方向一対の垂下板71aと、こ
れら垂下板71aの上縁部間に架橋された天板71b
と、この天板71bの側板側から上方に向かって突設さ
れた板状のねじ座71cとから構成され、ねじ座71c
が両側板32,33(図7には右側板33が図示されて
いない)に当接された状態でねじ止めされることによっ
て側板32,33に固定されるようになっている。かか
る上部ガイド部材71の垂下板71a間には、上記ブラ
ック現像器3dの上部ガイド輪327が摺接状態で上下
動可能に嵌め込まれる上部ガイド溝73が形成されてい
る。
【0070】上記下部ガイド部材72は、前後方向一対
の起立板72aと、これら起立板72aの下縁部間に架
橋された底板72bと、上記一対の起立板72aの側板
32,33側の縁部間に架橋された架橋板72cと、前
方側の起立板72aの前面に一体に形成された上下方向
に長尺の係止環72dとからなっている。そして、上記
係止環72dには、前方縁部から幅方向の外方(図7に
おいては左方)に向けて突設されたねじ座72eが設け
られ、このねじ座72eが側板32,33の適所に装着
用のねじでねじ止めされることにより下部ガイド部材7
2が側板32,33に固定されるようになっている。
の起立板72aと、これら起立板72aの下縁部間に架
橋された底板72bと、上記一対の起立板72aの側板
32,33側の縁部間に架橋された架橋板72cと、前
方側の起立板72aの前面に一体に形成された上下方向
に長尺の係止環72dとからなっている。そして、上記
係止環72dには、前方縁部から幅方向の外方(図7に
おいては左方)に向けて突設されたねじ座72eが設け
られ、このねじ座72eが側板32,33の適所に装着
用のねじでねじ止めされることにより下部ガイド部材7
2が側板32,33に固定されるようになっている。
【0071】上記係止環72dは、上下方向に延びる長
尺のガイド長孔74を有しており、このガイド長孔74
にガイドねじNを挿通して枠体31の側板32,33の
所定のねじ孔に螺着締結することにより、下部ガイド部
材72は、前後方向への移動が規制された状態で昇降し
得るようになっている。従って、ねじ座72eのねじ止
めを解除した状態で昇降させることによって下部ガイド
部材72の高さ位置を調節することができる。
尺のガイド長孔74を有しており、このガイド長孔74
にガイドねじNを挿通して枠体31の側板32,33の
所定のねじ孔に螺着締結することにより、下部ガイド部
材72は、前後方向への移動が規制された状態で昇降し
得るようになっている。従って、ねじ座72eのねじ止
めを解除した状態で昇降させることによって下部ガイド
部材72の高さ位置を調節することができる。
【0072】そして、下部ガイド部材72の起立板72
a間には上記ブラック現像器3dの下部ガイド輪329
が摺接状態で嵌め込まれる下部ガイド溝75が形成され
ている。この下部ガイド溝75の下方部分には、伸長コ
イルばね76が装着されているとともに、この伸長コイ
ルばね76の頂部には受け板77が装着され、この受け
板77に上記下部ガイド輪329が載置された状態にな
っている。
a間には上記ブラック現像器3dの下部ガイド輪329
が摺接状態で嵌め込まれる下部ガイド溝75が形成され
ている。この下部ガイド溝75の下方部分には、伸長コ
イルばね76が装着されているとともに、この伸長コイ
ルばね76の頂部には受け板77が装着され、この受け
板77に上記下部ガイド輪329が載置された状態にな
っている。
【0073】上記伸長コイルばね76は、左右のものの
付勢力が同一に設定されているとともに、合計の付勢力
が空状態のブラック現像器3dの重量よりも若干小さめ
に設定されており、これによってブラック現像器3d
は、偏心カム383によって上方に向けて押圧されてい
ない状態では、感光体ドラム2から所定距離だけ離間し
た下部位置に位置設定される一方、偏心カム383がブ
ラック現像器3dの底部の押圧板316を上方に向けて
押圧することにより、図7に示すように、感光体ドラム
2に接近した上部位置に位置設定されるようになってい
る。
付勢力が同一に設定されているとともに、合計の付勢力
が空状態のブラック現像器3dの重量よりも若干小さめ
に設定されており、これによってブラック現像器3d
は、偏心カム383によって上方に向けて押圧されてい
ない状態では、感光体ドラム2から所定距離だけ離間し
た下部位置に位置設定される一方、偏心カム383がブ
ラック現像器3dの底部の押圧板316を上方に向けて
押圧することにより、図7に示すように、感光体ドラム
2に接近した上部位置に位置設定されるようになってい
る。
【0074】そして、上記のように付勢力が設定された
伸長コイルばね76を採用することにより、伸長コイル
ばね76がない場合に比較して、偏心カム383の押圧
力を小さくすることが可能であり、これによって偏心カ
ム383を駆動する駆動モータの出力を小さくすること
ができ、エネルギー消費の節減を図ることができるとと
もに、画像形成装置1のコンパクト化に寄与することが
できる。
伸長コイルばね76を採用することにより、伸長コイル
ばね76がない場合に比較して、偏心カム383の押圧
力を小さくすることが可能であり、これによって偏心カ
ム383を駆動する駆動モータの出力を小さくすること
ができ、エネルギー消費の節減を図ることができるとと
もに、画像形成装置1のコンパクト化に寄与することが
できる。
【0075】図8は、本発明の作用を説明するための説
明図であり、(イ)は、ブラック現像器3dが下部位置
に位置設定された状態、(ロ)はブラック現像器3dが
上部位置に位置設定された状態、(ハ)は、ブラック現
像器3dが着脱される状態をそれぞれ示している。
明図であり、(イ)は、ブラック現像器3dが下部位置
に位置設定された状態、(ロ)はブラック現像器3dが
上部位置に位置設定された状態、(ハ)は、ブラック現
像器3dが着脱される状態をそれぞれ示している。
【0076】まず、図8の(イ)に示す状態では、偏心
カム383が下方に向いて押圧板316に対する押圧が
解除されているため、ブラック現像器3dは、その重量
により伸長コイルばね76の付勢力に抗して下降し、こ
れによって感光体ドラム2から離間した下部位置に位置
設定されている。
カム383が下方に向いて押圧板316に対する押圧が
解除されているため、ブラック現像器3dは、その重量
により伸長コイルばね76の付勢力に抗して下降し、こ
れによって感光体ドラム2から離間した下部位置に位置
設定されている。
【0077】ついで、図8の(イ)に示す状態でカム軸
382を回転させて偏心カム383を押圧板316の方
向に向けることによって、押圧板316が偏心カム38
3によって押し上げられ、これによってブラック現像器
3dは、上部ガイド輪327が上部ガイド部材71のガ
イド溝73に案内されるとともに、下部ガイド輪329
が下部ガイド部材72のガイド溝75に案内されつつ上
昇し、(ロ)に示すように、上部位置に位置設定され
る。
382を回転させて偏心カム383を押圧板316の方
向に向けることによって、押圧板316が偏心カム38
3によって押し上げられ、これによってブラック現像器
3dは、上部ガイド輪327が上部ガイド部材71のガ
イド溝73に案内されるとともに、下部ガイド輪329
が下部ガイド部材72のガイド溝75に案内されつつ上
昇し、(ロ)に示すように、上部位置に位置設定され
る。
【0078】そして、ブラック現像器3dをブラックガ
イド部材7から着脱するに際しては、図8の(ハ)に示
すように、ねじ座72eからねじを外してガイドねじN
に案内させながら係止環72dを下方に引き下げる。そ
うすると、上部ガイド部材71と下部ガイド部材72と
の間の間隙寸法が、上部ガイド輪327および下部ガイ
ド輪329間の外寸法より大きくなるため、ブラック現
像器3dをブラックガイド部材7から取り外したり、取
り付けることが可能になる。
イド部材7から着脱するに際しては、図8の(ハ)に示
すように、ねじ座72eからねじを外してガイドねじN
に案内させながら係止環72dを下方に引き下げる。そ
うすると、上部ガイド部材71と下部ガイド部材72と
の間の間隙寸法が、上部ガイド輪327および下部ガイ
ド輪329間の外寸法より大きくなるため、ブラック現
像器3dをブラックガイド部材7から取り外したり、取
り付けることが可能になる。
【0079】本発明は、以上詳述したように、現像器3
を、感光体ドラム2の下方位置であって、感光体ドラム
2に接近した上部位置と感光体ドラム2から離間した下
部位置との間で位置変更可能に設けたため、従来、現像
器3が配設される空間であった感光体ドラム2の側方位
置が空いた状態になり、この空いた空間を有効に利用す
ることによって画像形成装置のコンパクト化を図る上で
有利である。
を、感光体ドラム2の下方位置であって、感光体ドラム
2に接近した上部位置と感光体ドラム2から離間した下
部位置との間で位置変更可能に設けたため、従来、現像
器3が配設される空間であった感光体ドラム2の側方位
置が空いた状態になり、この空いた空間を有効に利用す
ることによって画像形成装置のコンパクト化を図る上で
有利である。
【0080】また、画像形成装置1が、上記の実施形態
のように、複数台の現像器3を用いる、いわゆるカラー
転写機である場合には、複数の現像器3の内の1台(ブ
ラック現像器3d)を感光体ドラム2の下方位置に配設
するとともに、他の現像器3d(イエロー、シアンおよ
びマゼンタ現像器3a,3b,3c)を感光体ドラム2
の側方位置に配設することにより、従来のように複数台
の現像器の全てを感光体ドラム2の側方位置に配設する
場合に比較して、各現像器3の容量を大きくすることが
可能であり、これによってトナーの補充回数を減少させ
ることができ、メンテナンス作業を簡素化することがで
きる。
のように、複数台の現像器3を用いる、いわゆるカラー
転写機である場合には、複数の現像器3の内の1台(ブ
ラック現像器3d)を感光体ドラム2の下方位置に配設
するとともに、他の現像器3d(イエロー、シアンおよ
びマゼンタ現像器3a,3b,3c)を感光体ドラム2
の側方位置に配設することにより、従来のように複数台
の現像器の全てを感光体ドラム2の側方位置に配設する
場合に比較して、各現像器3の容量を大きくすることが
可能であり、これによってトナーの補充回数を減少させ
ることができ、メンテナンス作業を簡素化することがで
きる。
【0081】また、感光体ドラム2の直下に設けられる
ブラック現像器3dを上下動可能に案内するブラックガ
イド部材7を設ける一方、ブラック現像器3dにはブラ
ックガイド部材7に案内される被ガイド部材(上部ガイ
ド輪327および下部ガイド輪329)を設け、この被
ガイド部材を、伸長コイルばね76によって上方に向か
うように付勢するとともに、この伸長コイルばね76の
付勢力を、ブラック現像器3dの重力に拮抗させるよう
に設定することによって、ブラック現像器3dは、常時
は伸長コイルばね76の付勢力に抗してその重力により
下方の下部位置に位置設定され、必要の都度、所定の押
圧カム機構38の駆動によって感光体ドラム2に接近し
た上部位置に位置設定することができる。そして、ブラ
ック現像器3dの重力は、伸長コイルばね76の付勢力
によって略相殺された状態になっているため、押圧カム
機構38による押圧力を、相殺が行われない場合に比較
して小さくすることが可能であり、これによって押圧カ
ム機構38の構造の簡素化を図ることができ、引いては
画像形成装置1のコンパクト化を行う上で好都合であ
る。
ブラック現像器3dを上下動可能に案内するブラックガ
イド部材7を設ける一方、ブラック現像器3dにはブラ
ックガイド部材7に案内される被ガイド部材(上部ガイ
ド輪327および下部ガイド輪329)を設け、この被
ガイド部材を、伸長コイルばね76によって上方に向か
うように付勢するとともに、この伸長コイルばね76の
付勢力を、ブラック現像器3dの重力に拮抗させるよう
に設定することによって、ブラック現像器3dは、常時
は伸長コイルばね76の付勢力に抗してその重力により
下方の下部位置に位置設定され、必要の都度、所定の押
圧カム機構38の駆動によって感光体ドラム2に接近し
た上部位置に位置設定することができる。そして、ブラ
ック現像器3dの重力は、伸長コイルばね76の付勢力
によって略相殺された状態になっているため、押圧カム
機構38による押圧力を、相殺が行われない場合に比較
して小さくすることが可能であり、これによって押圧カ
ム機構38の構造の簡素化を図ることができ、引いては
画像形成装置1のコンパクト化を行う上で好都合であ
る。
【0082】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の現像装置の取付
け構造によれば、現像装置を、感光体ドラムの下方位置
であって、感光体ドラムに接近した近接位置と感光体ド
ラムから離間した離間位置との間で位置変更可能に設け
たため、従来、現像装置が配設される空間であった感光
体ドラムの側方位置が空いた状態になり、この空いた空
間を有効に利用することによって画像形成装置のコンパ
クト化を図ることができる。
け構造によれば、現像装置を、感光体ドラムの下方位置
であって、感光体ドラムに接近した近接位置と感光体ド
ラムから離間した離間位置との間で位置変更可能に設け
たため、従来、現像装置が配設される空間であった感光
体ドラムの側方位置が空いた状態になり、この空いた空
間を有効に利用することによって画像形成装置のコンパ
クト化を図ることができる。
【0083】また、画像形成装置が、例えば複数台の現
像装置を用いる、いわゆるカラー転写機である場合に
は、複数の現像装置の内の1台を感光体ドラムの下方位
置に配設するとともに、他の現像装置を感光体ドラムの
側方位置に配設することにより、従来のように複数台の
現像装置の全てを感光体ドラムの側方位置に配設する場
合に比較して、各現像装置の容量を大きくすることが可
能であり、これによってトナーの補充回数を減少させる
ことができ、メンテナンス作業を簡素化することができ
る。
像装置を用いる、いわゆるカラー転写機である場合に
は、複数の現像装置の内の1台を感光体ドラムの下方位
置に配設するとともに、他の現像装置を感光体ドラムの
側方位置に配設することにより、従来のように複数台の
現像装置の全てを感光体ドラムの側方位置に配設する場
合に比較して、各現像装置の容量を大きくすることが可
能であり、これによってトナーの補充回数を減少させる
ことができ、メンテナンス作業を簡素化することができ
る。
【0084】本発明の請求項2記載の現像装置の取付け
構造によれば、現像装置を上下動可能に案内するガイド
部材を設ける一方、現像装置にはガイド部材に案内され
る被ガイド部材を設け、この被ガイド部材を、付勢手段
によって上方に向かうように付勢するとともに、この付
勢手段の付勢力を、現像装置の重力に拮抗させるように
設定したため、現像装置は、常時は付勢手段の付勢力に
抗してその重力により下方の離間位置に位置設定され、
必要の都度、所定の押圧機構の駆動によって感光体ドラ
ムに接近した近接位置に位置設定することができる。そ
して、現像装置の重力は、付勢手段の付勢力によって略
相殺された状態になっているため、押圧機構による押圧
力を、相殺が行われない場合に比較して小さくすること
が可能であり、これによって押圧機構の構造の簡素化を
図ることができ、引いては画像形成装置のコンパクト化
を行う上で好都合である。
構造によれば、現像装置を上下動可能に案内するガイド
部材を設ける一方、現像装置にはガイド部材に案内され
る被ガイド部材を設け、この被ガイド部材を、付勢手段
によって上方に向かうように付勢するとともに、この付
勢手段の付勢力を、現像装置の重力に拮抗させるように
設定したため、現像装置は、常時は付勢手段の付勢力に
抗してその重力により下方の離間位置に位置設定され、
必要の都度、所定の押圧機構の駆動によって感光体ドラ
ムに接近した近接位置に位置設定することができる。そ
して、現像装置の重力は、付勢手段の付勢力によって略
相殺された状態になっているため、押圧機構による押圧
力を、相殺が行われない場合に比較して小さくすること
が可能であり、これによって押圧機構の構造の簡素化を
図ることができ、引いては画像形成装置のコンパクト化
を行う上で好都合である。
【0085】本発明の請求項3記載の現像装置の取付け
構造によれば、ガイド部材を、互いに平行に配設された
第1ガイド溝と第2ガイド溝とから構成し、被ガイド部
材を、第1ガイド溝に案内される第1被ガイド部材と第
2ガイド溝に案内される第2被ガイド部材とから構成す
るとともに、付勢手段を、第1および第2ガイド溝のい
ずれか一方または双方に設けたため、第1および第2被
ガイド部材からなる一対の被ガイド部材が、それぞれ対
応した一対の第1および第2ガイド部材によって案内さ
れ、これによって現像装置を安定した状態で昇降させる
ことができる。また、付勢手段がガイド溝に装着される
ことにより、他の部位に設けられる場合に比較して画像
形成装置内の空間を無駄に占有することがなく、その
分、画像形成装置内における機器の設置レイアウトの自
由度を向上させることができるとともに、画像形成装置
のコンパクト化を図る上で有効である。
構造によれば、ガイド部材を、互いに平行に配設された
第1ガイド溝と第2ガイド溝とから構成し、被ガイド部
材を、第1ガイド溝に案内される第1被ガイド部材と第
2ガイド溝に案内される第2被ガイド部材とから構成す
るとともに、付勢手段を、第1および第2ガイド溝のい
ずれか一方または双方に設けたため、第1および第2被
ガイド部材からなる一対の被ガイド部材が、それぞれ対
応した一対の第1および第2ガイド部材によって案内さ
れ、これによって現像装置を安定した状態で昇降させる
ことができる。また、付勢手段がガイド溝に装着される
ことにより、他の部位に設けられる場合に比較して画像
形成装置内の空間を無駄に占有することがなく、その
分、画像形成装置内における機器の設置レイアウトの自
由度を向上させることができるとともに、画像形成装置
のコンパクト化を図る上で有効である。
【図1】本発明の現像装置の取付け構造が適用された画
像形成装置の一実施形態を示す側面断面視の説明図であ
る。
像形成装置の一実施形態を示す側面断面視の説明図であ
る。
【図2】本発明に係る現像器が装着された像形成ユニッ
トの一実施形態を示す斜視図であり、像形成ユニットが
ケーシング内に装着された状態を示している。
トの一実施形態を示す斜視図であり、像形成ユニットが
ケーシング内に装着された状態を示している。
【図3】本発明に係る現像器が装着された像形成ユニッ
トの一実施形態を示す斜視図であり、像形成ユニットが
ケーシングから引き出された状態を示している。
トの一実施形態を示す斜視図であり、像形成ユニットが
ケーシングから引き出された状態を示している。
【図4】ガイド部材の一実施形態を示す斜視図であり、
現像器が外された状態を示している。
現像器が外された状態を示している。
【図5】ガイド部材の一実施形態を示す斜視図であり、
現像器が装着された状態を示している。
現像器が装着された状態を示している。
【図6】像形成ユニットがケーシングから引き出された
状態におけるブラックガイド部材とブラック現像器との
相対位置関係を説明するための斜視図である。
状態におけるブラックガイド部材とブラック現像器との
相対位置関係を説明するための斜視図である。
【図7】ブラックガイド部材の一実施形態を示す斜視図
である。
である。
【図8】本発明の作用を説明するための説明図であり、
(イ)は、ブラック現像器が下部位置に位置設定された
状態、(ロ)はブラック現像器が上部位置に位置設定さ
れた状態、(ハ)は、ブラック現像器が着脱される状態
をそれぞれ示している。
(イ)は、ブラック現像器が下部位置に位置設定された
状態、(ロ)はブラック現像器が上部位置に位置設定さ
れた状態、(ハ)は、ブラック現像器が着脱される状態
をそれぞれ示している。
1 画像形成装置 11 ケーシング 11a 排出トレー 11c 搬送ローラ 12 給紙部 12a カセット部 12b カセット 12c 手差しトレー 13 主帯電部 14 光学部 14a 透明板ガラス 14b 光源 14c 集光レンズ 14d 反射鏡 14e CCD 14f 反射鏡 14g レーザー射光器 15 現像部 16 転写・分離部 17 クリーニング部 18 除電部 19 定着・排出部 2 感光体ドラム 21 中心軸 3 現像器 30 像形成ユニット 3a イエロー現像器 3b シアン現像器 3c マゼンタ現像器 3d ブラック現像器 301 現像器本体 301a 後壁 301b 陥没部 302 第1水平軸 303 現像ローラ 304 ガイド輪 305 ガイドロッド 305a 係止凹部 306 トナー供給開口 307 位置決めコロ 308 第1歯車 309 第2水平軸 310 第2歯車 311 第3水平軸 312 第3歯車 313 本体延設部 314 トナー供給孔 315 パッキン材 316 押圧板(被弾性押圧部) 317 保護突起(保護部材) 31 枠体 32 左側板 32a 係止孔 33 右側板 327 上部ガイド輪 329 下部ガイド輪 34 連結杆 35 装着窓 35a 受け皿 36 ガイド部材 36a 第1ガイド溝 36b 第2ガイド溝 361 基板 362 底板 363 天板 364 前方板 365 中間板 365a 前方中間板 365b 後方中間板 366 第2天板 366a 前方第2天板 366b 後方第2天板 367 第2前方板 368 ブラケット 4 転写ベルト 41 ローラ群 41a 駆動ローラ 41b 従動ローラ 41c 1次転写ローラ 41e 2次転写ローラ 41f テンションローラ 41d バックアップローラ 42 ベルトクリーナ 5 定着ローラ 7 ブラックガイド部材 71 上部ガイド部材 72 下部ガイド部材 73 上部ガイド溝 74 ガイド長孔
Claims (3)
- 【請求項1】 画像形成装置の感光体ドラムに形成され
た静電潜像にトナーを供給してトナー像にする現像装置
を、上記感光体ドラムの周面に沿うように着脱自在に配
設する現像装置の取付け構造あって、上記現像装置は、
感光体ドラムの下方位置に、感光体ドラムに接近した近
接位置と感光体ドラムから離間した離間位置との間で位
置変更可能に設けられていることを特徴とする現像装置
の取付け構造。 - 【請求項2】 上記現像装置を上下動可能に案内するガ
イド部材が設けられている一方、現像装置は上記ガイド
部材に案内される被ガイド部材を有し、この被ガイド部
材は、付勢手段によって上方に向かうように付勢され、
この付勢手段は、現像装置をその重力によって上記離間
位置に位置させ得るように付勢力が設定されていること
を特徴とする請求項1記載の現像装置の取付け構造。 - 【請求項3】 上記ガイド部材は、互いに平行に配設さ
れた第1ガイド溝と第2ガイド溝とからなり、上記被ガ
イド部材は、上記第1ガイド溝に案内される第1被ガイ
ド部材と上記第2ガイド溝に案内される第2被ガイド部
材とからなり、上記付勢手段は、第1および第2ガイド
溝のいずれか一方または双方に設けられていることを特
徴とする請求項2記載の現像装置の取付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10135719A JPH11327268A (ja) | 1998-05-18 | 1998-05-18 | 現像装置の取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10135719A JPH11327268A (ja) | 1998-05-18 | 1998-05-18 | 現像装置の取付け構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11327268A true JPH11327268A (ja) | 1999-11-26 |
Family
ID=15158291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10135719A Pending JPH11327268A (ja) | 1998-05-18 | 1998-05-18 | 現像装置の取付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11327268A (ja) |
-
1998
- 1998-05-18 JP JP10135719A patent/JPH11327268A/ja active Pending
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