JPH11326231A - パターン付きウエハの異物検査装置 - Google Patents

パターン付きウエハの異物検査装置

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JPH11326231A
JPH11326231A JP15670698A JP15670698A JPH11326231A JP H11326231 A JPH11326231 A JP H11326231A JP 15670698 A JP15670698 A JP 15670698A JP 15670698 A JP15670698 A JP 15670698A JP H11326231 A JPH11326231 A JP H11326231A
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area
foreign matter
detection signal
chip
threshold value
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JP15670698A
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Hisato Nakamura
寿人 中村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】異物検出が効率よくできるパターン付きウエハ
の異物検査装置を提供することにある。 【解決手段】異物検査のための走査開始時点から1チッ
プ分の走査までの間における第1の期間において、多数
の検出信号を採取する採取手段と、1チップ分の走査ま
での間における第1の期間の後の第2の期間において、
採取された多数の検出信号に基づいて閾値を算出する閾
値算出手段とを有するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パターン付きウ
エハの異物検査装置に関し、詳しくは、XY走査方式に
よるパターン付きウエハの異物検査装置において、異物
検出が効率よくできるような異物検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ICの製造過程において、ウエハの表
面、あるいは半導体領域、絶縁領域、電極、配線などを
形成する各種のパターンに異物が付着するとICはその
性能が劣化するので、それぞれのパターン形成工程にお
いてウエハ異物検査装置によりウエハ上の異物が検査さ
れる。ウエハ異物検査装置には、ウエハの表面にレーザ
ビームを照射してX,Y方向にウエハを走査するXY走
査方式と、レーザビームを照射してウエハを回転させ、
スパイラル状にまたは同心円にウエハを走査する回転走
査方式とがある。
【0003】図5は、XY走査方式のウエハ異物検査装
置の構成の一例である。図5に示す、10は、異物検査
装置であって、異物検査光学系11とその下側に配置さ
れた検査テーブル12、データ処理・制御装置13、テ
ーブル駆動回路14、A/D変換回路(A/D)17、
X移動機構18、制御回路19、異物検出部20、そし
てインタフェース21とからなり、検査テーブル12に
は検査対象となるウエハ1が載置されている。また、制
御回路19は、異物検出部20、インタフェース21を
介してデータ処理・制御装置13からの信号に応じてX
移動機構18やCCD制御・信号読出回路155に対し
て駆動のための各種制御信号を発生する。
【0004】異物検査光学系11は、その内部を図示す
るように、検出光学系15と投光学系16とからなり、
投光光学系16が副走査方向に所定の幅を持つ、ウエハ
1上の検査領域3(異物検出領域)にレーザビームを照
射する。そして、その上方散乱光を検査テーブル12の
鉛直方向で上部に設けられた検出光学系15で受光して
検出する。異物検査光学系11は、X方向移動機構18
に固定されていて、X方向にシフトする。なお、検査領
域3のX方向の長さが主走査方向の1ラインの幅になっ
ている。したがって、副走査方向(X方向)の移動ピッ
チはこの幅に対応している。投光学系16は、半導体レ
ーザ光源161と、集光レンズ系162,163,16
4、そして反射ミラー165とからなり、レーザビーム
を検査領域3に対応する長円形の形に集束させてほぼウ
エハ1からみた仰角が30°でウエハ1の検査領域3に
照射する。
【0005】検出光学系15は、ウエハ1の検査領域3
に対峙する対物レンズ151とその後ろに配置された空
間フィルタ152、その後方に配置された集光レンズ系
153、集光レンズ系153により結像された検査領域
3の映像全体を受けるCCDセンサ154、そしてCC
Dセンサ154からの検出信号を読み出す、CCD制御
・信号読出回路155とからなる。なお、空間フィルタ
152は、対物レンズ151のフーリエ変換面に置かれ
たフーリエ変換像フィルタであって、規則的繰り返しパ
ターンが多く形成されているメモリやICのメモリセル
領域について利用され、配線パターンや、ロジック領域
のような規則的パターンが少ない領域での異物検査は、
必ずしも空間フィルタは用いられない。そこで、メモリ
領域を内蔵するロジックICなどでは、通常、空間フィ
ルタ152を入れてメモリセル領域の異物検査が行わ
れ、配線パターン領域などは空間フィルタ152を入れ
ずに別途異物検査がなされる。
【0006】CCD制御・信号読出回路155は、デー
タ処理・制御装置13からインタフェース21,制御回
路19を介して制御され、受光強度に応じて検出された
検出信号をシリアルに読出してこれをA/D17送出
し、これによりデジタル値に変換して異物検出部20,
インタフェース21を介してデータ処理・制御装置13
に異物検出信号(デジタル値)を送出する。異物検出部
20は、1チップ遅延回路20aと異物判定回路20b
とからなり、1チップ遅延回路20aで遅延した1チッ
プ前の検出信号と現在の検出信号とを異物判定回路20
bにおいてCCDセンサ154からの画素対応の検出信
号それぞれについて検出信号のレベルを比較判定するも
ので、例えば、隣接する1チップの実質的に同じ位置で
の検出レベルの差値を得て、この検出レベルの差値を所
定の閾値と比較して画素対応に異物検出をする。その画
素対応の異物検出のデータは、インターフェース21を
介してデータ処理・制御装置13に送出される。
【0007】ここで、検出光学系15は、主走査方向
(Y方向)において、ウエハ1の移動開始位置における
先頭部分に対応するY方向の位置に検査領域3が対応す
るように配置されている。なお、検査領域3は、ウエハ
1が円形であり、検査領域3の一部がウエハ1の外形か
ら外れるので、これを図示して説明する都合上、図では
X方向において少し内側に入ったところで、かつ、先頭
位置より少し内側に入ったところに検査領域3を描いて
いる。データ処理・制御装置13は、通常、MPU13
1とメモリ132等により構成され、前記のA/D17
からの信号を異物検出部20,インタフェース21,バ
ス133を介して受けてメモり132に記憶する。そし
て、メモリ132には、異物検出プログラム134,ウ
エハ走査プログラム135,焦点合わせプログラム13
6等をはじめとして各種のプログラムが格納されてい
る。
【0008】テーブル駆動回路14は、MPU131に
よるウエハ走査プログラム135の実行に応じて、検査
テーブル12をY方向に往復移動させる駆動回路であ
る。さらに、Y方向にウエハ1の直径D+α分(αは、
走査余裕分)の移動が終了した時点で、Zθテーブル1
22を180°回転させて、Y方向に直径D+α分の帰
りの移動をさせる駆動を行う。すなわち、これは、Y方
向の往復走査と回転とを行うための駆動回路である。
【0009】検査テーブル12は、Yテーブル121と
Zθテーブル122と、このZθテーブル122に設け
られた中心位置決め機構123とからなる。中心位置決
め機構123は、ウエハ1の周囲外側に円形に配置され
た複数のローラ124,124,…からなる絞り機構で
ある。Yテーブル121は、ベース板125と、これに
設けられたレール126,126上をY方向にスライド
するテーブル127とから構成されている。Zθテーブ
ル122は、テーブル127に載置されたテーブルであ
って、そのZ方向の移動は、内部に設けられテーブル1
27上に固定された昇降機構に行われる。この昇降機構
は、主として焦点合わせのためにウエハ1を上下方向に
移動させて、ウエハの上下方向の位置設定を行うための
ものである。
【0010】図6は、その走査の仕方の説明図であっ
て、往きと帰りの走査の順序を数字,,,…,で
示すものである。(a)は、最初の往きの走査状態を、
(b)は最初の帰りの走査状態を、そして(c)は、そ
の次の往きの走査を示すものであって、(c)に示すよ
うに、結果としてのウエハ1の走査領域は、,,
の順序となる。なお、(a)〜(c)において示す矢印
は、それぞれの主走査終了後における180゜のウエハ
回転方向である。したがって、この例では、最初の主走
査が終了した時点で反時計方向に180゜回転させ、そ
の帰りの主走査が終了した時点で時計方向に180゜回
転させて元に戻す。180゜の回転は往き,帰りの各主
走査ごとに正転,反転の繰り返しになる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】さて、前記のような隣
接チップの検出レベルを相互比較判定することにより異
物を検出する場合に、データ処理・制御装置13は、ま
ず、ウエハを全面走査して検出信号を得て、A/D17
からの検出信号をインタフェース21を介して取込み、
全面走査における検出信号の平均値を採り、異物検出の
ための閾値として異物判定回路20bに設定する。しか
し、このような全面走査を行って閾値を算出するのには
時間がかかる上に、ロジックICなどのチップでは、メ
モリ領域とロジック領域で散乱光のレベルが相違する関
係で適正な閾値が相違し、さらに配線領域などでは、反
射光のレベルがさらに高いためにそれに応じた閾値が必
要になる。このようなことから、前記の平均値に応じ
て、さらに人手により検査するICに応じた最適な閾値
を改めて算出してそれぞれの領域に対応して設定するこ
とが行われている。この発明の目的は、このような従来
技術の問題点を解決するものであって、異物検出が効率
よくできるパターン付きウエハの異物検査装置を提供す
ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るこの発明のパターン付きウエハの異物検査装置は、異
物検査のための走査開始時点から1チップ分の走査まで
の間における第1の期間において、多数の検出信号を採
取する採取手段と、1チップ分の走査までの間における
第1の期間の後の第2の期間において、採取された多数
の検出信号に基づいて閾値を算出する閾値算出手段とを
有するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】このように、この発明あっては、
走査開始時点から1チップ分の走査までの間に得られる
検出信号に基づいて、この間の間に閾値を算出するよう
にしているので、全面走査により閾値を算出する場合に
比べて異物検査に時間がかからず、効率的な検査ができ
る。さらに、閾値の算出をICチップのメモリセル領域
とこれ以外の領域とに分けて算出するようにすれば、閾
値を個別的に調整する必要がなくなり、効率的な閾値設
定ができる。
【0014】
【実施例】図1は、この発明のパターン付きウエハの異
物検査装置を適用した一実施例のデータ処理・制御装置
を中心とした説明図であり、図2は、異物検査の際に検
査される領域と走査されるウエハ上のチップと走査時間
との関係の説明図、図3は、メモリセル領域と他の領域
との散乱光受光レベルの差の説明図、図4は、異物検査
の開始の際の処理のフローとその動作時間の割当ての説
明図である。図1において、データ処理・制御装置13
0の構成として、データ処理・制御装置13において、
そのMPU131が実行処理するプログラムとしてエリ
ア別検出信号抽出プログラム137、エリア別閾値算出
プログラム138、エリア別閾値設定プログラム139
とをメモリ132に追加搭載し、さらにエリア別検出信
号データ領域140を設けた点に特徴がある。さらに、
特に、これら追加された3つの処理プログラムは、図2
に示すウエハの異物検査の走査開始時から1チップ分の
検出データが採取される期間t1内にMPU131に実
行されることが特徴である。
【0015】図2は、前記の期間t1を説明するもので
あって、異物検査の際に検査領域3により走査されるウ
エハ1上のチップ30,30…と走査時間との関係を示
している。検出信号を隣接チップの実質的に同じ位置の
検出信号とを比較して異物を検出する異物検査装置の場
合には、図5の1チップ遅延回路20aが検出信号を発
生するまでの期間、すなわち、図2における、1チップ
分の検出信号を得るまでの走査時間t1分待たなければ
異物検出ができない。この期間t1を利用して、ここで
は、閾値を算出して図5の異物判定回路20bに設定す
る。この場合、図2の下側の1チップ30に示すよう
に、ロジックICなのでは、メモリセル領域31とロジ
ック領域32、配線領域33などがあって、受光する散
乱光のレベルに応じて、特に、規則的な繰り返しパター
ンのメモリセル領域31は、これ以外の領域よりも散乱
光のレベルが低い。その一例を図3に示す。
【0016】先のエリア別検出信号抽出プログラム13
7は、これがMPU131に実行されることで、A/D
17から直接インタフェース21を介して得られる検出
信号を、その検出信号が得られる画素位置と現在のウエ
ハ1の走査位置のデータに応じてメモリセル領域31と
それ以外の検査エリア(ロジック領域32、配線領域3
3)とに分けてエリア別検出信号データ領域140に記
憶する処理をMPU131に行わせる。エリア別閾値算
出プログラム138は、これがMPU131に実行され
ることで、エリア別検出信号データ領域140に記憶さ
れたメモリセル領域31の検出信号のデータの平均値を
採って、メモリに132にメモリセル領域31の閾値と
して記憶し、次にそれ以外の検査エリアのに記憶された
検出信号のデータの平均値を採って、メモリセル領域以
外の閾値としてメモリに132にそれぞれに記憶する処
理をMPU131に行わせる。
【0017】エリア別閾値設定プログラム139は、こ
れがMPU131に実行されることで、最初、メモリセ
ル領域以外の閾値をメモリに132から読出して、イン
タフェース31を介して異物判定回路20bに設定し、
異物判定回路20bから得られる画素位置対応の異物検
出結果が得られる画素位置をカウントして、メモリセル
領域31の領域の異物判定に入るタイミングに合わせて
メモリに132からメモリセル領域31の閾値を読出し
てこの閾値を異物判定回路20bに対して設定し、同様
に、画素位置対応の異物検出結果が得られる画素位置を
カウントして、メモリセル領域31から出たときにメモ
リセル領域以外の閾値を異物判定回路20bに設定する
処理をMPU131に行わせる。
【0018】次に、図4に従って全体的な処理動作につ
いて説明する。図4のフローに沿って右側に時間軸とし
て示すように、異物検査が開始され、1チップ分の検出
データが採取される期間t1内において、まず、エリア
別検出信号抽出処理(ステップ101)において、MP
U131がエリア別検出信号抽出プログラム137を実
行して最初の期間taまでは検査信号を採取して、メモ
リセル領域31とそれ以外の検査エリア(ロジック領域
32、配線領域33)とに分けて検査信号のレベルをエ
リア別検出信号データ領域140にそれぞれ記憶する。
なお、期間taは、メモリセル領域とそれ以外の領域が
走査されるのに十分な時間である。
【0019】次のエリア別閾値算出処理(ステップ10
2)において、MPU131がエリア別閾値算出プログ
ラム138を実行して次の期間tbにおいてメモリセル
領域31の閾値とそれ以外の検査エリアの閾値とを算出
してメモリに記憶する。次の閾値設定処理(ステップ1
03)において、MPU131がエリア別閾値設定プロ
グラム139を実行して次の期間tcにおいて算出され
た以外の検査エリアの閾値を異物判定回路20bに設定
する。そして、期間t1となり、異物判定回路20bか
らチップ比較の異物検出結果を得る異物検出処理に入る
(ステップ104)。この検査処理過程において定期的
に走査位置を取得するとともに検出結果を画素対応にカ
ウントして比較判定位置がメモリセル領域かの判定処理
(ステップ105)を行い、ここで、判定位置がメモリ
セル領域の画素位置にあるときには、ステップ103へ
と戻り、メモリセル領域31の閾値を、そうでないとき
には、ステップ104へと戻り、メモリセル領域以外の
閾値を異物判定回路20bにそれぞれ設定する。これを
異物検査の処理が終了するまで行う。
【0020】以上説明してきたが、実施例では、データ
処理・制御装置13とは別に異物判定回路20bを設け
ているが、検出信号を一旦データ処理・制御装置13の
内部にあるメモリに測定データとして取込んで、このデ
ータに対して閾値を設定して異物検出処理をプログラム
処理にて行ってもよいことはもちろんである。
【0021】
【発明の効果】以上の説明のとおり、この発明にあって
は、走査開始時点から1チップ分の走査までの間に得ら
れる検出信号に基づいて、この間の間に閾値を算出する
ようにしているので、全面走査により閾値を算出する場
合に比べて異物検査に時間がかからず、効率的な検査が
できる。さらに、閾値の算出をICチップのメモリセル
領域とこれ以外の領域とに分けて算出するようにすれ
ば、閾値を個別的に調整する必要がなくなり、効率的な
閾値設定ができる。その結果、パターン付きウエハの異
物検査装置の異物検出の効率を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明のパターン付きウエハ異物検
査装置を適用した一実施例のデータ処理・制御装置を中
心とした説明図である。
【図2】図2は、異物検査の際に検査される領域と走査
されるウエハ上のチップと走査時間との関係の説明図で
ある。
【図3】図3は、メモリセル領域と他の領域との散乱光
受光レベルの差の説明図である。
【図4】図4は、各処理プログラムとその動作時間の割
当ての説明図である。
【図5】図5は、従来の回転走査方式の異物検査装置の
一例を示す説明図である。
【図6】図6は、図5の装置のウエハの走査の仕方の説
明図であって、(a)は、行きの走査の説明図、(b)
は、帰りの走査の説明図、(c)は、次の行きの走査の
説明図である。
【符号の説明】
1…被検査のパターン付きウエハ、2…回転機構、3…
検査領域、10…異物検査装置、11…異物検査光学
系、12…検査テーブル、13,130…データ処理・
制御装置、14…テーブル駆動回路、15…検出光学
系、16…投光学系、17…A/D変換回路(A/
D)、18…X移動機構、19…制御回路、20…異物
検出部、21…インタフェース、131…MPU、13
2…メモリ、133…バス、134…異物検出プログラ
ム、135…ウエハ走査プログラム、136…焦点合わ
せプログラム、137…エリア別検出信号抽出プログラ
ム、138…エリア別閾値算出プログラム、139…エ
リア別閾値設定プログラム、140…エリア別検出信号
データ領域、151…対物レンズ、152…空間フィル
タ、153…集光レンズ系、154…CCDセンサ、1
55…CCD制御・信号読出回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ICチップとして形成されたパターンを有
    するパターン付きウエハに対して所定の角度でレーザビ
    ームを照射してその散乱光を受光し、この受光した光の
    レベルに応じた検出信号を得てこの検出信号と隣接チッ
    プの実質的に同じ位置の検出信号との差を所定の閾値と
    比較することで異物を検出する異物検査装置において、 異物検査のための走査開始時点から1チップ分の走査ま
    での間における第1の期間において、多数の前記検出信
    号を採取する採取手段と、前記1チップ分の走査までの
    間における前記第1の期間の後の第2の期間において、
    採取された多数の検出信号に基づいて前記閾値を算出す
    る閾値算出手段とを有することを特徴とするパターン付
    きウエハの異物検査装置。
  2. 【請求項2】さらに、前記検出信号と前記隣接チップの
    実質的に同じ位置の検出信号との差を受けて前記所定の
    閾値と比較することで異物を検出する異物判定回路を有
    し、前記採取手段は、現在の前記ウエハの走査位置に応
    じて前記ICチップのメモリセル領域とこれ以外の領域
    とに分けて前記検出信号を抽出するものであり、前記閾
    値算出手段は、前記採取手段により抽出されたそれぞれ
    の領域の前記検出信号に基づいてそれぞれの領域対応に
    前記閾値を算出して前記メモリセル領域と前記これ以外
    の領域の判定タイミングに併せて前記異物判定回路にそ
    れぞれに対応する前記閾値を設定する請求項1記載のパ
    ターン付きウエハの異物検査装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007256273A (ja) * 2006-02-24 2007-10-04 Hitachi High-Technologies Corp 異物検査方法、および異物検査装置
WO2010044358A1 (ja) * 2008-10-16 2010-04-22 株式会社トプコン ウェハのパターン検査方法及び装置

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