JPH11324902A - 電熱式アクチュエータ、バルブ及びポンプ - Google Patents

電熱式アクチュエータ、バルブ及びポンプ

Info

Publication number
JPH11324902A
JPH11324902A JP12327598A JP12327598A JPH11324902A JP H11324902 A JPH11324902 A JP H11324902A JP 12327598 A JP12327598 A JP 12327598A JP 12327598 A JP12327598 A JP 12327598A JP H11324902 A JPH11324902 A JP H11324902A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
bellows
valve
circuit
absorbing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12327598A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Takahashi
浩一 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kitz Corp
Original Assignee
Kitz Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kitz Corp filed Critical Kitz Corp
Priority to JP12327598A priority Critical patent/JPH11324902A/ja
Publication of JPH11324902A publication Critical patent/JPH11324902A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Actuator (AREA)
  • Temperature-Responsive Valves (AREA)
  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)
  • Electromagnetic Pumps, Or The Like (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、小型化が難しくエネルギー消費量
が多いという課題を解決しようとするものである。 【解決手段】 この発明は、発熱及び吸熱を通電方向に
応じて行う発熱・吸熱部を有し通電により作用する発熱
・吸熱素子1と、この発熱・吸熱素子1の発熱・吸熱部
に結合され該発熱・吸熱部の発熱及び吸熱により伸縮す
る熱変位部材2とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は接着剤や薬品の吐出
制御などに用いられる電熱式アクチュエータ、バルブ及
びポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、バルブなどを駆動する電動式アク
チュエータは、モータを用いて構成したモータ形アクチ
ュエータと、コイルを用いて構成したコイル形アクチュ
エータがある。また、バルブは電動式アクチュエータを
用いたものがあり、ポンプはバルブを利用したものがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記モータ形アクチュ
エータは、モータを用いて構成しているので、大きくて
小型化が難しく、エネルギー消費量が多い。また、上記
コイル形アクチュエータは、コイルを用いて構成してい
るので、小型化が進む程、製作が難しくなり、エネルギ
ー消費量も少なくない。電動式アクチュエータを用いた
バルブは電動式アクチュエータと同様な不具合があり、
電動式アクチュエータを有するバルブを利用したポンプ
は電動式アクチュエータと同様な不具合がある。
【0004】請求項1に係る発明は、小型化を図ること
ができる電動式アクチュエータを提供することを目的と
する。請求項2に係る発明は、小型化を図ることができ
るバルブを提供することを目的とする。請求項3に係る
発明は、小型化を図ることができるポンプを提供するこ
とを目的とする。請求項4に係る発明は、小型化を図る
ことができる電動式アクチュエータを提供することを目
的とする。請求項5に係る発明は、小型化を図ることが
できるバルブを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、発熱及び吸熱を通電方向に
応じて行う発熱・吸熱部を有し通電により作用する発熱
・吸熱素子と、この発熱・吸熱素子の発熱・吸熱部に結
合され該発熱・吸熱部の発熱及び吸熱により伸縮する熱
変位部材とを備えたものである。
【0006】請求項2に係る発明は、発熱及び吸熱を通
電方向に応じて行う発熱・吸熱部を有し通電により作用
する発熱・吸熱素子と、この発熱・吸熱素子の発熱・吸
熱部に結合され該発熱・吸熱部の発熱及び吸熱により伸
縮する熱変位部材と、流体が流れる流路と、前記熱変位
部材により駆動されて進退し前記流路を開閉させる弁体
とを備えたものである。
【0007】請求項3に係る発明は、発熱及び吸熱を通
電方向に応じて行う発熱・吸熱部を有し通電により作用
する発熱・吸熱素子と、この発熱・吸熱素子の発熱・吸
熱部に結合され該発熱・吸熱部の発熱及び吸熱により伸
縮する熱変位部材と、流体が流れる流路と、前記熱変位
部材により駆動されて進退し前記流路を開閉させる弁体
と、前記流路の流体流入側及び流体流出側に設けられた
逆止弁とを備えたものである。
【0008】請求項4に係る発明は、請求項1記載の電
動式アクチュエータにおいて、前記熱変位部材に作用す
るプッシュプッシュ機構を備えたものである。
【0009】請求項5に係る発明は、請求項2記載のバ
ルブにおいて、前記熱変位部材に作用するプッシュプッ
シュ機構を備えたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1実施形態を示
す。この第1実施形態は、電動式アクチュエータを有す
るバルブの一実施形態であり、発熱・吸熱素子としてサ
ーモモジュール1及び熱変位部材としてのベローズ2を
用いている。このベローズ2は、市販のステンレス製ベ
ローズを用いたが、バルブを駆動するための変位ストロ
ークによってはダイアフラムなどを用いてもよい。
【0011】サーモモジュール1は、市販のもので、N
型半導体素子及びP型半導体素子が並列に並べて配置さ
れて金属片により直列に接続された半導体素子を有す
る。この半導体素子は、直流電源から直流電流が流され
ると、一方の面と他方の面との間で熱が移動することに
より前後面のうちの一方の面側が発熱して他方の面側が
冷却される。直流電流の極性を逆にすると、半導体素子
は熱の移動方向が逆になって他方の面側が発熱し、一方
の面側が冷却される。従って、サーモモジュール1の両
面側は各々発熱及び吸熱を通電方向に応じて行う発熱・
吸熱部となる。サーモモジュール1は、図3に示すよう
に複数種類あり、これらのうちの適当なものを選択して
用いる。
【0012】サーモモジュール1及びベローズ2は本実
施形態の本体を構成するケース3の内部に設置され、ケ
ース3の端部に放熱・吸熱フィン4が固定されて放熱・
吸熱フィン4がケース3の端部から露出している。サー
モモジュール1は図2にも示すようにセラミックもしく
はエンプラからなるスペーサ5を介して放熱・吸熱フィ
ン4にネジ6で取り付けられ、サーモモジュール1の前
後面側のうちの一方の面側と放熱・吸熱フィン4との間
には伝熱用板バネ7が介在される。ベローズ2は、ケー
ス3の内部に伸縮可能に設置され、サーモモジュール1
のベローズ2側の発熱及び吸熱により加熱及び吸熱がな
されて伸縮する。サーモモジュール1の半導体素子は導
線8を介して端子9に接続され、サーモモジュール1及
びベローズ2は電動式アクチュエータを構成している。
【0013】ベローズ2は、一端部がサーモモジュール
1の前後面側のうちの他方の面側に固定され、他端部に
弁体10が固定される。この弁体10はケース3の内部
に移動可能に設置され、ケース3の内部には流体が流れ
る流路11が形成される。流体は、液体であるが、気体
でもよい。弁体10はベローズ2により駆動されて流路
11に対して進退することで流路11を開閉する。弁体
10は、サーモモジュール1のベローズ2側が発熱して
ベローズ2が膨張することにより押圧されて流路11を
閉じ、サーモモジュール1のベローズ2側が吸熱してベ
ローズ2が収縮することにより引かれて流路11を開
く。ケース3と弁体10との間にはOリング12が設け
られ、流路11内の流体がベローズ2側に流出しないよ
うになっている。
【0014】また、ケース3の内部には、発光素子13
と受光素子14からなる開端(前進端)センサ、発光素
子15と受光素子16からなる閉端(後退端)センサが
設置されている。開端(前進端)センサは弁体10が開
端(前進端)に達したことを光学的に検出し、閉端(後
退端)センサは弁体10が閉端(後退端)に達したこと
を光学的に検出する。弁体10及びケース3等は、樹脂
で構成され、熱が伝わりにくくなっている。
【0015】図4は本実施形態の電気系を示す。サーモ
モジュール1及びベローズ2により構成される電動式ア
クチュエータ17はサーモモジュール1の端子9が極性
切り換え手段及び異常時の緊急遮断手段としてのリレー
回路18の接点、複数の電界効果トランジスタ(以下F
ETという)を用いたスイッチ回路としてのFET回路
19を介して電池からなる直流電源20に接続される。
なお、電池20の代りにACアダプタ29を用いてもよ
い。このACアダプタ29は、商用電源からのAC10
0Vの電圧を所定の直流電圧に変換して出力する。制御
手段としてのマイクロコンピュータ(以下CPUとい
う)21はパルス幅変調(以下PWMという)コントロ
ール回路22を制御し、PWMコントロール回路22は
FET回路19をCPU21からのPWM信号に応じて
オン/オフさせて電池20の出力電圧をPWM信号に応
じたデューティ比でオン/オフさせる。
【0016】リレー回路18は、CPU21からI/O
回路23を介して入力される制御信号によりFET回路
19の出力をCPU21からの制御信号に応じた極性に
してアクチュエータ17の半導体素子へ供給する。CP
U21は、アクチュエータ17における開端(前進端)
センサ、閉端(後退端)センサ、図示しないベローズ温
度センサからの検知信号をI/O回路23を介して取り
込み、流量センサ、吐出センサからの検知信号及び入力
スイッチ25からの入力信号をI/O回路23を介して
取り込む。ここに、ベローズ温度センサはベローズ2の
温度を検知するセンサであり、流量センサは流路11に
流入する流体の流量を検知するセンサであり、吐出セン
サは流路11から流出する流体の流量を検知するセンサ
である。
【0017】CPU21は、I/O回路23を介してブ
ザーあるいはスピーカ24に警報を出力させ、I/O回
路23を介して発光ダイオード、ランプ、液晶表示器等
からなる表示器26に各種表示を行わせる。また、CP
U21は、EEPROMからなる外部メモリ27に対し
てデータの読み書きを行い、外部入出力端子28を介し
て外部と信号のやりとりを行う。なお、外部メモリ27
は、メモリチップ、CD−ROM、MD、DVD、メモ
リカード、ICカード等を用いてもよい。
【0018】CPU21が外部から外部入出力端子28
を介して取り込む信号は動作要求信号、開動作指令及び
閉動作指令(どちらか1つでもよい)、速度指令(1本
〜16本の外部入出力端子28による)、動作モード指
令(4本の外部入出力端子28による)であり、CPU
21が外部入出力端子28を介して外部へ出力する信号
は動作中信号、開動作完了信号、閉動作完了信号、弁体
開端信号、弁体閉端信号、動作モード信号(4本の外部
入出力端子28による)である。また、CPU21、P
WMコントロール回路22、I/O回路23は1つにパ
ッケージ化されたものでもよい。
【0019】本実施形態では、制御モード1〜制御モー
ド4があり、さらに予め時間に対応したパターンをテー
ブルに記憶しておき、例えば5秒で立ち上げというよう
に時間を指定する動作時間優先モード、外部から選択で
きないように工場等でディップスイッチによりいずれか
のモードを設定してそのまま固定する固定モード、固定
モードを連続して行わせるか入力信号で行わせるかを選
択できるモードがある。制御モード1では、CPU21
は、外部の吐出機から外部入出力端子28を介して速度
指令として高速、低速又は16ビットのデータを受信
し、このデータに応じたデューティ比でFET回路19
をPWMコントロール回路22を介してオン/オフさせ
ることでサーモモジュール1への供給電流のデューティ
比をそのデータにより変化させる。
【0020】制御モード2では、CPU21は、外部の
吐出機から外部入出力端子28を介して速度指令として
速度番号を受信し、あらかじめメモリ27に記憶させて
あるサーモモジュール1への供給電流のデューティ比の
うちその受信した速度番号に対応するデューティ比の電
流がサーモモジュール1に供給されるようにFET回路
19をPWMコントロール回路22を介してオン/オフ
させる。
【0021】制御モード3では、CPU21は、外部の
吐出機から外部入出力端子28を介して動作指令を受信
した時に、あらかじめメモリ27に記憶してある弁体1
0の開動作・閉動作時の動作速度で弁体10が動作する
ようにFET回路19をPWMコントロール回路22を
介してオン/オフさせる。制御モード4では、CPU2
1は、外部の吐出機から外部入出力端子28を介して動
作指令を受信した時に、FET回路19をPWM方式で
オン/オフさせずにFET回路19の単なるオン/オフ
制御を行う。
【0022】CPU21は、外部の吐出機から外部入出
力端子28を介して入力された動作モード指令又は入力
スイッチ25からの入力信号により制御モード1〜4の
いずれかを設定する。本実施形態は、動作モードとし
て、サーモモジュール1の発熱時の制御モード1〜4と
サーモモジュール1の吸熱時の制御モード1〜4との8
タイプがある。サーモモジュール1の発熱・吸熱時の温
度勾配はサインカーブあるいは線形の勾配を目標とす
る。
【0023】図5は本実施形態の制御モード3の動作フ
ローを示す。CPU21は、まず、ステップS1で初期
設定(INIT)及びセルフチェックを行った後に、ス
テップS2で外部の吐出機から外部入出力端子28を介
して開指令が入力されたか否かを判断し、外部の吐出機
から外部入出力端子28を介して開指令が入力されない
時にはステップS3で閉動作がタイムオーバーした(所
定の時間以上行われている)か否かを判断する。CPU
21は、閉動作がタイムオーバーした時にはステップS
7でI/O回路23を介してリレー回路18を動作させ
物理的に回路を遮断するとともにPWMコントロール回
路22に停止コマンドを送ることによりFET回路19
を制御してその出力をオフさせ、I/O回路23を介し
て表示器26に異常を表示させ、ブザーあるいはスピー
カ24に警報を出力させる等の異常処理を行った後にス
テップS8で停止する。
【0024】CPU21は、閉動作がタイムオーバーし
なければ、ステップS4で動作中信号BUSYをオンさ
せ、弁体10が流路11を閉じるようにI/O回路23
を介してリレー回路18にリレー接点を閉側へ切り換え
させる。そして、CPU21は、ステップS5で閉端
(後退端)センサからの入力信号により弁体10が閉端
(後退端)に達して弁体10が流路11を閉じたか否か
を判断する。CPU21は、弁体10が閉端(後退端)
に達しなければ、ステップS6でアクチュエータ17の
半導体素子への電流のデューティ比を90%に設定し、
アクチュエータ17の半導体素子への電流のデューティ
比が90%になるようにFET回路19をPWMコント
ロール回路22を介してオン/オフさせた後にステップ
S2に戻る。
【0025】CPU21は、弁体10が閉端(後退端)
に達すれば、ステップS9でアクチュエータ17の半導
体素子への電流のデューティ比を30%に設定してアク
チュエータ17の半導体素子への電流のデューティ比が
30%になるようにFET回路19をPWMコントロー
ル回路22を介してオン/オフさせ、ステップS10で
閉動作完了信号をI/O回路2、外部入出力端子28を
介して外部の吐出機へ出力して動作中信号BUSYをオ
フさせた後にステップS2に戻る。
【0026】また、CPU21は、外部の吐出機から外
部入出力端子28を介して開指令が入力された時には、
ステップS11で開動作がタイムオーバーしたか否かを
判断する。CPU21は、開動作がタイムオーバーした
時にはステップS15でI/O回路23を介してリレー
回路18を動作させ物理的に回路を遮断するとともにP
WMコントロール回路22に停止コマンドを送ることに
よりFET回路19を制御してその出力をオフさせ、I
/O回路23を介して表示器26に異常を表示させ、ブ
ザーあるいはスピーカ24に警報を出力させる等の異常
処理を行った後にステップS16で停止する。
【0027】CPU21は、開動作がタイムオーバーし
なければ、ステップS12で動作中信号BUSYをオン
させ、弁体10が流路11を開くようにI/O回路23
を介してリレー回路18にリレー接点を開側へ切り換え
させる。そして、CPU21は、ステップS13で開端
(前進端)センサからの入力信号により弁体10が開端
(前進端)に達して弁体10が流路11を完全に開いた
か否かを判断する。CPU21は、弁体10が開端(前
進端)に達しなければ、ステップS14でアクチュエー
タ17の半導体素子への電流のデューティ比を90%に
設定してアクチュエータ17の半導体素子への電流のデ
ューティ比が90%になるようにFET回路19をPW
Mコントロール回路22を介してオン/オフさせた後に
ステップS2に戻る。
【0028】CPU21は、弁体10が開端(前進端)
に達すれば、ステップS17でアクチュエータ17の半
導体素子への電流のデューティ比を40%に設定してア
クチュエータ17の半導体素子への電流のデューティ比
が40%になるようにFET回路19をPWMコントロ
ール回路22を介してオン/オフさせ、ステップS18
で開動作完了信号をI/O回路2、外部入出力端子28
を介して外部の吐出機へ出力して動作中信号BUSYを
オフさせた後にステップS2に戻る。
【0029】制御モード4では、CPU21は、上記制
御モード3において、アクチュエータ17の半導体素子
への電流のデューティ比の制御を行わず、ステップS
6、S14でFET回路19をPWMコントロール回路
22を介してオンさせ、ステップS9、S17でFET
回路19をPWMコントロール回路22を介してオフさ
せる。
【0030】制御モード1では、CPU21は、上記制
御モード3において、外部の吐出機から外部入出力端子
28を介して速度指令としての高速、低速又は16ビッ
トのデータを受信し、ステップS6、S14で、サーモ
モジュール1への供給電流のデューティ比が外部の吐出
機から受信した高速、低速又は16ビットのデータに応
じたデューティ比となるようにFET回路19をPWM
コントロール回路22を介してオン/オフさせる。
【0031】制御モード2では、CPU21は、上記制
御モード3において、外部の吐出機から外部入出力端子
28を介して速度指令として速度番号を受信し、ステッ
プS6、S14で、あらかじめメモリ27に記憶させて
あるサーモモジュール1への供給電流のデューティ比の
うちその受信した速度番号に対応するデューティ比の電
流がサーモモジュール1に供給されるようにFET回路
19をPWMコントロール回路22を介してオン/オフ
させる。
【0032】なお、本実施形態においては、弁体10を
開端又は閉端に保持している時にはサーモモジュール1
への供給電流を外気温やベローズ2の大きさによって変
化させてもよい。本発明の第2実施形態は、上記第1実
施形態において、弁体10を開端又は閉端に保持してい
る時にサーモモジュール1への供給電流をベローズ2の
気温に応じて変化させるようにしたものである。
【0033】第2実施形態では、上記第1実施形態にお
いて、CPU21は、図6に示すようにステップS9の
代りにステップS19〜S2n+1を実行し、ステップ
S19で、ベローズ温度センサからの検知信号がI/O
回路23を介して取り込んで該検知信号からベローズ2
の温度が−5℃〜10℃、11℃〜30℃、31℃〜5
0℃・・・81〜90℃、−5℃〜90℃以外のいずれ
の区画温度であるかを判断する。
【0034】CPU21は、ベローズ2の温度が−5℃
〜10℃であればステップS20でアクチュエータ17
の半導体素子への電流のデューティ比を90%に設定し
てデューティ比90%の電流がアクチュエータ17の半
導体素子へ供給されるようにFET回路19をPWMコ
ントロール回路22を介してオン/オフさせ、ベローズ
2の温度が11℃〜30℃であればステップS21でア
クチュエータ17の半導体素子への電流のデューティ比
を70%に設定してデューティ比70%の電流がアクチ
ュエータ17の半導体素子へ供給されるようにFET回
路19をPWMコントロール回路22を介してオン/オ
フさせる。
【0035】CPU21は、ベローズ2の温度が31℃
〜50℃であればステップS20でアクチュエータ17
の半導体素子への電流のデューティ比を50%に設定し
てデューティ比50%の電流がアクチュエータ17の半
導体素子へ供給されるようにFET回路19をPWMコ
ントロール回路22を介してオン/オフさせ、以下同様
にベローズ2の温度が−5℃〜90℃内のいずれかの区
画温度であればアクチュエータ17の半導体素子への電
流のデューティ比をその区画温度に対応して決められた
デューティ比に設定して該デューティ比の電流がアクチ
ュエータ17の半導体素子へ供給されるようにFET回
路19をPWMコントロール回路22を介してオン/オ
フさせる。
【0036】また、CPU21は、ベローズ2の温度が
で−5℃〜90℃以外であればステップS2nでI/O
回路23を介してリレー回路18を動作させ物理的に回
路を遮断するとともにPWMコントロール回路22に停
止コマンドを送ることによりFET回路19を制御して
その出力をオフさせ、I/O回路23を介して表示器2
6に異常を表示させ、ブザーあるいはスピーカ24に警
報を出力させる等の異常処理を行った後にステップS2
n+1で停止する。
【0037】更に、CPU21は、図7に示すようにス
テップS17の代りにステップS30〜S3n+1を実
行し、ステップS30で、ベローズ温度センサからの検
知信号がI/O回路23を介して取り込んで該検知信号
からベローズ2の温度が−5℃〜10℃、11℃〜30
℃、31℃〜50℃・・・81〜90℃、−5℃〜90
℃以外のいずれの区画温度であるかを判断する。
【0038】CPU21は、ベローズ2の温度が−5℃
〜10℃であればステップS31でアクチュエータ17
の半導体素子への電流のデューティ比を5%に設定して
デューティ比5%の電流がアクチュエータ17の半導体
素子へ供給されるようにFET回路19をPWMコント
ロール回路22を介してオン/オフさせ、ベローズ2の
温度が11℃〜30℃であればステップS32でアクチ
ュエータ17の半導体素子への電流のデューティ比を2
0%に設定してデューティ比20%の電流がアクチュエ
ータ17の半導体素子へ供給されるようにFET回路1
9をPWMコントロール回路22を介してオン/オフさ
せる。
【0039】CPU21は、ベローズ2の温度が31℃
〜50℃であればステップS33でアクチュエータ17
の半導体素子への電流のデューティ比を50%に設定し
てデューティ比50%の電流がアクチュエータ17の半
導体素子へ供給されるようにFET回路19をPWMコ
ントロール回路22を介してオン/オフさせ、以下同様
にベローズ2の温度が−5℃〜90℃内のいずれかの区
画温度であればアクチュエータ17の半導体素子への電
流のデューティ比をその区画温度に対応して決められた
デューティ比に設定して該デューティ比の電流がアクチ
ュエータ17の半導体素子へ供給されるようにFET回
路19をPWMコントロール回路22を介してオン/オ
フさせる。
【0040】また、CPU21は、ベローズ2の温度が
で−5℃〜90℃以外であればステップS3nでI/O
回路23を介してリレー回路18に、FET回路19か
らアクチュエータ17の半導体素子への電流を遮断さ
せ、I/O回路23を介して表示器26に異常を表示さ
せ、ブザーあるいはスピーカ24に警報を出力させる等
の異常処理を行った後にステップS3n+1で停止す
る。
【0041】図8は第2実施形態の動作タイミングを示
す。図8において、、、・・・は各動作タイミン
グを示し、1、2、3は制御モード1、2、3を示す。
なお、上記区画温度は、あくまで一例であり、サーモモ
ジュール1、ベローズ2、ケース3、放熱・吸熱フィン
4等の性能で変化させてもよく、上記各デューティ比も
サーモモジュール1、ベローズ2、ケース3、放熱・吸
熱フィン4等の性能で変化させてもよい。
【0042】本発明の第3実施形態は、上記第2実施形
態において、弁体10を開端又は閉端に保持している時
にサーモモジュール1への供給電流のデューティ比を計
算で決定するようにしたものである。第3実施形態で
は、上記第2実施形態において、CPU21は、ステッ
プS20〜S2n−1でアクチュエータ17の半導体素
子への電流のデューティ比をベローズ温度センサからの
検知信号とベローズ2の目標温度より次式で求めて設定
し、 デューティ比=(目標温度−現在のベローズ2の温度)
×係数 サーモモジュール1への供給電流のデューティ比がその
デューティ比になるようにFET回路19をPWMコン
トロール回路22を介してオン/オフさせる。
【0043】更に、CPU21は、ステップS31〜S
3n−1でベローズ温度センサからの検知信号とベロー
ズ2の目標温度(例えば2℃)から現在のベローズ2の
温度が目標温度以上であるか否かを判断して現在のベロ
ーズ温度≧目標温度であればデューティ比=5%に設定
してその5%のデューティ比の電流がアクチュエータ1
7の半導体素子へ供給されるようにFET回路19をP
WMコントロール回路22を介してオン/オフさせる。
【0044】また、CPU21は、現在のベローズ温度
≧目標温度でなくて目標温度<現在のベローズ温度<異
常温度(91℃)であれば、デューティ比=現在のベロ
ーズ温度×係数で求めて設定し、そのデューティ比の電
流がアクチュエータ17の半導体素子へ供給されるよう
にFET回路19をPWMコントロール回路22を介し
てオン/オフさせる。なお、上記異常温度(91℃以
上)はサーモモジュール1の性能により決定すればよ
い。
【0045】CPU21は、外部から動作モード指令が
入力される制御モード1、2の時には、次の動作モード
指令が外部から入力されるまで最後に実行した動作モー
ドで動き続け、開動作又は閉動作が完了する毎に制御モ
ード1〜4のいずれか設定されている動作モードに戻
る。例えば、CPU21は、制御モード2が設定されて
いる場合に、制御モード1での開動作指令が外部から入
力されると、弁体10で流路11を開ける開動作の完了
後に開動作完了信号のオンと同時に制御モード2を自動
的に設定する。
【0046】また、CPU21は、制御モード1での動
作中には外部からのデータに対応したデューティ比の電
流がアクチュエータ17の半導体素子へ供給されるよう
にFET回路19をPWMコントロール回路22を介し
てオン/オフさせる。CPU21は、外部から入力可能
な数値が5〜95であり、入力数値が5より小さい時に
は入力数値を5とし、入力数値が95より大きい時には
入力数値を95とする。また、CPU21は、開動作完
了信号又は閉動作完了信号がオンした時点(開端(前進
端)センサ、閉端(後退端)センサからの弁体開端信
号、弁体閉端信号は遅延して入力される)で外部からの
速度指令を無視する。
【0047】CPU21は、外部から動作指令が来ない
時には、自動温調−2モードで、ベローズ温度センサか
らの検知信号によりベローズ2の温度が高温側設定温度
以下となるようにFET回路19をPWMコントロール
回路22を介してオン/オフさせてサーモモジュール1
のベローズ2側の発熱・吸熱を行わせる。従って、CP
U21は、ベローズ温度センサからの検知信号によりベ
ローズ2の温度を常に監視し、弁体10が開端又は閉端
で停止した状態が長く続いてベローズ2の温度が設定温
度から外れると、弁体10が動作が動作しない範囲で
(動作しないように)FET回路19をPWMコントロ
ール回路22を介してオン/オフさせてサーモモジュー
ル1のベローズ2側の発熱・吸熱を行わせる。
【0048】図9は本発明の第4実施形態を示す。上記
第1実施形態乃至第3実施形態は流路11を流れる流体
の圧力が小さい場合の実施形態であるが、この第4実施
形態は流路11を流れる流体の圧力が大きい場合の実施
形態であり、上記第1実施形態において、弁体10が開
端に位置している時に流体が弁体10の円錐状先端部横
側から流入するように流路11が形成される。なお、上
記第2実施形態及び第3実施形態においても、弁体10
が開端に位置している時に流体が弁体10の円錐状先端
部横側から流入するように流路11を形成してもよい。
【0049】図10は本発明の第5実施形態を示す。こ
の第5実施形態では、上記第1実施形態において、ケー
ス3内の穴に弁体10の進退方向と垂直に弾性を有する
チューブ30を挿入し、このチューブ30により流路1
1を形成したものである。流体は、チューブ30内を流
れるが、弁体10がチューブ30を押圧して閉じさせる
ことにより流れなくなる。この第5実施形態は、チュー
ブ30内を流れる流体のオン/オフ制御が可能となり、
ピンチバルブとして使用可能である。
【0050】本実施形態は、ケース3に開けられた穴の
直径をチューブ30の外径と同一とし、又はケース3に
開けられた穴の直径をチューブ30の外径よりやや細く
することで、チューブ30の任意の位置で固定可能とな
る。また、本実施形態は、ケース3に開けられた穴の直
径よりチューブ30の外径が細い場合には、後述する第
12実施形態のようにクリップ機構により固定すればよ
い。
【0051】上記第1実施形態乃至第5実施形態におけ
る電動式アクチュエータ17は、発熱及び吸熱を通電方
向に応じて行う発熱・吸熱部を有し通電により作用する
発熱・吸熱素子としてのサーモモジュール1と、この発
熱・吸熱素子1の発熱・吸熱部に結合され該発熱・吸熱
部の発熱及び吸熱により伸縮する熱変位部材としてのベ
ローズ2とを備えたので、モータ形アクチュエータに比
べてトルク的に劣るが、小型化を図ることができる。ま
た、コイル形アクチュエータに比べて動作速度が劣る
が、小型化を図ることができる。
【0052】また、上記第1実施形態乃至第5実施形態
のバルブは、発熱及び吸熱を通電方向に応じて行う発熱
・吸熱部を有し通電により作用する発熱・吸熱素子とし
てのサーモモジュール1と、この発熱・吸熱素子1の発
熱・吸熱部に結合され該発熱・吸熱部の発熱及び吸熱に
より伸縮する熱変位部材としてのベローズ2と、流体が
流れる流路11と、前記熱変位部材2により駆動されて
進退し前記流路11を開閉させる弁体10とを備えたの
で、モータ形アクチュエータを有するバルブに比べて小
型化を図ることができる。また、コイル形アクチュエー
タを有するバルブに比べて小型化を図ることができる。
さらに、熱変位部材としてのベローズの加熱・吸熱の時
間・速度を変化させることによりウォータハンマ現象
(閉じた時に流体圧力の急変に起因してガタガタ振動す
る現象)を低減させることができる。
【0053】図11は本発明の第6実施形態を示す。こ
の第6実施形態は、ポンプの一実施形態であり、上記第
1実施形態のバルブにおける流路11の出入口に逆止弁
31、32を取り付けたものであって、流体が逆止弁3
1、流路11、逆止弁32を通って流れる。この逆止弁
31、32は、例えば図12に示すように管状体33に
おけるほぼ円形状の弁34を有する端部を、弁34より
径の小さい孔を有する管状体35の端部にネジ若しくは
接着剤若しくは融着により接合したものであり、管状体
33の弁34は左方向から流入する流体に対してはその
圧力で管状体35の段部に押圧されて管状体35の孔を
塞ぐことにより流体の流れを止め、右方向から流入する
流体に対してはその圧力で押圧されて管状体35の孔を
開く。
【0054】この第6実施形態では、特定の条件が成立
して弁34が開閉動作の途中で止まってしまうと、流体
が流れ続けることになる。本発明の第7実施形態は、そ
の不具合を解消させるため、上記第6実施形態におい
て、逆止弁32に図13に示すような逆止弁を用いたも
のである。この逆止弁おいては、管状ケース36の内部
には管状ケース36の両側間を開閉するための仕切り板
37が設けられ、弁38が仕切り板37の穴37aを開
閉可能に設けられる。
【0055】仕切り板37にはアーム39が一体に設け
られ、このアーム39と弁38の係止部38aとの間に
スプリング40が介在されて弁38がスプリング40に
より閉じる方向(右方向)へ押圧される。弁38は、ケ
ース36内に左側から流体が流入した時には流体の圧力
で押圧されて仕切り板37の穴37aを閉じることによ
り流体の流れを止め、係止部38aを押すことで流れ
る。又、流体の圧力がスプリング40の力より大きい時
流体に押圧されて仕切り板37の穴37aを開くことに
より流体が仕切り板37の穴37aを通って流れる。
【0056】上記第6実施形態及び第7実施形態のポン
プは、発熱及び吸熱を通電方向に応じて行う発熱・吸熱
部を有し通電により作用する発熱・吸熱素子としてのサ
ーモモジュール1と、この発熱・吸熱素子1の発熱・吸
熱部に結合され該発熱・吸熱部の発熱及び吸熱により伸
縮する熱変位部材としてのベローズ2と、流体が流れる
流路11と、前記熱変位部材2により駆動されて進退し
前記流路11を開閉させる弁体10と、前記流路11の
流体流入側及び流体流出側に設けられた逆止弁31、3
2とを備えたので、小型化及びウォータハンマ現象の低
減を図ることができる上記バルブに逆止弁を設けて構成
することができ、小型化及びウォータハンマ現象の低減
を図ることができる。
【0057】図14は本発明の第8実施形態を示す。こ
の第8実施形態は、熱変位部材としてのベローズを2個
使用した電動式アクチュエータの実施形態であり、ケー
ス41内に発熱・吸熱素子としてのサーモモジュール1
及びベローズ2a、2bが設けられる。ベローズ2a、
2bはサーモモジュール1の両側に固定され、サーモモ
ジュール1における半導体素子の一方の面側に設けられ
ているプレート42に被駆動片としてのアーム43が接
続される。このアーム43は、ケース41の穴41aか
ら外部に突出しており、負荷を駆動する。
【0058】サーモモジュール1の片側が発熱してベロ
ーズ2aを膨張させ、サーモモジュール1の他の片側が
吸熱してベローズ2bを収縮させると、サーモモジュー
ル1及びアーム43が左側に移動してアーム43が左側
に移動する。また、サーモモジュール1の片側が吸熱し
てベローズ2aを収縮させ、サーモモジュール1の他の
片側が発熱してベローズ2bを膨張させると、サーモモ
ジュール1及びアーム43が右側に移動してアーム43
が右側に移動する。
【0059】図15は本発明の第9実施形態を示す。こ
の第9実施形態は、上記第8実施形態において、動作が
遅い時の対策としてベローズ2a、2bの外側にサーモ
モジュール44、45及び放熱・吸熱フィン46、47
を設けたものである。サーモモジュール1の片側が発熱
してベローズ2aを膨張させ、サーモモジュール1の他
の片側が吸熱してベローズ2bを収縮させる時には、サ
ーモモジュール44のベローズ2a側が発熱してベロー
ズ2aを膨張させ、サーモモジュール44の放熱・吸熱
フィン46側が吸熱するとともに、サーモモジュール4
5のベローズ2b側が吸熱してベローズ2bを収縮さ
せ、サーモモジュール45の放熱・吸熱フィン47側が
発熱する。
【0060】また、サーモモジュール1の片側が吸熱し
てベローズ2aを収縮させ、サーモモジュール1の他の
片側が発熱してベローズ2bを膨張させる時には、サー
モモジュール44のベローズ2a側が吸熱してベローズ
2aを収縮させ、サーモモジュール44の放熱・吸熱フ
ィン46側が発熱するとともに、サーモモジュール45
のベローズ2b側が発熱してベローズ2bを膨張させ、
サーモモジュール45の放熱・吸熱フィン47側が吸熱
する。
【0061】上記第8実施形態及び第9実施形態は、発
熱及び吸熱を通電方向に応じて行う発熱・吸熱部を有し
通電により作用する発熱・吸熱素子としてのサーモモジ
ュール1、44、45と、この発熱・吸熱素子1、4
4、45の発熱・吸熱部に結合され該発熱・吸熱部の発
熱及び吸熱により伸縮する熱変位部材としてのベローズ
2a、2bとを備えたので、モータ形アクチュエータに
比べてトルク的に劣るが、小型化を図ることができる。
また、コイル形アクチュエータに比べて動作速度が劣る
が、小型化を図ることができる。
【0062】図16は本発明の第10実施形態を示す。
この第10実施形態は、ポンプの実施形態であり、上記
第8実施形態の電動式アクチュエータにおいて、サーモ
モジュール1の両側が熱伝導性の良い金属48、49を
介してベローズ2a、2bに接続される。ベローズ2
a、2bの内部は、流体室となり、ケース41内の流路
50に接続されている。流路50には逆止弁51〜54
が取り付けられ、流体は流路50、逆止弁51〜54、
ベローズ2a、2bの内部を介して流れる。逆止弁51
〜54は図12に示すような逆止弁が用いられる。
【0063】流体室としてのベローズ2a、2bの内部
はサーモモジュール1の発熱・吸熱によるベローズ2
a、2bの伸縮で増減し、この流体室の増減で流体が吸
入されて吐出される。発光素子55、56及び受光素子
57、58はベローズ2a、2bを膨張端で検出するセ
ンサであり、このセンサからの検知信号によりCPUで
ベローズ2a、2bの動作状態を監視する。本実施形態
では、ベローズ2a、2bの一方が故障しても使用可能
である。
【0064】この第10実施形態は、発熱及び吸熱を通
電方向に応じて行う発熱・吸熱部を有し通電により作用
する発熱・吸熱素子としてのサーモモジュール1と、こ
の発熱・吸熱素子1の発熱・吸熱部に結合され該発熱・
吸熱部の発熱及び吸熱により伸縮する熱変位部材として
のベローズ2a、2bと、流体が流れる流路50と、前
記流路50の流体流入側及び流体流出側に設けられた逆
止弁51〜54とを備え、前記熱変位部材2a、2bの
伸縮により流体の吸入と吐出を行うので、小型化を図る
ことができる。
【0065】図17は本発明の第11実施形態を示す。
上記第5実施形態は電源オフで流路が開状態になるが、
この第11実施形態は、上記第5実施形態において、弁
体10が電源オフでチューブ30を押圧して閉状態にす
るように構成したものである。この第12実施形態は、
上記第5実施形態と同様な構成により同様な効果を奏す
る。
【0066】図18は本発明の第12実施形態を示し、
図19及び図20は第12実施形態の一部を示す。この
第12実施形態は、省電力形アクチュエータを有するバ
ルブの実施形態であり、上記第5実施形態において、一
度押すと進出して係止し、もう一度押すと戻るプッシュ
プッシュ機構、例えばオルタネート機構59が設けられ
る。このオルタネート機構59は、例えばボールペンの
進退ロック機構が用いられ、弁体10の軸に取り付けら
れる。ベローズ2はサーモモジュール1にだけ固定され
ている。弁体10は、一度ベローズ2により押されて前
進するとオルタネート機構59によりその状態で係止
(ロック)され、もう一度ベローズ2により押されると
オルタネート機構59によるロック解除で戻される。
【0067】また、ケース3内のチューブ30とケース
3内の側面との間には弁体10のオルタネート機構59
によるロック、ロック解除時に弁体10の前進するスト
ロークを吸収できるようにスプリングあるいは板バネ等
の弾性体60及びプレート61が介在される。また、チ
ューブ30に流体による異常な圧力がかかると、プレー
ト61が後退してその圧力を逃がす。弾性体60はプレ
ート61の重心部分を押すことにより、プレート61は
倒れずに円滑に動く。ここに、例えばベローズ2のスト
ロークは7.5mm、弁体10のオルタネート機構59
によりロックされる最小ストロークは5.5mm、弾性
体60のストロークは3mmである。
【0068】弁体10は、弁62の係止片63が軸64
の係止片65、66の間に係合されて弁62と軸64と
の間にスプリング67が介在されており、弁62が軸6
4に対して進退方向へ所定の範囲で移動可能である。係
止片63は、弁62が樹脂の場合には弁62に融着ある
いは接着され、弁62がメタルの場合には弁62にカシ
メあるいは接着される。また、発光素子68及び受光素
子69からなる閉端センサは弁体10が閉端に位置する
ことを検出し、発光素子70及び受光素子71からなる
開端センサは弁体10が開端に位置することを検出す
る。また、ストッパ72は、ケース3に固定され、チュ
ーブ30を保持する。このストッパー72の例は図24
に示してある。なお、順方向、逆方向のいずれか一方の
みに流体の流れを規制したい場合は図12に示すような
逆止弁を流路11の下流側に付ければよい。
【0069】図21は第12実施形態の動作フローを示
す。CPU21は、まず、ステップS41で初期設定
(INIT)及びセルフチェックを行う。このセルフチ
ェックでは、CPU21のチェック、ケース3の温度
(外気温)を検知するケース温度センサ及びベローズ温
度センサからのデータ読み取りチェックを行う。次に、
CPU21は、ステップS42で外部のシーケンサ、パ
ーソナルコンピュータ、上位コンピュータ等のコントロ
ーラから外部入出力端子28を介して動作要求信号が入
力されたか否かを判断し、動作要求信号が入力されなけ
れば動作要求信号の入力を繰り返してチェックする。
【0070】CPU21は、動作要求信号が入力される
と、ステップS43でコントローラから外部入出力端子
28を介して一括してデータを読み込み、コントローラ
から外部入出力端子28を介して開指令が入力されたか
否かを判断して開指令が入力されない時にはステップS
44で閉端センサからの入力信号により弁体10が閉端
に位置するか否かを判断して弁体10が閉端に位置すれ
ばステップS42に戻る。
【0071】CPU21は、弁体10が閉端に位置しな
ければ、ステップS45で、上記読み込んだデータをセ
ットして外部メモリ27の閉データ(弁体10の閉動作
を行わせるためのデータ)に対するスタート番地をセッ
トし、外部メモリ27から閉データを内部のメモリにセ
ットする。次に、CPU21は、ステップS46で弁体
10が流路11を閉じるようにI/O回路23を介して
リレー回路18にリレー接点を閉側へ切り換えさせて動
作中信号をオンさせた後に後述する処理MOVEを実行
し、ステップS47で動作中信号をオフしてステップS
42に戻る。
【0072】また、CPU21は、弁体10が閉端に位
置していれば、ステップS48で開端センサからの入力
信号により弁体10が開端に位置するか否かを判断して
弁体10が開端に位置すればステップS42に戻る。C
PU21は、弁体10が開端に位置しなければ、ステッ
プS49で、上記読み込んだデータをセットして外部メ
モリ27の開データ(弁体10の開動作を行わせるため
のデータ)に対するスタート番地をセットし、外部メモ
リ27から開データを内部のメモリにセットする。次
に、CPU21は、ステップS46で弁体10が流路1
1を開くようにI/O回路23を介してリレー回路18
にリレー接点を開側へ切り換えさせて動作中信号をオン
させた後に後述する処理MOVEを実行し、ステップS
47で動作中信号をオフしてステップS42に戻る。な
お、CPU21は、弁体10の閉動作、開動作を切り換
えた後にベローズ2が設定温度になるまで動作中信号を
オフさせない。その設定温度はベローズ2が戻る位置、
ベローズ2によって決まる。
【0073】図22は本実施形態の動作タイミングを示
す。図21において、、、・・・は各動作タイミ
ングを示し、1、2、3、4は制御モード1、2、3、
4を示す。CPU21は、外部から動作指令が来ない時
には、自動温調−1モードで、ベローズ温度センサから
の検知信号によりベローズ2の温度が目標温度(15℃
〜24℃)になるようにFET回路19をPWMコント
ロール回路22を介してオン/オフさせてサーモモジュ
ール1のベローズ2側の発熱・吸熱を行わせる。
【0074】図23は上記処理MOVEを示す。CPU
21は、コントローラから受信して内部メモリに読み込
んだデータをステップS51で確認し、データを確認で
きなければステップS62でI/O回路23を介してリ
レー回路18を動作させ物理的に回路を遮断するととも
にPWMコントロール回路22に停止コマンドを送るこ
とによりFET回路19を制御してその出力をオフさ
せ、I/O回路23を介して表示器26に異常を表示さ
せ、ブザーあるいはスピーカ24に警報を出力させる等
の異常処理を行った後にステップS63で停止する。
【0075】CPU21は、データを確認できた場合に
は、ステップS52で開動作完了信号、閉動作完了信号
をオフさせて動作中信号BUSYをオンさせ、ステップ
S53で、コントローラから受信して内部メモリに読み
込んだデータから動作の種類を判断し、動作の種類が制
御モード1のベローズ加熱であればステップS54で、
コントローラから受信して内部メモリに読み込んだデー
タに応じたデューティ比でFET回路19をPWMコン
トロール回路22を介してオン/オフさせるとともに、
I/O回路23を介してリレー回路18を制御してサー
モモジュール1のベローズ2側を発熱させることで、弁
体10を前進させて閉動作又は開動作を行わせる。
【0076】CPU21は、動作の種類が制御モード2
のベローズ加熱であればステップS55で、あらかじめ
メモリ27に記憶させてあるサーモモジュール1の供給
電流のデューティ比のうちコントローラから受信して内
部メモリに読み込んだデータ速度番号に対応するデュー
ティ比の電流がサーモモジュール1に供給されるように
FET回路19をPWMコントロール回路22を介して
オン/オフさせるとともに、I/O回路23を介してリ
レー回路18を制御してサーモモジュール1のベローズ
2側を発熱させることで、弁体10を前進させて閉動作
又は開動作を行わせる。
【0077】CPU21は、動作の種類が制御モード3
のベローズ加熱であればステップS56で、あらかじめ
メモリ27に記憶してある弁体10の動作速度で弁体1
0を動作させるようにFET回路19をPWMコントロ
ール回路22を介してオン/オフさせるとともに、I/
O回路23を介してリレー回路18を制御してサーモモ
ジュール1のベローズ2側を発熱させることで、弁体1
0を前進させて閉動作又は開動作を行わせる。
【0078】CPU21は、動作の種類が制御モード4
のベローズ加熱であればステップS57で、FET回路
19をPWM方式でオン/オフさせずにFET回路19
の単なるオン/オフ制御を行うとともに、I/O回路2
3を介してリレー回路18を制御してサーモモジュール
1のベローズ2側を発熱させることで、弁体10を前進
させて閉動作又は開動作を行わせる。
【0079】次に、CPU21は、ステップS58で開
動作完了信号又は閉動作完了信号をオンさせ、ステップ
S59、S60でベローズ温度センサからの検知信号を
チェックしながらベローズ2の温度が設定温度になるま
で、デューティ比90%の電流がサーモモジュール1に
供給されるようにFET回路19をPWMコントロール
回路22を介してオン/オフさせるとともに、I/O回
路23を介してリレー回路18を制御してサーモモジュ
ール1のベローズ2側を吸熱させることで、弁体10を
後退させた後、ステップS61で動作中信号BUSYを
オフさせる。なお、CPU21は、ステップS60にお
いて、閉動作、開動作がタイムオーバーしたか否かを判
断し、閉動作、開動作がタイムオーバーした時にはI/
O回路23を介してリレー回路18を動作させ物理的に
回路を遮断するとともにPWMコントロール回路22に
停止コマンドを送ることによりFET回路19を制御し
てその出力をオフさせ、I/O回路23を介して表示器
26に異常を表示させ、ブザーあるいはスピーカ24に
警報を出力させる等の異常処理を行った後に停止する。
【0080】図24(a)(b)に示すように、この第
12実施形態のバルブ73におけるチューブ30へのス
トッパは、スライド爪78に、操作用の突起74が設け
られ、組付け後にコーナーの溝76がつぶされる。そし
て、弾性片77によりチューブを挾みつける。また、図
24(c)に示すように第12実施形態のバルブ73に
抜け防止用の突起75に嵌まる弾性片77を設けると、
溝76をつぶさなくともスライド爪78は外れない。
【0081】この第12実施形態の電動式アクチュエー
タ17は、発熱及び吸熱を通電方向に応じて行う発熱・
吸熱部を有し通電により作用する発熱・吸熱素子として
のサーモモジュール1と、この発熱・吸熱素子1の発熱
・吸熱部に結合され該発熱・吸熱部の発熱及び吸熱によ
り伸縮する熱変位部材としてのベローズ2とを有する電
動式アクチュエータであって、前記熱変位部材に作用す
るプッシュプッシュ機構としてのオルタネート機構59
を備えたものであり、小型化を図ることができる。
【0082】また、この第12実施形態のバルブは、発
熱及び吸熱を通電方向に応じて行う発熱・吸熱部を有し
通電により作用する発熱・吸熱素子としてのサーモモジ
ュール1と、この発熱・吸熱素子1の発熱・吸熱部に結
合され該発熱・吸熱部の発熱及び吸熱により伸縮する熱
変位部材としてのベローズ2と、流体が流れる流路11
と、前記熱変位部材2により駆動されて進退し前記流路
11を開閉させる弁体10とを有するバルブであって、
前記熱変位部材に作用するプッシュプッシュ機構として
のオルタネート機構59を備えたものであり、小型化を
図ることができ、かつ、PWM方式を用いればより一層
省エネルギー化を図ることができる。
【0083】
【発明の効果】以上のように請求項1に係る発明によれ
ば、上記構成により、小型化を図ることができる請求項
2に係る発明によれば、上記構成により、小型化を図る
ことができ、ウォータハンマ現象を低減させることがで
きる。
【0084】請求項3に係る発明によれば、上記構成に
より、小型化及びウォータハンマ現象の低減を図ること
ができる。
【0085】請求項4に係る発明によれば、上記構成に
より、小型化を図ることができる。
【0086】請求項5に係る発明によれば、上記構成に
より、小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す断面図である。
【図2】同第1実施形態の一部を示す断面図である。
【図3】サーモモジュールの数値例を示す図である。
【図4】上記第1実施形態の電気系を示すブロック図で
ある。
【図5】上記第1実施形態の制御モード3の動作フロー
を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2実施形態の動作フローの一部を示
すフローチャートである。
【図7】同第2実施形態の動作フローの他の一部を示す
フローチャートである。
【図8】同第2実施形態の動作タイミングを示すタイミ
ングチャートである。
【図9】本発明の第4実施形態を示す断面図である。
【図10】本発明の第5実施形態を示す断面図である。
【図11】本発明の第6実施形態を示す断面図である。
【図12】逆止弁の一例及びその各部を示す側面図及び
断面図である。
【図13】逆止弁の他の例を示す側面図及び断面図であ
る。
【図14】本発明の第8実施形態を示す断面図である。
【図15】本発明の第9実施形態を示す断面図である。
【図16】本発明の第10実施形態を示す断面図であ
る。
【図17】本発明の第11実施形態の一部を示す断面図
及び平面図である。
【図18】本発明の第12実施形態を示す断面図であ
る。
【図19】同第12実施形態の一部を示す断面図であ
る。
【図20】同第12実施形態の他の一部を示す断面図で
ある。
【図21】本発明の第12実施形態の動作フローを示す
フローチャートである。
【図22】同第12実施形態の動作タイミングを示すタ
イミングチャートである。
【図23】同第12実施形態の動作フローの一部を詳し
く示すフローチャートである。
【図24】同第12実施形態の組付け状態を説明するた
めの側面図及び平面図である。
【符号の説明】
1、44、45 サーモモジュール 2、2a、2b ベローズ 10 弁体 11、50 流路 17 アクチュエータ 31、32、51〜54 逆止弁 59 オルタネート機構

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発熱及び吸熱を通電方向に応じて行う発熱
    ・吸熱部を有し通電により作用する発熱・吸熱素子と、
    この発熱・吸熱素子の発熱・吸熱部に結合され該発熱・
    吸熱部の発熱及び吸熱により伸縮する熱変位部材とを備
    えたことを特徴とする電熱式アクチュエータ。
  2. 【請求項2】発熱及び吸熱を通電方向に応じて行う発熱
    ・吸熱部を有し通電により作用する発熱・吸熱素子と、
    この発熱・吸熱素子の発熱・吸熱部に結合され該発熱・
    吸熱部の発熱及び吸熱により伸縮する熱変位部材と、流
    体が流れる流路と、前記熱変位部材により駆動されて進
    退し前記流路を開閉させる弁体とを備えたことを特徴と
    するバルブ。
  3. 【請求項3】発熱及び吸熱を通電方向に応じて行う発熱
    ・吸熱部を有し通電により作用する発熱・吸熱素子と、
    この発熱・吸熱素子の発熱・吸熱部に結合され該発熱・
    吸熱部の発熱及び吸熱により伸縮する熱変位部材と、流
    体が流れる流路と、前記熱変位部材により駆動されて進
    退し前記流路を開閉させる弁体と、前記流路の流体流入
    側及び流体流出側に設けられた逆止弁とを備えたことを
    特徴とするポンプ。
  4. 【請求項4】請求項1記載の電熱式アクチュエータにお
    いて、前記熱変位部材に作用するプッシュプッシュ機構
    を備えたことを特徴とする電熱式アクチュエータ。
  5. 【請求項5】請求項2記載のバルブにおいて、前記熱変
    位部材に作用するプッシュプッシュ機構を備えたことを
    特徴とするバルブ。
JP12327598A 1998-05-06 1998-05-06 電熱式アクチュエータ、バルブ及びポンプ Pending JPH11324902A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12327598A JPH11324902A (ja) 1998-05-06 1998-05-06 電熱式アクチュエータ、バルブ及びポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12327598A JPH11324902A (ja) 1998-05-06 1998-05-06 電熱式アクチュエータ、バルブ及びポンプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11324902A true JPH11324902A (ja) 1999-11-26

Family

ID=14856545

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12327598A Pending JPH11324902A (ja) 1998-05-06 1998-05-06 電熱式アクチュエータ、バルブ及びポンプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11324902A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001173836A (ja) * 1999-11-16 2001-06-29 Behr Thermot Tronik Gmbh & Co アクチュエータ
JP2010507450A (ja) * 2006-10-26 2010-03-11 マリンクロット インコーポレイテッド 熱機械的駆動部を有する医療用流体注射器
JP2016501348A (ja) * 2012-12-05 2016-01-18 インテリジェント エナジー リミテッドIntelligent Energy Limited マイクロバルブ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001173836A (ja) * 1999-11-16 2001-06-29 Behr Thermot Tronik Gmbh & Co アクチュエータ
JP2010507450A (ja) * 2006-10-26 2010-03-11 マリンクロット インコーポレイテッド 熱機械的駆動部を有する医療用流体注射器
US8486008B2 (en) 2006-10-26 2013-07-16 Mallinckrodt Llc Medical fluid injector having a thermo-mechanical drive
JP2016501348A (ja) * 2012-12-05 2016-01-18 インテリジェント エナジー リミテッドIntelligent Energy Limited マイクロバルブ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9494353B2 (en) Temperature control equipment
US9791181B2 (en) Module for warming and, alternately, for cooling
CN104282643A (zh) 基于tec的微型传感器温控系统
US10794388B2 (en) Fan failure backup apparatus and method of backing up the same
CN107256697A (zh) 背光驱动电路
CN102176377A (zh) 一种控制电解电容温度的方法及使用该方法可控温的电解电容
JPH11324902A (ja) 電熱式アクチュエータ、バルブ及びポンプ
CN209766846U (zh) 温度控制组件及具有其的固体激光器
US4129993A (en) Refrigeration equipment, particularly household refrigeration or the like
US20220104387A1 (en) Thermal management system for electronic components with thermoelectric element
CN103016830A (zh) 一种热力膨胀阀
KR20060024608A (ko) 써멀 액츄에이션 펌프
WO2022007201A1 (zh) 驱动组件、相机模块和具有拍摄功能的电子设备
JP2000353830A (ja) ペルチェ素子駆動方法およびその装置
TWI459070B (zh) 雙馬達鏡頭致動裝置及其雙馬達鏡頭致動方法
CN215181607U (zh) 一种半导体激光温度控制系统及设备
CN109656281A (zh) 一种光纤陀螺热电制冷控制系统
TWI517479B (zh) Electric battery battery temperature system and its constant temperature method
JP2020510807A (ja) 熱電デバイスのマルチモードの動作のためのソリッドステートのスイッチアーキテクチャ
WO2022048445A1 (zh) 热电致冷致热器的控制器和控制方法
RU2012140957A (ru) Система и способ управления тепловым контуром
CN111474967A (zh) 用于提高数字微镜环境适应性的动态温控装置
JP2000150971A (ja) パルス駆動用サーモ・モジュール
CN115498605B (zh) 具有多重过温保护功能的温控系统及其方法
KR101314754B1 (ko) 칠러 장비에 적용하기 위하여 출력전압의 극성을 변경할 수 있는 전원장치 및 그 전원장치의 제어 방법