JPH11324505A - サッシドアにおける不法侵入防止装置 - Google Patents

サッシドアにおける不法侵入防止装置

Info

Publication number
JPH11324505A
JPH11324505A JP17201198A JP17201198A JPH11324505A JP H11324505 A JPH11324505 A JP H11324505A JP 17201198 A JP17201198 A JP 17201198A JP 17201198 A JP17201198 A JP 17201198A JP H11324505 A JPH11324505 A JP H11324505A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
sash
lock
sash door
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17201198A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsunori Miyake
三徳 三宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Goal Co Ltd
Original Assignee
Goal Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Goal Co Ltd filed Critical Goal Co Ltd
Priority to JP17201198A priority Critical patent/JPH11324505A/ja
Publication of JPH11324505A publication Critical patent/JPH11324505A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Wing Frames And Configurations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バール等による攻撃があったときにはドアに
取付けた錠の一部がドア枠の一部に或はドア枠に取付け
た受座の一部がドアの一部に係合してドア自体の変形を
極力抑え、デッドボルトが係合しているドア枠の受座か
ら外れないようにして不法な侵入を防止するようにした
サッシドアにおける不法侵入防止装置を提供すること。 【解決手段】 サッシドアにおいて、錠(又は受座)に
はドア枠(又はサッシドア)の側面に対応する部分に凸
部を形成し、サッシドアの側面にはサッシドアの変形時
に前記ドア枠(又はサッシドア)の凸部に係合する凹部
を形成したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サッシドアへのバ
ール等による攻撃によって不法侵入されるのを防止する
サッシドアにおける不法侵入防止装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】アルミニュウムの型材を使用したサッシ
ドアは、軽量で錆難いところから特に住宅の勝手口等の
開閉用として広く使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このサッシドアにあっ
ては、軽量で錆難いという利点はあるが、機械的強度の
面において問題があり、頑丈な錠を施しておいてもドア
の戸先とドア枠との間の隙間にバール等の先を差し入れ
て抉じられると、ドア自体が変形し、錠のデッドボルト
が係合しているドア枠の受座から外れ、簡単にドアは不
法開放されるという問題点があった。
【0004】このことを図6、図7に示す従来のサッシ
ドアについて具体的に説明すれば、先ず、サッシドアa
の戸先に付けられているガードエッジa′の施錠部位近
傍部分とドア枠bの隙間に図6の実線矢印で示す方向に
バールの尖端部を差し入れて抉じると、ガードエッジ
a′はバールの力が作用する局部が図7のように簡単に
折り曲げられて戸先とドア枠bとの間の隙間が現われ
る。
【0005】図7の状態で、戸先とドア枠bとの間の隙
間にバール等の尖端部を点線矢印方向に差し入れて抉じ
ると、サッシドアaは蝶着方向(図7の矢印イ方向)に
押されて撓み変形が生じ、同時にドア枠bも局部におい
て図7の矢印ロ方向に変形が生じ、戸先がドア枠bから
大きく離れ、遂にはドア枠bの受座b′に係合していた
錠cのデッドボルトc′が受座b′から外れ、簡単にド
アは不法開放されるものであった。
【0006】
【発明の目的】本発明は、バール等による攻撃があった
ときにはドアの一部が扉枠の一部に係合してドア自体の
変形を極力抑え、デッドボルトが係合しているドア枠の
受座から外れないようにして不法な侵入を防止するよう
にしたサッシドアにおける不法侵入防止装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るサッシドア
における不法侵入防止装置は、ドア枠に一端がヒンジに
て蝶着され、自由端の戸先側に戸締り錠が取付けられた
サッシドアであって、錠のデッドボルトがドア枠の受座
に係合することによって施錠がなされるサッシドアにお
いて、錠(又は受座)にはドア枠(又はサッシドア)の
側面に対応する部分に凸部を形成し、ドア枠(又はサッ
シドア)の側面にはサッシドアの変形時に前記錠(又は
受座)の凸部に係合する凹部を形成したことを特徴とす
るものである。
【0008】
【発明の作用】戸先とドア枠との間の隙間からバール等
による攻撃を受け、サッシドアが変形しようとしたとき
に、サッシドアの凹部或いは凸部がドア枠に形成された
凸部或い凹部に係合してそれ以上のサッシドアの変形を
阻止し、錠のデッドボルトがストライキから外れないよ
うにして不法侵入を防止する。
【0009】
【発明の実施の態様】本発明の実施の態様を図面につい
て具体的に説明する。
【0010】
【実施例1】図1乃至図4は、本発明の第1の実施例を
表すもので、図1は、ドア枠にサッシドアが取付けら
れ、サッシドアには錠が取付けられた状態の正面図、図
2は、本発明を具備するドア枠とサッシドアの戸先部分
のドア閉鎖状態における平面図、図3は、同ドア開放状
態における平面図、図4はサッシドアが攻撃を受けたと
きの状態における要部拡大横断平面図でである。
【0011】1は、アルミニュウム等の軽金属の型材で
構成されたサッシドア、2は、サッシドアと同効材また
は鉄等から成るドア枠で、サッシドア1の一端部が、壁
等に形成された開口部に取付けられたドア枠2の縦枠2
aの一部にヒンジ3、3にて蝶着されている。
【0012】4は、サッシドア1の自由端である戸先框
に取付けられた従来から公知の錠で、本施錠用のデッド
ボルト41、仮施錠用ラッチボルト42、室外側からデ
ッドボルト41を操作するシリンダー錠43、室内側か
らデッドボルト41を操作するサムターン44、ラッチ
ボルト42を操作する室内外のハンドル45、45から
構成されているが、その詳細な構造は省略する。
【0013】ドア枠2の戸先側の縦枠2bには、前記錠
4のデッドボルト41及びラッチボルト42の嵌合を許
容し、嵌入孔の端縁でデッドボルト41及びラッチボル
ト42を係止する受座5が取付けられている。
【0014】この戸先側の縦枠2bは、中空の本体21
と、本体21から室内側に延びる袖片22、この袖片2
2と直交する戸受け片23とから成っており、戸受け片
23には後述する錠のフロント部に設けられた凸部が嵌
合する凹部24を形成すると共に該凸部が係合する係合
片25が室外方向つまり、ドアの閉鎖状態でサッシドア
1の室内側の側面に向かって延びるように一体形成され
ている。
【0015】また、サッシドア1の戸先框の前記凹部2
4と対応する部分の錠のフロント部には、ドアの閉鎖状
態で凹部24に嵌合する凸部40がフロントの縦方向全
長に亘って形成されている。
【0016】図中、12は、ドアの閉鎖状態でドア枠2
の縦枠2bとサッシドア1の戸先との間の隙間を隠すと
共に、その隙間への直接的な攻撃を防ぐためのガードエ
ッジである。
【0017】図1、図2、図4のドアの閉鎖状態におい
て、通常は錠4のシリンダー錠43またはサムターン4
4を正常に操作して解錠し、ハンドル45の操作により
図3のようにサッシドア1を開放したり、サッシドア1
を閉鎖するときには、突片24及び戸当り片23にサッ
シドア側面が当接して止めるようになっているが、不法
侵入者にとっては、攻撃する対象がサッシドアであれば
錠4のシリンダー錠43を不法解錠して侵入するよりも
サッシドア自体を攻撃した方が侵入し易いと直観的に判
断し、従来例でも説明したように、先ず、サッシドア1
の戸先に付けられているガードエッジ12の施錠部位近
傍部分とドア枠2の縦枠2bの隙間にバールB等の尖端
部を差し入れて抉じり、図4のようなガードエッジ12
を縦枠2bとサッシドア1の戸先との間の隙間が見える
ように折り曲げ、その隙間に同じくバールB等の尖端部
を差し入れ抉じようとする。
【0018】抉じり始めた当初は、サッシドア1は撓み
変形が生じて戸先が蝶着方向に移動し、錠4のデッドボ
ルト41もストライキ5の嵌合孔から外れる方向に移動
しようとするが、戸先の移動途中に錠4のフロント部に
設けた凸部40が固定されている縦枠2bの突片25に
係合してこれ以上の移動が阻止される。
【0019】デッドボルト41が受座5の嵌合孔から外
れるところ迄移動させるには、突片24を変形させるだ
けの力が必要であるが、突片24はサッシドア1の高さ
の略全長に亘る長さ或は上記外力に耐えることができる
に充分な長さに設けてあり、凸部40の略全面に接触し
ているので、変形させようとする力は分散され、極めて
大きな力でなければ突片24による係止作用を突破でき
ないため。途中で諦めなければならないことになり、そ
の後錠4のシリンダー錠43を不法解錠することには時
間的な余裕がなくなり、不法侵入は断念せざるを得ない
こととなる。
【0020】
【実施例2】図5は、本発明の第2の実施例であって、
前記縦枠2bに取付けられる受座5から室外側に向かっ
て延びる凸部に相当する突片50を形成し、この突片5
0が係合する凸片12を前記サッシドアのガードエッジ
12の先端部を室内側に折り曲げて形成したもので、こ
の突片12a部分を局部的にバール等で攻撃して折り曲
げて抉じ開けようとしてもこの突片12a一部分だけが
受座5の突片50と外れるだけで他の部分は突片12
a、50同士が係合しているため、サッシドアを変形さ
せることは不可能で、不法開放するためにはガードエッ
ジ12の上端から下端に至る迄のすべての突片12aを
折り曲げなければならず、実施例1で説明した場合と同
じく途中で諦めなければならないことになり、その後、
錠4のシリンダー錠43を不法解錠するには時間的な余
裕がなくなり、不法侵入は断念せざるを得ないこととな
る。
【0021】
【発明の効果】本発明に係るサッシドアにおける不法侵
入防止装置によれば、サッシドアにおいて、錠(又は受
座)にはドア枠(又はサッシドア)の側面に対応する部
分に凸部を形成し、サッシドアの側面にはサッシドアの
変形時に前記錠(又は受座)の凸部に係合する凹部を形
成したもので、サッシドアの変形途中に錠(又は受座)
の一部にドア枠(又はサッシドア)の一部が係合してサ
ッシドアの開放側への移動を阻止するようにしてあるた
め、不法侵入者がサッシドアの戸先とドア枠との隙間を
バール等で攻撃し、サッシドアを変形させて錠のデッド
ボルトを係合しているドア枠の受座から外そうとしても
不可能な状態にすることができ、バール等によるサッシ
ドアへの攻撃に対する防犯効果は極めて大きいものであ
る。
【0022】尚、図5に示す実施例2の場合では、サッ
シドアとドア枠との間にバールを差し込もうとしても、
受座に設けた突片によってバールが差し込み難く、サッ
シドアへの攻撃に対する防犯効果がより一層発揮され
る。更には、例えバールによって攻撃を受けた場合で
も、受座の変形によって受孔のデッドボルトとの係合部
は扉側へ変形するので、デッドボルトと受座との係合は
外れ難くなるという効果も発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ドア枠にサッシドアが取付けられた状態の正面
図である。
【図2】本発明装置を具備するドア枠とサッシドアの戸
先部分のドア閉鎖状態における平面図である。
【図3】同ドア開放状態における平面図である。
【図4】サッシドアが攻撃を受けたときの状態における
要部拡大横断平面図である。
【図5】本発明装置の第2の実施例を表す要部拡大横断
平面図である。
【図6】従来のサッシドアにおけるドア枠とサッシドア
の戸先部分のドア閉鎖状態における平面図である。
【図7】同ドア開放状態における平面図である。
【符号の説明】
1…サッシドア 11…凹部 12a…突片 2…ドア
枠 24…突片 3…ヒンジ 4…錠 40…凸部 5…受座 50…凸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア枠に一端がヒンジにて蝶着され、自
    由端の戸先側に錠が取付けられたサッシドアであって、
    錠のデッドボルトがドア枠の受座に係合することによっ
    て施錠がなされるサッシドアにおいて、前記錠(又は受
    座)にはドア枠(又はサッシドア)の側面に対応する部
    分に凸部を形成し、サッシドアの側面にはドア枠(又は
    サッシドア)の変形時に前記錠(又は受座)の凸部に係
    合する凹部を形成したことを特徴とするサッシドアにお
    ける不法侵入防止装置。
JP17201198A 1998-05-15 1998-05-15 サッシドアにおける不法侵入防止装置 Pending JPH11324505A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17201198A JPH11324505A (ja) 1998-05-15 1998-05-15 サッシドアにおける不法侵入防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17201198A JPH11324505A (ja) 1998-05-15 1998-05-15 サッシドアにおける不法侵入防止装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11324505A true JPH11324505A (ja) 1999-11-26

Family

ID=15933883

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17201198A Pending JPH11324505A (ja) 1998-05-15 1998-05-15 サッシドアにおける不法侵入防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11324505A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005344374A (ja) * 2004-06-03 2005-12-15 Fujisash Co 開き戸用施錠装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005344374A (ja) * 2004-06-03 2005-12-15 Fujisash Co 開き戸用施錠装置
JP4549105B2 (ja) * 2004-06-03 2010-09-22 不二サッシ株式会社 開き戸用施錠装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4559968B2 (ja) 自己ラッチ装置
US6406076B1 (en) Latch guard
US4751834A (en) Door lock guard device
KR200397197Y1 (ko) 강화문용 안전브라켓
US4322100A (en) Abutment swivel doorstop
JPH11324505A (ja) サッシドアにおける不法侵入防止装置
US7040203B1 (en) Latch disengagement tools
JP4038445B2 (ja) バール等による不正開ドア防止構造
JPH11182149A (ja) サッシドアにおける不法侵入防止装置
JP4107124B2 (ja) 扉錠の受金具
KR200464841Y1 (ko) 방범 현관문
KR20110088208A (ko) 방화문 파손 방지장치
JP3050436U (ja) 錠装置
KR200398176Y1 (ko) 불법 해체방지기능을 갖는 출입문용 문틀 차단구조
JP7343165B2 (ja) 補助錠
KR101333647B1 (ko) 현관문용 침입방지장치
JP4116392B2 (ja) 錠装置
JP2652360B2 (ja) 対地震用ドア
JP4441922B2 (ja) クレセント錠の防犯カバー
JP2007289356A (ja) 遊技機等の施錠装置
JPS5821868Y2 (ja) 施錠装置
EP1529909B1 (en) An anti-burglary safety device for doors and windows
KR200416667Y1 (ko) 도어 파손 방지 방화문
KR200286233Y1 (ko) 방화문용 보조정의 데드볼트
KR200419160Y1 (ko) 도어 파손 방지 방화문

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20050422

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061004

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20061017

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20070306

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02