JPH11323600A - 積算電流計タイマー - Google Patents

積算電流計タイマー

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Publication number
JPH11323600A
JPH11323600A JP13001198A JP13001198A JPH11323600A JP H11323600 A JPH11323600 A JP H11323600A JP 13001198 A JP13001198 A JP 13001198A JP 13001198 A JP13001198 A JP 13001198A JP H11323600 A JPH11323600 A JP H11323600A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plating
counter
channel
timer
current value
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP13001198A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukitoshi Nishinaka
透逸 西中
Yasushi Kino
泰 木野
Kenji Suzuki
健治 鈴木
Shunichi Koyama
俊一 小山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOYAMA CHEMICAL KK
Chuo Seisakusho KK
Original Assignee
KOYAMA CHEMICAL KK
Chuo Seisakusho KK
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Filing date
Publication date
Application filed by KOYAMA CHEMICAL KK, Chuo Seisakusho KK filed Critical KOYAMA CHEMICAL KK
Priority to JP13001198A priority Critical patent/JPH11323600A/ja
Publication of JPH11323600A publication Critical patent/JPH11323600A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】めっき膜厚管理、めっき時間の管理及びめっき
液管理を行うことができる積算電流計タイマーを提供す
る。 【解決手段】スタート時からの電流値を積算する第1の
カウンタ3と、スタート時からの経過時間を計測する第
2のカウンタ4を設け、いずれかをチャンネル1、他方
をチャンネル2に設定できるようにする。チャンネル1
とされたカウンタがカウントアップしたときのチャンネ
ル2のカウンタの値が上下限設定値の範囲内にあるか否
かを演算制御手段2が判断し、評価信号を発する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気めっきや電解
エッチングの管理に適した積算電流計タイマーに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】電気めっきは一般に定電圧電解で行われ
ており、めっき膜厚は直流積算電流値に比例する。この
ためめっき作業の管理には、従来からめっき電流値を積
算することができる積算電流計が用いられている。この
積算電流計は積算電流値が設定値に達したときにカウン
トアップ信号を発し、このカウントアップ信号によりめ
っき用整流器を自動的に停止させるようにすれば、一定
のめっき膜厚を形成することができる。
【0003】しかし、電気めっきのめっき速度はめっき
液の液組成や金属濃度にも影響される場合がある。そこ
でめっき液の液組成等を分析し、必要な添加剤の補充管
理を行うめっき液管理装置も従来から開発されている。
しかし従来は積算電流値によるめっき膜厚管理とめっき
液管理とは独立して行われており、めっき液管理が適切
におこなわれていない場合には、一定のめっき膜厚を形
成するまでに余分な時間を要し、一定のタクトタイムで
槽浸漬を繰り返す自動めっき装置などではめっき不良を
招くこともあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解決して、めっき膜厚管理やめっき時間の管
理を行えるのみならず、めっき液管理も行うことができ
る積算電流計タイマーを提供するためになされたもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明は、スタート時からの電流値を積算
する第1のカウンタと、スタート時からの経過時間を計
測する第2のカウンタと、選択された一方のカウンタが
カウントアップしたとき他方のカウンタの値が上下限設
定値の範囲内にあるか否かを判断して評価信号を発する
演算制御手段と備えたことを特徴とするものである。
【0006】本発明の積算電流計タイマーは、電流積算
値と経過時間の何れかをチャンネル1として選択し、他
方をチャンネル2として使用するものであり、チャンネ
ル1として選択されたカウンタがカウントアップしたと
きカウントアップ信号を発してめっき電流を停止させる
とともに、チャンネル2とされた他方のカウンタの値が
上下限設定値の範囲内にあるか否かにより、評価信号を
発する。従って、例えば電流積算値がカウントアップす
るまでに要する経過時間が異常に長いような場合にはN
G信号が出され、めっき液の液組成や金属濃度が適正で
はない疑いがあることが分かる。このため本発明の積算
電流計タイマーは、めっき膜厚管理に利用できるととも
に、めっき液管理のダブルチェックを行うことができ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を示す。
図1は本発明の積算電流計タイマーの構成を示すブロッ
ク図であり、1はボックス、2はその内部に組み込まれ
たCPU等の演算制御手段である。この図1の例では、
演算制御手段2の内部に第1のカウンタ3と第2のカウ
ンタ4とが設けられているが、これらのカウンタ3、4
は演算制御手段2の外部に設けることもできる。
【0008】5はめっき装置6のめっき回路に流れる電
流を計測するためのシャント(分流器)であり、例えば
1000Aの電流により50mV又は60mVの電圧を
発生するように設定されている。シャント5により計測
された電流値はアナログ増幅回路7で増幅され、A/D
変換器8でデジタル変換されたうえで演算制御手段2に
入力される。演算制御手段2にはチャンネル表示手段
9、10が接続され、またノイズ遮断用のフォトカプラ
11、12を介してカウントアップ信号出力用のリレー
13と、評価信号出力用のリレー14とが接続されてい
る。
【0009】第1のカウンタ3は、スタート信号が入力
された時からシャント5により計測された電流値を積算
する機能を有するものであり、第2のカウンタ4はスタ
ート信号が入力された時からの経過時間を計測する機能
を有するものである。この積算電流計タイマーはチャン
ネル1とチャンネル2を持ち、積算電流値と経過時間の
何れかをチャンネル1として選択することができるよう
になっている。各カウンタ3、4の値はチャンネル表示
手段9、10にそれぞれリアルタイムで表示される。ま
た、チャンネル1として選択されたカウンタには制御ポ
イント設定値が設定され、チャンネル2のカウンタには
正常と認められる範囲の上下限設定値が設定される。
【0010】この装置を使用するには、例えば積算電流
値をカウントする第1のカウンタ3をチャンネル1に設
定し、目的とするめっき膜厚を得るに要する積算電流値
を制御ポイント設定値として設定する。そしてめっき開
始と同時にスタート信号を入力して、積算電流値と経過
時間をカウントする。
【0011】めっきが進行し、第1のカウンタ3が制御
ポイント設定値に達してカウントアップすると、演算制
御手段2はフォトカプラ11を介してカウントアップ信
号出力用のリレー13を動作させ、めっき用の整流器を
停止させる。演算制御手段2はそのとき第2のカウンタ
4の経過時間が上下限設定値の範囲内にあるか否かを判
断し、上下限設定値の範囲内にあればGO、上下限設定
値の範囲を外れるとNGの評価信号を発する。この評価
信号はフォトカプラ12を介して評価信号出力用のリレ
ー14を動作させる。なお第1のカウンタ3及び第2の
カウンタ4は自動的にリセットさせることができる。
【0012】本発明の積算電流計タイマーは、例えば貴
金属めっきの液状態の管理に用いることができる。貴金
属めっきは不溶性陽極を使用して行われる場合が多く、
めっきスタート時からの積算電流値が制御ポイント設定
値に達するまでの経過時間が異常に長くNG信号が出力
された場合には、めっき液中の金属濃度が低下すると
か、めっき液の組成が変化している可能性が強い。この
ように、本発明の積算電流計タイマーはめっき液管理の
ダブルチェックに利用することができる。
【0013】また本発明の積算電流計タイマーを、一定
のタクトタイムで槽浸漬を繰り返す自動めっき装置に用
いる場合には、経過時間をチャンネル1に設定し、経過
時間が制御ポイント設定値に達したときのカウントアッ
プ信号により自動めっき装置を制御する。そしてそのと
きの積算電流値が上下限設定値の範囲内にあるか否かの
評価信号により、めっき膜厚の簡易的な管理を行うこと
ができる。
【0014】硬質クロムめっきの場合には、エッチング
を行ってからめっきを行う。本発明の積算電流計タイマ
ーの経過時間をチャンネル1に設定し、エッチングとめ
っきの時間管理に用いることができる。エッチングまた
はクロムめっきの経過時間が制御ポイント設定値に達し
たときの積算電流値が確認でき、積算電流値が極端に差
異のある場合には整流器の設定値に異常があるとの判断
が可能となる。このように本発明の積算電流計タイマー
は、めっきだけでなく、めっき以外の電解エッチング等
の管理にも適用することができる。
【0015】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の積算電
流計タイマーは、スタート時からの電流値を積算する第
1のカウンタと、スタート時からの経過時間を計測する
第2のカウンタと、選択された一方のカウンタがカウン
トアップしたとき他方のカウンタの値が上下限設定値の
範囲内にあるか否かを判断して評価信号を発する演算手
段とを備えたものであるから、めっき膜厚管理、自動め
っき装置の制御及びめっき液管理を行うことができる利
点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の積算電流計タイマーの構成を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明の積算電流計タイマーの制御フロー図で
ある。
【符号の説明】
1 ボックス 2 演算制御手段 3 第1のカウンタ 4 第2のカウンタ 5 シャント 6 めっき装置 7 アナログ増幅回路 8 A/D変換器 9 チャンネル1表示手段 10 チャンネル2表示手段 11 フォトカプラ 12 フォトカプラ 13 カウントアップ信号出力用のリレー 14 評価信号出力用のリレー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 健治 愛知県名古屋市中川区石場町3丁目14番5 号 (72)発明者 小山 俊一 愛知県名古屋市緑区鳴海町字杜若120番1 株式会社コヤマケミカル内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スタート時からの電流値を積算する第1
    のカウンタと、スタート時からの経過時間を計測する第
    2のカウンタと、選択された一方のカウンタがカウント
    アップしたとき他方のカウンタの値が上下限設定値の範
    囲内にあるか否かを判断して評価信号を発する演算制御
    手段とを備えたことを特徴とする積算電流計タイマー。
JP13001198A 1998-05-13 1998-05-13 積算電流計タイマー Withdrawn JPH11323600A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13001198A JPH11323600A (ja) 1998-05-13 1998-05-13 積算電流計タイマー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13001198A JPH11323600A (ja) 1998-05-13 1998-05-13 積算電流計タイマー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11323600A true JPH11323600A (ja) 1999-11-26

Family

ID=15023954

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13001198A Withdrawn JPH11323600A (ja) 1998-05-13 1998-05-13 積算電流計タイマー

Country Status (1)

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JP (1) JPH11323600A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006328537A (ja) * 2005-05-25 2006-12-07 Applied Materials Inc 電気メッキ処理におけるイン・シトゥープロファイル測定

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Effective date: 20050802