JPH11323230A - インク組成物 - Google Patents

インク組成物

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JPH11323230A
JPH11323230A JP11071756A JP7175699A JPH11323230A JP H11323230 A JPH11323230 A JP H11323230A JP 11071756 A JP11071756 A JP 11071756A JP 7175699 A JP7175699 A JP 7175699A JP H11323230 A JPH11323230 A JP H11323230A
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    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D11/00Inks
    • C09D11/30Inkjet printing inks

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクジェット印刷用のインク組成物の耐水
性、耐スミア性、及び耐光性を改良する。 【解決手段】 水と、染料と、カチオンアミドアミンコ
ポリマーと、を含むインク組成物を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインク組成物並びに
その調製及び使用プロセスに関する。更に詳細には、本
発明はインクジェット印刷プロセスでの使用に適した組
成物に関する。
【0002】
【従来の技術】米国特許第5、250、107号は、耐
水性のインク組成物及びその製造方法を開示する。引き
抜き可能な水素原子を持つ少なくとも1つの官能基(例
えば、−COOH、−NH2 、又は−OH)を有する選
択された化学染料は、アンモニウムジルコニウムポリマ
ー塩(例えば、アンモニウムジルコニウム炭酸塩、アン
モニウムジルコニウム酢酸塩、アンモニウムジルコニウ
ム硫酸塩、アンモニウムジルコニウムリン酸塩、及びア
ンモニウムジルコニウムシュウ酸塩)と化合する。得ら
れた混合物は、約0.01〜5.0重量%のアンモニウ
ムジルコニウムポリマー塩と、約0.5〜5.0重量%
の化学染料と、を含有するのが好ましい。混合物の脱水
の際、アンモニウムジルコニウムポリマー塩及び化学染
料は、安定性及び耐水性の架橋された染料錯体を形成す
る。混合物は、サーマルインクジェット又は他の印刷シ
ステムを用いて種々の基体(例えば紙)上へ分配される
ことができる。
【0003】米国特許第4、267、088号はマーキ
ングインクとして特に有用なコーティングを開示する。
ここでは、エピクロロヒドリン変性ポリエチレンイミン
及びエチレンオキシド変性ポリエチレンイミンが水溶液
中で協働し、多くの材料に付着性で多くの有機溶媒に耐
性であるが水で容易に除去可能な付着物を形成する応用
が可能な組成物を形成する。
【0004】米国特許第4、197、135号は、水溶
性染料と、1分子当たり7個以上の窒素原子を有するポ
リアミンと、を含むインクジェットプリンタで使用する
ためのインクを開示する。インク組成物のpHは8以上
であり、pHの上限は染料の分解次第である。インク
は、ポリアミン添加剤を用いない同等のインク調合物よ
りも耐水性が改良されている。
【0005】米国特許第4、659、382号は、多量
の水と、ヒドロキシエチル化ポリエチレンイミンポリマ
ーと、染料成分と、を含むインクジェットインク組成物
を開示する。ポリマーには、約65乃至約80重量パー
セントのヒドロキシエチル基が取り込まれている。
【0006】米国特許第5、019、166号は、染料
と、液体媒体と、ポリオキシアルキレート化エーテル、
アニオンバイテイルフルオロチオアルキル、アルキルア
リールスルホン酸塩、アルキルアミン第4級塩、及びそ
の混合物から成る群より選択される界面活性剤と、を含
むサーマルインクジェット印刷用組成物を開示する。ま
た、インク組成物をサーマルインクジェットプリンタか
ら基体上へ画像状に噴出させることを含む、画像を生成
するためのプロセスも開示される。
【0007】特開昭57−198768号は、酸性染料
及び/又は直接染料、カチオン水溶性樹脂、水溶性有機
溶媒、並びに水から製造される水ベース型のインクを開
示する。
【0008】既知の組成物及びプロセスはその意図され
た目的には適するが、インクジェット印刷プロセスに適
する改良されたインク組成物がなお必要とされている。
更に、耐水性(waterfastness )が改良されたインク組
成物が必要とされている。更には、耐ウェットスミア性
(wet smear resistance)が改良されたインク組成物が
必要とされている。また更に、2つ以上の色が互いに隣
接して印刷される場合に色彩間のブリードが減少された
インク組成物が必要とされている。また、カチオンポリ
マーと錯体化された場合に鮮かな色彩、低コスト、及び
高耐水性等の利点を可能にする酸性染料を含むインクジ
ェット印刷用のインク組成物が必要である。また、耐光
性が改良されたインク組成物が必要である。更に、イン
クジェット印刷プロセスでの使用に適し、且つ比較的低
い粘度を有するインク組成物が必要である。また更に、
優れた耐スミア性を示すインク組成物が必要である。ま
た、インクジェット印刷に適し、インクジェットプリン
タのハードウェアにおけるコゲーション(kogation)が減
少されたインク組成物が必要とされている。また、イン
クジェット印刷にとって所望の表面張力値を有するイン
ク組成物が必要とされている。更に、インクジェット印
刷プロセスにおいて優れた潜在性を有するインク組成物
が必要とされている。また更に、加水分解に関して貯蔵
安定性を示すインク組成物が必要とされている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
の利点を有するインク組成物を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明(又はその特定の
実施の形態)のこれらの及び他の目的は、(1)水と、
(2)染料と、(3)カチオンアミドアミンコポリマー
と、を含むインク組成物を提供することによって達成で
きる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明のインクは、水性液体ビヒ
クル、染料、及びカチオンアミドアミンコポリマーを含
む。液体ビヒクルは水だけで構成されてもよいし、ある
いは、水と、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ジエチレングリコール、グリセリン、ジプロピレン
グリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレン
グリコール、アミド、エーテル、尿素、置換尿素、エー
テル、カルボン酸及びその塩、エステル、アルコール、
有機スルフィド、有機スルホキシド、スルホン(スルホ
ラン等)、アルコール誘導体、カルビトール、ブチルカ
ルビトール、セルソルブ(cellusolve)、トリプロピレ
ングリコールモノメチルエーテル、エーテル誘導体、ア
ミノアルコール、ケトン、N−メチルピロリジノン、2
−ピロリジノン、シクロヘキシルピロリドン、ヒドロキ
シエーテル、アミド、スルホキシド、ラクトン、高分子
電解質、メチルスルホニルエタノール、イミダゾール、
ベタイン、及び他の水溶性又は水に混和性の材料、並び
にその混合物のような水溶性又は水に混和性の有機成分
と、の混合物で構成されてもよい。水と水溶性又は混和
性有機液体との混合物が液体ビヒクルとして選択される
場合、水対有機液体の比率は、典型的には約100:0
から約30:70の範囲であり、好ましくは約97:3
から約40:60の範囲である。液体ビヒクルの非水成
分は、一般的に、水の沸点(100℃)よりも高い沸点
を有する湿潤剤又は共溶媒として働く。本発明のインク
組成物中に、液体ビヒクルは、典型的にはインクの約8
0乃至約99.9重量パーセント、好ましくはインクの
約90乃至約99重量パーセントの量で存在するが、量
はこれらの範囲外であってもよい。
【0012】また、インクはアミン及びアミドのコポリ
マーを含む。実施の一形態では、このコポリマーは次の
一般式のものである。
【0013】
【化1】
【0014】ここで、Xは、Cl- 、Br- 、I- 、H
SO4 - 、HSO3 - 、SO4 2- 、SO3 2- 、CH2
3 - 、CH3 SO3 - 、CH3 6 4 SO3 - 、N
3 - 、HCOO- 、CH3 COO- 、HCO3 - 、C
3 2- 、H2 PO4 - 、HPO4 2- 、PO4 3- 、SCN
- 、BF4 - 、ClO4 - 、又はSSO3 - 等のアニオ
ンである。nは繰返しモノマー単位の数を表す整数であ
り、典型的には約2乃至約1000、好ましくは約3乃
至約200、より好ましくは約3乃至約100、更に好
ましくは約3乃至約10であるが、この値はこれらの範
囲外であってもよい。「A」は次式のとおりである。
【0015】
【化2】
【0016】「B」は、以下の(a)及び(b)から成
る群より選択される。(a)は次式のモノマーである。
【0017】
【化3】
【0018】ここで、pは繰返しモノマー単位の数を表
す整数であり、典型的には1乃至約12、好ましくは1
乃至約7、更に好ましくは1乃至約4であるが、この値
はこれらの範囲外であってもよい。例えば、次式の
(i)のpが7であるアゼレイン酸ジアミド、又は次式
の(ii)のpが4であるアジピン酸ジアミドである。
【0019】
【化4】
【0020】(b)は次式のウレイドである。
【0021】
【化5】
【0022】2つ又はそれ以上の「B」のモノマーの混
合物をポリマー中で使用することもできる。好ましい実
施の一形態では、これらの特定のポリマーは典型的に
は、「A」と「B」のモノマー単位を交互に有する縮合
ポリマーである。ポリマーの重量平均分子量は典型的に
は約1000乃至約100000であり、好ましくは約
1000乃至約30000、更に好ましくは約2000
乃至約5000であるが、値はこれらの範囲外であって
もよい。アミン及びアミドのコポリマーは、例えばロー
ヌプーランク(Rhone-Poulenc:ニュージャージー州クラ
ンベリ)から、例えば、上記の式で「B」のモノマーが
アゼレイン酸ジアミドであり、nが平均値約100を有
し且つ分子量が約50000であるMIRAPOL AZ-1、上記
の式で「B」のモノマーがアジピン酸ジアミドであり、
nが平均値約100を有し且つ分子量が約50000で
あるMIRAPOL AD-1、及び上記の式で「B」のモノマーが
ウレイドであり、nが平均値約6を有し且つ分子量が約
2260であるMIRAPOL A-15として市販されている。ポ
リマーは、好ましくはインクの約0.1乃至約20重量
パーセント、より好ましくはインクの約0.5乃至約1
0重量パーセント、更に好ましくはインクの約1乃至約
5重量パーセントの所望される量又は適切な量でインク
中に存在するが、量はこれらの範囲外であってもよい。
【0023】染料は、アニオン染料が好ましいが、カチ
オン染料及びアニオン染料等を含むあらゆる適切な又は
所望の染料でよい。適切な染料の例には、食用黒色1
号、食用黒色2号、食用赤色40号、食用青色1号、及
び食用黄色7号等の食用染料、FD&C(食用色素)染
料、酸性黒色染料(1、7、9、24、26、48、5
2、58、60、61、63、92、107、109、
118、119、131、140、155、156、1
72、及び194号等)、酸性赤色染料(1、8、3
2、35、37、52、57、92、115、119、
154、249、254、及び256号等)、酸性青色
染料(1、7、9、25、40、45、62、78、8
0、92、102、104、113、117、127、
158、175、183、193、及び209号等)、
酸性黄色染料(3、7、17、19、23、25、2
9、38、42、49、59、61、72、73、11
4、128、及び151号等)、直接黒色染料(4、1
4、17、22、27、38、51、112、117、
154、及び168号等)、直接青色染料(1、6、
8、14、15、25、71、76、78、80、8
6、90、106、108、123、163、165、
199、及び226号等)、直接赤色染料(1、2、1
6、23、24、28、39、62、72、及び236
号等)、直接黄色染料(4、11、12、27、28、
33、34、39、50、58、86、100、10
6、107、118、127、132、142、及び1
57号等)、アントラキノン染料、モノアゾ染料、ジス
アゾ染料、種々のフタロシアニンスルホン酸塩を含むフ
タロシアニン誘導体、アザ[18]アヌレン、ホルマザン銅
錯体、トリフェノジオキサジン、バーン酸性赤色(Berna
cid Red)2BMN、ポンタミンブリリアント結合青色(P
ontamine Brilliant Bond Blue) A、ポンタミン(Ponta
mine)、カロライナカラーアンドケミカル(Carolina Co
lor and Chemical)から市販されているカロ直接トルコ
石FBL超濃縮物(Caro direct Turquoise FBL Supra C
onc.:直接青色199号)、モーベイケミカル(Mobay
Chemical) から市販されているスペシャルファストトル
コ石8GL液体(Special Fast Turquoise 8GL Liquid:
直接青色86号)、クロンプトンアンドノウルズ(Crom
pton and Knowles) から市販されている結合内液体トル
コ石(Intrabond Liquid Turquoise)GLL(直接青色8
6号)、アルドリッチケミカル(Aldrich Chemical) か
ら市販されているサイブラクロンブリリアントレッド(C
ibracron Brilliant Red) 38−A(反応赤色4号)、
パイラム社(Pylam,Inc.)から市販されているドリマリ
ンブリリアントレッド(Drimarene Brilliant Red) X−
2B(反応赤色56号)、モーベイケミカルから市販さ
れているレバフィックスブリリアントレッド(LevafixBr
illiant Red) E−4B、モーベイケミカルから市販さ
れているレバフィックスブリリアントレッドE−6B
A、ICIアメリカ(ICI America)から市販されている
プロシオンレッド(Procion Red)H8B(反応赤色31
号)、パイラムから市販されているパイラム認可D&C
赤色28番(Pylam Certified D&C Red #28:酸性赤色9
2号)、クロンプトンアンドノウルズから市販されてい
る直接ブリリアントピンクBグランドクルード(Direct
Brilliant Pink B Ground Crude)、サンドズ社(Sando
z, Inc.) から市販されているカルタソルイエローGT
Fプレスケーク(Cartasol Yellow GTF Presscake) 、サ
ンドズ社から市販されているタルトラジン特別濃縮物
(Tartrazine Extra Conc.:FD&C黄色5番、酸性黄
色23号)、カロライナカラーアンドケミカルから市販
されているカロ直接黄色(Carodirect Yellow) RL(直
接黄色86号)、サンドズ社から市販されているカルタ
ソルイエローGTF液体スペシャル(Cartasol Yellow G
TF Liquid Special)110、トリコン(Tricon)から市販
されているD&C黄色10番 (D&C Yellow #10:酸性黄
色3号)、トリコンから市販されているイエローシェー
ド(Yellow Shade)16948、BASFから市販されて
いるベースアシッド黒色(Basacid Black) X34、サン
ドズ社から市販されているカルタブラック(Carta Blac
k) 2GT、ネオザポンレッド(Neozapon Red)492
(BASF)、サビニルブルー(Savinyl Blue)GLS
(サンドズ)、ルクソールブルー(Luxol Blue)MBSN
(モートンチオコール:Morton-Thiokol)、ベースアシ
ッド青色(Basacid Blue)750(BASF)、バーンカ
ラーズ(Berncolors: ニューヨーク州パウキープシー(P
oughkeepsie))から市販されているバーン酸性赤色(Ber
nacid Red)、ポンタミンブリリアント結合青色(Pontami
ne Brilliant Bond Blue) 、バーンカラー(Berncolor)
A.Y.34、テロンファストイエロー(Telon Fast Yello
w) 4GL−175、BASFのベースアシッド黒色(Ba
sacid Black) SE 0228、 Pro-Jet(登録商標、
プロジェット)黄色1号(直接黄色86号)、 Pro-Jet
(登録商標)マゼンタ1号(酸性赤色249号)、 Pro
-Jet(登録商標)シアン1号(直接青色199号)、 P
ro-Jet(登録商標)黒色1号(直接黒色168号)、及
び Pro-Jet(登録商標)黄色1−G(直接黄色132
号)を含むICIから市販されている染料の Pro-Jet
(登録商標)シリーズ、住友化学工業(日本)から市販
されているアミニルブリリアントレッド(Aminyl Brilli
ant Red )F−B、Duasyn(登録商標、デュアシン)直
接黒色HEF−SF(直接黒色168号)、Duasyn(登
録商標)黒色RL−SF(反応黒色31号)、Duasyn
(登録商標)直接黄色6G−SF VP216(直接黄
色157号)、Duasyn(登録商標)ブリリアントイエロ
ーGL−SF VP220(反応黄色37号)、Duasyn
(登録商標)酸性黄色XX−SF LP413(酸性黄
色23号)、Duasyn(登録商標)ブリリアントレッドF
3B−SF VP218(反応赤色180号)、Duasyn
(登録商標)ローダミン(Rhodamine) B−SF VP3
53(酸性赤色52号)、Duasyn(登録商標)直接トル
コ石ブルー (Duasyn(登録商標) Direct Truquoise Bl
ue)FRL−SF VP368(直接青色199号)、
及びDuasyn(登録商標)酸性青色AE−SF VP34
4(酸性青色9号)等のホースト(Hoechst)から市販さ
れている「無塩」染料のDuasyn(登録商標)商品群、反
応黒色染料、反応青色染料、反応赤色染料、及び反応黄
色染料等を含む種々の反応染料、並びにその混合物が含
まれる。染料は、典型的にはインクの約0.05乃至約
10重量パーセント、好ましくはインクの約0.1乃至
約7重量パーセント、更に好ましくはインクの約1乃至
約5重量パーセントの所望される量又は有効量でインク
組成物中に存在するが、量はこれらの範囲外でもよい。
【0024】本発明の幾つかの実施の形態では、インク
は、インク中のコポリマーの溶解度を高めるために、コ
ポリマーに加え、またコポリマーの他にイオン化合物を
含む。適切なイオン化合物の一例は、次式のETHOQUAD C
/12 等のアルキルアミン第4級塩である。
【0025】
【化6】
【0026】ここで、Rは12個の炭素原子を有する長
い鎖状のアルキル基であり、x及びyはエトキシ基の数
を表す0、1又は2の整数であり、x+y=2である。
Aはアクツォケミー(Akzo Chemie:イリノイ州シカゴ)
から市販されている塩化物等のアニオンである。
【0027】また、他のあらゆる所望の又は適切なイオ
ン化合物も使用できる。イオン化合物は、少なくとも1
つのカチオン及び少なくとも1つのアニオンを含む。適
切なカチオンの例には、Li+ 、Na+ 及びK+ 等のア
ルカリ金属カチオンと、Mg 2+及びCa2+等のアルカリ
土類金属カチオンと、非ポリマー即ちモノマーアンモニ
ウムと、次の一般式のものが含まれる第4級アミンカチ
オンとが含まれる。
【0028】
【化7】
【0029】ここで、R1 、R2 、R3 及びR4 はそれ
ぞれ他とは独立的に、水素原子、数はその範囲外であっ
てもよいが好ましくは1乃至約10個の炭素原子、より
好ましくは1乃至約4個の炭素原子を有する(飽和、不
飽和、環状及び置換アルキル基を含み、置換アルキル基
はエチレンオキシド、ポリエチレンオキシド等のアルコ
キシ基又はポリアルコキシ基を含み得る)アルキル基、
数はその範囲外であってもよいが好ましくは6乃至約1
8個の炭素原子、より好ましくは6乃至約12個の炭素
原子を有する置換アリール基を含むアリール基、又は好
ましくは7乃至約20個の炭素原子、より好ましくは7
乃至約13個の炭素原子を有するアリールアルキル基で
ある。ここで、置換アルキル、アリール、及びアリール
アルキル基の置換基は、ヒドロキシ基、アミン基、アン
モニウム基、シアノ基、ピリジン基、ピリジニウム基、
エーテル基、アルデヒド基、ケトン基、エステル基、ア
ミド基、カルボニル基、スルフィド基、スルホキシド
基、ホスフィン基、ホスホニウム基、ニトリル基、メル
カプト基、ニトロソ基、ハロゲン原子、ニトロ基、スル
ホン基、アシル基、及びその混合物等であり(しかし、
これらに限定はされない)、2つ又はそれ以上の置換基
は互いに結合されて環を形成してもよい。この特定の例
には、NH4 + 、N(CH3 )4 + 、H3 NCH2 CH2
NH3 2+ 、(H 3 C)3NCH2 CH2 N(CH3)3 2+
イミダゾリウム、第4級化1,4−ジアザビシクロ
[2.2.2]オクタン、次式のコリンを含むアンモニ
ウム及び第4級アミンカチオンが挙げられる。
【0030】
【化8】
【0031】以上のもの及び類似物、並びにその混合物
が特定の例に含まれる。あらゆる所望のアニオンが使用
可能である。適切なアニオンの例には、SO4 2- 、CO
3 2-、NO3 2- 、ClO4 2- 、ギ酸塩、酢酸塩及びプロ
ピオン酸塩等の有機酸アニオン、及び次式のアセチルア
セトン酸塩を含む。
【0032】
【化9】
【0033】また、次式のスクアラートも適切なアニオ
ンである。
【0034】
【化10】
【0035】更に、塩化物、臭化物及びヨウ化物等を含
むハロゲン化物、並びにそれらの混合物も適切である。
適切な塩の特定の例には、塩化リチウム、臭化リチウ
ム、ヨウ化リチウム、硝酸リチウム、ギ酸リチウム、酢
酸リチウム、プロピオン酸リチウム、塩化ナトリウム、
臭化ナトリウム、ヨウ化ナトリウム、硝酸ナトリウム、
過塩素酸ナトリウム、ギ酸ナトリウム、酢酸ナトリウ
ム、プロピオン酸ナトリウム、塩化カリウム、臭化カリ
ウム、ヨウ化カリウム、ギ酸カリウム、酢酸カリウム、
プロピオン酸カリウム、塩化カルシウム、硝酸カルシウ
ム、ギ酸カルシウム、酢酸カルシウム、プロピオン酸カ
ルシウム、塩化マグネシウム、硫酸マグネシウム、ギ酸
マグネシウム、酢酸マグネシウム、プロピオン酸マグネ
シウム、塩化アンモニウム、臭化アンモニウム、ヨウ化
アンモニウム、酢酸アンモニウム、ギ酸アンモニウム、
硝酸アンモニウム、硫酸アンモニウム、プロピオン酸ア
ンモニウム、塩化テトラメチルアンモニウム、ギ酸テト
ラメチルアンモニウム、酢酸テトラメチルアンモニウ
ム、プロピオン酸テトラメチルアンモニウム、エチレン
ジアミンジヒドロクロリド、及び次式の臭化ヘキサメト
ニウム等の1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オク
タン塩が含まれる。
【0036】
【化11】
【0037】更に、塩化イミダゾリウム等のイミダゾー
ル塩、アセチルアセトン酸リチウム等のアセチルアセト
ン酸塩、テトラメチルアンモニウムスクアラート等のス
クアラート、及び塩化コリン等のコリン塩等も適切な塩
である。また塩は、Zn(NH3)4 等の遷移金属錯体を
含む錯体塩であってもよい。
【0038】存在する場合、イオン化合物は、典型的に
はインクの約0.2乃至約10重量パーセント、好まし
くはインクの約0.5乃至約5重量パーセント、更に好
ましくはインクの約1乃至約3重量パーセントの所望さ
れる量又は有効量でインク中に存在するが、量はこれら
の範囲外であってもよい。
【0039】インク組成物は、一般的に、サーマルイン
クジェット印刷プロセスでの使用に適した粘度を有す
る。室温(即ち、約25℃)において、インク粘度は典
型的には約10センチポアズ以下であり、好ましくは約
1乃至約5センチポアズであり、更に好ましくは約1乃
至約4センチポアズであるが、粘度はこの範囲外でもよ
い。
【0040】本発明のインク組成物は適切な又は所望さ
れるpHを有することができる。サーマルインクジェッ
ト印刷プロセスのようないくつかの実施の形態では、典
型的なpH値は約3乃至約11であり、好ましくは約5
乃至約10であり、更に好ましくは約7乃至約8である
が、pHはこれらの範囲外であってもよい。
【0041】インクジェット印刷に適するインク組成物
は適切なプロセスで調製することがきる。典型的には、
成分を単純に混合することによってインクは調製され
る。1つのプロセスは、インクを得るために、全ての成
分を互いに混合し、混合物を濾過することを必要とす
る。成分を混合し、所望されるなら加熱し、濾過するよ
うな所望のプロセスに従って従来のインク組成物を調製
した後、所望される更なる添加剤を混合物へ添加し、均
一な混合物が得られるまで典型的には約5乃至約10分
間、適度に振とうしながら室温で混合することによって
インクを調製することができる。あるいは、任意のイン
ク添加剤は、全ての成分を混合し、所望されるなら加熱
し、濾過するような所望の手順にしたがって行われるイ
ンク調製プロセスの間に、他のインク成分と共に混合さ
れることができる。好ましい実施の形態では、インク成
分は次の順序で混合される。(1)水、(2)インク中
に存在する塩、(3)インク中に存在する共溶媒又は湿
潤剤、(4)ポリ第4級化合物、(5)染料。塩及び/
又は共溶媒及び/又は湿潤剤の添加よりも前にポリ第4
級化合物及び染料が水へ添加されると沈殿した錯体が形
成され、これは一般的には他のインク成分が添加された
後、均一になるまでゆっくりと溶解する傾向にある。
【0042】また本発明は、本発明のインク組成物をイ
ンクジェットプリンタ内に組み込み、インク組成物の液
滴を基体上へ画像パターンで噴出させることを伴うプロ
セスに関する。特に好ましい実施の形態では、プリンタ
はサーマルインクジェットプロセスを使用し、ノズル中
のインクは画像パターンで選択的に加熱され、これによ
りインク滴が画像パターンで噴射される。 Xerox(登録
商標) 4024 紙、 Xerox(登録商標)イメージシリーズ
紙、コートランド4024DP紙、罫線ノート紙、ボンド
紙、シャープ社製シリカコート紙等のシリカコート紙、
及び十条紙のような普通紙、透明材料、布、繊維製品、
プラスチック、高分子フィルム、金属及び木材等の無機
基体等を含む適切な基体を用いることができる。好まし
い実施の形態では、プロセスは多孔性又はインク吸収性
の基体(普通紙等)上への印刷を伴う。
【0043】実施例I ベースのインク組成物は、次の成分の単純混合によって
調製された。
【0044】
【表1】
【0045】その後、次表に示されるように、様々な量
の3つの異なるカチオンアミドアミンコポリマー(次表
にインク中に含まれるコポリマー固体のグラム数が示さ
れる。コポリマーはローヌプーランクにより64重量パ
ーセントのコポリマー及び36重量パーセントの水を含
む水溶液として提供されたため、インクは、添加される
コポリマー0.64グラムにつきこの溶液から0.36
グラムの水を含んだ)、様々な量の脱イオン水(次表に
コポリマー水溶液とは別に、インクに加えられた脱イオ
ン水がグラム数で示される)、及びどの場合もインクの
総量が100グラムになるように予め調製された量のベ
ースインク調合物を混合することによって、インク組成
物は調製された。こうして調製されたインクは、 Xerox
(登録商標)イメージシリーズLX紙上に7番マイヤ(Me
ier)ロッドを使用して手で被覆され、少なくとも24時
間空気乾燥された。インクは、加圧された(100グラ
ムの圧力)水飽和状態のフェルトの先端(マーキングペ
ンに見られるものに類似)のインク画像全体にわたる移
動(この動作は染料の幾らかを元の画像領域の外側及び
隣接する未印刷領域上に転写させる)、及び未印刷領域
に転写された染料の光学濃度の測定によってウェットス
ミア(WS)をテストされた。インクは、生成された画
像からサンプルパッチをパンチし、蒸留水の入ったビー
カーにそのパッチを浸漬し、攪拌棒をゆっくり動かすこ
とにより水を攪拌し、5分後にパッチを取り出して空気
乾燥させ、浸漬後の画像の光学濃度を測定することによ
って耐水性(WF)をテストされた。耐水性は割合(パ
ーセント)、即ち(ODfinal÷ODinitial )×10
0=WFとして計算された。また、画像の光学濃度(O
D)も記録された。各インクの結果は、各インクの粘度
(η:センチポアズ)と共に次表に示される。
【0046】
【表2】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)水と、(2)染料と、(3)カチ
    オンアミドアミンコポリマーと、を含むインク組成物。
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