JPH11322753A - 新規な活性フェオフィチン化合物、その製造法及び用途 - Google Patents

新規な活性フェオフィチン化合物、その製造法及び用途

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JPH11322753A
JPH11322753A JP10142130A JP14213098A JPH11322753A JP H11322753 A JPH11322753 A JP H11322753A JP 10142130 A JP10142130 A JP 10142130A JP 14213098 A JP14213098 A JP 14213098A JP H11322753 A JPH11322753 A JP H11322753A
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pheophytin
acid
calcium
organic solvent
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Masaki Kamata
政喜 鎌田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 新規な活性フェオフィチン化合物及びその製
造法。新規な活性フェオフィチン化合物を有効成分とす
る蚕類人工飼料用添加物及び蚕類人工飼料原料。 【解決手段】 アルファルファ、クロレラ、桑葉等のク
ロロフィルa及びフェオフィチンaを含有する植物の親
水性有機溶媒抽出液と、無機のカルシウム塩又はアルカ
リ塩あるいは有機酸のカルシウム塩又はアルカリ塩及び
ビタミンC、クエン酸、グリシン等の活性化剤を含む水
溶液を、弱アルカリ性で混合して親水性有機溶媒の濃度
を65〜85重量%とし、次いで非親水性有機溶媒で抽
出し、抽出液を吸着剤どしてシリカゲルを用いる逆相ク
ロマトグラフィーに付して新規な活性フェオフィチン化
合物を採取する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規な活性フェオ
フィチン系化合物、該化合物の製造法、該化合物を有効
成分とする蚕の人工飼料用添加物並びに該活性フェオフ
ィチン系化合物を配合してなる蚕の人工飼料原料に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、蚕の飼育は桑葉を用いて行われ、
それ以外のものを飼料として蚕を飼育し、製糸企業の採
算に合う繭を生産させることは不可能とされてきた。そ
の主な理由は、生桑葉以外の人工飼料で飼育した場合、
(1)得られる繭は、見掛けは大きく立派であっても、
繭層が薄く、繭層歩合が少ない。(2)繭層が薄いた
め、煮繭工程で潰れる繭が多く、これは糸の取れないこ
とが多くなるため、収量がさらに悪くなる。(3)製糸
工程は全て自動化されており、繊度(デニ−ル)の調整
から製糸に至るまで全て機械的に操作されるのに対し
て、人手を要しない自動製糸という目的にかなった、繭
層の厚い、一定品質の繭が得られない。と言うものであ
った。
【0003】本発明者は、長年にわたり蚕の人工飼育を
研究してきたが、最近では、以下のような発明を成して
きた。 [1]クロロフィル含有植物、藻類から親水性有機溶媒
により抽出して得た粗クロロフィル抽出液に、ビタミン
C,フェノール酸、フェノールアルデヒド等の活性化剤
を水又は緩衝液に溶かした液を中性条件下に加えて溶媒
濃度を70〜80%とし、これに石油エーテル、ヘキサ
ンなどの溶媒を加えて抽出し、クロロフィルaに近いス
ペクトル構造を持つ種々の化合物の混合物であるクロロ
フィルa型化合物を得、これを蚕の飼育に用いること
(特開平6−197704)。 [2]クロロフィルの親水性有機溶媒(メタノ−ル、エ
タノ−ル等)溶液と水溶性のMg塩またはNi塩等の水
溶性金属塩含有水溶液を、活性化剤(プロトカテキュ酸
等のフェノ−ル酸、プロトカテキュアルデヒド等のフェ
ノ−ルアルデヒドなど)の存在下、酸性条件で混合して
親水性有機溶媒の濃度を65−85重量%とし、次いで
非親水性有機溶媒(ヘキサン等)で抽出し、抽出液より
溶媒を除去することにより得られうる、その可視部吸収
スペクトルの極大値によって特徴づけられる新規なクロ
ロフィル系化合物キレ−ト物質が蚕の摂食誘起作用を有
すること(特開平8−103228)。 [3]クロロフィルからMg原子を取り除いた構造を有
する、フェオフィチンの親水性有機溶媒(メタノ−ル、
エタノ−ル等)溶液と水を酸性条件下に混合して親水性
有機溶媒の濃度を65−85重量%とし、次いで非親水
性有機溶媒(ヘキサン等)で抽出し、抽出液を除去する
ことにより得られうる、その可視部吸収スペクトルの極
大値により特徴づけられる新規物質が、蚕の成長促進作
用を有すること(特開平8−126477)。 [4]フェオフィチンa及びb自体ならびにそのNi又
はMgキレ−ト化合物が蚕の成長促進作用を示すこと
(特開平9−75012)。 [5]クロロフィルの親水性有機溶媒(メタノ−ル、エ
タノ−ル等)溶液と水をアミノ酸の存在下、酸性条件で
混合して親水性有機溶媒の濃度を65−85重量%と
し、次いで非親水性有機溶媒(ヘキサン等)で抽出し、
抽出液より溶媒を除去することによって得られうる、そ
の可視部吸収スペクトルの極大値によって特徴づけられ
る二つの新規なクロロフィル系化合物及びクロロフィル
の親水性有機溶媒(メタノ−ル、エタノ−ル等)溶液と
水とを水溶性ニッケル塩(NiSO4、NiCl2 等)
の存在下に混合して親水性有機溶媒の濃度を65−85
重量%とし、次いで非親水性有機溶媒(ヘキサン等)で
抽出し、抽出液より溶媒を除去することによって得られ
うるその可視部吸収スペクトルの極大値によって特徴づ
けられる新規なクロロフィル系化合物が、いずれも蚕の
摂食誘起作用を有し、蚕の人工飼料用添加物及び人工飼
料原料として適用しうること(特開平9−7158
7)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】フェオフィチンaをは
じめとして、ポルフィリン骨格からMg原子が取り除か
れた構造のクロロフィル系化合物は、遊離の状態ではあ
まり安定とは言えない。本発明者は、フェオフィチンa
に関しては、前記のようにNi及びMgキレ−ト化合物
が好ましいことを見いだし、又、クロロフィルから誘導
されうる新規なクロロフィル系化合物についてもNi、
Mgなどのキレ−ト化合物を得たが、いずれも不純物の
除去が困難であるうえ、効果にややばらつきが見られる
ことが判明したので、さらに、より安定で、蚕の人工飼
料に配合した場合、常に優れた摂食作用を示す物質の検
索を目指して研究を行った。
【0005】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】そ
こで本発明者は、これらの発明をさらに発展させて、ク
ロロフィルa又はフェオフィチンaと、アルカリ塩、ア
ルカリ土類塩等の金属塩とビタミンC、オキシカルボン
酸、フェノール酸等のいわゆる活性化剤との反応条件、
生成物の精製条件及び生成物の蚕人工飼料への適用性を
再検討し、その結果、(1)生成物の蚕の人工飼料への
適用性と可視部及び紫外部吸収スペクトルとの関連性お
いて、特に400nm以下の波長での吸収極大値に注目す
ることが重要であり、320及び270nmに極大値を有
するものが好ましいこと、(2)320及び270nmに
極大値を有すると言う点ではフェオフィチンaと似てい
るが、470及び370nmに極大値を有しないことでフ
ェオフィチンaと異なり、特徴づけられる新規物質が、
蚕の成育上フェオフィチンaよりもはるかに優れている
こと、(3)この新規物質を効率よく得るには、弱アル
カリ性下で反応させ、シリカゲルを吸着剤とする逆相ク
ロマトグラフィーにより精製処理するのがよいことを明
らかにし、本発明を完成した。
【0006】すなわち、本発明は、(1)その可視部及
び紫外部吸収スペクトルが、フェオフィチンaのそれと
は実質的に470及び370nmに極大値を有しない点で
異なり、特徴づけられる新規な活性フェオフィチン化合
物。(2)クロロフィルa及び/又はフェオフィチンa
を含有する親水性有機溶媒液と、アルカリ金属塩、アル
カリ土類金属塩又は鉄塩及び活性化剤を含有する水溶液
とを混合して親水性有機溶媒溶液の濃度を65−85重
量%、液性を弱アルカリ性とし、次いで非親水性有機溶
媒で抽出し、抽出液を吸着剤としてシリカゲルを用いる
クロマトグラフィーにより精製処理して(1)に示され
る化合物を採取することによる新規な活性フェオフィチ
ン化合物の製造法。(3)(1)に示される活性フェオ
フィチン化合物を有効成分とする蚕の人工飼料用添加
物。及び(4)(1)に示される活性フェオフィチン化
合物を配合してなる蚕の人工飼料原料。である。なお、
上記の極大値に関する「実質的に」とは、ほぼこの数値
であることを意味し、±2nmの範囲にあるものを含む。
【0007】本発明においては、、クロロフィルa又は
クロロフィルaからMgが外れた構造のフェオフィチン
aから、クロロフィルaの場合はMg原子が離脱すると
共に、その化学構造が変化し(これを活性化と称す
る)、目的物質が生成するものと推定される。
【0008】従って、原料としては、クロロフィルaや
フェオフィチンaを多く含有する材料を使用するのがよ
い。これらの含有材料としては、桑葉はもちろんのこ
と、広く一般植物及び藻類があり、具体的には、例えば
クロレラ、スピルリナ、ホウレンソウ、茶、稲藁、アル
ファルファや桜、ヒマ、コナラ、カシワ、アベマキ、カ
リン、マテバシイ、蒿柳、カシ等の落葉樹や常緑樹の
葉、ワカメ、コンブ等が挙げられる。これらは破砕、磨
砕あるいは粉砕して用いるのがよい。
【0009】クロロフィルaやフェオフィチンa含有材
料(以下、クロロフィル等含有材料と称することもあ
る)を用いる場合、まず親水性有機溶媒により抽出する
のがよい。親水性有機溶媒としては、例えばメタノ−
ル、エタノ−ル等の低級アルコ−ルやアセトンなどが挙
げられる。抽出は低温ないし室温下で行うのがよい。
又、操作は、室内散乱光程度の光は差支えないが、出来
るだけ光を避けて行うのがよい。
【0010】この抽出液には、クロロフィライドaやフ
ェオフォルバイトaなど、クロロフィルa、フェオフィ
チンa以外の種々のクロロフィル系色素も含まれている
が、特に問題はない。これをカルシウム塩、アルカリ塩
等の金属塩含有水溶液と混合する。混合は、親水性有機
溶媒の濃度が65−85重量%、好ましくは70−80
重量%となるように行う。又、この際、例えばビタミン
C,そのアルカリ塩やエステル、クエン酸、グリオキシ
ル酸、グリコ−ル酸等のオキシカルボン酸、没食子酸等
のフェノール酸、プロトカテキュアルデヒド等のフェノ
ールアルデヒドやグリシンなどの活性化剤を共存させ
る。カルボン酸の場合は、いずれもアルカリ塩が好まし
い。さらに、水溶液の液性は、混合後のpHが8〜9程
度の弱アルカリ性となるようにするのがよい。
【0011】前述した本発明者のこれまでの発明におい
ては、[2]、[3]及び[5]は、いずれも親水性有
機溶媒液と水溶液との混合に際し、液性は全て酸性(p
H0.5〜3.5)が好ましいとしており、本発明とは
この点で相違し、したがって生成物質も相違する。
【0012】なお、[1]の発明においては、親水性有
機溶媒液と水溶液との混合は中性になるようにするとし
ながら、pHが8や9程度まで上昇する現象を示すこと
が記載されている。しかしながら、この方法で得られる
ものは、その可視部吸収スペクトルから、文献により4
10、430、533.5、578、615及び662
nmに極大値を有することが知られているクロロフィルa
に近い構造の化合物の混合物である。これに対し、本発
明の化合物は、その吸収スペクトルから、むしろフェオ
フィチンa(文献による極大値は277、322、37
0、395、411、470、505、534、56
0、609及び668nmである)に近いものであること
が明らかであるから、この点、全く異なる。
【0013】アルカリ塩としては、水酸化カリウム、塩
化カリウム、炭酸カリウム、燐酸カリウム、クエン酸カ
リウム、硫酸カリウム等のカリウム塩のほか、水酸化ナ
トリウム、炭酸ナトリウム、燐酸ナトリウム、炭酸水素
ナトリウム、硫酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、ソル
ビン酸ナトリウム等のナトリウム塩が用いられる。
【0014】アルカリ土類塩としては、水酸化カルシウ
ム、塩化カルシウム、酢酸カルシウム、炭酸カルシウ
ム、クエン酸カルシウム、燐酸カルシウム、乳酸カルシ
ウム、酸化カルシウム、硫酸カルシウム、ケイ酸カルシ
ウム等の無機カルシウム塩や有機酸のカルシウム塩及び
水酸化マグネシウム、塩化マグネシウム、硫酸マグネシ
ウム、硝酸マグネシウム、燐酸マグネシウム等の無機の
マグネシウム塩が用いられる。
【0015】鉄塩としては、水酸化鉄、塩化鉄、硫酸
鉄、酸化鉄、燐酸鉄等の無機鉄塩や乳酸鉄等の有機酸鉄
が用いられる。
【0016】なお、カルシウム塩やアルカリ塩等の金属
塩は、大過剰使用してもよく、又、活性化剤は、クロロ
フィルaやフェオフィチンaの約5倍程度でよい。
【0017】又、クロロフィル等含有材料と、カルシウ
ム塩やアルカリ塩等の金属塩と活性化剤を含む水溶液と
の接触を、乳化剤の存在下に行い、目的の新規クロロフ
ィル系化合物(以下、目的物質と称することもある)を
生成させるようにすることもできる。
【0018】なお、乳化剤としては、適宜選択し得る
が、大豆レシチンや卵黄レシチンのような可食性のもの
を使用すれば、乳化剤の分離操作を特に行うことなく、
生成物を蚕類飼育の目的に用いることが可能である。
【0019】目的物質は、非親水性有機溶媒により抽出
される。非親水性有機溶媒としては、例えばヘキサン、
クロロホルム、石油エ−テル等が挙げられる。
【0020】なお本抽出の際、カロチン、クリプトキサ
ンチン等の色素物質が混在する場合は、ジオキサンを加
えることにより、これらの色素を水性層に移行・除去す
ることができる。抽出液を分離し、これを精製処理に付
す。
【0021】その際、まず所望により、水洗、脱水後、
溶媒を除去し、得られる固形物を精製処理するのがよ
い。精製は、常法により行いうるが、吸着剤としてシリ
カゲルを用いるクロマトグラフィー、特に逆相クロマト
グラフィーが好ましい。なお、シリカゲルを用いると
は、シリカゲルを主として用いる場合を含み、例えば珪
藻土、ショ糖、セルロース等のシリカゲル以外の吸着剤
を適宜、併用してもよい。固定用の溶媒としては、例え
ばヘキサン、ベンゼン、クロロホルム、石油エーテル等
の非親水性有機溶媒が、又、溶出又は移動溶媒として
は、上記のような非親水性有機溶媒と例えばアセトン、
メタノール、イソプロパノール、イソブタノール等の親
水性有機溶媒との混合液を用いることができる。そして
緑色の部分を分取し、目的物質を得ることができる。
【0022】目的物質は、その吸収スペクトルにおい
て、フェオフィチンa[シンセシス(SINTHESIS )19
83年709頁による値は、668.0、609、56
0、534、505、470、411.4、395sh、
370sh、322、277。]とは、実質的に470及
び370nmに極大値を有しない点で異なり、特徴づけら
れる。なお、上述の本発明者の発明[4]に関する特開
平9−75012公報には、クロロフィル含有材料とし
て桑葉乾燥粉末及びクロレラ錠剤を用いてフェオフィチ
ンaを得る実験例において、シリカゲル薄層クロマトグ
ラフィーによりフェオフィチンa吸着フラクションに続
くフラクションから得られる成分として、フェオフィチ
ンaに類似の吸収極大値を示すが、470nmに吸収極大
値を有しない点においてフェオフィチンaとは異なるも
のが記載されている(表1及び2)。しかしながら、こ
れらのものは、いずれも270nmに吸収極大値を有しな
い。これに対し、本発明の生成物は、270nmに吸収極
大値を有し、この点において明確に異なる。
【0023】本発明の目的物質は、蚕の飼料用添加物と
して、飼料に0.7〜1%程度の少量添加するだけで、
蚕の飼料への食い付きが良好で、蚕の成育も順調であ
り、桑葉によって生育した場合よりもむしろ大きな繭が
得られることが明らかになった。
【0024】本発明は、又、本発明の目的物質を有効成
分とする蚕の飼料用添加剤に係るものであり、これに既
知の蚕の飼料用添加剤、例えばビタミンB6 、ニコチン
酸アミド、パントテン酸カルシウム、アスコルビン酸ナ
トリウム等の各種ビタミン、β−シトステロ−ル、イノ
シト−ル等の栄養成分、クロロマイセチン等の抗菌性物
質、及びオキシキノリン等の防黴剤などを配合しうる。
飼料への配合の程度は適宜決定しうるが、例えば配合量
は、8〜32重量%、好ましくは6〜24重量%でよ
い。
【0025】さらに本発明は、本発明の目的物質を含有
してなる蚕の人工飼料原料に関するものでもある。本発
明の金属結合体が添加される蚕の飼料原料としては、既
知の飼料材料、例えば澱粉、脱脂大豆粉末、寒天、セル
ロ−ス粉末等を配合したものが挙げられるが、もちろん
これに限定されるものではない。飼料原料への添加割合
としては、0.7〜2.9重量%、好ましくは0.4〜
1.5重量%程度でよい。
【0026】本発明の目的物質は、それ自体極めて安定
であるのみならず、他の添加物や飼料材料に何らの影響
も及ぼさないので、本目的物質は、これを有効成分とす
る蚕の飼料用添加剤及び本目的物質(本生成物と称する
こともある)を含有してなる蚕の人工飼料原料中におい
ても、さらに該飼料原料に水を加えて例えば厚さ7〜8
mm程度の適宜の形状とした蚕の人工飼料中においても
安定に存在し、蚕に対する摂食誘起及び生育促進効果を
充分に発揮しうる。
【0027】実施例1 アルファルファ乾燥粉末(AL、商品名、ルーサンミー
ル、昭産商事KK)80gにメタノ−ル500mlを加
えて抽出処理し、濾過して抽出液を得た。その350ml
と、水酸化カルシウム2gと水300mlの混合物の濾液
150mlとビタミンCナトリウム塩15gの混合液を混
合、撹拌した(メタノ−ル濃度70%、pH8.7)。
次いでヘキサンで抽出し、抽出液を硫酸ナトリウムで脱
水後、溶媒を留去し油状物質を得た。カラムクロマトグ
ラフ用シリカゲル(70〜130メッシュ)を充填した
カラムに、上記の油状物質をヘキサンで固定し、ヘキサ
ン−アセトン(65:35)で溶出し、溶出液中の緑色
部分を分取し、溶媒を留去して固形物を得、逆相クロマ
ト用シリカゲルを吸着層とする薄層クロマトグラフ用吸
着(HPTLC)プレートの下部に上記固形物のヘキサ
ン溶液を塗布・固定し、メタノール50、アセトン2
0、イソプロパノール10、ヘキサン30、ベンゼン2
の混合液を溶媒として逆相クロマトグラフィーに付し、
緑色に着色したシリカゲル部分を掻き取り、ヘキサンで
抽出し、抽出液から溶媒を除去して緑色の固形物(AL
−C−Ca)を得た。
【0028】AL−C−Caの吸収極大値(測定溶液
n−ヘキサン)は以下の通りである(単位 nm、以下省
略)。669.5 、610.0 、560.0 、533.5 、505.5 、409.
5 、319.0 、269.5
【0029】実施例2 ホ−レンソウ(HO)を乾燥後、細砕したもの80gに
メタノ−ル500mlを加えて抽出処理した。Ca(O
H)2 2gと水300mlの混合液の濾液150mlとビタ
ミンCナトリウム塩15gを混合したものと上記の抽出
液350mlを混合し、撹拌した(メタノ−ル濃度70
%、pH8.8)。次いでヘキサンで抽出し、抽出液か
ら溶媒を留去して油状物質を得た。逆相クロマト用シリ
カゲルを吸着層とするHPTLCプレートの下部に、上
記油状物質のヘキサン溶液を塗布し、メタノール50、
アセトン20、イソプロパノール10、ヘキサン30、
ベンゼン2の混合液を溶媒として逆相クロマトグラフィ
ーに付し、緑色に着色したシリカゲル部分を掻き取り、
ヘキサンで抽出し、これを同様のHPTLCプレートの
下部に塗布、固定し、メタノール20、アセトン40、
ヘキサン25、ベンゼン5、イソブタノール10の混合
液を溶媒として再び逆相クロマトグラフィーに付し、緑
色部分を掻き取り、ヘキサンで抽出し、抽出液から溶媒
を除去して緑色の固形物(HO−C−Ca)を得た。
【0030】HO−C−Caの吸収極大値(測定溶液
n−ヘキサン)は以下の通りである。 669.5 、609.5
、559.5 、533.5 、505.5 、409.5 、319.0 、272.0
【0031】実施例3 K2 HPO4 3gとクエン酸三カリウム2gを水90m
lに溶かした水溶液と、桑葉乾燥粉末(ML)80gを
メタノ−ル500mlで抽出、濾過した液210mlを混
合、撹拌し(pH8.8)、次いでヘキサンで抽出し
た。抽出液から溶媒を留去して油状物質を得た。これを
実施例2に記載される逆相クロマトグラフィーと同様の
方法で精製処理して緑色の固形物(ML−CA−K)を
得た。
【0032】ML−CA−Kの吸収極大値(測定溶液
n−ヘキサン、以下同様)は以下の通りである。669.5
、609.0 、559.5 、533.5 、505.5 、409.5 、319.0
、269.5
【0033】実施例4 クロレラ(CL、商品名:クロレラ、KK京都栄養化学
研究所)粉末25gに、メタノ−ル210mlを加えて抽
出し、抽出液に、K2 HPO4 4.5gとグリシン3.
0gを水90mlに溶かした液を加え、混合・撹拌した
(メタノ−ル濃度70%、pH8.8)。次いで石油エ
−テルで抽出し、抽出液から溶媒を留去して油状物質を
得た。これを実施例2に示される逆相クロマトグラフィ
ーと同様の方法で精製処理して緑色の固形物(CL−G
−K)を得た。
【0034】CL−G−Kの吸収極大値は以下の通りで
ある。669.5 、609.0 、559.5 、533.5 、505.5 、409.
5 、320.0 、270.5
【0035】実施例5 同様の方法で、抹茶、稲藁粉末、桜葉粉末、昆布粉末、
Fe(OH)3 及び没食子アルデヒドを使用し、同様に
反応処理して、本発明の目的物質を得た。
【0036】実験例1 蚕の飼育試験 使用した基本飼料原料は以下の通りである。
【表1】 表1 ビタミンB群混合物(注1、以下濃粉と称することもある)9.4(重量部) バレイショ澱粉 13.0 脱脂大豆粉末 43.0 ゼラチン 15.0 セルロ−ス粉末 11.0 おから乾燥粉末 5.2 クロトン酸 0.4 塩化コリン 2.0 β−シトステロ−ル 1.0 合計 100.0 (注1) 濃粉組成 イノシト−ル 10.00 (重量部) パントテン酸カルシウム 0.20 ビタミンB6 0.04 ニコチン酸アミド 0.12 クロロマイセチン 0.04 オキシキノリン 0.08 ソルビン酸 4.00 バレイショ澱粉 115.52 合計 130.00
【0037】品種として「錦秋×鐘和」を用い、この蚕
種(散種)を70%メタノ−ルで洗浄して、滅菌乾燥濾
紙で液分を拭き取り、得られる散種をシャ−レに入れ、
これをカステン内に置き、カステンにホルマリンガスを
導入し、1日放置後、シャ−レをカステンより取り出
し、蓋をし、25℃で10日放置し、孵化したものを掃
き立てに供した。上記基本飼料原料粉末3.35gに実
施例1のAL−C−Ca20mg又は実施例3のML−
CA−K20mgを添加したものに2.2倍量の水を加
え、練合し、オ−トクレーブで30分間、加熱滅菌し
た。それぞれ円板状(厚さ7mm、直径7cm)とし、
これを飼育容器に入れて、孵化した蟻蚕を入れて掃き立
てを行った。飼育容器を28℃の恒温槽中に置いて飼育
し、掃き立て後、7日目に除沙、停食し、8日目に調査
して3令起蚕体重を測定した。得られた飼育成績結果を
表2に示す。
【0038】
【表2】表2 蚕飼育成績 本生成物 3令起蚕体重(mg) AL−C−Ca 29.6 ML−CA−K 30.3 無添加(対照) 5.4
【0039】実験例2 5令の飼育試験 使用した飼料原料の組成は下記の通りである。
【表3】 表3 5令飼料組成 対照 本発明目的物質添加区 低変性脱脂大豆粉末 53.0(重量%) 53.0 セルロ−ス 11.1 11.1 馬鈴薯澱粉 0.5 0.5 小麦粉 3.6 16.4 脱脂米糠 10.1 10.1 クエン酸 2.0 −− ビタミンC 0.5 −− 大豆スカム油 0.6 0.6 グリシン 0.5 −− グラニュ−糖 1.5 1.5 陳皮 0.5 0.5 ギ酸 0.4 0.4 クロトン酸 0.2 0.2 ビタミン混合物 0.5 0.5 桑葉粉末 15.0 −− AL−C−Ca又は −− 0.25 ML−Ca−K 合計 100 95.05 (注)対照区には桑葉粉末を加え、目的物質添加区からは、飼育活性を示すク エン酸、ビタミンC及びグリシンを除いた。
【0040】飼料原料粉末を混合したのち、2.2倍量
の水を加えて練合し、薄い二枚のフイルムに挟んで伸ば
したのちオートクレーブで30分間滅菌した。滅菌後、
上面のフイルムをはがしたのち、5令起蚕(品種「錦秋
×鐘和」)をのせ、25℃の無菌室に放置し、熟蚕にな
るまで飼育し、繭を作らせた。結果は表4の通りであ
り、得られた繭は、上記飼料原料において本発明の生成
物を存在させることなく、桑葉粉末を使用した場合と比
べて、その品質において何らの遜色も認められなかっ
た。
【0041】
【表4】 表4 蚕飼育成績 対照 AL−C−Ca添加 ML−CA−K添加 単繭重 1.67g 1.73g 1.79g 繭層重 334mg 342mg 348mg 全糸長 842m 853m 861m
【0042】実験例3 蚕の飼育試験 表1記載の基本飼料原料粉末3.35gに、実施例1に
おいて溶媒を留去して得られた油状物質100mgを添
加し、2.2倍量の水を加えて練合し、オートクレープ
で30分間、加熱殺菌した。これを飼育容器に入れ、蟻
蚕(品種「錦秋×鐘和」)50頭を入れて掃き立てを行
った。飼育容器を28°Cの恒温槽中に置いて飼育し、
掃き立て後、7日目に除沙、停食し、8日目に3令起蚕
体重を測定した。平均体重は30mgであった。
【0043】
【発明の効果】本発明の目的物質は、それ自体すぐれた
蚕の生育効果を奏するので、これを含有させた飼料原料
から作成した人工飼料は、高価な桑葉粉末を全く含有さ
せなくても蚕を順調に生育させ得る。従来の人工飼料に
おいては、蚕の生育や、得られる繭の品質等を考慮する
と、どうしても桑葉粉末を配合させることが好ましく、
このため飼料原料中、30〜10重量%の桑葉粉末が用
いられてきた。飼料の消費量は、蚕が5令に達してから
飛躍的に増大し、従って桑葉粉末の使用量も多くなり、
これが人工飼育の費用を大ならしめて、実用化を困難な
ものにしてきた。本発明によれば、蚕に対する人工飼料
に於いて、桑葉粉末を全く使用する必要がない。又、桑
葉に代わる、いつでも入手可能で安価な原料、例えばア
ルファルファを用いて活性フェオフィチンを作り、これ
を配合した人工飼料を用いて桑葉を使用した場合と同等
の繭を得ることが出来るので、その経済的効果は極めて
大である。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その可視部及び紫外部吸収スペクトル
    が、フェオフィチンaのそれとは実質的に470及び3
    70nmに極大値を有しない点で異なり、特徴づけられる
    新規な活性フェオフィチン化合物。
  2. 【請求項2】 クロロフィルa及び/又はフェオフィチ
    ンaを含有する親水性有機溶媒液と、アルカリ金属塩、
    アルカリ土類金属塩、鉄塩、ニッケル塩又はマンガン塩
    及び活性化剤を含有する水溶液とを混合して親水性有機
    溶媒溶液の濃度を65−85重量%、液性を弱アルカリ
    性とし、次いで非親水性有機溶媒で抽出し、抽出液を精
    製処理して請求項1の化合物を採取することを特徴とす
    る新規な活性フェオフィチン化合物の製造法。
  3. 【請求項3】 アルカリ金属塩が、水酸化カリウム、燐
    酸カリウム、硫酸カリウム、水酸化ナトリウム、炭酸ナ
    トリウム、燐酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、硫酸
    ナトリウム、亜硫酸ナトリウム等の無機塩又はクエン酸
    カリウム、ソルビン酸カリウム、ソルビン酸ナトリウム
    等の有機酸塩である、請求項2の製造法。
  4. 【請求項4】 アルカリ土類金属塩が、水酸化カルシウ
    ム、塩化カルシウム、炭酸カルシウム、燐酸カルシウ
    ム、酸化カルシウム、硫酸カルシウム、ケイ酸カルシウ
    ム、酢酸カルシウム等の無機塩又はクエン酸カルシウム
    又は乳酸カルシウム等の有機酸のカルシウム塩である、
    請求項2の製造法。
  5. 【請求項5】 アルカリ土類金属塩が、水酸化マグネシ
    ウム、塩化マグネシウム、炭酸マグネシウム、燐酸マグ
    ネシウム、酸化マグネシウム、硫酸マグネシウム、ケイ
    酸マグネシウム等のマグネシウム塩である、請求項2の
    製造法。
  6. 【請求項6】 鉄塩が、第二水酸化鉄、第二塩化鉄、第
    二硫酸鉄、硫化鉄、燐酸鉄等の無機塩又は乳酸鉄等の有
    機酸鉄塩である、請求項2の製造法。
  7. 【請求項7】 活性化剤が、ビタミンC、そのアルカリ
    塩、アルカリ土類塩又は脂肪酸エステル、クエン酸、リ
    ンゴ酸、酒石酸、グリオキシル酸、グリコ−ル酸等のオ
    キシカルボン酸又はそのアルカリ塩である、請求項2の
    製造法。
  8. 【請求項8】 活性化剤が、没食子酸、プロトカテキュ
    酸、レゾルシル酸等のフェノール酸、没食子アルデヒ
    ド、プロトカテキュアルデヒド、レゾルシルアルデヒド
    等のフェノールアルデヒドである、請求項2の製造法。
  9. 【請求項9】 活性化剤が、グリシンである、請求項2
    の製造法。
  10. 【請求項10】 クロロフィルa及び/又はフェオフィ
    チンaを含有する親水性有機溶媒液として、桑、茶、
    桜、クヌギ、ヒマ、コナラ、カシワ、アベマキ、マテバ
    シイ、カシ、蒿柳等の植物の葉、ホウレンソウ、アルフ
    ァルファ、稲藁、スピルリナ、クロレラ、ワカメ、コン
    ブの親水性有機溶媒抽出液を用いる、請求項2の製造
    法。
  11. 【請求項11】 親水性有機溶媒が、メタノール、エタ
    ノール又はアセトンである、請求項2の製造法。
  12. 【請求項12】 非親水性有機溶媒が、ヘキサン、クロ
    ロホルム又は石油エーテルである、請求項2の製造法。
  13. 【請求項13】 精製手段が、吸着剤としてシリカゲル
    を使用する逆相クロマトグラフィーである、請求項2の
    製造法。
  14. 【請求項14】 請求項1の活性フェオフィチン化合物
    を有効成分とする蚕の人工飼料用添加物。
  15. 【請求項15】 請求項1の活性フェオフィチン化合物
    を配合してなる蚕の人工飼料原料。
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