JPH11322589A - 熱効果パッチおよびその使用 - Google Patents
熱効果パッチおよびその使用Info
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- JPH11322589A JPH11322589A JP11080040A JP8004099A JPH11322589A JP H11322589 A JPH11322589 A JP H11322589A JP 11080040 A JP11080040 A JP 11080040A JP 8004099 A JP8004099 A JP 8004099A JP H11322589 A JPH11322589 A JP H11322589A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】構成材料としてのマトリックスが所定の要件を
満足し、その結果そこに含まれる該活性物質の皮膚への
拡散および/またはその皮膚上での作用を改善すること
を可能とする、新規なパッチを提供する。 【解決手段】皮膚に貼付するための面をもつパッチであ
って、人体により放出される赤外線を、反射層(4)と皮
膚に貼付するための該面との間で反射する、該反射層
(4)と、自己接着性を有し、かつ20℃〜40℃の範囲に渡
り、温度の上昇と共に接着性が増加する、アクリルまた
はビニルポリマーを少なくとも含有する材料で作られた
マトリックス(3)と、該マトリックス(3)中の、少なくと
も1種の、皮膚に作用を及ぼす活性物質とを含む、前記
パッチ。
満足し、その結果そこに含まれる該活性物質の皮膚への
拡散および/またはその皮膚上での作用を改善すること
を可能とする、新規なパッチを提供する。 【解決手段】皮膚に貼付するための面をもつパッチであ
って、人体により放出される赤外線を、反射層(4)と皮
膚に貼付するための該面との間で反射する、該反射層
(4)と、自己接着性を有し、かつ20℃〜40℃の範囲に渡
り、温度の上昇と共に接着性が増加する、アクリルまた
はビニルポリマーを少なくとも含有する材料で作られた
マトリックス(3)と、該マトリックス(3)中の、少なくと
も1種の、皮膚に作用を及ぼす活性物質とを含む、前記
パッチ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、皮膚に一時的に適
用して、これに化粧および/または薬学的処置を施すた
めのパッチに関するものである。より具体的には、本発
明は、パッチに係わり、該パッチにおいて以下に定義す
るマトリックスは、固有の接着特性を呈する材料で作成
される。
用して、これに化粧および/または薬学的処置を施すた
めのパッチに関するものである。より具体的には、本発
明は、パッチに係わり、該パッチにおいて以下に定義す
るマトリックスは、固有の接着特性を呈する材料で作成
される。
【0002】
【従来の技術】皮膚中に拡散しおよび/または皮膚上で
作用する1種以上の活性物質を含む、「マトリックス」
として知られているリザーバ形成層の、一面上に塗布さ
れたバックシートを含む、パッチは公知である。上記の
固有の接着性をもつ材料の選択は、種々の困難を生じ、
特に以下の点を挙げることができる。 (1) 該材料は、皮膚上で作用させるための該活性物質を
含めることができるものである必要がある。 (2) その皮膚への接着は、特に反復的様式で貼付される
場合には、強力過ぎるものであってはならない。という
のは、さもないと該パッチを貼付した身体の領域が、炎
症を起こすようになるからであり、また該パッチの剥離
は苦痛を伴うものとなろう。 (3) また、その接着は、弱すぎるものであってはならな
い。というのは、さもなくば皮膚が湿っている場合また
は例えば発汗により湿潤状態となるような場合には、皮
膚に接着できないであろう。
作用する1種以上の活性物質を含む、「マトリックス」
として知られているリザーバ形成層の、一面上に塗布さ
れたバックシートを含む、パッチは公知である。上記の
固有の接着性をもつ材料の選択は、種々の困難を生じ、
特に以下の点を挙げることができる。 (1) 該材料は、皮膚上で作用させるための該活性物質を
含めることができるものである必要がある。 (2) その皮膚への接着は、特に反復的様式で貼付される
場合には、強力過ぎるものであってはならない。という
のは、さもないと該パッチを貼付した身体の領域が、炎
症を起こすようになるからであり、また該パッチの剥離
は苦痛を伴うものとなろう。 (3) また、その接着は、弱すぎるものであってはならな
い。というのは、さもなくば皮膚が湿っている場合また
は例えば発汗により湿潤状態となるような場合には、皮
膚に接着できないであろう。
【0003】(4) 該材料は、該パッチが貼付される、身
体領域の形状全体に適合するのに十分な柔軟性をもつも
のである必要がある。 (5) 該パッチを除去した場合に、該バックシート上に残
されている必要がある。 (6) 最後に、皮膚表面上に見られる不純物、特に皮脂ま
たは汗等の抽出を可能とするものである必要がある。こ
れらの難点にも拘らず、該マトリックスを製造するため
に、幾つかの材料が提案されているが、該材料内に配合
することが望ましい活性材料全てに対して、必ずしも適
しているわけではない。フランス特許第2,738,744号ま
たは欧州特許第0 309 309号は、特に該マトリックスを
製造するための、疎水性または低溶解性マトリックスの
使用を教示している。欧州特許第0 309 309号に記載さ
れている該水溶性材料は、他のものと比較して、使用に
は向かないものである。というのは、皮膚に適用する前
に所定の接着特性を示さず、しかも予め湿潤させた皮膚
を必要とするからである。
体領域の形状全体に適合するのに十分な柔軟性をもつも
のである必要がある。 (5) 該パッチを除去した場合に、該バックシート上に残
されている必要がある。 (6) 最後に、皮膚表面上に見られる不純物、特に皮脂ま
たは汗等の抽出を可能とするものである必要がある。こ
れらの難点にも拘らず、該マトリックスを製造するため
に、幾つかの材料が提案されているが、該材料内に配合
することが望ましい活性材料全てに対して、必ずしも適
しているわけではない。フランス特許第2,738,744号ま
たは欧州特許第0 309 309号は、特に該マトリックスを
製造するための、疎水性または低溶解性マトリックスの
使用を教示している。欧州特許第0 309 309号に記載さ
れている該水溶性材料は、他のものと比較して、使用に
は向かないものである。というのは、皮膚に適用する前
に所定の接着特性を示さず、しかも予め湿潤させた皮膚
を必要とするからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、新規なパッ
チを提供することを目的とし、該パッチのマトリックス
を構成する材料は、上に列挙した要件を満足し、その結
果として、そこに含まれる該活性物質の皮膚への拡散お
よび/またはその皮膚上での作用を改善する。
チを提供することを目的とし、該パッチのマトリックス
を構成する材料は、上に列挙した要件を満足し、その結
果として、そこに含まれる該活性物質の皮膚への拡散お
よび/またはその皮膚上での作用を改善する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のパッチは、人体
により放出される赤外線を、反射層と皮膚に貼付するた
めの該面との間で反射する、該反射層と、自己接着性を
有し、かつ20℃〜40℃の範囲に渡り、温度の増加と共に
接着性が増加する、アクリルまたはビニルポリマーを少
なくとも含有する材料で作られたマトリックスと、該マ
トリックス中の、少なくとも1種の、皮膚に作用を及ぼ
す活性物質とを含むことを特徴とする。
により放出される赤外線を、反射層と皮膚に貼付するた
めの該面との間で反射する、該反射層と、自己接着性を
有し、かつ20℃〜40℃の範囲に渡り、温度の増加と共に
接着性が増加する、アクリルまたはビニルポリマーを少
なくとも含有する材料で作られたマトリックスと、該マ
トリックス中の、少なくとも1種の、皮膚に作用を及ぼ
す活性物質とを含むことを特徴とする。
【0006】本発明によれば、皮膚と該パッチとの間の
温度は迅速に上昇する。というのは、身体により放出さ
れた熱輻射は、該反射層により反射されるからである。
このことにより、多数の有利な効果を得ることができ、
特に以下のような効果を上げることができる。 (1) 該マトリックスの温度を大幅に増大することがで
き、また該マトリックス製造用に選択された特定の材料
を使用することにより、その皮膚に対する接着性を高め
ることができ、 (2) 該マトリックス内の、該活性物質の拡散を促進する
ことができ、しかも (3) 該パッチ下部の血液循環が高められる。これは、該
活性物質の浸透および/または作用にとって好ましいも
のであり得る。本発明の特定の態様では、該マトリック
スはバックシートに固定され、かつ該反射層は該バック
シート上に位置する。
温度は迅速に上昇する。というのは、身体により放出さ
れた熱輻射は、該反射層により反射されるからである。
このことにより、多数の有利な効果を得ることができ、
特に以下のような効果を上げることができる。 (1) 該マトリックスの温度を大幅に増大することがで
き、また該マトリックス製造用に選択された特定の材料
を使用することにより、その皮膚に対する接着性を高め
ることができ、 (2) 該マトリックス内の、該活性物質の拡散を促進する
ことができ、しかも (3) 該パッチ下部の血液循環が高められる。これは、該
活性物質の浸透および/または作用にとって好ましいも
のであり得る。本発明の特定の態様では、該マトリック
スはバックシートに固定され、かつ該反射層は該バック
シート上に位置する。
【0007】好ましくは、該反射層は、該バックシート
の少なくとも1面上に、金属被覆により形成される。本
発明の特定の態様では、該パッチは更にネット等の透過
性構造を含み、該構造は該マトリックス内に、その全体
としての接着力を改善するように、少なくとも部分的に
埋設されている。特定の1態様では、該パッチは、更に
外部輻射線から熱エネルギーを取り込むのに適した層を
も含む。本発明は更に、上記のようなパッチを、人体に
より放出された熱輻射を局所的に反射し、かつ活性物質
の皮膚内への浸透を、熱的作用によって高めるために利
用することにも関する。本発明のその他の特徴並びに利
点は、以下の本発明の非限定的な態様の詳細な説明を読
み、かつ添付図面を検討することにより明らかとなる。
の少なくとも1面上に、金属被覆により形成される。本
発明の特定の態様では、該パッチは更にネット等の透過
性構造を含み、該構造は該マトリックス内に、その全体
としての接着力を改善するように、少なくとも部分的に
埋設されている。特定の1態様では、該パッチは、更に
外部輻射線から熱エネルギーを取り込むのに適した層を
も含む。本発明は更に、上記のようなパッチを、人体に
より放出された熱輻射を局所的に反射し、かつ活性物質
の皮膚内への浸透を、熱的作用によって高めるために利
用することにも関する。本発明のその他の特徴並びに利
点は、以下の本発明の非限定的な態様の詳細な説明を読
み、かつ添付図面を検討することにより明らかとなる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の1態様を構成す
るパッチ1を示す図であり、該パッチは、自己接着性を
もつ材料で作られたマトリックス3の1面上に塗布され
た、バックシート2を含む。該バックシート2を、コロ
ナ放電処理に付して、該マトリックス3の接着性を改善
することができる。該バックシート2は、断熱性の可撓
性材料、例えばポリエステル、ポリエチレン、またはポ
リプロピレンで作ることができる。一般的に、該バック
シート2は、場合により吸蔵性である、任意の他の適当
な材料で製造することができる。皮膚に貼付すべきその
面上で、該マトリックス3は、剥離可能な保護膜、例え
ば厚み50μmの珪素含有ポリエチレン製の保護膜で被覆
される。この保護膜は、好ましくは、図1に示したよう
に、該パッチの中央部分で重なっている2つの部分5aお
よび5bを含み、そのため該パッチの利用者は、指で該マ
トリックス3に触れることなく、従って如何なる接着力
の喪失をも生じることなく、該部分を剥離することがで
きる。
るパッチ1を示す図であり、該パッチは、自己接着性を
もつ材料で作られたマトリックス3の1面上に塗布され
た、バックシート2を含む。該バックシート2を、コロ
ナ放電処理に付して、該マトリックス3の接着性を改善
することができる。該バックシート2は、断熱性の可撓
性材料、例えばポリエステル、ポリエチレン、またはポ
リプロピレンで作ることができる。一般的に、該バック
シート2は、場合により吸蔵性である、任意の他の適当
な材料で製造することができる。皮膚に貼付すべきその
面上で、該マトリックス3は、剥離可能な保護膜、例え
ば厚み50μmの珪素含有ポリエチレン製の保護膜で被覆
される。この保護膜は、好ましくは、図1に示したよう
に、該パッチの中央部分で重なっている2つの部分5aお
よび5bを含み、そのため該パッチの利用者は、指で該マ
トリックス3に触れることなく、従って如何なる接着力
の喪失をも生じることなく、該部分を剥離することがで
きる。
【0009】該パッチ1は、また該利用者の身体から放
出された熱輻射を反射して、該マトリックス3がその温
度まで、迅速に上昇することを可能とするように設計さ
れた、反射層4をも有している。上記の態様において
は、該反射層4は、該バックシート2の外面を金属被覆
処理することにより作成され、このようにして金属被覆
処理された該バックシートの厚みは、10μm〜120μmの
範囲内にある。該堆積される金属は、アルミニウム、
銀、または金であり得、またその堆積すべき厚みは、該
利用者により放出された該熱輻射の、該マトリックス3
内での反射を可能とするような放出特性を、該反射層4
が呈するように選択することができる。該金属堆積層の
厚みは、該バックシート2の可撓性を阻害することはな
い。
出された熱輻射を反射して、該マトリックス3がその温
度まで、迅速に上昇することを可能とするように設計さ
れた、反射層4をも有している。上記の態様において
は、該反射層4は、該バックシート2の外面を金属被覆
処理することにより作成され、このようにして金属被覆
処理された該バックシートの厚みは、10μm〜120μmの
範囲内にある。該堆積される金属は、アルミニウム、
銀、または金であり得、またその堆積すべき厚みは、該
利用者により放出された該熱輻射の、該マトリックス3
内での反射を可能とするような放出特性を、該反射層4
が呈するように選択することができる。該金属堆積層の
厚みは、該バックシート2の可撓性を阻害することはな
い。
【0010】該バックシート2および該マトリックス3
は、それらの対向する面の全領域に渡り、相互に直接接
触することになり、また該マトリックスを通過する熱輻
射は、該反射層の存在のために、反射されて直接その内
部に戻される。該反射層全体は、該接着性のマトリック
ス内での熱輻射を反射するのに有用である。図示されて
いない一変形においては、該バックシート2は、金属
箔、特にアルミニウム箔で構成されている。図示されて
いないもう一つの変形においては、該反射層は波形を有
しており、これは、例えば該バックシート2がエンボス
加工されていることの結果であり得る。該マトリックス
3および/または該バックシート2を、暗色に着色し
て、該パッチ1を取り除いた後に、使用者がそのコント
ラストにより、該除去された不純物の量および/または
その性質を観測することを可能ならしめることも、有利
であり得る。かくして、使用者は更に貼付が必要である
か否か、および適当な場合には、該処置の頻度および/
またはその性質を変更する必要があるか否かを決定する
ことができる。
は、それらの対向する面の全領域に渡り、相互に直接接
触することになり、また該マトリックスを通過する熱輻
射は、該反射層の存在のために、反射されて直接その内
部に戻される。該反射層全体は、該接着性のマトリック
ス内での熱輻射を反射するのに有用である。図示されて
いない一変形においては、該バックシート2は、金属
箔、特にアルミニウム箔で構成されている。図示されて
いないもう一つの変形においては、該反射層は波形を有
しており、これは、例えば該バックシート2がエンボス
加工されていることの結果であり得る。該マトリックス
3および/または該バックシート2を、暗色に着色し
て、該パッチ1を取り除いた後に、使用者がそのコント
ラストにより、該除去された不純物の量および/または
その性質を観測することを可能ならしめることも、有利
であり得る。かくして、使用者は更に貼付が必要である
か否か、および適当な場合には、該処置の頻度および/
またはその性質を変更する必要があるか否かを決定する
ことができる。
【0011】該マトリックス3を製造するのに使用した
該材料は、(接触している表面に対して平行に測定した)
接着力が、好ましくは50 g/cm2〜800 g/cm2 の範囲内に
あり、かつ20〜40℃の範囲に渡り、温度の増加に伴って
増大する、1種以上のアクリルまたはビニルポリマーを
含む。例えば、該マトリックス3の厚みは、0.1mm〜3mm
の範囲内であり得る。ネット6等の透過性構造を使用し
て、添付図に示した例におけるように、該マトリックス
3の全体としての接着力を改善することができる。この
透過性構造の存在のために、このような透過性の構造が
存在しない場合には、極めて強力に皮膚と接着して、該
所定のパッチを製造するのに不適当となってしまうよう
な材料から、該マトリックスを製造することが可能とな
る。
該材料は、(接触している表面に対して平行に測定した)
接着力が、好ましくは50 g/cm2〜800 g/cm2 の範囲内に
あり、かつ20〜40℃の範囲に渡り、温度の増加に伴って
増大する、1種以上のアクリルまたはビニルポリマーを
含む。例えば、該マトリックス3の厚みは、0.1mm〜3mm
の範囲内であり得る。ネット6等の透過性構造を使用し
て、添付図に示した例におけるように、該マトリックス
3の全体としての接着力を改善することができる。この
透過性構造の存在のために、このような透過性の構造が
存在しない場合には、極めて強力に皮膚と接着して、該
所定のパッチを製造するのに不適当となってしまうよう
な材料から、該マトリックスを製造することが可能とな
る。
【0012】図示したように、該マトリックスの表面上
に該透過性構造を堆積することにより、皮膚と接触状態
にある該マトリックスの面積は、小さな面積をもつ多数
の個々の領域まで減少し、該マトリックス構成材料の、
皮膚上での全体としての接着性は、パッチ内でのその使
用を矛盾のないものとする。使用する該透過性構造を適
当に選択することによって、特にその開口に対して適当
な面積を選択することにより、皮膚上での接着性を容易
に減じもしくは増大することができる。図示されていな
い一変形において、該パッチの全体としての接着性に影
響を及ぼすために、予め該マトリックス中に埋設された
構造を使用することも可能である。使用する透過性の構
造は、適当な場合には、該マトリックス中に含まれる該
活性物質が、皮膚表面に向かって拡散することを可能と
する。
に該透過性構造を堆積することにより、皮膚と接触状態
にある該マトリックスの面積は、小さな面積をもつ多数
の個々の領域まで減少し、該マトリックス構成材料の、
皮膚上での全体としての接着性は、パッチ内でのその使
用を矛盾のないものとする。使用する該透過性構造を適
当に選択することによって、特にその開口に対して適当
な面積を選択することにより、皮膚上での接着性を容易
に減じもしくは増大することができる。図示されていな
い一変形において、該パッチの全体としての接着性に影
響を及ぼすために、予め該マトリックス中に埋設された
構造を使用することも可能である。使用する透過性の構
造は、適当な場合には、該マトリックス中に含まれる該
活性物質が、皮膚表面に向かって拡散することを可能と
する。
【0013】図示されていないもう一つの変形において
は、該透過性構造としてネットを使用する代わりに、不
織布を使用することが可能であり、適当な場合には、該
マトリックス中に含まれる1種以上の物質が、この不織
布を介して拡散することができる。該不織布は、その全
体としての接着力を改善し、かつ求める接着性を与える
ように、該マトリックス内に配置される。該マトリック
スの接着性は、またその表面上に、レリーフ状の部分を
形成することによっても改善することができる。このよ
うなレリーフは、エンボス加工した保護膜により達成す
ることができ、該膜は剥離した後に、該マトリックス上
に所定のレリーフを残す。該マトリックス3は、皮膚に
対する作用をもつ1種以上の活性物質、例えば酸化防止
剤、フリーラジカル捕獲剤、湿潤剤、脱色剤、脂肪調節
剤、アクネ防止剤、フケ防止剤、老化防止剤、柔軟剤、
皺取り剤、角質溶解剤、抗炎症剤、アストリンゼント、
創傷治癒剤、血管保護剤、抗生物質、防黴剤、発汗防止
剤、脱臭剤、スキンコンディショナー、麻酔剤、免疫調
節剤およびナリシング剤、水分吸収剤(綿、ポリアクリ
レート)、および皮脂吸収剤(オルガソル)を含む。
は、該透過性構造としてネットを使用する代わりに、不
織布を使用することが可能であり、適当な場合には、該
マトリックス中に含まれる1種以上の物質が、この不織
布を介して拡散することができる。該不織布は、その全
体としての接着力を改善し、かつ求める接着性を与える
ように、該マトリックス内に配置される。該マトリック
スの接着性は、またその表面上に、レリーフ状の部分を
形成することによっても改善することができる。このよ
うなレリーフは、エンボス加工した保護膜により達成す
ることができ、該膜は剥離した後に、該マトリックス上
に所定のレリーフを残す。該マトリックス3は、皮膚に
対する作用をもつ1種以上の活性物質、例えば酸化防止
剤、フリーラジカル捕獲剤、湿潤剤、脱色剤、脂肪調節
剤、アクネ防止剤、フケ防止剤、老化防止剤、柔軟剤、
皺取り剤、角質溶解剤、抗炎症剤、アストリンゼント、
創傷治癒剤、血管保護剤、抗生物質、防黴剤、発汗防止
剤、脱臭剤、スキンコンディショナー、麻酔剤、免疫調
節剤およびナリシング剤、水分吸収剤(綿、ポリアクリ
レート)、および皮脂吸収剤(オルガソル)を含む。
【0014】本発明のパッチは、高温に耐え得るコンベ
アストリップ上で、1種以上の溶媒中に浸漬したまま
で、該マトリックス3を構成する材料を被覆し、次いで
このアセンブリー全体をオーブン内に通して、上記の溶
媒を蒸発させることにより製造することができる。該オ
ーブンから取り出す際に、該コンベアストリップを該マ
トリックス3から分離し、かつ該マトリックスを該金属
被覆されたバックシート2に適用し、次にこのアセンブ
リーをカレンダー掛けする。該パッチ1は、好ましくは
処置すべき身体の形状に適合するように、予め切り離さ
れた状態で、使用者に提供され、該パッチのサイズは、
例えば1cm2 〜30cm2の範囲内にある。
アストリップ上で、1種以上の溶媒中に浸漬したまま
で、該マトリックス3を構成する材料を被覆し、次いで
このアセンブリー全体をオーブン内に通して、上記の溶
媒を蒸発させることにより製造することができる。該オ
ーブンから取り出す際に、該コンベアストリップを該マ
トリックス3から分離し、かつ該マトリックスを該金属
被覆されたバックシート2に適用し、次にこのアセンブ
リーをカレンダー掛けする。該パッチ1は、好ましくは
処置すべき身体の形状に適合するように、予め切り離さ
れた状態で、使用者に提供され、該パッチのサイズは、
例えば1cm2 〜30cm2の範囲内にある。
【0015】このパッチは、有利には、紙とプラスチッ
ク材料のフィルム、例えばポリプロピレン製のフィルム
との気密性のラミネート製の2枚のシートで作られた保
護サッシェ内に包装され、該紙は低温にて機能する接着
剤で被覆されている。該シートは、その接着剤で被覆し
た面を接触させることにより、該パッチの回りで相互に
接着される。このような包装は、該パッチを空気から保
護し、かつその保存性を改善するという利点をもつ。こ
のパッチを使用するためには、図2に示したように、使
用者は該保護膜5aおよび5bを引き剥がし、皮膚Pに該マ
トリックス3を貼付する。該人体から放出された熱輻射
線は、該反射層4により、皮膚Pに向けて後方に反射さ
れ、結果として該マトリックス3の温度は、急速に上昇
し、その温度は身体の温度またはこれに近い温度に達す
る。これは、該皮膚上の該マトリックスの接着力におけ
る増大を、適当な場合には該マトリックス3内に含まれ
る活性物質のより良好な拡散を、およびそのより良好な
皮膚への浸透をもたらす。これは、特に該パッチにより
反射された熱が、該マトリックス3の下方における血管
の拡張を生ずるからである。
ク材料のフィルム、例えばポリプロピレン製のフィルム
との気密性のラミネート製の2枚のシートで作られた保
護サッシェ内に包装され、該紙は低温にて機能する接着
剤で被覆されている。該シートは、その接着剤で被覆し
た面を接触させることにより、該パッチの回りで相互に
接着される。このような包装は、該パッチを空気から保
護し、かつその保存性を改善するという利点をもつ。こ
のパッチを使用するためには、図2に示したように、使
用者は該保護膜5aおよび5bを引き剥がし、皮膚Pに該マ
トリックス3を貼付する。該人体から放出された熱輻射
線は、該反射層4により、皮膚Pに向けて後方に反射さ
れ、結果として該マトリックス3の温度は、急速に上昇
し、その温度は身体の温度またはこれに近い温度に達す
る。これは、該皮膚上の該マトリックスの接着力におけ
る増大を、適当な場合には該マトリックス3内に含まれ
る活性物質のより良好な拡散を、およびそのより良好な
皮膚への浸透をもたらす。これは、特に該パッチにより
反射された熱が、該マトリックス3の下方における血管
の拡張を生ずるからである。
【0016】貼付は、例えば30秒〜5分間の期間、好ま
しくは1分〜5分に渡り継続する。厚み20μmの金属被
覆したポリエステルバックシートを、溶媒(酢酸エチ
ル、ヘキサン、エタノール)を主体とするアクリル接着
剤を含むマトリックスで被覆することにより作成した、
パッチを使用してテストを行った。該アクリル接着剤
は、自己硬化性かつ感圧性であり、MAPEI社により商品
名AGXLの下で市販されている。乾燥状態で測定され、か
つ該バックシート上に堆積された接着剤の量は、40 g/m
2 である。
しくは1分〜5分に渡り継続する。厚み20μmの金属被
覆したポリエステルバックシートを、溶媒(酢酸エチ
ル、ヘキサン、エタノール)を主体とするアクリル接着
剤を含むマトリックスで被覆することにより作成した、
パッチを使用してテストを行った。該アクリル接着剤
は、自己硬化性かつ感圧性であり、MAPEI社により商品
名AGXLの下で市販されている。乾燥状態で測定され、か
つ該バックシート上に堆積された接着剤の量は、40 g/m
2 である。
【0017】該マトリックス3は、また1.5重量%のコ
ジックス(Kojique's)酸、5重量%のオルガゾル粉末、
1重量%のゼラニウムの創傷治癒エッセンス、および1
重量%のRDFシミー(Chimie)によりDCバイオレット2K701
4なる商品名の下で市販されているバイオレット顔料を
も含む。使用した該接着剤の初期接着性は、約100 g/cm
2 であり、また十分な長さの時間に渡り所定の位置に放
置した後のその接着力(TAC)は、約300 g/cm2 である。
本発明に従って反射層を使用することにより、熱は集中
され、かつ該接着剤が、最大の接着力に近い接着力を達
成するのに必要とされる時間は、大幅に減じられる。
ジックス(Kojique's)酸、5重量%のオルガゾル粉末、
1重量%のゼラニウムの創傷治癒エッセンス、および1
重量%のRDFシミー(Chimie)によりDCバイオレット2K701
4なる商品名の下で市販されているバイオレット顔料を
も含む。使用した該接着剤の初期接着性は、約100 g/cm
2 であり、また十分な長さの時間に渡り所定の位置に放
置した後のその接着力(TAC)は、約300 g/cm2 である。
本発明に従って反射層を使用することにより、熱は集中
され、かつ該接着剤が、最大の接着力に近い接着力を達
成するのに必要とされる時間は、大幅に減じられる。
【図1】本発明の1態様を構成するパッチの模式的な断
面図である。
面図である。
【図2】皮膚に貼付した状態の、図1のパッチを示す図
である。
である。
1…パッチ 2…バックシート 3…マトリックス 4…反射層 6…ネット P…皮膚
Claims (12)
- 【請求項1】皮膚に貼付するための面をもつパッチであ
って、 人体により放出される赤外線を、反射層(4)と皮膚に貼
付するための該面との間で反射する、該反射層(4)と、 自己接着性を有し、かつ20℃〜40℃の範囲に渡り、温度
の上昇と共に接着性が増加する、アクリルまたはビニル
ポリマーを少なくとも含有する材料からなるマトリック
ス(3)と、 該マトリックス(3)中の、少なくとも1種の、皮膚に作
用を及ぼす活性物質とを含むことを特徴とする、上記パ
ッチ。 - 【請求項2】該マトリックス(3)が、バックシート(2)に
固定されており、かつ該反射層(4)が、該バックシート
(2)上に位置する、請求項1記載のパッチ。 - 【請求項3】該反射層(4)が、該バックシート(2)の少な
くとも1面を金属被覆することにより製造される、請求
項2記載のパッチ。 - 【請求項4】該反射層が波形を有する、請求項3記載の
パッチ。 - 【請求項5】該マトリックスが、使用前に2つの重なり
部分(5a,5b)をもつ、剥離可能な保護膜で覆われてい
る、請求項1〜4の何れか1項に記載のパッチ。 - 【請求項6】更に、少なくとも部分的に該マトリックス
中に埋設されて、その全体としての接着力を改善する、
ネット(6)等の透過性構造をも含む、請求項1〜5の何れ
か1項に記載のパッチ。 - 【請求項7】 該マトリックスが、皮膚と接触すること
になるその表面上に、レリーフ状の部分をもつ、請求項
1〜6の何れか1項に記載のパッチ。 - 【請求項8】 外部輻射線から熱エネルギーを取り込む
のに適した層をもつことを特徴とする、請求項1〜7の
何れか1項に記載のパッチ。 - 【請求項9】 紙とプラスチック材料のフィルムからな
る気密性ラミネートの2枚のシートで作成した保護サッ
シェ内に収容され、該紙は低温で機能する接着剤で被覆
されており、接着剤で被覆した面を相互に接触させるこ
とにより該シートが該パッチの周囲で結合されている、
請求項1〜8の何れか1項に記載のパッチ。 - 【請求項10】 該反射層全体を、該接着性マトリック
スに向けて熱輻射線を反射するのに使用する、請求項1
〜9の何れか1項に記載のパッチ。 - 【請求項11】 人体により放出された熱輻射線を局部
的に反射させ、かつ皮膚への活性物質の浸透を、熱の作
用により促進するための、請求項1〜10の何れか1項に
記載のパッチ(1)の使用。 - 【請求項12】 該パッチを、30秒〜5分間の範囲の期
間に渡り貼付する、請求項12に記載の使用。
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FR9803588A FR2776517B1 (fr) | 1998-03-24 | 1998-03-24 | Patch a effet thermique et son utilisation |
FR9803588 | 1998-03-24 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH11322589A true JPH11322589A (ja) | 1999-11-24 |
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ID=9524408
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP11080040A Pending JPH11322589A (ja) | 1998-03-24 | 1999-03-24 | 熱効果パッチおよびその使用 |
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---|---|
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EP (1) | EP0958814B1 (ja) |
JP (1) | JPH11322589A (ja) |
CA (1) | CA2264249A1 (ja) |
DE (1) | DE69907802T2 (ja) |
ES (1) | ES2198860T3 (ja) |
FR (1) | FR2776517B1 (ja) |
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GB2373250B (en) * | 1998-12-29 | 2004-01-14 | Kimberly Clark Co | Pantiliner comprising body-activated adhesive |
US6168028B1 (en) * | 1999-11-19 | 2001-01-02 | Unilever Home & Personal Care Usa, Division Of Conopco, Inc. | Packaged skin product |
US20020009486A1 (en) * | 1999-11-30 | 2002-01-24 | 3M Innovative Properties Company | Therapeutic agent delivery incorporating reflective optical film |
ATE327779T1 (de) | 1999-12-30 | 2006-06-15 | Acrymed | Methode und zusammensetzungen für verbesserte abgabevorrichtungen |
US6830565B2 (en) * | 2001-05-04 | 2004-12-14 | Hollister Incorporated | Adhesive faceplate for ostomy appliance having mirrored release sheet |
CN1678277B (zh) | 2002-07-29 | 2010-05-05 | 艾克里麦德公司 | 治疗皮肤病的方法和组合物 |
ZA200206650B (en) * | 2002-08-20 | 2004-05-26 | Sarah Davanzo | Gold tattoo. |
EP1781098B1 (en) * | 2004-07-30 | 2015-10-07 | Avent, Inc. | Antimicrobial devices and compositions |
US8361553B2 (en) | 2004-07-30 | 2013-01-29 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Methods and compositions for metal nanoparticle treated surfaces |
NZ592438A (en) | 2004-07-30 | 2012-11-30 | Kimberly Clark Co | Antimicrobial compositions of silver nanoparticles |
EP1809264B1 (en) * | 2004-09-20 | 2016-04-13 | Avent, Inc. | Antimicrobial amorphous compositions |
US7857507B2 (en) * | 2004-11-16 | 2010-12-28 | Welch Allyn, Inc. | Temperature patch and method of using the same |
US7815367B2 (en) * | 2004-11-16 | 2010-10-19 | Welch Allyn, Inc. | Multi-site infrared thermometer |
US8293965B2 (en) * | 2006-04-28 | 2012-10-23 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Antimicrobial site dressings |
AU2009316270B2 (en) * | 2008-11-24 | 2015-08-27 | Avent, Inc. | Antimicrobial laminate constructs |
WO2011035393A1 (en) * | 2009-09-26 | 2011-03-31 | Patsiatzis Mia E | Skin and hair protectors |
US8657758B2 (en) | 2010-12-02 | 2014-02-25 | Welch Allyn, Inc. | Devices and methods for temperature determination |
CN103505770B (zh) * | 2012-06-26 | 2015-10-14 | 陕西远光高科技有限公司 | 输液管功能性敷贴 |
EP3191041B1 (en) | 2014-09-10 | 2022-06-08 | C. R. Bard, Inc. | Protective dressing for skin-placed medical device |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3520403A (en) * | 1968-08-06 | 1970-07-14 | Martin B Moshel | Adhesive bandage package and dispenser therefor |
DE3344334C2 (de) * | 1983-12-08 | 1986-11-13 | Lohmann Gmbh & Co Kg, 5450 Neuwied | Folienverband |
WO1986000536A1 (en) * | 1984-07-06 | 1986-01-30 | Avery International Corporation | Bandage for sustained delivery of drugs |
CA1340190C (en) * | 1988-08-01 | 1998-12-15 | The Kendall Company | Discontinuous adhesive surface |
JPH02145854A (ja) * | 1988-11-25 | 1990-06-05 | Futaba Shokai:Kk | 遠赤外線を放射する布状体およびそれを使用する人体の加温方法 |
CA2117546A1 (en) * | 1993-08-27 | 1995-02-28 | Takateru Muraoka | Medical adhesive sheet |
-
1998
- 1998-03-24 FR FR9803588A patent/FR2776517B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1999
- 1999-03-19 US US09/272,205 patent/US6191339B1/en not_active Expired - Fee Related
- 1999-03-19 DE DE69907802T patent/DE69907802T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1999-03-19 ES ES99400674T patent/ES2198860T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1999-03-19 EP EP99400674A patent/EP0958814B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1999-03-23 CA CA002264249A patent/CA2264249A1/fr not_active Abandoned
- 1999-03-24 JP JP11080040A patent/JPH11322589A/ja active Pending
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FR2776517B1 (fr) | 2000-06-09 |
DE69907802T2 (de) | 2004-04-08 |
DE69907802D1 (de) | 2003-06-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040628 |