JPH11321979A - 浮屋根式貯蔵タンクの浮屋根 - Google Patents

浮屋根式貯蔵タンクの浮屋根

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JPH11321979A
JPH11321979A JP10136267A JP13626798A JPH11321979A JP H11321979 A JPH11321979 A JP H11321979A JP 10136267 A JP10136267 A JP 10136267A JP 13626798 A JP13626798 A JP 13626798A JP H11321979 A JPH11321979 A JP H11321979A
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JP
Japan
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floating roof
plate
weather shield
floating
storage tank
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JP10136267A
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Haruo Fujita
春男 藤田
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IHI Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 貯蔵した液体が外部に漏れない構造を有する
浮屋根式貯蔵タンクの浮屋根を提供する。 【解決手段】 浮屋根式貯蔵タンクの側板の内面に沿っ
て上下に摺動できる浮屋根式貯蔵タンクの浮屋根であっ
て、浮体構造を有する浮屋根本体7と、浮屋根本体の外
周に沿って取り付けられその浮屋根本体の外周をシール
するシール装置8と、浮屋根本体の外周を分割してその
シール装置の上方に配置されその根元部が浮屋根本体の
外周部上面に回転自在に取り付けられその先端部が浮屋
根式貯蔵タンクの側板の内面に接したウェザーシールド
装置と6を備え、そのウェザーシールド装置は、そのほ
ぼ中央部の上面に起立するように取り付けられた跳返し
板65を有するものとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原油、重油等の危
険物および水等を貯蔵する浮屋根式貯蔵タンクの浮屋根
に係り、更に詳しくは、貯蔵物を周囲環境に漏らさない
構造を有する浮屋根式貯蔵タンクの浮屋根に関する。
【0002】
【従来の技術】原油、重油、水その他の液体を貯蔵する
ためには、それらの液体の容量の増減に応じて浮屋根が
上下する様になった浮屋根式貯蔵タンクが利用される。
図5は浮屋根式貯蔵タンク9の断面図であり、図6は従
来のウェザーシール装置6を備えた浮屋根式貯蔵タンク
9の外周部の断面図である。図5において、浮屋根式貯
蔵タンク9は、底板3、側板2及び浮屋根1を備える。
側板2の下端と底板3とが水密に接合され、浮屋根1が
側板2の内側に落とし込まれている。浮屋根1は、浮屋
根本体7、シール装置8、ウエザーシールド装置6及び
ワックススクレーパ20(図6参照)を備える。図6に
おいて、浮屋根本体7は、上部デッキ71、下部デッキ
72及び外リム70を備える。下部デッキ72は浮屋根
の下部を覆う板である。外リム70は浮屋根本体7の外
周を囲う板である。下部デッキ72と外リム70は外周
で水閉に接合され、浮屋根本体7を浮体構造としてい
る。上部デッキ71は浮屋根本体7の上部を覆う床板で
あり、浮屋根本体7に雨水等が浸入しないようにするた
めの上蓋となっている。上部デッキ71は、外周から中
心に向かって緩やかな傾斜を有している。図5及び図6
において、上部デッキ7の中央には排水溝50(図5)
が設けられている。排水溝50の上部には目の粗いスト
レーナが設けられている。排水配管51が側板の下方に
設けられ、排水装置5が、その排水溝50とその排水配
管51を連通している。シール装置8は、浮屋根本体7
と側板2の間をシールするためのシール構造をしてい
る。図6に示すように、シール装置8は、ウレタンフォ
ーム81、エンベロープ82、ガイドプレート83、カ
ーテン84及びハンガーバー85を備える。ハンガーバ
ー85は外リム70の上端に取り付けられ、ガイドプレ
ート83はハンガーバー85の下端に取り付けられる。
ウレタンフォーム81はガイドプレート83に取り付け
られ、その周囲がエンベロープ82に囲われる。ハンガ
ーバー85はカーテン84に覆われる。ウエザーシール
ド装置6は、そのシール装置8の上方に配置され、浮屋
根本体7の外周上部と側板2との隙間を覆う構造をして
いる。図5及び図6に示すように、浮屋根1は、それら
が一体となって貯蔵された液体4に浮くようになってい
る。ワックススクレーパ20は下部デッキ72の外周部
下面に設けられる。ワックススクレーパ20の先端が側
板2の内面に一定の力で押さえられ、接している。
【0003】上述した貯蔵タンク9に液体4を貯蔵する
と、浮屋根1は貯蔵タンク9に貯蔵される液体4の上に
浮かぶ。浮屋根1は、貯蔵された液体4の容量が増加す
るに従って上昇し、貯蔵された液体4の容量が減少する
に従って下降する。シール装置8は、貯蔵された液体や
気化した気体が浮屋根本体7と側板2とのすき間から外
部に漏れてくるのを防止する。ウエザーシールド装置6
は、雨その他の雑物が浮屋根1と側板2の間に入り込む
のを防止し、さらにシール装置8に太陽光線(特に、紫
外線)が直接当たるのを防いでいる。また、このウエザ
ーシールド装置6は、落下物がシール装置を傷つけない
ようにする機能も有する。浮屋根7の上部に降った雨
は、上部デッキ71の傾斜を伝って排水溝50に集めら
れ、排水装置5により排水配管51へ導かれ、排水配管
51から浮屋根式貯蔵タンク9の外部へ排水される。ワ
ックススクレーパ20は、側板2の内面に付着したター
ル分4を掻き落とす。
【0004】従来のウェザーシール装置6は、図6に示
すように、ウエザーシールドストッパ64及びウエザー
シールド60を備える。ウエザーシールドストッパ64
は、上部デッキ71の外周部上面に一定の間隔で配置さ
れる。ウエザーシールド60は、略長方形の形状をして
いる。ウエザーシールド60の幅寸法は、それぞれ浮屋
根本体7の外周寸法をN等分した寸法より若干幅広い寸
法をしている。N個のウエザーシールド60は隣り同士
のウエザーシールド60と重なりながら浮屋根本体7の
外周を取り囲むように配置される。そのウエザーシール
ド60は、その根元を回転自在にシールドストッパ64
に固定されている。ウエザーシールド60の先端は、凸
状に湾曲した形状をし、その凸面部を側板の内壁に接触
する様になっている。ウエザーシールド60は、スライ
ド板61とシールド板63とを備える。スライド板61
は一般に黄銅板で作られ、ウエザーシールド60の先端
部分を構成する。シールド板63は、ウエザーシールド
60の根元部分を構成する。シールド板63は、スライ
ド板61とあて板62とで挟まれてボルト付けされる。
【0005】従来のウエザーシールド装置6の作用を説
明する。ウエザーシールド装置の下方に配置されるシー
ル装置8は、浮屋根本体7と側板2の隙間をシールし、
貯蔵液体4やその気化ガスが外部に漏れだすことを防
ぎ、さらに異物が貯蔵タンク9の内部へ進入することを
防止している。ウエザーシールド6は、その根元部が浮
屋根本体7の外周部上面に回転自在に固定され、その先
端部が側板2の内面に接している。浮屋根1が貯蔵され
た液体の増減により上下すると、先端が側板の内面に沿
って褶動する。浮屋根1が上下する時に、浮屋根本体7
と側板2の隙間寸法が変動する。それに従いウエザーシ
ールドストッパ64と側板2の内壁の間隔が変動する
と、ウエザーシールド60の根元が回転揺動し、スライ
ド板61は側板2との接触を維持する。ウエザーシール
ド装置6は、浮屋根1に降った雨や異物がシール装置8
に入り込むのを防いでいる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の浮屋根式貯蔵タンク9では、シール装置8が浮屋根本
体7と側板2の間をシールし、貯蔵された液体4が上部
に漏れ出るのを防止している。しかし、貯蔵された液体
4は一般に付着力のある重油等であるので、浮屋根1が
上下した際に、重油等が側板の内壁に付着する。浮屋根
1が下降して、側板2の内壁に付着した重油等が外気に
曝されると、揮発成分が蒸発し、揮発しにくいタール分
等が側板2の内壁に残る。貯蔵している液体4の流動性
を高めるために加熱している浮屋根式貯蔵タンク9で
は、側板が外気により冷やされるので、特にその傾向が
大きくなる。浮屋根1が上下することによって、タール
等が側板2の内壁にさらに付着して、付着したタール分
等の厚みが大きくなる。タール分等の厚みが増えると、
タール分等の塊(図示せず)がその重みで側板2の内壁
から剥がれ、ウエザーシールド装置6の上部に落下す
る。タール分等の塊はウエザーシールド装置6の傾斜を
転げ落ち、浮屋根本体7の上面に落下する。その落下し
たタール分等の塊が浮屋根1の上面を汚染するという問
題があった。さらにタール分等の塊が雨水により押し流
され、排水溝50から排水装置5を通って排水配管51
から外にでて、浮屋根式貯蔵タンク9の周囲環境を汚染
するという問題があった。
【0007】本発明は以上に述べた問題点に鑑み案出さ
れたもので、貯蔵された重油等により環境を汚さないた
めの浮屋根式貯蔵タンクの浮屋根を提供することを目的
とする。さらに、貯蔵された重油等による汚れる面積が
少なく、清掃が容易な浮屋根式貯蔵タンク9の浮屋根1
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明に係る浮屋根式貯蔵タンクの浮屋根は、浮屋根式
貯蔵タンクの側板(2)の内面に沿って上下に摺動でき
る浮屋根式貯蔵タンクの浮屋根であって、浮体構造を有
する浮屋根本体(7)と、浮屋根本体の外周に沿って取
り付けられその浮屋根本体の外周をシールするシール装
置(8)と、浮屋根本体の外周を分割してそのシール装
置の上方に配置されその根元部が浮屋根本体の外周部上
面に回転自在に取り付けられその先端部が浮屋根式貯蔵
タンクの側板の内面に接したウェザーシールド装置
(6)とを備え、そのウェザーシールド装置は、そのほ
ぼ中央部の上面に起立するように取り付けられた跳返し
板(65)を有するようにした。
【0009】上記本発明の構成により、浮屋根本体
(7)は、浮体構造を有するので、浮屋根を貯蔵液体の
上に浮かせることができる。シール装置(8)は、浮屋
根本体の外周に沿って取り付けられ、貯蔵液体やその気
化ガスが浮屋根本体と側板とのすき間から漏れだすこと
を防ぐ。ウエザーシールド装置(6)は、浮屋根本体の
外周部と側板の内面との間隔距離が変動しても、常にそ
の先端部を側板の内面に接しておくことができる。従っ
て、シール装置に雨水や異物が落ちることを防止する。
跳返し板は、落ちてきた異物を受け止めて、浮屋根本体
に落下するのを防止する。
【0010】更に望ましくは、本発明にかかる浮屋根式
貯蔵タンクの浮屋根は、前記跳返し板のウエザーシール
ドへの取り付け部に水抜き穴(66)が設けられている
ようにした。
【0011】上記本発明の構成により、水抜き穴(6
6)は、ウエザーシールド装置(6)の上部に降った雨
水を浮屋根本体の上部に流す。
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を図面を参照して説明する。なお、各図において、共通
する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略す
る。
【0012】図1は本発明のウエザーシールド装置6を
備えた浮屋根式貯蔵タンク9の外周部の断面図である。
このウエザーシールド装置6は、ウエザーシールドスト
ッパ64とウエザーシールド60と跳返し板65とを備
える。ウエザーシールドストッパ64は上部デッキ71
の外周の上面に一定の間隔で配置される。ウエザーシー
ルド60は、略長方形の形状をした板形状をしている。
ウエザーシールド60の幅寸法は、それぞれ浮屋根本体
7の外周寸法をN等分(Nは整数)した寸法より若干幅
広い寸法をしている。N個のウエザーシールド60は隣
り同士のウエザーシールド60と重なりながら浮屋根本
体7の外周を取り囲むように配置される。そのウエザー
シールド60の根元部分は、ウエザーシールドストッパ
64に回転自在に固定されている。ウエザーシールド6
0の先端は、凸状に湾曲した形状をし、凸面部を側板2
の内壁に接触する様になっている。ウエザーシールド6
0は、スライド板61とシールド板63とを備える。ス
ライド板61は一般に黄銅板で作られ、ウエザーシール
ド60の先端部分を構成する。シールド板63は、ウエ
ザーシールド60の根元部分を構成する。シールド板6
3は、スライド板61とあて板62とで挟まれてボルト
付けされる。跳返し板65は、ウエザーシールド60の
幅と略同一寸法の幅を有する長方形板である。跳返し板
65は、個々のシールド板63に直立して固定される。
跳返し板は、隣り同士の跳返し板と重なりあう。跳返し
板65には、水抜き穴がウエザーシールド60への取り
付け部に設けられている。
【0013】図2は跳返し板65の形状の第1実施形態
を示している。跳返し板65は、シールド板63に溶接
にて一体的に固定されている。跳返し板65とシールド
板63の間には三角形のガセットプレート67が固定さ
れている。跳返し板65には、隣り同士のシールド板6
3と重なる箇所に、シールド板63の厚みより若干大き
な切り欠き68が設けられている。跳返し板65には、
シールド板63に固定される位置に略四角形の水抜き穴
66が設けられている。この水抜き穴66には細かいメ
ッシュの金網が張られている。
【0014】図3は跳ね返し板の第2実施形態を示して
いる。跳ね返し板65は、略直角に折り曲げられた長方
形形状の板である。折れ曲がった跳ね返し板65の間に
は三角形のガセットプレート67が固定されている。跳
ね返し板65の一辺はシールド板63にボルト69で固
定される。固定には、シールド板63とスライド板61
を固定しているボルト69を兼用するのが望ましい。跳
返し板65には、隣り同士のシールド板63と重なる箇
所に、シールド板63の厚みより若干大きな切り欠き6
8が設けられている。跳返し板65には、シールド板6
3に固定される位置に略四角形の水抜き穴66が設けら
れている。この水抜き穴66には細かいメッシュの金網
が張られている。この第2実施形態は既に建造済みの浮
屋根式貯蔵タンクに追加するのに、好適な構造をしてい
る。
【0015】次に本発明のウエザーシールド装置の作用
を説明する。図4は、ウエザーシールド装置の作用を示
す概念図である。シール装置8は、浮屋根本体7と側板
2の隙間をシールし、貯蔵液体4やその気化ガスが外部
に漏れだすことを防ぐことができ、さらに異物が貯蔵タ
ンク9の内部へ進入することを防止している。ウエザー
シールド装置6はそのシール装置8の上方に位置し、浮
屋根1の上に降った雨や異物がシール装置8に入り込む
のを防いでいる。ウエザーシールド60は、その根元部
が浮屋根本体7の外周部上面に固定され回転自在になっ
ており、その先端が側板2の内面に接している。浮屋根
1が貯蔵された液体の増減により上下すると、先端部が
側板2の内面に沿って褶動する。浮屋根1が上下し、浮
屋根本体6と側板2の隙間寸法が変動すると、ウエザー
シールド60の根元部が回転し、その先端部は側板2と
の接触を維持する。ウエザーシールド60の上面に降っ
た雨12は跳返し板65の下部に設けた水抜き穴66か
ら下に流れ落ちる。雨水12は、ウエザーシールド60
の上面の傾斜を伝って浮屋根本体7の上面に流れ落ち
る。側板2の内壁に付着したタール分等の塊11が剥が
れた時は、そのタール分等の塊11は、ウエザーシール
ド装置6の上部に落下し、跳返し板65に当たって跳ね
返され、側板2と跳返し板65の間のウエザーシールド
60の上面に溜まる。
【0016】本発明の実施形態によれば、浮屋根本体7
とウエザーシールド装置6に降った雨水12は、すべて
上部デッキ71の上面に設けられた傾斜を伝って浮屋根
の排水溝50に集められる。排水溝50に溜まった雨水
は、排水装置5により浮屋根式貯蔵タンクの側面に設け
られた排水配管51に集められ、排水配管51から外部
へ排水される。側板2の内壁に付着したタール分等の塊
11が剥がれ落ちた時は、タール分等の塊11は、側板
2と跳返し板65の間のウエザーシールド60の上面に
溜まる。従って、タール分等の塊11が浮屋根式貯蔵タ
ンク9の外部へ出て、環境を汚染することがない。さら
に、タール分等の塊11は、側板2と跳返し板65との
間のウエザーシールド60の上面に溜まるので、タール
分等の塊11が浮屋根本体7の上面全体に広がることが
ない。従って、浮屋根1の面積を広く汚すことがない。
さらに、タール分の塊11が一定の狭い場所に集まって
溜まるので、除去が容易で、浮屋根1の上面の清掃に時
間がかからない。
【0017】なお本発明は以上に述べた実施形態に限ら
れるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で各種
の変更が可能である。たとえは、跳返し板65の構造及
びシールド板63への取り付け方法は説明した実施形態
に限定されない。また、跳返し板65とウエザーシール
ド60の取り付け角度は、本発明の要旨に最も適切な角
度に調整される。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明の浮屋根式タ
ンクの構造により、貯蔵された重油等が側板の内壁に付
着して剥がれ落ちても、すべての貯蔵された重油等はウ
エザーシールド装置の上面に起立した跳返し板に遮ら
れ、ウエザーシールド装置の上面に溜まる。従って、貯
蔵された重油等が浮屋根式貯蔵タンクの外部へ出て、環
境を汚染することがない。さらに、貯蔵された重油等が
浮屋根本体の上面全体に広がることがないので、浮屋根
本体の面積を広くは汚さない。さらに、貯蔵された重油
等がウエザーシールド装置の上面に溜まるので、除去が
容易で、浮屋根の上面の清掃に時間がかからない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のによる浮屋根式貯蔵タンクの浮屋根の
外周部の側面断面図である。
【図2】本発明の浮屋根の第1実施形態図である。
【図3】本発明の浮屋根の第2実施形態図である。
【図4】本発明の浮屋根の作用を示す概念図である。
【図5】浮屋根式貯蔵タンクの断面図である。
【図6】従来の浮屋根式貯蔵タンクの浮屋根の外周部の
側面断面図である。
【符号の説明】
1 浮屋根 2 側板 3 底板 4 貯蔵液体 5 排水装置 6 ウエザーシールド装置 7 浮屋根本体 8 シール装置 9 浮屋根式貯蔵タンク 10 側板に付着したタール分 11 タール分等の塊 12 雨水 20 ワックススクレーパ 50 排水溝 51 排水配管 60 ウエザーシールド 61 スライド板 62 当て板 63 シールド板 64 ウエザーシールドストッパ 65 跳返し板 66 水抜き穴 67 ガセットプレート 68 切り欠き 69 ボルト 70 外リム 71 上部デッキ 72 下部デッキ 81 ウレタンフォーム 82 エンベロープ 83 ガイドプレート 84 カーテン 85 ハンガーバー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浮屋根式貯蔵タンクの側板(2)の内面
    に沿って上下に摺動できる浮屋根式貯蔵タンクの浮屋根
    であって、浮体構造を有する浮屋根本体(7)と、浮屋
    根本体の外周に沿って取り付けられその浮屋根本体の外
    周をシールするシール装置(8)と、浮屋根本体の外周
    を分割してそのシール装置の上方に配置されその根元部
    が浮屋根本体の外周部上面に回転自在に取り付けられそ
    の先端部が浮屋根式貯蔵タンクの側板の内面に接したウ
    ェザーシールド装置(6)とを備え、そのウェザーシー
    ルド装置は、そのほぼ中央部の上面に起立するように取
    り付けられた跳返し板(65)を有する、ことを特徴と
    する浮屋根式貯蔵タンクの浮屋根。
  2. 【請求項2】 前記跳返し板のウエザーシールドへの取
    り付け部に水抜き穴(66)が設けられている、ことを
    特徴とする請求項1記載の浮屋根式貯蔵タンクの浮屋
    根。
JP10136267A 1998-05-19 1998-05-19 浮屋根式貯蔵タンクの浮屋根 Pending JPH11321979A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113666001A (zh) * 2021-08-05 2021-11-19 江苏扬子鑫福造船有限公司 一种新型集装箱纵舱壁防护装置
CN114435776A (zh) * 2020-10-31 2022-05-06 中国石油化工股份有限公司 一种浮顶罐罐壁结蜡清洗系统和方法

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