JPH11321978A - 粉粒体ホッパの排出ゲート機構 - Google Patents
粉粒体ホッパの排出ゲート機構Info
- Publication number
- JPH11321978A JPH11321978A JP10129979A JP12997998A JPH11321978A JP H11321978 A JPH11321978 A JP H11321978A JP 10129979 A JP10129979 A JP 10129979A JP 12997998 A JP12997998 A JP 12997998A JP H11321978 A JPH11321978 A JP H11321978A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- discharge
- radius
- gate plate
- cylinder
- tube
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 粉粒体が排出筒とゲート板との隙間に噛み込
むことがないようにされた粉粒体ホッパの排出ゲート機
構を提供することを目的とする。 【解決手段】ホッパ本体1の下端に、上方から見て矩形
状に形成された排出筒2を連通して設けると共に該排出
筒2の下端を該排出筒2の左右中心点O1から半径R1
でなる凸円弧面に形成し、該排出筒2の下方には、前記
排出筒2の左右中心点O1から水平横方向にδだけ移動
させた点O2を中心にして前記半径R1よりも長い半径
R2で描いた凹円弧面ゲート板3を前記左右中心点O1
を中心にして回動可能に吊り下げ、該凹円弧面ゲート板
3を引き上げシリンダ4に連結したことを特徴とする粉
粒体ホッパの排出ゲート機構。
むことがないようにされた粉粒体ホッパの排出ゲート機
構を提供することを目的とする。 【解決手段】ホッパ本体1の下端に、上方から見て矩形
状に形成された排出筒2を連通して設けると共に該排出
筒2の下端を該排出筒2の左右中心点O1から半径R1
でなる凸円弧面に形成し、該排出筒2の下方には、前記
排出筒2の左右中心点O1から水平横方向にδだけ移動
させた点O2を中心にして前記半径R1よりも長い半径
R2で描いた凹円弧面ゲート板3を前記左右中心点O1
を中心にして回動可能に吊り下げ、該凹円弧面ゲート板
3を引き上げシリンダ4に連結したことを特徴とする粉
粒体ホッパの排出ゲート機構。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉粒体を一時的に
貯蔵する粉粒体ホッパから粉粒体を排出させたり排出を
停止させる粉粒体ホッパの排出ゲート機構に関する。
貯蔵する粉粒体ホッパから粉粒体を排出させたり排出を
停止させる粉粒体ホッパの排出ゲート機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来粉粒体ホッパ本体に連通される排出
筒には、排出ゲートとして平板に穴を明けたスライドゲ
ート板や排出筒の下端を凸円弧面に形成し、この凸円弧
面に対応した凹円弧面を有する回動円弧面ゲート板を回
転中心を同じにして排出筒の下部に設けるようにしてい
る。
筒には、排出ゲートとして平板に穴を明けたスライドゲ
ート板や排出筒の下端を凸円弧面に形成し、この凸円弧
面に対応した凹円弧面を有する回動円弧面ゲート板を回
転中心を同じにして排出筒の下部に設けるようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記のようなス
ライドゲート板あるいは円弧面ゲート板を設けた粉粒体
の排出ゲート機構においては、粉粒体を排出させたり排
出を停止させるためにゲート板を移動させた場合、排出
筒とゲート板との隙間に粉粒体が噛み込んで排出されな
いことがあり、粉粒体の計量が正確でなくなったり、噛
み込み粉粒体の抵抗によりゲート板の作動が円滑でなく
なったりして作動エネルギーロスが増大する等の問題が
あった。本発明は上記の問題に鑑みて成されたもので、
粉粒体が排出筒とゲート板との隙間に噛み込むことのな
い粉粒体ホッパの排出ゲート機構を提供することを目的
とする。
ライドゲート板あるいは円弧面ゲート板を設けた粉粒体
の排出ゲート機構においては、粉粒体を排出させたり排
出を停止させるためにゲート板を移動させた場合、排出
筒とゲート板との隙間に粉粒体が噛み込んで排出されな
いことがあり、粉粒体の計量が正確でなくなったり、噛
み込み粉粒体の抵抗によりゲート板の作動が円滑でなく
なったりして作動エネルギーロスが増大する等の問題が
あった。本発明は上記の問題に鑑みて成されたもので、
粉粒体が排出筒とゲート板との隙間に噛み込むことのな
い粉粒体ホッパの排出ゲート機構を提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明における粉粒体ホッパの排出ゲート機構は、
ホッパ本体の下端に、上方から見て矩形状に形成された
排出筒を連通して設けると共に該排出筒の下端を該排出
筒の左右中心点から半径R1でなる凸円弧面に形成し、
該排出筒の下方には、前記排出筒の左右中心点から水平
横方向にδだけ移動させた点を中心にして前記半径R1
よりも長い半径R2で描いた凹円弧面ゲート板を前記左
右中心点を中心にして回動可能に吊り下げ、もって排出
筒の左右下端面と凹円弧面ゲート板の左右上端面の隙間
β、αがβ<αの関係になるように配設し、該凹円弧面
ゲート板を引き上げシリンダに連結したことを特徴とす
るものである。
めに本発明における粉粒体ホッパの排出ゲート機構は、
ホッパ本体の下端に、上方から見て矩形状に形成された
排出筒を連通して設けると共に該排出筒の下端を該排出
筒の左右中心点から半径R1でなる凸円弧面に形成し、
該排出筒の下方には、前記排出筒の左右中心点から水平
横方向にδだけ移動させた点を中心にして前記半径R1
よりも長い半径R2で描いた凹円弧面ゲート板を前記左
右中心点を中心にして回動可能に吊り下げ、もって排出
筒の左右下端面と凹円弧面ゲート板の左右上端面の隙間
β、αがβ<αの関係になるように配設し、該凹円弧面
ゲート板を引き上げシリンダに連結したことを特徴とす
るものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて詳しく説明する。図1において、ホッパ本体1
の下部には上方から見て矩形状に形成された排出筒2が
連通して設けられており、該排出筒2の下端は該排出筒
2の左右中心点O1から半径R1でなる凸円弧面に形成
されている。さらに排出筒2の下方には前記排出筒2の
左右中心点O1から水平横方向にδだけ移動させた点O
2を中心にして前記半径R1よりも長い半径R2で描い
た凹円弧面ゲート板3が前記左右中心点O1を中心にし
て回動可能に吊り下げられている。
基づいて詳しく説明する。図1において、ホッパ本体1
の下部には上方から見て矩形状に形成された排出筒2が
連通して設けられており、該排出筒2の下端は該排出筒
2の左右中心点O1から半径R1でなる凸円弧面に形成
されている。さらに排出筒2の下方には前記排出筒2の
左右中心点O1から水平横方向にδだけ移動させた点O
2を中心にして前記半径R1よりも長い半径R2で描い
た凹円弧面ゲート板3が前記左右中心点O1を中心にし
て回動可能に吊り下げられている。
【0006】この結果排出筒2下端の凸円弧面と凹円弧
面ゲート板3の上面の隙間は、左右端部の隙間β、αが
β>αの関係になるようにされ、さらに排出筒2の下端
の凸円弧面を形成する半径R1が該排出筒2の横幅寸法
よりも短く、横幅寸法の1/2よりも長い寸法にされて
いる。また前記凹円弧面ゲート板3は、引き上げシリン
ダ4のピストンロッド4Aにブラケット5を介して連結
されている。
面ゲート板3の上面の隙間は、左右端部の隙間β、αが
β>αの関係になるようにされ、さらに排出筒2の下端
の凸円弧面を形成する半径R1が該排出筒2の横幅寸法
よりも短く、横幅寸法の1/2よりも長い寸法にされて
いる。また前記凹円弧面ゲート板3は、引き上げシリン
ダ4のピストンロッド4Aにブラケット5を介して連結
されている。
【0007】このように構成されたものは、ホッパ本体
1及び排出筒2内に粉粒体が貯蔵されている図1の状態
で引き上げシリンダ4が縮引作動して凹円弧面ゲート板
3を中心点O1を中心にして右上方に回動させ排出筒2
から粉粒体を排出させる。この際に凹円弧面ゲート板3
の右端部と排出筒2の凸円弧面との隙間αは次第に広く
なってゆき、最終的には隙間βと同じ隙間になるしたが
って粉粒体が排出筒2の下端面と凹円弧面ゲート板3の
間に噛み込むことなく排出筒2の下端部が開放される。
また引き上げシリンダ4が逆作動して粉粒体の排出を停
止させる場合においても凹円弧面ゲート板3の左端と排
出筒2の下端面とは隙間βを保った状態で凹円弧面ゲー
ト板3が左方向に回動されるようになり、粉粒体を噛み
込まないで回動される。
1及び排出筒2内に粉粒体が貯蔵されている図1の状態
で引き上げシリンダ4が縮引作動して凹円弧面ゲート板
3を中心点O1を中心にして右上方に回動させ排出筒2
から粉粒体を排出させる。この際に凹円弧面ゲート板3
の右端部と排出筒2の凸円弧面との隙間αは次第に広く
なってゆき、最終的には隙間βと同じ隙間になるしたが
って粉粒体が排出筒2の下端面と凹円弧面ゲート板3の
間に噛み込むことなく排出筒2の下端部が開放される。
また引き上げシリンダ4が逆作動して粉粒体の排出を停
止させる場合においても凹円弧面ゲート板3の左端と排
出筒2の下端面とは隙間βを保った状態で凹円弧面ゲー
ト板3が左方向に回動されるようになり、粉粒体を噛み
込まないで回動される。
【0008】
【発明の効果】本発明は、上記の説明から明らかなよう
に粉粒体ホッパの排出ゲート機構をホッパ本体の下端
に、上方から見て矩形状に形成された排出筒を連通して
設けると共に該排出筒の下端を該排出筒の左右中心点か
ら半径R1でなる凸円弧面に形成し、該排出筒の下方に
は、前記排出筒の左右中心点から水平横方向にδだけ移
動させた点を中心にして前記半径R1よりも長い半径R
2で描いた凹円弧面ゲート板を前記左右中心点を中心に
して回動可能に吊り下げ、もって排出筒の左右下端面と
凹円弧面ゲート板の左右上端面の間隙β、αがβ<αの
関係になるように配設し、該凹円弧面ゲート板を引き上
げシリンダに連結した構成にしたから粉粒体の排出及び
停止の際に粉粒体を噛み込むことがなくなり、粉粒体の
計量誤差がなくなると共に粉粒体の排出及び停止の作動
が円滑となり、作動エネルギーロスがなくなる等、従来
の問題をすべて解決できる。
に粉粒体ホッパの排出ゲート機構をホッパ本体の下端
に、上方から見て矩形状に形成された排出筒を連通して
設けると共に該排出筒の下端を該排出筒の左右中心点か
ら半径R1でなる凸円弧面に形成し、該排出筒の下方に
は、前記排出筒の左右中心点から水平横方向にδだけ移
動させた点を中心にして前記半径R1よりも長い半径R
2で描いた凹円弧面ゲート板を前記左右中心点を中心に
して回動可能に吊り下げ、もって排出筒の左右下端面と
凹円弧面ゲート板の左右上端面の間隙β、αがβ<αの
関係になるように配設し、該凹円弧面ゲート板を引き上
げシリンダに連結した構成にしたから粉粒体の排出及び
停止の際に粉粒体を噛み込むことがなくなり、粉粒体の
計量誤差がなくなると共に粉粒体の排出及び停止の作動
が円滑となり、作動エネルギーロスがなくなる等、従来
の問題をすべて解決できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の要部を示す正面図である。
1 ホッパ本体 2 排出筒 3 凹円弧面ゲート板 引き上げシリンダ
Claims (2)
- 【請求項1】 ホッパ本体1の下端に、上方から見て矩
形状に形成された排出筒2を連通して設けると共に該排
出筒2の下端を該排出筒2の左右中心点O1から半径R
1でなる凸円弧面に形成し、該排出筒2の下方には、前
記排出筒2の左右中心点O1から水平横方向にδだけ移
動させた点O2を中心にして前記半径R1よりも長い半
径R2で描いた凹円弧面ゲート板3を前記左右中心点O
1を中心にして回動可能に吊り下げ、もって排出筒2の
左右下端面と凹円弧面ゲート板3の左右上端面の隙間
β、αがβ<αの関係になるように配設し、該凹円弧面
ゲート板3を引き上げシリンダ4に連結したことを特徴
とする粉粒体ホッパの排出ゲート機構。 - 【請求項2】前記排出筒2の凸円弧面を形成する半径R
1が該排出筒2の横幅寸法より短く、横幅寸法の1/2
よりも長くされているこを特徴とする請求項1記載の粉
粒体ホッパの排出ゲート機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10129979A JPH11321978A (ja) | 1998-05-13 | 1998-05-13 | 粉粒体ホッパの排出ゲート機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10129979A JPH11321978A (ja) | 1998-05-13 | 1998-05-13 | 粉粒体ホッパの排出ゲート機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11321978A true JPH11321978A (ja) | 1999-11-24 |
Family
ID=15023172
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10129979A Pending JPH11321978A (ja) | 1998-05-13 | 1998-05-13 | 粉粒体ホッパの排出ゲート機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11321978A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102069976A (zh) * | 2010-06-18 | 2011-05-25 | 无锡华中科技有限公司 | 一种料仓的放料装置 |
CN102491105A (zh) * | 2011-12-16 | 2012-06-13 | 云南昆船设计研究院 | 饼状物料自动定量放料装置 |
CN102815472A (zh) * | 2012-09-07 | 2012-12-12 | 郑州新水工机械有限公司 | 防卡料弧门给料器 |
CN103193040A (zh) * | 2013-04-01 | 2013-07-10 | 长沙通发高新技术开发有限公司 | 一种排料闸门及流化床排料装置 |
-
1998
- 1998-05-13 JP JP10129979A patent/JPH11321978A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102069976A (zh) * | 2010-06-18 | 2011-05-25 | 无锡华中科技有限公司 | 一种料仓的放料装置 |
CN102491105A (zh) * | 2011-12-16 | 2012-06-13 | 云南昆船设计研究院 | 饼状物料自动定量放料装置 |
CN102815472A (zh) * | 2012-09-07 | 2012-12-12 | 郑州新水工机械有限公司 | 防卡料弧门给料器 |
CN103193040A (zh) * | 2013-04-01 | 2013-07-10 | 长沙通发高新技术开发有限公司 | 一种排料闸门及流化床排料装置 |
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