JPH11321120A - 感圧感熱記録用シ―トおよび感圧感熱記録用画像形成装置 - Google Patents

感圧感熱記録用シ―トおよび感圧感熱記録用画像形成装置

Info

Publication number
JPH11321120A
JPH11321120A JP11066582A JP6658299A JPH11321120A JP H11321120 A JPH11321120 A JP H11321120A JP 11066582 A JP11066582 A JP 11066582A JP 6658299 A JP6658299 A JP 6658299A JP H11321120 A JPH11321120 A JP H11321120A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capsule wall
color
pressure
wall film
microcapsules
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11066582A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3605311B2 (ja
Inventor
Minoru Suzuki
実 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd filed Critical Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority to JP06658299A priority Critical patent/JP3605311B2/ja
Publication of JPH11321120A publication Critical patent/JPH11321120A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3605311B2 publication Critical patent/JP3605311B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)
  • Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)
  • Color Printing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 感圧感熱記録すなわち選択的に加圧と加熱と
を制御することにより容易に、かつ省エネルギーでフル
カラー画像の形成を行う。 【解決手段】 基材21と異なりかつ相互に異なる色に
着色されたカプセル壁膜24a、25a、26aに基材
21と同一色の白色インク24b、25b、26bを封
入する。シート20に発色させる色のスペクトル波長を
吸収する色のカプセル壁膜24aをガラス転移温度以上
に加熱するとともに破壊圧力以上で加圧することにより
破壊して、白色インク24bによりカプセル壁膜24a
を覆い、カプセル壁膜24aの色を薄める。これにより
画像が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感圧感熱記録すな
わち選択的に加圧と加熱を行うことにより記録を行う高
解像度プリンタとこのプリンタに用いる記録用シートに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来高解像度プリンタに用いられるイン
クとして、マイクロカプセルのような微細なカプセルに
感熱発色剤が封入されたものが知られている。このマイ
クロカプセルは、例えば記録シート等の基材上にバイン
ダ(定着剤)によって層状に形成される。複数色に対応
したマイクロカプセルが色毎に異なる特定の温度で加熱
されることにより各色の発色剤が発色して、色毎に異な
る波長域の光を照射されることにより記録シートの基材
に定着される。したがって複数色のマイクロカプセルを
各色に対応する特定の温度で選択的に加熱し、記録シー
ト全面に各色に対応する波長域の光を各々照射すること
により、複数色の発色が制御される。すなわち温度と光
とを制御することにより、フルカラー画像がシート上に
形成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなマイクロカ
プセルを用いて記録を行うプロセスにおいて、複数色の
発色剤を発色させるために、加熱と光の照射とを複数色
分繰り返す必要がある。このためこのカプセルを備えた
記録シートを用いる記録プロセスは複雑である。
【0004】一方、近年フルカラー画像の形成におい
て、写真等の複写の需要が高まり、画像の被写体像だけ
でなく、その周囲の背景部も着色する必要が生じるよう
になった。このためマイクロカプセルを用いる記録プロ
セスでは、記録シート上の殆どのマイクロカプセルを発
色させる必要があり、マイクロカプセルを発色させるた
めに要する消費エネルギーが大きくなってしまうという
問題があった。
【0005】本発明は、感圧感熱記録すなわち選択的に
加圧と加熱とを制御することにより容易に、かつ省エネ
ルギーでフルカラー画像の形成を行うことを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る感圧感熱記
録用シートは、基材と、基材の色とは異なる色を有する
カプセル壁膜とこのカプセル壁膜に封入されるコア剤と
によって構成されるマイクロカプセルとを有し、マイク
ロカプセルが所定の温度以上で加熱されるとともに、破
壊圧力以上で加圧されることによりカプセル壁膜が破壊
されてコア剤が放出され、放出されたコア剤によって前
記カプセル壁膜の色が薄められることを特徴としてい
る。
【0007】好ましくは、コア剤は基材の色と同一色の
色材であって、カプセル壁膜の破壊時にカプセル壁膜を
覆う。この場合好ましくは、色材はインクである。例え
ばインクは白色である。
【0008】好ましくは、カプセル壁膜はその外表面を
染料により着色されており、コア剤は染料を化学変化さ
せる消色剤である。この場合、染料は発色済みのロイコ
系染料である。
【0009】好ましくは、相互に異なる色を有する複数
のカプセル壁膜のそれぞれにより構成される複数のマイ
クロカプセルを有する。例えば複数のカプセル壁膜はそ
れぞれシアン、マゼンタ、イエロー色を有する3色のカ
プセル壁膜である。
【0010】本発明に係る感圧感熱記録用画像形成装置
は、基材と、基材の色とは異なる色を有するカプセル壁
膜とこのカプセル壁膜に封入されるコア剤とによって構
成されるマイクロカプセルとを有する記録用シートに画
像を形成する装置であって、マイクロカプセルを所定の
温度以上で加熱するとともに、破壊圧力以上で加圧する
ことによりカプセル壁膜を破壊して、このカプセル壁膜
からコア剤を放出し、このコア剤でカプセル壁膜の色を
薄くすることによって、記録用シートに画像を形成する
画像形成手段を備えることを特徴としている。
【0011】好ましくは、画像形成手段はマイクロカプ
セルを所定の温度以上で加熱するための発熱手段を有す
る。また好ましくは、記録用シートは相互に異なる色を
有する複数のカプセル壁膜のそれぞれによって構成され
る複数のマイクロカプセルを有し、画像形成手段は複数
のカプセル壁膜のうち、記録用シートに発色すべき色が
有するスペクトル波長域の光を吸収する色のカプセル壁
膜を破壊する。この場合好ましくは、コア剤は基材と同
一色の色材であり、カプセル壁膜の破壊時に色材がカプ
セル壁膜を覆う。さらに好ましくは、カプセル壁膜はそ
の外表面を染料により着色されており、コア剤は染料を
化学変化させる消色剤である。好ましくは、複数のマイ
クロカプセルのうち、第1のマイクロカプセルは第1の
温度以上に加熱されるとともに第1の破壊圧力以上で加
圧することによって破壊され、第2のマイクロカプセル
は、第1の温度より高い第2の温度以上に加熱されると
ともに第1の破壊圧力より低い第2の破壊圧力以上で加
圧されることによって破壊され、画像形成手段は、第1
のマイクロカプセルを第1の温度以上に加熱するための
第1の発熱手段と、第2のマイクロカプセルを第2の温
度以上で加熱するための第2の発熱手段とを有する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を、図面
を参照して説明する。図1は、第1の実施形態の感圧感
熱記録用高解像度カラープリンタの側断面図である。カ
ラープリンタ10には、サーマルヘッド30とプラテン
ローラ41、42、43とばねユニット51、52、5
3とが設けられる。
【0013】カラープリンタ10は、ラインプリンタで
あって、紙面に直交する方向に伸びる1ライン毎に記録
を行う。このカラープリンタ10は、ライン方向(紙面
に直交する方向)に長い直方体形状のハウジング11に
より覆われる。ハウジング11の上面には、例えばシア
ン、マゼンタ、イエローの3色のマイクロカプセルを有
する記録用のシート20を挿入するための挿入口12が
開口されており、ハウジング11の側面には、シート2
0を排出させるための排出口13が開口されている。シ
ート20は、挿入口12と排出口13とを結ぶ搬送経路
(一点鎖線)に沿って搬送される。
【0014】サーマルヘッド30は、ハウジング11の
内部において搬送経路の下側に設けられる。サーマルヘ
ッド30の上側には、発熱体31がライン方向に平行な
直線上に複数個配列されている。またサーマルヘッド3
0の上側には、発熱体32、33が発熱体31と同様に
複数個ずつ配列される。プラテンローラ41、42、4
3は、円柱状のゴムローラであって、搬送経路の上側に
各発熱体31、32、33に対応して設けられ、その中
心軸がライン方向と平行になるように設置される。
【0015】各発熱体31、32、33の配列と各プラ
テンローラ41、42、43とは、マイクロカプセルの
シアン、マゼンタ、イエローの各色を薄くする(さらに
は消す)ために、それらの各色に対応して3本ずつ設け
られる。なお発熱体の配列の数とプラテンローラの数と
は、使用されるマイクロカプセルの色数に応じてこれ以
上あるいはこれ以下の本数としてもよい。
【0016】各発熱体31、32、33は、相互に異な
る発熱温度で発熱可能であり、シート20の1ライン上
の部位を選択的に加熱する。
【0017】各プラテンローラ41、42、43は、ば
ねユニット51、52、53により各々異なる所定の付
勢力で付勢される。したがってシート20は、各プラテ
ンローラ41、42、43と各発熱体31、32、33
との間で、それぞれの圧力で1ライン毎に均一に加圧さ
れる。また各プラテンローラ41、42、43は図示し
ない駆動モータの駆動により各々所定の速度で回転せし
められる。
【0018】発熱体31、32、33とプラテンローラ
41、42、43の駆動モータ(図示せず)とは、基板
62に設けられる制御回路に接続され、発熱体31、3
2、33の発熱とプラテンローラ41、42、43の回
転とが制御される。またバッテリー63がカラープリン
タ10の搬送経路と反対側に設けられ、制御回路等に電
圧が印加される。
【0019】シート20は、挿入口12から挿入され、
プラテンローラ41、42、43が回転することによ
り、所定の速度で搬送経路に沿って搬送され、発熱体3
1、32、33により選択的に加熱されるとともに、発
熱体31、32、33とプラテンローラ41、42、4
3との間で加圧される。この加熱と加圧とにより、シー
ト20に画像が形成され、排出口13から排出される。
【0020】シート20が上述のように搬送されると
き、温度の制御性を高めるため、シート20の温度が低
温から高温に変化するように、発熱体31の発熱温度よ
り発熱体32の発熱温度が高く、発熱体32の発熱温度
より発熱体33の発熱温度が高くなるように設定され
る。またこれにともない、プラテンローラ41の付勢力
よりプラテンローラ42の付勢力が小さく、プラテンロ
ーラ42の付勢力よりプラテンローラ43の付勢力が小
さくなるように設定される。
【0021】図2を参照してシート20の構成について
説明する。図2はシート20の縦断面図の一例である。
【0022】シート20は、例えば白色の用紙である基
材21を有する。基材21の上側には、カプセル層22
が例えばワックス系のバインダ(定着剤)により形成さ
れる。カプセル層22は、コア剤24b、25b、26
bを封入された微細なカプセル壁膜24a、25a、2
6aにより構成されるマイクロカプセル24、25、2
6から成る。カプセル壁膜24a、25a、26aは、
基材21の色(白色)とは異なり、かつ相互に異なる色
で各々着色されており、コア剤24b、25b、26b
は、このカプセル壁膜24a、25a、26aの色を薄
くするための白色インク等の基材21と同一色の色材で
ある。カプセル層22の上側には、紫外線あるいは酸化
によるマイクロカプセル24、25、26の退色を防止
するための透明な保護フィルム23が貼付される。な
お、図2にカプセル層22はマイクロカプセル24、2
5、26の単層で示されるが、多層であってもよく、ま
たマイクロカプセル24、25、26は均一に混在して
いる。
【0023】図3を参照して、マイクロカプセル24、
25、26について説明する。図3はマイクロカプセル
24、25、26の断面を示す図である。
【0024】マイクロカプセル24、25、26は、コ
ア剤として白色インク24b、25b、26bを封入さ
れたカプセル壁膜24a、25a、26aにより構成さ
れる。各カプセル壁膜24a、25a、26aは、それ
ぞれ例えばシアン、マゼンタ、イエロー色の色材で着色
されており、相互に異なる膜厚d4、d5、d6(ただ
しd4>d5>d6)で形成される。膜厚が厚くなる
と、カプセル壁膜24a、25a、26aを破壊するた
めに必要な最小限の力、すなわち破壊圧力が大きくな
る。したがって各膜厚d4、d5、d6に応じて、カプ
セル壁膜24aの破壊圧力よりカプセル壁膜25aの破
壊圧力が小さく、カプセル壁膜25aの破壊圧力よりカ
プセル壁膜26aの破壊圧力が小さい。
【0025】また各カプセル壁膜24a、25a、26
aは形状記憶樹脂により形成される。この形状記憶樹脂
は、例えばポリノルボルネン、トランス−1、4−ポリ
イソプレン、ポリウレタン等から成り、図4に示す温度
と弾性係数の特性を有する。すなわちこの樹脂固有のガ
ラス転移温度Tg以上のゴム領域bでは、この樹脂の弾
性係数が低くなり、温度Tg以下のガラス領域aでは、
弾性係数は高くなる。したがって形状記憶樹脂は、ガラ
ス転移温度Tg以上に加熱されることにより破壊され易
くなり、温度Tg以下に冷却されることにより凝固して
破壊されにくくなる。
【0026】各カプセル壁膜24a、25a、26a
は、上述の材料を異なる組成率で組み合わせて形成する
ことによりそれぞれ異なるガラス転移温度を有する。そ
して各カプセル壁膜24a、25a、26aは、各々が
有するガラス転移温度以上に加熱されたときのみ、破壊
され易くなる。第1の実施形態では、カプセル壁膜24
aのガラス転移温度は65℃から70℃の間の温度に設
定され、カプセル壁膜25a、26aのガラス転移温度
は、カプセル壁膜24aのガラス転移温度から40℃毎
に高くなるように設定される。つまりカプセル壁膜24
aのガラス転移温度が例えば65℃に設定されると、カ
プセル壁膜25aのガラス転移温度は105℃に、カプ
セル壁膜26aのガラス転移温度は145℃に設定され
る。
【0027】各カプセル壁膜24a、25a、26aの
ガラス転移温度と破壊圧力とを以上のように設定するこ
とにより、薄くするべき色を有するマイクロカプセル2
4、25、26が高精度に選択され破壊される。
【0028】図5から図7を参照してマイクロカプセル
24、25、26の選択と破壊について説明する。図5
はカプセル壁膜24a、25a、26aの温度と破壊圧
力の関係を示す図である。図6はシート20においてカ
プセル壁膜24aが破壊された状態を示す図である。図
7は色の発色の機構を示す模式図である。
【0029】各カプセル壁膜24a、25a、26a
は、それぞれガラス転移温度T1、T2、T3(例えば
65℃、105℃、145℃)を有し、それぞれ破壊圧
力P1、P2、P3(例えばそれぞれ2MPa、0.2
MPa、0.02MPa)を有する。したがってカプセ
ル壁膜24a、25a、26aはそのガラス転移温度T
1、T2、T3以上に加熱されることにより破壊され易
くなり、これにともない破壊圧力P1、P2、P3以上
で加圧されることにより破壊される。
【0030】カプセル壁膜24a、25a、26aに加
熱される温度がT1以上T2以下であり、かつ加圧され
る破壊圧力がP1以上P0(例えば20MPa)以下で
あるとき(領域c)、カプセル壁膜24aのみが破壊さ
れる。これにより図6に示すようにカプセル壁膜24a
から白色インク24bが放出され、カプセル壁膜24a
は白色インク24bによって覆われる。すなわちカプセ
ル壁膜24aのシアン色がシート20(図1参照)上で
薄められる。
【0031】同様にカプセル壁膜24a、25a、26
aに加熱される温度がT2以上T3以下であり、かつ加
圧される破壊圧力がP2以上P1以下であるとき(領域
d)、カプセル壁膜25aのみが破壊され、白色インク
25bによりカプセル壁膜25aのマゼンタ色が覆い薄
められる。温度がT3以上T0(例えば180℃から1
95℃)以下であり、かつ破壊圧力がP3以上P2以下
であるとき(領域e)、カプセル壁膜26aのみが破壊
され、白色インク26bによりカプセル壁膜26aのイ
エロー色が覆い薄められる。
【0032】カラープリンタ10(図1参照)におい
て、発熱体31、32、33の発熱温度をt1、t2、
t3としたとき、発熱温度t1、t2、t3はそれぞれ
図5に示す領域c、d、e内の温度に設定される。また
プラテンローラ41、42、43の付勢力をp1、p
2、p3としたとき、付勢力p1、p2、p3はそれぞ
れ図5に示す領域c、d、e内の破壊圧力に設定され
る。そして発熱体31、32、33の発熱とプラテンロ
ーラ41、42、43による加圧を制御することによ
り、カプセル壁膜24a、25a、26aが選択的に破
壊される。
【0033】次に破壊されたカプセル壁膜24a、25
a、26aの発色について説明する。例えば、形成され
る画像を構成する画素Xにおいて、ブルーを発色させる
場合、ブルーのスペクトル波長域の光を吸収するイエロ
ー色のカプセル壁膜26aが上述のプロセスにより選択
的に破壊され、白色インク26bによりカプセル壁膜2
6aのイエロー色が覆い薄められる。したがってマゼン
タ色のマイクロカプセル25によりグリーンのスペクト
ル波長域の光(波線矢印G)が吸収され、シアン色のマ
イクロカプセル24によりレッドのスペクトル波長域の
光(波線矢印R)が吸収される。すなわちブルーのスペ
クトル波長域の光(矢印B)のみが反射され、画素Xは
ブルーに発色する。
【0034】以上のように各画素において、発色すべき
色のスペクトル波長域の光を吸収する色のカプセル壁膜
が破壊されることによって、そのカプセル壁膜の色が薄
められ、シート20(図1参照)には発色すべき色が発
色され、画像が形成される。
【0035】以上の第1の実施形態によれば、圧力と温
度とを変化させることにより、マイクロカプセル24、
25、26が選択的に容易に破壊され、シート20の基
材21と同一色の白色インク24b、25b、26bが
放出される。これにより発色すべき色のスペクトル波長
域の光を吸収するカプセル壁膜の色が覆い薄められ、画
像がシート20に容易に形成される。また第1の実施形
態によれば、シート20には着色されたマイクロカプセ
ル24、25、26が設けられており、不必要な色、す
なわち発色すべき色のスペクトル波長域の光を吸収する
色のカプセル壁膜が破壊されることにより、画像が形成
されるため、殆どの画素を着色する必要がある写真等の
複写において、画像形成時に、マイクロカプセルを破壊
する頻度を減少させることが可能となり、消費されるエ
ネルギーが減少される。
【0036】なお第1の実施形態では、コア剤として白
色インク24b、25b、26bが用いられ、この白色
インク24b、25b、26bによりカプセル壁膜24
a、25a、26aの色が薄められたが、カプセル壁膜
24a、25a、26aの色を覆い消すような材料がコ
ア剤として使用されてもよい。
【0037】図8を参照して第2の実施形態について説
明する。第2の実施形態が第1の実施形態と異なる点
は、マイクロカプセルの構成であり、その他の点は同様
である。以下異なる点についてのみ説明する。
【0038】マイクロカプセル24、25、26はコア
剤24'b、25'b、26'bの封入された、基材21(図
2参照)の色とは異なり、かつ相互に異なる色に着色さ
れたカプセル壁膜24'a、25'a、26'aにより構成さ
れる。カプセル壁膜24'a、25'a、26'aは、詳しく
は透明な形状記憶樹脂により形成され、その外表面を発
色済みのロイコ系染料により例えばシアン、マゼンタ、
イエロー色に着色されている。コア剤24'b、25'b、
26'bは、例えば脂肪族アミン類、アミド類、ピペリジ
ン類等の化合物であって、ロイコ系染料を化学変化させ
る消色剤である。
【0039】第1の実施形態と同様にカプセル壁膜2
4'a、25'a、26'aは、破壊され、放出された消色剤
24'b、25'b、26'bにより覆われる。これにより消
色剤24'b、25'b、26'bはカプセル壁膜24'a、2
5'a、26'aの外表面のロイコ系染料と化学反応を生
じ、カプセル壁膜24'a、25'a、26'aの外表面は消
色され透明になる。したがって第1の実施形態と同様
に、形成される画像を構成させる各画素において、発色
すべき色のスペクトル波長を吸収する色のカプセル壁膜
が破壊され、その色が消色されることにより画像が形成
される。
【0040】以上の第2の実施形態によれば、第1の実
施形態と同様に圧力と温度とを変化させることにより、
マイクロカプセル24、25、26が容易に選択され、
破壊される。これにより消色剤24'b、25'b、26'b
は、放出されて、カプセル壁膜24'a、25'a、26'a
の外表面のロイコ系染料と化学反応を生じる。その結
果、カプセル壁膜24'a、25'a、26'aの外表面の色
が消色され、画像がシート20(図2参照)に形成され
る。またシート20には、着色されたマイクロカプセル
24、25、26が設けられるので、白色部すなわちシ
ート20の基材21と同一色の部分が少ない写真等の複
写において、画像形成時にカプセル壁膜24'a、25'
a、26'aの破壊頻度が減少し、破壊に要する消費エネ
ルギーが減少する。
【0041】なお第2の実施形態では、コア剤として、
カプセル壁膜24'a、25'a、26'aの色を消して透明
にする消色剤24'b、25'b、26'bが用いられたが、
カプセル壁膜24'a、25'a、26'aの色を薄める材料
が用いられてもよい。
【0042】図9から図12を参照して第3の実施形態
について説明する。第3の実施形態が第1の実施形態と
異なる点は、マイクロカプセル124、125、126
の構成であり、その他の点は同様である。以下異なる点
についてのみ説明する。マイクロカプセル124、12
5、126では、カプセル壁膜124a、125a、1
26aにコア剤として基材21と同一色(白色)の色材
124b、125b、126bが封入される。この色材
124b、125b、126bは、常温(25℃程度)
で固相であり、白色の色料にその色料の粒子同士を定着
させるためのビヒクルを配合したものである。各色材1
24b、125b、126bのそれぞれは相互に異なる
溶融温度を有し、それぞれの溶融温度は配合するビヒク
ルに応じている。ここで使用されるビヒクルは、例えば
低融点熱可塑性樹脂(EVA、ポリエチレン、ポリエス
テル、スチレン/アクリル系共重合体等)、ワックス類
(カルナバ、マイクロクリスタリンワックス、パラフィ
ン、モンタン等)である。以下色材124bとして白色
の色料にパラフィンベースのワックスを配合したもの
を、色材125bとして白色の色料にカルナバベースの
ワックスを配合したものを、色材126bとして白色の
色料に低融点熱可塑性ポリエチレンを配合したものを使
用した場合について説明する。
【0043】図11に色材124b、125b、126
bの温度と弾性係数の特性とカプセル壁膜124a、1
25a、126aの温度と弾性係数の特性とを示す。色
材124bの弾性係数は、温度の上昇とともに低下する
傾向にあり、温度T'24 から急激に低下し始め軟化流動
化する。すなわち色材124bは温度T'24 から溶融し
始め、温度T24で液状になる。同様に色材125b、1
26bはそれぞれ温度T'25 、T'26 から溶融し始め、
それぞれ温度T25、T26で液状になる。色材124bの
溶融温度T24は色材125の溶融温度T25よりも低く、
色材125bの溶融温度T25は色材126bの溶融温度
T26よりも低い。このように各色材124b、125
b、126bの溶融温度T24、T25、T26を定めるため
に、各色材124b、125b、126bのビヒクルが
調合されている。
【0044】図10を参照する。マイクロカプセル12
4、125、126のカプセル壁膜124a、125
a、126aは例えばメラミン、ポリアミド、ポリイミ
ド、二酸化チタン、シリカ等により構成される。このカ
プセル壁膜124a、125a、126aは、色材12
4b、125b、126bよりも高い耐熱性(例えば2
50℃〜500℃程度)を有し、それぞれシアン、マゼ
ンタ、イエロー色の相互に異なる色材で着色される。各
カプセル壁膜124a、125a、126aは相互に異
なる膜厚d4、d5、d6を有する。そしてカプセル壁
膜124aの膜厚d4はカプセル壁膜125aの膜厚d
5よりも大きく、カプセル壁膜125aの膜厚d5はカ
プセル壁膜126aの膜厚d6よりも大きい。
【0045】再び図11を参照する。カプセル壁膜12
4a、125a、126aは温度250℃以下では温度
に依存することなく、略一定の弾性係数を有し、弾性破
壊または塑性破壊を起こすために必要な破壊圧力の温度
特性も略この特性に従う。このカプセル壁膜124a、
125a、126aの破壊圧力はそれぞれの膜厚d4、
d5、d6に応じており、各破壊圧力以上で加圧するこ
とにより各カプセル壁膜124a、125a、126a
は破壊可能である。
【0046】以上のような色材124b、125b、1
26bの溶融温度とカプセル壁膜124a、125a、
126aの破壊圧力を利用してマイクロカプセル12
4、125、126が選択的に破壊せしめられる。すな
わち所定の温度での選択的な加熱により色材124b、
125b、126bが溶融せしめられた状態で、所定の
圧力での加圧によりカプセル壁膜124a、125a、
126aが破壊される。これによりカプセル壁膜124
a、125a、126aから色材124b、125b、
126bが選択的に放出され、放出された色材124
b、125b、126bによりカプセル壁膜124a、
125a、126aが覆われてその色が薄められる。す
なわち薄くするべき色を有するマイクロカプセル12
4、125、126が選択される。以下マイクロカプセ
ル124、125、126の選択について説明する。
【0047】図12にマイクロカプセル124、12
5、126の温度と破壊圧力の特性を示す。マイクロカ
プセル124、125、126の温度/破壊圧力特性
は、色材124b、125b、126bの温度/弾性係
数特性およびその粒径と、カプセル壁膜124a、12
5a、126aの温度/弾性係数特性と、マイクロカプ
セル124、125、126の粒径とに基づく特性であ
る。
【0048】マイクロカプセル124の特性曲線より右
上側の領域では、色材124bが溶融可能であるととも
に、カプセル壁膜124aが破壊可能である。同様に各
マイクロカプセル125、126の特性曲線より右上側
の領域では、それぞれの色材125b、126bが溶融
可能であるとともに、それぞれのカプセル壁膜125
a、126aが破壊可能である。
【0049】マイクロカプセル124の特性曲線より右
上側で、かつマイクロカプセル125の特性曲線より左
下側の斜線領域fでは、カプセル壁膜124aが破壊さ
れ、色材124bのみが放出されて、その結果、カプセ
ル壁膜124aが色材124bに覆われて、カプセル壁
膜124aの色すなわちマイクロカプセル124の色の
みが薄められる。マイクロカプセル125の特性曲線よ
り右上側で、かつマイクロカプセル124の特性曲線お
よびマイクロカプセル126の特性曲線より左下側の斜
線領域gでは、カプセル壁膜125aが破壊され、色材
125bのみが放出されて、その結果、カプセル壁膜1
25aが色材125bに覆われて、マイクロカプセル2
5の色のみが薄められる。マイクロカプセル126の特
性曲線より右上側で、かつマイクロカプセル125の特
性曲線より左下側の斜線領域hでは、カプセル壁膜12
6aが破壊され、色材126bのみが放出され、その結
果、マイクロカプセル126の色のみが薄められる。以
上から明らかなように温度と圧力を制御することにより
選択的にマイクロカプセル124、125、126の色
を薄くすることができる。
【0050】以上のマイクロカプセル124、125、
126の温度と破壊圧力の特性から図1に示すカラープ
リンタ10の発熱体31、32、33の発熱温度と、プ
ラテンローラ41、42、43の付勢力とが定められ
る。すなわちマイクロカプセル124のシアン色を薄め
るために、発熱体31の発熱温度は斜線領域f内の温度
t1に定められ、発熱体31の付勢力は斜線領域f内の
破壊圧力p1に定められる。またマイクロカプセル12
5のマゼンタ色を薄めるために、発熱体32の発熱温度
は斜線領域g内の温度t2に定められ、発熱体32の付
勢力は斜線領域g内の破壊圧力p2に定められる。同様
にマイクロカプセル126のイエロー色を薄めるため
に、発熱体33の発熱温度は斜線領域h内の温度t3に
定められ、発熱体33の付勢力は斜線領域h内の破壊圧
力p3に定められる。
【0051】以上の第3の実施形態においても、第1の
実施形態と同様に圧力と温度とを変化させることによ
り、マイクロカプセル124、125、126が容易に
選択され、カプセル壁膜124a、125a、126a
が破壊される。これにより色材124b、125b、1
26bが放出され、カプセル壁膜124a、125a、
126aの色が覆い薄められて、シート20には画像が
容易に形成される。また発色すべき色のスペクトル波長
域の光を吸収する色のマイクロカプセルが破壊されるた
め、マイクロカプセルを破壊する頻度を減少させること
ができ、写真等の画像形成時の消費エネルギーが減少さ
れる。
【0052】なお第3の実施形態を第2の実施形態に適
用することも可能である。この場合、マイクロカプセル
124、125、126のコア剤124b、125b、
126bとして、上述のロイコ系染料を化学変化させる
消色剤に上述のビヒクルを配合したものが使用され、カ
プセル壁膜124a、125a、126aは、ロイコ系
染料で着色される。
【0053】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、感圧感熱
記録すなわち選択的に加圧と加熱とを制御することによ
り容易に、かつ省エネルギーでフルカラー画像の形成が
行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の感圧感熱記録用高解
像度カラープリンタの側断面図である。
【図2】記録用のシートの縦断面図の一例である。
【図3】マイクロカプセルの断面を示す図である。
【図4】形状記憶樹脂の温度と弾性係数の特性を示す図
である。
【図5】カプセル壁膜のガラス転移温度と破壊圧力の関
係を示す図である。
【図6】カプセル壁膜が破壊された状態を示す図であ
る。
【図7】色の発色の機構を示す模式図である。
【図8】第2の実施形態のマイクロカプセルの断面を示
す図である。
【図9】第3の実施形態の記録用のシートの縦断面を示
す図である。
【図10】第3の実施形態のマイクロカプセルの断面を
示す図である。
【図11】第3の実施形態のカプセル壁膜およびコア剤
の温度と弾性係数の特性を示す図である。
【図12】第3の実施形態のマイクロカプセルの温度と
破壊圧力の特性を示す図である。
【符号の説明】
24、25、26 マイクロカプセル 24a、25a、26a カプセル壁膜 24b、25b、26b コア剤 20 シート(感圧感熱記録用シート)

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材と、 前記基材の色とは異なる色を有するカプセル壁膜とこの
    カプセル壁膜に封入されるコア剤とによって構成される
    マイクロカプセルとを有し、 前記マイクロカプセルが所定の温度以上で加熱されると
    ともに破壊圧力以上で加圧されることにより前記カプセ
    ル壁膜が破壊されて前記コア剤が放出され、放出された
    コア剤によって前記カプセル壁膜の色が薄められること
    を特徴とする感圧感熱記録用シート。
  2. 【請求項2】 前記コア剤が、前記基材の色と同一色の
    色材であって、前記カプセル壁膜の破壊時に前記カプセ
    ル壁膜を覆うことを特徴とする請求項1に記載の感圧感
    熱記録用シート。
  3. 【請求項3】 前記色材がインクであることを特徴とす
    る請求項2に記載の感圧感熱記録用シート。
  4. 【請求項4】 前記インクが白色であることを特徴とす
    る請求項3に記載の感圧感熱記録用シート。
  5. 【請求項5】 前記カプセル壁膜が、その外表面を染料
    により着色されており、前記コア剤が前記染料を化学変
    化させる消色剤であることを特徴とする請求項1に記載
    の感圧感熱記録用シート。
  6. 【請求項6】 前記染料が発色済みのロイコ系染料であ
    ることを特徴とする請求項5に記載の感圧感熱記録用シ
    ート。
  7. 【請求項7】 相互に異なる色を有する複数の前記カプ
    セル壁膜のそれぞれにより構成される複数の前記マイク
    ロカプセルを有することを特徴とする請求項1に記載の
    感圧感熱記録用シート。
  8. 【請求項8】 前記複数のカプセル壁膜が、それぞれシ
    アン、マゼンタ、イエロー色を有する3色のカプセル壁
    膜であることを特徴とする請求項7に記載の感圧感熱記
    録用シート。
  9. 【請求項9】 基材と、 前記基材の色とは異なる色を有するカプセル壁膜とこの
    カプセル壁膜に封入されるコア剤とによって構成される
    マイクロカプセルとを有する記録用シートに画像を形成
    する装置であって、 前記マイクロカプセルを前記所定の温度以上で加熱する
    とともに、前記破壊圧力以上で加圧することにより前記
    カプセル壁膜を破壊して、このカプセル壁膜から前記コ
    ア剤を放出し、このコア剤で前記カプセル壁膜の色を薄
    くすることによって、前記記録用シートに画像を形成す
    る画像形成手段を備えることを特徴とする感圧感熱記録
    用画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記画像形成手段が前記マイクロカプ
    セルを前記所定の温度以上で加熱するための発熱手段を
    有することを特徴とする請求項9に記載の感圧感熱記録
    用画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記記録用シートが、相互に異なる色
    を有する複数の前記カプセル壁膜のそれぞれによって構
    成される複数の前記マイクロカプセルを有し、前記画像
    形成手段が、前記複数のカプセル壁膜のうち、前記記録
    用シートに発色すべき色が有するスペクトル波長域の光
    を吸収する色のカプセル壁膜を破壊することを特徴とす
    る請求項9に記載の感圧感熱記録用画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記コア剤が前記基材と同一色の色材
    であり、前記カプセル壁膜の破壊時に前記色材が前記カ
    プセル壁膜を覆うことを特徴とする請求項11に記載の
    感圧感熱記録用画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記カプセル壁膜がその外表面を染料
    により着色されており、前記コア剤が前記染料を化学変
    化させる消色剤であることを特徴とする請求項12に記
    載の感圧感熱記録用画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記複数のマイクロカプセルのうち、
    第1のマイクロカプセルが第1の温度以上に加熱される
    とともに第1の破壊圧力以上で加圧することによって破
    壊され、第2のマイクロカプセルが、前記第1の温度よ
    り高い第2の温度以上に加熱されるとともに前記第1の
    破壊圧力より低い第2の破壊圧力以上で加圧されること
    によって破壊され、前記画像形成手段が、前記第1のマ
    イクロカプセルを前記第1の温度以上に加熱するための
    第1の発熱手段と、前記第2のマイクロカプセルを第2
    の温度以上に加熱するための第2の発熱手段とを有する
    ことを特徴とする請求項11に記載の感圧感熱記録用画
    像形成装置。
JP06658299A 1998-03-12 1999-03-12 感圧感熱記録用シートおよび感圧感熱記録用画像形成装置 Expired - Fee Related JP3605311B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06658299A JP3605311B2 (ja) 1998-03-12 1999-03-12 感圧感熱記録用シートおよび感圧感熱記録用画像形成装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8042998 1998-03-12
JP10-80429 1998-03-12
JP06658299A JP3605311B2 (ja) 1998-03-12 1999-03-12 感圧感熱記録用シートおよび感圧感熱記録用画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11321120A true JPH11321120A (ja) 1999-11-24
JP3605311B2 JP3605311B2 (ja) 2004-12-22

Family

ID=26407776

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06658299A Expired - Fee Related JP3605311B2 (ja) 1998-03-12 1999-03-12 感圧感熱記録用シートおよび感圧感熱記録用画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3605311B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005139417A (ja) * 2003-10-17 2005-06-02 Tombow Pencil Co Ltd 粘着剤及び該粘着剤を用いた感圧転写粘着テープ
JP2009068991A (ja) * 2007-09-13 2009-04-02 Fujifilm Corp 凹凸シート
WO2017014522A1 (ko) * 2015-07-23 2017-01-26 김재봉 감압시트
CN107835750A (zh) * 2015-07-23 2018-03-23 金载奉 压敏片
JPWO2020262329A1 (ja) * 2019-06-28 2020-12-30

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005139417A (ja) * 2003-10-17 2005-06-02 Tombow Pencil Co Ltd 粘着剤及び該粘着剤を用いた感圧転写粘着テープ
JP2009068991A (ja) * 2007-09-13 2009-04-02 Fujifilm Corp 凹凸シート
WO2017014522A1 (ko) * 2015-07-23 2017-01-26 김재봉 감압시트
CN107835750A (zh) * 2015-07-23 2018-03-23 金载奉 压敏片
US10814660B2 (en) 2015-07-23 2020-10-27 Jae Bong Kim Pressure-sensitive sheet
CN107835750B (zh) * 2015-07-23 2020-11-03 金载奉 压敏片
JPWO2020262329A1 (ja) * 2019-06-28 2020-12-30
WO2020262329A1 (ja) * 2019-06-28 2020-12-30 富士フイルム株式会社 圧力測定用シートセット、圧力測定用シート、分散液
CN114026401A (zh) * 2019-06-28 2022-02-08 富士胶片株式会社 压力测量用片材组、压力测量用片材、分散液

Also Published As

Publication number Publication date
JP3605311B2 (ja) 2004-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2016017145A1 (ja) 印刷媒体、印刷媒体ユニットおよび印刷装置
JP3605311B2 (ja) 感圧感熱記録用シートおよび感圧感熱記録用画像形成装置
JPH11263074A (ja) 再記録可能な感圧感熱記録媒体、感圧感熱記録装置及び記録画像消去装置
JPH08300825A (ja) 可逆的カラー画像形成方法及び可逆的カラー画像形成装置
US6210053B1 (en) Image-forming apparatus with a thermal head including an arcuate bimetal element
WO2007125645A1 (ja) 感熱記録媒体、画像形成装置およびその方法
JP2000238429A (ja) 画像形成シート、感圧感熱記録用シートおよび感圧感熱記録用画像形成装置
JP3542910B2 (ja) 感圧感熱記録用マイクロカプセルおよび感圧感熱記録用シート
JP2000000986A (ja) 感圧感熱記録型画像印刷装置
GB2329032A (en) Image-forming element
JP3563987B2 (ja) 感圧感熱記録用転写装置
JPH11129628A (ja) 感圧感熱プロセス用記録シート
JPH11268412A (ja) 感圧感熱記録用転写装置
JP3426525B2 (ja) 画像形成装置
JPH11216954A (ja) 感圧感熱プロセス用記録シート
JP2001162943A (ja) 感圧感熱記録媒体
JP3563986B2 (ja) 画像形成システム
JPH1170741A (ja) 感圧感熱プロセス用記録シート
JPH11170692A (ja) 画像形成システム及び画像形成用シート
JP3462783B2 (ja) 画像形成装置
JP3863730B2 (ja) マルチカラー記録媒体、第1の温度範囲の設定方法及びマルチカラー記録システム
JP2004188828A (ja) 可逆性多色記録媒体の記録装置
GB2366622A (en) Image-forming substrate
JP2002019299A (ja) マルチカラー記録媒体
JPH11268427A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A132

Effective date: 20040520

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040716

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040914

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041001

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees