JPH11319612A - 二軸式破砕機 - Google Patents

二軸式破砕機

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JPH11319612A
JPH11319612A JP12712098A JP12712098A JPH11319612A JP H11319612 A JPH11319612 A JP H11319612A JP 12712098 A JP12712098 A JP 12712098A JP 12712098 A JP12712098 A JP 12712098A JP H11319612 A JPH11319612 A JP H11319612A
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JP
Japan
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cutter
shaft
shafts
cutter shaft
blades
Prior art date
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Application number
JP12712098A
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English (en)
Inventor
Akisaburo Takenaka
中 亮三郎 竹
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HEELIOS KK
Original Assignee
HEELIOS KK
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Publication date
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  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 二軸間の中央カッター噛み込み部に被破砕物
が集まって負荷が大きくなることが防止できる二軸式破
砕機を提供する。 【解決手段】 外周に刃を有する複数のカッターディス
ク(2、6)を軸方向に間隔(s)を設けて配置した2
本のカッター軸(1、5)を平行に配設し、その両軸
(1,5)のカッターディスク(2、6)が両軸(1、
5)間で交互に重なり合うように各カッターディスク
(2、6)を相手軸(5、1)の間隔(s)部分の対向
位置に配設し、両軸(1、5)を互いに逆回転して被破
砕物の破砕を行う破砕機であって、一方のカッター軸
(1)を他方のカッター軸(5)より上方になるように
配置し、上方カッター軸(5)のカッターディスク
(2)をその刃数が下方カッター軸(5)のカッターデ
ィスク(6)の刃数より少ない荒目のピッチとし、上方
カッター軸(1)が下方カッター軸(5)より低速回転
で回転するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外周に刃を有する
複数のカッターディスクを軸方向に間隔を設けて配置し
た2本のカッター軸を平行に配設し、その両軸のカッタ
ーディスクが両軸間で交互に重なり合うように各カッタ
ーディスクを相手軸の間隔部分の対向位置に配設し、両
軸を互いに逆回転して被破砕物の破砕を行う二軸式破砕
機に関し、特に過負荷防止のための軸配置の改良技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図5に示す外周に刃3Aを有する
複数のカッターディスクを軸方向に間隔を設けて配設し
た2本のカッター軸1A、1Bを水平方向に平行に設
け、各カッターディスクを相手軸の間隔部分の対向位置
に配して両軸のカッターディスクが両軸間で交互に重な
り合うようにし(図1参照)、左側のカッター軸1Aを
時計方向に、右側のカッター軸1Bを反時計方向に、互
いに逆回転させて両軸1A、1B間に上方から被破砕物
Wを投入し、カッター3Aに噛み込んで破砕する二軸式
破砕機は知られている(例えば、実公昭58−6503
号公報参照)。
【0003】このような二軸式破砕機においては、投入
された被破砕物は両軸のカッター噛み合い部に集中し、
高密度となるために被破砕物自体を破砕するための回転
トルクの数倍の回転トルクが必要で、機械が大型化する
という問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明
は、二軸式破砕機において、二軸間中央のカッター噛み
込み部に被破砕物が集まって負荷が大きくなることを防
止できる二軸式破砕機を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の二軸式破砕機に
よれば、外周に刃を有する複数のカッターディスクを軸
方向に間隔を設けて配置した2本のカッター軸を平行に
配設し、その両軸のカッターディスクが両軸間で交互に
重なり合うように各カッターディスクを相手軸の間隔部
分の対向位置に配設し、両軸を互いに逆回転して被破砕
物の破砕を行う破砕機において、一方のカッター軸を他
方のカッター軸より上方になるように縦方向に配置し、
かつ流量調整及び粗破砕用の固定刃を設置して、上方カ
ッター軸のカッターディスクをその刃数が下方カッター
軸のカッターディスクの刃数より少ない荒目のピッチと
し、上方カッター軸が下方カッター軸より低速回転とな
るように構成している。
【0006】そして、前記上下のカッター軸の縦方向の
配置は、水平面に対して45度ないし90度の範囲内と
するのが好ましい。
【0007】また、前記上方カッター軸のカッターディ
スクの刃数が2ないし6であり、下方カッター軸のカッ
ターディスクの刃数が6ないし18であるのが好まし
い。
【0008】また、前記上方カッター軸の回転数が毎分
20回転以下、下方カッター軸の回転数が毎分100回
転以下であり、かつ上方カッター軸の回転数に対する下
方カッター軸の回転数の比が2〜5の回転数比を有する
のが好ましい。
【0009】したがって、本発明によれば、被破砕物
は、まず、低速で荒目の上方カッター軸の刃によって粗
破砕され、上下カッター軸の間を通る際に下方カッター
軸の刃によってより細かい破砕物に2次破砕される。2
本のカッター軸が上下に配設され、被破砕物は上方カッ
ターの側面に配された固定刃によって流量を制限され、
かつ粗破砕されるので、従来の水平方向に並設のカッタ
ー軸のように、被破砕物が二軸間の噛み合い部に集中
し、過負荷となってしまうようなことがなく、負荷が平
均化されて作業効率も向上する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を説明する。図1および図2において、全体を
符号20で示す二軸式破砕機には、それぞれ水平方向に
伸びる上方カッター軸1および下方カッター軸5が、縦
方向に間隔をおいて平行に設けられている。これらのカ
ッター軸1、5には、それぞれ外周に刃を有する複数の
カッターディスク2、6が軸方向に間隔sを設けて配設
されており、それらのカッターディスク2と6とは、両
軸1、5間で交互に重なり合うように各カッターディス
ク2(6)が相手軸5(1)の間隔s部分の対向位置に
配設されている。また、機械フレームの上方カッター軸
1の回転方向(図2の左)の側面には、固定刃21が配
設され(図4参照)、反回転方向(図2の右)の側面に
はカッターディスク2の間隔sにはまり込むスクレーパ
ー22が、下方カッター軸5の反回転側(図2の左)の
側面にはカッターディスク5の間隔sにはまり込んでス
クレーパー23がそれぞれ配設されている。
【0011】そして、下方カッター軸5の一端には駆動
装置(ギヤードモータ)9が設けられ、他端側には両軸
1、5のそれぞれに、互いに噛み合った歯車7、8が固
設され、両軸1、5は互いに逆方向に、上方カッター軸
1が下方のカッター軸5より低速回転となるように駆動
されている。また、上方カッター軸1の上方には、被破
砕物を投入するホッパー11が設けられ、下方カッター
軸5の下方には、破砕物を搬出する搬出装置(ベルトコ
ンベヤ)12が設けられている。
【0012】図3には、カッター部の詳細が示されてい
る。この実施形態では、上方カッター軸1は、下方カッ
ター軸5の水平面に対して角度θ上方に配設されてい
る。なお、この角度θは45度ないし90度の範囲内と
するのが好ましい。
【0013】そして、上方カッター軸1のカッターディ
スク2の外周に設けられた刃(上方カッター)3は、下
方カッター軸5のカッターディスク6の外周に設けられ
た刃(下方カッター)4よりその刃数は少なく、荒目の
ピッチで形成されている。なお、図示の例では、上方カ
ッター軸1のカッターディスクの刃数が4枚、下方カッ
ター軸5のカッターディスクの刃数が12枚で示されて
いるが、上方カッターは2〜6枚、下方カッターは6〜
18枚であるのが好ましい。なお、符号24は、破砕物
落下防止板を示している。
【0014】以上のような構成により、上方のホッパー
11から投入された被破砕物W、例えば塵芥は、固定刃
21により流量が制限され、かつ低速で荒目の上方カッ
ター3によって粗破砕や破袋され、さらに、図3に示す
左方から両カッター軸1、5の間を通って下方カッター
4によってより細かい破砕物wに2次破砕される。な
お、スクレーパ22、23は、カッター2、6それぞれ
の間隙sに付着した対象物のそぎ落としをする。
【0015】このように、カッター軸1、5が上下に配
設され、被破砕物Wは上方カッター3で粗破砕されてか
らカッター間3、4の噛み合い位置からずれた位置に送
られるので、従来の水平方向並設のカッター軸のよう
に、被破砕物Wがカッター噛み合い部で高圧縮・高密度
になってしまうことがなく、負荷が平均化されて作業効
率も向上する。
【0016】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成さ
れ、被破砕物は、まず、低速で荒目の上方カッター軸の
刃によって粗破砕され、上下カッター軸の間を通る際に
下方カッター軸の刃によってより細かい破砕物に2次破
砕される。カッター軸が上下に配設され、被破砕物は粗
破砕されてからカッター間の噛み合い位置からずれた位
置に送られて破砕されるので、従来の水平並設のカッタ
ー軸のように、カッター噛み合い部で高圧縮・高密度に
なってしまうことがなく、負荷が平均化されて作業効率
も向上する。
【0017】このように、効率が向上することにより、
従来の二軸式破砕機より大幅に回転トルク及び動力を低
減することが可能になり、機械自体も小型化し、全体と
して省エネルギーが達成される。また、大きなトルクを
必要としないため、カッターの消耗・切損の低減も見込
まれ、破砕機を必要としている設備におけるランニング
コスト低減が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す断面図。
【図2】図1の軸直角断面図。
【図3】図1のカッター部分の詳細を示す断面図。
【図4】図2の固定刃部分の詳細を示す斜視図。
【図5】従来のカッター部分の詳細を示す断面図。
【符号の説明】
1・・・上方のカッター軸 2・・・カッターディスク 3、4・・・刃 5・・・下方のカッター軸 6・・・カッターディスク 7、8・・・歯車 9・・・駆動装置 11・・・ホッパー 12・・・搬出装置 21・・・固定刃 22・・・上方カッタースクレーパー 23・・・下方カッタースクレーパー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周に刃を有する複数のカッターディス
    クを軸方向に間隔を設けて配置した2本のカッター軸を
    平行に配設し、その両軸のカッターディスクが両軸間で
    交互に重なり合うように各カッターディスクを相手軸の
    間隔部分の対向位置に配設し、両軸を互いに逆回転して
    被破砕物の破砕を行う二軸式破砕機において、一方のカ
    ッター軸を他方のカッター軸より上方になるように縦方
    向に配置し、かつ流量調整及び粗破砕用の固定刃を設置
    して、上方カッター軸のカッターディスクをその刃数が
    下方カッター軸のカッターディスクの刃数より少ない荒
    目のピッチとし、上方カッター軸が下方カッター軸より
    低速回転で回転するように構成したことを特徴とする二
    軸式破砕機。
  2. 【請求項2】 前記上方カッター軸のカッターディスク
    の刃数が2ないし6であり、下方カッター軸のカッター
    ディスクの刃数が6ないし18である請求項1に記載の
    二軸式破砕機。
  3. 【請求項3】 前記上方カッター軸の回転数が毎分20
    回転以下、下方カッター軸の回転数が毎分100回転以
    下であり、かつ上方カッター軸の回転数に対する下方カ
    ッター軸の回転数の比が2〜5の回転数比を有する請求
    項1または2に記載の二軸式破砕機。
JP12712098A 1998-05-11 1998-05-11 二軸式破砕機 Pending JPH11319612A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008093524A (ja) * 2006-10-06 2008-04-24 Endo Kogyo Kk 剪断式破砕装置
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