JPH11318713A - コーヒーサービスカート - Google Patents

コーヒーサービスカート

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Publication number
JPH11318713A
JPH11318713A JP10148426A JP14842698A JPH11318713A JP H11318713 A JPH11318713 A JP H11318713A JP 10148426 A JP10148426 A JP 10148426A JP 14842698 A JP14842698 A JP 14842698A JP H11318713 A JPH11318713 A JP H11318713A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coffee
tank
cart
hot water
cup
Prior art date
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Pending
Application number
JP10148426A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiichi Ueda
貴一 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Aircraft Industry Co Ltd
Original Assignee
Showa Aircraft Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Showa Aircraft Industry Co Ltd filed Critical Showa Aircraft Industry Co Ltd
Priority to JP10148426A priority Critical patent/JPH11318713A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1に、コーヒーを乗客等のユーザーに、ド
リップしたてで香り高く味わい深く提供でき、第2に、
しかも簡単,容易,迅速に提供可能な、コーヒーサービ
スカートを提案する。 【解決手段】 このコーヒーサービスカートは、カート
本体1内に配設された給電部2と、カート本体1内に配
設され熱湯Bを貯溜するタンク部3と、ポンプ9を介し
タンク部3から熱湯を供給する供給管4と、次のファン
ネル部5とコーヒータンク6と、を有してなる。すなわ
ちファンネル部5は、カート本体1の上部に配設され、
挽かれた粉状のコーヒー素材Cが収納されると共に濾過
部11を備えてなり、供給管4から熱湯Bが注入される
ことにより、コーヒー素材Cがドリップされる。コーヒ
ータンク6は、ファンネル部5にて得られたコーヒーD
を短時間集め置くところであり、注出コック7が付設さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コーヒーサービス
カートに関する。すなわち、例えば新幹線,その他の鉄
道,航空機,船舶,その他の輸送手段内において、コー
ヒーの提供サービスに供される、コーヒーサービスカー
トに関するものである。
【0002】
【従来の技術】このような輸送手段において、コーヒー
の提供サービスは、従来次のように行われていた。すな
わち、まず駅等の厨房やビュッフェ付車輌の厨房等で、
コーヒーをドリップした後、抽出されたコーヒーをポッ
トに移し、それからワゴン等にて座席の乗客間を巡回
し、注文に応じポットから紙コップ等に移して、乗客へ
と提供されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来例にあっては、次の問題が指摘されていた。上述し
たように、コーヒーは事前に予めドリップされており、
いわば作り置きされていた。そこで、乗客等のユーザー
に提供される際には、挽きたての味と香りが抜け落ちて
しまっていることが多く、品質面に問題が指摘されてい
た。周知のとおり、コーヒーはドリップ直後から酸化が
進行し始め、抽出後15分も経過すると鮮度が失われ、
香りが損なわれると共に味わいが低下してしまう。そこ
で従来より、乗客等のユーザーに対し、鮮度に富み香り
高く味わい深いコーヒーを提供したい、という強い要望
があった。
【0004】本発明は、このような実情に鑑み、上記従
来例の課題を解決すべくなされたものであって、給電
部,熱湯のタンク部,供給管,ファンネル部,コーヒー
タンク,注出コック等を、カート本体に備えつけてな
り、更に適宜、コップ,氷供給部等を備えつけてなるこ
とにより、第1に、コーヒーを香り高く味わい深く提供
できると共に、第2に、しかも簡単,容易,迅速に提供
可能な、コーヒーサービスカートを提案することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
る本発明の技術的手段は、次のとおりである。まず、請
求項1については次のとおり。すなわち、この請求項1
のコーヒーサービスカートは、コーヒーの提供サービス
に供される。そして、次のカート本体,給電部,タンク
部,供給管,ファンネル部,コーヒータンク,注出コッ
ク等を、有してなる。すなわち、箱状をなしキャスター
を備えたカート本体と、該カート本体内に配設されバッ
テリーを備えた給電部と、該カート本体内に配設され熱
湯を貯溜するタンク部と、基端が該タンク部に接続され
ポンプを介し先端に向け熱湯を供給可能な供給管と、該
カート本体の上部に配設され、内部にコーヒー豆を挽い
た粉状のコーヒー素材が収納されると共に濾過部を備え
てなり、該供給管の先端から熱湯が注入されることによ
り、該コーヒー素材をドリップするファンネル部と、該
カート本体の上部の該ファンネル部下に配設され、該フ
ァンネル部にて得られた飲料たるコーヒーを短時間集め
置くコーヒータンクと、該コーヒータンクに付設された
注出コックと、を有してなることを特徴とする。
【0006】次に、請求項2については次のとおり。す
なわち、この請求項2のコーヒーサービスカートは、請
求項1に記載したコーヒーサービスカートであって、該
コーヒーサービスカートは、新幹線,その他の鉄道,航
空機,船舶,その他の輸送手段内において使用されるこ
と、を特徴とする。次に、請求項3については次のとお
り。すなわち、この請求項3のコーヒーサービスカート
は、請求項1に記載したコーヒーサービスカートにおい
て、該注出コック下にコップがセット可能となってい
る。そして該コップには、開とされた注出コックを介
し、該コーヒータンクからコーヒーが流下可能となって
いること、を特徴とする。請求項4については次のとお
り。すなわち、この請求項4のコーヒーサービスカート
は、請求項3に記載したコーヒーサービスカートにおい
て、該カート本体には氷供給部が付設されている。そし
て該氷供給部は、該コップに対し細断された氷を流下可
能となっていること、を特徴とする。
【0007】本発明は、このようになっているので、次
のようになる。このコーヒーサービスカートは、給電部
のバッテリーが充電され、タンク部に熱湯が貯溜されて
おり、キャスターを利用して乗客等のユーザーのもとへ
と移動される。そして、コーヒーの提供サービスに際し
ては、まず、注出コック下にコップがセットされ、必要
に応じ、氷供給部から細断された氷がコップ内に流下さ
れる。これと共に、供給管によりタンク部からポンプを
介して供給された熱湯が、ファンネル部に注入され、も
って粉状のコーヒー素材に混入された後、濾過部を通過
してドリップされる。そして、このようにして抽出され
たコーヒーが、コーヒータンクに集められると共に、そ
の注出コックを開とすることにより、セットされたコッ
プ内へと流下する。このようにして、出きたてのコーヒ
ーが即その場で、乗客等のユーザーに提供される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明を、図面に基づいて詳
細に説明する。図1および図2は、本発明の実施の形態
の説明に供する。そして図1は、そのコーヒーサービス
カートの側面説明図、図2は、斜視説明図である。
【0009】このコーヒーサービスカートは、コーヒー
の提供サービスに供される。例えば、新幹線,その他の
鉄道,航空機,船舶,その他の輸送手段内において、乗
員が座席の乗客に対し、コーヒーの提供サービスを行う
際に使用されるが、その他、各種の式場,会場,催場内
や、オフィス,作業所等々において、不特定多数のユー
ザーを対象に、コーヒーの提供サービスを実施する際に
使用される。そして、このコーヒーサービスカートは、
次のカート本体1,給電部2,タンク部3,供給管4,
ファンネル部5,コーヒータンク6,注出コック7,氷
供給部,コップA等を備えてなる。以下これらについて
詳述する。
【0010】まずカート本体1は、箱状をなしキャスタ
ー8を備えてなる。すなわちカート本体1は、天板,床
板,側板,前後板等が、一体化されたプレート構造より
なり、床板の四隅下にキャスター8が付設されており、
手で押して移動されると共に、ブレーキが付設されてい
る。カート本体1は、このようになっている。次に給電
部2は、カート本体1内に配設され、バッテリーを備え
てなる。すなわち、電源装置たる給電部2は、カート本
体1内の最下部に収納されており、バッテリーとその通
電充電部とから構成されている。給電部2は、このよう
になっている。
【0011】又、タンク部3は、カート本体1内に配設
され、熱湯Cを貯溜する。すなわちタンク部3は、カー
ト本体1内の上下方向中央部に収納されており、グラス
ウール等を利用した断熱構造よりなり、図示例では13
リットル程度(約100杯分程度)の熱湯Bを、貯溜可
能な容量よりなる。そして使用時に、予め熱湯Bが外部
から給湯,貯溜されると共に、事後は、この貯溜された
熱湯Bが例えば90℃程度の所定温度を保持するよう
に、給電部2にて駆動される100W程度のバックアッ
プヒーター(図示せず)が、サーモスタット付で付設さ
れている。なおタンク部3は、図示例の1槽式によらず
2槽式その他の多槽式であってもよく、又、バックアッ
プヒーターが付設されていないタイプでもよく、更に、
冷水を給水して加熱ヒーターにて熱湯Cとする方式によ
ることも考えられる。タンク部3は、このようになって
いる。
【0012】次に供給管4は、基端がタンク部3に接続
され、ポンプ9を介し先端に向け熱湯Bを供給可能とな
っている。このような供給管4について、更に詳述す
る。カート本体1内の中央部に収納されたタンク部3に
は、供給管4の基端が接続されており、供給管4は、途
中に給電部2にて駆動されるポンプ9を介した後、カー
ト本体1の上部前面へと配設され、先端に、シャワーヘ
ッド10が下向きに取り付けられている。もって熱湯B
が、タンク部3からポンプ9にて供給管4中を圧送され
て先端のシャワーヘッド10に至り、シャワーヘッド1
0からファンネル部5へと、シャワーされて注入可能と
なっている。なお、このような供給管4による熱湯Bの
注入のオン,オフは、例えば、付設された操作ボタンや
コックの押下等に基づき、ポンプ9が駆動されることに
より行われ、コーヒータンク6の容量に見合った熱湯B
が供給されると、ポンプ9の駆動が停止されるようにな
っている。供給管4は、このようになっている。
【0013】次にファンネル部5は、カート本体1の上
部に配設され、内部にコーヒー豆を挽いた粉状のコーヒ
ー素材Cが収納されると共に、濾過部11を備えてな
り、供給管4の先端から熱湯Bが注入されることによ
り、コーヒー素材Cをドリップするようになっている。
このようなファンネル部5について、更に詳述する。フ
ァンネル部5は、カート本体1の上部前面側に配設され
ており、上面が開放されると共に下部が漏斗状をなす容
器よりなり、その中央下部に濾紙や濾布製の濾過部11
が付設されている。又、このファンネル部5は、カート
本体1に対し着脱式よりなる。そして、ファンネル部5
の開放された上面が、供給管4の先端のシャワーヘッド
10下に対向位置しており、もって熱湯Bがシャワーさ
れて注入可能となっている。コーヒー素材Cは、濾過部
11上に収納されており、モカ,キリマンジェロ,ブル
ーマウンテン,アメリカン,その他,これらのブレンド
等々について、原料たるコーヒー豆を粗挽き加工した粉
状のものよりなり、1回の使用毎に取り換えられる。そ
こで、注入された熱湯Bが粉状のコーヒー素材Cに混入
された後、濾過部11を通過してドリップされることに
より、コーヒーDとして抽出され、下部に接続された配
管12を介し、コーヒータンク6へと送出される。ファ
ンネル部5は、このようになっている。
【0014】次にコーヒータンク6は、カート本体1の
上部のファンネル部5下に配設され、ファンネル部5に
て得られた飲料たるコーヒーDを、短時間集め置くよう
になっている。このようなコーヒータンク6について、
更に詳述する。コーヒータンク6は、例えば1.3リッ
トル程度(約10杯分程度)のコーヒーDを収納可能な
容量よりなり、カート本体1の上部の上述したファンネ
ル部5下に配設され、ファンネル部5との間に配管12
が介装されている。このコーヒータンク6は、グラスウ
ール等を利用した断熱構造よりなり、ファンネル部5に
て得られたコーヒーDを一時的に集め置くものであり、
集め置かれたコーヒーDを所定温度に保持すべく、給電
部2にて駆動されるサーモスタット付の保温ヒーターが
付設されている。13は、コーヒータンク6に付設され
た液面計である。又、このコーヒータンク6は、図示例
では2個設けられており、分岐された配管12に付設さ
れたコックにて、コーヒーDの流入が切り換えられるよ
うになっている。そこで例えば、一方のコーヒータンク
6に容量一杯のコーヒーDが流入して溜められると、コ
ックにて、そのコーヒータンク6への配管12が閉鎖さ
れると共に、他方のコーヒータンク6に、分岐された配
管12にてコーヒーDが流入して溜められるようにな
る。コーヒータンク6は、このようになっている。
【0015】次に、注出コック7は、このようなコーヒ
ータンク6に付設されている。すなわち注出コック7
は、コーヒータンク6の下部に配管14を介して接続さ
れると共に、カート本体1の前面に位置している。図示
例では、両コーヒータンク6について、それぞれ専用の
注出コック7が、配管14を介して接続されている。そ
して注出コック7の開閉により、コーヒータンク6内の
コーヒーDが、その下向きのコック出口から流下可能と
なっている。注出コック7は、このようになっている。
【0016】次に、注出コック7のコック出口下には、
コップAがセット可能となっている。そして、このコッ
プAには、開に切り換えられた注出コック7を介し、コ
ーヒータンク6からコーヒーDが流下可能となってい
る。すなわち、カート本体1の上下方向中央部の前面に
は、受け台15が形成されており、この受け台15上
に、例えば紙コップよりなるコップAが載置,セット可
能となっている。図示例では、2個のコーヒータンク6
そして注出コック7に対応して、2個のコップAが受け
台15上に載置,セット可能となっている。そして、こ
のようにセットされたコップAの上部開口上に、注出コ
ック7が、対向位置する関係に設定されている。コップ
Aは、このようになっている。
【0017】なお図2中、16はコップストッカーであ
り、このコップストッカー16に、未使用の多数のコッ
プAがストックされる。又、17は素材ストッカーであ
り、この素材ストッカー17に、未使用のコーヒー素材
がストックされる。18は、砂糖,レモン,ミルク,そ
の他用の添加材ストッカーである。19はダストボック
スであり、20はトレー、21はタンク部3下に付設さ
れた排出管、22は排出管21に介装された排出弁であ
る。又、カート本体1には氷供給部(図示せず)が付設
されており、この氷供給部は、セットされたコップAに
対し、細断された氷を流下可能となっている。
【0018】本発明は、以上説明したように構成されて
いる。そこで以下のようになる。このコーヒーサービス
カートにあっては、予め、箱状をなすカート本体1内の
給電部2のバッテリーが、電力を供給可能に充電される
と共に、タンク部3に熱湯Bが貯溜され、ファンネル部
5には、新しいコーヒー素材Cが収納されている。そし
て使用に際し、キャスター8を利用して、乗客等のユー
ザーのもとへと移動される。もって、コーヒーの提供サ
ービスに際しては、まず、注出コック7下にコップAが
セットされ、適宜必要に応じ、氷供給部から細断された
氷がコップA内に流下される。
【0019】これと共に、供給管4によりタンク部3か
らポンプ9を介して供給された熱湯Bを、ファンネル部
5に注入すべく操作され、もって注入された熱湯Bが、
ファンネル部5内の粉状のコーヒー素材Cに混入された
後、濾過部11を通過してドリップされる。そして、こ
のようにして抽出されたコーヒーDが、コーヒータンク
6に集め置かれると共に、付設されたその注出コック7
を開操作することにより、コップA内へと流下する。こ
のようにして、出きたてのコーヒーDがコップA内へと
流下されて、乗客等のユーザーに提供される。
【0020】なお、コーヒータンク6内のコーヒーDの
集め置きは、次のように実施される。すなわち、コーヒ
ーDをコーヒータンク6内に一旦貯溜することなく、コ
ーヒータンク6内を通過する形態で注出コック7からコ
ップAへと、順次次々と流下させるようにしてもよい。
又、コーヒータンク6内にコーヒーDを一旦貯溜してか
ら、注出コック7を介してコップAへと流下させる場合
も、コーヒーDの貯溜時間は、数分から最長15分以内
(酸化による鮮度低下が回避される時間内)に設定され
る。又、図示例では2個のコーヒータンク6が設けられ
ているので、それぞれに集め置かれたコーヒーDについ
て、順次又は交互に、その流下が行われる。 さてそこ
で、このコーヒーサービスカートによると、次の第1,
第2のようになる。
【0021】第1に、乗客等のユーザーへの提供サービ
スに際しては、上述したように、コーヒーサービスカー
トをそのユーザーの元へと移動させてから、目の前で、
ファンネル部5に熱湯Bが注入されてドリップされ、コ
ーヒータンク6,注出コック7を介し、抽出したてのコ
ーヒーDが、コップAにてユーザーへと提供される。勿
論これによらず、ファンネル部5にてコーヒーDをドリ
ップしつつ、乗客等のユーザー間を巡回し、注文に応じ
て、コーヒータンク6からコーヒーDを提供するように
してもよく、又、ドリップしてコーヒータンク6に集め
置いてから、乗客等のユーザー間を巡回し、注文に応じ
てコーヒーDを提供するようにしてもよい。このように
してコーヒーDが、即その場で直接、乗客等のユーザー
に提供される。つまり、ドリップしたてで抽出直後のコ
ーヒーD、作りたてで香りと味に優れた新鮮なコーヒー
Dを、酸化により品質が低下することなく、乗客等のユ
ーザーに直接提供可能となる。
【0022】第2に、しかもこのコーヒーサービスカー
トによると、カートを移動させると共に、ファンネル部
5に熱湯Bを注入して、コーヒータンク6の注出コック
7を介するだけで、簡単,容易,迅速に、作りたてのコ
ーヒーを、数分後に乗客等のユーザーに提供可能であ
る。
【0023】なお図示例のコーヒーサービスカートは、
コーヒータンク6や注出コック7が2個ずつ設けられ
た、いわゆる2連式タイプよりなっていたが、本発明に
係るコーヒーサービスカートは、これに限定されるもの
ではなく、いわゆる単式タイプや多連式タイプのもの
も、勿論可能である。例えば、コーヒータンク6や注出
コック7が、1個ずつ設けられたものや、3個ずつ設け
られたものも考えられる。
【0024】
【発明の効果】本発明に係るコーヒーサービスカート
は、以上説明したように、給電部,熱湯のタンク部,供
給管,ファンネル部,コーヒータンク,注出コック等
を、カート本体に備えつけてなり、更に適宜、コップ,
氷供給部等を備えつけてなることにより、次の効果を発
揮する。
【0025】第1に、コーヒーを香り高く味わい深く、
提供できるようになる。すなわち、このコーヒーサービ
スカートによると、ドリップしたての抽出間もない新鮮
なコーヒーを、乗客等のユーザーに対し、香りと味を逃
がすことなく直接、提供サービスすることができる。す
なわち、前述したこの種従来例のように、予め作り置き
しておいたコーヒーを、ポットやワゴンを利用して提供
していた場合に比し、飲みたい時に出きたてのコーヒー
をその場で提供でき、品質面に優れたコーヒーの提供サ
ービスが可能となる。
【0026】第2に、しかも簡単,容易,迅速に提供可
能である。すなわち、このコーヒーサービスカートによ
ると、ファンネル部への熱湯の注入によりドリップさ
れ、コーヒータンクに集められたコーヒーを、即その場
で提供することができる。このように簡単,容易,迅速
に、出きたてのコーヒーを乗客等のユーザーに提供可能
である。このように、この種従来例に存した課題がすべ
て解決される等、本発明の発揮する効果は、顕著にして
大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコーヒーサービスカートについ
て、発明の実施の形態の説明に供する側面説明図であ
る。
【図2】同発明の実施の形態の説明に供する斜視説明図
である。
【符号の説明】
1 カート本体 2 給電部 3 タンク部 4 供給管 5 ファンネル部 6 コーヒータンク 7 注出コック 8 キャスター 9 ポンプ 10 シャワーヘッド 11 濾過部 12 配管 13 液面計 14 配管 15 受け台 16 コップストッカー 17 素材ストッカー 18 添加材ストッカー 19 ダストボックス 20 トレー 21 排出管 22 排出弁 A コップ B 熱湯 C コーヒー素材 D コーヒー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コーヒーの提供サービスに供されるコー
    ヒーサービスカートであって、 箱状をなしキャスターを備えたカート本体と、該カート
    本体内に配設されバッテリーを備えた給電部と、該カー
    ト本体内に配設され熱湯を貯溜するタンク部と、基端が
    該タンク部に接続されポンプを介し先端に向け熱湯を供
    給可能な供給管と、 該カート本体の上部に配設され、内部にコーヒー豆を挽
    いた粉状のコーヒー素材が収納されると共に濾過部を備
    えてなり、該供給管の先端から熱湯が注入されることに
    より、該コーヒー素材をドリップするファンネル部と、 該カート本体の上部の該ファンネル部下に配設され、該
    ファンネル部にて得られた飲料たるコーヒーを短時間集
    め置くコーヒータンクと、該コーヒータンクに付設され
    た注出コックと、を有してなること、を特徴とするコー
    ヒーサービスカート。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載したコーヒーサービスカ
    ートであって、該コーヒーサービスカートは、新幹線,
    その他の鉄道,航空機,船舶,その他の輸送手段内にお
    いて使用されること、を特徴とするコーヒーサービスカ
    ート。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載したコーヒーサービスカ
    ートにおいて、該注出コック下にコップがセット可能と
    なっており、 該コップには、開とされた該注出コックを介し、該コー
    ヒータンクからコーヒーが流下可能となっていること、
    を特徴とするコーヒーサービスカート。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載したコーヒーサービスカ
    ートにおいて、該カート本体には氷供給部が付設されて
    おり、 該氷供給部は、該コップに対し細断された氷を流下可能
    となっていること、を特徴とするコーヒーサービスカー
    ト。
JP10148426A 1998-05-13 1998-05-13 コーヒーサービスカート Pending JPH11318713A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101234677B1 (ko) 2011-06-20 2013-02-19 주식회사 에취알에스 커피머신이 장착된 이동식 보일러 카트
JP2021014690A (ja) * 2019-07-10 2021-02-12 株式会社Tree Field シスターン
NL2029263B1 (nl) * 2021-09-28 2023-04-04 Kaars Koffie B V Mobiel koffiezetapparaat

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