JPH1131781A - メモリモジュールおよびメモリシステム - Google Patents

メモリモジュールおよびメモリシステム

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JPH1131781A
JPH1131781A JP9235362A JP23536297A JPH1131781A JP H1131781 A JPH1131781 A JP H1131781A JP 9235362 A JP9235362 A JP 9235362A JP 23536297 A JP23536297 A JP 23536297A JP H1131781 A JPH1131781 A JP H1131781A
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memory
module
memory module
substrate
pads
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JP9235362A
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Koichi Ikeda
孝市 池田
Takeshi Ikeda
毅 池田
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T I F KK
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T I F KK
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    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
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    • H01L2224/48227Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being non-metallic, e.g. insulating substrate with or without metallisation connecting the wire to a bond pad of the item
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    • H01L2924/19Details of hybrid assemblies other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/1901Structure
    • H01L2924/1904Component type
    • H01L2924/19041Component type being a capacitor

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のメモリチップをモジュール化した場合
に、モジュール基板のそりを低減することができるメモ
リモジュールおよびメモリシステムを提供すること。 【解決手段】 メモリモジュール10は、モジュール基
板2と半導体ウエハから切り出された4個のメモリ用ベ
アチップ1とを含んでいる。モジュール基板2の一方の
面には、4個のメモリ用ベアチップ1が実装されてお
り、さらにそれらを覆うように樹脂6が形成されてい
る。また、モジュール基板2の他方の面には、接着剤1
5が塗布されている。接着剤15によってメモリモジュ
ール10とSO−DIMM基板11とが固着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータ(パソコン)等に使用されるメモリモジュールお
よびメモリシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ウエハから切り出されたメモリ用
ベアチップやプロセッサ用ベアチップは、パッケージン
グされた状態でプリント基板等に実装されるのが一般的
である。ところが、パッケージの外形寸法は、各種のベ
アチップ自体のサイズに比べてかなり大きいため、プリ
ント基板等に実装可能なメモリパッケージ等の数には一
定の制限がある。
【0003】一方、最近では、複数のベアチップをパッ
ケージング基板とほぼ同サイズの基板上に実装したマル
チチップモジュール(MCM)が普及しつつある。この
マルチチップモジュールを用いることによって、実装
面積の小型・軽量化、高密度配線、ベアチップ実装に
よる高性能・高速化、高信頼性の確保等が可能にな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したマ
ルチチップモジュールに用いられるモジュール基板は、
小型・軽量化のために基板厚を薄くする場合がある。
【0005】基板厚が薄いモジュール基板に対して、例
えばモジュール基板をプリント配線板に実装する工程に
おけるリフロー半田付けによって加熱・冷却がされると
モジュール基板にそりが生じやすくなる。モジュール基
板にそりが生じるとベアチップのボンディング不良やモ
ジュール基板の接続不良等が生じるおそれがある。
【0006】本発明は、このような点に鑑みて創作され
たものであり、その目的は、複数のメモリチップをモジ
ュール化した場合に、モジュール基板のそりを低減する
ことができるメモリモジュールおよびメモリシステムを
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明のメモリモジュールは、マルチチップモ
ジュールとして構成されており、モジュール基板の一方
の面に半導体ウエハから切り出された複数のメモリチッ
プが実装され、他方の面に接着剤が塗布されており、接
着剤が塗布されたメモリモジュールの一方の面とメモリ
モジュールが実装される他の基板の一方の面とが固着さ
れた後でリフロー半田付け等の後工程が行われる。この
ように、メモリモジュールの一方の面が他の基板に接着
剤で固着されているため、その後のモジュール基板のそ
りの発生を抑えることができ、メモリチップのボンディ
ング不良やモジュール基板の接続不良等の発生を防止す
ることができる。
【0008】また、本発明のメモリシステムは、複数の
メモリチップが実装されたメモリモジュールとプリント
配線板とが接着剤によって固着されている。特に、メモ
リモジュールとプリント配線板との固着は、メモリモジ
ュール側に接着剤を塗布しておくか、あるいは、プリン
ト配線板側に接着剤を塗布しておくかして、メモリモジ
ュールのメモリチップが実装されていない面とプリント
配線板のメモリモジュールが実装される面とを対向させ
て接着することによって行われる。このように接着剤で
貼り合わせることにより、後工程で生じるモジュール基
板のそりを抑えることができ、メモリモジュール上のメ
モリチップのボンディング不良やメモリモジュールとプ
リント配線板との接続不良等の発生を防止することがで
きる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用したメモリモ
ジュールについて、図面を参照しながら具体的に説明す
る。
【0010】図1は一実施形態のメモリモジュールの概
略を示す図であり、図1(a)は基板の一方の面を、図
1(b)は他方の面をそれぞれ示している。図2は図1
(a)のA−A′線断面図である。図1(a)に示すよ
うに、メモリモジュール10は、半導体ウエハから個別
に切り出された4個のメモリチップとしてのメモリ用ベ
アチップ1をモジュール基板2上にワイヤボンディング
によってCOB(ChipOn Board )実装したものであ
る。各メモリ用ベアチップ1は、例えば4M×4ビット
構成であって16Mビットのメモリ容量を有するDRA
Mであり、いずれのメモリ用ベアチップ1も長方形形状
をしており、その長辺に平行に中央一列に複数のチップ
用パッドとしてのパッド3が形成されている。また、図
1(b)に示すようにメモリモジュール10の他方の面
には、接着剤15が塗布されている。接着剤15は、メ
モリ用ベアチップ1の実装面とは反対の面であって、少
なくとも外部接続端子8を除く領域に塗布されている。
【0011】モジュール基板2は、プリント配線板とし
てのSO−DIMM(Small Outline Dual Inline Memo
ry Module )基板に実装可能な外形寸法を有しており、
モジュール基板2の中央付近には長手方向に平行にほぼ
一列に複数の基板用パッドとしてのパッド4が形成され
ている。これらのパッド4を挟んで両側に2個ずつメモ
リ用ベアチップ1が実装され、モジュール基板2のパッ
ド4の並ぶ方向と各メモリ用ベアチップ1のパッド3の
並ぶ方向はほぼ平行になっている。換言すれば、互いの
長辺が隣接するように配置された2つのメモリ用ベアチ
ップ1の間に、それぞれのパッド3と並行するように、
モジュール基板2上に複数のパッド4が形成されてい
る。
【0012】モジュール基板2のパッド4とメモリ用ベ
アチップ1のパッド3は、それぞれボンディングワイヤ
5により接続されている。ボンディングワイヤ5は、図
1に示すように、パッド4の両側に位置するメモリ用ベ
アチップ1から引き出され、各ボンディングワイヤ5の
形状や長さはほぼ同じになっている。
【0013】パッド4は、2個のメモリ用ベアチップ1
で挟まれた領域に一列あるいは二列に並ぶようにされて
おり、一列に並んだパッド4には両側のメモリ用ベアチ
ップ1から延びたボンディングワイヤ5が共通に接続さ
れている。アドレス端子や各種の制御端子のように各メ
モリ用ベアチップ1で共通に接続される端子について
は、モジュール基板2上のパッド4に2本のボンディン
グワイヤ5を接続することでパッド4の共用化を図って
おり、パッド4の総数を全メモリ用ベアチップ1のパッ
ド3の総数よりも少なくすることができる。また、一部
のパッド4に2本のボンディングワイヤ5を接続するこ
とにより、この共通のパッド4を介して2本のボンディ
ングワイヤ5同士の接続も同時に行うことができるた
め、モジュール基板2内の配線量を少なくすることがで
きる。
【0014】また、ボンディングワイヤ5を接続する
際、ボンディングワイヤ5の高さが低すぎてその一部が
メモリ用ベアチップ1の端部に接触すると、短絡や熱に
よる断線等の原因となり、逆にボンディングワイヤ5と
メモリ用ベアチップ1との距離を離しすぎるとメモリモ
ジュール10の高さが高くなりすぎるため、ボンディン
グワイヤ5がメモリ用ベアチップ1に接触しないぎりぎ
りの高さでワイヤボンディングを行うことが望ましい。
【0015】ところで、本実施形態のメモリモジュール
10は、図2に示すように、ワイヤボンディングされた
メモリ用ベアチップ1の上面を樹脂6で覆って断線等の
防止を図っている。樹脂6を厚く形成すると、メモリモ
ジュール10の高さが高くなりすぎるため、モジュール
基板2の外周近傍に所定高さの封止枠7を取り付け、こ
の封止枠7の内部に樹脂6を流し込み、樹脂厚が封止枠
7の高さに一致するようにしている。これにより、メモ
リモジュール10の高さのばらつきを確実に抑えること
ができる。
【0016】また、本実施形態のメモリモジュール10
は、いわゆるLCC(Leadless Chip Carrier )方式に
よってSO−DIMM基板などの各種の基板に実装され
る。図3は、図1に示したメモリモジュール10の一部
分を示す斜視図である。同図に示すように、モジュール
基板2の外側面には、凹部形状に形成された外部接続端
子8が設けられ、これらの外部接続端子8はモジュール
基板2表面あるいは内側に形成された配線パターン9を
介してモジュール基板表面のパッド4と電気的に接続さ
れている。また、これらの外部接続端子8の凹部に半田
を流し込むことにより、SO−DIMM基板等との間の
電気的な接続を行っている。
【0017】次に、メモリモジュール10をプリント配
線板としてのSO−DIMM基板11に実装したメモリ
システム20について説明する。図4は、本実施形態の
メモリモジュール10を実装したメモリシステム20を
示す図である。同図のメモリシステム20は、SO−D
IMMの規格に沿った外形寸法を有しており、SO−D
IMM基板11の両面に上述したメモリモジュール10
が2個ずつ実装されており、これらのメモリモジュール
10の間には、ノイズ除去用のコンデンサ12が実装さ
れている。また一方の面には、コントローラ13が実装
されている。コンデンサ12は2個のメモリ用ベアチッ
プ1に対して1個の割合で設けられている。コントロー
ラ13は各メモリ用ベアチップの動作チェックを行って
いる。
【0018】SO−DIMM基板11へのメモリモジュ
ール10の実装は、接着剤15が塗布されたメモリモジ
ュール10の一方の面とメモリモジュール10が実装さ
れるSO−DIMM基板11の一方の面とが接着剤15
によって固着された後に、メモリモジュール10がSO
−DIMM基板11に半田付けされることによって行わ
れる。メモリモジュール10の一方の面への接着剤15
の塗布は、モジュール基板2にメモリチップ1が実装さ
れ、樹脂6で封止された後であって、メモリモジュール
10がSO−DIMM基板11に実装される前に行われ
る。
【0019】また、メモリモジュール10をLCC方式
によってSO−DIMM基板11に半田付けする方法と
しては、一般的にリフロー半田付け法が用いられてい
る。リフロー半田付け法は、半田付け部にあらかじめ半
田をペーストしておき、これを赤外線、熱風、レーザ等
の熱源で溶かして半田付けする方法である。メモリモジ
ュール10をSO−DIMM基板11にリフロー半田付
け法によって半田付けする場合には、まずSO−DIM
M基板11上の半田付け部に半田ペーストを塗布してお
き、その後SO−DIMM基板11にメモリモジュール
が固着される。メモリモジュール10が固着されたプリ
ント配線板全体が熱源で加熱されることによって半田付
けが行われる。このため、メモリモジュール10に含ま
れるモジュール基板2も加熱されることになる。
【0020】このように、一方の面に接着剤15を塗布
したメモリモジュール10をSO−DIMM基板11に
固着することにより、その後の実装工程でリフロー半田
付け等によってメモリモジュール10が加熱・冷却され
た場合であっても、メモリモジュール10のモジュール
基板2に生じるそりを防止することができる。したがっ
て、モジュール基板2のそりに起因するメモリ用ベアチ
ップ1上のパッド3とモジュール基板2上のパッド4と
を接続するワイヤボンディング5とのボンディング不良
や、メモリモジュール10とSO−DIMM基板11と
の間の接続不良等の発生を防止することができる。
【0021】また、接着剤15を用いずにメモリモジュ
ール10を実装した場合にはモジュール基板2の伸縮の
度合い、特に長手方向の伸縮の度合いが大きいため、モ
ジュール基板2の短辺に設けられた外部接続端子8を半
田付けした場合には、各外部接続端子8の接合点に過大
な応力が加わって半田付け部分が剥離し、接続不良が生
じるおそれがある。ところが、本実施形態のメモリモジ
ュール10は、SO−DIMM基板11との間が接着剤
15を介して固着されており、上述したモジュール基板
2との伸張の度合いが軽減されるため、このようなモジ
ュール基板2の伸張による接続不良の発生を軽減するこ
とができる。
【0022】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施
が可能である。
【0023】例えば、上述した実施形態のメモリモジュ
ールでは、図1(b)に示すようにメモリモジュールの
一方の面上であって、外部接続端子8を除く領域に接着
剤15を塗布したが、例えば図5(a)に示すようにメ
モリモジュール10の一方の面に、長辺方向に平行に複
数列をなすように接着材15を塗布してもよい。また、
図5(b)に示すようにメモリモジュール10の一方の
面に、長辺方向に垂直に複数列をなすように接着剤15
を塗布してもよい。また、図5(c)に示すようにメモ
リモジュール10の一方の面に、所定間隔をおいて複数
箇所に接着材15を塗布してもよい。このように、塗布
する接着剤15の形状と位置は適宜変更が可能である。
【0024】また、上述した実施形態のメモリシステム
20では、メモリモジュール10側に接着剤15を塗布
しておいてSO−DIMM基板11に接着したが、SO
−DIMM基板11側に接着剤15を塗布しておいてメ
モリモジュール10と接着してもよい。SO−DIMM
基板11に接着剤15を塗布する場合においても、塗布
する接着剤15の形状や位置は適宜変更が可能である。
【0025】また、上述した実施形態では、モジュール
基板2あるいはSO−DIMM基板11に接着剤15を
塗布するようにしたが、接着剤15を塗布する代わり
に、吹き付け等の方法を用いてモジュール基板2やSO
−DIMM基板11の表面に接着剤15を形成するよう
にしてもよい。
【0026】また、上述した実施形態のメモリモジュー
ル10では、半導体ウエハ上に形成されたメモリ用ベア
チップ1を1個単位で切り出す例を説明したが、切り出
す単位は2個以上であってもよい。パッド3が2列以上
に並ぶように複数個単位で切り出してメモリモジュール
10のモジュール基板2に実装すれば、さらに実装面積
を小さくでき、メモリモジュール10の外形寸法をさら
に小さくできる。また、複数個組にして切り出すと、モ
ジュール基板2に実装する際の位置決めが楽になり、半
導体ウエハの切り出しの手間も省ける。
【0027】図6(a)、図6(b)はいずれも2個の
メモリ用ベアチップ1を単位として半導体ウエハから切
り出す例を示しており、図6(a)は長方形形状のメモ
リ用ベアチップ1の長辺を介して隣接するように配置さ
れている2個のメモリ用ベアチップ1を切り出しの単位
とする例を、図6(b)はメモリ用ベアチップ1の短辺
を介して隣接するように配置されている2個のメモリ用
ベアチップ1を切り出しの単位とする例を示している。
図6(b)のような切り出しを行った場合は図1と同様
にモジュール基板2の中央付近にパッド4を形成すれば
よいが、図6(a)のような切り出しを行った場合はモ
ジュール基板2の外側にパッド4を形成する必要があ
る。
【0028】また、図1では、一列に並んだ複数のパッ
ド3を有するメモリ用ベアチップ1を実装する例を説明
したが、複数列に並んだ複数のパッド3を有するメモリ
用ベアチップを用いてメモリモジュールを構成してもよ
い。
【0029】図7は、中央近傍に二列に並んだ複数のパ
ッド3を有するメモリ用ベアチップ1aを用いて構成さ
れたメモリモジュール10aの平面図である。同図に示
すように、この場合には、図1に示したメモリモジュー
ル10とは異なり、モジュール基板2aの外周側にもパ
ッド4を形成することが望ましい。また、モジュール基
板2aの中央付近に形成されたパッド4に対しては、図
1と同様に両側のメモリ用ベアチップから交互にボンデ
ィングワイヤ5を引き出すことにより高密度実装が可能
となる。また、各メモリ用ベアチップ1aの中央近傍に
二列に複数のパッド3を形成するのではなく、図8に示
すように、各メモリ用ベアチップの外縁付近に二列にパ
ッド3を形成するようにしてもよい。
【0030】また、図7および図8では、長方形形状を
有するメモリ用ベアチップの長辺に平行に二列に複数の
パッド3を形成したが、図9に示すように、短辺に沿っ
た外縁近傍に二列に複数のパッド3を形成するようにし
てもよい。また、図10に示すように、各メモリ用ベア
チップの短辺に平行となるように中央近傍に二列に複数
のパッド3を形成するようにしてもよい。この場合に
は、複数のパッド3が並ぶ方向と垂直方向にボンディン
グワイヤ5を引き出さずに、図10に示すようにパッド
3の近傍に向けてボンディングワイヤ5を引き出すこと
が望ましい。あるいは、メモリ用ベアチップの長辺の長
さによっては、図11に示すように、複数のパッド3が
並ぶ方向と垂直方向にボンディングワイヤ5を引き出す
ようにしてもよい。また、図12に示すように、4個の
メモリ用ベアチップ1を同一方向に一列に並べて配置し
てメモリモジュールを構成してもよい。
【0031】また、図13に示すように、複数本を単位
として交互にボンディングワイヤ5を引き出してメモリ
モジュール10bを構成したり、図14に示すように、
ボンディングワイヤ5をパッド4の両側に位置するメモ
リ用ベアチップ1から交互に引き出してメモリモジュー
ル10cを構成してもよい。
【0032】また、図1では、モジュール基板2上にパ
ッド4の一部を一列に形成した例を説明したが、パッド
4を二列以上に形成してもよい。図15はモジュール基
板2上に二列にパッド4を形成し(以下、パッド列と呼
ぶ)、これらのパッド列を挟んで両側にメモリ用ベアチ
ップ1を実装した例を示している。
【0033】また、図1では、4個のメモリ用ベアチッ
プ1を含んでメモリモジュール10を構成する例を説明
したが、メモリモジュール10に実装されるメモリ用ベ
アチップ1の数は4個に限定されるものではなく、2個
以上であれば特に制限はない。ただし、あまりに多くの
メモリ用ベアチップ1を実装すると、メモリモジュール
10の不良率が高くなるおそれがある。したがって、実
装するメモリ用ベアチップ1のビット数やメモリ容量を
考慮に入れ、また何ビット構成のメモリモジュール10
を製造するかによって実装するメモリ用ベアチップ1の
数を決定するのが望ましい。通常のコンピュータ機器
は、メモリ容量を4の倍数で管理することが多いため、
モジュール基板に実装するメモリ用ベアチップ1の数も
偶数個が望ましい。
【0034】図16は、2個のメモリ用ベアチップを用
いて構成したメモリモジュールの構成を示す図である。
例えば、図1に示すモジュール基板2に64Mビットの
容量を有するメモリ用ベアチップを実装しようとした場
合には4個を実装することは不可能であるため、あるい
はメモリモジュール全体の容量がそれ程大きくなくても
よい場合には、図16に示すように2個のメモリ用ベア
チップを用いてメモリモジュールを構成すればよい。
【0035】また、上述した実施形態では、完成したメ
モリモジュール10をLCC方式によってSO−DIM
M等の他の基板に実装する例を説明したが、BGA(Ba
ll Grid Array )方式による実装を行ってもよい。
【0036】また、上述した実施形態では、モジュール
基板2に各種容量(16Mビットや64Mビット)のD
RAMを実装する例を説明したが、シンクロナスDRA
MやSRAMあるいはフラッシュROM等の他の種類の
メモリ用ベアチップ1を実装することも可能である。
【0037】また、図2ではモジュール基板2の外周近
傍に封止枠7を設けて樹脂6を流し込む例を説明した
が、モジュール基板2のチップ実装面を樹脂6で固める
方法は図2の例に限定されず、例えば、図17(a)に
示すように射出成形によってトランスファーモールドを
形成する方法や、図17(b)に示すように封止枠7や
金型等を用いずに単に樹脂6をチップ実装箇所に流し込
む方法などがある。
【0038】また、上述した実施形態では、メモリ用ベ
アチップをモジュール基板にワイヤボンディングによっ
てCOB実装する例を説明したが、フリップチップ実装
を行ってもよい。この場合には、さらに高密度実装が可
能となるため、メモリモジュール10の外形寸法をさら
に小さくすることができる。図18は、メモリ用ベアチ
ップをフリップチップ実装する場合のモジュール基板を
示す図であり、図1に示したメモリ用ベアチップ1をフ
リップチップ実装する場合のモジュール基板が示されて
いる。同図に示すように、図1に示したメモリ用ベアチ
ップ1のパッド3と同間隔でモジュール基板上にパッド
4′を形成し、これらのパッド4′とメモリ用ベアチッ
プ1のパッド3とが向かい合うように配置することによ
り、フリップチップ実装を行うことができる。
【0039】また、図7、図8、図9に示すメモリ用ベ
アチップは、隔たった位置に二列にパッド3が形成され
ているためフリップチップ実装に適している。また、図
10に示すメモリチップは、中央の二列にパッド3が集
中しているため、フリップチップ実装した場合にはその
取り付け状態が不安定になるおそれがある。したがっ
て、図19(a)あるいは(b)に示すように、メモリ
用ベアチップの短辺に近い端部に数個のパッドを形成す
ることが望ましい。また、メモリ用ベアチップ上に一列
にパッド3を形成する場合には、一直線上に形成する場
合の他に、図20に示すように、階段状に一列に形成す
るようにしてもよい。
【0040】上述した実施形態では、メモリモジュール
10をSO−DIMM基板11に実装する例を説明した
が、メモリモジュール10を実装するプリント配線板は
SO−DIMM基板11に限定されず、SIMM基板な
どの他のメモリ基板、あるいはマザーボードやドーター
ボードなどでもよい。
【0041】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、メモ
リモジュールの一方の面とメモリモジュールが実装され
るプリント配線板等の他の基板とが接着剤で固着されて
いるため、その後のモジュール基板のそりの発生を抑え
ることができ、メモリチップのボンディング不良やモジ
ュール基板の接続不良等の発生を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のメモリモジュールの概略を示す図
であり、同図(a)は一方の面を示す図、同図(b)は
他方の面を示す図である。
【図2】図1(a)のA−A′線断面図である。
【図3】図1に示したメモリモジュールの一部を示す斜
視図である。
【図4】図1に示したメモリモジュールをSO−DIM
M基板に実装した状態を示す図である。
【図5】図1に示したメモリモジュールに接着剤が塗布
された状態を示す図であり、同図(a)は長手方向に平
行に複数列塗布した図、同図(b)は長手方向に垂直に
複数列塗布した図、同図(c)は間隔をおいて塗布した
図である。
【図6】2個以上を単位として半導体ウエハからメモリ
用ベアチップを切り出す例を示す図であり、同図(a)
は長辺を境に隣接配置された2個のメモリ用ベアチップ
を切り出しの単位とする例を示す図、同図(b)は短辺
を境に隣接配置された2個のメモリ用ベアチップを切り
出しの単位とする例を示す図である。
【図7】長辺に平行に二列に並んだパッドを有するメモ
リ用ベアチップを用いて構成したメモリモジュールの平
面図である。
【図8】長辺に平行に二列に並んだパッドを有する他の
メモリ用ベアチップを用いて構成したメモリモジュール
の平面図である。
【図9】短辺に平行に二列に並んだパッドを有するメモ
リ用ベアチップを用いて構成したメモリモジュールの平
面図である。
【図10】短辺に平行に二列に並んだパッドを有する他
のメモリ用ベアチップを用いて構成したメモリモジュー
ルの平面図である。
【図11】短辺に平行に二列に並んだパッドを有する他
のメモリ用ベアチップを用いて構成したメモリモジュー
ルの平面図である。
【図12】メモリモジュールの他の変形例を示す図であ
る。
【図13】複数本を単位として交互にボンディングワイ
ヤの引き出しを行う例を示す図である。
【図14】一列に並んだパッドを有するモジュール基板
を用いて構成したメモリモジュールの平面図である。
【図15】二列に並んだパッドを有するモジュール基板
を用いて構成したメモリモジュールの平面図である。
【図16】2個のメモリ用ベアチップを用いて構成した
メモリモジュールの平面図である。
【図17】メモリモジュール上のメモリ用ベアチップを
覆う樹脂の変形例を示す図であり、同図(a)はトラン
スファーモールド法による樹脂形成を説明する図、同図
(b)は金型等を用いない場合の樹脂形成を説明する図
である。
【図18】メモリ用ベアチップをフリップチップ実装す
る場合のモジュール基板を示す図である。
【図19】メモリ用ベアチップの短辺に平行にパッドを
形成する場合の変形例を示す図であり、同図(a)、
(b)はフリップチップ実装に適したメモリ用ベアチッ
プのパッド形成面を示す図である。
【図20】メモリ用ベアチップの他の変形例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 メモリ用ベアチップ 2 モジュール基板 3、4 パッド 5 ボンディングワイヤ 6 樹脂 7 封止枠 8 外部接続端子 10 メモリモジュール 15 接着剤

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モジュール基板の一方の面上に半導体ウ
    エハから切り出された複数のメモリチップを実装し、他
    方の面に接着剤を塗布したことを特徴とするメモリモジ
    ュール。
  2. 【請求項2】 モジュール基板の一方の面上に半導体ウ
    エハから切り出された複数のメモリチップが実装された
    メモリモジュールと、 前記メモリモジュールが実装されるプリント配線板と、 を備え、前記メモリモジュールと前記プリント配線板の
    間に接着剤を介在させることを特徴とするメモリシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記メモリモジュールのメモリチップ実装面と反対の面
    に前記接着剤が塗布されており、前記接着剤が塗布され
    た前記メモリモジュールの一方の面と前記メモリモジュ
    ールが実装される前記プリント配線板の一方の面とが固
    着されていることを特徴とするメモリシステム。
  4. 【請求項4】 請求項2において、 前記メモリモジュールが実装される前記プリント配線板
    の一方の面上であって前記メモリモジュールの実装範囲
    内に前記接着剤が塗布されており、前記メモリモジュー
    ルのメモリチップ実装面の反対の面と前記接着剤が塗布
    された前記プリント配線板の一方の面とが固着されてい
    ることを特徴とするメモリシステム。
JP9235362A 1997-05-13 1997-08-15 メモリモジュールおよびメモリシステム Pending JPH1131781A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002082540A1 (fr) * 2001-03-30 2002-10-17 Fujitsu Limited Dispositif a semi-conducteurs, son procede de fabrication et substrat semi-conducteur connexe
KR100699314B1 (ko) * 2002-01-28 2007-03-26 후지쯔 가부시끼가이샤 반도체 장치, 반도체 장치의 제조 방법, 및 반도체 기판

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