JPH11317718A - デ―タ多重化装置 - Google Patents

デ―タ多重化装置

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JPH11317718A
JPH11317718A JP36895498A JP36895498A JPH11317718A JP H11317718 A JPH11317718 A JP H11317718A JP 36895498 A JP36895498 A JP 36895498A JP 36895498 A JP36895498 A JP 36895498A JP H11317718 A JPH11317718 A JP H11317718A
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JP
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data
multiplexing
circuit
header
bus
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JP36895498A
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Takeshi Mori
猛 森
Takashi Yamada
隆史 山田
Hiroshi Kagaya
宏 加賀谷
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パック・パケット処理と多重化を行うのに、
大量の高速データ転送処理が必要なバスと、CPU処理
部の演算・制御処理バスとがバスを共有するため、高性
能・高速のバス幅の広いCPU処理部コアを用いなけれ
ばならない。そのためLSI化すると1)消費電力が非
常に高い、2)CPU処理部コアの選択の幅が狭い、
3)チップ面積が増大する、という問題を有していた。 【解決手段】 本発明に係るデータ多重化装置22は、
入力されてくる上記各圧縮データの添付情報を検出し、
該添付情報から上記映像圧縮データ及び音声圧縮データ
を多重化する順を決定する制御演算処理バス18と、入
力されてくる各データを順次メモリ11に転送し、上記
制御演算処理バス18からの多重化の順にメモリ11か
ら出力するデータ処理バス17とに分ける構成を採り、
CPU処理部14の効率を改善したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像・音声・情報
などの圧縮データをリアルタイムで1つのストリームデ
ータに多重化するデータ多重化装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来のデータ多重化装置の構成
及びその周辺の構成を示すブロック図である。従来のデ
ータ多重化装置22は、図4に示すように、ビデオ入力
回路2、オーディオ入力回路5、出力回路7、ビデオヘ
ッダ検出回路9、オーディオヘッダ検出回路10、CP
U処理部14、ワークメモリ19、およびデータバス2
0から構成される。
【0003】ビデオエンコーダ1は、映像信号をリアル
タイムでMPEG(Moving PictureImage Coding Exper
ts Group )圧縮し、映像信号の圧縮データを上記ビデ
オ入力回路2と上記ビデオヘッダ検出回路9とに出力す
る。オーディオエンコーダ16は、音声信号をリアルタ
イムで圧縮し、音声信号の圧縮データを上記オーディオ
入力回路5と上記ヘッダ検出回路10とに出力する。
【0004】ビデオ入力回路2はビデオエンコーダ1と
データバス20との間に配置され、映像圧縮されたデー
タを一時的に貯えるメモリをもつ。ビデオヘッダ検出回
路9はビデオエンコーダ1とデータバス20との間に配
置され、圧縮データに添付されているヘッダコードを検
出しそれに続く情報を一時蓄積する。オーディオ入力回
路5はオーディオエンコーダ16とデータバス20との
間に配置され、音声圧縮されたデータを一時的に貯える
メモリをもつ。オーディオヘッダ検出回路10はオーデ
ィオエンコーダ16とデータバス20との間に配置さ
れ、圧縮データに添付されているヘッダコードを検出し
それに続く情報を一時蓄積する。CPU処理部14はデ
ータバス20に接続され、多重化演算、データ転送制御
などを行うものである。ワークメモリ19はデータバス
20に接続され、CPU処理部14の作業領域及び実際
の多重化処理を行うものである。データバス20は映像
信号および音声信号の各圧縮データとCPU処理部14
の処理データを共有する。出力回路7は多重化データを
出力するものである。
【0005】次に、このように構成されたデータ多重化
装置の動作を説明する。映像信号はビデオエンコーダ1
によりMPEG2フォーマットに従って圧縮され、コー
ドデータが出力される。同時に音声信号はオーディオエ
ンコーダ16により各フォーマット(MPEGレイヤ
2,又はAC3など)に従って圧縮されコードデータが
出力される。なお、映像と音声のコードデータは、オー
ディオサンプリング周波数、映像フレーム周波数などの
違いや圧縮にかかる時間の差によりコード出力のタイミ
ングは必ずしも同期しない。
【0006】ビデオエンコーダ1の出力はビデオ入力回
路2とビデオヘッダ検出回路9に入力され、またオーデ
ィオエンコーダ16の出力はオーディオ入力回路5とオ
ーディオヘッダ検出回路10にそれぞれ入力される。多
重化されるデータはビデオ入力回路2とオーディオ入力
回路5の内部メモリに一時的に格納される。そして、格
納されると同時にビデオヘッダ検出回路9とオーディオ
ヘッダ検出回路10によりヘッダコードを検出し、続く
情報を内部メモリに格納する。CPU処理部14はビデ
オヘッダ検出回路9,オーディオヘッダ検出回路10の
内部メモリに格納された情報をもとにパック・パケット
ヘッダを作成し、ビデオ・オーディオの多重化演算と出
力順の作成を行う。更にこの演算結果に基づきビデオ入
力回路2とオーディオ入力回路5上の内部メモリからデ
ータを抜き取ってワークメモリ19に転送し、制御を行
いつつワークメモリ19上でパック・パケットヘッダと
データとを合成し、出力フォーマットに合ったパック・
パケット化を行う。
【0007】次にワークメモリ19上で合成された多重
化データを多重化の出力順に合わせて出力回路7を通し
て出力される。CPU処理部14は、上記処理を行うと
ともに、データバス20が各入力データ転送、出力デー
タ転送、データ作成処理時の転送などに使われる状態を
モニタし、データ同士の衝突が起こらないように常に調
停制御を行っている。また、各入力データ転送、出力デ
ータ転送、データ作成処理時の転送には、転送のデータ
量、開始、終了という制御についてもCPU処理部14
が担当している。このような動作により、データ多重化
装置22は映像・音声のデータを多重化する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、映像圧縮デ
ータ・音声圧縮データなどに対し、リアルタイムで出力
フォーマットに合わせたパック・パケット処理と多重化
を行うのに、上記従来例のようなデータ多重化装置22
では、データバス20が、大量の高速データ転送処理が
必要なバスと、CPU処理部14の演算・制御処理バス
とを共有している。そのため、演算・制御の処理量の大
きさに関係なく、大量の高速データ転送処理を行うため
に、高性能・高速のバス幅の広いCPU処理部コアを用
いなければならない。そして、このような構成をLSI
化すると、 1)周波数が高いため消費電力が非常に高くなる、 2)CPU処理部コアの選択の幅が狭い、 3)チップ面積が増大しコストがアップする、という問
題を有している。更にバス共通の思想で構成されたLS
Iでは、大量の高速データ転送処理のバス占有が高いこ
とより、 4)記録メディア(DVD〔Digital Video Disk〕、M
D〔Mini Disk 〕、MO〔Magneto-Optical Disk〕な
ど)特有のフォーマット対応が困難であり、 5)データ多重符号化・復号化を時間多重で処理する同
時記録再生機能を持つセットシステムへの対応ができな
い、という問題も共に有している。
【0009】本発明はかかる問題点を解決するためにな
されたもので、1)低消費電力で、2)CPU選択の自
由度が広く、3)ローコストな、データ多重化装置を提
供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
データ多重化装置は、映像圧縮データ、音声圧縮デー
タ、及び添付情報を1つのストリームデータに多重化す
るデータ多重化装置において、入力されてくる上記各圧
縮データの添付情報を検出し、該添付情報から上記映像
圧縮データ及び音声圧縮データを多重化する順を決定す
る制御演算処理バスと、入力されてくる上記各データを
順次メモリに転送し、上記制御演算処理バスからの多重
化の順にメモリから出力するデータ処理バスとを有する
ことを特徴とするものである。
【0011】本発明の請求項2に係るデータ多重化装置
は、上記請求項1に記載のデータ多重化装置において、
上記データ処理バスは、データ多重化装置に入力された
データを、出力するフォーマット長に合わせて映像、音
声、情報に分けて一時的に蓄積する、かつ出力フォーマ
ット用の添付情報を付加する作業領域をかねた、外付け
メモリと、上記外付けメモリへ映像データを転送するの
に適した入力内蔵メモリを持つビデオ入力回路と、上記
外付けメモリへ音声データを転送するのに適した1オー
ディオフレーム以上を蓄積できる内蔵メモリを持つオー
ディオ入力回路と、多重化されたデータを上記外付けメ
モリから外部に転送するのに適した出力内蔵メモリを持
つ多重化出力回路と、上記外付けメモリ、上記ビデオ入
力回路、上記オーディオ入力回路、及び上記多重化出力
回路をバス接続し、上記制御演算処理バスからの多重化
の順を示す制御テーブルに従って上記多重化出力回路へ
のデータの転送を時間多重制御するバス制御回路とを有
することを特徴とするものである。
【0012】本発明の請求項3に係るデータ多重化装置
は、上記請求項1に記載のデータ多重化装置において、
上記制御演算処理バスは、入力されてくる映像圧縮デー
タに添付されてくるヘッダコードを検出し、該ヘッダコ
ードに続く圧縮データに関する情報を転送するビデオヘ
ッダ検出回路と、入力されてくる音声圧縮データに添付
されてくるヘッダコードを検出し、該ヘッダコードに続
く圧縮データに関する情報を転送するオーディオヘッダ
検出回路と、上記ビデオヘッダ検出回路および上記オー
ディオヘッダ検出回路に接続され、これらビデオヘッダ
検出回路およびオーディオヘッダ検出回路が転送した情
報を格納する内蔵メモリと、上記内蔵メモリに格納され
た情報を読み込み、この情報をもとに多重化演算及びデ
ータ転送制御演算を行うCPU処理部と、上記CPU処
理部の演算結果である制御テーブルの書き込みと読み出
しが可能なメモリとを有することを特徴とするものであ
る。
【0013】本発明の請求項4に係るデータ多重化装置
は、上記請求項1に記載のデータ多重化装置において、
上記データ処理バスのバス幅を32ビットとし、上記制
御演算処理バスのバス幅を16ビットとし、上記データ
処理バスと上記制御演算処理バスとの接続部分に、該制
御演算処理バスに有するメモリとしてデュアルポートR
AMを配置したことを特徴とするものである。
【0014】本発明の請求項5に係るデータ多重化装置
は、映像圧縮データ、音声圧縮データ、及び添付情報を
1つのストリームデータに多重化するデータ多重化装置
において、入力されてくる上記各圧縮データの添付情報
を検出し、該添付情報から上記映像圧縮データ及び音声
圧縮データの多重化を行う順序を決定すると共に、一度
に複数個の多重化順序を計算し、その計算結果を複数個
の多重化テーブルに設定するCPU処理部を有する制御
演算処理バスと、入力されてくる上記各データを順次メ
モリに転送し、上記制御演算処理バスにおける,複数個
の多重化順序が書き込まれた上記多重化テーブルの内容
に基づき、複数の多重化データが順次外部へ時間多重化
出力されるように、上記複数個の多重化テーブルを順次
制御する外部転送多重化テーブル制御回路を有するデー
タ処理バスとを備えることを特徴とするものである。
【0015】本発明の請求項6に係るデータ多重化装置
は、上記請求項5に記載のデータ多重化装置において、
上記データ処理バスにおける、上記各圧縮データを多重
化した多重化データを外部へ出力する出力回路は、多重
化データの各データ内の情報を主に示すパック・パケッ
トヘッダが格納されたヘッダレジスタと、該多重化デー
タに上記パック・パケットヘッダを添付すべき位置を検
出し、上記ヘッダレジスタに設定されたパック・パケッ
トヘッダを出力して、多重化された各データにその外部
へ出力するフォーマットに合わせてパック・パケットヘ
ッダを添付するパック・パケットヘッダ添付回路とを有
することを特徴とするものである。
【0016】本発明の請求項7に係るデータ多重化装置
は、上記請求項6に記載のデータ多重化装置において、
上記データ処理バスは、データ多重化装置に入力された
上記各データを出力するフォーマット長に合わせて映
像、音声、情報に分けて一時的に蓄積すると共に該各デ
ータのデータ内の情報を主に示すパック・パケットヘッ
ダを一時的に蓄積する、かつ外部へ出力する各データの
パック・パケットヘッダとデータ部との合成を行う作業
領域をかねた、外付けメモリを有し、上記出力回路は、
上記外付けメモリ上でパック・パケットヘッダとデータ
部との合成を行い、該パック・パケットヘッダとデータ
部とを合わせたフォーマットで外部へ出力するか、また
は上記パック・パケットヘッダ添付回路にてパック・パ
ケットヘッダとデータ部とを合成して外部へ出力するか
を選択するパック・パケットヘッダ添付回路制御スイッ
チを有することを特徴とするものである。
【0017】本発明の請求項8に係るデータ多重化装置
は、上記請求項6に記載のデータ多重化装置において、
上記パック・パケットヘッダ添付回路にて出力するパッ
ク・パケットヘッダの設定を行う上記ヘッダレジスタの
数は、複数個持つものであることを特徴とするものであ
る。
【0018】本発明の請求項9に係るデータ多重化装置
は、上記請求項8に記載のデータ多重化装置において、
上記外部転送多重化テーブル制御回路にて順次制御でき
る多重化テーブルの数は、上記パック・パケットヘッダ
添付回路にて出力するパック・パケットヘッダの設定を
行う上記ヘッダレジスタの数と同数であることを特徴と
するものである。
【0019】本発明の請求項10に係るデータ多重化装
置は、上記請求項9に記載のデータ多重化装置におい
て、上記外部転送多重化テーブル制御回路にて順次制御
できる多重化テーブルの数と、パック・パケットヘッダ
添付回路にて出力するパック・パケットヘッダの設定を
行うヘッダレジスタの数とは、8個であることを特徴と
するものである。
【0020】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、本発明の
実施の形態1におけるデータ多重化装置の構成及びその
周辺の構成を示すブロック図である。本実施の形態1に
おけるデータ多重化装置22は、図1に示すように、入
力されたデータを出力フォーマットに合わせて転送処理
することを主とするデータ処理バス18と、映像・音声
の圧縮データに添付されている情報を検出・解析し、多
重化・ヘッダ作成・データ転送制御などを決定する制御
演算処理バス17とを備えるものである。ビデオエンコ
ーダ1は映像信号をリアルタイムでMPEG2圧縮し、
圧縮した1ビデオフレーム分のデータを貯えられるもの
であり、オーディオエンコーダ16は音声信号をリアル
タイムで圧縮するものである。
【0021】上記データ処理バス18においては、ビデ
オ入力回路2、バスコントロール回路4、オーディオ入
力回路5、出力回路7、外付けメモリ11を有する。ビ
デオ入力回路2は映像圧縮されたデータの一部を貯えら
れるバッファメモリ3を内蔵する。バスコントロール回
路4はビデオ入力回路2、オーディオ入力回路5、出力
回路7、外付けメモリ11に接続しこれらのデータの時
間多重を制御するものである。オーディオ入力回路5は
音声圧縮されたデータを1オーディオフレーム以上貯え
られるバッファメモリ6を内蔵する。出力回路7は多重
化データを出力するものであり、多重化されたデータを
出力するために一時的に貯えるバッファメモリ8を内蔵
する。外付けメモリ11は映像データ、音声データを出
力フォーマット長に合わせて映像・音声・情報の領域に
わけて格納し、格納したデータとパック・パケットヘッ
ダとを合成するものである。
【0022】上記制御演算処理バス17においては、映
像信号のビデオヘッダ検出回路9、音声信号のオーディ
オヘッダ検出回路10、内部メモリ12、CPU処理部
14、および該CPU処理部14の演算結果である制御
テーブルの書込みと読み出しが可能なメモリとしてのデ
ュアルポートRAM13,15を有する。
【0023】ビデオヘッダ検出回路9は、映像圧縮デー
タに添付されているヘッダコードを検出しそれに続く情
報を複写転送するものである。オーディオヘッダ検出回
路10は、音声圧縮データに添付されているヘッダコー
ドを検出しそれに続く情報を複写転送するものである。
内部メモリ12は、ビデオヘッダ検出回路9、オーディ
オヘッダ検出回路10により複写転送されるデータを格
納するものである。CPU処理部14は、内部メモリ1
2に格納されたデータをもとに多重化演算、データ転送
制御などを行うものである。内蔵デュアルポートRAM
13は、CPU処理部14の演算・制御結果を直接書き
込み、かつその演算・制御結果をバスコントロール回路
4から直接読むことが可能なRAMである。内蔵デュア
ルポートRAM15は、CPU処理部14からのデータ
を書込み、かつそのデータを外付けメモリ11へ転送す
るRAMである。
【0024】図2は、データ多重化装置に映像・音声の
圧縮データを入力し、出力フォーマット化、すなわち、
パック・パケット化されて出力されるまでを示した図で
あって、図2(a)はビデオエンコーダ1,オーディオ
エンコーダ16における映像・音声のエンコーダ出力を
示す図であり、図2(b)はビデオ入力回路2,オーデ
ィオ入力回路5に一時的に格納されるデータを示す図で
あり、図2(c)はデータ多重化装置の外付けメモリ1
1でのデータを示す図であり、図2(d)は出力回路7
から出力される多重化データを示す図である。
【0025】図2(b)におけるnはビデオエンコーダ
1からビデオ入力回路2が引き抜くデータ量、kはバス
コントロール回路4によって制御されてオーディオ入力
回路5内のバッファメモリ6から転送できるデータ量、
mは上記n,kが何回で出力フォーマット長(パック・
パケット長)を満たすかを示す回数である。図2(c)
におけるjは、出力フォーマットヘッダ長(パック・パ
ケットヘッダ長)を示し、e,f,gは外付けメモリ1
1に格納されている出力フォーマット化(パック・パケ
ット化)されたデータの先頭アドレスを示し、H,Rは
外付けメモリ11上の出力フォーマットヘッダを除いた
格納できるデータの先頭を示している。
【0026】次に、以上のように構成されたデータ多重
化装置の動作を図1、2を用いて説明する。まずデータ
処理バス18における動作を説明する。ビデオ入力回路
2は、ビデオエンコーダ1の圧縮作業が終了したのを確
認して図2(a)に示すような1ビデオフレーム分の圧
縮されたデータを格納したメモリより、図2(b)に示
すnだけをビデオ入力回路2内のバッファメモリ3に格
納する。ビデオ入力回路2内のバッファメモリ3に格納
されたビデオデータは、バスコントロール回路4の転送
優先順位に基づき、図2(c)に示すように、バスコン
トロール回路4を経由して外付けメモリ11内の出力フ
ォーマット長Tで規格化されたデータが格納できるビデ
オアドレスHを先頭にして外付けメモリ11に格納され
る。次にビデオ入力回路2はビデオエンコーダ1から次
のnだけを転送格納して上記同様な制御を受けて外付け
メモリ11のH+nのアドレスを先頭としてデータを格
納する。これらの動作を繰り返して出力フォーマットを
埋めて行く。また1ビデオフレーム分のデータがなくな
るまで前述の動作を繰り返し行い外付けメモリ11に格
納して行く。ここにおけるnは1B単位で可変可能に設
計され、バスコントロール回路4により与えられてい
る。
【0027】映像データと並行してオーディオ入力回路
5はオーディオエンコーダ16の圧縮作業の終了をモニ
タしており、圧縮作業が終了し次第、図2(a)に示す
ような1オーディオフレーム分のデータをオーディオエ
ンコーダ16よりオーディオ入力回路5内のバッファメ
モリ6に1オーディオフレーム全てを転送して格納す
る。オーディオ入力回路5内のバッファメモリ6に格納
されたオーディオデータは、バスコントロール回路4に
制御されて、図2(b)に示すkだけがバスコントロー
ル回路4の転送優先順位に基づき、図2(c)に示すよ
うに、バスコントロール回路4を経由して外付けメモリ
11内の出力フォーマット長Tで規格化されたオーディ
オアドレスRを先頭にして格納される。次のkはバスコ
ントロール回路4に制御されて外付けメモリ11のR+
kのアドレスを先頭とし、データを格納され出力フォー
マットが埋まるまでこれらの動作を繰り返して行く。ま
た、ここにおけるkは1B単位で可変可能に設計され、
バスコントロール回路4により与えられている。
【0028】ここにおいて映像・音声の圧縮データは外
付けメモリ11内に別々に格納され、またそれぞれは出
力フォーマット長Tのうち出力ヘッダ(パック・パケッ
トヘッダ)の部分を除いて圧縮データで埋められる。次
に後述する制御演算処理バス17の内蔵デュアルポート
RAM15を経由してCPU処理部14で作成されるパ
ック・パケットヘッダが外付けメモリ11のパック・パ
ケットヘッダを格納するアドレスe,gが先頭になるよ
うに書き込まれる。これにより、図2(d)に示す出力
フォーマットが完成する。
【0029】最後に多重化の出力においてバスコントロ
ール回路4は、制御演算処理バス17の内蔵デュアルポ
ートRAM13に書き込まれるCPU処理部14で作成
される多重化順テーブルに従って外付けメモリ11から
出力フォーマットを選択して、その出力フォーマットの
先頭アドレスe,gから出力回路7への転送量sだけを
出力回路7内のバッファメモリ8に格納する。さらに出
力回路7は、データ多重化処理装置につながる外部装置
からの要求を受け多重化データを出力する。バッファメ
モリ8に格納されたデータが全て外部装置へ出力される
とバスコントロール回路4は順次に転送量sだけを外付
けメモリ11から出力回路7内のバッファメモリ8に格
納し外部装置へ出力する動作を繰り返す。なお、ビデ
オ、オーディオ、出力、出力ヘッダの外付けメモリ11
への格納作業は同時に発生する可能性がありバスコント
ロール回路4の転送優先順位に従い、内部バスを時間多
重している。
【0030】このように、データ処理バス18は、CP
U処理部14から多重化順テーブルを入力するだけで、
バスコントロール回路4が完全にデータ処理バス18を
制御できる構成であるので、図3に示した従来のデータ
多重化装置のように転送開始、転送終了といった転送制
御におけるCPU処理部とのやりとりの制約がなくな
る。このことにより、バスの時間多重に余裕が生まれ、
データ処理バス18の駆動周波数を低く抑えることがで
き、その結果として消費電力も下げることが可能であ
る。
【0031】次に制御演算処理バス17における動作を
説明する。ビデオデータはデータ処理バス18に入力さ
れるとともに、制御演算処理バス17のビデオヘッダ検
出回路9、オーディオヘッダ検出回路10にも入力され
る。ビデオヘッダ検出回路9、オーディオヘッダ検出回
路10は圧縮データに添付されているヘッダコードを検
出しそれに続く情報を複写・蓄積する。さらに蓄積され
たデータは内部メモリ12に転送される。ここで内部メ
モリ12はデュアルポートRAMを採用しているため、
CPU処理部14のバスアクセスとは無関係に転送で
き、CPU処理部14は現在行っている処理を止める必
要がない。CPU処理部14は内部メモリ12に転送格
納されたデータをもとに、多重化演算、パック・パケッ
トヘッダ作成、データ転送制御などを行い、その結果の
多重化演算、データ転送制御は内蔵デュアルポートRA
M13に直接書込み、パック・パケットヘッダは内蔵デ
ュアルポートRAM15に直接書き込む。書き込まれた
データはデータ処理バス18のバスコントロール回路4
が独自のサイクルで読み込み、実際のデータを出力フォ
ーマットに合わせて処理することになる。
【0032】このように、CPU処理部14としては一
連の処理を止めることなく行うことが可能となり、CP
U処理部14の処理量を低減できる。このため駆動の周
波数をも下げることが可能となり低消費電力となる。ま
た更にCPU処理部14として、1ランク下のCPU処
理コアを採用することも可能になり、LSI化する場合
チップ面積が小さくなりコストを下げることができる。
また、CPU処理部14から見れば、入力が内部メモリ
12であり、出力が内蔵デュアルポートRAM13,1
5である,というように、入出力ともにRAMを介して
いるため、LSI化するときに何らカスタマイズしたコ
アを使用することなく、従来からある汎用マイコンコア
をCPU処理部として使用でき、またその他の処理(複
雑なフォーマットやシステムマイコンの機能)を取り入
れるためにコアの変更が必要になった場合も、入出力が
RAMであるため、そのRAMアドレスやバス幅を変更
するのみでこれに簡単に対処でき、開発の効率をアップ
し、リスクを低減できる。
【0033】既述のように、本実施の形態1によるデー
タ多重化装置では、データ処理バスと制御演算処理バス
を完全に分離して動作させることが可能なため、CPU
処理部14の稼動効率をアップすると同時に、データ処
理の制御効率をもアップさせることができ、また従来と
異なり制御演算処理バスに大量の高速データが流れない
ため、CPU処理部14のバス幅を自由に設定でき、駆
動の周波数をも下げて、低消費電力とすることが可能と
なる。
【0034】一方、本実施の形態1によるデータ多重化
装置において、データ処理バス18のバス幅を32ビッ
ト、制御演算処理バス17のCPU処理部14に16ビ
ットの汎用マイコンコアを採用したデータ多重化装置と
するとき、CPU処理部14で作成されたデータを内蔵
デュアルポートRAM13,15が出力するので、双方
のバス幅を意識することなくデータのやり取りを行うこ
とができる。このため、CPU処理部14を16ビット
の汎用マイコンコアを使って容易に実現することが可能
になり、CPU処理部14を32ビットの汎用マイコン
コアを使用する場合と比較して回路規模を抑えることが
でき、コストを抑えたデータ多重化装置を実現すること
が可能となる。また、CPU処理部14のバス幅を16
ビットにすることにより消費電力を抑えることが可能と
なる。
【0035】実施の形態2.図3は、本発明の実施の形
態2におけるデータ多重化装置の構成及びその周辺の構
成を示すブロック図である。本実施の形態2におけるデ
ータ多重化装置は、データ処理バス18と、制御演算処
理バス17とを備えているが、図3において符号1〜
3,5,6,9〜18は、上記実施の形態1において図
1に示した符号のものと対応する。
【0036】バスコントロール回路101は、ビデオ入
力回路2、オーディオ入力回路5、出力回路103、外
付けメモリ11に接続し、CPU処理部14の演算・制
御結果が書き込まれた内蔵デュアルポートRAM13内
の複数個の多重化テーブル130の内容を読み取り、バ
スに接続されている各ブロック間のデータ転送の調停を
行いながらデータの時分割転送制御を行うものである。
【0037】外部転送用テーブル制御回路102は、上
記バスコントロール回路101内部に備えられており、
CPU処理部14の多重化出力の演算結果が書き込まれ
る内蔵デュアルポートRAM13の複数個の多重化テー
ブル130を順次制御し、各多重化テーブル130の内
容に従って、上記外付けメモリ11から上記出力回路1
03へのデータ転送を順次制御するものである。
【0038】出力回路103は、多重化データを出力す
るものであり、多重化されたデータを一時的に貯えるバ
ッファメモリ8と、該出力回路103において多重化後
のパケットのデータ部とパック・パケットヘッダとの合
成を行う場合に使用するパック・パケットヘッダ添付回
路104と、上記パック・パケットヘッダ添付回路10
4の有効または無効の切り換えを行うためのパック・パ
ケットヘッダ添付回路制御スイッチ105とを備える。
【0039】ヘッダレジスタ106は、上記パック・パ
ケットヘッダ添付回路104の内部に備えられており、
パック・パケットヘッダ添付回路104にてヘッダを添
付する場合にパック・パケットヘッダの内容を格納する
複数個のレジスタであり、パック・パケットヘッダ添付
回路制御スイッチ105を有効にするとパック・パケッ
トヘッダ添付回路104にて外部へ出力する各パケット
の先頭を検出すると複数個のヘッダレジスタ106の中
から順次パック・パケットヘッダを出力するものであ
る。
【0040】次に、以上のように構成されたデータ多重
化装置100のパック・パケットヘッダの作成処理から
外部へのパケットデータを出力するまでのCPU処理部
14及び出力回路103の動作を図3を用いて説明す
る。なお、図3のデータ多重化装置100において、上
記ビデオ入力回路2及びオーディオ入力回路5から上記
外付けメモリ11へのデータ転送、及びその後の上記外
付けメモリ11から出力回路103へのデータ転送方法
は、図1及び図2で示した上記実施の形態1のものと同
動作である。ただし、パック・パケットヘッダとパケッ
トのデータ部との合成は、図1、図2で示した実施の形
態1の方法に加えて、新たに出力回路103にて合成す
る方法をも用いられ、これについては後述する。
【0041】まず、CPU処理部14は、図1、図2で
示した実施の形態1と同様に、ヘッダ検出回路9,10
からのヘッダ検出情報を認識すると、ヘッダ検出回路
9,10より内部メモリ12に複写転送された各データ
の情報をもとに、複数個のパケットの多重化順序を計算
し、今回検出したデータをパケット化するための、複数
個のパック・パケットヘッダを内部メモリ12上に作成
する。そして、次に内部メモリ12上に作成した複数個
のパック・パケットヘッダをヘッダレジスタ106へ書
き込む処理を行う。
【0042】次に、図1、図2で示した実施の形態1と
同様に、上記映像圧縮データ及び音声圧縮データが外付
けメモリ11上に転送されているので、外付けメモリ1
1から出力回路103へのデータ転送するための情報
を、先に計算した複数個のパケットの多重化順序の計算
結果をもとに、デュアルポートRAM13の複数個の多
重化テーブル130に出力回路103へ転送する順番に
上記多重化順序の計算結果を書き込む。すると、上記バ
スコントロール回路101が上記デュアルポートRAM
13の多重化テーブルに書き込まれた情報に従い、順次
上記外付けメモリ11から出力回路103へデータの転
送を制御することとなる。
【0043】このように、CPU処理部14としては、
パック・パケットヘッダの作成から出力回路103への
データ転送設定を一度に複数個のパケット分をまとめて
処理することが可能となり、一度に1つのパケットを処
理する場合に各パケット毎に同じレジスタへのリード/
ライトや同じ計算をしなければならないなどのオーバー
ヘッドを削減することができる。例えば、1つのパケッ
トサイズがプログラムストリームPSの約1/10と小
さいトランスポートストリームTSのような場合、1つ
のパケット毎にパック・パケットヘッダの作成処理か
ら、出力回路103へのデータ転送設定処理までをリア
ルタイムに行おうとすると、トランスポートストリーム
TSのパケットサイズがプログラムストリームPSと比
較して約1/10と小さいため、約1/10の短時間の
間にパック・パケットヘッダの作成から、出力回路への
データ転送設定までの処理を行わなければならず、これ
を実現するにはプログラムストリームPSなどのパケッ
トを処理する時に比べ約10倍の処理量が必要になる。
しかし、本実施の形態2のように、一度に複数個のパケ
ットの処理が可能になれば、一度に1つのパケットを作
成する場合のオーバーヘッドを削減することができ、C
PU処理部14の処理量を大幅に下げることが可能とな
る。
【0044】次に、上記出力回路103にてパック・パ
ケットヘッダ添付回路104によるヘッダ添付動作につ
いて説明する。パック・パケットヘッダ添付回路104
にてパック・パケットヘッダとパケットのデータ部との
合成を行う場合、外部へ出力されるパケットデータは、
外付けメモリ11上でパック・パケットヘッダを除いた
形で順次構成され、そして、上述したようにデュアルポ
ートRAM13の多重化出力の順序を示す多重化テーブ
ルに従いバスコントロール回路101によって出力回路
103へ転送される。この場合、パック・パケットヘッ
ダ添付回路104では、外付けメモリ11より転送され
たパック・パケットヘッダの付いていない各パケットデ
ータの先頭を検出し、ヘッダレジスタ106に設定され
た複数のパック・パケットヘッダを順次出力する。パッ
ク・パケットヘッダの出力が終了すると、外付けメモリ
11より転送されたパケットのデータ部の出力を行う。
【0045】このように、パック・パケットヘッダとパ
ケットデータ部との合成をパック・パケットヘッダ添付
回路104にて行うようにすれば、実施の形態1でパッ
ク・パケットヘッダとパケットデータ部との合成を外付
けメモリ11上で行う場合に、デュアルポートRAM1
5上で作成したパック・パケットヘッダを上記バスコン
トロール回路101にて外付けメモリ11へ転送するた
めの制御設定を行う必要がなくなり、特にパック・パケ
ットヘッダのサイズが小さい場合にはその制御設定時に
発生するオーバーヘッドを効果的に削減することができ
る。また、上記デュアルポートRAM15から外付けメ
モリ11へのパック・パケットヘッダ転送時にバスを使
用することがなくなり、その分他のデータ転送にバスを
使用することができる。すなわち、トランスポートスト
リームTSのようにパック・パケットヘッダのサイズが
小さい場合、パック・パケットヘッダをデュアルポート
RAM15から外付けメモリ11へ上記バスコントロー
ル回路101にて転送するための制御設定のオーバーヘ
ッドは非常に大きい。そこで、トランスポートストリー
ムTSのようにパック・パケットヘッダサイズが小さい
場合にはパック・パケットヘッダ添付回路104にてパ
ック・パケットヘッダとパケットデータ部との合成を行
うことが有効になる。
【0046】次に、上記出力回路103にてパック・パ
ケットヘッダ添付回路制御スイッチ105の切り換え動
作について説明する。パック・パケットヘッダ添付回路
制御スイッチ105は、出力回路103でパック・パケ
ットヘッダとパケットデータ部との合成を行うためのパ
ック・パケットヘッダ添付回路104を有効にするか、
あるいは無効にするかを切り換えるスイッチである。
【0047】パック・パケットヘッダサイズがプログラ
ムストリームPSのように大きい場合は、パック・パケ
ットヘッダ添付回路104にてパック・パケットヘッダ
を添付すると、パック・パケットヘッダサイズが大きい
ため、ヘッダレジスタ106を構成する回路規模が非常
に大きくなり、ひいてはデータ多重化装置100の回路
規模が増大することになる。
【0048】そこで、プログラムストリームPSのよう
にパック・パケットヘッダサイズが大きいものは、パッ
ク・パケットヘッダ添付回路制御スイッチ105を無効
にして、パック・パケットヘッダとパケットデータ部と
の合成を、図1、図2で示す実施の形態1と同様に上記
外付けメモリ11上で行い、一方、トランスポートスト
リームTSのようにパック・パケットヘッダサイズが小
さい場合は、パック・パケットヘッダ添付回路制御スイ
ッチ105を有効にして、パック・パケットヘッダとパ
ケットデータ部との合成をパック・パケットヘッダ添付
回路104にて行うようにする。
【0049】このように、パック・パケットヘッダのサ
イズによってパック・パケットヘッダ添付回路制御スイ
ッチ105を切り換えることにより、ストリームの種類
によってCPU処理部14の処理量が増大することや、
データ多重化装置100自体の回路規模が増大すること
を防ぐことができる。
【0050】一方、上記実施の形態2において、上記外
部転送多重化テーブル制御回路102にて順次制御でき
る多重化テーブル130の数と、上記パック・パケット
ヘッダ添付回路104にて出力するパック・パケットヘ
ッダの設定を行う上記ヘッダレジスタ106の数とを同
数にすれば、CPU処理部14としては、パック・パケ
ットヘッダの作成からヘッダレジスタ106に設定する
までのヘッダ処理と、多重化の順序を計算し出力回路1
03へのデータ転送設定を多重化テーブル130に行う
までの多重化計算及び出力設定処理を、同じパケット数
分行うことができるため、上記外部転送多重化テーブル
制御回路102と上記パック・パケットヘッダ添付回路
104の回路規模を最適化することができ、LSI化し
た場合に回路規模を抑えることができ、コストを下げる
ことを可能にする。
【0051】また、上記外部転送多重化テーブル制御回
路102にて順次制御できる多重化テーブル130の数
と、パック・パケットヘッダ添付回路104にて出力す
るパック・パケットヘッダの設定を行うヘッダレジスタ
106の数とを、いずれも8個にすれば、CPU処理部
14の負担を抑え回路規模を不要に増大することを防
ぎ、プログラムストリームPSのようにパック・パケッ
トヘッダサイズが大きいストリームや、トランスポート
ストリームTSのようにパケットサイズが小さいストリ
ームにおいても、ストリームに応じたCPU処理部14
の処理方法をとることにより、CPU処理部14の処理
量を増大させることなく処理することができ、低消費電
力で回路規模の小さいデータ多重化装置を実現すること
が可能になる。
【0052】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、映像圧縮データ、音声圧縮データ、及び添付情報を
1つのストリームデータに多重化するデータ多重化装置
において、入力されてくる上記各圧縮データの添付情報
を検出し、該添付情報から上記映像圧縮データ及び音声
圧縮データを多重化する順を決定する制御演算処理バス
と、入力されてくる上記各データを順次メモリに転送
し、上記制御演算処理バスからの多重化の順にメモリか
ら出力するデータ処理バスとを有することを特徴とする
ものであり、これにより、データ処理バスと制御演算処
理バスを完全に分離して動作させることが可能なため、
CPU処理部の稼動効率をアップすると同時に、データ
処理の制御効率もアップさせることができ、また従来と
異なり、制御演算処理バスに大量の高速データが流れな
いため、CPU処理部のバス幅を自由に設定でき、駆動
の周波数をも下げて、低消費電力のものを実現すること
が可能となるという効果がある。
【0053】また、請求項2の発明によれば、請求項1
に記載のデータ多重化装置において、上記データ処理バ
スは、データ多重化装置に入力されたデータを、出力す
るフォーマット長に合わせて映像、音声、情報に分けて
一時的に蓄積する、かつ出力フォーマット用の添付情報
を付加する作業領域をかねた、外付けメモリと、上記外
付けメモリへ映像データを転送するのに適した入力内蔵
メモリを持つビデオ入力回路と、上記外付けメモリへ音
声データを転送するのに適した1オーディオフレーム以
上を蓄積できる内蔵メモリを持つオーディオ入力回路
と、多重化されたデータを上記外付けメモリから外部に
転送するのに適した出力内蔵メモリを持つ多重化出力回
路と、上記外付けメモリ、上記ビデオ入力回路、上記オ
ーディオ入力回路、及び上記多重化出力回路をバス接続
し、上記制御演算処理バスからの多重化の順を示す制御
テーブルに従って上記多重化出力回路へのデータの転送
を時間多重制御するバス制御回路とを有することを特徴
とするものであり、これにより、CPU処理部から多重
化順テーブルを入力するだけで、バスコントロール回路
が完全にデータ処理バスを制御でき、従来のように転送
開始、転送終了といった転送制御におけるCPU処理部
とのやりとりの制約がなくなり、このことにより、バス
の時間多重に余裕が生まれ、データ処理バスとしての駆
動周波数を低く抑えることができ、全体として消費電力
も下げることが可能となるという効果がある。
【0054】また、請求項3の発明によれば、請求項1
に記載のデータ多重化装置において、上記制御演算処理
バスは、入力されてくる映像圧縮データに添付されてく
るヘッダコードを検出し、該ヘッダコードに続く圧縮デ
ータに関する情報を転送するビデオヘッダ検出回路と、
入力されてくる音声圧縮データに添付されてくるヘッダ
コードを検出し、該ヘッダコードに続く圧縮データに関
する情報を転送するオーディオヘッダ検出回路と、上記
ビデオヘッダ検出回路および上記オーディオヘッダ検出
回路に接続され、これらビデオヘッダ検出回路およびオ
ーディオヘッダ検出回路が転送した情報を格納する内蔵
メモリと、上記内蔵メモリに格納された情報を読み込
み、この情報をもとに多重化演算及びデータ転送制御演
算を行うCPU処理部と、上記CPU処理部の演算結果
である制御テーブルの書き込みと読み出しが可能なメモ
リとを有することを特徴とするものであり、これによ
り、CPU処理部としては一連の処理を止めることなく
行うことが可能となり、CPU処理部の処理量を更に低
減でき、このため駆動の周波数をより下げることが可能
となり低消費電力となり、かつCPU処理部を現状の1
ランク下の汎用マイコンコアを採用することも可能にな
り、LSI化する場合チップ面積が小さくなりコストを
下げることができるという効果がある。また、CPU処
理部の入出力は共に書き込みと読み出しが可能なメモリ
を介しているため、LSI化するときに何らカスタマイ
ズしたコアを使用することなく、従来からある汎用マイ
コンコアをCPU処理部として使用でき、またその他処
理(複雑なフォーマットやシステムマイコンの機能)を
取り入れるためにコアの変更が必要になった場合も、入
出力が上記メモリであるため、そのメモリのアドレスや
バス幅を変更するのみでこれに簡単に対処でき、開発の
効率をアップとリスクの低減を図れるという効果があ
る。
【0055】また、請求項4の発明によれば、請求項1
に記載のデータ多重化装置において、上記データ処理バ
スのバス幅を32ビットとし、上記制御演算処理バスの
バス幅を16ビットとし、上記データ処理バスと上記制
御演算処理バスとの接続部分に、該制御演算処理バスに
有するメモリとしてデュアルポートRAMを配置したこ
とを特徴とするものであり、これにより、CPU処理部
で作成されたデータを上記デュアルポートRAMが出力
するので、双方のバス幅を意識することなく、データの
やり取りができ、処理効率を全く落とすことなく接続す
ることが可能となるという効果がある。
【0056】請求項5の発明によれば、映像圧縮デー
タ、音声圧縮データ、及び添付情報を1つのストリーム
データに多重化するデータ多重化装置において、入力さ
れてくる上記各圧縮データの添付情報を検出し、該添付
情報から上記映像圧縮データ及び音声圧縮データの多重
化を行う順序を決定すると共に、一度に複数個の多重化
順序を計算し、その計算結果を複数個の多重化テーブル
に設定するCPU処理部を有する制御演算処理バスと、
入力されてくる上記各データを順次メモリに転送し、上
記制御演算処理バスにおける,複数個の多重化順序が書
き込まれた上記多重化テーブルの内容に基づき、複数の
多重化データが順次外部へ時間多重化出力されるよう
に、上記複数個の多重化テーブルを順次制御する外部転
送多重化テーブル制御回路を有するデータ処理バスとを
備えることを特徴とするものである。これにより、CP
U処理部としては、一度に複数個分のパケットの多重化
する順序を計算し、外付けメモリから出力回路へのデー
タ転送設定を複数個分のパケットをまとめて処理するこ
とが可能となり、一度に1つのパケットを処理する場合
に毎回同じレジスタへのリード/ライトや同じ計算をし
なければならないなどのオーバヘッドを削減することが
でき、その分他の処理を行うことが可能になり全体とし
てCPU処理部の処理量を抑えることができ、かつデー
タ多重化装置の駆動周波数を下げることができるから消
費電力を抑えることを可能とするという効果がある。
【0057】請求項6の発明によれば、請求項5に記載
のデータ多重化装置において、上記データ処理バスにお
ける、上記各圧縮データを多重化した多重化データを外
部へ出力する出力回路は、多重化データの各データ内の
情報を主に示すパック・パケットヘッダが格納されたヘ
ッダレジスタと、該多重化データに上記パック・パケッ
トヘッダを添付すべき位置を検出し、上記ヘッダレジス
タに設定されたパック・パケットヘッダを出力して、多
重化された各データにその外部へ出力するフォーマット
に合わせてパック・パケットヘッダを添付するパック・
パケットヘッダ添付回路とを有することを特徴とするも
のである。これにより、パック・パケットヘッダとパケ
ットデータ部との合成を外付けメモリ上で行うとき、パ
ック・パケットヘッダサイズが小さいために発生するパ
ック・パケットヘッダをデュアルポートRAM上から外
付けメモリ上へ転送するための制御設定のオーバヘッド
を削減することができ、また、デュアルポートRAMか
ら外付けメモリへのパック・パケットヘッダ転送時にバ
スを使用することがなくなり、その時間を他のデータ転
送にバスを使用することができる。具体的には、トラン
スポートストリームTSのように、パック・パケットヘ
ッダサイズが小さい場合にパック・パケットヘッダをデ
ュアルポートRAM上から外付けメモリ上へ転送するた
めの制御設定時のオーバヘッドを削減することができ、
その分CPU処理部の駆動周波数を下げることができ、
かつデータ多重化装置の駆動周波数を下げて消費電力を
下げることができるという効果がある。
【0058】請求項7の発明によれば、請求項6に記載
のデータ多重化装置において、上記データ処理バスは、
データ多重化装置に入力された上記各データを出力する
フォーマット長に合わせて映像、音声、情報に分けて一
時的に蓄積すると共に該各データのデータ内の情報を主
に示すパック・パケットヘッダを一時的に蓄積する、か
つ外部へ出力する各データのパック・パケットヘッダと
データ部との合成を行う作業領域をかねた、外付けメモ
リを有し、上記出力回路は、上記外付けメモリ上でパッ
ク・パケットヘッダとデータ部との合成を行い、該パッ
ク・パケットヘッダとデータ部とを合わせたフォーマッ
トで外部へ出力するか、または上記パック・パケットヘ
ッダ添付回路にてパック・パケットヘッダとデータ部と
を合成して外部へ出力するかを選択するパック・パケッ
トヘッダ添付回路制御スイッチを有することを特徴とす
るものである。これにより、プログラムストリームPS
のように、パック・パケットヘッダサイズが大きいもの
は、パック・パケットヘッダとパケットデータ部との合
成を外付けメモリ上で行い、トランスポートストリーム
TSのようにパック・パケットヘッダサイズが小さい場
合はパック・パケットヘッダとパケットデータ部との合
成をパック・パケットヘッダ添付回路にて行うように選
択することができ、ストリームの構造に応じた処理を行
うことができるため、ストリームの種類によってCPU
処理部の処理量が増大する、つまり駆動周波数が上がり
消費電力が増加することや、データ多重化装置の回路規
模が増大することを防ぐことができ、また、LSI化す
る場合においても回路規模を抑えることができコストを
下げることを可能にするという効果がある。
【0059】請求項8の発明によれば、請求項6に記載
のデータ多重化装置において、上記パック・パケットヘ
ッダ添付回路にて出力するパック・パケットヘッダの設
定を行う上記ヘッダレジスタの数は、複数個持つもので
あることを特徴とするものである。これにより、CPU
処理部としては、パック・パケットヘッダの作成からパ
ック・パケットヘッダのレジスタ設定を一度に複数のパ
ケット分をまとめて処理することが可能となり、一度に
1つのパケットのパック・パケットヘッダを処理する場
合に毎回同じレジスタへのリード/ライトや同じ計算を
しなければならないなどのオーバヘッドを削減すること
ができる。このパック・パケットヘッダの作成からヘッ
ダレジスタ設定までの処理量を下げることにより、その
分他の処理を行うことが可能となり、CPU処理部の処
理量を抑えることができ、かつデータ多重化装置の駆動
周波数を下げて消費電力を抑えることを可能にするとい
う効果がある。
【0060】請求項9の発明によれば、請求項8に記載
のデータ多重化装置において、上記外部転送多重化テー
ブル制御回路にて順次制御できる多重化テーブルの数
は、上記パック・パケットヘッダ添付回路にて出力する
パック・パケットヘッダの設定を行う上記ヘッダレジス
タの数と同数であることを特徴とするものである。これ
により、CPU処理部としては、パック・パケットヘッ
ダの作成からヘッダレジスタに設定するまでのヘッダ処
理と、多重化の順序を計算し出力回路へのデータ転送設
定を多重化テーブルに行うまでの多重化計算及び出力設
定処理を、同じパケット数分行うことができるため、上
記外部転送多重化テーブル制御回路と上記パック・パケ
ットヘッダ添付回路の回路規模を最適化することがで
き、LSI化した場合に回路規模を抑えることができ、
かつコストを下げることを可能にするという効果があ
る。
【0061】請求項10の発明によれば、請求項9に記
載のデータ多重化装置において、上記外部転送多重化テ
ーブル制御回路にて順次制御できる多重化テーブルの数
と、パック・パケットヘッダ添付回路にて出力するパッ
ク・パケットヘッダの設定を行うヘッダレジスタの数と
は、8個であることを特徴とするものである。これによ
り、データ多重化装置のCPU処理部の負担を抑えて回
路規模を不要に増大することを防ぎ、プログラムストリ
ームPSのようにパック・パケットヘッダサイズが大き
いストリームや、トランスポートストリームTSのよう
にパケットサイズが小さいストリームにおいても、スト
リームに応じたCPU処理部の処理方法を選択すること
により、CPU処理部の処理量を増大させることなく処
理することができ、かつ低消費電力で回路規模の小さい
データ多重化装置を実現することが可能になるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるデータ多重化装置
の構成及びその周辺の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態1によるデータ多重化装置
に映像・音声の圧縮データを入力し、出力フォーマット
化するまでを説明する図である。
【図3】本発明の実施の形態2によるデータ多重化装置
の構成及びその周辺の構成を示すブロック図である。
【図4】従来のデータ多重化装置の構成及びその周辺の
構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ビデオエンコーダ 2 ビデオ入力回路 3 バッファメモリ 4 バスコントロール 5 オーディオ入力回路 6 バッファメモリ 7 出力回路 8 バッファメモリ 9 ビデオヘッダ検出回路 10 オーディオヘッダ検出回路 11 外付けメモリ 12 ヘッダ情報格納用内蔵デュアルポートRAM 13 多重化制御データ格納用内蔵デュアルポートRA
M 14 CPU処理部 15 パック・パケットヘッダ格納内蔵デュアルポート
RAM 16 オーディオエンコーダ 17 データ処理バス 18 制御演算処理バス 19 ワークメモリ 20 バス 22 データ多重化装置 100 データ多重化装置 101 パスコントロール回路 102 外部転送多重化テーブル制御回路 103 出力回路 104 パック・パケットヘッダ添付回路 105 パック・パケットヘッダ添付回路制御スイッチ 106 ヘッダレジスタ 130 多重化テーブル

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像圧縮データ、音声圧縮データ、及び
    添付情報を1つのストリームデータに多重化するデータ
    多重化装置において、 入力されてくる上記各圧縮データの添付情報を検出し、
    該添付情報から上記映像圧縮データ及び音声圧縮データ
    を多重化する順を決定する制御演算処理バスと、 入力されてくる上記各データを順次メモリに転送し、上
    記制御演算処理バスからの多重化の順にメモリから出力
    するデータ処理バスとを有することを特徴とするデータ
    多重化装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデータ多重化装置にお
    いて、 上記データ処理バスは、 データ多重化装置に入力されたデータを、出力するフォ
    ーマット長に合わせて映像、音声、情報に分けて一時的
    に蓄積する、かつ出力フォーマット用の添付情報を付加
    する作業領域をかねた、外付けメモリと、 上記外付けメモリへ映像データを転送するのに適した入
    力内蔵メモリを持つビデオ入力回路と、 上記外付けメモリへ音声データを転送するのに適した1
    オーディオフレーム以上を蓄積できる内蔵メモリを持つ
    オーディオ入力回路と、 多重化されたデータを上記外付けメモリから外部に転送
    するのに適した出力内蔵メモリを持つ多重化出力回路
    と、 上記外付けメモリ、上記ビデオ入力回路、上記オーディ
    オ入力回路、及び上記多重化出力回路をバス接続し、上
    記制御演算処理バスからの多重化の順を示す制御テーブ
    ルに従って上記多重化出力回路へのデータの転送を時間
    多重制御するバス制御回路とを有することを特徴とする
    データ多重化装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のデータ多重化装置にお
    いて、 上記制御演算処理バスは、 入力されてくる映像圧縮データに添付されてくるヘッダ
    コードを検出し、該ヘッダコードに続く圧縮データに関
    する情報を転送するビデオヘッダ検出回路と、 入力されてくる音声圧縮データに添付されてくるヘッダ
    コードを検出し、該ヘッダコードに続く圧縮データに関
    する情報を転送するオーディオヘッダ検出回路と、 上記ビデオヘッダ検出回路および上記オーディオヘッダ
    検出回路に接続され、これらビデオヘッダ検出回路およ
    びオーディオヘッダ検出回路が転送した情報を格納する
    内蔵メモリと、 上記内蔵メモリに格納された情報を読み込み、この情報
    をもとに多重化演算及びデータ転送制御演算を行うCP
    U処理部と、 上記CPU処理部の演算結果である制御テーブルの書き
    込みと読み出しが可能なメモリとを有することを特徴と
    するデータ多重化装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のデータ多重化装置にお
    いて、 上記データ処理バスのバス幅を32ビットとし、 上記制御演算処理バスのバス幅を16ビットとし、 上記データ処理バスと上記制御演算処理バスとの接続部
    分に、該制御演算処理バスに有するメモリとしてデュア
    ルポートRAMを配置したことを特徴とするデータ多重
    化装置。
  5. 【請求項5】 映像圧縮データ、音声圧縮データ、及び
    添付情報を1つのストリームデータに多重化するデータ
    多重化装置において、 入力されてくる上記各圧縮データの添付情報を検出し、
    該添付情報から上記映像圧縮データ及び音声圧縮データ
    の多重化を行う順序を決定すると共に、一度に複数個の
    多重化順序を計算し、その計算結果を複数個の多重化テ
    ーブルに設定するCPU処理部を有する制御演算処理バ
    スと、 入力されてくる上記各データを順次メモリに転送し、上
    記制御演算処理バスにおける,複数個の多重化順序が書
    き込まれた上記多重化テーブルの内容に基づき、複数の
    多重化データが順次外部へ時間多重化出力されるよう
    に、上記複数個の多重化テーブルを順次制御する外部転
    送多重化テーブル制御回路を有するデータ処理バスとを
    備えることを特徴とするデータ多重化装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のデータ多重化装置にお
    いて、 上記データ処理バスにおける、上記各圧縮データを多重
    化した多重化データを外部へ出力する出力回路は、 多重化データの各データ内の情報を主に示すパック・パ
    ケットヘッダが格納されたヘッダレジスタと、 該多重化データに上記パック・パケットヘッダを添付す
    べき位置を検出し、上記ヘッダレジスタに設定されたパ
    ック・パケットヘッダを出力して、多重化された各デー
    タにその外部へ出力するフォーマットに合わせてパック
    ・パケットヘッダを添付するパック・パケットヘッダ添
    付回路とを有することを特徴とするデータ多重化装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のデータ多重化装置にお
    いて、 上記データ処理バスは、データ多重化装置に入力された
    上記各データを出力するフォーマット長に合わせて映
    像、音声、情報に分けて一時的に蓄積すると共に該各デ
    ータのデータ内の情報を主に示すパック・パケットヘッ
    ダを一時的に蓄積する、かつ外部へ出力する各データの
    パック・パケットヘッダとデータ部との合成を行う作業
    領域をかねた、外付けメモリを有し、 上記出力回路は、上記外付けメモリ上でパック・パケッ
    トヘッダとデータ部との合成を行い、該パック・パケッ
    トヘッダとデータ部とを合わせたフォーマットで外部へ
    出力するか、または上記パック・パケットヘッダ添付回
    路にてパック・パケットヘッダとデータ部とを合成して
    外部へ出力するかを選択するパック・パケットヘッダ添
    付回路制御スイッチを有することを特徴とするデータ多
    重化装置。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載のデータ多重化装置にお
    いて、 上記パック・パケットヘッダ添付回路にて出力するパッ
    ク・パケットヘッダの設定を行う上記ヘッダレジスタの
    数は、複数個持つものであることを特徴とするデータ多
    重化装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のデータ多重化装置にお
    いて、 上記外部転送多重化テーブル制御回路にて順次制御でき
    る多重化テーブルの数は、上記パック・パケットヘッダ
    添付回路にて出力するパック・パケットヘッダの設定を
    行う上記ヘッダレジスタの数と同数であることを特徴と
    するデータ多重化装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のデータ多重化装置に
    おいて、 上記外部転送多重化テーブル制御回路にて順次制御でき
    る多重化テーブルの数と、パック・パケットヘッダ添付
    回路にて出力するパック・パケットヘッダの設定を行う
    ヘッダレジスタの数とは、8個であることを特徴とする
    データ多重化装置。
JP36895498A 1998-03-02 1998-12-25 デ―タ多重化装置 Pending JPH11317718A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004504780A (ja) * 2000-07-19 2004-02-12 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 多重化されたmpeg信号を発生する方法及び装置
JP2010233051A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Mitsubishi Electric Corp マルチメディア送信装置

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