JPH11317705A - 光伝送装置および光通信システム - Google Patents

光伝送装置および光通信システム

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JPH11317705A
JPH11317705A JP11065416A JP6541699A JPH11317705A JP H11317705 A JPH11317705 A JP H11317705A JP 11065416 A JP11065416 A JP 11065416A JP 6541699 A JP6541699 A JP 6541699A JP H11317705 A JPH11317705 A JP H11317705A
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Hiroshi Onaka
寛 尾中
Hideyuki Miyata
英之 宮田
Motoyoshi Sekiya
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Kazue Otsuka
和恵 大塚
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 雑音指数を劣化させることなく、分散補償に
よる光損失を確実に補償できるようにする。 【解決手段】 光信号を増幅する第1の光増幅部22a
と、この第1の光増幅部22aで増幅された光信号の分
散を補償するように第2の分散を与える分散補償部24
と、この分散補償部24から出力される光信号を増幅す
る第2の光増幅部22bとをそなえて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】(目次) 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 発明の実施の形態 〔1〕第1実施形態の説明(図1,図7) 〔2〕第2実施形態の説明(図2) 〔3〕第3実施形態の説明(図3) 〔4〕第4実施形態の説明(図4) 〔5〕第5実施形態の説明(図5,図6) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばエルビウムドー
プ光ファイバ増幅器(Er-Doped Fiber Amplifier:以
下、EDFAという)を用いた長距離・超高速光通信シ
ステムに用いて好適の光伝送装置および光通信システム
に関する。
【0003】
【従来の技術】近年の飛躍的な情報量の増加に伴い大容
量の通信システムが必要となってきており、現在、この
通信システムの構築のための研究も活発に行なわれてい
る。このような大容量化を実現する通信システムとして
は光通信システムが最も有望視されており、例えば、現
在では2.4Gb/sの光通信システムとともに、ED
FAを用いた光増幅多中継システムが実用化されつつあ
るが、今後、さらに進行する情報化に伴い、情報量はま
すます増加することが予想され、この情報量の増加に対
応して大容量化された光通信システム構築が望まれると
ころである。
【0004】光通信システムの大容量化の方法として
は、伝送速度の高速化という意味で時間軸上での多重化
をはかるTDM(時分割多重)方式や、光周波数軸上で
の多重化をはかるWDM〔波長分割多重;一般に、波長
間隔の比較的広いものをWDM方式、高密度多重したも
のをFDM(周波数分割多重)方式と呼んでいる〕方式
が挙げられる。
【0005】このうち、TDMのような多重化において
は、伝送速度を高速化させるため、送信機,受信機内の
電子回路の高速化が必要となり、現状では数十Gb/s
が限界と考えられている。一方、光ファイバの広帯域性
を利用したWDM(FDM)方式では、伝送速度の高速
化と併用することで、数十〜数百Gb/sの大容量化が
可能であり、光カプラ,光フィルタ等を用いた光多重化
装置,光分離装置(MUX/DEMUX)により、多重
・分離が光領域で簡単に行なえるため電子回路に対する
負担も軽減される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、光通信シス
テムの長距離化および高速化を制限する要因には、光フ
ァイバ損失による損失制限と波長分散による帯域制限と
がある。損失制御は、EDFAの出現によりほぼ解決さ
れ、数千km以上の超長距離光通信システムの構築も可能
になってきている。
【0007】しかし、多中継光増幅システムにおける中
継間隔は、主に、各光増幅中継器でのASE(自然放
出光:Amplified Spontaneous Emission)累積による光
SNR(Signal to Noise Ratio)劣化と、Kerr効果を
介したSPM−GVD効果による波形劣化との2つの要
因で制限される。なお、SPM−GVD効果とは、伝送
距離と伝送速度との制限要因の一つである、自己位相変
調と波長分散(群速度分散)との相互効果のことであ
る。
【0008】これらのうちのSPM−GVD効果によ
る波形劣化は光ファイバ伝送路と正負反対符号の分散値
をもつ光分散補償器を用いて補償できることは既知であ
り、そのSPM−GVD効果による波形劣化および分散
補償効果は、スプリット・ステップ・フーリエ法を用い
て非線形シュレディンガー方程式を解くことにより容易
にシミュレーション可能である。
【0009】上述の目的で用いられる光分散補償器に
は、それぞれの中継区間の光ファイバ分散量に対応可能
であること、最適分散補償量を実現するまでの工数削減
および時間短縮、且つ、低コスト化が可能であることが
要求される。また、光分散補償技術は、現在敷設中の
1.55μm分散シフトファイバ(以下、DSFとい
う)伝送路網だけでなく、既設の1.3μmシングルモ
ードファイバ(以下、SMFという)伝送路網を利用し
た長距離・超高速光通信システムや、WDM(FDM)
方式の光通信システムにおいても重要である。
【0010】数千km以上の超長距離光通信システムの場
合、分散ペナルティーを回避するには光ファイバ伝送路
の零分散波長λ0 を用い、非線形効果を最小限に抑える
には光ファイバの正常分散領域(分散値D<0)を用い
るのが望ましいとされている。この相反する条件を満た
すために、伝送路としては正常分散領域を用い、光分散
補償器を用いることで、見かけの分散値を零にする手段
が提案されている。また、この光分散補償技術は、DS
F伝送だけでなく、約18ps/nm/kmの大きな分散値を有
するSMF伝送にも有効である。
【0011】光分散補償器としては、これまで、分散補
償ファイバ,トランスバーサルフィルタタイプ,光共振
器タイプ等が提案されている。現状では、ファイバ長を
変えることで分散補償量を容易に調節することができる
という利点から分散補償ファイバが有望視されており、
コア形状を工夫することで、分散値−100ps/(nm・k
m) 以上が得られている。しかし、このような光分散補
償器では、ファイバ長により分散補償量を容易に調節で
きる反面、光損失が大きくなってしまう。
【0012】本発明はこのような課題に鑑み創案された
もので、雑音指数を劣化させることなく、分散補償によ
る光損失を確実に補償できるようにした、光伝送装置お
よび光通信システムを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】このため、本発明の光伝
送装置(請求項1)は、光信号を増幅する第1の光増幅
部と、該第1の光増幅部で増幅された光信号の分散を補
償するように第2の分散を与える分散補償部と、該分散
補償部から出力される光信号を増幅する第2の光増幅部
とをそなえたことを特徴としている。このとき、該第1
の光増幅部および該第2の光増幅部とが有する利得を、
該分散補償部の損失と所望の光信号出力レベルとによっ
て選択してもよい(請求項2)。
【0014】また、本発明の光通信システム(請求項
3)は、それぞれ波長の異なる複数の光信号を波長多重
化し波長多重光として光ファイバ伝送路に出力する波長
多重装置と、該光ファイバ伝送路から受信した波長多重
光を複数の光信号に波長分離する波長分離装置と、該波
長多重光を増幅する光増幅装置とをそなえ、該光増幅装
置が、該波長多重光を増幅する第1の光増幅部と、該波
長多重光が該光ファイバ伝送路中で受ける分散を補償す
るように第2の分散を与える分散補償部と、該分散補償
部から出力される波長多重光を増幅する第2の光増幅部
とを有して構成されていることを特徴としている。
【0015】さらに、本発明の光通信システム(請求項
4)は、光信号を光ファイバ伝送路に入射する光送信装
置と、該光ファイバ伝送路から光信号を受信する光受信
装置と、該光信号を増幅する光増幅装置とをそなえ、該
光増幅装置が、該光信号を増幅する第1の光増幅部と、
該光信号が該光ファイバ伝送路中で受ける分散を補償す
るように第2の分散を与える分散補償部と、該分散補償
部から出力される光信号を増幅する第2の光増幅部とを
有して構成されていることを特徴としている。
【0016】これらの光通信システム(請求項3,4)
において、該第1の光増幅部および該第2の光増幅部と
が有する利得を、該分散補償部の損失と所望の光信号出
力レベルとによって選択してもよい(請求項5)。
【0017】上述した光伝送装置(請求項1,2)およ
び光通信システム(請求項3〜5)では、分散補償部の
前後にそれぞれ第1の光増幅部および第2の光増幅部を
そなえることにより、分散補償部による光損失を補償す
ることができるとともに、前段の光増幅部(第1の光増
幅部)の雑音指数〔以下、NF(Noise Figure)とい
う〕を小さくすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。 〔1〕第1実施形態の説明 図1は本発明の第1実施形態としての光通信ネットワー
ク(光伝送系)および光伝送装置(光増幅装置)を示す
ブロック図であり、この図1において、21は電気信号
を光信号に変換して光ファイバ(光ファイバ伝送路)2
に入射・送信する送信機(E/O;光送信装置)、22
は光ファイバ2中に挿入される中継器で、この中継器2
2は、光ファイバ2中にほぼ一定間隔LIn-line で挿入
され、線路損失により減衰した信号を増幅するインライ
ン中継器(In-line amplifier;光増幅装置/光伝送装
置)である。
【0019】また、23は光ファイバ2からの光信号を
受信して電気信号に変換する受信機(O/E;光受信装
置)で、上述した送信機21と受信機23とを、複数の
中継器22を介して光ファイバ2により接続すること
で、光伝送系20が構成され、この光伝送系20におい
て、送信機21からの信号光が、中継器22および光フ
ァイバ2を介して受信機23へ伝送されるようになって
いる。
【0020】そして、第1実施形態の中継器22は、光
ファイバ2を伝送される光信号を増幅するEDFA等の
光増幅器(第1の光増幅部)22aと、光信号が光ファ
イバ2中で受ける分散を補償するように第2の分散を与
える光分散補償器ユニット(分散補償部)24と、この
光分散補償器ユニット24からの光信号を増幅して光フ
ァイバ2に出力するEDFA等の光増幅器(第2の光増
幅部)22bとを有して構成されている。
【0021】また、光分散補償器ユニット24は、それ
ぞれ正の分散量+B,負の分散量−Bを有する2種類の
光分散補償器ユニット24A,24Bを有して構成され
ている。なお、光増幅器22aおよび22bの有する利
得は、光分散補償器ユニット24による損失と所望の光
信号出力レベルとによって選択される。
【0022】ところで、光伝送系20が、光ファイバ2
中にほぼ一定間隔LIn-line で中継器22を挿入される
とともに、光ファイバ2中にほぼ一定間隔LR-rep (>
In -line )で再生中継器(Regenerative-repeater;図
示略)を挿入される光増幅再生中継システムである場
合、図7により後述するように、再生中継器間隔LR-re
p が長距離になるほど許容分散値は小さくなるため、チ
ャネル(信号光)の配置位置をその許容分散値以内に収
めるための光分散補償器は不可欠になっている。なお、
再生中継器は、線路特性に依存した雑音の影響によって
劣化した信号光が、識別不可能な状態になる前に新たな
パルスにつくり直して伝送するためのもので、等化増幅
(Reshaping),リタイミング(Retiming),識別再生(Re
generating)の3つのRからなる機能を有し、3R中継
器とも呼ばれる。
【0023】上述のような光増幅再生中継システムにお
いて、再生中継器の間隔LR-rep は、主に、中継器2
2でのASE累積による光SNR劣化と、光ファイバ
2中でのKerr効果を介したSPM−GVD効果による波
形劣化との2つの要因で制限される。同時に、光ファイ
バ2中への入力パワーの下限は光SNRにより制限さ
れ、上限はSPM−GVD効果によって制限される。な
お、SPM−GVD効果による波形劣化の評価に対して
は、前述したように、一般に、スプリット・ステップ・
フーリエ法を用いて非線形シュレディンガー方程式を解
くことによるシミュレーションが有効である。
【0024】図7に、伝送速度を10Gbps、中継器22
の間隔LIn-line を70kmとして1波のみを伝送する場
合の光ファイバ2への入力パワーと再生中継器の間隔L
R-re p との関係の例を示す。各光増幅装置(中継器2
2)からの光出力の変動を±2dBと仮定すると、許容分
散値Dallow =±1ps/(nm・km) の場合は、再生中継器
の間隔LR-rep の最大値は280kmとなり、許容分散値
allow =±2ps/(nm・km) の場合は、再生中継器の間
隔LR-rep の最大値は210kmとなる。長距離伝送を実
現するためには、許容分散値を小さく且つ光ファイバ2
への入力パワーを大きく設定する必要がある。
【0025】また、光ファイバ2の零分散波長周辺の帯
域を利用したWDM方式において、四光波混合(FW
M:Four Wave Mixing)によるクロストークを避けるた
めに、光ファイバ2の零分散波長と信号光波長とを離し
た場合、その分の分散補償が必要となる。このような分
散補償は、一波伝送,SMF伝送にも必要である。
【0026】特に、陸上の光通信システムの場合、中継
間隔は一定ではなく、さらに実際の光ファイバ2の零分
散波長は長手方向にばらついているため、各中継区間の
分散量を等しくすることは困難である。そのため、DS
F(光ファイバ2)の零分散波長付近に信号光波長を設
定した場合、各中継区間毎に分散量の正負が異なる可能
性さえある。
【0027】そこで、この第1実施形態では、光伝送系
20の分散量を補償するために、光増幅装置として機能
する中継器22に、2種類の光分散補償器ユニット24
A,24Bを予め挿入しておき、この光伝送系20の伝
送特性が良好となる方の光分散補償器ユニット24Aも
しくは24Bを選択する。これにより、正確な分散量を
測定できず、且つ、零分散波長ばらつきをある程度把握
できている場合、光伝送系20の分散量を簡易的に補償
できる。
【0028】また、光伝送系20の分散量を測定できる
場合には、測定された分散量の符号とは反対の符号の光
分散補償器ユニット24Aもしくは24Bを選択するこ
とで、より確実に光伝送系20の分散量を補償すること
ができる。このように、第1実施形態によれば、個々の
伝送路に応じた光分散補償器を設計・製作することな
く、SPM−GVD効果による波形劣化やガードバンド
についての分散量を容易に補償でき、光通信システム構
築までの工数削減および時間短縮を実現することができ
る。
【0029】ここで、第1実施形態の具体的な数値例に
ついて説明する。伝送速度を10Gbps、中継器間隔L
In-line を70km、各光増幅器からの光出力の変動を±
2dBと仮定すると、図7より、許容分散値Dallow =±
1ps/(nm・km) で最大再生中継器間隔は280kmとな
り、280km伝送後の信号光の分散量としては±280
ps/nm の分散補償が必要である。そこで、例えば、伝送
路分散量が+1200ps/nm の場合、分散量+1000ps/nm と
−1000ps/nm との光分散補償器ユニット24A,24B
を用意した場合、分散量−1000ps/nm の光分散補償器ユ
ニット24Bを伝送路中に挿入すれば、総分散量が+20
0ps/nmとなり、伝送可能になる。
【0030】一方、光分散補償器としては、前述した通
り、これまで、分散補償ファイバ,トランスバーサルフ
ィルタタイプ,光共振器タイプなどが提案されている。
現在、コア形状を工夫することで、分散値-100ps/(nm・
km)以上の分散補償ファイバが製作されているが、ファ
イバ長により分散補償量を容易に調節できる反面、光損
失が大きくなってしまう。しかし、第1実施形態のよう
に、光分散補償器ユニット24をEDFA等の光増幅器
22a,22bと一体化することにより、分散補償ファ
イバの光損失を補償することができる。
【0031】また、光増幅器が1段のみであると、伝送
路損失と光分散補償器ユニット24での光損失との両方
を補償する大きな利得が要求されるばかりでなく、光損
失の大きい光分散補償器ユニット24を光増幅器の前段
に配置した場合はNFを大きく劣化させる原因となる。
これは、特に、光増幅多中継システムにおける1R中継
器に光分散補償器ユニット24を挿入する場合には避け
なければならない。
【0032】そこで、図1に示すように、光分散補償器
ユニット24の前後を2つの光増幅器22a,22bで
挟むような構成にすることにより、前段の光増幅器22
aのNFを小さくすることで、1R中継器全体のNFを
小さく抑えることができ、且つ、2段の光増幅器22
a,22bで十分な利得を確保することができる。従っ
て、雑音指数を劣化させることなく、分散補償による光
損失を確実に補償することができるのである。
【0033】〔2〕第2実施形態の説明 次に、本発明の第2実施形態としての光通信ネットワー
ク(光伝送系)および光伝送装置(光増幅装置)につい
て説明すると、図2はそのブロック図であり、この図2
中において、既述の符号と同一の符号は同一部分を示し
ているので、その説明は省略する。
【0034】前述した第1実施形態の中継器22におい
ては、光増幅器22aと22bとの間に、正の分散量+
B,負の分散量−Bを有する2種類の光分散補償器ユニ
ット24A,24Bを予め用意していたのに対して、こ
の第2実施形態の中継器(光増幅装置)22において
は、光増幅器22aと22bとの間に、正負符号,分散
量の異なる複数種類の光分散補償器ユニット25A,2
5Bからなる光分散補償器ユニット(分散補償部)25
が予め用意されている。つまり、第2実施形態では、分
散量B1,B2の2種類の光分散補償器ユニット25
A,25Bがそれぞれ複数個用意され、これらの光分散
補償器ユニット25A,25Bを組み合わせて構成され
た光分散補償器ユニット25が、中継器22にそなえら
れている。
【0035】そして、本実施形態では、光通信システム
敷設現場において、2種類の光分散補償器ユニット25
A,25Bを、設置数,組合せを変えながらそれぞれ中
継器22に挿入し、この光伝送系20の伝送特性、特に
符号誤り率を測定しながら、その伝送特性が良好となる
設置数,組合せの光分散補償器ユニット25(図2中で
は3個の光分散補償器ユニット25Aと1個の光分散補
償器ユニット25Bとを組み合わせたもの)を、2種類
の光分散補償器ユニット25A,25Bの中から選択・
決定して中継器22に挿入・設置している。
【0036】これにより、零分散波長ばらつきが不明で
ある場合や、零分散波長と信号光波長とが大きく離れて
いる場合に対応して、光伝送系20の分散量を簡易的に
且つ最適に補償することができる。また、光伝送系20
の分散量を測定できる場合には、その分散量を測定し、
測定された分散量に基づいて、信号光の分散値が伝送可
能な分散値内になる設置数,組合せの光分散補償器ユニ
ット25を、2種類の光分散補償器ユニット25A,2
5Bの中から選択・決定し、中継器22に挿入・設置す
ることにより、光伝送系20の分散量が確実に許容分散
値以内に収まるように補償することができる。
【0037】このように、第2実施形態によっても、中
継器22の光増幅器22aと22bとの間に光分散補償
器ユニット25をそなえることにより、個々の伝送路に
応じた光分散補償器を設計・製作することなく、SPM
−GVD効果による波形劣化を容易に補償でき、光通信
システム構築までの工数削減および時間短縮を実現する
ことができるほか、雑音指数を劣化させることなく、分
散補償による光損失を確実に補償することができる。な
お、上述した第2実施形態では、予め用意される光分散
補償器ユニットを2種類とした場合について説明した
が、本発明はこれに限定されるものではない。
【0038】ここで、第2実施形態の具体的な数値例に
ついて説明する。第1実施形態の数値例と同様に、28
0km伝送後の信号光の分散量としては±280ps/nm の
分散補償が必要である場合に、例えば、分散量A1,A
2,B1,B2としてそれぞれ+300ps/nm,+100ps/n
m,−300ps/nm,−100ps/nmなる光分散補償器ユニット
を用意しているとすると、光分散補償器ユニットとして
は、B1×3個+B2×1個を組み合わせて伝送路中に
挿入すれば、総分散量が+200ps/nmとなり、伝送可能に
なる。
【0039】〔3〕第3実施形態の説明 次に、本発明の第3実施形態としての光通信ネットワー
ク(光伝送系)および光伝送装置(光増幅装置)につい
て説明すると、図3はそのブロック図である。なお、前
述した第1および第2実施形態では、1波の信号光のみ
を伝送する場合について説明したが、本実施形態では、
4チャネルの信号光(波長λ1 〜λ4 )を波長多重して
伝送する場合について説明する。
【0040】図3に示すように、本実施形態において
も、光伝送系(光通信ネットワーク)20が、送信機2
1,中継器22,受信機23を光ファイバ2により接続
して構成されているが、この第3実施形態の光伝送系2
0において、送信機(光送信装置)21は、各チャネル
の電気信号を互いに波長(周波数)の異なる信号光に変
換した後に、これらの信号光について光波長多重を行な
うもので、各チャネル毎に設けられ各チャネルの電気信
号を所定波長の信号光に変換する電気/光変換部(E/O1
〜E/O4)21aと、各チャネル毎の電気/光変換部21
aからの信号光を受けてこれらの信号光を多重化するた
めの光多重化部(波長多重装置)21bとをそなえて構
成されている。
【0041】また、受信機(光受信装置)23は、送信
機21から光ファイバ2,中継器22を介して伝送され
てきた多重化された信号光を分離するとともに各信号光
を電気信号に変換するもので、多重化された信号光を各
チャネルに分離・分配する光分離部(波長分離装置)2
3aと、各チャネル毎に設けられ光分離部23aから分
配されてきた当該チャネルの信号光を電気信号に変換す
る光/電気変換部(O/E1〜O/E4)23bとをそなえて構
成されている。
【0042】そして、第3実施形態の中継器(光増幅装
置)22には、光増幅器22a,22bのほかに、この
中継器22を構成する光増幅器22aの後段に、増幅後
の信号光を各波長λ1 〜λ4 毎に一波ずつ波長分離する
光分離部22cと、この光分離部22cにより分離され
た各波長λ1 〜λ4 の信号光のチャネル毎に適当な設置
数,組合せの光分散補償器ユニット25A,25Bを設
置してなる光分散補償器ユニット(分散補償部)25
と、この光分散補償器ユニット25により分散補償され
た各チャネル毎の信号光を再び波長多重化して光増幅器
22bへ送出する光多重化部22dとがそなえられてい
る。
【0043】図3に示す例では、波長λ1 のチャネルに
は分散量B1の光分散補償器ユニット25Aが1つだけ
設けられ、波長λ2 のチャネルには分散量B1の光分散
補償器ユニット25Aと分散量B2の光分散補償器ユニ
ット25Bとが1ずつ設けられ、波長λ3 のチャネルに
は分散量B1の光分散補償器ユニット25Aが1つ且つ
分散量B2の光分散補償器ユニット25Bが2つ設けら
れ、波長λ4 のチャネルには分散量B1の光分散補償器
ユニット25Aが1つ且つ分散量B2の光分散補償器ユ
ニット25Bが3つ設けられている。
【0044】このとき、各チャネルに配置される光分散
補償器ユニット25A,25Bの設置数,組合せを選択
する際には、第1,第2実施形態により説明したよう
に、各チャネルの伝送特性が良好となるものをトライア
ンドエラーにより選択してもよいし、光伝送系20の分
散量が測定可能であればその測定結果に基づいて信号光
の分散値が伝送可能な分散値内になるものを選択しても
よい。
【0045】このように、第3実施形態によれば、光伝
送系20が互いに波長の異なる信号光を多重化して伝送
する光波長多重伝送を行なう場合にも、中継器22の光
増幅器22aと22bとの間に、各波長毎に適当な設置
数,組合せの光分散補償器ユニット25A,25Bを設
置することにより、上述した第1,第2実施形態と同様
の作用効果が得られる。なお、上述した第3実施形態で
は、多重化する信号光のチャネル数が4で、各チャネル
毎の分散補償のために予め用意した光分散補償器ユニッ
トが2種類である場合について説明したが、本発明はこ
れに限定されるものではない。
【0046】〔4〕第4実施形態の説明 次に、本発明の第4実施形態としての光通信ネットワー
ク(光伝送系)および光伝送装置(光増幅装置)につい
て説明すると、図4はそのブロック図であり、既述の符
号と同一の符号は同一部分を示しているので、その説明
は省略する。
【0047】前述した第3実施形態では、中継器22に
おいて各波長毎に適当な設置数,組合せの光分散補償器
ユニット25A,25Bを設置する場合について説明し
たが、この第4実施形態の中継器22では、複数波(本
実施形態では2波)の信号光からなるチャネルグループ
毎に、適当な設置数,組合せの光分散補償器ユニット2
5A,25Bを設置している。
【0048】即ち、図4に示すように、第4実施形態の
中継器(光増幅装置)22において、光増幅器22aと
22bとの間に、光増幅器22aにより増幅された信号
光を2つのチャネルグループ(波長λ1 ,λ2 のグルー
プと波長λ3 ,λ4 のグループ)に波長分離する光分離
部22eと、この光分離部22eにより分離された各チ
ャネルグループ毎に適当な設置数,組合せの光分散補償
器ユニット25A,25Bを設置してなる光分散補償器
ユニット(分散補償部)25と、この光分散補償器ユニ
ット25により分散補償された各チャネルグループ毎の
信号光を再び波長多重化して光増幅器22bへ送出する
光多重化部22fとがそなえられている。
【0049】そして、図4に示す例では、波長λ1 とλ
2 とのチャネルグループには分散量B1の光分散補償器
ユニット25Aが1つだけ設けられ、波長λ3 とλ4
のチャネルグループには分散量B1の光分散補償器ユニ
ット25Aと分散量B2の光分散補償器ユニット25B
とが1ずつ設けられている。
【0050】このとき、各チャネルグループに配置され
る光分散補償器ユニット25A,25Bの設置数,組合
せを選択する際には、第1,第2実施形態により説明し
たように、各チャネルの伝送特性が良好となるものをト
ライアンドエラーにより選択してもよいし、光伝送系2
0の分散量が測定可能であればその測定結果に基づいて
信号光の分散値が伝送可能な分散値内になるものを選択
してもよい。
【0051】このような第4実施形態によっても、上述
した第1〜第3実施形態と同様の作用効果が得られる。
なお、上述した第4実施形態では、多重化する信号光の
チャネル数が4で、各チャネル毎の分散補償のために予
め用意した光分散補償器ユニットが2種類で、且つ、2
つのチャネルグループに分ける場合について説明した
が、本発明はこれに限定されるものではない。
【0052】〔5〕第5実施形態の説明 次に、本発明の第5実施形態としての光通信ネットワー
ク(光伝送系)および光伝送装置(光増幅装置)につい
て説明すると、図5はそのブロック図、図6はその変形
例によるパッケージ構成例を示す図である。なお、既述
の符号と同一の符号は同一部分を示しているので、その
説明は省略する。
【0053】前述した第3,第4実施形態の中継器22
に、各波長毎,各チャネルグループ毎に適当な設置数,
組合せの光分散補償器ユニット25A,25Bをそなえ
た場合について説明したが、この第5実施形態の中継器
(光増幅装置)22には、複数チャネル(本実施形態で
は4チャネル)の信号光に対し一括して、適当な設置
数,組合せの光分散補償器ユニット25A,25Bを設
置している。
【0054】即ち、図5に示すように、第5実施形態の
中継器(光増幅装置)22において、光増幅器22aと
22bとの間に、適当な設置数,組合せの光分散補償器
ユニット25A,25Bを設置してなる光分散補償器ユ
ニット(分散補償部)25がそなえられている。例え
ば、図5に示す例では、分散量B1の光分散補償器ユニ
ット25Aが1つ且つ分散量B2の光分散補償器ユニッ
ト25Bが2つ設けられている。
【0055】このとき、一括して配置される光分散補償
器ユニット25A,25Bの設置数,組合せを選択する
際には、第1,第2実施形態により説明したように、各
チャネルの伝送特性が良好となるものをトライアンドエ
ラーにより選択してもよいし、光伝送系20の分散量が
測定可能であればその測定結果に基づいて信号光の分散
値が伝送可能な分散値内になるものを選択してもよい。
【0056】このように、第5実施形態によっても、上
述した第1〜第4実施形態と同様の作用効果が得られ
る。なお、上述した第5実施形態では、多重化する信号
光のチャネル数が4で、各チャネル毎の分散補償のため
に予め用意した光分散補償器ユニットが2種類である場
合について説明したが、本発明はこれに限定されるもの
ではない。また、上述した第2〜第5実施形態において
は、各チャネルの波長間隔と伝送路の分散スロープdD
/dλとを考慮して各光分散補償器ユニットの分散値を
設計し、光分散補償器ユニットの種類をできるだけ少な
くすることが重要である。
【0057】一方、以上説明したような中継器(光伝送
装置/光増幅装置)22は、一般に、プリント基板上に
実装され(このようにプリント基板上に実装された形態
のものをパッケージと呼んでいる)、装置架に挿抜でき
る構造になっている場合が多い。
【0058】そこで、本実施形態の中継器22を実装し
た光増幅パッケージを設け、この光増幅パッケージごと
挿抜する構成にしてもよい。例えば、図5に示した中継
器22をパッケージ化したものを図6に示す。この図6
において、27はプリント基板で、このプリント基板2
7上に、前後2つの光増幅器22a,22bと、2種類
3個の光分散補償器ユニット25A,25Bからなる光
分散補償器ユニット25とが実装されることにより、光
増幅パッケージ28が構成されている。なお、各光分散
補償器ユニット25A,25Bは、プリント基板27上
に設けられた小さなボビン25aに分散補償ファイバ
(光ファイバ2)を所定長さ巻き付けることにより構成
されている。
【0059】このような光増幅パッケージ28を用いる
ことで、パッケージ単位で中継器22の入換え・組込み
を容易に行なえことができる。
【0060】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の光伝送装
置(請求項1,2)および光通信システム(請求項3〜
5)によれば、分散補償部の前後にそれぞれ第1の光増
幅部および第2の光増幅部をそなえることにより、分散
補償部による光損失を補償することができるとともに、
雑音指数を小さくすることができる。つまり、雑音指数
を劣化させることなく、分散補償による光損失を確実に
補償することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態としての光通信ネットワ
ーク(光伝送系)および光伝送装置(光増幅装置)を示
すブロック図である。
【図2】本発明の第2実施形態としての光通信ネットワ
ーク(光伝送系)および光伝送装置(光増幅装置)を示
すブロック図である。
【図3】本発明の第3実施形態としての光通信ネットワ
ーク(光伝送系)および光伝送装置(光増幅装置)を示
すブロック図である。
【図4】本発明の第4実施形態としての光通信ネットワ
ーク(光伝送系)および光伝送装置(光増幅装置)を示
すブロック図である。
【図5】本発明の第5実施形態としての光通信ネットワ
ーク(光伝送系)および光伝送装置(光増幅装置)を示
すブロック図である。
【図6】本発明の第5実施形態のパッケージ構成例を示
す図である。
【図7】光ファイバ入力パワーと再生中継器間隔との関
係を示すグラフである。
【符号の説明】
20 光伝送系(光通信ネットワーク) 21 送信機(光送信装置) 21a 電気/光変換部 21b 光多重化部(波長多重装置) 22 中継器(光増幅装置/光伝送装置) 22a 光増幅器(第1の光増幅部) 22b 光増幅器(第2の光増幅部) 22c,22e 光分離部 22d,22f 光多重化部 23 受信機(光受信装置) 23a 光分離部(波長分離装置) 23b 光/電気変換部 24,24A,24B,25,25A,25B 光分散
補償器ユニット(分散補償部) 25a ボビン 27 プリント基板 28 光増幅パッケージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮田 英之 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 関屋 元義 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 大塚 和恵 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光信号を増幅する第1の光増幅部と、 該第1の光増幅部で増幅された光信号の分散を補償する
    ように第2の分散を与える分散補償部と、 該分散補償部から出力される光信号を増幅する第2の光
    増幅部とをそなえたことを特徴とする、光伝送装置。
  2. 【請求項2】 該第1の光増幅部および該第2の光増幅
    部とが有する利得は、該分散補償部の損失と所望の光信
    号出力レベルとによって選択されることを特徴とする、
    請求項1記載の光伝送装置。
  3. 【請求項3】 それぞれ波長の異なる複数の光信号を波
    長多重化し波長多重光として光ファイバ伝送路に出力す
    る波長多重装置と、 該光ファイバ伝送路から受信した波長多重光を複数の光
    信号に波長分離する波長分離装置と、 該波長多重光を増幅する光増幅装置とをそなえ、 該光増幅装置が、 該波長多重光を増幅する第1の光増幅部と、 該波長多重光が該光ファイバ伝送路中で受ける分散を補
    償するように第2の分散を与える分散補償部と、 該分散補償部から出力される波長多重光を増幅する第2
    の光増幅部とを有して構成されていることを特徴とす
    る、光通信システム。
  4. 【請求項4】 光信号を光ファイバ伝送路に入射する光
    送信装置と、 該光ファイバ伝送路から光信号を受信する光受信装置
    と、 該光信号を増幅する光増幅装置とをそなえ、 該光増幅装置が、 該光信号を増幅する第1の光増幅部と、 該光信号が該光ファイバ伝送路中で受ける分散を補償す
    るように第2の分散を与える分散補償部と、 該分散補償部から出力される光信号を増幅する第2の光
    増幅部とを有して構成されていることを特徴とする、光
    通信システム。
  5. 【請求項5】 該第1の光増幅部および該第2の光増幅
    部とが有する利得は、該分散補償部の損失と所望の光信
    号出力レベルとによって選択されることを特徴とする、
    請求項3または請求項4に記載の光通信システム。
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US7003226B2 (en) 1997-02-14 2006-02-21 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Wavelength division multiplex optical transmission system
KR100995754B1 (ko) 2006-06-19 2010-11-19 인텔 코오퍼레이션 조정가능한 광 분산 보상기들

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