JPH11316646A - 仮想臨場体感方法及びシステム装置 - Google Patents

仮想臨場体感方法及びシステム装置

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JPH11316646A
JPH11316646A JP12197498A JP12197498A JPH11316646A JP H11316646 A JPH11316646 A JP H11316646A JP 12197498 A JP12197498 A JP 12197498A JP 12197498 A JP12197498 A JP 12197498A JP H11316646 A JPH11316646 A JP H11316646A
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JP
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virtual
virtual environment
sensation
environment
virtual reality
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JP12197498A
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English (en)
Inventor
Yoshimasa Yanagihara
義正 柳原
Takao Kakizaki
隆夫 柿崎
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Publication of JPH11316646A publication Critical patent/JPH11316646A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】仮想現実とのインタラクションにおける視覚と
触覚に対する力覚のフィードバックのようなインタラク
ションを完備して仮想体験における仮想現実の臨場的実
体感を増大する仮想臨場体感方法及びシステム装置の提
供。 【解決手段】仮想体験を行う仮想環境を提示する仮想環
境提示手段1と、人体の特定部分α1に装着して手αの
触覚を刺激する作動力を発生する作動力発生手段2と、
作動力発生手段2への当該作動力の発生を制御する作動
力発生制御手段3と、仮想環境モデル12を生成して仮
想環境提示手段1に提供するとともに提示された仮想環
境に呼応して生成した作動信号を発生するタイミングを
演算し、作動力発生手段2に当該作動信号を転送して前
記タイミングを見張って作動力発生制御手段3に当該作
動信号を変換発生する仮想環境制御手段4と、を備える
特徴。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、VR(Virtual Re
ality )環境を利用する分野において、現実空間におけ
る人間の特定部分の位置・姿勢をリアルタイムで計測す
る技術と仮想空間とのインタラクションとして少なくと
も視覚と触覚に対する作用力をフィードバックさせる刺
激技術を組み合わせることによって、仮想世界との臨場
感を増大させることのできる仮想臨場体感方法及びその
実施に直接使用するシステム装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、VR技術では映像表示用のヘッド
マウントディスプレイ(HMD)、操作用として3次元
位置センサを装着したデータグローブを用いて仮想空間
との対話を実行することが主流である。
【0003】例えば、この適用例として、仮想ラケット
ボールがある(トッパン,シリコン・ミラージュ仮想現
実の科学と芸術,P221−222 ,1994)。これは、ヘッド
マウントディスプレイHMDとデータグローブの組み合
わせにより、コンピュータ合成の3次元のラケットボー
ルのコートと、ポヒマス磁気位置検出システム付の実際
のラケットにより仮想空間を体験するシステムである。
【0004】具体的には、このラケットを振ると仮想空
間のなかでのコンピュータ合成ラケットが同一の動きを
し、仮想的なラケットでボールを打ち返すものである。
さらに、市販装置としてファントム(PHANToM TM:Sens
Able Technologies ,Inc .)のような操作機器として
ジョイスティックを用い、操作範囲は限定されるが反力
を操作者の手に感じさせる機器もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来技術
では、仮想現実とのインタラクションは視覚が主であ
り、触覚に対する力覚のフィードバックのようなインタ
ラクションが不備であるため、また操作者が機器に拘束
され自由な動きを制約されるという欠点があるため、仮
想現実の臨場感を高めるためには不十分であった。
【0006】ここにおいて、本発明の解決すべき主要な
目的は、次の通りである。即ち、本発明の第1の目的
は、仮想体験における仮想現実の臨場的実体感を増大し
て高めるための仮想臨場体感方法及びシステム装置を提
供せんとするものである。
【0007】本発明の第2の目的は、仮想現実とのイン
タラクションにおける視覚と触覚に対する力覚のフィー
ドバックのようなインタラクションを完備させた仮想臨
場体感方法及びシステム装置を提供せんとするものであ
る。
【0008】本発明の第3の目的は、操作者が機器の操
作に拘束されず自由な動きを制約されない仮想臨場体感
方法及びシステム装置を提供せんとするものである。
【0009】本発明のその他の目的は、明細書、図面、
特に特許請求の範囲の各請求項の記載から自ずと明らか
となろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の方法は、前記課
題の解決に当り、人体の特定部分に装着可能な小型の触
覚刺激手段を用い、この触覚刺激手段に触覚刺激の作用
力を発生させるとともに、これを装着した人体の特定部
分の位置・姿勢を実時間でトラックできる3次元トラッ
カの情報を組み合わせることにより仮想世界とのインタ
ラクションとして違和感のない力フィードバックを作用
させる手法を講じる。
【0011】本発明の装置は、任意の触覚刺激の作用力
を発生できる小型触覚刺激手段たる作動力発生手段と実
時間3次元トラッカの3次元位置・姿勢検出手段により
仮想現実の臨場感を向上させるシステム手段を講じる。
【0012】更に、具体的に述べると、当該課題の解決
では本発明が次に列挙するそれぞれの新規な特徴的構成
手法又は手段を採用することにより、前記目的を達成す
るようなされる。
【0013】即ち、本発明方法の第1の特徴は、提示さ
れた仮想環境中での仮想体験を現実環境において五感の
内少なくとも視覚と触覚を刺激して実体感を通して臨場
感を味わうに当り、触覚刺激手段に対する気体の衝撃力
により起生する当該触覚刺激手段に付与される衝撃振動
を力覚として体感してなる仮想臨場体感方法の構成採用
にある。
【0014】本発明方法の第2の特徴は、提示された仮
想環境中での仮想体験を現実環境において五感の内少な
くとも視覚、聴覚、触覚を刺激して実体感を通して臨場
感を味わうに当り、触覚刺激手段に対する気体の衝撃力
により起生する当該触覚刺激手段に付与される衝撃振動
を力覚として体感してなる仮想臨場体感方法の構成採用
にある。
【0015】本発明方法の第3の特徴は、提示された仮
想環境中での仮想体験に現実環境の挙動を反映して提示
した仮想体験を現実環境における五感の内少なくとも視
覚、触覚を刺激して実体感を通して仮想行動と現実行動
を融合した臨場感を味わうに当り、触覚刺激手段に対す
る気体の衝撃力により起生する当該触覚刺激手段に付与
される衝撃振動を力覚として体感してなる仮想臨場体感
方法の構成採用にある。
【0016】本発明方法の第4の特徴は、提示された仮
想環境中での仮想体感に現実環境中の挙動を反映して提
示した仮想体験を現実環境における五感の内少なくとも
視覚、聴覚、触覚を刺激して実体感を通して仮想行動と
現実行動を融合した臨場感を味わうに当り、触覚刺激手
段に対する気体の衝撃力により起生する触覚刺激手段に
付与される衝撃振動を力覚として体感してなる仮想臨場
体感方法の構成採用にある。
【0017】本発明方法の第5の特徴は、上記本発明方
法の第1、第2、第3又は第4の特徴における前記仮想
体験を実体感を通して臨場感を味わうのが、コンピュー
タを介して実現されてなる仮想臨場体感方法の構成採用
にある。
【0018】本発明方法の第6の特徴は、上記本発明方
法の第1、第2、第3、第4又は第5の特徴における前
記仮想環境の提示が、五感の内の視覚を刺激する画面表
示である仮想臨場体感方法の構成採用にある。
【0019】本発明方法の第7の特徴は、上記本発明方
法の第5又は第6の特徴における前記仮想環境の提示
が、コンピュータモデルあるいは当該コンピュータモデ
ルとある仮想物体の位置・姿勢データとの関係に基づい
て行われてなる仮想臨場体感方法の構成採用にある。
【0020】本発明方法の第8の特徴は、上記本発明方
法の第5、第6又は第7の特徴における前記触覚の刺激
が、少なくとも一つ以上の前記触覚刺激手段を人体の特
定部分に装着した上で、コンピュータモデルあるいは、
当該コンピュータモデルとある仮想物体の位置・姿勢デ
ータとの関係に基づいて作動信号を発生させることによ
り与えられてなる仮想臨場体感方法の構成採用にある。
【0021】本発明方法の第9の特徴は、上記本発明方
法の第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7又は第
8の特徴における前記衝撃振動が、前記仮想環境モデル
における動く仮想物体と現実環境における人体部分又は
前記触覚刺激手段との相対的な動きに応じて変化させて
なる仮想臨場体感方法の構成採用にある。
【0022】本発明方法の第10の特徴は、上記本発明
方法の第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7、第
8又は第9の特徴における前記触覚の刺激が、少なくと
も1つ以上の前記触覚刺激手段を操作者の特定部分に装
着した上で、当該操作者の位置・姿勢データに基づいて
作動信号を発生させることにより与えられてなる仮想臨
場体感方法の構成採用にある。
【0023】本発明方法の第11の特徴は、上記本発明
方法の第7又は第8の特徴における前記コンピュータモ
デルが、動きをステレオ映像として画面表示されてなる
仮想臨場体感方法の構成採用にある。
【0024】本発明方法の第12の特徴は、上記本発明
方法の第10の特徴における前記触覚刺激手段の操作者
の特定部分への装着が、当該触覚刺激手段を手首部近傍
の下腕に装着して手にて把持してなる仮想臨場体感方法
の構成採用にある。
【0025】本発明方法の第13の特徴は、上記本発明
方法の第6、第7、第8、第9、第10、第11又は第
12の特徴における前記画面表示が、CRTディスププ
レイ、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ等の大
型プロジェクタやヘッドマウントディスプレイのいずれ
かを用いてなる仮想臨場体感方法の構成採用にある。
【0026】本発明方法の第14の特徴は、上記本発明
方法の第8又は第10の特徴における前記作動信号が、
発生と同時並行して音響に変換出力されてなる仮想臨場
体感方法の構成採用にある。
【0027】本発明方法の第15の特徴は、上記本発明
方法の第14の特徴における前記音響が、前記作動信号
の情報に応じて可変変換出力されてなる仮想臨場体感方
法の構成採用にある。
【0028】本発明方法の第16の特徴は、上記本発明
方法の第12の特徴における前記触覚の刺激が、前記触
覚刺激手段を装着把持する手腕の触覚に対して与えられ
てなる仮想臨場体感方法の構成採用にある。
【0029】本発明方法の第17の特徴は、上記本発明
方法の第3、第4、第5、第6、第7、第9、第10、
第11、第12、第13、第14、第15又は第16の
特徴における前記現実環境の挙動の反映が、当該挙動対
象の撮影を通して行われてなる仮想臨場体感方法の構成
採用にある。
【0030】本発明方法の第18の特徴は、上記本発明
方法の第17の特徴における前記挙動対象の撮影が、装
着する前記触覚刺激手段又は把持する手の動きの撮影で
ある仮想臨場体感方法の構成採用にある。
【0031】本発明方法の第19の特徴は、上記本発明
方法の第17又は第18の特徴における前記挙動対象の
撮影が、当該挙動対象の3次元位置・姿勢の検出に資し
てなる仮想臨場体感方法の構成採用にある。
【0032】本発明方法の第20の特徴は、上記本発明
方法の第17、第18又は第19の特徴における前記挙
動対象の撮影が、前記提示された仮想環境に対応する当
該挙動対象の3次元位置・姿勢の解析演算に供されてな
る仮想臨場体感方法の構成採用にある。
【0033】本発明システム装置の第1の特徴は、仮想
体験を行う仮想環境を提示する仮想環境提示手段と、人
体の特定部分に装着して触覚を刺激する作動力を発生す
る作動力発生手段と、当該作動力発生力手段へ当該作動
力の発生を制御する作動力発生制御手段と、仮想環境モ
デルを生成して前記仮想環境提示手段に提供するととも
に提示された前記仮想環境に呼応して生成した作動信号
を発生するタイミングを演算し、前記作動力発生制御手
段に当該作動信号を変換発生する仮想環境制御手段と、
を備えてなる仮想臨場体感システム装置の構成採用にあ
る。
【0034】本発明システム装置の第2の特徴は、上記
本発明システム装置の第1の特徴における前記仮想環境
制御手段が、前記仮想環境モデルを生成する仮想環境モ
デル生成手段と、当該仮想環境モデルの提供に呼応して
生成した作動信号を発生するタイミングを演算する作動
信号発生タイミング演算手段と、当該演算されたタイミ
ングを計って作動信号を変換発生する作動信号発生手段
と、を有してなる仮想臨場体感システム装置の構成採用
にある。
【0035】本発明システム装置の第3の特徴は、上記
本発明システム装置の第1又は第2の特徴における前記
仮想環境制御手段が、前記仮想環境モデル生成時の動き
に反映させるため、前記作動力発生手段又は人体特定部
分の3次元位置・姿勢を検出出力する3次元位置・姿勢
検出手段を付帯接続してなる仮想臨場体感システム装置
の構成採用にある。
【0036】本発明システム装置の第4の特徴は、上記
本発明システム装置の第1、第2又は第3の特徴におけ
る前記仮想環境制御手段が、作動信号発生と同時に当該
作動信号を音響変換出力する音響発生手段を付帯接続し
てなる仮想臨場体感システム装置の構成採用にある。
【0037】本発明システム装置の第5の特徴は、上記
本発明システム装置の第1、第2、第3又は第4の特徴
における前記作動力発生制御手段が、前記作動信号の情
報に応じ作動力を可変自在な作動力可変制御手段と置き
換えてなる仮想臨場体感システム装置の構成採用にあ
る。
【0038】本発明システム装置の第6の特徴は、上記
本発明システム装置の第1、第2、第3、第4又は第5
の特徴における前記仮想環境制御手段が、コンピュータ
で構成してなる仮想臨場体感システム装置の構成採用に
ある。
【0039】本発明システム装置の第7の特徴は、上記
本発明システム装置の第4、第5又は第6の特徴におけ
る前記音響発生手段が、前記作動信号の情報に応じ発生
音響を可変自在としてなる仮想臨場体感システム装置の
構成採用にある。
【0040】本発明システム装置の第8の特徴は、上記
本発明システム装置の第1、第2、第3、第4、第5、
第6又は第7の特徴における前記仮想環境提示手段が、
CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、プラズマディ
スプレイ等の大型プロジェクタやヘッドマウントディス
プレイのいずれかである仮想臨場体感システム装置の構
成採用にある。
【0041】本発明システム装置の第9の特徴は、上記
本発明システム装置の第4、第5、第6、第7又は第8
の特徴における前記音響発生手段が、ステレオスピーカ
ーである仮想臨場体感システム装置の構成採用にある。
【0042】本発明システム装置の第10の特徴は、上
記本発明システム装置の第3、第4、第5、第6、第
7、第8又は第9の特徴における前記3次元位置・姿勢
検出手段が、CCDステレオカメラ、ステレオ撮像管等
である仮想臨場体感システム装置の構成採用にある。
【0043】本発明システム装置の第11の特徴は、上
記本発明システム装置の第1、第2、第3、第4、第
5、第6、第7、第8、第9又は第10の特徴における
前記作動力発生制御手段が、コンプレッサーと直結する
制御ボックスである仮想臨場体感システム装置の構成採
用にある。
【0044】本発明システム装置の第12の特徴は、上
記本発明システム装置の第1、第2、第3、第4、第
5、第6、第7、第8、第9、第10又は第11の特徴
における前記作動力発生手段が、手にて把持し、衝撃振
動を触覚に伝えるグリッパと、一端を前記制御ボックス
に接続し、他端を当該グリッパ先端一側に放出口を開口
する気体放出管と、基部を手首部近傍の下腕に装着する
とともに、先部を当該放出口に臨ませて気体放出を受け
た際の衝撃力を前記グリッパに対し反力として前記衝撃
振動を起生する気体反射板と、を有するアクチュエータ
である仮想臨場体感システム装置の構成採用にある。
【0045】本発明システム装置の第13の特徴は、上
記本発明システム装置の第12の特徴における前記アク
チュエータが、前記グリッパのそれぞれ所要箇所にジャ
イロ等の姿勢センサと赤外線LEDを取り付けてなる仮
想臨場体感システム装置の構成採用にある。
【0046】本発明システム装置の第14の特徴は、上
記本発明システム装置の第5、第6、第7、第8、第
9、第10、第11、第12又は第13の特徴における
前記作動力可変制御手段が、仮想環境モデルにおける動
く仮想物体と現実環境におけるアクチュエータ又は人体
の部位との相対的動きに応じて衝撃振動を変化させるた
め気体放出圧を可変制御自在としてなる仮想臨場体感シ
ステム装置の構成採用にある。
【0047】本発明システム装置の第15の特徴は、上
記本発明システム装置の第6、第7、第8、第9、第1
0、第11、第12、第13又は第14の特徴における
前記仮想環境制御手段が、相互の作動力と仮想環境モデ
ルを共有して遠隔地での相互利用自在にネットワークに
接続する機能を有してなる仮想臨場体感システム装置の
構成採用にある。
【0048】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施形態をその装置例、方法例及び実施例に基づい
て説明する。なお、本実施形態例では触覚刺激手段であ
る作動力発生手段の人体装着を手首部近傍の下腕として
手にて把持するアクチュエータを想定して専ら説明する
がこれに限定されない。
【0049】(装置例1)図1は本装置例のシステム構
成ブロック図である。本装置例の仮想臨場体感システム
装置Aは、仮想体験を行う仮想環境を提示する仮想環境
提示手段1と、人体の特定部分に装着して触覚を刺激す
る作動力を発生する作動力発生手段2と、作動力発生手
段2へ前記作動力の発生を制御する作動力発生制御手段
3と、仮想環境モデルを生成して仮想環境提示手段1に
提供するとともに、提示された前記仮想環境に呼応して
生成した作動信号を発生するタイミングを演算し、作動
力発生制御手段3に当該作動信号を変換発生する仮想環
境制御手段4とでシステム構成される。
【0050】前記仮想環境制御手段4は、仮想環境モデ
ルを生成する仮想環境モデル生成手段4aと、仮想環境
モデルの提供に呼応して生成した作動信号を発生するタ
イミングを演算する作動信号発生タイミング演算手段4
bと、当該演算されたタイミングを計って発生した作動
信号を変換発生する作動信号発信手段4cとを機能とし
て有する。前記仮想環境提示手段1は、CTRディスプ
レイ、LCDディスプレイ、PDPディスプレイ等の大
型プロジェクタやヘッドマウントディスプレイを採用す
ることができる。
【0051】(方法例1)当該装置例1に適用した本実
施形態の方法例1の処理手順を図1につき説明する。ま
ず、仮想環境制御手段4では、仮想環境モデル生成手段
4aにおいて、2次元あるいは3次元の仮想環境モデル
を生成しこれを仮想環境提示手段1により提示する。さ
らに、仮想環境制御手段4では作動信号発生タイミング
演算手段4bにより仮想環境モデルの動作と呼応連携し
て作動信号発生手段4cに転送する必要な作動信号の発
生タイミングを演算する。これを用い、作動信号発生手
段4cは、作動力制御手段3を制御するために変換した
作動信号を生成する。この変換作動信号により作動力発
生制御手段3を介して作動力発生手段2は瞬間的な作動
力を発生させる。
【0052】(実施例1)前記装置例1及び前記方法例
1を応用した本実施形態の具体的実施例1を図面につい
て詳説する。図2は、仮想体験としてスカッシュ競技を
例にとり前記装置例1の実施例である。作動力発生手段
2に対応して作動力を発生するアクチュエータ2′は気
体反射板5、気体放出管6、グリップ7、作動力発生制
御手段3に対応する制御ボックス8及びコンプレッサ9
から構成されている。
【0053】仮想環境制御手段4に対応するパーソナル
コンピュータ10はアクチュエータ2′制御用の作動信
号を発生するとともに仮想環境モデルを仮想環境提示手
段1に対応する大型プロジェクタ11に提示する。ま
ず、パーソナルコンピュータ10においてスカッシュの
コート及びボールの仮想環境モデル12を生成する。こ
の仮想環境モデル12内でボール13が壁から打ち出さ
れる。このモデルを生成しているパーソナルコンピュー
タ10では、モデル内の移動するボール13の位置情報
をモニタリングする。
【0054】一方、アクチュエータ2′は人間の手αに
て把持する作動力発生手段2として作動力に気体である
エアーを用いる。エアーはコンプレッサ9から常時供給
されており、制御ボックス8内のエアー開閉用のソレノ
イドバルブのオン・オフにより放出される。放出された
エアーは気体放出管6を通り、エアーが瞬時に放出口6
aから基部を手首部近傍の下腕α1に装着した気体反射
板5の閉鎖ブロック5aに放出されることにより、グリ
ップ7を把持している手αに瞬間的な反力として衝撃振
動が加わる。
【0055】パーソナルコンピュータ10では、仮想環
境モデル12内のボール13の中心位置がライン14と
一致したときに制御ボックス8にソレノイドバルブのオ
ン・オフ信号を発生させる。これにより、グリップ7を
握った手αには反力が加わるとともにボール13は仮想
的な力で打ち返される。
【0056】ボール13は壁に向かって打ち返され、壁
で跳ね返って再び戻り同じ動作が繰り返される。この一
連の仮想体験動作によりグリップ7をもつ人間は大型プ
ロジェクタ11に写しだされた仮想環境モデル12のグ
ラフィックスとともにフォースフィードバックを実感し
ながら仮想環境でのスカッシュを体験することができ
る。
【0057】(装置例2)図3は、本装置例のシステム
構成ブロック図である。本装置例の仮想臨場体感システ
ム装置Bは、前記装置例1の仮想臨場体感システム装置
Aを示す図1中の仮想環境制御手段4と同一に構成さ
れ、同一符号を付して説明の重複を避けた。
【0058】本装置例は、仮想環境提示手段15と作動
力発生手段16と作動力可変制御手段17と、仮想環境
制御手段4と3次元位置・姿勢検出手段18と音響発生
手段19とでシステム構成される。前記仮想環境提示手
段15は、前記大型プロジェクタやヘッドマウントディ
スプレイを採用できる。
【0059】前記仮想環境制御手段4は、仮想環境モデ
ルの生成時の動きに反映させるため、作動力発生手段1
6又は人体特定部分の3次元位置・姿勢を検出出力する
3次元位置・姿勢検出手段18と、作動信号変換発生と
同時に当該作動信号の情報に応じ音響変換出力を可変す
る音響発生手段19をそれぞれ付帯接続する。
【0060】前記作動力可変制御手段17は、仮想環境
制御手段4からの作動信号の情報に応じ作動力を可変自
在な機能を有している。前記作動力発生手段16は、所
要部位に姿勢センサを有する。
【0061】(方法例2)当該装置例2に適用する本実
施形態の方法例2の処理手順を図3について説明する。
まず、仮想環境モデル生成手段4aでは、例えば、右目
用と左目用の各3次元モデルを作成し、例えばヘッドマ
ウントディスプレイで立体視を表示する。3次元位置・
姿勢検出手段18では利用者の手αの位置姿勢を逐次検
出し、この情報を作動信号発生タイミング演算手段4b
に送信する。
【0062】この位置姿勢情報に基づいて作動信号発生
タイミング演算手段4bでは作動信号発生タイミングを
演算し、これを作動信号発生手段4cに転送するととも
に、音響発生手段14に信号を送り適切な音を発生させ
る。また、作動信号発生手段4cから作動力可変制御手
段17に制御のために変換した作動信号が送られ、この
制御により作動力発生手段16から作動力が発生する。
なお、作動力可変制御手段17では作動力の大きさを数
段階に変化させることができる。
【0063】(実施例2)前記装置例2及び方法例2を
応用した本実施形態の具体的実施例2を図面について説
明する。図4は、仮想環境体験の例としてテニス競技に
利用した場合の実施例について説明する。
【0064】仮想環境制御手段4に対応するパーソナル
コンピュータ10では、テニス用仮想環境モデル20の
右目用モデル及び左目用モデルを生成し、仮想環境提示
手段15に対応するヘッドマウントディスプレイ(HM
D)21に表示する。
【0065】また、手αに握られたグリップ7の位置・
姿勢を求めるために例えば、特願平9−237370号
にあるようにグリップ7に赤外線LED22と姿勢セン
サの小型ジャイロ23をつけ、3次元位置を赤外線透過
フィルターをレンズにつけたCCDカメラ24、25や
一対の撮像管でのステレオ処理によって、また3自由度
の姿勢情報をジャイロ23で計測する。
【0066】仮想テニスプレイを開始すると、HMD2
1をかけた利用者はHMD21に表示されたテニス環境
モデル20内を移動するボール26に合わせてグリップ
7を振る。このとき、CCDカメラ24、25でステレ
オ処理した位置情報及びジャイロからの姿勢情報がパー
ソナルコンピュータ10に取得される。
【0067】仮想環境モデル20内のボール26の位置
と手αの位置が一致したときに、制御ボックス27にエ
アーの制御信号を送る。これによりソレノイドバルブが
開閉し、エアーが気体放出管6に供給され、エアーが瞬
時に送出されて手αに反力が発生する。また、同時に、
パーソナルコンピュータ10から、音響発生手段19に
対応するステレオスピーカー28、29に適切な効果音
を発生するような信号が送られる。
【0068】あるいは、HMD21のヘッドホーンに効
果音を送ることにより仮想体験をリアルなものにするこ
とができる。さらに、あらかじめグリップ7の回転角度
に応じた作動力を設定しておく。パーソナルコンピュー
タ10はジャイロ23から計測される姿勢情報と一致す
る作動力を発生するように制御ボックス27に作動信号
を送る。制御ボックス27では、この作動信号の各情報
に応じてソレノイドバルブの開の割合つまり流量を制御
することにより、手αに伝わる反力の衝撃振動を変化さ
せることもできる。
【0069】なお、この実施例にネットワークに接続す
る機能をもたせれば、ネットワークを介した相互の作動
力と仮想環境モデル20を共有することにより遠隔地で
の相互利用が可能である。
【0070】
【発明の効果】本発明により、従来仮想環境とのインタ
ラクション手段として視覚を主に用いていたが、これに
力覚のフィードバックを付加したことにより仮想現実の
臨場感を高める効果が期待される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す装置例1のシステム
構成ブロック図である。
【図2】同上実施例のシステム模式図である。
【図3】本発明の実施の形態を示す装置例2のシステム
構成ブロック図である。
【図4】同上、実施例のシステム模式図である。
【符号の説明】
A,B…仮想臨場体感システム装置 1,15…仮想環境提示手段 2,16…作動力発生手段 2′,16′…アクチュエータ 3…作動力発生制御手段 4…仮想環境制御手段 4a…仮想環境モデル生成手段 4b…作動信号発生タイミング演算手段 4c…作動信号発生手段 5…気体反射板 5a…閉鎖ブロック 6…気体放出管 6a…気体放出口 7…グリップ 8,27…制御ボックス 9…コンプレッサ 10…パーソナルコンピュータ 11…大型プロジェクタ 12,20…仮想環境モデル 13,26…ボール 14…ライン 17…作動力可変制御手段 18…3次元位置・姿勢検出手段 19…音響発生手段 21…ヘッドマウントディスプレイ(HMD) 22…赤外線LED 23…小型ジャイロ 24,25…CCDカメラ 28,29…ステレオスピーカー α…手 α1…下腕
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G09B 9/00 G09B 9/00 Z

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】提示された仮想環境中での仮想体験を現実
    環境において五感の内少なくとも視覚と触覚を刺激して
    実体感を通して臨場感を味わうに当り、 触覚刺激手段に対する気体の衝撃力により起生する当該
    触覚刺激手段に付与される衝撃振動を力覚として体感す
    る、 ことを特徴とする仮想臨場体感方法。
  2. 【請求項2】提示された仮想環境中での仮想体験を現実
    環境において五感の内少なくとも視覚、聴覚、触覚を刺
    激して実体感を通して臨場感を味わうに当り、 触覚刺激手段に対する気体の衝撃力により起生する当該
    触覚刺激手段に付与される衝撃振動を力覚として体感す
    る、 ことを特徴とする仮想臨場体感方法。
  3. 【請求項3】提示された仮想環境中での仮想体験に現実
    環境の挙動を反映して提示した仮想体験を現実環境にお
    ける五感の内少なくとも視覚、触覚を刺激して実体感を
    通して仮想行動と現実行動を融合した臨場感を味わうに
    当り、 触覚刺激手段に対する気体の衝撃力により起生する当該
    触覚刺激手段に付与される衝撃振動を力覚として体感す
    る、 ことを特徴とする仮想臨場体感方法。
  4. 【請求項4】提示された仮想環境中での仮想体感に現実
    環境中の挙動を反映して提示した仮想体験を現実環境に
    おける五感の内少なくとも視覚、聴覚、触覚を刺激して
    実体感を通して仮想行動と現実行動を融合した臨場感を
    味わうに当り、 触覚刺激手段に対する気体の衝撃力により起生する触覚
    刺激手段に付与される衝撃振動を力覚として体感する、 ことを特徴とする仮想臨場体感方法。
  5. 【請求項5】前記仮想体験を実体感を通して臨場感を味
    わうのは、 コンピュータを介して実現される、 ことを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載の仮想
    臨場体感方法。
  6. 【請求項6】前記仮想環境の提示は、 五感の内の視覚を刺激する画面表示である、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4又は5に記載の
    仮想臨場体感方法。
  7. 【請求項7】前記仮想環境の提示は、 コンピュータモデルあるいは当該コンピュータモデルと
    ある仮想物体の位置・姿勢データとの関係に基づいて行
    われる、 ことを特徴とする請求項5又は6に記載の仮想臨場体感
    方法。
  8. 【請求項8】前記触覚の刺激は、 少なくとも一つ以上の前記触覚刺激手段を人体の特定部
    分に装着した上で、 コンピュータモデルあるいは、当該コンピュータモデル
    とある仮想物体の位置・姿勢データとの関係に基づいて
    作動信号を発生させることにより与えられる、 ことを特徴とする請求項5、6又は7に記載の仮想臨場
    体感方法。
  9. 【請求項9】前記衝撃振動は、 前記仮想環境モデルにおける動く仮想物体と現実環境に
    おける人体部分又は前記触覚刺激手段との相対的な動き
    に応じて変化させる、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7又
    は8に記載の仮想臨場体感方法。
  10. 【請求項10】前記触覚の刺激は、 少なくとも1つ以上の前記触覚刺激手段を操作者の特定
    部分に装着した上で、 当該操作者の位置・姿勢データに基づいて作動信号を発
    生させることにより与えられる、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8又は9に記載の仮想臨場体感方法。
  11. 【請求項11】前記コンピュータモデルは、 動きをステレオ映像として画面表示される、 ことを特徴とする請求項7又は8に記載の仮想臨場体感
    方法。
  12. 【請求項12】前記触覚刺激手段の操作者の特定部分へ
    の装着は、 当該触覚刺激手段を手首部近傍の下腕に装着して手にて
    把持する、 ことを特徴とする請求項10に記載の仮想臨場体感方
    法。
  13. 【請求項13】前記画面表示は、 CRTディスププレイ、液晶ディスプレイ、プラズマデ
    ィスプレイ等の大型プロジェクタやヘッドマウントディ
    スプレイのいずれかを用いる、 ことを特徴とする請求項6、7、8、9、10、11又
    は12に記載の仮想臨場体感方法。
  14. 【請求項14】前記作動信号は、 発生と同時並行して音響に変換出力される、 ことを特徴とする請求項8又は10に記載の仮想臨場体
    感方法。
  15. 【請求項15】前記音響は、 前記作動信号の情報に応じて可変変換出力される、 ことを特徴とする請求項14の仮想臨場体感方法。
  16. 【請求項16】前記触覚の刺激は、 前記触覚刺激手段を装着把持する手腕の触覚に対して与
    えられる、 ことを特徴とする請求項12に記載の仮想臨場体感方
    法。
  17. 【請求項17】前記現実環境の挙動の反映は、 当該挙動対象の撮影を通して行われる、 ことを特徴とする請求項3、4、5、6、7、9、1
    0、11、12、13、14、15又は16に記載の仮
    想臨場体感方法。
  18. 【請求項18】前記挙動対象の撮影は、 装着する前記触覚刺激手段又は把持する手の動きの撮影
    である、 ことを特徴とする請求項17に記載の仮想臨場体感方
    法。
  19. 【請求項19】前記挙動対象の撮影は、 当該挙動対象の3次元位置・姿勢の検出に資する、 ことを特徴とする請求項17又は18に記載の仮想臨場
    体感方法。
  20. 【請求項20】前記挙動対象の撮影は、 前記提示された仮想環境に対応する当該挙動対象の3次
    元位置・姿勢の解析演算に供される、 ことを特徴とする請求項17、18又は19に記載の仮
    想臨場体感方法。
  21. 【請求項21】仮想体験を行う仮想環境を提示する仮想
    環境提示手段と、 人体の特定部分に装着して触覚を刺激する作動力を発生
    する作動力発生手段と、 当該作動力発生力手段へ当該作動力の発生を制御する作
    動力発生制御手段と、 仮想環境モデルを生成して前記仮想環境提示手段に提供
    するとともに提示された前記仮想環境に呼応して生成し
    た作動信号を発生するタイミングを演算し、前記作動力
    発生制御手段に当該作動信号を変換発生する仮想環境制
    御手段と、を備える、 ことを特徴とする仮想臨場体感システム装置。
  22. 【請求項22】前記仮想環境制御手段は、 前記仮想環境モデルを生成する仮想環境モデル生成手段
    と、 当該仮想環境モデルの提供に呼応して生成した作動信号
    を発生するタイミングを演算する作動信号発生タイミン
    グ演算手段と、 当該演算されたタイミングを計って作動信号を変換発生
    する作動信号発生手段と、を有する、 ことを特徴とする請求項21に記載の仮想臨場体感シス
    テム装置。
  23. 【請求項23】前記仮想環境制御手段は、 前記仮想環境モデル生成時の動きに反映させるため、前
    記作動力発生手段又は人体特定部分の3次元位置・姿勢
    を検出出力する3次元位置・姿勢検出手段を付帯接続す
    る、 ことを特徴とする請求項21又は22に記載の仮想臨場
    体感システム装置。
  24. 【請求項24】前記仮想環境制御手段は、 作動信号発生と同時に当該作動信号を音響変換出力する
    音響発生手段を付帯接続する、 ことを特徴とする請求項21、22又は23に記載の仮
    想臨場体感システム装置。
  25. 【請求項25】前記作動力発生制御手段は、 前記作動信号の情報に応じ作動力を可変自在な作動力可
    変制御手段と置き換える、 ことを特徴とする請求項21、22、23又は24に記
    載の仮想臨場体感システム装置。
  26. 【請求項26】前記仮想環境制御手段は、 コンピュータで構成する、 ことを特徴とする請求項21、22、23、24又は2
    5に記載の仮想臨場体感システム装置。
  27. 【請求項27】前記音響発生手段は、 前記作動信号の情報に応じ発生音響を可変自在とする、 ことを特徴とする請求項24、25又は26に記載の仮
    想臨場体感システム装置。
  28. 【請求項28】前記仮想環境提示手段は、 CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、プラズマディ
    スプレイ等の大型プロジェクタやヘッドマウントディス
    プレイのいずれかである、 ことを特徴とする請求項21、22、23、24、2
    5、26又は27に記載の仮想臨場体感システム装置。
  29. 【請求項29】前記音響発生手段は、 ステレオスピーカーである、 ことを特徴とする請求項24、25、26、27又は2
    8に記載の仮想臨場体感システム装置。
  30. 【請求項30】前記3次元位置・姿勢検出手段は、 CCDステレオカメラ、ステレオ撮像管等である、 ことを特徴とする請求項23、24、25、26、2
    7、28又は29に記載の仮想臨場体感システム装置。
  31. 【請求項31】前記作動力発生制御手段は、 コンプレッサーと直結する制御ボックスである、 ことを特徴とする請求項21、22、23、24、2
    5、26、27、28、29又は30に記載の仮想臨場
    体感システム装置。
  32. 【請求項32】前記作動力発生手段は、 手にて把持し、衝撃振動を触覚に伝えるグリッパと、 一端を前記制御ボックスに接続し、他端を当該グリッパ
    先端一側に放出口を開口する気体放出管と、 基部を手首部近傍の下腕に装着するとともに、先部を当
    該放出口に臨ませて気体放出を受けた際の衝撃力を前記
    グリッパに対し反力として前記衝撃振動を起生する気体
    反射板と、を有するアクチュエータである、 ことを特徴とする請求項21、22、23、24、2
    5、26、27、28、29、30又は31に記載の仮
    想臨場体感システム装置。
  33. 【請求項33】前記アクチュエータは、 前記グリッパのそれぞれ所要箇所にジャイロ等の姿勢セ
    ンサと赤外線LEDを取り付けてなる、 ことを特徴とする請求項32に記載の仮想臨場体感シス
    テム装置。
  34. 【請求項34】前記作動力可変制御手段は、 仮想環境モデルにおける動く仮想物体と現実環境におけ
    るアクチュエータ又は人体の部位との相対的動きに応じ
    て衝撃振動を変化させるため気体放出圧を可変制御自在
    とする、 ことを特徴とする請求項25、26、27、28、2
    9、30、31、32又は33に記載の仮想臨場体感シ
    ステム装置。
  35. 【請求項35】前記仮想環境制御手段は、 相互の作動力と仮想環境モデルを共有して遠隔地での相
    互利用自在にネットワークに接続する機能を有する、 ことを特徴とする請求項26、27、28、29、3
    0、31、32、33又は34に記載の仮想臨場体感シ
    ステム装置。
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