JPH11315172A - プラスチック素材 - Google Patents
プラスチック素材Info
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- JPH11315172A JPH11315172A JP9108698A JP9108698A JPH11315172A JP H11315172 A JPH11315172 A JP H11315172A JP 9108698 A JP9108698 A JP 9108698A JP 9108698 A JP9108698 A JP 9108698A JP H11315172 A JPH11315172 A JP H11315172A
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- sulfate
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 プラスチック素材から成形した製品の表面に
アルミニウムの真空蒸着するのに、前処理を不要にする
ことができ、成形加工した製品の耐熱性を向上させ、成
形後の収縮率を低下させて寸法精度の高い製品を得るこ
と。 【解決手段】 オレフィン系、ＡＢＳ樹脂、スチロール
樹脂から選択された１つのプラスチックに無機系の添加
剤を添加してなる顆粒状のプラスチック素材であって、
上記添加剤は酸化物、水酸化物、炭酸塩、硫酸塩、硅酸
塩、窒化物、炭素類、チタン酸カリウムから選択された
ものである。
アルミニウムの真空蒸着するのに、前処理を不要にする
ことができ、成形加工した製品の耐熱性を向上させ、成
形後の収縮率を低下させて寸法精度の高い製品を得るこ
と。 【解決手段】 オレフィン系、ＡＢＳ樹脂、スチロール
樹脂から選択された１つのプラスチックに無機系の添加
剤を添加してなる顆粒状のプラスチック素材であって、
上記添加剤は酸化物、水酸化物、炭酸塩、硫酸塩、硅酸
塩、窒化物、炭素類、チタン酸カリウムから選択された
ものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラスチック製品
を成形する原料である顆粒状のプラスチック素材に関す
る。
を成形する原料である顆粒状のプラスチック素材に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来からプラスチック素材を加熱溶融し
て、それを射出成形したプラスチック製品に、金属製品
と変らない外観を得るため、さらに、耐熱性、耐摩耗性
などの物性を高めるためメッキが施されているが、この
メッキ技術の中、乾式法に属する真空蒸着メッキ法が知
られている。そして、この蒸着メッキとしては、プラス
チック製品の装飾のため蒸着被膜にアルミニウムが利用
されることが最も多い。この方法はアルミニウムを真空
中で加熱し、蒸発させてその蒸発分子を蒸気温度の低い
プラスチック製品に付着させ、表面で蒸気が凝縮し薄膜
を形成する。この薄膜は極めて薄く、通常０．０５〜
０．１μｍ程度である。表面の光沢はプラスチックの粗
さや蒸着時の雰囲気で異なるため、アンダーコート剤を
予め塗布し表面を平滑にし、かつプラスチックから放出
されるガスを抑制して蒸着時の圧力を低く保持する。さ
らに、蒸着膜は耐摩耗性に欠けるためトップコート剤を
塗布して保護膜としている。
て、それを射出成形したプラスチック製品に、金属製品
と変らない外観を得るため、さらに、耐熱性、耐摩耗性
などの物性を高めるためメッキが施されているが、この
メッキ技術の中、乾式法に属する真空蒸着メッキ法が知
られている。そして、この蒸着メッキとしては、プラス
チック製品の装飾のため蒸着被膜にアルミニウムが利用
されることが最も多い。この方法はアルミニウムを真空
中で加熱し、蒸発させてその蒸発分子を蒸気温度の低い
プラスチック製品に付着させ、表面で蒸気が凝縮し薄膜
を形成する。この薄膜は極めて薄く、通常０．０５〜
０．１μｍ程度である。表面の光沢はプラスチックの粗
さや蒸着時の雰囲気で異なるため、アンダーコート剤を
予め塗布し表面を平滑にし、かつプラスチックから放出
されるガスを抑制して蒸着時の圧力を低く保持する。さ
らに、蒸着膜は耐摩耗性に欠けるためトップコート剤を
塗布して保護膜としている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】オレフィン系樹脂、例
えばポリエチレンやポリプロピレンの製品の場合もアル
ミニウム蒸着が困難であり、そのため、前記したように
アンダーコート剤を塗布する前処理が必要であり、ま
た、オレフィン系樹脂の成形品は耐熱性が低下したり、
成形後の冷却に伴なう収縮率が高いなどの問題がある。
えばポリエチレンやポリプロピレンの製品の場合もアル
ミニウム蒸着が困難であり、そのため、前記したように
アンダーコート剤を塗布する前処理が必要であり、ま
た、オレフィン系樹脂の成形品は耐熱性が低下したり、
成形後の冷却に伴なう収縮率が高いなどの問題がある。
【０００４】また、ＡＢＳ樹脂の製品の場合も、オレフ
ィン系樹脂と同様に、アルミニウム蒸着が困難であり、
そのため、前記したようにアンダーコート剤を塗布する
前処理が必要であり、また、ＡＢＳ樹脂の成形品は耐熱
性が低下したり、成形後の冷却に伴なう収縮率が高いな
どの問題がある。
ィン系樹脂と同様に、アルミニウム蒸着が困難であり、
そのため、前記したようにアンダーコート剤を塗布する
前処理が必要であり、また、ＡＢＳ樹脂の成形品は耐熱
性が低下したり、成形後の冷却に伴なう収縮率が高いな
どの問題がある。
【０００５】さらに、スチロール樹脂（ポリスチレン）
の製品の場合も、前記樹脂と同様に、アルミニウム蒸着
が困難であり、そのため、前記したようにアンダーコー
ト剤を塗布する前処理が必要であり、また、スチロール
樹脂の成形品は耐熱性が低下したり、成形後の冷却に伴
なう収縮率が高いなどの問題がある。
の製品の場合も、前記樹脂と同様に、アルミニウム蒸着
が困難であり、そのため、前記したようにアンダーコー
ト剤を塗布する前処理が必要であり、また、スチロール
樹脂の成形品は耐熱性が低下したり、成形後の冷却に伴
なう収縮率が高いなどの問題がある。
【０００６】そこで、本発明の目的は、本発明に係るプ
ラスチック素材を使用して成形したプラスチック製品の
表面にアルミニウムの真空蒸着するのに、アンダーコー
ト剤を塗布する前処理を不要にすることができるため、
アルミニウムの真空蒸着を容易にし、つまり、メッキ特
性を向上させ、成形加工した製品の耐熱性を向上させ、
成形後の収縮率を低下させて寸法精度の高い製品を得る
ことにある。
ラスチック素材を使用して成形したプラスチック製品の
表面にアルミニウムの真空蒸着するのに、アンダーコー
ト剤を塗布する前処理を不要にすることができるため、
アルミニウムの真空蒸着を容易にし、つまり、メッキ特
性を向上させ、成形加工した製品の耐熱性を向上させ、
成形後の収縮率を低下させて寸法精度の高い製品を得る
ことにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本発明に係る顆粒状のプラスチック素材の特徴
はプラスチックに無機系の添加剤を添加してなる顆粒状
のプラスチック素材において、上記プラスチックはオレ
フィン系樹脂、ＡＢＳ樹脂、スチロール樹脂から選択さ
れた１つであり、上記添加剤は酸化物、水酸化物、炭酸
塩、硫酸塩、硅酸塩、窒化物、炭素類、チタン酸カリウ
ムから選択されたところにある。
ために、本発明に係る顆粒状のプラスチック素材の特徴
はプラスチックに無機系の添加剤を添加してなる顆粒状
のプラスチック素材において、上記プラスチックはオレ
フィン系樹脂、ＡＢＳ樹脂、スチロール樹脂から選択さ
れた１つであり、上記添加剤は酸化物、水酸化物、炭酸
塩、硫酸塩、硅酸塩、窒化物、炭素類、チタン酸カリウ
ムから選択されたところにある。
【０００８】本発明の他の特徴は、上記酸化物はシリ
カ、珪藻土、アルミナ、酸化マグネシウム、酸化チタ
ン、酸化亜鉛、酸化アンチモンから選択されたものであ
り、上記水酸化物は水酸化マグネシウム、水酸化アルミ
ニウム、塩基性炭酸マグネシウムから選択されたもので
あり、上記炭酸塩は炭酸カルシウム、炭酸マグネシウ
ム、炭酸バリウムから選択されたものであり、上記硫酸
塩は硫酸カルシウム、亜硫酸カルシウム、硫酸バリウム
から選択されたものであり、上記硅酸塩は硅酸カルシウ
ム、タルク、カオリンクレー、マイカ、ゼオライト、ア
タパルジャイト、ベントナイト、セリサイト、硅酸アル
ミニウム、長石粉、硅酸マグネシウム、アパタイトから
選択されたものであり、上記窒化物は窒化珪素であり、
上記炭素類はカーボンブラック、グラファイトから選択
されたものであるところにある。
カ、珪藻土、アルミナ、酸化マグネシウム、酸化チタ
ン、酸化亜鉛、酸化アンチモンから選択されたものであ
り、上記水酸化物は水酸化マグネシウム、水酸化アルミ
ニウム、塩基性炭酸マグネシウムから選択されたもので
あり、上記炭酸塩は炭酸カルシウム、炭酸マグネシウ
ム、炭酸バリウムから選択されたものであり、上記硫酸
塩は硫酸カルシウム、亜硫酸カルシウム、硫酸バリウム
から選択されたものであり、上記硅酸塩は硅酸カルシウ
ム、タルク、カオリンクレー、マイカ、ゼオライト、ア
タパルジャイト、ベントナイト、セリサイト、硅酸アル
ミニウム、長石粉、硅酸マグネシウム、アパタイトから
選択されたものであり、上記窒化物は窒化珪素であり、
上記炭素類はカーボンブラック、グラファイトから選択
されたものであるところにある。
【０００９】さらに、本発明の他の特徴は、添加剤の添
加量に関するもので、上記酸化物のシリカ、珪藻土、ア
ルミナ、酸化マグネシウムの添加量は２０〜６０重量％
であり、上記酸化物の酸化チタン、酸化亜鉛、酸化アン
チモンの添加量は２５〜７０重量％であり、上記水酸化
物の添加量は２０〜６０重量％であり、上記炭酸塩は炭
酸カルシウム、炭酸マグネシウムの添加量は２０〜６０
重量％であり、上記炭酸塩の炭酸バリウムの添加量は２
５〜７０重量％であり、上記硫酸塩は硫酸カルシウム、
亜硫酸カルシウムの添加量は２０〜６０重量％であり、
上記硫酸塩の硫酸バリウムの添加量は２５〜７０重量％
であり、上記硅酸塩の添加量は２０〜６０重量％であ
り、上記窒化物の添加量は２０〜６０重量％であり、上
記炭素類の添加量は１０〜５０重量％であり、上記チタ
ン酸カリウムの添加量は２０〜６０重量％であるところ
にある。
加量に関するもので、上記酸化物のシリカ、珪藻土、ア
ルミナ、酸化マグネシウムの添加量は２０〜６０重量％
であり、上記酸化物の酸化チタン、酸化亜鉛、酸化アン
チモンの添加量は２５〜７０重量％であり、上記水酸化
物の添加量は２０〜６０重量％であり、上記炭酸塩は炭
酸カルシウム、炭酸マグネシウムの添加量は２０〜６０
重量％であり、上記炭酸塩の炭酸バリウムの添加量は２
５〜７０重量％であり、上記硫酸塩は硫酸カルシウム、
亜硫酸カルシウムの添加量は２０〜６０重量％であり、
上記硫酸塩の硫酸バリウムの添加量は２５〜７０重量％
であり、上記硅酸塩の添加量は２０〜６０重量％であ
り、上記窒化物の添加量は２０〜６０重量％であり、上
記炭素類の添加量は１０〜５０重量％であり、上記チタ
ン酸カリウムの添加量は２０〜６０重量％であるところ
にある。
【００１０】上記した添加量の範囲を限定した理由は、
下限値未満では真空蒸着のメッキの接着力が不十分であ
り、上限値を越えると蒸着メッキは厚くなるが、プラス
チック製品自体の物性、例えば引張降伏強さ、引張破断
強さ、破断伸び、曲げ強さ、曲げ弾性力が低下する。
下限値未満では真空蒸着のメッキの接着力が不十分であ
り、上限値を越えると蒸着メッキは厚くなるが、プラス
チック製品自体の物性、例えば引張降伏強さ、引張破断
強さ、破断伸び、曲げ強さ、曲げ弾性力が低下する。
【００１１】
【発明の実施の形態】本発明に係るプラスチックに無機
系の添加剤を添加してなる顆粒状のプラスチック素材で
あって、このプラスチックはオレフィン系樹脂、ＡＢＳ
樹脂、スチロール樹脂から選択された１つであり、この
オレフィン系樹脂は、例えばポリエチレンやポリプロピ
レンである。また、この添加剤は酸化物、水酸化物、炭
酸塩、硫酸塩、硅酸塩、窒化物、炭素類、チタン酸カリ
ウムから選択されたものである。
系の添加剤を添加してなる顆粒状のプラスチック素材で
あって、このプラスチックはオレフィン系樹脂、ＡＢＳ
樹脂、スチロール樹脂から選択された１つであり、この
オレフィン系樹脂は、例えばポリエチレンやポリプロピ
レンである。また、この添加剤は酸化物、水酸化物、炭
酸塩、硫酸塩、硅酸塩、窒化物、炭素類、チタン酸カリ
ウムから選択されたものである。
【００１２】上記添加剤を具体的に示すと、上記酸化物
はシリカ、珪藻土、アルミナ、酸化マグネシウム、酸化
チタン、酸化亜鉛、酸化アンチモンから１つまたは複数
選択されたものである。上記水酸化物は水酸化マグネシ
ウム、水酸化アルミニウム、塩基性炭酸マグネシウムか
ら１つまたは複数選択されたものである。上記炭酸塩は
炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸バリウムから
１つまたは複数選択されたものである。
はシリカ、珪藻土、アルミナ、酸化マグネシウム、酸化
チタン、酸化亜鉛、酸化アンチモンから１つまたは複数
選択されたものである。上記水酸化物は水酸化マグネシ
ウム、水酸化アルミニウム、塩基性炭酸マグネシウムか
ら１つまたは複数選択されたものである。上記炭酸塩は
炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸バリウムから
１つまたは複数選択されたものである。
【００１３】上記硫酸塩は硫酸カルシウム、亜硫酸カル
シウム、硫酸バリウムから１つまたは複数選択されたも
のであり、上記硅酸塩は硅酸カルシウム、タルク、カオ
リンクレー、マイカ、ゼオライト、アタパルジャイト、
ベントナイト、セリサイト、硅酸アルミニウム、長石
粉、硅酸マグネシウム、アパタイトから１つまたは複数
選択されたものである。上記窒化物は窒化珪素であり、
上記炭素類はカーボンブラック、グラファイトから選択
されたものである。
シウム、硫酸バリウムから１つまたは複数選択されたも
のであり、上記硅酸塩は硅酸カルシウム、タルク、カオ
リンクレー、マイカ、ゼオライト、アタパルジャイト、
ベントナイト、セリサイト、硅酸アルミニウム、長石
粉、硅酸マグネシウム、アパタイトから１つまたは複数
選択されたものである。上記窒化物は窒化珪素であり、
上記炭素類はカーボンブラック、グラファイトから選択
されたものである。
【００１４】次に、上記添加剤の添加量について説明す
る。上記酸化物のシリカ、珪藻土、アルミナ、酸化マグ
ネシウムの添加量は２０〜６０重量％であり、上記酸化
物の酸化チタン、酸化亜鉛、酸化アンチモンの添加量は
２５〜７０重量％であり、上記水酸化物の添加量は２０
〜６０重量％であり、上記炭酸塩の炭酸カルシウム、炭
酸マグネシウムの添加量は２０〜６０重量％であり、上
記炭酸塩の炭酸バリウムの添加量は２５〜７０重量％で
あり、上記硫酸塩は硫酸カルシウム、亜硫酸カルシウム
の添加量は２０〜６０重量％であり、上記硫酸塩の硫酸
バリウムの添加量は２５〜７０重量％であり、上記硅酸
塩の添加量は２０〜６０重量％であり、上記窒化物の添
加量は２０〜６０重量％であり、上記炭素類の添加量は
１０〜５０重量％であり、上記チタン酸カリウムの添加
量は２０〜６０重量％である。
る。上記酸化物のシリカ、珪藻土、アルミナ、酸化マグ
ネシウムの添加量は２０〜６０重量％であり、上記酸化
物の酸化チタン、酸化亜鉛、酸化アンチモンの添加量は
２５〜７０重量％であり、上記水酸化物の添加量は２０
〜６０重量％であり、上記炭酸塩の炭酸カルシウム、炭
酸マグネシウムの添加量は２０〜６０重量％であり、上
記炭酸塩の炭酸バリウムの添加量は２５〜７０重量％で
あり、上記硫酸塩は硫酸カルシウム、亜硫酸カルシウム
の添加量は２０〜６０重量％であり、上記硫酸塩の硫酸
バリウムの添加量は２５〜７０重量％であり、上記硅酸
塩の添加量は２０〜６０重量％であり、上記窒化物の添
加量は２０〜６０重量％であり、上記炭素類の添加量は
１０〜５０重量％であり、上記チタン酸カリウムの添加
量は２０〜６０重量％である。
【００１５】この添加量の範囲の限定は、真空蒸着のメ
ッキの接着力の確保とプラスチック製品自体の物性、例
えば引張降伏強さ、引張破断強さ、破断伸び、曲げ強
さ、曲げ弾性力が低下することを防止するためである。
ッキの接着力の確保とプラスチック製品自体の物性、例
えば引張降伏強さ、引張破断強さ、破断伸び、曲げ強
さ、曲げ弾性力が低下することを防止するためである。
【００１６】
【実施例】ポリプロピレンに硅酸塩のタルクを３０重量
％添加し、ケースを射出成形した。なお、末尾の括弧内
は添加剤を添加していないものの物性の値である。 製品収縮率； １．１〜１．５％（１．５〜２．５％） 引張降伏強さ（試験方法：Ｄ638 ） 270kg f ／cm2 （250kg f ／cm2 ） 引張破断強さ（試験方法：Ｄ638 ） 210kg f ／cm2 （170kg f ／cm2 ） 破断伸び （試験方法：Ｄ638 ） 15 ％ （680%） 曲げ強さ （試験方法：Ｄ790 ） 470kg f ／cm2 （340kg f ／cm2 ） 曲げ弾性力 （試験方法：Ｄ790 ） 34,200kg f ／cm2 （12,000kg f／cm2 ）
％添加し、ケースを射出成形した。なお、末尾の括弧内
は添加剤を添加していないものの物性の値である。 製品収縮率； １．１〜１．５％（１．５〜２．５％） 引張降伏強さ（試験方法：Ｄ638 ） 270kg f ／cm2 （250kg f ／cm2 ） 引張破断強さ（試験方法：Ｄ638 ） 210kg f ／cm2 （170kg f ／cm2 ） 破断伸び （試験方法：Ｄ638 ） 15 ％ （680%） 曲げ強さ （試験方法：Ｄ790 ） 470kg f ／cm2 （340kg f ／cm2 ） 曲げ弾性力 （試験方法：Ｄ790 ） 34,200kg f ／cm2 （12,000kg f／cm2 ）
【００１７】
【発明の効果】本発明は、前処理であるアンダーコート
剤の塗布を不要とすることができ、プラスチック製品の
耐熱性が向上し、さらに、この製品の収縮率を低下させ
ることができるため、寸法精度の高い製品を得ることが
できる。
剤の塗布を不要とすることができ、プラスチック製品の
耐熱性が向上し、さらに、この製品の収縮率を低下させ
ることができるため、寸法精度の高い製品を得ることが
できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｃ０８Ｋ 3/26 Ｃ０８Ｋ 3/26 3/30 3/30 3/34 3/34 3/36 3/36 Ｃ０８Ｌ 25/06 Ｃ０８Ｌ 25/06 55/02 55/02
Claims (3)
- 【請求項１】 プラスチックに無機系の添加剤を添加し
てなる顆粒状のプラスチック素材において、 上記プラスチックはオレフィン系樹脂、ＡＢＳ樹脂、ス
チロール樹脂から選択された１つであり、上記添加剤は
酸化物、水酸化物、炭酸塩、硫酸塩、硅酸塩、窒化物、
炭素類、チタン酸カリウムから選択されたことを特徴と
するプラスチック素材。 - 【請求項２】 請求項１において、上記酸化物はシリ
カ、珪藻土、アルミナ、酸化マグネシウム、酸化チタ
ン、酸化亜鉛、酸化アンチモンから選択されたものであ
り、 上記水酸化物は水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウ
ム、塩基性炭酸マグネシウムから選択されたものであ
り、 上記炭酸塩は炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸
バリウムから選択されたものであり、 上記硫酸塩は硫酸カルシウム、亜硫酸カルシウム、硫酸
バリウムから選択されたものであり、 上記硅酸塩は硅酸カルシウム、タルク、カオリンクレ
ー、マイカ、ゼオライト、アタパルジャイト、ベントナ
イト、セリサイト、硅酸アルミニウム、長石粉、硅酸マ
グネシウム、アパタイトから選択されたものであり、 上記窒化物は窒化珪素であり、 上記炭素類はカーボンブラック、グラファイトから選択
されたものであることを特徴とするプラスチック素材。 - 【請求項３】 請求項１または２において、上記酸化物
のシリカ、珪藻土、アルミナ、酸化マグネシウムの添加
量は２０〜６０重量％であり、上記酸化物の酸化チタ
ン、酸化亜鉛、酸化アンチモンの添加量は２５〜７０重
量％であり、 上記水酸化物の添加量は２０〜６０重量％であり、 上記炭酸塩は炭酸カルシウム、炭酸マグネシウムの添加
量は２０〜６０重量％であり、 上記炭酸塩の炭酸バリウムの添加量は２５〜７０重量％
であり、 上記硫酸塩は硫酸カルシウム、亜硫酸カルシウムの添加
量は２０〜６０重量％であり、 上記硫酸塩の硫酸バリウムの添加量は２５〜７０重量％
であり、 上記硅酸塩の添加量は２０〜６０重量％であり、 上記窒化物の添加量は２０〜６０重量％であり、 上記炭素類の添加量は１０〜５０重量％であり、 上記チタン酸カリウムの添加量は２０〜６０重量％であ
ることを特徴とするプラスチック素材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9108698A JPH11315172A (ja) | 1998-03-04 | 1998-04-03 | プラスチック素材 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10-67627 | 1998-03-04 | ||
| JP6762798 | 1998-03-04 | ||
| JP9108698A JPH11315172A (ja) | 1998-03-04 | 1998-04-03 | プラスチック素材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11315172A true JPH11315172A (ja) | 1999-11-16 |
Family
ID=26408837
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9108698A Pending JPH11315172A (ja) | 1998-03-04 | 1998-04-03 | プラスチック素材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11315172A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011109896A (ja) * | 2009-11-19 | 2011-06-02 | Hyundai Motor Co Ltd | 電気式ウォーターポンプの固定子製作方法 |
| US8961154B2 (en) | 2009-11-19 | 2015-02-24 | Hyundai Motor Company | Electric water pump |
| KR20180076638A (ko) * | 2016-12-28 | 2018-07-06 | 주식회사 엘지화학 | 열가소성 난연 수지 조성물, 이의 제조방법 및 이를 포함하여 제조된 사출 성형품 |
-
1998
- 1998-04-03 JP JP9108698A patent/JPH11315172A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011109896A (ja) * | 2009-11-19 | 2011-06-02 | Hyundai Motor Co Ltd | 電気式ウォーターポンプの固定子製作方法 |
| US8839503B2 (en) | 2009-11-19 | 2014-09-23 | Hyundai Motor Company | Method for manufacturing stator for electric water pump |
| US8961154B2 (en) | 2009-11-19 | 2015-02-24 | Hyundai Motor Company | Electric water pump |
| KR20180076638A (ko) * | 2016-12-28 | 2018-07-06 | 주식회사 엘지화학 | 열가소성 난연 수지 조성물, 이의 제조방법 및 이를 포함하여 제조된 사출 성형품 |
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