JPH11314517A - スライド式サンバイザー - Google Patents

スライド式サンバイザー

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Publication number
JPH11314517A
JPH11314517A JP12238698A JP12238698A JPH11314517A JP H11314517 A JPH11314517 A JP H11314517A JP 12238698 A JP12238698 A JP 12238698A JP 12238698 A JP12238698 A JP 12238698A JP H11314517 A JPH11314517 A JP H11314517A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sun visor
sunviser
guide rail
main body
ceiling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12238698A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Wakabayashi
林 信 行 若
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NHK Spring Co Ltd
Original Assignee
NHK Spring Co Ltd
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Publication date
Application filed by NHK Spring Co Ltd filed Critical NHK Spring Co Ltd
Priority to JP12238698A priority Critical patent/JPH11314517A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 操作性および見栄えもよく日照状態により最
適な前方視界を得ることができる車輌用のスライド式サ
ンバイザーを提供する。 【解決手段】 サンバイザー本体が、天井の裏面又は表
面に設けられたガイドレールに沿って出入自在となって
いることを特徴とする。また、サンバイザー本体の構成
部品が、可撓性を有する材料で形成されており、材料
が、ばね材、プラスチックおよびゴム材等の弾性力を有
する材料である。また、ガイドレールにストッパが設け
られていること。サンバイザー本体の外周には、ばね
材、プラスチックおよびゴム材等の弾力性を有するもの
が張設され、これらがガイドレールに設けられた突部に
接触してサンバイザーの停止位置を制御する。さらに、
サンバイザー本体に、操作用ノブが設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車輌用のサンバイ
ザーに関し、特に、スライド式のサンバイザーに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の車輌用サンバイザーは、車輌の天
井に回転可能に取り付けられたシャフトに設けられ、回
転運動にて使用及び格納の操作を行うようになってい
る。図5は従来例を示す斜視図、図6は従来例を示す断
面図であり、同図において、101は自動車のフロント
ガラス、102はルーフ、103は天井および104は
サンバイザーを示す。
【0003】前記サンバイザー104は、シャフト10
5に取り付けられて回転可能になっており、図6に示す
ように回転させることによって使用及び格納する。実線
が格納状態、破線が使用状態を示している。
【0004】また、図7は従来のサンバイザーの構成の
一例を示し、サンバイザー本体114は、フレーム11
5とボード116とで構成され、このサンバイザー本体
114が、フレーム115に固着されたブラケット11
7を介してシャフト105に回転可能に取り付けられて
いる。
【0005】そして、前記シャフト118は、天井10
3に取付けネジ120で固設されたホルダー119に、
座金121、巻きバネ122およびプッシュナット12
3等の部品で取付けられる。
【0006】また、図8は従来のサンバイザーの他の構
成を示し、サンバイザー本体114の軸124が、天井
103に取付けネジ125で固設されたフック126
に、カラー127を介して回転可能に装着されたもので
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のサンバイザーは、格納状態で天井103の外側に外
出しているので、人目に触れ美感を損ねる課題がある。
また、使用および格納が回転運動のため、作動途中の状
態で人体側(乗者側)へ出張ることにより操作性が悪い
課題がある。
【0008】また、サンバイザーとしては、使用状態お
よび格納状態の2通りしかなく、途中の状態での使用は
困難である。さらに、従来のサンバイザーは構成部品が
多く、コストが高くなるし、特に、上級車にはルームミ
ラー上部にも小型サンバイザーを設けるため一層コスト
高となる課題がある。
【0009】本発明は、このような点に鑑み前記課題を
解決した車輌用のサンバイザーを提供せんとするもので
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の請求項1に係るスライド式サンバイザー
は、車輌室内の天井の裏面又は表面にガイドレールを設
け、このガイドレールに沿ってサンバイザー本体を出入
自在に設けたことを特徴とする。
【0011】また、本発明の請求項2に係るスライド式
サンバイザーは、前記サンバイザー本体の構成部品が、
可撓性を有する材料で形成されていることを特徴とす
る。
【0012】また、本発明の請求項3に係るスライド式
サンバイザーは、前記ガイドレールにストッパが設けら
れていることを特徴とする。
【0013】また、本発明の請求項4に係るスライド式
サンバイザーは、前記可撓性を有する材料が、ばね材、
プラスチックおよびゴム材等の弾性力を有する材料であ
ることを特徴とする。
【0014】また、本発明の請求項5に係るスライド式
サンバイザーは、前記サンバイザー本体の外周には、ば
ね材、プラスチックおよびゴム材等の弾力性を有するも
のが張設され、これらがガイドレールに設けられた突部
に接触してサンバイザーの停止位置を制御することを特
徴とする。
【0015】さらに、本発明の請求項6に係るスライド
式サンバイザーは、前記サンバイザー本体に、操作用ノ
ブが設けられていることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
と共に詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態を示
す斜視図、図2は図1のB−B線断面図、図3は本発明
の実施の形態を示す分解斜視図、図4は図3のA−A線
断面図である。
【0017】同図において、1は自動車のフロントガラ
ス、2はルーフ、3は天井、4はサンバイザーを示す。
前記サンバイザー4は、本例においては天井3の裏側に
出入自在となっている。すなわち、図3に示すように天
井3の裏側には、ガイドレール5、6が平行に設けら
れ、このガイドレール5、6間にサンバイザー本体4a
がスライド可能に設けられている。本例においては、前
記ガイドレール5、6は、天井3の裏面にリベット7に
て固定されて設けられる。
【0018】前記サンバイザー本体4aは、ワイヤ(ワ
イヤフレーム)8およびボード9で形成され、これらは
スライド途中で停止可能なために構成部品に可撓性を有
する材料を使用する。例えば、ばね材、プラスチックお
よびゴム材等の弾性力を有する材料で形成する。
【0019】また、前記サンバイザー本体4aは、前記
以外の別のストッパ手段で停止させるようにしてもよ
い。例えば、図4に示すようにサンバイザー本体4aの
サイドに、ワイヤ8が、玉縁11により張設され、一
方、ガイドレール5、6には突部12が設けられ、前記
ワイヤ8がこの突部12に接触することによってストッ
パ構造を形成する。
【0020】尚、13はサンバイザー本体4aに設けら
れた操作用ノブである。
【0021】しかして、本発明に係るサンバイザーは、
天井3の裏面より操作用ノブ13を持って出入して使用
できる。すなわち、使用時には天井3の裏面より引き出
し、格納時には天井3の裏面に押し込むものである。こ
のように天井3の裏面に出入する構成とすれば、格納時
に人の目に触れることなく、美感を確保できる利点があ
るが、本発明は、これに限定されるものではなく、天井
3の表面側で出入するようにしてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上詳細に説明した通り本発明によれ
ば、次のような効果を奏する。 (1) 本発明に係る車輌用のサンバイザーは、使用および
格納が天井側との間に出入するスライド式であるので操
作が容易で便利である。 (2) 格納時は天井裏に収納されるので省スペースであ
り、かつ人目に触れないので車内の見栄えもよく美感を
確保できる。 (3) サンバイザー本体の構成部品が可撓性(弾力性)を
有する材料で構成されているので、ガイドレール(天
井)とフロントガラスとの間においてサンバイザー本体
を撓ませて、その抵抗力を利用してサンバイザー本体を
任意の位置で停止させることができるし、ガタも吸収可
能となる。 (4) また、ストッパを設けることによってサンバイザー
本体を任意の位置で停止させることができる。 (5) また、サンバイザー本体は、任意の位置で停止可能
であるから、日照状態により最適な前方視界を得ること
ができる。 (6) ルームミラーの裏側部までカバー可能である。 (7) また、サンバイザー本体を可撓性(弾力性)を有す
る材料で形成することによって、構成がシンプルとなり
軽量・安価となる。 (8) さらに、車輌への取付けについて、本発明によれば
事前に天井へのアッセンブリ化が可能なため、車輌搭載
性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す斜視図である。
【図2】図1のB−B線断面図である。
【図3】本発明の実施の形態を示す分解斜視図である。
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】従来例を示す斜視図である。
【図6】従来例を示す断面図である。
【図7】従来のサンバイザーの分解斜視図である。
【図8】従来の他のサンバイザーの分解斜視図である。
【符号の説明】
1 フロントガラス 3 天井 4 サンバイザー 4a サンバイザー本体 5,6 ガイドレール 7 リベット 8 ワイヤ 9 ボード 11 玉縁 12 突部 13 操作用ノブ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輌室内の天井の裏面又は表面にガイド
    レールを設け、このガイドレールに沿ってサンバイザー
    本体を出入自在に設けたことを特徴とするスライド式サ
    ンバイザー。
  2. 【請求項2】 前記サンバイザー本体の構成部品が、可
    撓性を有する材料で形成されていることを特徴とする請
    求項1記載のスライド式サンバイザー。
  3. 【請求項3】 前記ガイドレールにはストッパが設けら
    れていることを特徴とする請求項1記載のスライド式サ
    ンバイザー。
  4. 【請求項4】 前記可撓性を有する材料は、ばね材、プ
    ラスチックおよびゴム材等の弾性力を有する材料である
    ことを特徴とする請求項2記載のスライド式サンバイザ
    ー。
  5. 【請求項5】 前記サンバイザー本体の外周部には、ば
    ね材、プラスチックおよびゴム材等の弾力性を有するも
    のが張設され、これらがガイドレールに設けられた突部
    に接触してサンバイザー本体の停止位置を制御すること
    を特徴とする請求項1記載のスライド式サンバイザー。
  6. 【請求項6】 前記サンバイザー本体には、操作用ノブ
    が設けられていることを特徴とする請求項1,2,3,
    4または5記載のスライド式サンバイザー。
JP12238698A 1998-05-01 1998-05-01 スライド式サンバイザー Pending JPH11314517A (ja)

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