JPH11314076A - リサイクルブロック - Google Patents
リサイクルブロックInfo
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- JPH11314076A JPH11314076A JP12339198A JP12339198A JPH11314076A JP H11314076 A JPH11314076 A JP H11314076A JP 12339198 A JP12339198 A JP 12339198A JP 12339198 A JP12339198 A JP 12339198A JP H11314076 A JPH11314076 A JP H11314076A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- industrial waste
- recycle
- block
- recycle block
- Prior art date
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- Pending
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/30—Landfill technologies aiming to mitigate methane emissions
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/62—Plastics recycling; Rubber recycling
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/78—Recycling of wood or furniture waste
Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 廃プラスチックを含む産業廃棄物のリサイク
ルを促進できるようにしたリサイクルブロックを提供す
ること。 【解決手段】 リサイクルブロック12は、内部の産業
廃棄物14と、産業廃棄物14が充填される袋16によ
り構成されている。産業廃棄物14としては、タイル、
木片、養生用ビニール、結束用テープ、PP袋、充填
材、部分用袋、ペットボトル、乳酸菌飲料容器等があ
り、回収された形のまま袋16に充填される。袋16
は、膨らませた状態でほぼ矩形板状になるように形成さ
れている。袋16に回収されたままの産業廃棄物14が
充填されほぼ矩形板状のブロックが形成される。そし
て、袋16の内部の空気が真空ポンプ20により吸引さ
れ産業廃棄物14が袋16の内部に密封され、リサイク
ルブロック12の形状は安定している。
ルを促進できるようにしたリサイクルブロックを提供す
ること。 【解決手段】 リサイクルブロック12は、内部の産業
廃棄物14と、産業廃棄物14が充填される袋16によ
り構成されている。産業廃棄物14としては、タイル、
木片、養生用ビニール、結束用テープ、PP袋、充填
材、部分用袋、ペットボトル、乳酸菌飲料容器等があ
り、回収された形のまま袋16に充填される。袋16
は、膨らませた状態でほぼ矩形板状になるように形成さ
れている。袋16に回収されたままの産業廃棄物14が
充填されほぼ矩形板状のブロックが形成される。そし
て、袋16の内部の空気が真空ポンプ20により吸引さ
れ産業廃棄物14が袋16の内部に密封され、リサイク
ルブロック12の形状は安定している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は産業廃棄物を利用し
たリサイクルブロックに関し、さらに詳細には、ボイド
スラブやコンクリート型枠、横矢板などのような建設施
工や土木施工で用いる各種の部材、箇所に好適なリサイ
クルブロックに関する。
たリサイクルブロックに関し、さらに詳細には、ボイド
スラブやコンクリート型枠、横矢板などのような建設施
工や土木施工で用いる各種の部材、箇所に好適なリサイ
クルブロックに関する。
【0002】
【従来の技術】使用後の廃プラスチックなどを含む産業
廃棄物は、通常、回収され、焼却場で焼却されて焼却灰
となり、その後、最終処分に運搬され埋め立て処理され
ている。また、近年、地球環境保護の立場から産業廃棄
物のうち廃プラスチックをプラスチックの種類ごとに分
別し、洗浄後加熱し再ペレットを作成し、二次製品へと
リサイクルされる場合もある。
廃棄物は、通常、回収され、焼却場で焼却されて焼却灰
となり、その後、最終処分に運搬され埋め立て処理され
ている。また、近年、地球環境保護の立場から産業廃棄
物のうち廃プラスチックをプラスチックの種類ごとに分
別し、洗浄後加熱し再ペレットを作成し、二次製品へと
リサイクルされる場合もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、産業廃
棄物を焼却灰として埋立て処分する方法では、産業廃棄
物の焼却時に多量の二酸化炭素を発生し、それらは、地
球温暖化等環境破壊の大きな原因の1つとなっている。
特に、建築現場等で大量に発生する廃プラスチック類の
塩化ビニール樹脂は焼却時に人体に大きな影響をもたら
すダイオキシンを発生する。また、埋めたて処理をする
ための最終処分地は年々減少してきており処分費用が値
上がりしてきている。
棄物を焼却灰として埋立て処分する方法では、産業廃棄
物の焼却時に多量の二酸化炭素を発生し、それらは、地
球温暖化等環境破壊の大きな原因の1つとなっている。
特に、建築現場等で大量に発生する廃プラスチック類の
塩化ビニール樹脂は焼却時に人体に大きな影響をもたら
すダイオキシンを発生する。また、埋めたて処理をする
ための最終処分地は年々減少してきており処分費用が値
上がりしてきている。
【0004】一方、産業廃棄物のうち廃プラスチックか
ら再ペレットを作成し、二次製品へとリサイクルする方
法では、プラスチックの種類ごとに分別回収することが
必要条件となる。そのため、人的な労力や専門的知識が
必要となる。また、再ペレットにするためには専門工場
への搬送が必要であり、コスト高の要因となっている。
このようなことから廃プラスチックを二次製品へとリサ
イクルする方法は積極的に実施されていないのが現状で
ある。本発明は前記事情に鑑み案出されたものであっ
て、本発明の目的は、廃プラスチックを含む産業廃棄物
のリサイクルを促進できるようにしたリサイクルブロッ
クを提供することにある。
ら再ペレットを作成し、二次製品へとリサイクルする方
法では、プラスチックの種類ごとに分別回収することが
必要条件となる。そのため、人的な労力や専門的知識が
必要となる。また、再ペレットにするためには専門工場
への搬送が必要であり、コスト高の要因となっている。
このようなことから廃プラスチックを二次製品へとリサ
イクルする方法は積極的に実施されていないのが現状で
ある。本発明は前記事情に鑑み案出されたものであっ
て、本発明の目的は、廃プラスチックを含む産業廃棄物
のリサイクルを促進できるようにしたリサイクルブロッ
クを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明のリサイクルブロックは、膨らませた状態でほぼ
矩形板状の袋に、回収された形のままの産業廃棄物を充
填してほぼ矩形板状のブロックを形成し、袋の内部の空
気を吸引しほぼ矩形板状の形状が位置された状態で前記
産業廃棄物を袋の内部に密封するようにしたことを特徴
とする。また、本発明は、前記袋が、高架橋樹脂シー
ト、あるいは耐久性のある表面ラミネートを施した紙、
あるいは耐久性のある表面ラミネートを施した布により
形成されていることを特徴とする。また、本発明は、前
記袋の内部から産業廃棄物を取りだ外し可能で、袋と産
業廃棄物が分離できる状態で産業廃棄物が袋に充填され
ていることを特徴とする。また、本発明は、前記袋が不
燃性材料または難燃材料で形成されていることを特徴と
する。また、本発明は、前記袋の表面には複数の凸部ま
たは凹部が形成されていることを特徴とする。また、本
発明は、前記袋の表面には木目調や格子模様などの意匠
的処理が施されていることを特徴とする。また、本発明
は、前記袋に充填された産業廃棄物の表面または内部に
は、金属棒、金属製メッシュ材料、ガラス繊維、植物性
繊維等の補強材料が配設されていることを特徴とする。
また、本発明は、前記袋と産業廃棄物は熱可塑性樹脂か
らなることを特徴とする。
本発明のリサイクルブロックは、膨らませた状態でほぼ
矩形板状の袋に、回収された形のままの産業廃棄物を充
填してほぼ矩形板状のブロックを形成し、袋の内部の空
気を吸引しほぼ矩形板状の形状が位置された状態で前記
産業廃棄物を袋の内部に密封するようにしたことを特徴
とする。また、本発明は、前記袋が、高架橋樹脂シー
ト、あるいは耐久性のある表面ラミネートを施した紙、
あるいは耐久性のある表面ラミネートを施した布により
形成されていることを特徴とする。また、本発明は、前
記袋の内部から産業廃棄物を取りだ外し可能で、袋と産
業廃棄物が分離できる状態で産業廃棄物が袋に充填され
ていることを特徴とする。また、本発明は、前記袋が不
燃性材料または難燃材料で形成されていることを特徴と
する。また、本発明は、前記袋の表面には複数の凸部ま
たは凹部が形成されていることを特徴とする。また、本
発明は、前記袋の表面には木目調や格子模様などの意匠
的処理が施されていることを特徴とする。また、本発明
は、前記袋に充填された産業廃棄物の表面または内部に
は、金属棒、金属製メッシュ材料、ガラス繊維、植物性
繊維等の補強材料が配設されていることを特徴とする。
また、本発明は、前記袋と産業廃棄物は熱可塑性樹脂か
らなることを特徴とする。
【0006】本発明のリサイクルブロックは、ボイドス
ラブやコンクリート型枠、横矢板などのような建設施工
や土木施工で用いる各種の部材、箇所に好適であり、廃
プラスチックを含む産業廃棄物のリサイクルを積極的に
促進することが可能となる。
ラブやコンクリート型枠、横矢板などのような建設施工
や土木施工で用いる各種の部材、箇所に好適であり、廃
プラスチックを含む産業廃棄物のリサイクルを積極的に
促進することが可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】次に図面を参照して発明の実施の
形態を説明する。図1はリサイクルブロックの断面正面
図を示す。本実施の形態に係るリサイクルブロック12
は、内部の産業廃棄物14と、産業廃棄物14が充填さ
れる袋16により構成されている。
形態を説明する。図1はリサイクルブロックの断面正面
図を示す。本実施の形態に係るリサイクルブロック12
は、内部の産業廃棄物14と、産業廃棄物14が充填さ
れる袋16により構成されている。
【0008】前記産業廃棄物14としては、タイル、木
片、養生用ビニール、結束用テープ、PP袋、充填材、
部分用袋、ペットボトル、乳酸菌飲料容器等があり、材
質としては磁器、木、ポリエステル、ポリスチレン、ポ
リプロプレン、ナイロン樹脂等があり、回収された形の
まま袋16に充填される。これらの産業廃棄物14はす
べて混合した形でよい。なお、産業廃棄物14はその形
状や大きさにより無論適度な大きさに裁断して用いられ
る。
片、養生用ビニール、結束用テープ、PP袋、充填材、
部分用袋、ペットボトル、乳酸菌飲料容器等があり、材
質としては磁器、木、ポリエステル、ポリスチレン、ポ
リプロプレン、ナイロン樹脂等があり、回収された形の
まま袋16に充填される。これらの産業廃棄物14はす
べて混合した形でよい。なお、産業廃棄物14はその形
状や大きさにより無論適度な大きさに裁断して用いられ
る。
【0009】前記袋16は、膨らませた状態でほぼ矩形
板状になるように形成されている。前記袋16は内部を
真空にできるように密封性を有する材料が用いられ、例
えば、高架橋樹脂シート、あるいは耐久性のある表面ラ
ミネートを施した紙、耐久性のある表面ラミネートを施
した布等を使用することができ、このような材料を用い
ることでリサイクルブロック12の耐久性を高める上で
有利となる。また、袋16として、例えば、図1に示す
ように表面に多数の凸部1602を有するものや、木目
調や格子状の模様などのような意匠的な処理が施された
ものなどを用いることができ、リサイクルブロック12
の用途に応じて適宜選択される。例えば、ボイドスラブ
等のコンクリート工事にリサイクルブロック12を用い
る場合に、リサイクルブロック12の表面に凹凸を設け
ておくと、コンクリートに対する付着性を向上する上で
有利となる。
板状になるように形成されている。前記袋16は内部を
真空にできるように密封性を有する材料が用いられ、例
えば、高架橋樹脂シート、あるいは耐久性のある表面ラ
ミネートを施した紙、耐久性のある表面ラミネートを施
した布等を使用することができ、このような材料を用い
ることでリサイクルブロック12の耐久性を高める上で
有利となる。また、袋16として、例えば、図1に示す
ように表面に多数の凸部1602を有するものや、木目
調や格子状の模様などのような意匠的な処理が施された
ものなどを用いることができ、リサイクルブロック12
の用途に応じて適宜選択される。例えば、ボイドスラブ
等のコンクリート工事にリサイクルブロック12を用い
る場合に、リサイクルブロック12の表面に凹凸を設け
ておくと、コンクリートに対する付着性を向上する上で
有利となる。
【0010】袋16として高架橋樹脂シートを用いる場
合、ポリエステルやポリスチレン、ポリプロピレン、ナ
イロン樹脂などが使用可能で、このような樹脂を用いて
袋16を形成した場合、使用後適度な大きさに裁断する
ことにより再度リサイクルブロック12としてリサイク
ルすることができる。また、袋16として不燃性材料、
難燃材料製の板を用いることによって溶接等の加熱に対
して耐久性をもたせることができる。不燃性材料として
はロックウール、グラスウール等が挙げられ、難燃材料
としてはポリカーボネイト、塩化ビニール樹脂等が挙げ
られる。また、リサイクルブロック12全体の剛性を向
上させるために、金属棒、金属製メッシュ材料1402
(図1参照)、ガラス繊維、植物性繊維等を産業廃棄物
14の内部あるいは表層部分に挿入することができる。
この場合、金属製メッシュ材料としてはラス金網等が挙
げられ、植物性繊維としては竹繊維、パルプ繊維が挙げ
られる。
合、ポリエステルやポリスチレン、ポリプロピレン、ナ
イロン樹脂などが使用可能で、このような樹脂を用いて
袋16を形成した場合、使用後適度な大きさに裁断する
ことにより再度リサイクルブロック12としてリサイク
ルすることができる。また、袋16として不燃性材料、
難燃材料製の板を用いることによって溶接等の加熱に対
して耐久性をもたせることができる。不燃性材料として
はロックウール、グラスウール等が挙げられ、難燃材料
としてはポリカーボネイト、塩化ビニール樹脂等が挙げ
られる。また、リサイクルブロック12全体の剛性を向
上させるために、金属棒、金属製メッシュ材料1402
(図1参照)、ガラス繊維、植物性繊維等を産業廃棄物
14の内部あるいは表層部分に挿入することができる。
この場合、金属製メッシュ材料としてはラス金網等が挙
げられ、植物性繊維としては竹繊維、パルプ繊維が挙げ
られる。
【0011】リサイクルブロック12は次のようにして
得られる。まず、袋16に回収されたまま形の産業廃棄
物14を充填してほぼ矩形板状のブロックが形成され
る。そして、袋16の内部の空気が真空ポンプ20によ
り吸引され、矩形板状の形状が位置された状態で産業廃
棄物14が袋16の内部に密封される。最後に、袋16
の口が閉じられ、これにより安定化された形状を持った
リサイクルブロック12が得られる。なお、袋16の口
を閉じる場合、接着剤を用いて接着したり、熱溶着する
ほか、袋16の口の部分の表面に凹凸を設け埋め込む
等、種々の方法を用いることができる。本実施の形態で
は、袋16の口が留め具18を用いて閉じられている。
なお、袋16の口を閉じる構造として開閉可能なものを
用い、袋利16の口を開けた時に産業廃棄物14と袋1
6を分離できるようにしておくと、袋16の交換が簡単
になされ、袋16をリサイクルする上で有利となる。
得られる。まず、袋16に回収されたまま形の産業廃棄
物14を充填してほぼ矩形板状のブロックが形成され
る。そして、袋16の内部の空気が真空ポンプ20によ
り吸引され、矩形板状の形状が位置された状態で産業廃
棄物14が袋16の内部に密封される。最後に、袋16
の口が閉じられ、これにより安定化された形状を持った
リサイクルブロック12が得られる。なお、袋16の口
を閉じる場合、接着剤を用いて接着したり、熱溶着する
ほか、袋16の口の部分の表面に凹凸を設け埋め込む
等、種々の方法を用いることができる。本実施の形態で
は、袋16の口が留め具18を用いて閉じられている。
なお、袋16の口を閉じる構造として開閉可能なものを
用い、袋利16の口を開けた時に産業廃棄物14と袋1
6を分離できるようにしておくと、袋16の交換が簡単
になされ、袋16をリサイクルする上で有利となる。
【0012】次に、リサイクルブロック12の使用方法
について説明する。図2を参照してリサイクルブロック
12をボイドスラブの空洞部として利用した場合につい
て説明する。図2はボイドスラブの断面図を示す。ボイ
ドスラブ40は、ハーフプレキャストコンクリートスラ
ブ42と、ハーフプレキャストコンクリートスラブ42
の上面に縦横に間隔をおいて配置された多数のリサイク
ルブロック12と、ハーフプレキャストコンクリートス
ラブ42の上面に配筋された鉄筋(不図示)と、ハーフ
プレキャストコンクリートスラブ42の上面に生コンク
リートが打設されて形成されたコンクリート板44から
構成されている。多数のリサイクルブロック12を埋め
込んでボイドスラブ40を構成することにより、強度剛
性を確保しつつ軽量化が図れ、従来のように、発泡材を
埋め込んでボイドスラブ40を形成する場合に比べコス
トダウンを図る上で有利となる。
について説明する。図2を参照してリサイクルブロック
12をボイドスラブの空洞部として利用した場合につい
て説明する。図2はボイドスラブの断面図を示す。ボイ
ドスラブ40は、ハーフプレキャストコンクリートスラ
ブ42と、ハーフプレキャストコンクリートスラブ42
の上面に縦横に間隔をおいて配置された多数のリサイク
ルブロック12と、ハーフプレキャストコンクリートス
ラブ42の上面に配筋された鉄筋(不図示)と、ハーフ
プレキャストコンクリートスラブ42の上面に生コンク
リートが打設されて形成されたコンクリート板44から
構成されている。多数のリサイクルブロック12を埋め
込んでボイドスラブ40を構成することにより、強度剛
性を確保しつつ軽量化が図れ、従来のように、発泡材を
埋め込んでボイドスラブ40を形成する場合に比べコス
トダウンを図る上で有利となる。
【0013】なお、リサイクルブロック12の用途は上
記のボイドスラブに限定されず、特に建設施工や土木施
工における種々の用途に広く適用される。また、産業廃
棄物14と袋16として共に熱可塑性樹脂を用いれば、
リサイクルする上でより有利となる。
記のボイドスラブに限定されず、特に建設施工や土木施
工における種々の用途に広く適用される。また、産業廃
棄物14と袋16として共に熱可塑性樹脂を用いれば、
リサイクルする上でより有利となる。
【0014】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明のリ
サイクルブロックは、膨らませた状態でほぼ矩形板状の
袋に、回収された形のままの産業廃棄物を充填してほぼ
矩形板状のブロックを形成し、袋の内部の空気を吸引し
ほぼ矩形板状の形状が位置された状態で前記産業廃棄物
を袋の内部に密封するようにした。そのため種々の用途
に用いられ、廃プラスチックを含む産業廃棄物の有効利
用によるリサイクルを促進でき、また、分別回収する方
法は樹脂の種類まで限定しなくてみよく、種類が多種で
もリサイクルが可能であるため、コストが掛からずリサ
イクルを促進する上でより有利である。
サイクルブロックは、膨らませた状態でほぼ矩形板状の
袋に、回収された形のままの産業廃棄物を充填してほぼ
矩形板状のブロックを形成し、袋の内部の空気を吸引し
ほぼ矩形板状の形状が位置された状態で前記産業廃棄物
を袋の内部に密封するようにした。そのため種々の用途
に用いられ、廃プラスチックを含む産業廃棄物の有効利
用によるリサイクルを促進でき、また、分別回収する方
法は樹脂の種類まで限定しなくてみよく、種類が多種で
もリサイクルが可能であるため、コストが掛からずリサ
イクルを促進する上でより有利である。
【0015】また、廃プラスチックを含む産業廃棄物を
簡単に減容化でき、リサイクル品をその場で使用する事
ができ、そのため、低コストでなおかつ、専門的知識を
必要とせずにリサイクルができる。また、天然資源や石
油資源を使用せずリサイクル品のみでブロックを作るこ
とから、ブロックとして多彩な形を作れ、ボイドスラ
ブ、型枠、横矢板等多種の用途がある。さらに、リサイ
クルブロックの転用回数が増加し使用不能になった場合
は、袋を交換することで再びリサイクルができる。ま
た、リサイクルブロックを成形するに際して二酸化炭素
やダイオキシンを発生することもなく、地球環境の保全
に寄与することも可能となる。
簡単に減容化でき、リサイクル品をその場で使用する事
ができ、そのため、低コストでなおかつ、専門的知識を
必要とせずにリサイクルができる。また、天然資源や石
油資源を使用せずリサイクル品のみでブロックを作るこ
とから、ブロックとして多彩な形を作れ、ボイドスラ
ブ、型枠、横矢板等多種の用途がある。さらに、リサイ
クルブロックの転用回数が増加し使用不能になった場合
は、袋を交換することで再びリサイクルができる。ま
た、リサイクルブロックを成形するに際して二酸化炭素
やダイオキシンを発生することもなく、地球環境の保全
に寄与することも可能となる。
【図1】リサイクルブロックの断面図である。
【図2】リサイクルブロックをボイドスラブとして利用
した状態の断面図である。
した状態の断面図である。
12 リサイクルブロック 14 産業廃棄物 16 袋
Claims (8)
- 【請求項1】 膨らませた状態でほぼ矩形板状の袋に、
回収された形のままの産業廃棄物を充填してほぼ矩形板
状のブロックを形成し、 袋の内部の空気を吸引しほぼ矩形板状の形状が位置され
た状態で前記産業廃棄物を袋の内部に密封するようにし
た、 ことを特徴とするリサイクルブロック。 - 【請求項2】 前記袋は、高架橋樹脂シート、あるいは
耐久性のある表面ラミネートを施した紙、あるいは耐久
性のある表面ラミネートを施した布により形成されてい
ることを特徴とする請求項1記載のリサイクルブロッ
ク。 - 【請求項3】 前記袋の内部から産業廃棄物を取りだ外
し可能で、袋と産業廃棄物が分離できる状態で産業廃棄
物が袋に充填されていることを特徴とする請求項2また
は3記載のリサイクルブロック。 - 【請求項4】 前記袋は不燃性材料または難燃材料で形
成されていることを特徴とする請求項1乃至3に何れか
1項記載のリサイクルブロック。 - 【請求項5】 前記袋の表面には複数の凸部または凹部
が形成されていることを特徴とする請求項1乃至4に何
れか1項記載のリサイクルブロック。 - 【請求項6】 前記袋の表面には木目調や格子模様など
の意匠的処理が施されていることを特徴とする請求項1
乃至5に何れか1項記載のリサイクルブロック。 - 【請求項7】 前記袋に充填された産業廃棄物の表面ま
たは内部には、金属棒、金属製メッシュ材料、ガラス繊
維、植物性繊維等の補強材料が配設されていることを特
徴とする請求項1乃至6に何れか1項記載のリサイクル
ブロック。 - 【請求項8】 前記袋と産業廃棄物は熱可塑性樹脂から
なることを特徴とする請求項1乃至7に何れか1項記載
のリサイクルブロック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12339198A JPH11314076A (ja) | 1998-05-06 | 1998-05-06 | リサイクルブロック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12339198A JPH11314076A (ja) | 1998-05-06 | 1998-05-06 | リサイクルブロック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11314076A true JPH11314076A (ja) | 1999-11-16 |
Family
ID=14859415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12339198A Pending JPH11314076A (ja) | 1998-05-06 | 1998-05-06 | リサイクルブロック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11314076A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021098640A (ja) * | 2019-12-24 | 2021-07-01 | 株式会社七福商事 | コンクリート硬化体及び廃棄物処理方法 |
CN113290020A (zh) * | 2021-05-18 | 2021-08-24 | 山东省果树研究所 | 一种负压无害化快速高效处理钻蛀类害虫蛀果的方法 |
JP2021146276A (ja) * | 2020-03-19 | 2021-09-27 | 仙台環境開発株式会社 | 廃棄物処分場で用いられる保護ブロック体 |
-
1998
- 1998-05-06 JP JP12339198A patent/JPH11314076A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021098640A (ja) * | 2019-12-24 | 2021-07-01 | 株式会社七福商事 | コンクリート硬化体及び廃棄物処理方法 |
JP2021146276A (ja) * | 2020-03-19 | 2021-09-27 | 仙台環境開発株式会社 | 廃棄物処分場で用いられる保護ブロック体 |
CN113290020A (zh) * | 2021-05-18 | 2021-08-24 | 山东省果树研究所 | 一种负压无害化快速高效处理钻蛀类害虫蛀果的方法 |
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