JPH1131353A - 磁気カード読み取り装置 - Google Patents
磁気カード読み取り装置Info
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- JPH1131353A JPH1131353A JP18475297A JP18475297A JPH1131353A JP H1131353 A JPH1131353 A JP H1131353A JP 18475297 A JP18475297 A JP 18475297A JP 18475297 A JP18475297 A JP 18475297A JP H1131353 A JPH1131353 A JP H1131353A
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- card
- magnetic
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K7/00—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
- G06K7/0013—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by galvanic contacts, e.g. card connectors for ISO-7816 compliant smart cards or memory cards, e.g. SD card readers
- G06K7/0086—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by galvanic contacts, e.g. card connectors for ISO-7816 compliant smart cards or memory cards, e.g. SD card readers the connector comprising a circuit for steering the operations of the card connector
- G06K7/0091—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by galvanic contacts, e.g. card connectors for ISO-7816 compliant smart cards or memory cards, e.g. SD card readers the connector comprising a circuit for steering the operations of the card connector the circuit comprising an arrangement for avoiding intrusions and unwanted access to data inside of the connector
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 塵挨による故障を作業する人が、特別な意識
をさせない自然な作業の中で防止する、磁気カード読み
取り装置を得る。 【解決手段】 磁気カード１を読み込む以前の状態は、
防塵カバー４が完全にスライドルート部分を覆ってい
る。オペレータが磁気カード１をカード挿入部３に差し
込むことで、磁気カード１が防塵カバー４を矢印Ｃの方
向にスライドさせて押し開く。防塵カバー４がスライド
した分の隙間を、磁気カード１を矢印Ｄの方向にスライ
ドさせるルートとする。磁気カード１を差し込んだ状態
のまま、矢印Ｄの方向にスライドさせることで、磁気カ
ード１は磁気ヘヅド５の読み取り面に接触しながら通過
し、磁気ヘッド５は磁気カード１のデータを読み取る。
磁気カード１は読み取り後、そのまま矢印Ｄの方向にス
ライドさせ続けることで、磁気カード読み取り装置２の
外部に排出することができる。
をさせない自然な作業の中で防止する、磁気カード読み
取り装置を得る。 【解決手段】 磁気カード１を読み込む以前の状態は、
防塵カバー４が完全にスライドルート部分を覆ってい
る。オペレータが磁気カード１をカード挿入部３に差し
込むことで、磁気カード１が防塵カバー４を矢印Ｃの方
向にスライドさせて押し開く。防塵カバー４がスライド
した分の隙間を、磁気カード１を矢印Ｄの方向にスライ
ドさせるルートとする。磁気カード１を差し込んだ状態
のまま、矢印Ｄの方向にスライドさせることで、磁気カ
ード１は磁気ヘヅド５の読み取り面に接触しながら通過
し、磁気ヘッド５は磁気カード１のデータを読み取る。
磁気カード１は読み取り後、そのまま矢印Ｄの方向にス
ライドさせ続けることで、磁気カード読み取り装置２の
外部に排出することができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気カード読み取り
装置に関し、特に磁気カード読み取り装置の防塵構造に
関する。
装置に関し、特に磁気カード読み取り装置の防塵構造に
関する。
【０００２】
【従来の技術】磁気カード読み取り装置（磁気カードリ
ーダ）は、商品の購買時において、キャッシュレスによ
るセキュリティ面に強く、並びに使い勝手の良い磁気カ
ードのデータを簡単に読み込む装置である。
ーダ）は、商品の購買時において、キャッシュレスによ
るセキュリティ面に強く、並びに使い勝手の良い磁気カ
ードのデータを簡単に読み込む装置である。
【０００３】実用例として、店頭にて金銭授受を行うＰ
ＯＳ端末における使用を図８に表す。ＰＯＳ端末におい
て、客が商品を買い上げる際、その商品の商品コードと
値段をＰＯＳ端末に登録後、支払い行為となる。この
際、客が現金、クレディットカード、プリペイドカード
等、支払い方法を選択し、クレディットカードが選択さ
れた場合、客のクレディットカード（磁気カード）を、
磁気カード読み取り装置２に通すことで、ＰＯＳシステ
ムに客のカード番号を読み込ませ、そのデータをオンラ
イン等で処理を行う。
ＯＳ端末における使用を図８に表す。ＰＯＳ端末におい
て、客が商品を買い上げる際、その商品の商品コードと
値段をＰＯＳ端末に登録後、支払い行為となる。この
際、客が現金、クレディットカード、プリペイドカード
等、支払い方法を選択し、クレディットカードが選択さ
れた場合、客のクレディットカード（磁気カード）を、
磁気カード読み取り装置２に通すことで、ＰＯＳシステ
ムに客のカード番号を読み込ませ、そのデータをオンラ
イン等で処理を行う。
【０００４】上述の実用例を実現する主な構成として、
ＰＯＳ端末装置の本体７、商品コードを示すバーコード
を読ませるバーコードスキャナ８、商品コードや値段を
手入力できるキーボード９、作業状態を瞬時に表示させ
るディスプレイ（店員用）１０、ディスプレイ（客用）
１１、金銭一時預かり用キャッシュボックス１２、客用
レシート発行プリンタ１３などがあり、その装置の中に
客の登録番号等が書き込んである磁気カードを、読み込
む磁気カード読み取り装置２がある。
ＰＯＳ端末装置の本体７、商品コードを示すバーコード
を読ませるバーコードスキャナ８、商品コードや値段を
手入力できるキーボード９、作業状態を瞬時に表示させ
るディスプレイ（店員用）１０、ディスプレイ（客用）
１１、金銭一時預かり用キャッシュボックス１２、客用
レシート発行プリンタ１３などがあり、その装置の中に
客の登録番号等が書き込んである磁気カードを、読み込
む磁気カード読み取り装置２がある。
【０００５】図９に示す磁気カード読み取り装置２につ
いて述べる。磁気カード１をカード挿入部３に挿入し、
図に示す矢印方向に手動にてスライドさせる。スライド
させている途中において、磁気カード読み取り装置２内
部の磁気ヘッド５が、磁気カード１のデータを読み取
る。そのデータから客の登録番号をＰＯＳシステムが認
識することができ、オンライン上等で様々な業務を遂行
することができる。このように、磁気カード読み取り装
置２は、磁気カード１によって、ユーザの登録番号を読
み込む業務を行う端末装置において、頻繁に使用されて
いる。
いて述べる。磁気カード１をカード挿入部３に挿入し、
図に示す矢印方向に手動にてスライドさせる。スライド
させている途中において、磁気カード読み取り装置２内
部の磁気ヘッド５が、磁気カード１のデータを読み取
る。そのデータから客の登録番号をＰＯＳシステムが認
識することができ、オンライン上等で様々な業務を遂行
することができる。このように、磁気カード読み取り装
置２は、磁気カード１によって、ユーザの登録番号を読
み込む業務を行う端末装置において、頻繁に使用されて
いる。
【０００６】しかしながら、その使用環境は、店舗内売
場、店頭、売場裏などの荷物、人が絶えず行き交う場所
であるため、塵埃の多い空間である。一方、磁気カード
読み取り装置２を塵埃の多い場所で使用すると、カード
挿入部３より塵埃が入り込むと、磁気ヘッド５との塵埃
の付着やスクラッチによる磁気ヘッド５の故障、また、
カード挿入部３より入り込む塵埃によって、カード読み
取り装置２の内部にある電気回路（部品）の故障が、頻
繁に起こるようになり、業務に支障をきたすことがあ
る。
場、店頭、売場裏などの荷物、人が絶えず行き交う場所
であるため、塵埃の多い空間である。一方、磁気カード
読み取り装置２を塵埃の多い場所で使用すると、カード
挿入部３より塵埃が入り込むと、磁気ヘッド５との塵埃
の付着やスクラッチによる磁気ヘッド５の故障、また、
カード挿入部３より入り込む塵埃によって、カード読み
取り装置２の内部にある電気回路（部品）の故障が、頻
繁に起こるようになり、業務に支障をきたすことがあ
る。
【０００７】塵埃の侵入を防ぐ目的で、特開平５−８１
８４３号公報には図１０に示す、次のような提案が記載
されている。本提案の装置は筐体のないむき出しの構造
ゆえ、他の大きな装置に組み込むことを想定した装置と
思考される。磁気カード１のデータを直接読み取る磁気
ヘッド５と、磁気ヘヅド５を覆うシャッタ１８、シャッ
タ１８が自動的に元に戻るための、バネであるシャッタ
スプリング１９を有している。
８４３号公報には図１０に示す、次のような提案が記載
されている。本提案の装置は筐体のないむき出しの構造
ゆえ、他の大きな装置に組み込むことを想定した装置と
思考される。磁気カード１のデータを直接読み取る磁気
ヘッド５と、磁気ヘヅド５を覆うシャッタ１８、シャッ
タ１８が自動的に元に戻るための、バネであるシャッタ
スプリング１９を有している。
【０００８】磁気カード１を磁気カード読み取り装置２
のカードスライド部に、装置側面から挿入し、そのまま
の方向にスライドさせる。磁気カード１は、磁気ヘッド
５と摺動する以前にシャッタ１８に当たり、さらに磁気
カード１をそのままスライドさせることで、シャッタ１
８を押しのける。そして磁気ヘッド５の横を磁気ヘッド
５と、磁気カード１を摺動させながら進ませ、磁気カー
ド読み取り装置２の外へ磁気カード１を排出させる。磁
気カード１が通り過ぎたあとのシャッタ１８は、シャッ
タスプリング１９の押す力によって、自動的に磁気ヘッ
ド５を覆う。
のカードスライド部に、装置側面から挿入し、そのまま
の方向にスライドさせる。磁気カード１は、磁気ヘッド
５と摺動する以前にシャッタ１８に当たり、さらに磁気
カード１をそのままスライドさせることで、シャッタ１
８を押しのける。そして磁気ヘッド５の横を磁気ヘッド
５と、磁気カード１を摺動させながら進ませ、磁気カー
ド読み取り装置２の外へ磁気カード１を排出させる。磁
気カード１が通り過ぎたあとのシャッタ１８は、シャッ
タスプリング１９の押す力によって、自動的に磁気ヘッ
ド５を覆う。
【０００９】しかし、シャッタ１８の取付位置は、磁気
カード１のスライドルートのうちの天面のみを覆ってい
るもので、磁気カード１の挿入部と排出部は常に解放し
た状態となっている。実際使用する環境を想定した場
合、空気の流れに乗って側面の方向からも塵埃が飛んで
くることが充分考えられる。磁気カード１の挿入部と排
出部は、側面方向から飛んでくる塵埃の進入を防ぐこと
ができないため、その塵埃が磁気ヘッド５に付着する
と、磁気カード１と磁気ヘヅド５が捺れた時に、塵埃も
いっしょに捺ることとなり、磁気ヘッド５を傷つける。
それを繰り返すと、磁気ヘッド５が磁気カード１を読み
取れなくなり、業務に支障をきたすこととなる。
カード１のスライドルートのうちの天面のみを覆ってい
るもので、磁気カード１の挿入部と排出部は常に解放し
た状態となっている。実際使用する環境を想定した場
合、空気の流れに乗って側面の方向からも塵埃が飛んで
くることが充分考えられる。磁気カード１の挿入部と排
出部は、側面方向から飛んでくる塵埃の進入を防ぐこと
ができないため、その塵埃が磁気ヘッド５に付着する
と、磁気カード１と磁気ヘヅド５が捺れた時に、塵埃も
いっしょに捺ることとなり、磁気ヘッド５を傷つける。
それを繰り返すと、磁気ヘッド５が磁気カード１を読み
取れなくなり、業務に支障をきたすこととなる。
【００１０】そのため、本提案の装置が他の装置に組み
込まれることを想定しているとすれば、組み込まれる装
置側に更なる塵埃進入対策を考慮する必要が生じる。ま
た、シャッタ１８を磁気カード１を通す前の位置に押し
戻すために設置されているシャッタスプリング１９は、
シャッタ１８の長さのわりには、１ヵ所のみにて押し戻
す構造になっており、多回数、長期間に亘ってシャッタ
１８の押し戻すテンションや、シャッタ１８のスライド
動作を安定させるには、信頼性において問題がある。
込まれることを想定しているとすれば、組み込まれる装
置側に更なる塵埃進入対策を考慮する必要が生じる。ま
た、シャッタ１８を磁気カード１を通す前の位置に押し
戻すために設置されているシャッタスプリング１９は、
シャッタ１８の長さのわりには、１ヵ所のみにて押し戻
す構造になっており、多回数、長期間に亘ってシャッタ
１８の押し戻すテンションや、シャッタ１８のスライド
動作を安定させるには、信頼性において問題がある。
【００１１】また、図１１に従来の磁気カード読み取り
装置の一例を示す。この場合、磁気カード読み取り装置
２に、塵埃が入り込むのを防ぐための防塵カバー４を有
している。磁気カード１を磁気カード読み取り装置２に
真上から挿入すると、防塵カバー４は矢印Ｃの方向にス
ライドして、カード挿入部、カードスライド部が開く。
そして、磁気カード１を図中の矢印の方向にスライドさ
せて読み込ませ、磁気カード読み取り装置２の外に排出
させる。磁気カード１が排出された後、防塵カバー４を
矢印Ｃと逆方向に手動でスライドさせて、カード挿入部
とカードスライド部を閉じる。
装置の一例を示す。この場合、磁気カード読み取り装置
２に、塵埃が入り込むのを防ぐための防塵カバー４を有
している。磁気カード１を磁気カード読み取り装置２に
真上から挿入すると、防塵カバー４は矢印Ｃの方向にス
ライドして、カード挿入部、カードスライド部が開く。
そして、磁気カード１を図中の矢印の方向にスライドさ
せて読み込ませ、磁気カード読み取り装置２の外に排出
させる。磁気カード１が排出された後、防塵カバー４を
矢印Ｃと逆方向に手動でスライドさせて、カード挿入部
とカードスライド部を閉じる。
【００１２】
【発明が解決しようとする課題】図１１に示した従来の
磁気カード読み取り装置の場合、防塵カバー４は、閉め
た状態では完全に外部から遮断できるため、塵埃の進入
を防ぐことができる構造となっているが、防塵カバー４
の閉塞作業が手動によるため、防塵カバー４を閉め忘れ
ることがあると、その防塵効果がなくなってしまうこと
となる。
磁気カード読み取り装置の場合、防塵カバー４は、閉め
た状態では完全に外部から遮断できるため、塵埃の進入
を防ぐことができる構造となっているが、防塵カバー４
の閉塞作業が手動によるため、防塵カバー４を閉め忘れ
ることがあると、その防塵効果がなくなってしまうこと
となる。
【００１３】本発明の目的は、塵挨による故障を作業す
る人が、特別な意識をさせない自然な作業の中で防止す
る、磁気カード読み取り装置を提供することである。
る人が、特別な意識をさせない自然な作業の中で防止す
る、磁気カード読み取り装置を提供することである。
【００１４】
【課題を解決するための手段】本発明による磁気カード
読み取り装置は、磁気カードを挿入するカード挿入部
と、この挿入部へ挿入された前記磁気カードをスライド
させるためのガイドとなるスライドルートとを有し、前
記スライドルートを前記磁気カードをスライドせしめつ
つ磁気情報を読み取るようにした磁気カード読み取り装
置であって、前記挿入部は前記スライドルートの端部に
設けられており、前記スライドルートは、当該ルートに
沿って設けられた固定面と、この固定面と平行に形成さ
れかつ前記固定面側に付勢されて前記スライドルートの
方向と直交する方向に摺動自在な摺動部材とからなるこ
とを特徴とする。
読み取り装置は、磁気カードを挿入するカード挿入部
と、この挿入部へ挿入された前記磁気カードをスライド
させるためのガイドとなるスライドルートとを有し、前
記スライドルートを前記磁気カードをスライドせしめつ
つ磁気情報を読み取るようにした磁気カード読み取り装
置であって、前記挿入部は前記スライドルートの端部に
設けられており、前記スライドルートは、当該ルートに
沿って設けられた固定面と、この固定面と平行に形成さ
れかつ前記固定面側に付勢されて前記スライドルートの
方向と直交する方向に摺動自在な摺動部材とからなるこ
とを特徴とする。
【００１５】本発明の作用を述べる。通常時は、磁気カ
ードをスライドせしめるためのスライドルートを定める
固定面側に防塵機能を有する摺動部材を、バネ等で付勢
しておき、当該スライドルートの端部のカード挿入部か
ら磁気カードが挿入されて当該スライドルートへカード
が進入し出すと、当該進入力により摺動部材が固定面か
ら離れる方向（固定面に直交する方向）に摺動する。こ
の状態でカードをスライドルートに沿ってスライドせし
めることで、カードの磁気情報の読み取りが行われる。
カードがスライドルートから排出されると、付勢力で摺
動部材は通常状態である固定面に圧接されてスライドル
ート部分の防塵が可能となる。
ードをスライドせしめるためのスライドルートを定める
固定面側に防塵機能を有する摺動部材を、バネ等で付勢
しておき、当該スライドルートの端部のカード挿入部か
ら磁気カードが挿入されて当該スライドルートへカード
が進入し出すと、当該進入力により摺動部材が固定面か
ら離れる方向（固定面に直交する方向）に摺動する。こ
の状態でカードをスライドルートに沿ってスライドせし
めることで、カードの磁気情報の読み取りが行われる。
カードがスライドルートから排出されると、付勢力で摺
動部材は通常状態である固定面に圧接されてスライドル
ート部分の防塵が可能となる。
【００１６】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例について
図面を参照して説明する。
図面を参照して説明する。
【００１７】図１は本発明による磁気カード読み取り装
置の実施例の構成を示す斜視図であり、図８〜１１と同
等部分は同一符号にて示している。
置の実施例の構成を示す斜視図であり、図８〜１１と同
等部分は同一符号にて示している。
【００１８】図１において、本発明による磁気カード読
み取り装置は、装置本体２、磁気カード１を挿入するカ
ード挿入部３、磁気ヘッド５部を防塵する防塵カバー
４、磁気カードを読みとる磁気ヘッド５で構成される。
み取り装置は、装置本体２、磁気カード１を挿入するカ
ード挿入部３、磁気ヘッド５部を防塵する防塵カバー
４、磁気カードを読みとる磁気ヘッド５で構成される。
【００１９】本発明の実施例の動作は、まず通常の状態
として、磁気カード１を読み込む業務を行う以前の状態
は、防塵カバー４は装置２のカードのスライドのための
ガイドとなるスライドルート２０を形成する固定面に圧
接（図４のバネ６にて付勢されることによる）されてお
り、よってカバー４は完全に磁気カード１のスライドル
ート部分を覆った状態になっており、塵埃や異物が内部
に侵入しない構造となっている。
として、磁気カード１を読み込む業務を行う以前の状態
は、防塵カバー４は装置２のカードのスライドのための
ガイドとなるスライドルート２０を形成する固定面に圧
接（図４のバネ６にて付勢されることによる）されてお
り、よってカバー４は完全に磁気カード１のスライドル
ート部分を覆った状態になっており、塵埃や異物が内部
に侵入しない構造となっている。
【００２０】次に使用状態として、オペレータが磁気カ
ード１をカード挿入部３に真上から差し込むことで、防
塵カバー４とカード挿入部３のテーパー面に、磁気カー
ド１の端面が当たり、その面がガイドとなって、磁気カ
ード１が防塵カバー４を矢印Ｃの方向に摺動させて押し
開く。この時、防塵カバー４が摺動した分の隙間を、磁
気カード１を矢印Ｄの方向にスライドさせるルートとす
る。
ード１をカード挿入部３に真上から差し込むことで、防
塵カバー４とカード挿入部３のテーパー面に、磁気カー
ド１の端面が当たり、その面がガイドとなって、磁気カ
ード１が防塵カバー４を矢印Ｃの方向に摺動させて押し
開く。この時、防塵カバー４が摺動した分の隙間を、磁
気カード１を矢印Ｄの方向にスライドさせるルートとす
る。
【００２１】磁気カード１を差し込んだ状態のまま、矢
印Ｄの方向にスライドさせることで、磁気カード１は磁
気ヘヅド５の読み取り面に接触しながら通過し、磁気ヘ
ッド５は磁気カード１のデータを読み取る。磁気カード
１は読み取り後、そのまま矢印Ｄの方向にスライドさせ
続けることで、磁気カード読み取り装置２の外部に排出
することができる。
印Ｄの方向にスライドさせることで、磁気カード１は磁
気ヘヅド５の読み取り面に接触しながら通過し、磁気ヘ
ッド５は磁気カード１のデータを読み取る。磁気カード
１は読み取り後、そのまま矢印Ｄの方向にスライドさせ
続けることで、磁気カード読み取り装置２の外部に排出
することができる。
【００２２】図２は、本発明の実施例の防塵カバー４の
スライド機構を示した分解図である。スライド用のリブ
１４が、カード読み取り装置２の角孔１６に挿入される
ことで、防塵カバー４はカード読み取り装置２に密着す
る。また、リブ１５がカード読み取り装置２の角孔１７
に挿入されることで、防塵カバー４のスライド方向と直
角の方向にずれることを防ぐ。これらリブ１４，１５と
角孔１６，１７の嵌合により、防塵カバー４は開閉方向
へ安定してスライド動作する状態にある。
スライド機構を示した分解図である。スライド用のリブ
１４が、カード読み取り装置２の角孔１６に挿入される
ことで、防塵カバー４はカード読み取り装置２に密着す
る。また、リブ１５がカード読み取り装置２の角孔１７
に挿入されることで、防塵カバー４のスライド方向と直
角の方向にずれることを防ぐ。これらリブ１４，１５と
角孔１６，１７の嵌合により、防塵カバー４は開閉方向
へ安定してスライド動作する状態にある。
【００２３】図３（ａ）は、図１における矢印Ｅの方向
から見た図で、その図３（ａ）中のＡ−Ａ断面図を図３
（ｂ）に示す。磁気カード読み取り装置２の内部には、
磁気カード１のスライドルートに沿って、内部フレーム
２２が実装されている。内部フレーム２２は磁気カード
１のスライドルートを左右から挟むように、両側に磁気
ヘッド５を備えており、磁気カード１の表裏両面を同時
に読み取れるようになっている。内部フレーム２２は磁
気ヘッド５から取り込んだデータを処理、転送するため
の電気回路（部品）２３を備えている。
から見た図で、その図３（ａ）中のＡ−Ａ断面図を図３
（ｂ）に示す。磁気カード読み取り装置２の内部には、
磁気カード１のスライドルートに沿って、内部フレーム
２２が実装されている。内部フレーム２２は磁気カード
１のスライドルートを左右から挟むように、両側に磁気
ヘッド５を備えており、磁気カード１の表裏両面を同時
に読み取れるようになっている。内部フレーム２２は磁
気ヘッド５から取り込んだデータを処理、転送するため
の電気回路（部品）２３を備えている。
【００２４】図４は、図３（ｂ）におけるＡ−Ａ断面図
の矢印Ｂの方向から見た時に、コイルバネ６が見えるよ
うに、電気回路（部品）２３を取り除いた図である。内
部フレーム２２の両側２ヶ所に配置したコイルバネ６
は、防塵カバー４から出ているリブ１５をそのバネ力で
押している状態にある。コイルバネ６は２個配置するこ
とにより、バランスを保って安定して防塵カバー４を押
している。これにより、防塵カバー４は、常にスライド
ルートを閉じる方向に付勢された状態にある。
の矢印Ｂの方向から見た時に、コイルバネ６が見えるよ
うに、電気回路（部品）２３を取り除いた図である。内
部フレーム２２の両側２ヶ所に配置したコイルバネ６
は、防塵カバー４から出ているリブ１５をそのバネ力で
押している状態にある。コイルバネ６は２個配置するこ
とにより、バランスを保って安定して防塵カバー４を押
している。これにより、防塵カバー４は、常にスライド
ルートを閉じる方向に付勢された状態にある。
【００２５】上述した構造および機構により、オペレー
タが磁気ヘッド５でデータを読み込んだ後、続けて磁気
カード１を磁気カード読み取り装置２から、外部へ排出
すると防塵カバー４は、磁気カード１を磁気カード読み
取り装置２に差し込む以前の通常状態、すなわちスライ
ドルートを閉じた状態に自動的に復帰し、塵や埃の侵入
を防ぐことができる。
タが磁気ヘッド５でデータを読み込んだ後、続けて磁気
カード１を磁気カード読み取り装置２から、外部へ排出
すると防塵カバー４は、磁気カード１を磁気カード読み
取り装置２に差し込む以前の通常状態、すなわちスライ
ドルートを閉じた状態に自動的に復帰し、塵や埃の侵入
を防ぐことができる。
【００２６】図７は、本発明による磁気カード読み取り
装置をＰＯＳ端末内に実装した時の例である。本発明に
よる磁気カード読み取り装置を構成する要素２を、ＰＯ
Ｓ端末装置内に実装し、カード挿入部とカードスライド
部を、ＰＯＳ端末の外装の一部として配置した例であ
る。
装置をＰＯＳ端末内に実装した時の例である。本発明に
よる磁気カード読み取り装置を構成する要素２を、ＰＯ
Ｓ端末装置内に実装し、カード挿入部とカードスライド
部を、ＰＯＳ端末の外装の一部として配置した例であ
る。
【００２７】この場合のＰＯＳ端末装置は、本体７、商
品コードを示すバーコードを読ませるバーコードスキャ
ナ８、商品コードや値段を手入力できるキーボード９、
作業状態を瞬時に表示させるディスプレイ（店員用）１
０、ディスプレイ（客用）１１、金銭一時預かり用キャ
ッシュボックス１２、客用レシート発行プリンタ１３な
どがあり、その装置の中に客の登録番号が読み込んであ
る磁気カードを、読み込む磁気カード読み取り装置２で
構成される。
品コードを示すバーコードを読ませるバーコードスキャ
ナ８、商品コードや値段を手入力できるキーボード９、
作業状態を瞬時に表示させるディスプレイ（店員用）１
０、ディスプレイ（客用）１１、金銭一時預かり用キャ
ッシュボックス１２、客用レシート発行プリンタ１３な
どがあり、その装置の中に客の登録番号が読み込んであ
る磁気カードを、読み込む磁気カード読み取り装置２で
構成される。
【００２８】防塵カバー４をＰＯＳ端末の外観カバーの
一部として実装することで、本発明による磁気カード読
み取り装置２を、コンパクトにＰＯＳ端末装置に一体化
させている。オペレータは防塵カバーを意識して開け閉
めすることなく、読み込み動作ができる。カード排出後
は自動的に防塵カバーが閉じて、塵や埃の侵入を防ぐこ
とが出来る。
一部として実装することで、本発明による磁気カード読
み取り装置２を、コンパクトにＰＯＳ端末装置に一体化
させている。オペレータは防塵カバーを意識して開け閉
めすることなく、読み込み動作ができる。カード排出後
は自動的に防塵カバーが閉じて、塵や埃の侵入を防ぐこ
とが出来る。
【００２９】図５には、本発明による磁気カード読み取
り装置の他の実施例を示す。図１で説明した実施例に対
して、防塵カバー４を装置２内部に実装し、装置２内に
おいてスライドする機構を持たせた実施例である。
り装置の他の実施例を示す。図１で説明した実施例に対
して、防塵カバー４を装置２内部に実装し、装置２内に
おいてスライドする機構を持たせた実施例である。
【００３０】図１と同様、磁気カード１のスライドルー
ト部分をすべて覆うことのできる防塵カバー４が、磁気
カード読み取り装置２の筐体の内壁に沿ってスライドす
る。防塵カバー４の２ヶ所に配置したコイルバネ６が、
常に防塵カバー４をバランスを保って押した状態になっ
ている。
ト部分をすべて覆うことのできる防塵カバー４が、磁気
カード読み取り装置２の筐体の内壁に沿ってスライドす
る。防塵カバー４の２ヶ所に配置したコイルバネ６が、
常に防塵カバー４をバランスを保って押した状態になっ
ている。
【００３１】これにより、図１の説明と同様にオペレー
タが磁気カード１を差し込み、スライドルート上を動か
すことで、特に防塵カバー４を開けることを意識せず、
自然な読み取り動作ができる。
タが磁気カード１を差し込み、スライドルート上を動か
すことで、特に防塵カバー４を開けることを意識せず、
自然な読み取り動作ができる。
【００３２】磁気カード１のデータを読み込み、磁気カ
ード１を排出した後、防塵カバー４はコイルバネ６のバ
ネ力により、元通り磁気カード１のスライドルート部分
を覆った状態に自動的に復帰する。図６は、図５のＦ−
Ｆ断面図である。防塵カバー４はカバー押さえ２４によ
り、装置２筐体の内壁に接した状態に保たれている。防
塵カバー４が常に安定して無理のないスライド動作をす
るように、カバー押さえ２４が押さえ込んでいる。
ード１を排出した後、防塵カバー４はコイルバネ６のバ
ネ力により、元通り磁気カード１のスライドルート部分
を覆った状態に自動的に復帰する。図６は、図５のＦ−
Ｆ断面図である。防塵カバー４はカバー押さえ２４によ
り、装置２筐体の内壁に接した状態に保たれている。防
塵カバー４が常に安定して無理のないスライド動作をす
るように、カバー押さえ２４が押さえ込んでいる。
【００３３】以上、説明したように、本発明による磁気
カード読み取り装置は、塵埃や異物を装置２内に侵入さ
せない防塵カバー４を、装置２外部あるいは内部に持
つ。オペレータは磁気カード１を単に差し込むだけで、
自然に読み取り動作ができる。磁気カード１を読み取り
装置２外に排出した後は、コイルバネ６により防塵カバ
ー４が自動的に閉じる機構を有している。これにより、
読み込み動作時以外の通常状態は、スライドルートが覆
われた状態に保たれるので、塵や埃の影響を受けること
なく、安定した読み込み動作を可能としている。
カード読み取り装置は、塵埃や異物を装置２内に侵入さ
せない防塵カバー４を、装置２外部あるいは内部に持
つ。オペレータは磁気カード１を単に差し込むだけで、
自然に読み取り動作ができる。磁気カード１を読み取り
装置２外に排出した後は、コイルバネ６により防塵カバ
ー４が自動的に閉じる機構を有している。これにより、
読み込み動作時以外の通常状態は、スライドルートが覆
われた状態に保たれるので、塵や埃の影響を受けること
なく、安定した読み込み動作を可能としている。
【００３４】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、磁気カー
ド非使用時には完全に塵埃から遮断することができ、磁
気カード使用時には磁気カードを磁気カード読み込み装
置に読ませる作業上、自動的に防塵カバーを開閉できる
ため、作業者が無意識のうちに磁気ヘッド部や、磁気カ
ード読み取り装置の内部の電気回路（部品）を、塵埃に
よる故障から防ぐことができる効果がある。
ド非使用時には完全に塵埃から遮断することができ、磁
気カード使用時には磁気カードを磁気カード読み込み装
置に読ませる作業上、自動的に防塵カバーを開閉できる
ため、作業者が無意識のうちに磁気ヘッド部や、磁気カ
ード読み取り装置の内部の電気回路（部品）を、塵埃に
よる故障から防ぐことができる効果がある。
【図１】本発明の実施例の斜視図である。
【図２】本発明の実施例の分解斜視図である。
【図３】本発明の実施例の矢視図及び断面図である。
【図４】本発明の実施例の矢視図である。
【図５】本発明の他の実施例の斜視図である。
【図６】本発明の他の実施例の断面図である。
【図７】本発明の実施例をＰＯＳ端末装置への実装例の
斜視図である。
斜視図である。
【図８】従来の磁気カード読み取り装置のＰＯＳ端末装
置への実装例の斜視図である。
置への実装例の斜視図である。
【図９】従来の磁気カード読み取り装置の一例の斜視図
である。
である。
【図１０】従来の磁気カード読み取り装置の他の一例の
斜視図である。
斜視図である。
【図１１】従来の磁気カード読み取り装置のさらに他の
一例の斜視図である。
一例の斜視図である。
１ 磁気カード ２ 磁気カード読み取り装置 ３ カード挿入部 ４ 防塵カバー（摺動部材） ５ 磁気ヘッド ２０ スライドルート
Claims (3)
- 【請求項１】 磁気カードを挿入するカード挿入部と、
この挿入部へ挿入された前記磁気カードをスライドさせ
るためのガイドとなるスライドルートとを有し、前記ス
ライドルートを前記磁気カードをスライドせしめつつ磁
気情報を読み取るようにした磁気カード読み取り装置で
あって、前記挿入部は前記スライドルートの端部に設け
られており、前記スライドルートは、当該ルートに沿っ
て設けられた固定面と、この固定面と平行に形成されか
つ前記固定面側に付勢されて前記スライドルートの方向
と直交する方向に摺動自在な摺動部材とからなることを
特徴とする磁気カード読み取り装置。 - 【請求項２】 前記摺動部材が前記スライドルート部分
の防塵カバーを構成していることを特徴とする請求項１
記載の磁気カード読み取り装置。 - 【請求項３】 前記摺動部材は防塵カバー内に設けられ
ていることを特徴とする請求項１記載の磁気カード読み
取り装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18475297A JPH1131353A (ja) | 1997-07-10 | 1997-07-10 | 磁気カード読み取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18475297A JPH1131353A (ja) | 1997-07-10 | 1997-07-10 | 磁気カード読み取り装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1131353A true JPH1131353A (ja) | 1999-02-02 |
Family
ID=16158732
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18475297A Withdrawn JPH1131353A (ja) | 1997-07-10 | 1997-07-10 | 磁気カード読み取り装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1131353A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004007990A1 (de) | 2002-07-10 | 2004-01-22 | Guido Tschopp | Führung mit nullpunktrückstellung |
| US7726565B1 (en) * | 2007-08-08 | 2010-06-01 | Ji Tan | Insertable and removable magnetic stripe reader head protection device |
| EP3739500A1 (de) * | 2019-05-13 | 2020-11-18 | ddm hopt + schuler GmbH & Co. KG. | Manipulationssicherer kartenleser mit einer verklebten mehrschichtigen schutzhaube |
-
1997
- 1997-07-10 JP JP18475297A patent/JPH1131353A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004007990A1 (de) | 2002-07-10 | 2004-01-22 | Guido Tschopp | Führung mit nullpunktrückstellung |
| US7726565B1 (en) * | 2007-08-08 | 2010-06-01 | Ji Tan | Insertable and removable magnetic stripe reader head protection device |
| EP3739500A1 (de) * | 2019-05-13 | 2020-11-18 | ddm hopt + schuler GmbH & Co. KG. | Manipulationssicherer kartenleser mit einer verklebten mehrschichtigen schutzhaube |
| US10902224B2 (en) | 2019-05-13 | 2021-01-26 | Ddm Hopt + Schuler Gmbh & Co. Kg | Manipulation-proof card reader with a multilayered adhered protective hood |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041005 |