JPH11313355A - 外部接続機能付き無線選択呼出受信機及びそのメッセージ転送方法 - Google Patents

外部接続機能付き無線選択呼出受信機及びそのメッセージ転送方法

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JPH11313355A
JPH11313355A JP10116485A JP11648598A JPH11313355A JP H11313355 A JPH11313355 A JP H11313355A JP 10116485 A JP10116485 A JP 10116485A JP 11648598 A JP11648598 A JP 11648598A JP H11313355 A JPH11313355 A JP H11313355A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】受信時刻の古いメッセージが消去されるのを防
止できる外部接続機能付き無線選択呼出受信機及びその
メッセージ転送方法を提供する。 【解決手段】記憶部4の内部に通常のメッセージを格納
する通常メッセージ記憶部104の他に、外部端子9を
介してパーソナルコンピュータ等に転送するメッセージ
を格納するための転送メッセージ記憶部106を有す
る。そして、転送メッセージ記憶部106に格納された
転送メッセージを、その転送メッセージ記憶部106使
用率をトリガとして、使用者に対して、外部装置に受信
メッセージを取り出すべき旨をLCD5による表示及び
スピーカ7による鳴音で催促する。これにより、使用者
は、転送メッセージを外部装置に転送すべきタイミング
を知ることができるので使い勝手が向上する。また、外
部装置へメッセージを転送できるので記憶部4の使用効
率を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部接続機能付き
無線選択呼出受信機及びそのメッセージ転送方法に関
し、特に受信されたメッセージを外部装置に転送する技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、外部端子を介して外部装置、例え
ばパーソナルコンピュータに接続できる外部接続機能付
き無線選択呼出受信機が知られている。この外部接続機
能付き無線選択呼出受信機は、受信されたメッセージを
一旦メッセージメモリに記憶し、このメッセージメモリ
に記憶されているメッセージをパーソナルコンピュータ
に転送できる。メッセージを受け取ったパーソナルコン
ピュータは、そのメッセージをディスプレイ装置に表示
し、また記憶装置にファイルとして保存できる。また、
パーソナルコンピュータは、外部接続機能付き無線選択
呼出受信機に所定の指令を送ることにより、該外部接続
機能付き無線選択呼出受信機の内部に記憶されているメ
ッセージを消去することもできる。
【0003】しかし、このような従来の外部接続機能付
き無線選択呼出受信機は、次のような問題を有する。即
ち、メッセージメモリに蓄積されたメッセージの量が一
定値を越えると、古い受信時刻のメッセージから順番に
自動的に消去される。従って、使用者が知らないうちに
メッセージが消去されてしまうことがある。また、従来
の外部接続機能付き無線選択呼出受信機のメッセージメ
モリに格納されているメッセージをパーソナルコンピュ
ータに転送する前に、新たなメッセージが受信される
と、転送しようとしていた古いメッセージが消去される
恐れがある。
【0004】このような無線選択呼出受信機に関連する
技術として、例えば特開平4−57417号公報に「ポ
ケットベル情報転送方式」が開示されている。このポケ
ットベル情報転送方式は、ポケットベルシステムの加入
者の受信機へ、依頼者からの呼出情報の他に、緊急情報
などの特別な情報も一緒に転送する。受信機で受信され
た情報は外部のパーソナルコンピュータへ転送され、該
パーソナルコンピュータで処理される。しかし、この特
開平4−57417号公報には、受信機で受信されたメ
ッセージが所定量を超えた場合に起こるメッセージの消
失を防止する技術は開示されていない。
【0005】また、特開平6−13958号公報には、
ページャに受信があった場合、この受信されたメッセー
ジに基づいて、メモ等を利用することなく簡単な操作で
相手方に電話でき、更に電話番号やメッセージを回線を
利用して外部に送信することができるようにした「電話
装置」が開示されている。しかし、この特開平6−13
958号公報に開示された技術では、ページャで受信さ
れたメッセージが所定量を超えた場合に起こるメッセー
ジの消失を防止できない。
【0006】また、特開平6−53887号公報には、
復号機によって所望のメッセージ情報を、メモリの外部
にマイクロコンピュータ又はプロセッサから利用可能な
制御装置を設けることなく、メモリに格納できる「ロー
カルコール用受信機」が開示されている。しかし、この
特開平6−53887号公報に開示された技術でも、ロ
ーカルコール用受信機で受信されたメッセージが所定量
を超えた場合に起こるメッセージの消失を防止できな
い。
【0007】更に、特開平6−152501号公報に
は、ドライバー向けの情報の受信もれを防止するための
「自動車用情報提供装置」が開示されている。この自動
車用情報提供装置は、ページャ端末機の内蔵メモリの残
容量が所定値以下になると、メモリ容量検出手段により
検出信号を出力し、この検出信号に応じて起動手段が作
動することによりECUの電源回路が投入され、転送手
段により内蔵メモリの蓄積データがECUのメモリに転
送される。これにより、ページャ端末機の内蔵メモリが
満杯になることによるドライバー向け情報の受信もれが
防止される。しかし、この特開平6−152501号公
報には、受信されたメッセージを通常のメッセージと転
送用のメッセージに分類して記憶する技術は開示されて
いない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した従
来の問題を解消するためになされたもので、受信時刻の
古いメッセージが消去されるのを防止できる外部接続機
能付き無線選択呼出受信機及びそのメッセージ転送方法
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の態様に係る外部接続機能付き無線選
択呼出受信機は、外部装置に接続するための接続部と、
受信されたデータに含まれるメッセージを、前記外部装
置に転送される転送メッセージであるか前記外部装置に
転送されない通常メッセージであるかを、該データに含
まれる呼出番号に基づいて判断する判断手段と、該判断
手段により通常メッセージであることが判断された場合
に該通常メッセージを記憶する通常メッセージ記憶部
と、該通常メッセージ記憶部に記憶された通常メッセー
ジを表示する表示部と、該判断手段により転送メッセー
ジであることが判断された場合に該転送メッセージを記
憶する転送メッセージ記憶部と、該転送メッセージ記憶
部に格納されているメッセージを前記接続部に接続され
た外部装置に転送する転送手段、とで構成されている。
【0010】この外部接続機能付き無線選択呼出受信機
は、前記転送メッセージ記憶部の使用率を所定時間間隔
で検査する検査手段と、該検査手段における検査の結
果、前記使用率が所定値より大きくなった場合に警報を
発生する警報手段、とを更に備えて構成できる。この場
合、前記警報手段で発生される警報は、鳴音及び/又は
表示とすることができる。
【0011】この構成によれば、転送メッセージ記憶部
の使用率が所定値より大きくなった場合に、使用者に対
して、転送メッセージ記憶部に格納された転送メッセー
ジを、外部装置、例えばパーソナルコンピュータに取り
出すように、例えばLCDにいよる表示及び/又はスピ
ーカによる鳴音によって催促できる。これにより、使用
者は、メッセージを転送すべきタイミングを知ることが
できるので、使い勝手が向上する。また、外部装置へ転
送メッセージを転送できるので、メッセージを格納する
エリアの使用効率を向上させることができる。
【0012】また、この外部接続機能付き無線選択呼出
受信機は、通常メッセージを転送メッセージに変更すべ
き旨を指示する指示手段と、該指示手段による指示に応
じて、前記通常メッセージ記憶部に記憶されている通常
メッセージを前記転送メッセージ記憶部に移動して転送
メッセージとして登録する登録手段、とを更に備えて構
成できる。この構成によれば、転送メッセージのみなら
ず通常メッセージをも外部装置に転送できるので、使い
勝手が向上する。
【0013】また、この外部接続機能付き無線選択呼出
受信機は、前記転送メッセージ記憶部が満杯になった場
合に、前記仕分手段によって仕分けられた転送メッセー
ジを前記通常メッセージ記憶部に記憶させる制御手段、
を更に備えて構成できる。この構成によれば、転送メッ
セージ記憶部が満杯となっても、受信されたメッセージ
が消失されることがない。
【0014】更に、この外部接続機能付き無線選択呼出
受信機は、前記外部装置に転送された転送メッセージを
前記転送メッセージ記憶部から消去すべきかどうかを指
示する消去指示手段と、該指示手段により消去すべきこ
とが指示された場合に、前記外部装置に転送された転送
メッセージを消去する消去手段、とを更に備えて構成で
きる。この構成によれば、使用者は、外部装置へ転送済
みのメッセージを消去することもできるし残しておくこ
ともできるので、使い勝手が向上する。
【0015】また、同様の目的で、本発明の第2の態様
に係る無線選択呼出受信機のメッセージ転送方法は、外
部装置に転送される転送メッセージを記憶する転送メッ
セージ記憶部と、前記外部装置に転送されない通常メッ
セージ記憶する通常メッセージ記憶部、とを有し、受信
されたデータに含まれるメッセージを、該データに含ま
れる呼出番号に基づいて転送メッセージと通常メッセー
ジとに仕分け、該仕分けられた通常メッセージを前記通
常メッセージ記憶部に記憶し、該通常メッセージ記憶部
に記憶された通常メッセージを表示し、該仕分けられた
転送メッセージを前記転送メッセージ記憶部に記憶し、
該転送メッセージ記憶部に記憶された転送メッセージを
前記外部装置に転送するように構成されている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る外部接続機能
付き無線選択呼出受信機(以下、単に「無線選択呼出受
信機」という)の実施の形態を、図面を参照しながら詳
細に説明する。なお、以下においては、外部装置として
パーソナルコンピュータPCが使用されるものとする。
また、この無線選択呼出受信機は、m個のID1,I
2,・・・,IDi,・・・,IDmを有し、そのう
ち、ID1及びID2は個別呼出に用いられ、ID3〜I
mは例えば天気予報、ニュース等といった情報を受信
するために用いられるものとする。
【0017】図1は本発明の実施の形態に係る外部接続
機能付き無線選択呼出受信機の構成を示すブロック図で
ある。この無線選択呼出受信機は、アンテナ1、無線部
2、制御部3、記憶部4、LCD5、増幅器6、スピー
カ7、電源スイッチ8、外部端子9、接続スイッチ10
及び操作部11により構成されている。
【0018】アンテナ1は、基地局(図示しない)から
の電磁波を受信して無線信号(電気信号)に変換する。
このアンテナ1で得られた無線信号は、無線部2に供給
される。無線部2は、アンテナ1で得られた無線信号を
増幅し、この増幅された無線信号を復調する。この復調
された信号は制御部3に供給される。
【0019】制御部3は、この無線選択呼出受信機の全
体を制御する。この制御部3の詳細な構成及び動作は、
後に詳細に説明する。記憶部4は、制御部3で使用され
るデータを一次的に格納するために使用される。また、
この記憶部4は、受信されたメッセージを格納するため
のメッセージ格納エリアとして使用される。メッセージ
格納エリアの構成は後に詳細に説明する。
【0020】LCD5は、制御部3から送られてくるデ
ータに従って、受信されたメッセージ、その他の種々の
メッセージを表示する。増幅器6は、制御部3から送ら
れてくる鳴音信号を増幅し、スピーカ7に供給する。ス
ピーカ7は、増幅器6からの信号を音に変換する。これ
により、使用は着信があったことを知ることができる。
【0021】電源スイッチ8は、無線部2に電力を供給
するかどうかを制御するために使用される。この電源ス
イッチ8がオンにされることにより、無線部2に電力が
供給され、この無線選択呼出受信機でメッセージを受信
できるようになる。一方、電源スイッチ8がオフにされ
ると、無線部2への電力の供給が停止され、この無線選
択呼出受信機でメッセージを受信できなくなる。
【0022】外部端子9は、この無線選択呼出受信機
に、例えばケーブルを用いてパーソナルコンピュータP
Cを接続するために使用される。接続スイッチ10は、
外部端子9にケーブルが挿入されている場合にオンにな
り、そうでない場合にオフになるスイッチである。この
接続スイッチ10は制御部3に接続され、そのオン/オ
フ状態を表す信号が制御部3に供給される。
【0023】操作部11は、手動登録スイッチ11a及
びメッセージクリアスイッチ11bを含んでいる。手動
登録スイッチ11aは、後述する通常メッセージエリア
104に格納されているメッセージを手動で転送メッセ
ージエリア106に転送するために使用される。メッセ
ージクリアスイッチ11bは、転送メッセージエリア1
06に格納されているメッセージをクリアするかどうか
を指示するために使用される。この操作部11は、各ス
イッチのオン/オフ状態を表す信号を生成し、制御部3
に供給する。
【0024】次に、制御部3の詳細な構成を、図2に示
したブロック図を参照しながら説明する。制御部3は、
デコーダ31、CPU32、LCDドライバ33、RO
M34、タイマ35及びこれら各要素を接続する内部バ
ス40で構成されている。内部バス40は、例えば8ビ
ットのパラレルバスで構成できる。
【0025】デコーダ31は、無線部2から送られてく
る復調された信号をデコードする。このデコードにより
得られる受信データの形式を図3に示す。受信データ
は、ヘッダ情報とメッセージ情報とで構成されており、
ヘッダ情報にはID番号と受信時刻が含まれる。デコー
ダ31は、この受信データに含まれるヘッダ情報中のI
D番号が自己の呼出番号(ID番号)と一致するかどう
かを調べる。そして、一致することが判断された場合に
鳴音信号を生成し、増幅器6に供給する。また、受信デ
ータに含まれるメッセージを取り出して保存すると共
に、メッセージが受信された旨をCPU32に知らせ
る。
【0026】CPU32としては、例えば8ビットのC
PUが用いられる。ROM34は、プログラムを記憶す
る。CPU32は、このROM34に記憶されているプ
ログラムに従って動作し、種々の処理を行う。このCP
U32で行われる処理は、後にフローチャートを参照し
ながら詳細に説明する。
【0027】LCDドライバ33は、CPU32から内
部バス40を経由して送られてくる信号を増幅し、LC
D5に供給する。これにより、該信号に対応するメッセ
ージがLCD5に表示される。タイマ35としては、例
えばプログラマブルタイマが使用される。このタイマ3
5には、CPU32から所定のタイマ値がセットされ
る。セットされたタイマ値は、所定時間間隔でデクリメ
ントされ、デクリメントの結果、タイマ値がゼロになっ
た場合にタイムアウトが発生した旨が認識される。この
タイマ35は、記憶部4の転送メッセージエリア106
に格納されているメッセージの量を一定時間毎にチェッ
クするために使用される。
【0028】次に、記憶部4に形成されるメッセージ格
納エリアの構成を、図4〜図7を参照しながら説明す
る。メッセージ格納エリアは、図4に示すように、メッ
セージ番号管理エリア100、メッセージファイル管理
エリア101、メッセージファイル情報エリア102、
通常メッセージセクタ管理エリア103、通常メッセー
ジエリア104、転送メッセージセクタ管理エリア10
5及び転送メッセージエリア106から構成されてい
る。
【0029】メッセージ番号管理エリア100は、図5
に示すように、m個のID1,ID2,・・・,IDi
・・・,IDmのそれぞれに対応するm個のディレクト
リD1,D2,・・・,Di,・・・,Dmから構成されて
いる。各ディレクトリDi(i=1,2,・・・,m)
は、n個のエントリNi1,Ni2,・・・,Niu,・・
・,Ninから構成されている。各エントリNiu(u=
1,2,・・・,n)には後述するメッセージファイル
番号Fiv(v=1,2,・・・,n)が記憶される。
【0030】図5は、エントリN11にメッセージファイ
ル番号F13が、エントリN12にメッセージファイル番号
12が、エントリN13にメッセージファイル番号F
11が、エントリNm1にメッセージファイル番号Fm1が、
それぞれ格納されている状態を示す。なお、初期状態で
は、各エントリNiuの内容はゼロに設定される。また、
図5では図示を省略してあるが、メッセージを受信され
た順番にスタックするFIFOが設けられている。この
FIFOは、受信時刻が最も古いメッセージを判断する
ために使用される(詳細は後述する)。
【0031】メッセージファイル情報エリア102は、
図6に示すように、上述したm個のディレクトリD1
2,・・・,Di,・・・,Dmのそれぞれに対応する
m個のサブエリアSA1,SA2,・・・,SAi,・・
・,SAmから構成されている。各サブエリアSAiは、
メッセージファイル番号Fi1,Fi2,・・・,Fiv,・
・・,Finと同一の名称が付されたn個のエントリから
構成されている。
【0032】各エントリFivは、フラグと占有セクタ記
憶エリアから構成されている。フラグは通常メッセージ
と転送メッセージとを識別するために使用され、通常メ
ッセージである場合に「0」が、転送メッセージである
場合に「1」がそれぞれ記憶される。占有セクタ記憶エ
リアには、後述するセクタ番号が記憶される。
【0033】図6は、メッセージファイル番号F11が付
されたメッセージファイルがセクタ番号R1及びR2で指
定されるセクタに通常メッセージとして格納され、メッ
セージファイル番号F12が付されたメッセージファイル
がセクタ番号R3で指定されるセクタに通常メッセージ
として格納され、メッセージファイル番号F13が付され
たメッセージファイルがセクタ番号R4で指定されるセ
クタに通常メッセージとして格納され、更に、メッセー
ジファイル番号Fm1が付されたメッセージファイルがセ
クタ番号T1、T2及びT3で指定されるセクタに転送メ
ッセージとして格納されている状態を示す。
【0034】メッセージファイル管理エリア101は、
図6に示すように、上述したm個のディレクトリD1
2,・・・,Di,・・・,Dmのそれぞれに対応する
m個のサブエリアSB1,SB2,・・・,SBi,・・
・,SBmから構成されている。各サブエリアSBiは、
メッセージファイル番号Fi1,Fi2,・・・,Fiv,・
・・,Finにそれぞれ対応するn個の記憶エリアを有
し、対応するサブエリアSAiの各エントリの使用状況
を記憶する。この場合、エントリFivが使用中であれば
「1」が、未使用であれば「0」がそれぞれセットされ
る。メッセージファイルが新規に格納される場合は、こ
のメッセージファイル管理エリア101のサブエリアS
iを参照することによってサブエリアSAiの空きエン
トリが検索される。
【0035】通常メッセージエリア104は、図7に示
すように、セクタ番号R1,R2,・・・・,Rjにそれ
ぞれ対応するj個のセクタから構成されている。各セク
タには、通常メッセージが格納される。同様に、転送メ
ッセージエリア106は、図7に示すように、セクタ番
号T1,T2,・・・・,Tjにそれぞれ対応するk個の
セクタから構成されている。各セクタには、転送メッセ
ージが格納される。
【0036】通常メッセージセクタ管理エリア103
は、図7に示すように、セクタ番号R 1,R2,・・・
・,Rjにそれぞれ対応するj個の記憶エリアで構成さ
れ、上述した通常メッセージエリア104の各セクタの
使用状況が記憶される。この場合、対応するセクタが使
用中であれば「1」が、未使用であれば「0」がそれぞ
れ記憶される。同様に、転送常メッセージセクタ管理エ
リア105は、セクタ番号T1,T2,・・・・,Tj
それぞれ対応するk個の記憶エリアで構成され、上述し
た転送メッセージエリア106の各セクタの使用状況が
記憶される。この場合も、対応するセクタが使用中であ
れば「1」が、未使用であれば「0」がそれぞれ記憶さ
れる。
【0037】図7に示した例では、メッセージファイル
番号F11が付されたメッセージファイルは、通常メッセ
ージエリア104の、セクタ番号R1及びR2で指定され
る2つのセクタから構成され、そのメッセージ内容は
「本日、3時より電気電子部品展示会を第3会議室で開
催」であることを表している。
【0038】次に、上記のように構成される無線選択呼
出受信機の動作を、図8〜図16に示したフローチャー
トを参照しながら説明する。なお、各フローチャートに
示した処理は、CPU32によって行われる。
【0039】(1)メイン処理 先ず、メイン処理について、図8に示したフローチャー
トを参照しながら説明する。このメイン処理ルーチン
は、電源の投入により起動される。
【0040】電源が投入されると、受信動作が開始され
る。そして、先ずタイマ35にタイマ値がセットされる
(ステップS10)。即ち、CPU32は、所定のタイ
マ値を、内部バス40を介してタイマ35にセットす
る。これにより、タイマ35は所定時間間隔でデクリメ
ントを開始する。
【0041】次いで、メッセージが受信されたかどうか
が調べられる(ステップS11)。即ち、CPU32
は、メッセージが受信された旨の信号がデコーダ31か
ら送られてきているかどうかを調べる。ここで、メッセ
ージが受信されたことが判断されると、メッセージ格納
処理が行われる(ステップS12)。このメッセージ格
納処理では、受信されたメッセージをデコーダ31から
取り出し、記憶部4のメッセージ格納エリアに格納する
処理が行われる。このメッセージ格納処理の詳細は後述
する。一方、上記ステップS11で、メッセージが受信
されていないことが判断されると、ステップS12の処
理はスキップされる。
【0042】次いで、タイムアウトになったかどうかが
調べられる(ステップS13)。即ち、CPU32は、
タイマ35から現在のタイマ値を読み出し、そのタイマ
値がゼロであるかどうかを調べる。ここで、タイムアウ
トになったことが判断されると、電源投入又は前回のメ
ッセージ容量チェック処理から一定時間が経過したこと
が認識され、メッセージ容量チェック処理が行われる
(ステップS14)。このメッセージ容量チェック処理
では、転送メッセージエリア106の使用率が所定値よ
り大きくなった場合に、その旨を使用者に報知する処理
が行われる。このメッセージ容量チェック処理の詳細は
後述する。一方、上記ステップS13で、タイムアウト
になっていないことが判断されると、このステップS1
4の処理はスキップされる。
【0043】次いで、外部接続があるかどうか、つまり
パーソナルコンピュータPCが接続されているかどうか
が調べられる(ステップS15)。即ち、CPU32
は、接続スイッチ10からそのオン/オフ状態を表す信
号を取り込み、その接続スイッチ10がオンになってい
るかどうかを調べる。そして、外部接続がある、つまり
接続スイッチ10がオンになっていることが判断される
と、メッセージ転送処理が行われる(ステップS1
6)。このメッセージ転送処理では、転送メッセージエ
リア106に格納されているメッセージを外部端子9を
介してパーソナルコンピュータPCに転送する処理が行
われる。このメッセージ転送処理の詳細は後述する。一
方、上記ステップS15で外部接続がないことが判断さ
れると、このステップS16の処理はスキップされる。
【0044】次いで、操作部11に含まれるスイッチの
何れかが操作されたかどうかが調べられる(ステップS
17)。即ち、CPU32は、操作部11から各スイッ
チのオン/オフを表す信号を取り出し、この取り出され
た信号に基づいて何れかのスイッチがオンにされたかど
うかを調べる。ここで、操作部11に含まれるスイッチ
の何れかが操作されたことが判断されると、次いで、手
動登録スイッチ11aがオンにされたかどうかが調べら
れる(ステップS18)。
【0045】ここで、手動登録スイッチ11aがオンに
されていないことが判断されると、シーケンスはステッ
プS11に戻る。一方、手動登録スイッチ11aがオン
にされたことが判断されると手動登録処理が行われる
(ステップS19)。この手動登録処理は、通常メッセ
ージエリア104に格納されているメッセージを手動で
転送メッセージエリア106に転送する処理である。こ
の手動登録処理の詳細は後述する。その後、シーケンス
はステップS11に戻る。上記ステップS19で手動登
録スイッチ11aがオンにされていないことが判断され
ると、その他のスイッチの操作に応じた処理が行われる
(ステップS20)。その後、シーケンスはステップS
11に戻る。
【0046】以下同様にして、ステップS11〜S20
の処理が繰り返し実行されることにより、転送メッセー
ジをパーソナルコンピュータPCに転送する機能及び無
線選択呼出受信機としての諸機能が実現される。
【0047】(2)メッセージ格納処理 次に、メッセージ格納処理について、図9〜図11に示
したフローチャートを参照しながら説明する。このメッ
セージ格納処理ルーチンは、メイン処理ルーチンのステ
ップS12からコールされる。
【0048】このメッセージ格納処理では、先ず、デコ
ーダ31から、そこに保存されている受信データが取り
出される(ステップS20)。この取り出された受信デ
ータは、記憶部4の内部に設けられたバッファエリア
(図示しない)に転送される。次いで、メッセージ長及
び占有セクタが計算される(ステップS21)。この計
算は、上記バッファエリアに格納された受信データに基
づいて行われる。
【0049】次いで、受信されたメッセージが転送メッ
セージであるかどうかが調べられる(ステップS2
2)。これは、上記バッファエリアに格納されている受
信データのヘッダ情報に基づいて行われる。即ち、ヘッ
ダ情報中のID番号がID3〜IDmであるかどうかが調
べられる。ここで、転送メッセージでないことが判断さ
れると、ステップS40へ分岐し、ステップS40〜S
48において、通常メッセージの格納処理が行われる。
【0050】一方、転送メッセージであることが判断さ
れると、ステップS23〜S31において、転送メッセ
ージの格納処理が行われる。即ち、先ず空きファイルが
存在するかどうかが調べられる(ステップS23)。こ
れは、メッセージファイル管理エリア101に、「0」
にセットされている記憶エリアが存在するかどうかを調
べることにより行われる。ここで、空きファイルが存在
しないことが判断されると、受信されたメッセージは廃
棄される(ステップS31)。その後、シーケンスは、
このメッセージ格納処理ルーチンからメイン処理ルーチ
ンのステップS13にリターンする。
【0051】上記ステップS23で、空きファイルが存
在することが判断されると、その空きファイルに対応す
るメッセージファイル番号が取得される。次いで、転送
メッセージエリア106に空きセクタが存在するかどう
かが調べられる(ステップS24)。これは、転送メッ
セージセクタ管理エリア105に、「0」にセットされ
ている記憶エリアが、上記ステップS21で算出された
占有セクタ分だけ存在するかどうかを調べることにより
行われる。
【0052】ここで、空きセクタが存在することが判断
されると、そのセクタのセクタ番号が取得される。次い
で、受信されたメッセージに割り当てられたセクタ番号
をメッセージファイル情報エリア102に登録する処理
が行われる(ステップS25)。この処理では、メッセ
ージファイル情報エリア102の中の、上記で取得され
たメッセージファイル番号に対応するエントリのフラグ
が「1」にセットされると共に、上記取得されたセクタ
番号が占有セクタ記憶エリアに格納される。
【0053】次いで、メッセージファイル管理エリア1
01が更新される(ステップS26)。即ち、メッセー
ジファイル管理エリア101の、上記取得されたメッセ
ージファイル番号に対応する記憶エリアに「1」がセッ
トされる。
【0054】次いで、受信されたメッセージが転送メッ
セージエリア106に転送される(ステップS27)。
即ち、記憶部4のバッファエリアに格納されている受信
データ中のメッセージ情報が読み出され、上記取得され
たセクタ番号で指定されるセクタに格納される。次い
で、転送メッセージセクタ管理エリア105が更新され
る(ステップS28)。即ち、転送メッセージセクタ管
理エリア105の、上記取得されたセクタ番号に対応す
る記憶エリアに「1」がセットされる。
【0055】次いで、メッセージファイル番号の登録及
び更新が行われる(ステップS29)。即ち、メッセー
ジ番号管理エリア100に、上記取得されたメッセージ
ファイル番号が登録され、メッセージファイル番号の並
び替えが行われる。この並べ替えでは、最後に登録した
メッセージファイル番号がディレクトリのトップになる
ような方法で行われる。その後、シーケンスは、このメ
ッセージ格納処理ルーチンからメイン処理ルーチンのス
テップS13にリターンする。
【0056】上記ステップS24で、転送メッセージエ
リア106に空きセクタが存在しないことが判断される
と、次いで、通常メッセージエリア104に空きセクタ
が存在するかどうかが調べられる(ステップS30)。
ここで、空きセクタが存在しないことが判断されると、
受信メッセージの廃棄が行われ(ステップS31)、そ
の後、シーケンスは、このメッセージ格納処理ルーチン
からメイン処理ルーチンのステップS13にリターンす
る。以上の処理により、受信された転送メッセージが順
次メッセージ格納エリアの転送メッセージエリア106
に格納されることになる。
【0057】一方、空きセクタが存在することが判断さ
れると、ステップS42に分岐し、後述するように、転
送メッセージを通常メッセージエリア104に格納する
ための通常メッセージ格納処理が行われる。これによ
り、転送メッセージエリア106が満杯の場合は、その
転送メッセージを廃棄するのではなく、通常メッセージ
エリア104に空きセクタがあればそこに格納する機能
が実現されている。
【0058】次に、通常メッセージ格納処理について説
明する。この通常メッセージ格納処理では、先ず空きフ
ァイルが存在するかどうかが調べられる(ステップS4
0)。これは、上記ステップS23と同様の方法で行わ
れる。ここで、空きファイルが存在しないことが判断さ
れると、最古のメッセージを消去する処理が行われる
(ステップS41)。この処理では、メッセージ番号管
理エリア100のFIFO(図示しない)から1つのメ
ッセージファイル番号が取り出される。この取り出され
たメッセージファイル番号は、最古のメッセージファイ
ル番号である。そして、このメッセージファイル番号に
関連するメッセージ番号管理エリア100のディレクト
リの内容、メッセージファイル管理エリア101の内
容、メッセージファイル情報エリア102の内容、通常
メッセージセクタ管理エリア103の内容及び通常メッ
セージエリア104の内容がゼロにクリアされる。
【0059】次いで、通常メッセージエリア104に空
きセクタが存在するかどうかが調べられる(ステップS
42)。これは上記ステップS24と同様の方法で行わ
れる。ここで、空きセクタが存在することが判断される
と、そのセクタのセクタ番号が取得される。次いで、受
信されたメッセージに割り当てられたセクタ番号をメッ
セージファイル情報エリア102に登録する処理が行わ
れる(ステップS43)。この処理は、上記ステップS
25で行われる処理と同じである。
【0060】次いで、メッセージファイル管理エリア1
01が更新される(ステップS44)。この処理は、上
記ステップS26の処理と同じである。次いで、受信メ
ッセージが通常メッセージエリア104に転送される
(ステップS45)。即ち、記憶部4のバッファエリア
に格納されている受信データ中のメッセージ情報が読み
出され、上記取得されたセクタ番号で指定されるセクタ
に格納される。次いで、通常メッセージセクタ管理エリ
ア103が更新される(ステップS46)。即ち、通常
メッセージセクタ管理エリア103の、上記取得された
セクタ番号に対応する記憶エリアに「1」がセットされ
る。その後、シーケンスはステップS29へ分岐し、上
述したメッセージファイル番号の登録及び更新が行われ
る。
【0061】上記ステップS42で、空きセクタが存在
しないことが判断されると、最古のメッセージを消去す
る処理が行われる(ステップS47)。この処理は、上
記ステップS41で行われる処理と同じである。次い
で、メッセージファイル番号の更新が行われる(ステッ
プS48)。具体的には、上記ステップS47の処理に
よりメッセージ番号管理エリア100のメッセージファ
イル番号の間に空きが生じた場合は、その空きを詰める
処理が行われる。その後、シーケンスはステップS42
に戻り、受信されたメッセージを格納できる分の空きセ
クタが確保されるまで、同様の処理が繰り返される。
【0062】以上の処理により、受信された通常メッセ
ージが順次メッセージ格納エリアの通常メッセージエリ
ア104に格納される。この際、通常メッセージエリア
104又はメッセージファイル情報エリア102が満杯
で新たに受信されたメッセージを格納できないときは、
最も古いメッセージを消去した後に、該新たに受信され
たメッセージを格納する機能が実現されている。
【0063】(3)メッセージ容量チェック処理 次に、メッセージ容量チェック処理について、図12に
示したフローチャートを参照しながら説明する。このメ
ッセージ容量チェック処理ルーチンは、メイン処理ルー
チンのステップS14からコールされる。
【0064】このメッセージ容量チェック処理では、先
ず、転送メッセージエリア106の使用セクタ数が算出
される(ステップS50)。これは、転送メッセージセ
クタ管理エリア105で「1」にセットされている記憶
エリアの数を計算することにより行われる。次いで、現
在のセクタ使用率Xが算出される(ステップS51)。
これは、上記ステップS50で算出されたセクタ数を転
送メッセージエリア106の全セクタ数kで除算するこ
とにより算出される。
【0065】次いで、上記ステップS51で算出された
セクタ使用率Xが所定値Yより大きいかどうかが調べら
れる(ステップS52)。ここで、セクタ使用率Xが所
定値Y以下であることが判断されると、シーケンスは、
このメッセージ容量チェック処理ルーチンからメイン処
理ルーチンのステップS15にリターンする。従って、
セクタ使用率Xが所定値Y以下である場合は、後述する
ような警報音の発生や催促メッセージの表示は行われな
い。
【0066】一方、上記ステップS52で、セクタ使用
率Xが所定値Yより大きいことが判断されると、警報音
が発生される(ステップS53)。即ち、CPU32
は、警報音を発生させるための信号をデコーダ31及び
増幅器6を経由してスピーカ7に供給する。これによ
り、スピーカ7から警報音が発生される。
【0067】次いで、転送メッセージエリア106に格
納されているメッセージをパーソナルコンピュータPC
に転送すべき旨を催促する催促メッセージが表示される
(ステップS54)。即ち、CPU32は、催促メッセ
ージを形成する信号をLCDドライバ33を介してLC
D5に供給する。これにより、LCD5に催促メッセー
ジが表示される。次いで、タイマ35に所定のタイマ値
のセットが行われる(ステップS55)。ここでセット
されるタイマ値は、上述したステップS10でセットさ
れるタイマ値と同じである。
【0068】次いで、所定時間が経過したかどうかが調
べられる(ステップS56)。ここで、所定時間が経過
したことが判断されると、警報音が消去される(ステッ
プS57)。即ち、CPU32は、警報音を消去するた
めの信号をデコーダ31及び増幅器6を経由してスピー
カ7に供給する。これにより、スピーカ7から発生され
ている警報音が消去される。次いで、催促メッセージが
消去される(ステップS58)。即ち、CPU32は、
所定の信号をLCDドライバ33を介してLCD5に供
給する。これにより、LCD5に表示されている催促メ
ッセージが消去される。その後、シーケンスはこのメッ
セージ容量チェック処理ルーチンからメイン処理ルーチ
ンのステップS15にリターンする。これにより、警報
音及び催促メッセージの表示から所定時間が経過したと
きに、これらを消去する機能が実現されている。
【0069】以上説明したように、現在のセクタ使用率
が予め設定されたセクタ使用率をオーバーすると、スピ
ーカ7による警報音が発せられると共に、LCD5によ
る転送を催促するメッセージが表示される。従って、使
用者は、古いメッセージが消去される前にこの無線選択
呼出受信機にパーソナルコンピュータPCを接続し、転
送メッセージエリア106に格納されている転送メッセ
ージをパーソナルコンピュータPCに転送することがで
きるので、メッセージが使用者が知らないうちに消去さ
れることを防止できる。
【0070】(4)メッセージ転送処理 次に、メッセージ転送処理について、図13及び図14
に示したフローチャートを参照しながら説明する。この
メッセージ転送処理ルーチンは、メイン処理ルーチンの
ステップS16からコールされる。
【0071】このメッセージ転送処理では、先ず、受信
動作が停止される(ステップS60)。これは、例えば
デコーダ31の動作を停止させることにより実現され
る。次いで、図示しないパーソナルコンピュータPCに
対して接続要求が送信される(ステップS61)。これ
は、パーソナルコンピュータPCとの間の通信路を確立
させるために、STXコマンドを発行することにより行
われる。その後、ステップS62を繰り返し実行しなが
ら、パーソナルコンピュータPCからのACK信号(受
付信号)が受信されるのを待つ。
【0072】この状態で、パーソナルコンピュータPC
からのACK信号が受信されたことが判断されると、通
信路が確立されたことが認識される。そして、データ転
送が行われる(ステップS63)。即ち、転送メッセー
ジエリア106から1つのメッセージが取り出され、パ
ーソナルコンピュータPCに転送される。次いで、転送
メッセージエリア106の全メッセージの転送が完了し
たかどうかが調べられる(ステップS64)。ここで、
転送が完了していないことが判断されると、シーケンス
はステップS63に戻り、以下同様の処理が繰り返され
る。
【0073】この繰り返し実行の過程で、ステップS6
4において転送が完了したことが判断されると、次い
で、「転送完了」のメッセージがLCD5に表示される
(ステップS65)。これは、CPU32が「転送完
了」の文字列を表す表示データを、LCDドライバ33
を経由してLCD5に送ることにより実現される。次い
で、「メッセージクリア?」のメッセージがLCD5に
表示される(ステップS66)。これは、CPU32が
「メッセージクリア?」の文字列を表す表示データを、
LCDドライバ33を経由してLCD5に送ることによ
り実現される。
【0074】次いで、操作部11のメッセージクリアス
イッチ11bがオンにさたかどうかが調べられる(ステ
ップS67)。ここで、メッセージクリアスイッチ11
bがオンにされたことが判断されると、メッセージクリ
ア処理が行われる(ステップS68)。この処理では、
転送メッセージエリア106の各セクタの内容、転送メ
ッセージセクタ管理エリア105の内容、メッセージフ
ァイル情報エリア102内の転送されたメッセージに対
応するメッセージファイル番号、メッセージファイル管
理エリア101内の転送されたメッセージに対応する記
憶エリア及びメッセージ格納エリア100の上記転送メ
ッセージに対応するメッセージファイル番号がゼロにク
リアされる。
【0075】次いで、メッセージファイル番号が更新さ
れる(ステップS69)。即ち、上記ステップS68に
おいてメッセージ番号格納エリア100のメッセージフ
ァイル番号がクリアされることによってディレクトリに
生じた空きを詰める処理が行われる。上記ステップS6
7で、メッセージクリアスイッチ11bがオンにされな
かったことが判断されると、ステップS68及びS69
の処理はスキップされる。
【0076】次いで、外部接続があるかどうかが調べら
れる(ステップS70)。ここで、外部接続があること
が判断されると、このステップS70を繰り返し実行し
ながら外部接続が解除されるまで、即ち、外部端子9に
接続されているケーブルが除去されることにより接続ス
イッチ10が開放されるまでウエイトする。そして、外
部接続が解除されると、受信動作を再開する処理が行わ
れる(ステップS71)。これは、例えば上記ステップ
S60で停止させたデコーダ31の動作を再開させるこ
とにより実現される。その後、シーケンスはこのメッセ
ージ転送処理ルーチンからメイン処理ルーチンのステッ
プS17に戻る。
【0077】以上の処理により、外部端子9に例えばケ
ーブルが接続されることにより、転送メッセージエリア
106に格納されている全てのメッセージが自動的にパ
ーソナルコンピュータPCに送られるので、パーソナル
コンピュータPC側から転送されるメッセージを選択す
る必要がない。また、メッセージの転送が完了した時
に、転送メッセージエリア106の内容を消去するかど
うかを使用者が判断できるので、転送が失敗した場合等
に対応可能である。
【0078】(5)手動登録処理 次に、手動登録処理について、図15及び図16に示し
たフローチャートを参照しながら説明する。この手動登
録処理は、通常メッセージエリア104に記憶されてい
る通常メッセージを、マニュアル操作によって転送メッ
セージエリア106に登録するために行われる。この手
動登録処理ルーチンは、メイン処理ルーチンのステップ
S19からコールされる。
【0079】この手動登録処理では、先ず、転送メッセ
ージエリア106に空きセクタが存在するかどうかが調
べられる(ステップS80)。これは、転送メッセージ
セクタ管理エリア105に、「0」にセットされている
記憶エリアが、転送しようとする通常メッセージが占有
するセクタ分だけ存在するかどうかを調べることにより
行われる。
【0080】ここで、空きセクタが存在することが判断
されると、その空きセクタのセクタ番号が取得される。
次いで、上記ステップS80で取得されたセクタ番号が
メッセージファイル情報エリア102へ再登録される
(ステップS81)。次いで、メッセージファイル管理
エリア101が更新される(ステップS82)。即ち、
メッセージファイル管理エリア101の、上記セクタ番
号が登録されたエントリのメッセージファイル番号に対
応する記憶エリアに「1」がセットされる。
【0081】次いで、通常メッセージが転送メッセージ
エリア106に転送される(ステップS83)。即ち、
通常メッセージエリア104に格納されている通常メッ
セージが読み出され、上記取得されたセクタ番号で指定
されるセクタに格納される。次いで、通常メッセージセ
クタ管理エリア103が更新される(ステップS8
4)。即ち、通常メッセージセクタ管理エリア103
の、上記通常メッセージが格納されているセクタ番号に
対応する記憶エリアが「0」にクリアされる。
【0082】次いで、転送メッセージセクタ管理エリア
105が更新される(ステップS85)。即ち、転送メ
ッセージセクタ管理エリア105の、上記取得されたセ
クタ番号に対応する記憶エリアに「1」がセットされ
る。次いで、転送された通常メッセージがクリアされる
(ステップS86)。その後、シーケンスはこの手動登
録処理ルーチンからメイン処理ルーチンのステップS1
1にリターンする。
【0083】上記ステップS80で転送メッセージエリ
ア106に空きセクタが存在しないことが判断される
と、次いで、通常メッセージエリア104に空きセクタ
が存在するかどうかが調べられる(ステップS87)。
ここで、空きセクタが存在しないことが判断されると、
登録処理が中止され(ステップS88)、その後、シー
ケンスは、この手動登録処理ルーチンからメイン処理ル
ーチンのステップS11にリターンする。
【0084】一方、空きセクタが存在することが判断さ
れると、通常メッセージを転送メッセージに変更するた
めに、メッセージファイル情報中の該当するエントリの
フラグがセットされる(ステップS89)。その後、シ
ーケンスは、この手動登録処理ルーチンからメイン処理
ルーチンのステップS11にリターンする。
【0085】以上の処理により、通常メッセージエリア
104に格納されているメッセージを転送メッセージと
して転送メッセージエリア106に転送することができ
るので、通常メッセージであっても消去したくないメッ
セージをパーソナルコンピュータPCに転送して保存す
ることができる。
【0086】なお、上記の実施の形態では、転送メッセ
ージを転送メッセージエリア106に蓄積し、外部端子
9にパーソナルコンピュータPCが接続された場合に、
転送メッセージをパーソナルコンピュータPCに転送す
るように構成した。しかし、外部端子9にパーソナルコ
ンピュータPCが常に接続されている場合は、受信され
た転送メッセージをそのままパーソナルコンピュータP
Cに転送するように構成することもできる。この構成に
よれば、メッセージ容量チェック処理が不要になる。ま
た、転送メッセージエリア106の容量も大幅に縮小で
きる。
【0087】以上説明したように、本発明の実施の形態
に係る外部端子機能付き無線選択呼出受信機によれば、
転送メッセージメモリに蓄積されたメッセージの量が、
予め設定された量に達した時に、該転送メッセージメモ
リの内容をパーソナルコンピュータPC等に転送するよ
うにスピーカの鳴音及びLCDへの表示で使用者に警報
する。使用者は、これに応答して所定の操作を行うこと
により、転送メッセージメモリの内容をパーソナルコン
ピュータPC等に転送できる。これにより、メッセージ
メモリに記憶されているメッセージが、使用者が知らな
いうちに消去されてしまうのを防止できる。
【0088】また、外部に転送されるメッセージ専用の
転送メッセージメモリが設けられているので、外部に転
送されない通常メッセージが受信されても、転送メッセ
ージメモリの内容は影響されない。また、パーソナルコ
ンピュータPC等に転送されるメッセージを格納するメ
ッセージメモリが予め確保され、そのメッセージメモリ
内に受信されたメッセージが格納されているので、パー
ソナルコンピュータPC側から転送されるメッセージを
選択する必要がない。
【0089】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
受信時刻の古いメッセージが消去されるのを防止できる
外部接続機能付き無線選択呼出受信機そのメッセージ転
送方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る外部接続機能付き無
線選択呼出受信機の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した制御部の詳細な構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】図2に示したデコーダから得られる受信データ
の形式を示す図である。
【図4】図1に示した記憶部に形成されるメッセージ格
納エリアの構成を示す図である。
【図5】図4に示したメッセージ格納エリアの一部であ
るメッセージ番号管理エリアの構成を示す図である。
【図6】図4に示したメッセージ格納エリアの一部であ
るメッセージファイル管理エリア及びメッセージファイ
ル情報エリアの構成を示す図である。
【図7】図4に示したメッセージ格納エリアの一部であ
る通常メッセージセクタ管理エリア、通常メッセージエ
リア、転送メッセージセクタ管理エリア及び転送メッセ
ージエリアの構成を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態に係る外部接続機能付き無
線選択呼出受信機のメイン処理を示すフローチャートで
ある。
【図9】本発明の実施の形態に係る外部接続機能付き無
線選択呼出受信機のメッセージ格納処理(その1)を示
すフローチャートである。
【図10】本発明の実施の形態に係る外部接続機能付き
無線選択呼出受信機のメッセージ格納処理(その2)を
示すフローチャートである。
【図11】本発明の実施の形態に係る外部接続機能付き
無線選択呼出受信機のメッセージ格納処理(その3)を
示すフローチャートである。
【図12】本発明の実施の形態に係る外部接続機能付き
無線選択呼出受信機のメッセージ容量チェック処理を示
すフローチャートである。
【図13】本発明の実施の形態に係る外部接続機能付き
無線選択呼出受信機のメッセージ転送処理(その1)を
示すフローチャートである。
【図14】本発明の実施の形態に係る外部接続機能付き
無線選択呼出受信機のメッセージ転送処理(その2)を
示すフローチャートである。
【図15】本発明の実施の形態に係る外部接続機能付き
無線選択呼出受信機の手動登録処理(その1)を示すフ
ローチャートである。
【図16】本発明の実施の形態に係る外部接続機能付き
無線選択呼出受信機の手動登録処理(その2)を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 無線部 3 制御部 4 記憶部 5 LCD 6 増幅器 7 スピーカ 8 電源スイッチ 9 外部端子 10 接続スイッチ 11 操作部 31 デコーダ 32 CPU 33 LCDドライバ 34 ROM 35 タイマ 40 内部バス

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部装置に接続するための接続部と、 受信されたデータに含まれるメッセージを、該データに
    含まれる呼出番号に基づいて前記外部装置に転送される
    転送メッセージと前記外部装置に転送されない通常メッ
    セージとに仕分ける仕分手段と、 該仕分手段によって仕分けられた通常メッセージを記憶
    する通常メッセージ記憶部と、 該通常メッセージ記憶部に記憶された通常メッセージを
    表示する表示部と、 前記仕分手段によって仕分けられた転送メッセージを記
    憶する転送メッセージ記憶部と、 該転送メッセージ記憶部に格納されているメッセージを
    前記接続部に接続された外部装置に転送する転送手段、
    とを備えた外部接続機能付き無線選択呼出受信機。
  2. 【請求項2】前記転送メッセージ記憶部の使用率を所定
    時間間隔で検査する検査手段と、 該検査手段における検査の結果、前記使用率が所定値よ
    り大きくなった場合に警報を発生する警報手段、とを更
    に備えた請求項1に記載の外部接続機能付き無線選択呼
    出受信機。
  3. 【請求項3】前記警報手段で発生される警報は、鳴音及
    び/又は表示である請求項2に記載の外部接続機能付き
    無線選択呼出受信機。
  4. 【請求項4】通常メッセージを転送メッセージに変更す
    べき旨を指示する指示手段と、 該指示手段による指示に応じて、前記通常メッセージ記
    憶部に記憶されている通常メッセージを前記転送メッセ
    ージ記憶部に移動して転送メッセージとして登録する登
    録手段、とを更に備えた請求項1乃至請求項3の何れか
    1項に記載の外部接続機能付き無線選択呼出受信機。
  5. 【請求項5】前記転送メッセージ記憶部が満杯になった
    場合に、前記仕分手段によって仕分けられた転送メッセ
    ージを前記通常メッセージ記憶部に記憶させる制御手
    段、を更に備えた請求項1乃至請求項4の何れか1項に
    記載の外部接続機能付き無線選択呼出受信機。
  6. 【請求項6】前記外部装置に転送された転送メッセージ
    を前記転送メッセージ記憶部から消去すべきかどうかを
    指示する消去指示手段と、 該指示手段により消去すべきことが指示された場合に、
    前記外部装置に転送された転送メッセージを消去する消
    去手段、とを更に備えた請求項1乃至請求項5の何れか
    1項に記載の外部接続機能付き無線選択呼出受信機。
  7. 【請求項7】外部装置に転送される転送メッセージを記
    憶する転送メッセージ記憶部と、 前記外部装置に転送されない通常メッセージを記憶する
    通常メッセージ記憶部、とを有し、 受信されたデータに含まれるメッセージを、該データに
    含まれる呼出番号に基づいて転送メッセージと通常メッ
    セージとに仕分け、 該仕分けられた通常メッセージを前記通常メッセージ記
    憶部に記憶し、 該通常メッセージ記憶部に記憶された通常メッセージを
    表示し、 該仕分けられた転送メッセージを前記転送メッセージ記
    憶部に記憶し、 該転送メッセージ記憶部に記憶された転送メッセージを
    前記外部装置に転送する、無線選択呼出受信機のメッセ
    ージ転送方法。
  8. 【請求項8】前記転送メッセージ記憶部の使用率を所定
    時間間隔で検査し、 該検査の結果、前記使用率が所定値より大きくなった場
    合に警報を発生するステップを更に備えた請求項7に記
    載の無線選択呼出受信機のメッセージ転送方法。
  9. 【請求項9】前記警報は鳴音及び/又は表示である請求
    項8に記載の無線選択呼出受信機のメッセージ転送方
    法。
  10. 【請求項10】通常メッセージを転送メッセージに変更
    すべき旨を指示し、 該指示に応じて、前記通常メッセージ記憶部に記憶され
    ている通常メッセージを前記転送メッセージ記憶部に移
    動して転送メッセージとして登録するステップを更に備
    えた請求項7乃至請求項9に記載の無線選択呼出受信機
    のメッセージ転送方法。
  11. 【請求項11】前記転送メッセージ記憶部が満杯になっ
    た場合に、前記仕分けられた転送メッセージを前記通常
    メッセージ記憶部に記憶させるステップを更に備えた請
    求項7乃至請求項10の何れか1項に記載の無線選択呼
    出受信機のメッセージ転送方法。
  12. 【請求項12】前記外部装置に転送された転送メッセー
    ジを前記転送メッセージ記憶部から消去すべき旨を指示
    し、 該消去すべき旨の指示に応じて、前記外部装置に転送さ
    れた転送メッセージを消去するステップを更に備えた請
    求項7乃至請求項11の何れか1項に記載の無線選択呼
    出受信機のメッセージ転送方法。
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